イヌノサンポ
TEZ



 最後の日

今日で、2ヵ月滞在したベテルスともお別れ
です。
昨日、ロッジにマッシャーのマックスが来た
時に『犬ゾリ乗りにきなよ!』と誘ってくれ
ました。
そう、僕は2ヵ月も滞在しているのに、今だ
犬ゾリに乗ったことがないのです!

とても気持ちのいい朝!マックスとの約束の
朝10:00に彼等の家に行きました。
マックスは、44匹の犬を飼っていて、奥さん
のレイチェルもマッシャーをします。

犬ゾリの準備中のマックス




犬ゾリは、このソリに座って乗ります。
で、後ろにマッシャーが立って、ソリの操作
をします。




犬ゾリが走り始めて、しばらくすると真っ白
な雪原と針葉樹の森を、程よいスピードで、
走り抜けていきます。




『この静かな時間が、好きなんだよ!エンジン
ナシのね。』と、マックスが言いました。

マックスの言う通り、静寂の森の中を走り抜け
る犬ゾリに乗っていると、とてもすがすがしい
時間を過ごすことができました。

途中、見晴しのいい丘で『マッシャリングした
い?』と聞かれたので『いいの!もちろん!』
と2つ返事でかわってもらいました。

マッシャリングは、スキーみたいな感じで、
とても面白かったです!

とても素晴しい時間をくれたマックスに、とて
も感謝します!!!
ありがとう!!!

犬ゾリの後は、ロッジに戻ってパッキングを始
めました。パッキングをしていて、いろんな事
を思い出しました。

夕方から、マネージャーのピートの家で、僕と
一緒に働いていたラッソルのお別れ会をしてく
れました。

村の人達がたくさん集まってくれて、とても
楽しい会になりました。
途中、夕日が綺麗だったので、何枚か写真を
撮りました。
この夕日を見るのも、今日が最後です。







パーティーは、とても楽しかったです!
みんな、ありがとう!!!










2004年03月31日(水)



 Bettle dogs

ベテルスには、たくさんの犬がいます。
滞在しているロッジにも、マネージャー
のピートの飼い犬
『ミニー』




あと、マッシャーのマックスの
『ピーナッツ』







マルシアの
『デイジー』と『シャドー』




『シャドー』は、ビールが大好き!




他にも、たくさんの犬たちがいます。
みんなとってもカワイイです。




2004年03月30日(火)



 COOLD FOOT

今日は、村の人達と一緒にコールドフット
と言う所に行ってきました。

コールドフットは、フェアバンクス〜プル
ードベイに繋がるダルトンハイウェイの途
中にあります。
ベテルスから、ダルトンハイウェイに出る
には、ウィンターロード(アイスロード)
と言われる道を走りぬけます。

なぜウィンターロードと言われるかと言う
と、ハイウェイまで出るには、何本も川が
あるのですが、それが凍って冬は通行でき
るからです!!!
川が凍るから、通れる道!!!
初めてウィンターロードを、ベテルスから
ハイウェイまで走りましたが、とても景色
がよかったです!

で、無事にハイウェイまで出ると、今度は
ハイウェイと平行して、アラスカの資源で
あるオイルを運ぶパイプラインがはしって
います。
掘り起こしたオイルを、運ぶ為にこんな原
野に何キロもパイプラインを作ったなんて
スゴイです!!!




コールドフットでは、みんなが『うまいぞ
!』って言っていた各種バーガーとオニオ
ンリングをビール飲みつつ食べました。
一緒に行っていたおばあちゃん達も、メニ
ューは同じバーガー&ビール!
アメリカです(笑)

今日は、トミーの誕生日!!!




みんなから、プレゼントをもらって、とて
も嬉しそうでした!
トミー!お誕生日おめでとう!

今日は、そんな楽しいコールドフットで
した。




2004年03月28日(日)



 バナナで釘は打てます!

アラスカに来たら、絶対にやりたかったコト
があります。

子供の頃に見た、モービルのCM。
バナナで釘を打つのと、バラが粉々に砕ける
シーンは、今でも鮮明に覚えています。

出国の時に、成田の売店で買ったバナナを、
この実験の為にベテルスに来てから、ロッジ
のすぐ脇の雪の上に、今日まで放置していま
した(笑)

なかなか時間が無くてできませんでしたが、
いよいよ実験の日がきました(笑)!

コレは、放置してたバナナ。
すでに、真っ黒になってしまっていますが、
バナナです。




実験中の気温は、-15℃。
天気は快晴で、とても気持ちのいい空の下で、
実験の証拠を残す為に、DVカメラを回しなが
ら、釘を打ってみました(笑)

結果は、御覧のとうり!
大成功!!!




さすがに、一晩外に置いただけじゃダメです
が、できました!
映像は一人で撮ったので『電波少年』風にな
ってしまいましたが、しっかり収録できまし
た(笑)
見たい方、帰国したらお見せしますよ(笑)

バラも、やってみたかったなー(笑)

2004年03月27日(土)



 ご苦労さまでした!

いよいよ、お別れの時期になりました。
今日は、このロッジで2ヵ月間一緒に働
いた、ヒサさんのお別れ会でした。

ベテルスの人々と仲良しの彼女との別れ
を惜しんで、たくさんの人が集まってい
ました。

僕自身、彼女には、いろいろとお世話に
なりました。

ご苦労様でした!
カナダでも、頑張ってくださいね!




2004年03月23日(火)



 犬、飛行機、タンク

最近は、なんだかいろんなコトがあります。

今日は、何回かこのロッジにゴハンを食べに
きている、犬ゾリで旅行している2カップルが
ランチを食べにやって来ました。

なかなか、この村で犬ゾリをやっている人の
家に撮影しに行けないので、彼等に食事を出
してから、ランチをとっている間に犬の撮影
をさせてもらいました。

でもまあ犬としては、知らない人間がカメラ
を持って近付いて来るわけですから、当然吠
えまっくるわけで...。




なんとか、DVカメラと一眼で撮影することは
できたのですが、納得がいく感じの表情は、
なかなか撮れませんでした(泣)




この撮影をしている時に、飛行場では今度は
U.S ARMYの大きめの飛行機が給油しに来てい
ました。




この間のヘリコプターなんて比じゃありませ
んでした。
飛び立つ時の風と、音は物凄いものがありま
した。

最後は、タンク。
夕方に、村の道から見える飛行場の裏のタン
クを撮りました。
以前から、微妙に建っているこの3つのタン
クが、僕はなぜか好きです。




今日はそんな『犬、飛行機、タンク』でした。

***************** お詫び ******************

"00" TEZ 宛にメールを送ると、非受信の通知メール
が送信されている方々がいると思いますが、送って
頂いているメールは、全てこちらでは受信していま
す。

スミマセン!!!

転送メールの設定が、うまく機能していないみたい
です...。
御迷惑おかけしました!

恐らくしばらくは、同じく私宛に送ったメールに対
して、非受信の通知メールが送信されてしまうと思
いますが、気にしないでください!!!

受信したメールには、必ず返信するようにしている
ので、それを目安にしてもらえた
らと思います m(- -)m


2004年03月22日(月)



 U.S ARMY

今日は、夕方に U.S ARMYのヘリコプター
が給油をしに来ました。
初めて見るU.S ARMYのヘリコプターは、
かなり大きかったです!




この村には、夏によくいろんなU.S ARMYの
飛行機が来るそうです。

今日来たヘリは、16人乗りだそうで、全長
20mくらいはありました。

しかし、本来ならARMYなんていらない世の
中になってくれるのが一番いいといつも思
います。

僕は、戦争が大嫌いです。
もちろん経験したことなんてありませんが、
経験したくもありません。

LOVE&PEACE

*****************追悼*****************
いかりや長介さんが亡くなられたそうです
ね。ドリフ世代としては、非常に悲しい事
です。長さんに、黙祷.....

2004年03月19日(金)



 幻日

アラスカの滞在も終盤に差し掛かったところ
で、また珍しいものを見るコトが出来ました!

今朝『サンドック:幻日』と言う自然現象を
見ました。

『サンドック:幻日』
太陽光源が大気中の氷の結晶に一定の条件の
もとで屈折した場合に生じます。本当の太陽
を中心に、左右に別の2つの太陽があるよう
に見えるのが特徴。(地球の歩き方*参照)

朝、いつもどうり仕事をしていたら、一緒に
働いているラッソルが『サンドックだぞ!』
って教えてくれたので、急いで撮影しました。




コレは、サンドックのUP。




アラスカならでわの自然現象をみると、さす
がに結構、気持ちが興奮します(笑)

今回のサンドックは、左側しか私には見るこ
とができませんでした。
とは言え、見るコトができてよかったです!

今日は、とっても天気でした!
久しぶりに、クリアーなブルックス山脈を見
ました。
今夜も、大きなオーロラが出てくれるといい
なぁ〜(笑)


2004年03月18日(木)



 今日の出来事

今日は、いろいろありました。
まずは、ロッジのお客さんをスノーモービルで、
村の外れの池まで案内してきました。
ここは、夏はブッシュパイロットの為の飛行場
になります。
でも、今はガチガチに凍っているので、スノー
モービルを乗り回しても、全然平気です!
ここからのブルックス山脈の眺めも、凄くいい
です。




ロッジに戻ると、夕方に来る団体のお客さんの
為に夕飯の支度が始まりました。
今日は、キングサーモンを使った料理です。




一緒に働いているラッソルが、手際よくキング
サーモンを捌いていました。




彼は、もともとパイロット兼フィッシングガイ
ドで、夏は南東アラスカで仕事をしているそう
です。
このロッジのメカニック関係の仕事もこなす彼
は、ホントなんでもできて凄いです!

最後に、夕方に2度目のサンピラーを見ました。
今回は、それ程クッキリとした柱にはなりませ
んでしたが、それでも薄いオレンジの柱を見る
ことができました。




今日は、いろいろ有り過ぎて大変な1日でした。

***************** お願い *****************

この3MTも、もうじき2ヵ月が経過します。
アラスカを出発して4月は、NYC+LAに滞在しま
す。LAの滞在中に、サンフランシスコにも行く
予定です。
そこで、お願い!!!
NYC+LA+サンフランシスコのお店や、イベント
などの情報を教えてください!
また、最近の日本の出来事も教えてもらえると
助かります!
メールは、コチラへ!

nv_fe2@hotmail.com

御協力、よろしくお願いします!

2004年03月16日(火)



 Classic Car

この村には、かなりCoolな車が走っています。
フランク&ペギー夫妻の所有する、50年前の
シボレー!!!

真っ白な雪景色の中に、この淡いブルーグリー
ンの車は、非常に不思議な光景ですが、すごく
綺麗です。




2004年03月15日(月)



 Nick

今朝、ニックが友達と一緒にロッジに来ました。
彼は、ハンティングをしていて、トラップを見
に行った帰りなんかにロッジを訪れたりします。

以前から、彼と彼の犬の写真を撮りたかったの
で、軽く話したら午後に彼の使っているキャビ
ンに行く事になりました。
彼のハンティングのスタイルは、トラップ(罠)
を仕掛けたり、小型のライフルで鳥を撃ったり
するものです。

今日は、ちょうど狼がトラップにかかったらし
く、午後はその狼を捌いてるとのことでした。
以前から、彼の使ってるキャビンは訪れてみた
かったので、ワクワクしながら行きました。

キャビンに着くと、ちょうど狼の4本の足の肉
と毛皮を剥がしている最中でした。
忙しそうでしたが、彼は快く中に招き入れてく
れました。




『狼を捕まえたのは、初めてなんだよ!』と話
ながら彼は、作業しつつ今までに捕えた事のあ
る動物の話などをしてくれました。




キャビンの中には、今までに捕えた動物の革が
吊るしてありました。
左から、Linx(山猫)、Marten(てん)




彼の愛犬は、キャビンの中で気持ち良さそうに
寝ていました。




彼はイタリア人なので、ビザの関係で、もう直
この村から、つまりアメリカから一旦出国しな
ければならないことを、非常に残念そうに話し
ていました。
ビザの問題は、グリーンカードを持っていない
者にとっては、常に頭を悩ませます。

今日は、ニックのハンターとしての一面が見れ
て良かったです!
しかし、ビザの問題にもまた気付かされました。
僕も、ココでの残りの滞在を十分楽しみたいと
思います。

ベテルス村の滞在日数:残り17日

2004年03月14日(日)



 マッシャー

コウスケくんが、帰ってきました。
彼は、この村にあるもう一つのロッジ
"サワドー"に、マッシャー(犬ゾリ使い)
の仕事をしに来ています。
昨日、11日間の犬ゾリツアーを終えて、
久々にロッジに遊びに来てくれました。

今回のツアーを、ロッジに貼ってある
"Gates of Arctic National park &
Presarve" の地図を見ながら説明してく
れました。
説明をしながら、デジカメの画像もみせ
てもらったのですが、かなり凄い景色の
連発でした!

11日間のツアー中、2日間だけキャビン
で宿泊して、あとは全てテント生活だっ
たそうです。

チャンスがあれば、僕も是非とも犬ゾリ
Tripに行ってみたいと、単純に思いまし
た。

コウスケくんは、明日この村を経ちます。
もっといろいろ話したかったので、残念
です。
コウスケくん、ツアーおつかれさま!
またね!




2004年03月13日(土)



 Old Bettles

今日は、いま滞在しているベテルス村が元々
あった場所 "Old Bettles" に行ってきまし
た。

ロッジで一緒に働いているラッソルと、友達
のクリスがスノーモービルで連れて行ってく
れました。

滑走路の脇にトレイルがあって、そこをスノ
ーモービルで30〜40分くらい走ると針葉樹の
森を抜けてコユクック川に出ます。
そして、今は凍っている川を横断するとオー
ルドベテルスに着きました。




オールドベテルスは、今はゴーストタウンに
なっています。
ゴールドラッシュの頃に、滑走路の建設に伴
って、今の場所に村ごと移動してきました。




オールドベテルスは、村の目の前がコユクッ
ク川なので、川の氾濫の時に浸水して水没し
ている建物も多かったです。

オールドベテルスに着いて少し休んでから、
凍っているコユクック川の上をスノーモービ
ルで縦横無尽に乗り回して遊びました。




川の上には、今朝まで降り続いていた新雪が
更に積もってフカフカのデープスノーのフィ
ールドを作り上げてくれていました。




平原に見えますが、川の上です。




あまりに深い新雪だったのと、僕がまだスノ
ーモービルをうまく運転できないコトもあっ
てUターンしたりするのは、一苦労しました。
曲がる時に、重心をかけ過ぎて、そのまま転
んだりしましたが、とても楽しかったです!
凍った川の上を、フルスピードで走り回るな
んて初めての経験だったし!

帰り道も、ひたすら続く針葉樹の森を走り抜
けて村まで戻りました。




今日は、久しぶりに気持ちの良い時間を過ご
すコトができました。
連れて行ってくれたラッソル+クリス、サン
クス!

2004年03月12日(金)



 夕日

最近は、天気が良い日が続いています。
昨日の朝、温度計を見たら久々に-32℃
ってのを見ました。
暖かくなってきたと思っていましたが、
まだまだ寒い日が続きそうです。

でも、寒かったり、天気が良いとイイ
事もたくさんあります。
今日は、やっと夕日の撮影に出ること
ができました。

滑走路の先端の方まで行ってみると、
いつもと違う景色を見る事ができまし
た。




雲が、ピンクや、パープルに色付いて
とても綺麗でした。




そして、この綺麗な夕日の後ろを振り
返ると、ディープブルーの夜空が広が
っていました。




残り少ない滞在期間を、十分に楽しん
でいこうと思います。
今後も、素晴しい景色を画像upしてい
けるように頑張ります!
どうぞ、お楽しみに!!!


2004年03月08日(月)



 アイディタロッド

アイディタロッド国際犬ゾリレースが
今日スタートしました!!!
このレースの走行距離は、アンカレッジ
〜ノームまでの1200マイル(1920km)あり
、日本だと青森県〜山口県までの距離に
匹敵するそうです!




過去の最短時間保持者は1995年に参加し
たDoug Swingleyの9日間 2時間42分19秒
だそうで、この驚異的な記録は、毎日平
均130km以上の記録を稼がなければならな
いそうです!!!

犬ゾリレースは、簡単に言うと日本で言
う競馬のようなもので、血統や、マッシ
ャー(犬ゾリ使い)の厳しいトレーニン
グの末に選ばれた12匹(〜10匹の場合も
あったらしい)からなる1チームで戦う
そうです。




レースに出るマッシャーは、年間を通し
て多い人では200匹ちかい犬を養って行く
為に必要な資金を出してくれるスポンサ
ーを見つけたりと、苦労も多いそうです。

とは言え、優勝すれば賞金も、スポンサ
ーも必然的に手に入るわけですから、他
のスポーツと同じく厳しい世界なのだそ
うです。

僕は、犬ゾリの事は全然詳しくありませ
んが、このレースのことは気になってい
ました。
今後の同行が、楽しみです。


2004年03月06日(土)



 Al

Alfred Stevens
ほんの2日前に、フェアバンクスからカウン
セリングをする為に彼はやってきました。

星野道夫さんの著作を読んだことがある方は
『アル』という名前に聞き覚えがあるでしょ
う。
僕は偶然ですが、『アル』に会って話すこと
ができました。

星野道夫さんの”長い旅の途上”にも紹介さ
れているように、彼は今でも『Tanana Chiefs
Conference Inc.』で働いています。
この村を含む7つの村のどこかに、毎週火〜
木曜日に訪れて、村の学校などに行って子供
のカウンセリングなどをしているそうです。

彼は、非常に物腰の柔らかい感じの人で、ほん
の30分くらいでしたが、話すことができて、と
ても嬉しかったです。

僕は、まだまだ英語が苦手なのですが、アルは
一生懸命僕のたどたどしい英語を聞き取ろうと
してくれていました。
そんな事情もあって、いろいろ聞いたり話した
りしたかったのですが、あまり突っ込んだ話は
できませんした。
でも、夏に彼等が行っているフィッシュキャン
プ(川に、登ってくる鮭を取るところ)の話な
どをしました。

彼はフェアバンクスに住んでいるので、
『フェアバンクスで再会したい!』って言っ
たら、快く承諾してくれて連絡先が記載されて
いる名刺をくれました。
次にアルに会う時は、彼の子供の頃の話や、
星野さんとの思い出話、そしてネイティブの
人々の今もなお続いてる問題について聞いて
みたいと思います。




アルは、とっても優しい人でした。

2004年03月05日(金)



 

今日は、とても気持ちのいい朝でした。
いつも夕日の掲載が多いので、今日は朝
のブルックス山脈をupしようと思って、
カメラを持って外に出ました。

朝の空気は、とても凛としていて気持ち
いいです。
今朝9:00の気温は、-28℃でした。




真っ白な山々が、太陽が移動して行くに
つれて、掘りの深い表情をみせてくれま
す。




いつも撮影をする時は、ロッジを出て、
目の前の滑走路を飛行機に気を付けて横
断しながら、自分のお気に入りのポイン
トに向かって、走りまわっています。







朝の滑走路は、どこまでも続いているよ
うに見えました。




2004年03月04日(木)



 ひなまつり

今日は、日本に居たらひなまつりです。
というか、日付が1日遅れているので、
日本じゃ昨日になるのですかね?

暦の中の行事が一つ過ぎる時というのは
生活の流れも少しづつ変わって行く気が
します。
日本でも、最近は日の出、日の入の時間
が日増しに長くなっていて、気温もどん
どん暖かくなっていることでしょう。

今いるアラスカでも同じで、日照時間は
毎日8分づつ長くなっています!
8分って、結構長いと思いませんか?
ここは、夏は白夜になる地域です。
(北極圏内)
なので、太陽も斜に沈んでいきます。

ここに来たばかりの時は、目の前の滑走
路のちょうど真ん中に沈んでいた太陽が、
今はもっと右寄りの山の影に消えて行き
ます。

昨日は、珍しく快晴だったのですが、物
凄く風が強くて、外に出れないくらいで
した。
今日は、快晴のままで穏やかな日になっ
たので、とても気持ちいい日になりまし
た。

夕日が沈んでから、夜の暗闇になる間に
淡いオレンジ色の空とシルエットだけに
なるブルックス山脈を見るのが、僕の楽
しみです。




ココに来てから何度も見ていますが、飽
きない景色の一つです。

**************お知らせ***************
今、発売されている本に、僕の東京での生
活、活動が掲載されています。
残念ながら解像度の問題で、昨年行った
"00"の展示の様子は掲載されていませんが
出国前(つい1ヵ月前)の慌ただしい日々
の日記もでています(恥)

以下、出版社さんからの告知メール 添付

『トーキョー・フリータースタイル』
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2004年03月03日(水)
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