||〜*…clover…*〜||


There are all in one.


◆cloverに出てくる人々◇|*|◇エンピツ書きに48の質問◆


2014年03月20日(木) named.

彼は言った。
彼女は過負荷であると。

それ故に有用なのだと。

それはあくまでも質量的な意味だったはずだ。
しかし読解するならば。



それは「*******」



その穴を、埋めるべく










"欲しいものは、何ですか?"

否、

"欠けたものは、何ですか?"














全て埋めるまでは満足しない

だからあたしはまだ








「消えるわけにはいかない。」






客観を経て、反転する世界へようこそ。


その名を借りようか?
と、問えば僅かに首をかしげて

考えさせてと。






"うた"


は、言った。



2014年03月19日(水) The World



存在自体がシステムならば












其処に個は存在するのか?

果たしてそれは







個と呼べるのか。



2014年03月14日(金)

「」

と、彼は笑った。

そんな言葉を溢すのも、
そんな顔で笑うのも、

初めて過ぎて、あたしは気づく。



彼女がまた一つ、"写した"のだと。





外から世界を最描写する。

「この世界はレプリカである」





惑うことのない幻想に、また一つレシピが加わった。
そしてあたしは





"それ"を告げる。








この世界には、救いしかない。

(それが良いか悪いかは別にして。)




2014年03月13日(木) 「やっぱり」



「世界には救いしかないよね。」

求めよ、さらば、与えられん。






欲しいものは、なんだっけ?



2014年03月12日(水) 祈り弦

「…生きてる?」
「……生きてる」

ため息一つ。
ああ、痛い。

そりゃ死ぬわけないよねなんて彼女が笑って、

「あんたはこれからもあたしを守るの。おk?」

ため息と、苦笑と。

「そんなん」、当たり前じゃないかと





彼女は世界を編んでいた

昔から

そして今も





右手に銃を
左手にナイフを


盾はいらない

攻撃は最大の防御だから。




「でもこれじゃ少し戦いにくいから」

この身を覆う鎧が欲しい。




「―もちろん」
拒否するわけ、ないじゃないか。





「あたしが世界を紡ぐから。あんたが世界を渡るの」
今までも、そして、これからも。



「名はまた、Kから初めよう」その方が慣れてるでしょ?なんて。






あたしの望みは唯一つ。
知りながら見ないふりをした。
知りながらそれを無視してきた。
知りながらそれを捨ててきた。

願いは他に託してきた。




「……知ってる。」だから、言わなくていい。



その背の傷が治るまでに。
きっと、今度こそ。

居場所を作ってみせるから。



その名の、願いを込めた音。
それはあまりにも綺麗すぎていて。



「そりゃ、当然。」あたしを誰だと思ってるのさと彼女は笑った。


最初から全部知っていた。
世界は常に幻想で、世界は常に現実で。


「だからあんたの仕事だって」
「――おい、さすがにそれは」嘘だろ?

「さあね。」
あたしの言葉はいつだって、8割ハッタリで2割が大嘘だからなんて


その謳い文句を最後に聴いたのはいつだっけ―




そんなことを考えながら。



2014年03月11日(火) オセロゲーム

勝負がついたかのように見えた盤面は

一枠マスが拡がる度に
その度に

く 















 気付けば俺は彼女の背中をナイフで何度も刺していて

再定義
「彼女は自由であってはならない」





彼女はゆるやかに笑って、確立された殺意を向ける





「私から自由を奪おうとする奴は」

なんぴとたりとも。
(選んでくれて、ありがとう)









万の思考で埋めるのが少女の役目
一の事実で広げるのが青年の役目







盤面は回転し



"何度だって回転し"










その度に

彼女は弾の籠められていない銃と殺意を彼に向け
彼は何一つ守れないナイフで全ての庇護を彼女に与え


最低で最悪な
矛盾の戦いが



今も尚、否、今から「始まっていたという事実」に























繰り返される世界。



終わらない悪夢







否、







「パンドラの箱って知ってる?」
と、彼女は問うた。
当たり前にそんなものは知っていると、彼は神話を口にする。
「パンドラが箱を開けるとありとあらゆる厄災が飛び出し」


「――最後に一つだけ残ったのは」



だから彼女は。


経験則
「世界には救いしか存在しない。」


否、再定義そして経験則
「世界には救いしか存在しないと定義付ける限り、世界には救いしか存在しない。」






当たり前の理屈を述べて

彼女は俺に引き金を引き――




「ばん!」



2014年03月09日(日) 青い魚の前日に

嗚呼、どうしてどうして











気がつけば俺は彼女の背中をナイフで何度も刺していて
自由は殺されるべきものなのだと。



思ってしまったのはいつからだ?



彼女は笑顔で弾の入らぬ銃を向け








「さあ、ゲームの始まり。」









生き残るのは、どちら?



2014年03月08日(土)

その視線の先を見て



嗚呼、綺麗だな、と






想うそれは、
主観なのか客観なのか。

そんなことを考えてしまう程






そんな物は実際どちらでも良くて
ただ其の評価が大事なのだが




2014年03月07日(金)

「」

それは彼女の願いだったのかもしれない。




多分それはシグナルで
俺がすべき正しさと言えば

其の声を過不足無く握りつぶして仕舞うことだった

それは彼女にとっては異分子だったから




次の瞬間、蛍光灯で明転した世界の中

何事もなかったかのように

世界を回し始めるon始める








削がれた期待を咀嚼した。
其の味はどこまでも苦く。


その癖
涙が出そうな位、甘すぎて。

飲み込んだ瞬間に、眠くなったなど。


 < 過去  INDEX  未来 >


葉月れい [MAIL] [HOMEPAGE]