||〜*…clover…*〜||
There are all in one.
◆cloverに出てくる人々◇|*|◇エンピツ書きに48の質問◆
どうやって生きたらいいかわかんない。
これが実験ならば多分最高に失敗で、私から私らしさを多分に失っただけで終わったどうしようもない最大の失敗である。
おわり。 疲れた。
例えば。 そんな言葉が彼女の口から出るなんて。
俺は思いもしなかった。
其れだけに。
「人生には」
「救いなんか無い。」
「わかんないよ。どうやって生きたらいいかなんて。」
「疲れた。」
何も、楽しくなんかない。
だなんて。
予想なんかしなかった。
彼女がまた。 死にたがりのアリスに戻ってしまうなんて。
嗚呼。 生きるのが辛いのか。
俺は代替になれるのだろうか?
「疲れたよ」 「疲れたね」 「今日もまた」 「一日を過ごした?」 「どうなんだろう」 「わからない」 「どうして」 「今があるのだろう」 「僕は」 「私は」 「「もう、辛い」」 「何も見たくないし」 「何も聞きたくないし」 「どうして」 「人は在るのだろう」 「動かない」 「動きたくない」
それでも
「「私は悪くない」」
と、主張したくなる程度には。 狂っている。 壊れている。
了。
「疲れたよ」 「疲れたね」 「何が何だか」 「解らない」 「考えて見ようか」 「そうだね」 「僕ら仕事につかれた」 「うん」 「そして一年休んだ」 「うん」 「ネットストーカーされた」 「うん」 「自分の世界から遮断された」 「うん」 「こんな在り方は望んでいなかった」 「こんな形は望んですらいない」 「そもそも」 「何も起こっていないのかも」 「そうだね」 「もう十分反省した」 「疲れたね」 「疲れたよ」 「眠いね」 「眠い」 「互いに傷つけ合うばかり」 「だから」 「もうやめよう」 「何を?」 「何かを」
「「この不安を好きになんてなれない」」
少年少女背中合わせの自問自答
「暑いね」 「暑いね」 「夏かな」 「ナツダネ」 「頭が回らないよ」 「回らないね」 「扇風機は回るよ」 「回るね」 「ぐるぐる」 「ぐるぐる」 「魔方陣?」 「ぐるぐる」 「疲れたよ」 「ツカレタね」 「どうする?」 「どうしようか」 「醒めたいよ」 「冷めたいね」 「暑いよ」 「暑いね」
斯くして、子降りの懐が狂。
「君ってコレクターだよね」 「知らない。」 「牛乳の蓋の時代はもう終わってるのに」 「面子ちげぇよ」
興味なさげに少年はペットボトルの蓋を袋いっぱいにつめて。
「リサイクル」
「あ、なるほど」
キャラキャラと笑う少女はビニールゴミを大量に袋に詰めて
「これも。」
それから三秒考えて
「紙も。」
古紙を使おう、と、笑った。
亡遥と宙を見つめる瞳に俺はなんて声をかければ良いのだろう。
「…。」 「…。」
泣くことすら出来ない。 其れが彼女なのだとしたら。
「……て」
「え?」
「どうして。 どうして生まれて来たんだろう」
「あたしなんか」
(――要らない)
嗚呼。 どうして俺は。 いつも彼女を救えないのだろう。
俺はただ。 普通に在って欲しかった。
それだけなのに。
こんな在り方を望んだ覚えはない。 クーリングオフだ(今を持ってして
「僕らは」「私たちは」
「いつだって」「どこだって」
「「飛べるから」」
背中合わせの少年少女 君らは一体どこへいくの?
手を繋いで駆けだしたかつての僕らの幻影を抱き締めて。
俺は、
ただ、
彼女のことを思うばかりで。
ごめんな。
と。 泪を。
光に溶けて消えて粋そうな。
彼女のことを思うばかりで。
いつかまた。
部屋の隅の人形と彼女をそっと。 頭を撫でるだけ。
少女は虚ろな目をして部屋の隅に座り込んでいていつかその目に宿していた光はどこかに行ってしまって。
今の俺は彼女に触れる資格なんて。
抱き締めることも出来ないまま、そっと頭を撫でるだけ。
肩がぴくりと動いて。
今はただ、それだけ。
空間に。 困惑だけが浮いて残って。
俺は、妥協を抱えて生きていくのだとなんとなく思った。
アナユキを見に行った。 Let it goはあまり良い曲ではなかった。 だって、ありのままの女王は最初は独りだったから。
他の誰かに認められてこその良い曲になるのだと思った。
電子の妖精って居るのかな?
2014年05月10日(土) |
Tooth or TRUTH? |
歯医者に行った。 大分虫歯だったので、神経を抜いた。
まだ虫歯が残ってる。
「もっと早く行けば良かったんだよ」 彼はため息を吐いた。 「だって虫歯怖い」 彼女はけろりとそんなことを云う。
まあ、なおるんだしいいじゃない、と。
「そらそーだが」
何に怯えてたんだこいつは。 二度目のため息。
それで、俺と彼女の会話はいつものようにそこで途切れた。 彼女はベランダを乗り越えて部屋へと戻り、俺はまたネトゲの続きを。
「今日の夕方お祭りがあるって。一緒に見にいこ?」
そんなことを言い出した幼馴染は例によって例のごとく待ち合わせの6時に30分も遅刻してきて、相変わらずすぎてもはやため息も出やしない。
「うん、、ごめん。着付けに時間かかっちゃって」
濃紺に鮮やかな金魚の柄が泳ぐ浴衣を着た彼女がくるりと回れば、すそがひらりとゆれて、金魚がはためく。
「おばあちゃんのお下がりなの?似合う?」
似合うよといえるほど器用ではない僕は、苦笑で答えて、それでも彼女は満足したようにうなづくと、一歩二歩散歩と、軽い足取りでスキップ。
「何してるの?」
3歩先から振られた手に片手を挙げて返した僕と彼女と、夕焼け掛かった夏の空。
浴衣用のぽっくりをはいた彼女のペースに合わせて。 生ぬるい空気の中転ばないように、ゆっくり、隣に並んで、歩いた。
+ + +
今日は買い物に行った。 あまり天気はよくなかった。 ご馳走さんの総集編を見たけど途中で寝た。 お母さんが掃除用具を欲しがった。 ハタキみたいなのを買っていた。
普段と同じ一日だった。
「こんにちは」 「あれ?めずらしいじゃん、どーしたの」
その郵便屋があたしのもとに来たのは本当に久しぶりで、あたしは眼をぱちぱちと。
「いや、何か困ってるんじゃないかと思って」
そういって郵便屋はヘラリと笑い、あたしは少し泣きそうな顔でその郵便屋にヘラリと笑みを返した。
「困ってるよ物凄く」 「でしょうね」 「何とかしてよ」 「そうですね」 「どうしたらいいのかな」
郵便屋は何も答えずにへらりと笑って、そっとあたしの頭を撫でた。 「大丈夫ですよ、貴女なら」 「大丈夫じゃないよ全然」 「大丈夫」 「大丈夫なわけないじゃん」
そんなやり取りの後、郵便屋はどこか悲しげに笑って。
「私は、貴女とこの場所で会えてよかったと「うそつき」
どうして、人は、優しい嘘ばかりつくのだろう。 そうして、優しくて優しくて優しすぎる。
「出したい手紙があるんだ。またね」 「ええ」
そんなやり取りをして、私と、優しい優しい郵便屋は、ドアのところで別れた。
+ + + + +
あたしは、別に、今までも大丈夫だったよ。 だから、これからも大丈夫。 無理してるわけじゃないから、これまでと同じようにただ、見守っているだけでいいから。 何もしなくていい。必要ない。
見られてると思うと自然にできなくなってしまうから、ドキドキハラハラするかもしれないけど。 バカだなあって思いながらあきれてくれていいよ。笑ってくれていいよ。
緊張もストレスも、時には必要だから。 怖いことはいっぱいあるけど、大丈夫。 だから今まで通り見てるいだけで。 みんなのことを平等に見ているだけで。
私はつい欲しがってしまうから、見るのには適さないんだよ。
もう少し自分のコントロールができるようになるまで、今までと同じように一人で、ただ、見ていて。 できるだけ、一日一回ここで日記を紡げるように頑張るから。
最近新しいパソコンを買った(ということにしよう)。マウスがなんだか使いにくいと思ったらボールではなく光学式になっているらしい。いつの間に。 古いマウスをどうしようかと悩んだけれど、円柱形のお茶缶の中に入れてみた(脳内で)。なんだか少しさみしいので、USBも一緒に入れてみた。何でも一つだけでは寂しいから。 さて、新しいパソコンであるが、銀色のパソコンである。少しごつくて重いが、この古い形がやっぱり使いやすい。持ち歩くわけでもないし。 マウスはピンク色と銀色の小さくてかわいいマウスだ(というのはたまたま目の前にそういうマウスがあったからである)。
しかし、新しいパソコンを目の前に僕はフリーズした。何をしようか全くもって考えていない。 とりあえず古いのが使いにくかったから新しいものを買い替えた。それだけの話だったからだ。 仕方がないから日記でも書いてみるか。 最近はブログの時代だというし。ブログという形くらいなら僕でも書けるだろう。
でも今日はパソコンを買っただけで疲れてしまったので何も書かずに終わることにした。 今日は特別なことは何もない平和な一日でした。これでいいや。
おわり。
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