- 諸行無常 -
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| 2003年06月30日(月) | デュース・ワイルド |
今日長年悩み続けた事への決算を開始すべく第一歩を踏み出した。
いい方向に向かってくれれば良いのだが。
今はただひたすら少しでも気持ちが晴れる事を願うばかりだ。
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デュースワイルドという映画を見た。
むかしのアウトサイダーのようなストーリーで
こういう下町な雰囲気の物語がおれはだいすきだ。
縄張りを牽制しながら街の不良が見栄を張り合う。
昔からアウトサイダーが大好きで常にマットディロンに憧れてたおれは
革パンツにウエスタンシャツ、バタフライナイフにウエスタンブーツの
格好で仲間とつるんだりしていた。
車はピックアップを改造してみんなで乗り込んで
どこもあてもなく夜通し流したりしていた。
でもそんな無駄な時間が楽しかった。
みんなと喧嘩になっても男同士っていうのは
仲良くなれる。
むしろおれは喧嘩した方が仲良くなれたな。
今はなかなか 友達も少なくて いろいろ出来ないけど
年を取ったなりの友達を見つけて
みんなでワイワイやりたいもんだ。
それがいまのおれのささやかな願望かな。。。。
| 2003年06月28日(土) | 雑学：３ |
またTVから雑学を得た。
少し紹介すると、こんな感じだ。
１ 人中黄という人糞に薬草を寝かせて作った人間のうんこを使った漢方薬があるらしい。 また、人中白というｵｼｯｺを元に固まらせた物もあるらしい。 但し実際何に効能があるのかは科学的解明はされて居ないそうだ。
２ イナバの物置のCMの物置にすわっている人の位置は成績順らしい。 これは同社の7月決算時に順位が決まり8月に撮影されて居るらしい。
３ 超ド級の「ド」の由来は イギリスの戦艦「ドレッドノート号」から来ている。 これは当時戦艦と言えば 全長130M 排水量1万5千トンと言うのが最大だったらしいのだが、それを越えるために様々な国が開発に着手し、中でもイギリスのドレッドノート号は 全長150M 排水量1万7千トンと言う大きさのものだった。 そこで各国が凌ぎあいそれを越えるものを作った物を「ドレッドノート級戦艦」つまりド級戦艦と呼ぶようになったらしい。 またそれ以上の物を超ド級と呼ぶようになったらしい。
４ 雑誌プレイボーイの モチーフのうさぎの由来は 性欲が強い動物＝うさぎと言うことから来ている。 これは、うさぎのオスは性欲が旺盛で生後4ヵ月を超えたオスは死ぬまで発情すると言う物で、発情期が無い事からきているらしい。 実際おすとめすを一緒にしておくと何度でもおすはめすを追い掛け回す。 ただし5回以上を越えるとオスの性器が腫れあがり出血する事があるという。 つまり暗示的モチーフになったと思われる。
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今日は突然困った出来事が起きた。
来る30日の一件に先立ち出鼻をくじかれた。
困惑しつつも仕事もしつつ 様々な考えに気持ちを裂かねばならぬ事を
余儀なくされ、心持が落ち着かない。
とにかくすべき事に尽力し前へと進む布石をつくろう。
そう 思うしかなかった。
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職場に某週刊誌に登場した事のあるグラビアの女性で地元出身の
元おれのお客様だった人間が来た。
以前接客してる時点であまり好かないキャラクターだった事も有り
いいイメージは無いのだが、今日見るのは随分ヒサシブリで
4年振りくらいだった。
人間そう簡単には変われない物であると言う事を痛感した。
まったく人間として変わって居なかった。
おれは昔からそうなのだが、芸能人とか有名人とかと言う事に左右される事が
少なく、昔からそんな知り合いや、友達が出来たとしても
態度をそれほど変えて接する事が無い。
逆にそんな態度が相手にメラメラと闘争心をあおってしまうことさえ有った。
この人は親子そろってたまに来るが、本当に変わらない。。。。。
ヒサシブリに寂しき社会の縮図の一ページを見た。
| 2003年06月27日(金) | 入道雲 |
今日は久々に雨の間に晴れ間がさした。
あっつぅーい。
でもこの暑さと地面からの熱気が夏特有の蒸発した空気の匂いがして心地いいんだよね。
もう7月になろうとしてる。
エアコンの効いた室内もいいけど、暑さの中の海もいいよね。
まだ風は涼しいけど少しづつ暑い風に変わって行くんだろうなあ。
夏の到来と共に重い肩の荷が取れて行く事を期待して
今を頑張ろう。
今日は「マキシ・プリースト」を 聞いて帰ろう。
後3日頑張れば一つ山を越えるための足がかりが作れそうだ。
| 2003年06月24日(火) | 自主制作 |
物売りには厳しい世情であり生きる事の難しさを痛感する昨今。
今昨年から仕入を止めて自主製作を最近はじめた。
今日納品に向かったHP作成先の取締役も言っていた。
多業務をこなして行かないと差別化するための武器が乏しいと淘汰されると。
まさにそういった渦中の時代背景では無いだろうか。
自主制作でアクセサリーなどを作っているのだが
これがそこそこ結果を生み始めている。
仕入をしないぶん数をこなす事が生命線ではある物の
方向転換可能な状況で常に矛先を変えながらロスを減らして行く事も出来る。
物事の原点に戻り始めた今
自分に何が出来るかをあらためて問いただし全てに於いて
種まきを行っている。
そのうちの幾つが花を開いてくれるかは解らないが
こうした努力が無駄になら無い為にも今後の肥料を絶やさず行って行きたい。
| 2003年06月16日(月) | テレサ・テンとアメリカン |
テレサテンの歌が好きだと言うと笑われる。
テレサテンの曲が好きなのはいろんな訳がある。
ひとつはかつてのハリマオのようにスパイ疑惑を持たれたりする
不思議な素顔と謎の死。
日本の中で振舞うテレサテンは本当の素顔だったのか
それとも仮面だったのか。
不思議の多い人。
テレサテン。
詳細は闇の中。
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昨日はひさしぶりに友達とバイク屋に向かった。
自作販売する為の素材を買いに行った帰りの事だった。
しばらく切羽詰った自分の中に輝きを与える物が出来てしまった。
アメリカンのカスタム・バイクだ。
かなりいじって有るけど車検も通るらしい。
ひさしく乗っていない事もあり目が輝いてしまった。（笑）
きっと色んな重荷が少しずつ解消出来たらそんな目標も悪くない。
サーフィンのロングボード、アメリカン･カスタム。。。
自分に楽しい毎日が来る日を夢見ていつまでも走れる様に
今を頑張ろう。
毎日一日一分一秒を大切にしたい。
| 2003年06月14日(土) | 望めば開く先の扉 |
今日は色んなアイデアを具合的にする為に動き始めようと
まず取り組みを幾つか始めた。
そのうちのひとつはまとまれば（上手く行けばの話しだが）５〜６千万の話しになる。
これは昔世話になった社長と一緒に取り組もうと思っている。
それからオリジナルアクセサリーの製作。
試しに１点（お粗末だが）作り販売に着手。
そしてHp作成のネットワーク作り。
とにかくやるからには大きな目標作りが必要であり
その先のおおきな幸せを得る為にも何とか頑張りたい。
いろいろ俺に意見や助言をくれる人たちの気持ちは本当にありがたい物だと思う。
ひとの気持に応える事がおれのいまの大きな役目だ。
つまらない事で毎日をつまらなく過ごしている人は今沢山いると思う。
でも先に希望や目標を持ってなんとかしようと思う気持ちだけでも
人生の先の扉は開けるものだなと言う気持ちが
初めて都内で商売を始めた時のように目覚め初めて来た気がする。
きっと今考えている事に関してもまた壁にぶつかったり
底を見させられる事も有るだろう。
でもだからこそ乗り越えて頑張りたいと思う。
きっと幸せになる権利と言うのはあるから。。
| 2003年06月13日(金) | 法律 |
とある案件で弁護士に相談しに行った。
未来を占う大事な案件だった。
HPで有る程度の法定報酬のような物を見て行ったのだが
実際行って見て報酬金額の提示を受けてびっくりした。
弁護士さんは理論武装の上で最高に強い社会的存在。
報酬も高いのは無理もない。
それから仕事場に帰り今後の事を考えた。
やらねばならぬ事ならば 例え一時の恥を露にしても
幸せの権利の為に頑張ろう。
つい先日、そう思ったばかりだった。
鬼を見え隠れさせながらこれからの自分に幸が恵まれます様
ただ祈るばかり。
７月早々に故人をお墓に入れる事にした。
お盆を前に少し賑やかな所に。。。
| 2003年06月12日(木) | マイノリティ・リポート |
新作レンタルで『マイノリティ・リポート』を見た。
トムクルーズとスピルバーグが始めて手を組んだ作品。
トムクルーズはスピルバーグの作品に出たくて、スピルバーグは有名タレントを使いたくない主義で
両者の既成を変えた作品だったようだ。
ストーリーは近未来だが犯罪を予知するシステムが起す様々な問題や犯罪を暴くもの。
この作品の中で心に残った言葉が有った。
最近のスピルバーグ作品はAIもそうだったようにﾒｯｾｰｼﾞ性がある。
無冠の帝王呼ばわりされたスピルバーグだったが夢のある作品だけでは無く
こう行ったものが作れる所がさすが。
未来を決める機械は今は発明もされていないし今後も可能性は少ないと思うが
もしそんな機械が作られたとしても自分が望みさえすれば先の扉は開かれると言う
メッセージとしておれには伝わった。
未来を変えるのは他力本願では無く自分自身だと言う事。
自分が幸せになりたい気持ちを我慢せずに常に持ち続ける事。
それが大切だと思う。
何に於いても自分の人生は自分が運転しているのであり
人の幸せまで面倒みれるひとは、よほど何両も車両をもっている人だね。
やさしさがそうさせてしまったり やさしさが溢れていると言う表現ができるひとは
恐らく今が満たされているか、もしくは今、出有っている苦しみは苦しみのうちに
入らない人なのかも知れない。
もしくは のりこえられる気持ちと自信が自分にあるからかも知れない。
未来は直ぐに自分にやってくる。
未来を心地良いものにする為にも今何をするかが重要だね。。
（おまけ）
同映画を観ていて気付いたのだが
最近映画の中で宣伝をする企業が多いらしいというのは聞いた事が有ったが
この映画の中で幾つか目についた。
�．譽�サス �▲屮襯�リ ��カワサキ重工 ��GAP
らが２０５４年の未来版で登場していた。
見て見てね（笑）
| 2003年06月11日(水) | 日本VSパラグアイ戦 |
ジーコジャパンのキリンカップ２戦目だ。
またもや夜中に（ビデオに撮っておいたもの）見ていた。
今回は本来攻撃的選手であるアレックスを４バックの左サイド（SB）に配置すると言う
とても興味深い配置。
そして中田、俊輔のダブル司令塔に前回の日記にも書いた好調大久保、高原の２トップ。
前回に比べパラグアイは終始守りに入っていた為、攻め手が断たれていた。
だが惜しいチャンスはかなり多く中でも大久保が俊輔やアレックス、中田との
相性の良さが光っていた。
高原はHSV（ドイツ）でのプレイを知られてかマークが執拗だったようにも思えた。
そして途中交代を挟み終始日本ペースな試合だった為、無得点での終わりは
いささか物寂しい感じがした。
今回の個人的点数は
FW 高原 6.0 大久保 6.5
MF 中田 6.0 俊輔 6.0 中田（浩） 5.5 福西 5.5
遠藤 6.0
DF アレックス 6.5 坪井 5.5 山田 5.0 宮本 6.0
GK 楢崎 5.5
目立ったのが相手のディフェンシブな体勢に対し
有利なはずの右サイドの山田の上がりが少なかった事。
来週はいよいよFIFA公認コンフェデレーションズ・カップだ。
全ての基点となる小野が居ない事がとても残念。
柳沢のプレイも見て見たかった。（来季よりサンプドリア（セリエA））
| 2003年06月09日(月) | 日本VSアルゼンチン戦 |
おれは3度の飯よりサッカーが好きで、見始めたら止まらない。
昨日はキリンチャレンジカップと言って親善試合が２本組まれているうちの1本が行われた。
アルゼンチンとの2度目の試合だ。
ジーコ監督としては前回敗戦をしているだけに今回のリベンジに期待がかかった。
おれの今回気にして見ていたプレーヤーはアルゼンチンではパブロ･アイマール（MF)、サビオラ（FW)。
とくにアイマールは昨年のリーガ・エスパニョーラ（スペイン国内リーグ）の
優勝チーム『バレンシア』の中心選手であり、身長と体重がおれと全く同じ。
あの、※マラドーナの再来とまで言われた男だ。
（※マラドーナ・・・神の手のゴールと5人抜きで有名なアルゼンチンの神様的存在だが麻薬常習で何度か逮捕されている）
そして日本のキーマンとして期待していたのが大久保嘉人（セレッソ大阪）若干20歳だ。
FW陣を大体外国人が占めるJリーグの中でなかなかポイントゲッターが育たない日本人の中でも期待されている若手だ。
今回のスタメンに欧州勢の稲本と中田のみが居た。
小野と俊輔は故障者、高原はコンディション調整のためか出場は無かった。
結果的には１−４で日本が敗戦。
イージーミスやベスト・キャストじゃ無いにも係らずコーナーからの得点、それもヘッドでの得点はとても満足なものだった。
それにしても若さの台頭しているアルゼンチンにはまだまだ主力選手が沢山いたのだが温存のうえ勝たれてしまった。
まだまだ個人レベルでの差はあるのだろうか。
今回の試合を見ていて及第点を与えられるなと思った選手（個人的点数）
FW 鈴木 5.5 中山 6.0 永井 5.0 大久保 6.0
MF 中田 6.5 稲本 5.5 中田（浩）5.0 小笠原 6.0
アレックス 6.0 福西 5.5
DF 服部 5.5 秋田 6.0 森岡 5.5 奈良橋 6.0
GK 楢崎 6.0
こんな感じだった。
まだまだ復帰を待つ選手が沢山いるので早く復帰して欲しい。
高原、小野、俊輔、柳沢、奥、他。
またもっと右サイドに攻撃的選手（MF）が欲しい気もした。
サッカーは楽しい。
一瞬だけど嫌な事を全て忘れさせてくれる、俺の中の夢の時間だ。
| 2003年06月06日(金) | 欲しかった物は孤軍奮闘に対する後押しの言葉 |
法律と言うのは今やどんな世界にも付き物な物で
知らず知らずの間に法律を守ったり法律を破ったりしているものだ。
今法律を使って自分の前の大きな壁をよじ登ろうとしている。
自分の周りの何人もの人が助けてくれようと手を差し伸べてくれている。
とてもありがたく自分が幸せな環境だと言う事を考えさせられた瞬間だった。
いつのまにか他力本願に結果を求める事を頭に描いていたのかも知れない。
これから自分が戦おうと心に決めて強い精神力を持とうとする事なんていうのは
以外と人の発する一言でなだめられてしまうのかも知れない。
勇気を持って接する自分の心の強さを持ち上げてくれる人の言葉。
そんな存在が小さくても自分に向けてもらえた人に対しての感謝を忘れないで
これから先を頑張りたいと思う。
心配をしてくれたひとへ。
ありがとう。
| 2003年06月05日(木) | 公園の鳩 |
職場の前に公園がある。
そこの公園には沢山の鳩が居て公園に訪れる人による食べかすや
ゴミをあさったりしてたくわえにしている。
前々から良く有ったのだが
ここの鳩は人に慣れすぎていて良くタクシーや車に轢かれる。
今日も一匹轢かれていた。
なれというのは怖い。
| 2003年06月04日(水) | 流行犯罪 |
今朝職場の郵便ポストをあけて見ると事業をしていると
付き物な不正金融業者のチラシやＤＭと共に一通の葉書が入っていた。
それを見て見るとなんとこんな事が書かれていた。
「過去にあなた名義で使用したアダルト情報サービスの未収利用代金の回収権利を譲渡され代理回収することになり、遅延損害金、回収代金、回収代行手数料などを５銀行営業日以内に振り込め」と言う物だった。
たまたまＴＶでこの様な犯罪が増えている事をつい先日見たばかりで
このような葉書が自分の所に送られてくるとは思わなかった。
しかも「この期間に支払わない場合は最終的に自宅訪問のうえ交通費、人件費をも加算して請求する場合があります」と書いてある。
いかにもな 893の資金源と言っているような文面。
いまや情報をどこからでも手に入れ誰にでもこの様な物が降りかかる
可能性が少なくないという。
金融などだと「押し貸し」「空貸し」「強制振込み」など
悪質な手口が後を立たないのだそうだ。
先日全国一斉摘発で数百、千数件？ほどが摘発されたそうだが
手を変え品を変えこのように手口は治まらないようである。
みんなも気を付けて欲しい。
対処法としては、何か事件が起こらない限りは警察は着手出来ないので
具体的に脅しの電話や証拠となるもの、不信な物に対しての脅しと見られる
恐怖感を味わうような事が無い限り訴える事が出来ない。
またこの様な資金源を調達しているのが、言わば一番部下にあたる人間たちの
行動ゆえ次から次と発生する物である。
また罰則や罰金などで済んでしまうケースが多く
犯罪撲滅にはまだ現在の法律では不可能なようである。
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昨日友達からひとつの箱の荷物が届いた。
その中には彼の職場所縁の品々が入っていた。
彼は前々からこれを送るよと伝えてくれていた。
正直中身では無く、そいつの気持に嬉しさと感動をした。
そいつとは言葉すくなに不器用な感じの会話をする。
でも明らかに気持ちが窺える。
彼は自分の物差しを持っている。
誰を大切にし誰をふるいにかけるかを知っている。
ばかな冗談で笑わせたり下らない冗談で自分を道化する。
そんな所が自分にもあるから思える彼のやさしさの表現だと感じた。
男ってやつは年を取ると素直になれない分 無言の行動が目に刺さる。
ながい付き合いになればいいなあ。
| 2003年06月03日(火) | 聖歌の夜 |
疲れて帰り道の車の中。
アベマリアを聞きながら。
信号の青緑だけが目にとても鮮明で真直ぐどこまでもブレーキも
踏まずに行ってしまいそうなそんな気分になった。
ひと気の無いガソリンスタンドでガスを入れて
また車にのってずっと遠回り。
何も要らないとは言わないけど、普通な毎日と普通な時間が欲しかった。
多少の苦しみは有ってもいいけど
苦痛の連続はいやだった。
出口がない自分の作った迷路にはまり
どこにも出口を探せない。
自分が作った迷路なのに。
公園も道もスタンドも街もみんな静かな深夜。
何をしても叱られない。
そんな気分の時間が深夜。
誰にも束縛されず何も制限されず自分が自分らしくいられる時間。
いつからか自分が自分では無くなって
自分を動かしている操縦しているもうひとりの自分がいる。
いつもアベマリアを聞く。
気持ちを落ち着けるとかそんな事だけじゃなく
これを聞くともうひとりの自分が顔を出す。
素直になれる自分と純粋な自分が顔を出す。
ありのままの自分がここにいる。
家族のために毎日仕事を頑張る世の中の お父さん、お母さん
そして いま頑張っている 社会人たち
どこにでもいる頑張っている人たち。
頑張ったご褒美をもらえると信じて人生を全うしてるのかな。
どこまで行ったら手に入れられるかな。
おれは人の幸せな場面を見る事が嫌な時がたまにある。
家族。 親子。 幸せな家庭。
いやな性格がたまに顔を見せる事がある。
別に何をする訳でも無くただただ 羨ましく思って 目をそむけてしまう。
そんな反面ひとを心から祝福したり人の大変な相談に
いち早く乗ってしまったりする。
おれっていう人間が３５年間生きてきた証を何か作りたい。
おれは死を間近に見たことで死を簡単に口にしてはならないと言う事を
強く胸に念じて来た。
諦めも弱音も吐かずに生きてきた。
根性だけが取りえの３５年間だった。
褒められることが好きで褒められるように何かをしたり
ひとに羨望されるように頑張ったりしてきた。
なぜ昔の事をこんなに思い出したり話したりするんだろう。
ずっとこんな気持ちが頭の中を支配してる。
おかしいね。
今は何がおれの存在の証になるんだろう。。。。
| 2003年06月02日(月) | 苦しみのカウントダウン |
今日は６月の２日。
昨日は妹の誕生日だった。
おめでとうも言わなかったな。
今日で運命の日まであとわずか２日間。
今の自分に何が出来るんだろう。
何をして決壊しようとしているダムの水を止める事が出来よう。
限られた事をもし、したとしても無駄に終わるほどの何かしか見当たらない。
気持ちが焦るよりもむしろ気持ちの重みが開き直りへと変わりつつ有るが
これは単なる現実逃避にしかすぎない。
これから何日かあとに訪れる自分への鉛の手脚錠が課せられるかと思うと
落ち着けない。
これまでに何度か有った苦境を比較出来ない今回の苦しい勢いは
もうそこまで近づいている。
苦しさと何度も闘って来たし諦めないで何度も繰り返し繰り返し
対峙してきた自分の人生にこれ以上のものは無い。
命の尊さも知り適当に命を語ってはならないこともかみさんの死で学んだ。
行き急ぎたい自分にストップをかける自分と
いま何かをせねばと この期に及んで焦る自分と
頭の中が回らない。
なにも思い浮かばない。
ばかな会話と笑い声とそんな物しか見つけられない。
苦しいな。
道化する自分が虚しいな。
心の叫びを誰かが聞いたとして落ち着く問題でも無し
かれこれ何年もこんな気持ちのまま 近づく運命の日を怖れのいていたのだろう。
今日は外がきもちいいんだよな。
乾いた空気と昼間の陽射しの残した地面の匂いと。
車のＢＧＭをﾎﾞｻﾉｳﾞｧにして帰る事にしよう。
自分に嘘がつけないぶん 人前で道化してしまう。
苦しいな。
いけない事を考えないようにしてる自分も
何年も頑張り続けて来た自分も
意味の無い物になりそうだ。
今日は６月２日。
運命は近い。。。
