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2002年11月26日(火) マイ・ロックンロール・スター

 正直どうかと思ってた。

 私はずっと疲れていて、その理由の半分以上は自分でもわかっている。その上、今日はちょっとみじめな気分で、しばしばそんな気分になるが、それも多分半分以上理由は知っている。
 週のはじめから疲れてみじめなら、早く家に帰り熱いお風呂に入ってベッドに潜り込むべきなのに。どうして私は劇場に足を運ぶのだ?もうチケットを取っていてそれが捨てるに惜しい良い席だから?確かに当日券狙いならあきらめただろう。そのくらいは疲れてた。チケットを持っていてもとんでもなく疲れ果てていてあきらめたこともある。そこまではいってない?いや、これは行ったらとんでもなく疲れる、そのくらいだ。長塚圭史の作・演出だからって、でも彼は出ないし。京三さんが観たいからって、山内圭哉や中山くんが観たいからって、野際陽子さんや京野ことみちゃんは舞台って大丈夫なの?そんな無理して、絶対観たい、観とくべき作品なの?雨まで降ってくるし、置き傘持って帰って来なかったし。地下鉄、改札口出ただけでかなり寒いし、ってことは地上もっと寒いだろうし。こんな斜め75度下向きに歩くのに、何、芝居観に来てるんだろ。


 終ったあと、3回目のカーテンコールで、周りで一番先にスタンディングしてた。実は1回目のカーテンコールから既に立ちたい気分だった。アンケート、うだうだ書かない、ただ「まだ11月だけど今年一番好き」とだけ書いた。

 あぁ、膝は痛いさ、首は痛いさ、腰痛持ちさ。でも足取りはしっかりコンクリートジャングル踏みしめている。(アルフィーぽい形容かい?)まっすぐ前に視線があって、肩で風きる感じ。闊歩してる感じ。濡れたアスファルトの交差点、斜めに渡る。近付いてくる車のライトにアスファルトはギラギラし、色づいて落ちた枯葉が浮かぶ。でも、寂しげな感じはしない。目がぱちっと開いた気分。いつぶりだろう。

 こないだ観た「エデンの南」はそんな気分で劇場を出て欲しい、という思いがあっての作品だったらしい。悪くはなかった。好きな方かも。だけどどう?おおよそ爽やかさとはかなり離れたところにある、この作品を観たあとに、こんな気分になるとは。これはコメディなんだよ、って言われても、「後味の悪さ」が一種持ち味でもあるんだもの。それがどう?この体温2度ほど上がりました的、みなぎり感は。

 それが何故なのか、私は考えたくなるだろう。だが今は考えるまい。そう、こうしよう。長塚京三の、ぱりっとしない役なのにカッコ良すぎる冒頭のスーツ姿を頭に浮かべ、同時にまわりのスーツ族を見回し窮屈さを感じながら、憧れのあの人は今日何色のスーツだったかしら、素敵だったかしら、などと空想してみる。





追記  圭哉さん、ギター聞けて良かったけど反対指さないように。圭史さんは下手側通路から登場だったやん(笑)。そしてロビーで大王見ちゃった。得した気分。


2002年11月21日(木) 岡田くん、飛ぶ!!

 約束どおり、泣いちまった。






 つーか、岡田くん、かっこいい。

 長野くんがアネンちゃん相手で、自分の体調とかのみじゃないからある意味一番大変だったかなー、とか、剛ちゃん、ぷるぷるだよぉ、そんな高いとこで逆立ちだよぉ、とか、これって特番イッキじゃないから、忘れがちだけど、坂本くんも三宅くんも偉かったよぉ、とか、思いつつ、結局、おいしいとこもらっていきます、岡田くん、だって、だって岡田くんなんだもん!!

 だーーーっ(涙)

 でもね、部長、さすがだと思うの、役者だわ・・・・・。いつの間に、山田奈緒子のように愛想の悪い(?)マジックショーじゃなくて、サーカス然としたマジックショーでさ。でも、でも、あれだけ?!オンエア?桃さんファンとしちゃ、もうちょっと映して欲しかったねー。


2002年11月17日(日) ざっくりドラマ、経過報告

 「経過報告」ユースケ・サンタマリアの声で読んでしまった人は、『アルジャーノンに花束を』見ていますね?

 今、関西で『恋ノチカラ』再放送してまして、籐子さんが「貫井さん・・・」っていうの聞いちゃった。あぁ、懐かしい。ふかっちゃんたら、『空降る』が私としてはツッコミありありだったので♪あわきえ〜♪でしたけど、そうなのよ、そうなのよ。本宮籐子の「貫井さぁん」の声がどれだけ好きだったか!私が貫井に成りたいくらい、そして呼ばれたいくらい好きでした。あのドラマもツッコミどころは満載でしたが、あーゆーハッピーエンド、問題抱えてそうで結局お気楽ドラマって嫌いな人いると思うけど、私には久し振りに可愛くて嫌味ない、元気出る、出演者も主題歌もいいドラマでしたわ。「キラキラ」聴こうかなぁ。って、今日、大阪ドームでポール・マッカートニー、コンサートやってるんだね?あぁ、行きたかったかも。

 今週はBS11がみたかったけど、坂崎さんごめんね。ドラマとちゃったさ。フォークルとかかぐや姫とかガロの大野さんとか・・・。

 月曜日は『ホーム&アウェイ』みぽりん主役で準主役がみぽりんの弟役小泉孝太郎、同僚が西田尚美、酒井若菜、主役と準主役の絡みが上海1回だけっつーのは、なかなかおもしろい。で、そのあと、彼女が帰りたくても帰れない。「まだ帰りたくない〜」って叫びが神様に届いちゃって、旅で彼女は人生の岐路、結婚について、そしてそれまでの親子関係について、人と人との出会いについて学び足りないから神様が帰してくれないの?ごろごろ雷がなって彼女は帰れない。でも、このロードムービー的(?)構成は効を奏している。その先々で、1回こっきりのゲストを出していけるからだ。古田新太の運転手、大阪での千原兄弟その他吉本つかいまくり。ある意味、カップルにギャラの高い売れてる俳優やアイドルを使いつづけて都市型ドラマをやるよりは、効率がいいのかも。新しい月9?ちょっとほろっとさせて、「お前もっとしっかりせーよ」「ありえへん、ありえへん」とツッコミ満載で、でも結構音楽のポップさがいけてて。最初思ってたより悪くないかも。

『ナイト・ホスピタル』今週はビデオの中。竹中直人が怪しいような、演技がはなにつくだけのような、どっちやねん!の中、池谷のぶえの「おーぷんざほすぴたる!」を聞くだけで楽しい。あとね、やっぱり吹越満のごはん屋さん。仲間由紀恵ちゃんのことが好きなんだね。怖い顔とかしかめつら、なんか卑怯な役の多い吹越さんのお茶目なとこが見れてとーっても嬉しい。んー、毎回もと病理医である彼女だからこそ、ってところをアピールするためか、症例の少ないものを見つけて、あーそーだったんだ、っていう結果に終ってる。これってそんなことありえる?と思うけど、ちょっと考えると怖いよね。病院行って、一定の検査をされて、「こうでしょう」とか言われたり、特に原因はないので不定愁訴みたいな・・・。その実現実には、わけのわからん菌とかカビにやられてたりして・・・。まぁ、そんなことも考えながらも、高島礼子の子供の役が須賀健太くんで、あぁ、かわいいー!そんな見方の私。「明日は明日の風邪をひく!」気をつけましょう。

『ダブル・スコア』これも軽い気持で見ましょう。もともとは脇役のために見てるんだから。石丸さんでしょ?岡田くんでしょ?相島さんでしょ?って、犯人大高さんじゃん!!とかね・・・。真面目に見てるとイライラします。警察って多分、そこまでちゃらちゃらしてないと思う。いや、思いたい。市民をないがしろにして上からの圧力に弱いっていうのは現実もそうなのかも・・・って疑いたくなるけど、あんな簡単に外部から入れていいものなの?とか、そんなとこに拳銃しまってないでしょ?とか、ワンマンプレーが効を奏することがあったとして、だからといって初回のように1年だっけ?かけてた内偵、ぶっこわして「だって知らなかった」じゃ、済まないし、それはそれでワンマンプレーヤーもそこは反省しなきゃだし。きっかけは、彼でも、最後の機転は彼でも、最終的には連絡をミツにとって成功させるとこを見せて欲しい。って、だー!!そんな見方してたらイライラするってば。そうね、どうせなら押尾くんは頭いい役なんだから、そういうとこもっと出して欲しいし、その上腕っ節もなんだから、活躍して欲しい。反町さんは信長よりは、破格に似合った役で、そう嫌味もないけど、彼のいいところ認めつつ、押尾君は押尾君の新しいタイプのキャリア像でいってほしい、かな?って結構見てるなー。

『アルジャーノンに花束を』これは反則だねー。って、原作読んでないから、テレビ化してどうなのかわからないけど。菅野ちゃんの位置とか菅野ちゃんの彼とか・・・。パン屋の「もうこれしかないから」って頑張ってた彼とかこれからは出てこないのか?なんかサイドストーリーっていうかハルくんに対してなんかないのかな?原作のイメージがどうかわからないけど、テレビのハルくんのイメージの変化っていうのは、ユースケの演出プランに、ユースケというキャラがあっていて、キャスティングの成功かしら?

『天才柳沢教授の生活』これ、大好き。ていうか、原作の柳沢教授ってこうだった?もう昔で忘れちゃったけど。ドラマとしてとても良く出来ている気がする。「天体観測」でも思ったけどキャラクターのぶれや、エピソードのずれが無いように思える。幸四郎さんの教授はいかしてるし、ゴシップ好き小日向さんもはまってるし、なにより孫娘がいいじゃないですか?一番好きなのは、郵便屋さん酒井敏也。いいなぁ。いいキャスティングですねー。

『サイコドクター』毎回警察が絡むのは、無理があるだろう・・・と思っていたら、そうでもないのが救いでした。楷先生の脅迫症はどういうことになっていくのか、そして毎回のカウンセリングはいったい・・・というのはあるけれど、楷先生の竹野内くんがあまりにかっこいいので、もうどうでもいいです。山ちゃんのマスターもやりすぎでなくよく、できれば及川くん、もっと出してください。

『HR』は外れの日もあるけど、頑張ってると思う。とにかく毎回ツボはある。

『逮捕しちゃうぞ』は、何回目かうっかり見たら、あまりの伊東美咲ちゃんのこれまでにない格闘技系気質がはまってて、かわいくて見ちゃいます。原さんとかそう映らなくていいです。一茂も勝手にやってて。渡辺えり子って演出家としてすごいのか、私は見た事ないから知らないけど、テレビで出てる限り、演技一緒だなー。つーか、交通課だよね?他の警察ものより、ほんものの警察と遠いとこで描かれてるんだろーなー。でも、むっ!とかしなかったりして。伊東美咲ちゃんが一杯見れればそれでいいから。

『真夜中の雨』これの失敗は、主題歌が織田裕二?あれ、流れたらちょっとがっかりこない?その点、『柳沢教授』のゴスや『楷先生』の平井はしっくりくる。でも、『真夜中の雨』の面白いなーと思うトコロは、今までの同じ様なドラマと被ってるところが多いにもかかわらず、びくともせず進むところと、『空降る』で、イライラさせられたヒントの出し方と、回答のタイミング。『空降る』では、そうだろう?とちりばめたヒントを変にひっぱって、最後までいくんか?どんでんがえしがあるんか?と思わせてひょんなところでタネを明かす。じゃ、なんでひっぱったの?『真夜中』も同じく事件性や謎があって、これってヒント?とか、そこまで言っちゃったらそうでしょ?どこまでひっぱるの?と思わせつつ、絶対次回に続くところをその日のラストで見せちゃうところ。見せないで引っ張るやり方でなく、見せて、「あぁやっぱりそうだった」と視聴者に確認させて尚、翌週見せてしまう。物語としてとか医療ものとしてどうか、っていうとこより、なんかそこを買いたい感じ。

『リモート』これ、以外に面白い。光一がんばりすぎ?笑えなくてつらかろう?でも、このフカキョン、久し振りにかわいー!!彼氏役の「そげなーー!!」も毎週聞きたいし。振り回されてる大倉君も面白い動き健在だし。光一の引きこもりの謎とか、そんな風にリモートできるのか?とかどうでもいいのさ。ぶつぶつ言って変な人に思われて、「あんたどっかから指示だされてるでしょ?」まるわかりフカキョンの独り言すら、わかいい。「できませんーーっ!」はいはい、もっと言っていいよ、みたいな。

ということで、まぁね、『ホーム&アウェイ』とか面白いし結構「なるほどねー」って感じるセリフもあるんだけど、くどくどと押し付けがましくなくて、でもちょっといいんだなーっと。適度に笑えてちょこっと真面目に「これってさ」って考えちゃうところも、良い意味でという点でも『天才柳沢教授の生活』が一番面白いかも。

そんな日々です。



2002年11月14日(木) ドナ・マーティン?

  V6がじゃんくばとると言う番組をやっていて、結構私がお気に入りだったことをご存知の方は、多い・・・?そう言えば、今、関西で「恋ノチカラ」再放送してて、それを見ている友人が「いいねー、『恋ノチカラ』ハッピーエンド?」って質問メールがありました。彼女もハッピーエンド好き、「安心して見進めてください。ハッピーエンドです」とお返事しました。それで、ふっと、こんなにさぼりまくりんぐのドラマ日記、『恋ノチカラ』えらい書いてなかったっけ?ってタイトル読み返しましたわ。『ロングラブレター』も結構だけど、藤木直人主演ドラマクールなのに、5タイトルも『恋ノチカラ』だったわさ。で、それになんかV6のじゃんくばとる絡めてるし・・・・・。あぁ、もっちゃんて、わけわからんけど、面白いかも@自画自賛。

  いや、それはどうでもよくて、じゃんくばとる終ってね、V6事業部ってはじまって、大好きな桃さんこと高橋英樹が事業部長でなんと、サーカスやるとかゆーのよ!!えーー、こんなのみんな見るの?おもしろいの?えーー、猛烈しごき教室?みたいな気持で見てたけど(結局見てる)やっぱり、ジャニーズ、本番に強いね、長野くんとアネンちゃん(インド象)の行方は来週だけど、三宅くんの一発勝負ってのは、ほんとかなー、ほんとは何回か成功してない?とかうがった見方もしてしまうさ。だけどね、煽り方はどうでもよくて、このさい。とにかくいろんなサーカスのワザを習得しちゃうっていうのが凄いし、緊張してる彼らはえらいオトコマエに見える!!ねーさんとしちゃー、(っていつからねーさんなんだよ私)1週、1週、延ばされる、岡田君の空中ブランコ見たさなんだけど、結局毎週見てるし!!お、おかだくーーーーーん!(きぐれ先生、私の上司の友達に似てる)

  いや、それをね、V6にもサーカスにも興味ない人に、でも、頑張ってるから、見てみてちょ!!って言ってるわけじゃないのさ。サーカス本番のオープニングが、こともあろうに、結構素でもブーイングうけている佐野アナがさ、ウィンディに扮してサーカスの国を紹介していくというその大役をやっちゃうわけさ。温度が17度さがったね、、、、とか、メンバーに言われながら。確か私が見た、来日1回目か2回目のシルク・ド・ソレイユもそんな構成だったような気が・・・・とか、おいおい、なんで佐野アナがウェンディで、凄い、女装なんだよ!!って、ブーイングなんだけど・・・・なんかさ、見ててさ、違和感ないわけ。以外にきれい、なんてことは絶対無いの。じゃ、なぜ?素の佐野アナより、違和感ない気さえするのは何故?

  オープニングが終って、楽屋のメンバーのとこに戻ってきた顔をまじまじと見て気がついた。そうか・・・・ドナちゃんに似てるんだ!!「ビバヒル」のドナ・マーティンしかもシリーズ後半。なんなの?この似方は・・・・・。びっくりをこえて、かんどーかも。ねーねー、それって私だけ?そんな今回のV6の見所発見て私だけ?それはもったいない気がする、っていうくらい、ドナちゃんだよー。うしろからデービットくんが「ドナちゃん」と声をかけそうだよ。

  誰か「ビバヒル」を好きだけど茶化せる人、次週V6事業部を見てください。岡田君の空中ブランコも剛ちゃんのイスの上倒立も見れるから!!


2002年11月11日(月) マックスといえば・・・・

 もはや、マックス・エバンズではないのです。ジェシカ・アルバ演じる『ダーク・エンジェル』、バーコード女、失礼髪は浪波と美しい、そういう意味でなく彼女たちにとってバーコードは単なるバーコード以上の意味を持つのだから、ちゃかしてはいけませんね。最強(?)ジェネティック、エックス・ファイブを抜け出し、人間らしい仲間と人間らしい暮らしをし(兵士らしくないという点で)、愛する人にもめぐりあったマックス。彼女の憂いに満ちたしかし力強い、時にセクシーな瞳、そしてSFXの力だろうとも、それが似会う、強靭さ。時に激しく、時に厳しく、時に優しい言葉を発するぽっちゃりした唇。うーん、変態的描写に近くないことを祈る。今、私はジェームズ・キャメロンの思うつぼである。

 今週の『ダーク・エンジェル』。マンティコワが焼き払われて、ジェネティックたちが世間に散らばった。しかし10年前にマックスたちが企てた逃亡とは彼らにとって違っていた。退役軍人施設へのテロと政府が報道したことにより、反政府運動をテロ的でなく活動するグループがダミー敵になり、暗号で召集されたジェネティックたちは殺された。ザックの心臓を移植され、マンティコワで再教育されたマックスはジャンクDNAがないという奇跡的DNA配列を持つことから特別であることがわかる。肉体鍛錬は受けたが精神的に兵士として再教育されるところまではいかず、世間への脱出に成功する。しかしその代償は大きく、兄弟たちを焼き討ち、そして罠の召集で惨殺にあわせてしまったのである。全てが終った、ローガンに近づけないウィルスさえなんとかできれば、オリジナル・シンディたちとのあの生活が戻ってきた。と思ったのもつかの間であった。エックス・セブンはマックスの意見を聞くことはないだろうということと、困難はあるが、それ以外の兵士たちは人間として生きていく道を選ぶことも可能、いざというときのマックスの味方が増えることにもなる。例えばアレックとか・・・。それに焼き払われる前に移植のための体とは言え、悲しい状態ではあるが生命体としては「生きている」ザックは輸送されている。新しい敵。しかし、妻の遺伝子を持つマックスを守りたいライデッガー。そしてファーザー・サンドマンの存在を教えてくれた、ジョシュア、異形のジェネティックたち。

 先週からの引きつづきとはいえ、今週は濃い1本だったと思う。マックスたちのように遺伝情報に他の動物や鳥類などのものを組み込んだものと違う、今回クローズアップされた砂漠戦闘要員のように異形のジェネティック。『スタートレック』かい!とツッコム前に「いやーん、アニメっぽい展開」(にやり)「異形」と言う響きはある種差別的かもしれない。ディズニーが『ノートルダムの鐘』とタイトルを変えたように。そういえば藤原竜也くんに興味がないので情報を知らないけれど、今度『エレファントマン』を演るらしい。ウワサでは特殊メイクとかはしないとか?それが当り前に見世物小屋で見世物としてしか生きられなかった異形のものたち・・・。未来の話なのに、電磁テロで街はスラム化し、退廃的ムードの漂う街並みに異形のものたちが密やかに生きていく(のか?)古めかしい匂いもする。

 世界の混乱と、それでもまだ最強の兵士をつくるためにジェネティックを造り続ける傲慢な政府と、退廃の中でそれでも仲間をつくり小さな幸せを見つけ生きていく人々。均衡をたもつため?もっと希望のため?闘う人たちもいる。SF、アクション、友情、ラブロマンス、てんこもりの設定。そんなごたいそうなものであればあるほど、「甘くない?」という展開も許せる。それはちょっと力強い未来への希望をみせながら、どこかしら必ずせつないかなしみが派手さの中にも満たされているから。

 ほめすぎかい?ただ、今はまってんねん。それだけ。特に今週はみっちりつまっていたし。そしてプラス、アレックの声が中原茂でね「ビバヒル」のブランドンよりいい感じで嬉しい。しかも、オトコマエ率結構高くて、『アリー・マクビール』でどうしてこういうオトコマエを使えないんだ?


もっちゃん |M@IL( ^-^)_ヲタ""日常こんな劇場( ^-^)_旦""

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