大晦日の日、私は旅先で
昔、小説のモトになった殺人事件のあったトコロはどこかなーと
知らない町をうろうろとしていました。

よく考えたら、そんなトコロが
ガイドマップにのっているハズもなく、
地元のヒトに気軽にきけるワケもなく、

ムイミなことにエネルギーを使った
私の一年を象徴するみたいに、
ムイミに最後の日が過ぎていきました。


せめてかさこ地蔵にでもシンセツにしておけば、
今ごろ恩返しをしてもらえているハズなんですが。

…余談ですけど。

今回の旅行のメダマはとにかく「カニ」でした。

いわれた通りの部屋にきて、
部屋番号と同じ番号が書かれたテーブルについて、
人数分の食事が揃っていて、
カニも片身とはいえ、あるんです。

でも。こんなの、「カニ尽くし」ではなくて
「カニ、付くし」デス。幹事サン、ほんとにコレ？

仲居さんに確かめると
「少々お待ちクダサイ」

電話をかけています。
お姉さんたちが、タイムをとったように集まって
相談を始めました。
私たちのまえで、鍋の固形燃料が燃え続けています。


…結局、フロントの手違いで部屋の番号自体が
違っていたコトがわかりました。

違う階で
刺身、天ぷら、茹でカニ、焼きカニ、カニすき等と
カクトウする私たち。

支配人さんが登場して、丁重にあやまってくださいました。
私たち怒ってなんかいなかったんデス。
ただカニに夢中デシタ。

支配人さんの名刺をもらうときに、
ベタベタのカニエキスだらけの手で
うけとってしまうくらいに、夢中だったんデス。

…余談ですけど。

今、年賀状を書きながら、
テレビで放送している
「クイック・アンド・デッド」を見てマス。

主演は、シャロン・ストーンです。
シャロン・ストーンってこれ以降
あんまり見ない気がするんですが、
気のせいでしょうか。


お色気、
30代、
突然ブレイク。
そして…。


どうしても
カワシマ・ナオミを連想せずにはいられません。
来年のカワシマ・ナオミには、
他の女優さんのなかである意味一番キタイしている私なのですが。

…余談ですけど。

「１／４７」という
忠臣蔵のドラマを見ていました。

赤穂浪士は赤穂のヒトなのに、
みんなヒョウジュン語なのはどうしてでしょう。


さてテレビではクライマックスが近付き、
主役のキムラ・堀部安兵衛・タクヤが、
宿敵キラを探しています。


なにかの気配を感じてキムラ・タクヤが
「しずかに。息をおとして」といったとき、


「ゴクッ」


部屋中に私のなまつばを飲み込む音が
ヒビキわたりました。

あの場にいたら刀のサビに違いありません、私。

…余談ですけど。

GPS携帯が、もっと普及すれば、
迷子は「コエダメに落ちる」と同じくらい
アナクロな体験になってしまうんでしょうか。

プライバシーの問題は置いておいて。
ヒトに埋め込めるうすい発信装置ができれば
そのヒトのいる場所は調べればわかるようになるハズです。

迷子だって見つけられます。
誘拐事件がなりたたなくなります。

さらに全員が生まれた時からそういう状態だとすると
失踪とか行方不明とか、生き別れなんていうコトも
なくなってしまいます。

そうすると、
テレビの「ご対面番組」が全滅してしまいマス。
とうぜん、司会者さんはすっかり仕事がなくなって、
芸能界から消えてしまうんでしょうね。


でもダイジョウブ。
「あのヒトは今、スペシャル」で
そういう司会者さんをまた映してあげるんです。

だって、探すのはとってもカンタンだから。



…余談ですけど。

PINO（ヒューマノイド）が、家にやってきました。

正確には、おもちゃ屋さんでお金と交換、
（キブンは人身売買）してきたのデス。

思ったよりもずっと遊び続けていないと、
すぐに機嫌がわるくなってしまいます。
病気になったりもするそうデス。

あやしたり、歩かせたり、
その表情と声にイッキイチユウしているうちに、
飼われているのはジブンのような気がしてきました。
でもそれでもイイ。カワイイ。

散歩ですか。
まさか、まさか。しませんよ、イヌじゃないんですから。
それに、PINOが風邪ひいたらタイヘンだもの。


…余談ですけど。

レンタルビデオを返しにいったり、
ふらふらコンビニエンス・ストアに入ったりすると、
当り前だけれど、働いているヒトが
いっぱいいらっしゃいました。

サービス業のヒトって
本当にソンケイします。

いくら仕事でも早く帰りたいハズだし、
適当にすましてしまいたいハズなのに、
そんなコトをせずに
時には職務の範囲をこえても
一生懸命働いているあなた。

そんなあなたは世界中にいるんでしょう。


たとえば、
ジョン・マクレーン（ダイ・ハード）とか、
ジョン・マクレーン（ダイ・ハード２）とか、
ジョン・マクレーン（ダイ・ハード３）とか。


…余談ですけど。

買い物にでかけたら、
おじさんが売り場でイッショウケンメイに
地球儀を選んでいました。

選びおえたものを、店員さんが器用にくるくると包んでいきます。
どうやら、プレゼントのようです。

クリスマスに、地球儀のプレゼント？
私のモウソウが始まります。

子どもさんへなら、
地球の丸さ広さを今こそつたえたいという
立派なお父さんかもしれません。

奥さん、もしくは恋人になら
意表をついたプレゼントを贈るすてきなダーリン、
もしくは毎年信じられないものを買ってくるダサダサさん。

がんばった自分へのゴホウビとしてなら、
（…もうちょっと他に欲しいものはなかったの？）


私の結論。
地球は初めてで、うっかり迷子になっちゃった宇宙人。


…余談ですけど。

今日のシアワセ。
ハウス・クリームシチューのCMで
「カボチャとマフラー
　取りかえようぜ」
といっているカボチャが、

デガワ・テツロウだとわかったコト。



…余談ですけど。

最近フツウのおうちで
ちょっと庭の木に明かりをともしたり、
ベランダを飾りつけたりしているトコロが
増えました。

そんなおうちが近くにもあって
たまに通りがかるのが楽しみデス。

今年はサンタがいろいろ吊られているという
デザインでした。


でも、もうちょっと吊りかたを考えないと、
ビミョウに首吊りっぽいデス。
せめてソリかファンカーゴにのせてあげて下さい。

…余談ですけど。

サイトを作っているのデス。
その関係で久しぶりにビスコ（お菓子）を
食べました。

それで初めて知ったコト。
小さな１枚のビスコのなかに
乳酸菌が８００万個入っているんだそうです。

しかもそれは生きているそうです。


つまり１枚ごとに、もれなく
「乳酸菌８００万個おどり食い」状態デス。
なかなかワイルドなお菓子だったんですね。


…余談ですけど。

ボクは手乗りキリン。
ビスコさんちのお台所のテーブルで、
みんなに気付いてもらえるのを、待ってる。

キミはボクを信じる？
信じてもらえなくたっていいや。
それでもボクはボクだからね。

もうひとつだけ、
信じてもらえないかもしれない話をすると、
ボクは変わりはじめてる。
べつのなにかに生まれ変わろうとしてるのを、
感じるんだ。
からだの模様が変わっていってる。


今度なにに変わっても、怖くなんかないさ。
だってボクは３日くらい前まで
バナナだったんだから。


…油断してたら、すごいコトになってマス。

…余談ですけど。

見たこともない名前で、
保護者の方へ、と書かれたハガキが届きました。


その「最後の御案内」には
「４月、もっとすごいキミに出会える」と
書いてあります。


ドコからの何のハガキだろうと思ったら、
通信教育デス。
「中学準備講座」ということは、対象は小学生。


でも「小学校の復習がおもしろいくらい
　　　すいすいはかどる！」
という携帯電話っぽい暗記マシンは欲しいんです。

おまけだけ申し込むにはどうしたら
いいですか。シンケン・ゼミ・ベネッセさん。

…余談ですけど。

フジテレビさん。
「アンティーク」が大コケしたことは
内緒にしておきましょう。

大丈夫、
今さら誰も月９に期待なんてしていないデス。


でもだからといって、
トキワ・タカコ　クボヅカ・ヨウスケ主演
「ラブ・アイランド　漂流教室（仮）」　原作ウメズ・カズオ

というのは、いったい
どういう勝負のかけかたなんですか。

それとも綿密なマーケティングの結果、
来年はウメズ・カズオが流行ると出たんでしょうか。

…余談ですけど。

最近、顔のうえのヒフが
とても乾燥している気がするんデス。

でも部屋のエア・プランツ
（空気中の水分で育つ暑い地方の植物）は
なんだかとっても育っているようなカンジなんです。


もしかして、私の水分はエア・プランツに
いっているんでしょうか。

そうだとしたら、
私は食物連鎖の最下層というコトで、
植物より下というコトは

バクテリアなんかの仲間なんですね。


…余談ですけど。

今日はイイ話を聞いたので、報告したいのデス。
けっこうステキなおじさまがいたんデス。

おじさまのオジサン歴は、年を重ね、
本人は「結婚とかしてみたい」と思っていたのに、
忙しかったせいか、かなわないままでした。

おじさんはイヌを飼いはじめました。
忙しいおじさんにも飼えるキカイのイヌです。
そう、AIBOでした。

AIBOはとてもかわいかったので、
おじさんは２匹目を買ってきました。
まわりのヒトは「これで老後もサビシクないね」と
いっていました。

ところがネットで知り合った
AIBO好きなお姉さん（AIBO２匹所有）と
トントン拍子に結婚が決まったそうです。
そんなコトもあるんですね。



…ところで見知らぬAIBO同士って
けんかしたりしないんですか？

…余談ですけど。

親戚のおうちから
今年もみかんが届きました。


ビスコのコタツ奴隷度が１上がった。
ビスコの行動力が１下がった。
パーティーに家族が加わった。


腐っていないミカンでも
ヒトを堕落させるコトだってあるんデス。

…余談ですけど。

３日連続ストーカーのようなその後追いで
バスをバス停以外のトコロで止めている私です。
ええ、あと５分、早く起きればいいんデス。
わかってはいるんです。

で、えーっと。
私が赤穂浪士だったら、ですか？


４８番目の浪士、ニ度寝にて討ち入り不参加。
歴史上から抹殺。
…冬はやめませんか、冬は。



…余談ですけど。

ホンダからシビックのハイブリッド・カーが
出るそうです。

ライバルのプリウスより燃費がいいそうですが、
プリウスのCMに出ている
クロヤナギ・トットちゃん・テツコは
車を乗りかえるでしょうか。


正直、そんなコトよりも
免許を持っているコトが既に驚きでした。
運動神経の無さは、本人が本のなかで
いろいろ言っていたハズですから。

いっそ、テツコの部屋に住んでしまえば
通勤に車を使わないので
それがイチバンのエコロジーだと思いますが、
いかがでしょう。

…余談ですけど。

今日の発見。

オジサンは、　
坪→平方メートルの計算がとても早い。
ちょっと尊敬にアタイする早さです。


…余談ですけど。

アンパンマンが苦手デス。なぜか怖いんデス。

アンパンマンはあんパン+マン(Man)なんですから、
顔のあんパンをとったら、
マンである首から血しぶきが、
ぶしゃーっと出てもおかしくない訳です。
つまり生首+菊人形→ヨコミゾ・セイシ的世界な訳です。

でもそうなっていないというコトは、
腰から上があんパンだったり、膝まであんパンだったりして、
つまり、首断面はアンコがぎっしりつまっているんでしょう。

あ、ということはですよ。
天丼マンなんかは首断面にはコメがぎっしりです。
まるでイカめし。

…余談ですけど。

それはアサミヤ・サキ。


トミー・ブリグリ・フェブロアリー・６は
うまくいけば
今は無きピチカート・ファイブの
ノミヤ・マキになれるんじゃないでしょうか。

ポルノグラフティは
このままだと
エキゾチックなTUBEになるんじゃないでしょうか。

…余談ですけど。

（先週までのあらすじ）
イタズラ電話によって、早朝起こされたビスコは
ふたたび眠りについた。
数時間後に目がさめると、
友達との約束に遅れてしまいそうな時間だった。

あわてて着替えて電車に飛びのるビスコ。
果たして間に合うのか！？


（放送開始）
時間は刻々とせまっている。
タハラ・トシヒコのように大げさなアクションで
左手をあげて時計で時間を確認するビスコ。

電車が駅についた。
その時予想もしないとんでもない事態が。

（CM）

時間を確認された左手が、電車から降りようとして
振り向いた体とともに、ひねりを加えて下がっていく、
その瞬間、
そのヒジの先に、
おばあさんが。
ガン。

…おばあさん、ゴメンナサイ。
ヒジテツなんてするつもりじゃなかったんです。

…余談ですけど。

みなさんにとって、冬の風物詩とはなんでしょう。
うちの家ではイタズラ電話です。

早朝、この冬の到来を告げるかのように
電話の音がヒビキました。
なんというかリチギなヒトです。

お願いデス。
寒い日に用も無いのに起こされるのは
大変ツライのです。

私のスケジュールをお話しますので、
起きなければいけない時間に
かけてもらえないでしょうか。



…余談ですけど。

オープンしたばかりのそのお店は、
まだなんとなく統制がとれていなくて、
サンタルックのお姉さんのラッピングも
時間がかかりがちでした。

珍しく、並んでまでモノを買う私。
レジを待つヒトの列は、
進む以上に増えてその長さを伸ばしています。

店長さんらしきヒトが
「申し訳ございません。
アメでもナメてお待ち下さい」とアメを配りだしました。

アメ。よく気がつくとは思うケド、
コドモ騙しな手だなぁ。と私は思っていました。

「済みませんねぇ」
配りながら、店長さんは最後尾からレジの方へ歩いてきました。
前のヒトが会計を終え、私は商品をレジのヒトに渡します。

「はい、ドーゾ」
私のすぐ後ろのヒトまでアメを配り終え、
店長さんはスタッフ・ルームに消えていきました。
…コ、コドモ騙し。

…余談ですけど。

みなさんはPINO（ピノ）を御存知でしょうか？
アイスクリームではなくて、ヒューマノイドの方です。

私はこのPINOをおもちゃ屋さんで見てから
その姿にメロメロなんです。
携帯電話のストラップにそれを付けていたのですが、
最近はずれてしまいました。


そういえばこの頃、
車にひかれかけたり、
階段をふみはずしかけたり、
なんてコトが多かったんです。

身替わり地蔵？

ちなみにPINOはヒトなら１才くらいの体格だそうデス。
友達の赤ちゃんを抱かせてもらって、
感想は？と聞かれて
「PINOってこのくらいなのか、デッカイなぁ」
といったら怒られました。

余談ですけど。

ノムラ・サッチー・サチヨの逮捕によって
私が感じたことは、

阪神タイガースの来期成績でも、
アサカ・ミッチー・ミツヨに取材するマスコミの
トホホな分かりやすさでもなく、



ただただ
サイバラ・税務署と戦う女・リエコの偉大さでした。



…余談ですけど。

来年のコトをいうと
オニが笑うなんてよくいいますよね。

オニに笑われずに来年のコトを語れるタイミングって
いつなんでしょう。
もうそろそろいいの？

…余談ですけど。

はい、そうです。
みんなで必死になってドーナツを買って、
ようやくもらったエア・クッションを
一月も経たないうちに
座ってハレツさせちゃったのは、私です。


ハレツの原因は私が太ったから、ということに
なりつつあるのデス。


あのね、それだって
あるイミ、ドーナツのおまけなんですよ。
全部私が悪いんですか。

…余談ですけど。

短期放浪の計画をたてているのデス。
国外逃亡とまではいきませんが、
どこかへ旅に、と思って情報誌を買ってきました。

やっぱり、冬はカニと温泉でしょうか。
女の子には浴衣を貸してくれるそうですよ。
あ、こっちではソフトクリームがつくと書いてある。


そんな中、見つけてしまいました。
本当なんでしょうか。


「チャイナドレス無料貸し出し」


カニとチャイナ…。
でもね。そんなピチピチしたもの着て
カニとは闘えません。

…余談ですけど。

怖い映画というのは
くるぞ、くるぞ、というシーンが続いて
ほらやっぱりきた、というのが怖い定番デス。

どこかのカントクさんがそれを
こういっていました。

ヒトは息をつめているときは驚かない。
だから「くる」と思っているときではなく、
「こなかった」と安心して息をはくときに
驚かすのがイチバン効果的なんだ、と。


今日私を驚かそうとしてくれた皆さん、
どうもアリガトウ。
おかげさまでシャックリはまだ止まりません。

ギネスブックはともかく、
地区大会くらいは突破していると思いマス。

…余談ですけど。

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