解放区

2004年10月20日(水) 台風

今日は、生まれて初めて宙を飛びそうになった。風が強まった午後3時ごろ、コーラでも飲もうと外に出てER横の自販機に向かったところ、いきなり突風が吹いた。前に自販機がなかったら、多分空中遊泳をしていただろう。

友人が夕刻てめえの顔を見るなり「さっき晴れてたっ! 台風の目を見た!」と騒いでいたので、思わず一緒に外に飛び出してしまった。てめえの見た外の空気は強く、空はどんよりと澱んでいた。それから次第に風は強くなっていた。



2004年10月16日(土) てめえの日常は気合ingでGo!

朝起床。眠い目をこすりつつ愛車のバイクに乗って出勤。
ひんぷんガジュマルに挨拶し外の空気を吸う。

ものの数分で到着。これから中での生活開始。外の空気が恋しい。

さっそく着替えて採血に向かう。今日も血管の逃げるおばあや血管の見えない良く肥えた方々に「あがー(痛い)!」と怒られ泣かされる。稀に採血の無い日があり、そんな時はてめえのさぼり場所にこっそり逃げて数分の仮眠を取る。決めた時間にはきっかり目が覚める。まことに適応と言うものは恐ろしい。

病棟へ。予定の無い一日が始まる。いつか報われる日を信じているが、そんな日は一体本当に来るのだろうか。

たまにさーたー(砂糖)あんだーぎー(てんぷら)を齧る。地元の方々は、わざわざ「さとうてんぷら食べよ−ねー」などと親切に言ってはくれるが、最初何の事だか分からんかったぜ旦那。

なんとか丘(本名・摩文仁の丘)には今年の8月15日に詣でた。「内地の終戦日」であるその日には、人はほとんどいなかった。

美ら海水族館の年間パスポートを手に入れたのはたいぶと前の事だが、最近癒されに行っていないことに気が付いた。久しぶりに行ってみようか、と思うのだが、訪ねることの出来る日はいつも休日で人でごった返しており、うんざりする自分を想像して億劫になる自分がいる。

救急室に体調を崩した修学旅行生がよくやって来る。診ながら懐かしいイントネーションを聞き、こっちにどっぷりと使っている自分に気付く。なんてこった。。。


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