:::排出系列:::




俺が明日死んだって、地球は回っているんだから。





2008年01月28日(月)  子守唄

忘れてしまうには近すぎて
覚え続けるには遠すぎる
 
こうして血を流して君を思う
祈りはUターンの繰り返し
水に流れても忘れられない
どんどん自分を追い詰めて
自分勝手に言い訳を唱え
 
忘れたくないことばかり
今は泣いては居ないけれど
夜に溢れる涙はもうない
 
君に伝えよう
生きているよ
君を抱いて
生きているよ
雨粒が地面を叩いて
溶け出す哀しみに
ちいさなちいさな子守唄を唄おう
 
空 は 見 え て い ま す か ?


2008年01月13日(日)  鼬ごっこ

それはまるで 痛みと傷の鼬ごっこ
むすぼれてほぐされて
つまされてそれでもまだ
歩みを止めることもない
 
長かったね 苦しかったよ
同情の一つでもよかったのに
それはもう 帰る事もない時の流れ
望んでもまからない事に
歪んでは野たれていく気持ちに
巻き付いた鋼は 茶番の出来栄え
 
頭は戻らない日々を再生し続ける
壊れ掛けの映写機の様に
罪は蜜を含んで 味気無い今日を蔑んでいるのか
罪は蜜に溶け込み 誰かの口内で繁殖していくのか
 
二月の解答に近付く前に
祈りを捧げて 泣こう


2008年01月01日(火)  苦虫

ねえ、それはどんな顔?
悶えるような?
苦しむような?
どんな形容がいい?
 
言い訳はもういいよ
考えても仕方ないよ
何一つ正せはしないんだね
 
ねえ、苦しいの?
苦々しいの?
丸で、毒でも食んだ様
明日になればを毎日望む
明日になっても結果はこれ
嘘ばかりの毎日は無情で
死すら訪れはしないまま
欠けて消え去るだけ


kei ☆メール ☆少女カタルシス



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