白馬鹿日記

2004年09月23日(木) 俺はハード屋にはなれんなあ

Linux三昧の日々。てかもうウンザリ。いや、Linux自体は興味ありますよ、そりゃ。良くできてるし、カーネルの中をイジれるなんてのはDOS以来で実に楽しい。問題はハード。組み込みでしかもかなりクセのある(というのはパソコンばっかりいじってきたプログラマから見て、だが)シロモノでどうも構築がままならない。ブッ速いCPUと広大なメモリー、埋めども尽きぬHDDが当たり前の環境に慣れてしまったのがイカンのかもしれんが、その昔、残りバイト数を勘定しながらマシン語モニターでHEXコードをそのまま埋め込んでいた時代でもとりあえずソフトが(正しく作りさえすれば)動く保証があったわけだ。ところがワンオフのボードにはそれがない。てかそれを実証するのも仕事のうちであり、私の経験に鑑みるとこれはソフト屋の仕事じゃねえぞ、と泣き言を言いたくなるわけだ。おまけに時間だけはたっぷりくれると言っていたのに発注元から催促が云々などと言われればなおさらである。ブチ切れそうになる自分を抑えるために歌などを歌いながら、OS搭載のための徹夜の日々は続く。

♪ひとつ載んでは金のため〜、ふたつ載んでも金のため〜、みっつ載んでも。あっ、また落ちやがった。



2004年09月18日(土) 祝!プロ野球スト突入

丸の内のoazoを見に行く。正確には中に入っている丸善書店を、だ。散歩がてらにブラブラと、oazoの影響か早くも閑古鳥のさえずりが聞こえてきそうなCOREDOの前を通り、JRのガードをくぐる。う〜ん、いるいる暇人共が。先週の週末まではこんなとこ、通行人なんぞは白神山地の奥のほうくらいの数しかいなかったのに。まあ俺もそのひとりだ。文句は言うまい、と思いつつビルに入るとうわ何だこの人ごみは。何だか知らんがニコニコしながらアサッテのほうを見て歩くやつらばかりで通路をまっすぐ歩く事もできん。とりあえず前くらいは見ろやボケが。ものすごい行列がエスカレーターのところにできており、何の店かと思ったらそこが丸善だった。本屋ってのはいつからこんなに流行るようになったんだ?それでも中に入り店舗案内を見ると技術書は3階となっておる。あの行列エスカレーターに乗らないとオライリーが買えないのか。諦めて店から出るとそこにもエスカレーターがあり、こっちは並ぶほど混んではいない。何が違うんだ。あっちに乗ると金でももらえるのか。アサマシイ事を考えつつ3階に上がるとやはり人ごみで、おまけにレジにも行列が。くそ。何で金を払うのに行列しなきゃならねえんだ。腹が立ったので丸善を諦め、八重洲BCへ移動。本屋から手ぶらで出てくる事は滅多にないのだが、行列は嫌いなのよねん。

あれ、気のせいかいつもより空いてるね。丸善に取られたか。店としては辛いところだろうが客としてはありがたい。カーネルの起動シーケンスの解説書と文庫を数冊、雑誌2冊で1万円が飛んだ。飛んだと言いつつ惜しいとは思わないから不思議。たとえば留守番機能が壊れた自宅の電話機。買い換えようと思えば1万円でオツリが来るのだがもったいなくて買い換えようとは思わない。留守番機能が壊れるという天恵をわざわざ金を払って捨てるような馬鹿な事はできん、という事もある。だいたいねえ、留守の時に掛かって来た電話まで面倒見れんよ。いる時に掛けりゃいいでしょ。いるかどうかわからん、てか。電話して確かめろや。

日本プロ野球界初のストライキ、おめでとうございます。選手も人間であり野球盤の駒扱いは我慢できん、という事を経営側に理解していただく良いチャンスでしょう。と同時に、ストの影響で収入の途絶えた無名選手の事も考えてあげて下さいね。スター選手にしてみれば多少の減収は屁でもないでしょうけど、皆がみなそうではないわけだし。自分たちの発言や意思決定の影響力の大きさと、その影響が経営側やファンばかりにあるのではない、という事を再認識するチャンスにもしていただければ無駄なストにはならないと思いますので。でないと日本のプロ野球の将来を支える選手のやる気まで失くしちゃいますよ。



2004年09月15日(水) これが俺の値段なのか?

社会保険庁のHP(http://www.sia.go.jp/)で将来もらえるであろう年金額の試算ができる、とテレビで見てさっそく試してみた。加入期間やらこれから先加入しているであろう期間、厚生年金加入期間(があれば)等を入力するとすぐに金額が出る仕組み。ちょっとしたゲームか占いかという気分で入力してみると・・・出たよ出ましたよ地獄の沙汰が。

            月額7万円

いきなり現実の世界に引き戻してくれる魔法の金額、いやさ悪夢の金額。何ですか7万円というのは。月に7万でいったい何をどうしろとおっしゃる。ましてやこれが、今から20年ほど後に頂ける金額とくればもう、その価値は今で言ったらせいぜい5万円てトコでしょ。それでいったい何ができると。この額じゃ下手すりゃアパートの家賃にもならんだろうが。蓄えのないヤツは路上生活か。それでもタバコを吸ったら1日3食まともなメシも食えんぞ。年金生活者なんて言葉はいったいどういう意味なんだおい。姥捨山の入山料ってか。おまけにこれ、試算額であって支給を保証するものではありません、と来たモンだ。隙あらばもっと減らしてやろうという意図が見えみえじゃん。これじゃ馬鹿らしくて年金払わないヤツも出てくるわなあ。トシ食って用済みになって、あとは死ぬのを待つだけのために今の収入を減らしたくはないもんなあ。じゃあそれまでに貯金を、と思ってもそんな余裕は税金で掠め取られてあるワケがない。真面目に払ってるヤツが馬鹿を見てると言われても仕方がないよなあ。映画のセリフじゃないけど、俺が国の事を思っているほど、国は俺の事を思ってくれてはいないんだなあ・・・

本気で払うのがイヤになってきたぞ。どうするどうする?



2004年09月12日(日) 怒りのお墓参り

祖母上の3回忌でお墓参り。朝からいい天気だったのでバイクで行く。帰ってくる頃にはカムの慣らしも終わってるし、お墓参りならそう急ぐ気にもならないだろうし。
・・・と思ったんだけどねえ、やっぱりムカツクのよ。お前だお前。人の前に割り込んどいてトロトロ走りやがる馬鹿車。ゆっくり走りてえんだったら何だって割り込むんだこのアホ。いいか、これが慣らし中でなけりゃなあ、右の手首をな、あと5mmひねりゃお前らなんぞミラーの染みに。あ、これ前にも書いた記憶が。しかし何度やられても腹が立つのだから仕方がない。身に覚えのあるヤツは注意するように。

それに輪を掛けて腹が立つのがくそのようにうるさい愚鈍スクーター共。すり抜けもできねえくせに何だって交差点で前に出やがる。手前のその2輪耕運機でフルチューンのリッターバイクに先行できるとでも思ってやがるのか。え。ばたばたばたばたポン!とか魯鈍音を立てやがって。キャブのセッティングも満足にできねえ痴呆がマフラーなんぞ換えるなっての。ただうるさいだけじゃないんだぞ。うるさい上に遅いからいつまでたってもうるさいまんまだ。どうするつもりだこら。恥を知れ恥を。知りまくって恥死にしやがれ。

映画「ユーガットメール」を観る。今更かい、と言われそうだが仕方がない。私以外の人は全員知ってる事だが、AOLのCFでもあったりする。とはいえ、メグ・ライアンとトム・ハンクスが出てればこれはもう、傑作と言わざるを得ないわけで、まあ境遇を考えれば最後のオチは素直すぎる感もあるが、それでもやっぱり面白い。今ごろ観ておいてメグ・ライアンが好きもヘッタクレもあったもんではないけどねえ。ところでこのヘッタクレって何なんだ???



2004年09月11日(土) 段取り悪くて仕事が進まねえけどいいのかね・・・

映画「スクールオブロック」を観る。今更かい、と言われそうだが仕方がない。シナリオは実にシンプルだし最後の展開もバレバレなのだが、こういう映画に複雑さを求める必要はないわけで、素直に楽しませて頂いた。ただ、時代錯誤的な感は、ねえ。だからいいんだ、という事なのかもしれんけど、Zepとかピンと来るのかねえ、今の若い人たちって・・・?



2004年09月08日(水) 気温の変化についていけない・・・

くそお、また風邪を引きやがった。気温の変化に実に敏感に感応するモンだ。これはやはりトシを取ったということなの、だろうなあ。ああ、嫌だいやだ。

「油田爆破」トム・クランシー&スティーヴ・ピチェニックを了読。オプ・センターシリーズの文庫の最新版。さすがにこれだけ書きまくるとパターンが鼻につく感もあるが、それを織り込んでもやっぱり面白い。クライシス・ノベル界の大藪春彦などと表現すると両方のファンから殴られそうだが、独自のパターンを築き上げそれが成功しているという意味では同じだろう。ううん、コジツケっぽいな。何でもいいから早いとこ次作を訳してくれ。読みたくてたまらんぞ。



2004年09月05日(日) ジェフリー・アーチャーの快作(怪作?)

雨にも負けず、買い物で秋葉原へ。知り合いから頼まれたキーボードを購入。やはりコンピュータ業界の人間の多くはキーボードに思い入れがあるようで。作家がペンを選ぶように、とは言いすぎだろうがやはり毎日何時間も触り続けるものなので、好みに妥協はできないのだ。とはいえ私好みの、ストロークが深くてカチカチうるさくてやや重めのキータッチのものはどんどん減っていくばかり。どっかに昔のIBM製のキーボード、ないですかねえ。ちょっとくらい高くても買いますぜ。あれ、最高だったんだけどなあ・・・

「獄中記・地獄編」ジェフリー・アーチャーを了読。元は保守党の副幹事長を務めていた政治家であり、サーの称号を持ち、もちろん、読書家ならその名を知らぬ者のいない(よね?)サー・ジョンの刑務所収監記。収監先が決まるまでのカテゴリーA刑務所での22日間の記録で、3部作の第1作になるらしい。悲壮感と笑いの両方を交えつつ、刑務所内の実態と問題を作家ならではの眼と筆で書き上げてある。実に興味深くも面白い作品。第2作はもう発売されているのかな。これは全作、読まずにはいられない。



2004年09月04日(土) 占拠事件解決、なのかな

ロシアの学校占拠は一応の解決を見た様子。突入決行は「偶発的」なものだったらしい。遺体や怪我人の収容をテロリスト側との合意の上で行っていた時に何らかの爆発?があり、それをきっかけに逃げ始めた人質に対して銃撃を始めたのが突入に繋がった、とか。本当にそういう状況では選択肢はなかったのかもしれない。それにしても人質約1000人のうち1/3以上が死亡とはいかにも惨い。民族主義を煽るイスラム原理主義者の活動は想像以上に活発かつ強硬なもののようだ。神の名を汚さないためにも、イスラム教を国教とする各国政府の対応に期待したい。

阪神は巨人にも負けて4連敗。ハァ、情けないねえ。この状況で巨人に負けてどうするのよ・・・



2004年09月03日(金) オトトシから進歩してねえぞ

ううむ、やはり奇跡は起こらなかった。中日にみごと3連敗。なぜこういう事になる。あの8連勝は何だったんだ。まるでシナリオがあるかのような負けっぷり。もしかしてこれは作戦か?巨人にチャンスを与えるくらいなら泥をかぶろうという策略なのか?だとすると8連勝はその代償か。だったらまあ、それはそれで悪くもないが・・・などと真剣に考えてはいけない。巨人のケツを蹴っ飛ばすまでは手抜き無用。何とかしろっ!

ロシアの学校占拠、また突入に出ましたなあ。作戦のズサンさといい犠牲者覚悟の決行といい、まさに2年前の劇場占拠事件の再来。なぜこうも無計画に突入するのか不思議ですらあるが、やっぱりこれがロシアらしいのかもしれない。しかしなあ、もうちょっとマトモな作戦参謀はおらんのか。え。こら。ロスケ共。無論、テロリストとの交渉には応じないという態度は偉い。わが日本にはそういう根本的な姿勢すらあるのかどうか疑わしいわけで、それに比べれば態度としては実に立派だ。とはいえもうちょっとやり方というものがあるような気はするよなあ。世界に名だたるロシアKGB、あんまり名を落とすなよ。


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