◆透明の螺旋◆

2014年03月19日(水) PlasticTree Tour2014「echo」2014年3月18日渋谷AX

皆さんの衣装はだいたいechoのアー写衣装がベースで
黒の無地で統一されてました。
竜太朗さん…トップスは黒ロングジャケットに黒地に白プリントのカットソー
      ボトムスは黒のスキニーに足元黒ブーツ
正さん…トップスは黒ドレープカットソーに黒ショート丈ジャケット
    ボトムスは黒のプリーツスカート?にスキニーに
    足元黒エンジニアブーツ
ケンケンさん…トップスはechoアー写のグレーシャツ
       ボトムスは黒のスキニー?サルエル?と足元黒スニーカー
アキラさん…トップスはデコルテの開いた黒カットソーに
      黒のロングジャケット?かカーディガンに黒スキニー
      足元は黒いサンダル
皆さんアンコール1回目で黒のツアT、アンコール2回目は
白の20周年Tで出てこられました。

今回は大型の舞台セットとかは無くてシンプル設計。
ケンケンさんのバスドラがツアータオルと同じ
ヴィクトリアンな感じのペン画の柄になっていて可愛らしい。
客電が落ちると「木霊」に乗せて
骨だったり空想上の生物だったり
草花だったりギロチンやら宗教画のような絵が
次々と背後に映し出されて
最後にバンドロゴとツアータイトルを形成したのち
メンバーが現れる。
(舞台中央にカーペット敷いてありました)


セットリストは、

木霊(SE)

眠れる森
曲論
讃美歌
ピアノブラック
輪舞
水色ガールフレンド
雨音
瞳孔
あバンギャルど
嬉々
秘密のカーニバル
藍より青く
メランコリック
影絵
3月5日

en1.
リプレイ
春咲センチメンタル

en2.
puppet talk
Ghost

echo曲は曲に入る前に背後のスクリーンに曲名が映し出される。


あとはMCとか。

竜:やあやあやあ。やあやあやあ(以下略)
  プラスティックトゥリーです。
  今日はツアー二日目?…ってもう喋る事無いんですけど(汗)
  えーっとここは渋谷です…渋谷AX。
  
竜:echoツアーと言う事で、echo聴いてきた人?(手上がる)
  え、ほんと…?嘘はバレますよ!
  …それではPlasticTree結成20周年樹念
  echoツアー「ありがとう渋谷AX編」はじまりはじまり

正:イエーイ!こんばんわAX…こんばんわ…AXっ!
  …こんばんワックス!(こんばんわ+AX?)
  えーっとPlasticTreeでーす。
  echoツアー2本目という事で渋谷楽しんで行きたいと思います。

正:思い出すとけっこうここ渋谷AXは思い出の深いライブが多くて、
  例えば、このメンバーが揃った段階でも
  割と早い段階でライブしてて、
  あの時まだケンちゃんは謎の男だったような…(笑)

竜:ちょっとその辺の記憶を取り戻すには時間かかりますね(汗)

正:と言う事でこの思い出深いAXで
  今夜echoというミニアルバムを引っさげて
  皆さんと楽しんで行けたらなーと思ってるんで
  宜しくお願いしまーす。あ、いろんな曲もやるんですけどね、
  echoを中心にね…ではどうか楽しんでってくださーい!

竜:それでは聴いてくださーい「雨音」
(→シリアスに曲始まる…と見せかけて
 出だしドラムソロ入りそこねた?のか、
 音が止まってしまい???と思ってたら)
ケ:…ごめんなさーい!!!(絶叫)
竜:…ハイ、では気を取り直して(笑)
正:そーだ、ケンちゃん自分で曲紹介すれば?
ケ:(ドラムの前方に付いてるマイクに身を乗り出して)
  それでは聞いてください!「雨音」

竜:楽しんでますかー?あ、ハイ。
  俺らは新曲だらけの中を
  緊張感溢れるライブを行っているんですが…
  渋谷楽しんでるー?(絶叫)

竜:楽しいっスね。まぁあの、俺らくらいのキャリアになると
  間違える事も楽しんで…ついて来れるかなぁ?
  この早い変化を遂げた俺たちを。
正:俺さっきけっこう焦ったけどね(笑)
竜:俺も既に4回ぐらい心臓が口から飛び出そうになりました。
正:どんなにキャリアがあっても、怖いですよね間違えるのは…。
竜:そーだ、アキラさんはどうですか?
明:今日?楽しいよ?思いっきしリラックスしてやってるよ?
  キャリアがそうさせるのか…春一番がそうさせるのか…(笑)
  
明:あのー。ライブっていうのは、アレですよね。
  刺すか刺されるか…そういうのを本来ライブって言うんですよ!
  おめーら左から順番にかかってこーい!みたいな?
  かっこいいじゃんその方が、憧れるみたいないうか…。
  …ただ、プラツリには向かないよね(苦笑)

明:…え?何?俺の話何も聞いてなかったの?
竜:…ハイありがとうございました(受け流す)
明:まさかと思うけど、もしかして
  俺の今の話なんにも聞こえてなかった?
  次の曲にすごくつなげやすいトークを
  してたつもりなんだけど…聞いてなかったの?  
竜:あーえーと…ハイ(イヤモニを調節しながら)
明:次の曲をやるに当たって、すごくつなげやすい事を
  俺は一生懸命してたんだけど…。
竜:あー、大丈夫です。
明:このくだり無かったことになってるの?
竜:はい、次はコレで行きます。アックスー!!!
  新曲やりまーす(→嬉々)

竜:楽しいですね渋谷AX。
  こういう機会にライブをできて嬉しいです。有難うございます。
  ここでは沢山ライブをやったしライブを見たし、
  いろんな思い出がつまった箱ですから、
  ホントこういう風にみんなと過ごせる貴重な時間を
  与えてもらえて感謝です。
  という事でありがとう。新曲行きまーす。

(リーダーが両手広げてニョロニョロみたいな動きで登場してた)
竜:アンコール呼んだー?呼んでくれてありがとう。呼ばれたよー。

竜:楽屋に帰って第一声が全員「緊張した」ですからね。
正:今日はなんか初日っぽいねって話してた。えーと千葉は、何だろうね。
竜:今日は有難うございました。

竜:えーっとここからは慣れた曲ばっかりやるんで
  安心して生のPlasticTreeを…
明:間違えたりして!
竜:のっけから(笑)
明:お前らこっから絶対間違えちゃ駄目だからな?
  間違えたら…お客さんにバカにされちゃうよぉ?><


(2回目アンコールの時は九時十分みたいな
 手の動きで出てくるリーダーかわいいっす)
竜:やあ、PlasticTreeです。
  えーそうですねー…何もいう事ないっすねー。
正:今回はですね、物販で2種類Tシャツがあるので
  2回着替えてきました。可愛いじゃろ!
竜:20周年記念。
正:そうですね。さきほどのは、echo…きたおせる…
竜:きたおせる…これは何でしたっけ…なんかうたい文句がある?
正:20周年記念…(笑)

竜:echoの曲あるじゃないですか。
  ナカちゃんの曲が難しくってですね。難しい!
明:俺が思うに、作曲ってのは簡単な方がいいんだよね。3コードくらいで。
竜:じゃあ今、えーっと今日は何日?18日?3月…
  3月18日渋谷AXの歌を作ってもらいましょうか。
明:3月18日の〜(ジャーン)渋谷AXは〜(ジャーン)
  今日も晴れだった〜♪(ジャーン)…ぐらいの曲がいいんじゃないかな。
竜:これを100曲ぐらい。
明:これを100曲ぐらいすれば3時間ぐらいのライブに…
  誰がそんなライブ来るんだよ!
竜:100何曲…ナパームデスみたいな。
  ナパームデスが分からないですよね。
(ここで爆笑して正さんがマイク倒してた・笑)
  いるんですよそういう極端なハードコアのバンドが。全然関係ない話です

ね。

竜:えーっとアンコールありがとうございます。
  最初にecho聴いてくれたかどうか聴いたんですけど、
  みんなポカーンとしてなくてちゃんと聴いてくれてて良かったです。
  えっと…こっから上り坂なんですよ。
  今回せっかく20周年ということで20箇所ライブする…
  20公演ライブするってことでせっかくなのでその日だけの曲
  やりましょうってことで。
  その場所…その日の日程…始まる時間…気候…いろんな状況を考慮して
  4人のスーパー…スーパーコンピューターでここはここじゃい!って
  ちなみに本八幡はサイコガーデンね。
  今日は…渋谷AXは何でしょうね?後でね。そんな感じですね。
(明さんが何か喋りかけてる)
竜:なんか体が固くなってましたね。今日はちょっと固かった。
明:かたいの?
竜:くすぐったい?くすぐったくはないよ?
明:いや、かたいの?って言ったんだけど。おまえホント…
竜:かたいの?だったんですか。 
  おかしいなぁ…20年以上付き合ってるはずなのにねぇ。
明:うん全然通じてない
竜:全然通じ合えてないですね。
明:マイク通さないほうがよく聞こえるんじゃないかなー。
竜:そうですね以心伝心だからね。
明:アメリカ人のように目が合えばビビッと!
竜:アメリカの人のように目と目で通じ合えますからね…。
  …ここにいる全員の目玉抉りますよ。
(puppet talkの前奏、中央と下手と二人して
 チョキでケンケンの目を狙いに行ったあと
 前で目潰しの真似し合う正さんと太朗さんワロタ)

(puppet終わって次の曲に行く前におもむろにベースアンプの辺りから
 グッズのステッカーを持ってくるリーダー)
正:おっ、これは?
竜:ハチ公です。
正:曲もそうなんですけど、物販で
  ご当地限定のステッカーを作ったんですがこのステッカーは…?
竜:ハイ今日は僕が…(挙手)
正:(ステッカーの絵を眺めてニヤニヤしながら)
  相変わらず…味のあるいい絵を描くなぁと思いまして(笑)
竜:正くんありがとうございます。


竜:僕らくらいキャリアが長いと絵心が備わっちゃうんですよね。
  あるんですよ。雑誌とかで絵を描いてくださいって。
明:あるよね(笑)

竜:お知らせいきます。FCライブあります&FC旅行行きます。あと
  ツアーファイナルが5月の2日3日TDCホールであります。
  多分今日より上手くなってると思います(汗)その予定です!

竜:本当に渋谷AXは思い出が沢山あって、
  いつやったかはわかんなかったんですけど、
  いつか此処でやったこの曲が良かったのでこの曲にしました。
  Ghost。

(舞台袖に捌けていくメンバーの皆さんたち
 ケンケンさんの投げキッスと正さんのハート飛ばしかわいいっす)

竜:PlasticTreeはちょっくら旅に出てきまーす。
(オフマイク)行ってきまーす!!!


私もAXと言ったら春咲とかメランコとか水色とか
Ghostのイメージあってシンミリしてたのですが、
ライブ本編最後、影絵→3月5日の流れには、
3月5日に「僕が出した手紙」に対して
十数年後の3月5日に発売されたアルバムの中の「影絵」で
返信を書いているような、
(つい3月5日が入ってるパペショと対にして考えてしまう)
お客さんに背を向けて歌う竜太朗さんの姿に
独白だったり自分との対話みたいな神聖なものを感じたりしたのですが、
結局一度も振り返らず楽屋へと帰っていく竜太朗さん、
ドラムを叩き終えて普段だとワーワー!みたいに元気っこな感じで
帰るのに音も無く帰っていったケンケンさんが去った後、
ベースとギターの音だけで構成された空間が続いて、
(武道館の時の空中ブランコみたいな独特の雰囲気)
アキラさんが帰り、正さんが最後残って音を切って一礼して帰るという、
メンコとか出来ないさせない雰囲気に圧倒されてしまいました。

実質私のechoツアー初日なのですが、
私としてはおそらくこれがAX見納めのライブなんだろうと思います。
かれこれ10年前、プラのライブ中に
中越地震があった時私はAXにいました。
前ドラム氏脱退ライブ…はチケットが取れず行けませんでしたが、
ケンケンさんがその頃はまだサポートドラムで謎の男として
初見したのも多分AX?
とにかく武道館とAXは節目節目で行ってるイメージあるので
なんかしんみりしてしまいました。
AX無くなるシンミリ感と影絵3月5日の衝撃で
レポを書くのもいつにも増して遅れる(汗)
(追記:気付いたらもう3/28じゃねーの…)

オリンピックの関連で都心周辺の競技場やライブハウスや
コンサートホールがどんどん改築や取り壊しになるような事を
風の噂で見聞きしているので、
ライブを行うに当たってちょうどええ規模の会場が減って、
残っているちょうどええ規模の会場もスケジュール激戦になって
早く抑えないと土日は空いてなくなるだろうし
代わりにキャパが小さい箱になったり逆にキャパが大きすぎる会場だったり
少し都心から離れた会場になったり、
これから不便になっちゃうかもしれないよねーと
知人と話してドンヨリしてました(汗)

そして私は今回の20周年樹念Tシャツが欲しかったんですが
会場に辿り着く以前に、物販開始して20分くらいで
Tシャツは売り切れていたらしく、
(以前のくちづけTシャツの時も結局買えなかった記憶が!苦)
普段のツアTだって何時間も前から並ばないとちっとも買えないんだけど、
そういう記念的なTシャツは
売ってたらファンの人は記念に買うと思うので、
1会場あたり100枚くらいしか用意されていないのかしら?
もっと数多く作ってくれたっていいじゃない!
ぷんすかぷん!(擬音が昭和である)となってました。


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