白馬鹿日記

2006年06月27日(火) いつもの風景

今日は客先で打ち合わせ。東京駅より遠いところに行くのは久しぶり。いや、電車でね。ヒキコモリ奴隷労働者としてはこういう機会も逃さず気分転換に利用すべくバイクでGOと思ったのだが、天気予報では夕方から雷雨のお告げ。仕方なく傘まで持って電車で行ったのに雨なんざ1滴も降りゃしねえでやんの。ま、梅雨時だしね。しかも雨男が傘持って出かけりゃ雨なんざぁ降らんよね。というワケで多摩地区が今日、洪水暴風雷増水土砂崩れなどの被害にあわなかったのは全て私のお陰です。住民全員、感謝するように。

というワケで、途中で見かけた光景を列挙すると、

 けっこう混んだバスの乗り口に立ち塞がったまま大声で競馬の話してるオッサン2人
 子供が待ってる信号を無視して渡る今風のオネーチャン
 おそらく4日は風呂に入ってない(当社比)サラリーマン
 周りが行列してるキップの自販機塞いだまま携帯で電話するオバハン
 築30年のアパートの外装並みに化粧厚塗りのどう見ても中学生くらいの餓鬼
 禁煙の看板の前でタバコ吸って地面に捨てるワケあり風オッサン
 ピアス薄化粧で百貫デブの高校生・しかも男

まあ他にも何だこいつはと思うのがいっぱいいたんだけど、おそらくそう感じるのは俺だけでいつも外出してる人にとっては当たり前の光景なんだろうなあ。やっぱり。むしろ、今さら何言ってんだ、ばーか、とかこっちが言われてしまいそうだけど、やっぱり変だと思っちゃうんだよなあ。最後のデブ男なんぞ電動車椅子のオバハン差し置いてエレベーターに乗ってたし。お前なんか腕立て伏せしながら歩け、とか思ってしまいますですけどねえ。化粧する暇があったら腹筋やれ、と。
ま、こういう事が気になるのはオッサンになった証拠かもね。ハァ。やだやだ。



2006年06月25日(日) やっぱタイヤではなかろうか、と

オランダは予定通り?、ホプキンス6位バーミューレン10位という結果。去年に比べりゃ格段に上がってるワケだけど、10周目くらいまでトップを追い回していてのが突然ズルズル下がるってのは悲しいやねえ、やっぱり。
言いたくないけどさあ、やっぱりタイヤじゃないのかねえ。リズラ・スズキは「カワサキのシンヤが2位に入っているのは、ブリジストンがいい仕事をしたから」とか何とか大人のコメントを出してるけど、あれだってゴール直前にエドワーズがコケたから2位なんであって、しかも5秒近い遅れで2位をキープできたのは後が抜き合いでツブシ合ってくれたから、という事もあるワケで。いや、それがカワサキと中野真矢選手の努力と健闘を貶めるなどとは微塵も思っていないし、むしろBSがもうちょっとしっかりしてくれていればトップ2の独走を許さなかったのではないか、などという不毛な妄想すら浮かんで来たり来なかったりするワケですよ。

ま、スズキもね、ここに来るまで3年かかってるワケで、BSに今すぐトップステージで通用するタイヤを寄越せというのが無理な注文だと言う事もわかりますけどね。でもまあ、もうちょっとその、何とか頑張って頂きたい、と。来年からまたレギュレーションが変わるし、そうなりゃスズキもまたどうなる事やらだけど、上向いてる今のうちに何とかお立ち台をと思うのはファンとしては仕方ない事であります。
お〜い、ビバンダム君。こっちへおいで〜。



2006年06月24日(土) イラク+大将軍様=チャンス到来

♪来るぞ〜くるぞ〜テポどんどん。
というワケで陸上自衛隊の撤収決定、おめでとうございます。とは言っても「帰っていいの?じゃあね。さいなら。」というワケには行かないので撤収作業にしばらく時間がかかる事でしょう。トラブルというのは、えてしてそういう時に起きるモンです。気をつけて帰ってきてください。家に帰るまでが遠足です。

で、そのワリを食うのが空自。ケツまくるイギリスの代わりにあちこち行かされる事になる。いやいや日本は平和主義、ニコニコしながらイラクのために働いていれば攻撃されるはずがない。なんて事は絶対ないワケで、SAM持った兵士が双眼鏡でコクピット覗いて笑ってるから打つの止めようなんて思うかっての。ヨソの国の言うところのイラクのため、が自国のためにならんと思ってる人たちがテロ行為に命を張ってるワケで、まあそういう主張があるという部分だけ見ると国家としては日本より健全なのではないかという気もするが、21世紀の戦争形態であるテロの現場に乗り込んで来るヤツの飛行機のマークがユニオンジャックだろうと日の丸だろうとマホメットの似顔絵だろうと中身が敵兵士への補給物資だったら落とすしかない。つまりこれはもう、戦闘で荒廃した国家の復興支援ではなく戦争行為(100歩譲ってもその支援)だという事だ。皆さん、日本は半世紀ぶりに戦争に参加します。打ちてし止まん勝つまでは。一億国民総火の車。小泉さんの最後っ屁は戦争解禁でありました。いやあ、やるなあ。

ま、決まっちまったんなら仕方がないからね。どうせなら長距離支援機が必要になったとか何とか言って、空中給油付きの戦闘機買い込んで、ついでに渡洋爆撃の訓練でもしてくりゃいいのよ。ドサクサ紛れに。何しろ今なら武装準備をしても言い逃れができる。テポドンの脅威に国民が納得できんとか何とか。それとも日本は黙ってミサイルの餌食になれとおっしゃいますか、とか涙ながらに訴えれば、その通りだ早く死ねと心の中で思ってはいても面と向かって言う国はそうはあるまい。北の大将軍様がミサイルを駆け引きに使うなら、それを逆利用してやるのもまた一興。日本に再武装する口実を与える事がミサイル以上の脅威だと思ってる国はいっぱいあるハズだぞ。長距離戦闘機買えて、北の将軍様もうっかりハッタリをかませなくなるという一石二鳥の政策。をを、ワシって天才。期間限定。今しかないぞ。急げっ!



2006年06月23日(金) Viva Holland!

何だなんだ。どうなってるんだ。とうとうポールだよ、スズキが。天変地異の前触れか?おまけに2位カワサキ3位ヤマハとフロントローにホンダが一台もいない。目出度いやら不気味やら。明日、オランダで何が起きるのか。こりゃ楽しみじゃわい。
・・・期待し過ぎかね、やっぱり。



2006年06月19日(月) Rizla Suzuki快調

というワケでスペインGPは4位&6位入賞。ジワジワと順位が上がってきておる。よしよし。とは言ってもまだお立ち台はないのだが、去年なんぞスタートしたらもう2度とテレビに写らなかったくらいだからねえ。スタートでゴチャゴチャしてカピロッシ、ジベルノー、メランドリと速い連中が抜けたというラッキーもあるが、やはり速くなって来てるんだろうね。きっと。後半戦に期待しましょうかね。

レースと言えばマン島TTで亡くなった前田選手、何だかあまりにも扱いが小さくないかねえ。日本の名誉のために(まあ、それだけじゃないんだろうけどさ)文字通り命を張って闘っていた人なのに。バイクレースなんざぁ報道しても誰も見やしねえ、とか思われちゃってるのかね。ワールドカップもあるし。でも、世界に飛び出し頂点を目指して闘っているのはサッカー選手だけではないのでありますよ。せめて、ヨーロッパの半分くらいでいいから関心を持ってもらいたいモンであります。
そういう意味では、石原都知事が三宅・八丈でのレース開催について「前田氏の死を無駄にしたくはない」と言ってくれたのは心強いコメントでありました。
前田選手、夢をありがとう。安らかに。



2006年06月12日(月) ワールドカップ開幕!

いやあ、えらい負けっぷり。(笑
最後にあそこまでヤラレんでもいいと思うんだがどうよ。



2006年06月09日(金) Windows Vista

Windows Vistaをインストール。海賊版じゃあないよ。(笑)
ISOイメージで3.3G。なかなかにデカい。その分きれいなグラフィックスや画面効果はてんこ盛り。てことはまあ、重いって事だよね。やっぱり。ちなみにインストールしたのはセレロン1.6G+512MBメモリーという、今ではかなり虚弱なスペックのノート。そのせいもあるのだろうけれど、やはり動作が鈍いというか渋いというか。2K系の表示にもしてみたが、まあ少しはマシかなという程度。オンラインファイルのアクセスにやや妙な動作があったが、これはβ版のせいでしょうかね。それ以外は今のところ動作快調。
気になるのはメニューバーが大きく変わった事と、何かするたびに確認を求められまくるセキュリティ。メニュは表示を変えればいいしセキュリティはレベルを落せばいいんだけど、意味ないじゃん。それじゃ。もうちょっと洗練して欲しいところでありますな。
あとはマインスィーパーが妙に派手派手になったことかな。現行バージョンを保存しとかにゃ。



2006年06月03日(土) そりゃウルサイけどさ

久々にバイク屋へ。いや、2ヶ月ぶりならそうでもないか。ほとんどヒキコモリな今日この頃。
何をしに行ったかと言うとリアブレーキパッドの交換。リプレースパーツで面積が狭いせいかライフが短い。ま、大して高いモンじゃないからいいんだけどね。停まるほうは金を惜しむと命に関わるし。
で、店が暇なのをいいことに(いいことなのか?)しゃべりこんでいると、「どうやらまた音量規制がキビシクなるかも」という話になった。
現在、自動二輪の音量規制は年式によって近接排気騒音が94〜99dbである。これを新車並み、という事は80db後半にしようとしているらしい。例えば新基準を88dbとすると現行車種からさらに6db下がるワケで、何だたったの6%じゃねえかなどと思ったら大きな間違いであり、db単位においては3db変わると音のエネルギーとしては2倍の差があるのだ。つまり現行の1/4にしろと言っているワケであり、この辺は実は私もさっきネットで見て知ったばかりなのだが実に無茶苦茶な話と言って良い。現行の規制値というのは音量はもちろん排ガス規制も世界でトップクラスのキビシさであり、それをさらに減らせと言っておるのだ。何を考えているのだろう。

さらに言えば測定方法もどんなモンかと思わざるを得ない。近接排気騒音というのは「停車時にエンジン、排気管から発生する騒音」であり、「最高出力時の回転数の75%(最高出力時の回転数が5000回転以上の場合は50%)の回転数で、排気流方向から45度、排気管から0.5m離れた場所の音を測定」するとされている。俺のバイクで言えば最大出力の7500÷2=3750rpmだが停車時にそんな馬鹿みたいな空ぶかしをし続けた事など無いし、それをわずか50cm離れたところで五月蝿いウルサイと文句を言いながら聞いてるヤツなどというのを見た事はもっと無い。これが走行中でトップギアだと速度がだいたい110km/h、10年落ちの国産のネイキットでもすでにスピード違反の回転域である。法規的にはそこまで回せる場所が無いのだ。それをまあ、いったいどんな車種を餌食にしようと思ったのか知らんが125超の短気筒からリッター超マルチまでを十把一絡げに規制しようというのをおかしな話と言わずに何と言おうか。せめて排気量&エンジン形式毎に規制値を分けるくらいの事はして頂きたいものだ。


短亀頭いや短気筒のバタバタ君にケチをつけた時にも書いたのだが、問題は音量より音質なのだ。無論、音量は無制限でよろしいなどと言うつもりは全く無い。世界に誇れる厳しい規制を施行している現在の状況は立派なものと言って良い。ただ、その音量の範囲でも良い音もあれば気にならんという音もあり金属バットを持って外に飛び出したくなる音もある、という事だ。元バンドマンとして言わせていただくならば、そこそこ弾けるヤツがピアノを叩く、いや弾くとあっという間に100dbくらいは出てしまう。で、そこそこ弾けるヤツのピアノ演奏を雑音だと言ったら、賛成反対比はせいぜい8:2というところだろう。これが何を意味するかと言うと、大勢が素晴らしいと思う音でも耳障りだと思うヤツはいるし、逆にどんな音でも悪く無いもしくは気にならないと思うヤツもいる、という事だ。二輪車の排気音に関してはもちろん少数派だろうが、たまたまバイクの音の嫌いなヤツが法案提出できる立場にいたというだけで無茶な要求を押し付けられてはかなわない。これが通ったら日本人が実用化した二輪マルチの集合管を細々ながらもパーツ産業として定着させたメーカーの多くが立ち行かなくなる事は必至である。小規模産業などどうなってもかまわない、というのが行政府のスタンスだとしたら、この国にもう未来はないのだよ。



2006年06月01日(木) どこに駐めましょうかね

改正道路交通法の駐車違反取り締まり強化がいよいよスタート。初の週末を含む今週だけでどれくらい違反件数が増えるんでしょうな・・・などとヒトゴトのように言ってられなくなったワケですよ。バイク乗りも。
今さら言うまでもないが、バイクOKの駐車場というモノがない。どこぞのページによればバイクOKの都内の時間制駐車場は1600台分だけだそうな。これがマジなら数えた人にご苦労さんと言いたいが、毎日新聞だったかかな。すぐ上にナバホ族には薄毛がいないとか書かれているとそれだけで信憑性を疑いたくなるが、まあこれは私がハゲでヒガミっぽいせいであり毎日新聞社の落ち度ではない。で、その1600台分の駐車エリアを巡って毎週末バイク乗り同士の時に流血を見る熾烈な戦いが繰り広げられているのかというとそういう事はなくて、な〜んの疑問も無くその辺に路駐かましてるワケですよ。私を含めて。それが当然、という態度でね。

なぜか?なぜバイクはそういうモノ、になってしまったのか?

本来ならその辺を深く探求して根本原因を取り除く事で結果としての違法駐車をなくす、というのが正しい人の道なんでしょうけど、交通社会においてはその理念及び安全円滑な運営を管理するところである警察を筆頭に末端は昨日免許を取ったばかりの頭の悪い餓鬼まで、バイク乗りを除くほぼ全ての交通社会参画者がバイクを四輪と同格とは認めていないので当然、人間扱いはしてもらえない。ま、それが原因でもあるんだけど。止まってるバイクを指して駐車ではなく駐輪と称しているのがその一例。車じゃなくてワッパ扱いなんですよ。ええ。くそったれめ。などと怒ってもしかたがないのだが、そういう思想というか刷り込みというか思い込みが駐車に限らずバイクが被っているさまざまな不利不満危険損失の一因になっている事を考えるとそろそろ何とかせにゃイカンな、と思ったりするワケです。

そう思った人はここをクリック、これで全ての悩みが解決しますなどというウマいハナシはバイクにせよハゲにせよあるワケがなく、じゃあ今回の駐禁対策をどうすれば良いかと言うとこれはもう、駐車場をバイクに開放していただくしかないワケです。何だ、簡単じゃん。で、それを推進すべく改正駐車場法というものが成立したのですが、「年内にも施行される見通し」と何だか頼りない状況。駐車禁止の取り締まり強化にあわせて明日から施行、対応しない駐車場は市中引き回しの上打ち首獄門くらいの事は言って欲しいモノだが、駐車場を引き回すノウハウが日本の警察にはあまりないらしく残念ながら「年内にも施行される見通し」という悠長な状況のまま摘発だけがキビシクなってしまったワケです。でもさあ、これってどうよ?

結局さあ、乗るなッて言ってるのと一緒じゃん。バイクってのは狭苦しい日本の都市部にはピッタリの乗り物だと思うし、世界のトップシェアを日本のメーカーが占めている産業でもあるわけだし、なのにそのお膝元での扱いが四輪と自転車の間のハンパモノというのはあまりと言えばあまりのお沙汰。絶対数が少ないから、というのは票にならねえモンは後回しと言ってるに等しいと思うんだけどね。どうですかね。政治屋の皆様。多数優先が民主主義、などと訳知り顔で言うのかもしれませんが、それだって「少数意見にも同等の主張の機会を与えた上で検討した結果の多数」という前提があるんですぜ。バイク乗りにそういう機会がありましたかね。昭和32年の駐車場法制定から今までに。

ま、ここにこんな事書いたってどうせ誰も読んじゃいねえんだけどさ。こと駐禁に関してはバイクの受難は始まったばかり、救済策もとりあえず年内は全くなしというのはやはり、愚痴らずにはいられない状況であります。てかまあ、四輪のほうもあんまりヒステリックかつ教条的な取り締まりはどうかと思うけどね。必要な駐車、ってのもやっぱりあるんじゃないのかね。


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