◆透明の螺旋◆

2009年12月27日(日) ドナるドナらない。

今年は、
なんという事でしょう。
二日目に的を絞ったら、あろう事かチケット抽選に外れてしまい、
年末公演に行かれないのです。
渋谷行ったついでに「ドナドナ」の
ラッピング車探し&動画及び静止画にて激写したかった〜。
(「You個人的に撮影しに行っちゃえばいいよ」という話に
付き合わせてしまい、本当にすまないと思う)


今回のアルバムについて公式に書いてあったキャッチコピー(?)で、
「その先に待っているのは希望か悲しみか?」みたいな
怖いメッセージが書いてあったので、
勝手に、アルバムタイトル「ドナドナ」の意味を、
ドナドナ原曲の悲劇的な歌詞の意味も
考慮して(主に悲しい方向に)深読みし、
発売前から、だいぶ具合悪くなってたので、
ドナドナ原曲の歌詞になぞらえて
「主よ…主よ…」と咽び泣きながら強制連行されていく人々の姿を
何かに比喩していたりするような、悲しい方の意味じゃなくて、
「今年はウシ年という事にちなんで”ドナドナ”にしましたーv(^▽^)vイェーイ」
みたいな、ほのぼの&のどかな
意味だったらいいんだけどなあ…(汗)


アルバムをざっと一通り聞いてみて、
「けんたろうさんのドラム!」という当たり前の感想はさておき、
なんだか今回のアルバムは、
ボーカルの歌の後ろで、
絶え間なく楽器隊の奏でる音が轟々と鳴り響いているような曲…ではなく、
アコギっぽい、クリアーなギター音を使った、
歌の合間の余韻を味わうような曲が多い感じを受けました。
(1999、エとセとラ、サナトリウム、ドナドナ等)

「1999」
ちょっぴり懐かしい感じの
ギターのアルペジオ&リズムを取るドラムの音から始まり、
シンセ音がなんだかスペイシー。
余談ですが、歌詞を聞き、1999年のノストラダムス大予言の次は、
2012年マヤ暦による予言がある〜と、
「世に世界滅亡説の種は尽きまじ」的な気分になったのと、
サビに差し掛かるたび、寄せては帰っていく波のように
99が頭に浮かんでしまう深夜ラジオリスナーの悲しきSAGA。

「エとセとラ」
最初、クリーンなギターのアルペジオから始まるものの、
途中からいきなり、ギュワーッとしたエレキの音に切り替わっているので、
アコギじゃなくて、エレキギターの
クリーンサウンドとオーバードライブサウンドを
エフェクターで切り替えてどーたらこーたら
(ぐぐってはみたが、ギターに詳しくないので見当違いな事言ってたらゴメンやで)
とかなのでしょうか。
来年ツアー行って「エとセとラ」始まったら
明さんの足元をジトーと凝視してみよっと。
こういうグワーッと演奏する系の曲好きです。

「サナトリウム」「梟」
大きくシングル版と変わった点は無いように思ったが、
よーく聞くと、ほんのりシングル版バージョンとは音が違う(聞き比べてみよう)

「コンセント・・・---・・・」
シングル版よりも低音強調のアレンジに。
収録されたシングル曲の中では一番、
アルバムバージョンとしての違いが顕著。
タイトルの語尾も「SOS」のモールス信号になってるので、
曲の冒頭に入っているモールス信号音も
何かの暗号メッセージになってるのかしら?
…とか思いつつも、雰囲気を盛り上げる効果音的役割、
歌詞カードの文字の配置デザイン的な役割として使われてるだけで、
特に暗号的な意味が含まれてるとかじゃなかったらスミマセン。

「sunset bloody」
タイトルを見た時点で、これ絶対明さんの曲だ!と直感した曲。
ギタリストならではのギターの聞かせ所を心得てるなとニヤリ。

「ガガジ」
なんとなく、冒頭のギターとベースのメロディラインがメタルちっく。
♪フーラーフーラ〜の部分が好き。

「ドナドナ」
スポットライトが1つポツリと灯った舞台の上で、
竜太朗さんがギター1本持って、
弾き語りで歌ってるというシーンがまっさきに頭に浮かんだ。
無邪気な感じの歌詞が悲しい。

「暗転」
インスト曲なので歌は入っていないが、
最初静かに始まって、序々に盛り上がっていく楽器の音に
壮大なストーリーを感じ味わい深い曲。
エコー強めの音の雰囲気が大変好み。


そして忘れちゃいけない、
通常盤に入ってる「やさしさ倶楽部」(聞いた瞬間、体の力がドサーッと抜けた)
それらしき曲が、武道館行った時に
物販コーナーで流れてた記憶が一切無い(汗)
猫印さんのBGMお知らせチラシは貼ってあったけど、
ちょうど曲流れていない時間帯に物販行ってしまったのか、
それとも、流れてはいたけど小さな音で、
こちとらグッズ行列の傍らで
リハーサルの音漏れに注意が行っていたり、行列に並ぶ傍ら、
ライカの出張ブースで「ゲシュタルト崩壊」買った人のくじ引き風景を、
「ベスト盤を初回&通常と2枚も買った人には全員うちわあげればいいのに」って思いながら
ボケーとくじ引きを眺めるのに夢中だったから
耳に入らなかっただけなのか…。



2009年12月17日(木) やさしさ倶楽部。

普段FMラジオを聞かないので、
アンテナの方向を合わせてうまく受信できるように
設定する段階でかなりテンパってしまったぜ。

今回、パーソナリティーの方に
「独特な雰囲気ありますね!」と言われた太朗さんが、
「あっ…そうですかぁ。(一瞬の間)わあ…嬉しいっす」
とノンビリした口調で返答していたけど、
以前AM出たときも、パーソナリティーさんに
「雰囲気めちゃめちゃLっぽいですね!」と言われて、
一瞬の間の後に同じ返答していたので、
どちらの場合も、どう答えたら良いものか
困ったんだろうな…と思ってしまいました(汗)

あと、ラジオのトークの中で、
23日のアルバム発売日にビックリするような事を予定している…
みたいな、ゲリライベント的なプロモーションを匂わせていたけど、
よくある、渋谷の街頭ビジョンで映像流すとかなのか、
TVCM流れるとかなのか、
はたまたもっと違う何かなのか、
何やるんだろう。



PS
ドナドナ通常盤のボーナストラックが
「やさしさ倶楽部」で思わず吹いてしまった。
武道館のグッズ売り場は行ったけど、
武道館の中から聴こえてくる音漏れに夢中だったので、
「♪やさしさ届けます〜」が流れていたのか
結局よく分からず帰宅してしまったので、チョット気になります。


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