『スウィート・バイエル』
『スウィート・バイエル』

モクジ 今ヨリ、カコへ 今ヨリ、ミライヘ


2013年05月19日(日) マイスリー、でびぅ

今更ながらですが
マイスリー、デビュー(笑)
 
さすがに、入眠障害が4〜5ヶ月続いたことと
 自称・薬の弱さは天下一品な私ですが、
さすがに、ワイパックス0.5mg×2錠でも眠りに落ちなくなってきたことと
さすがに、そろそろやばいな、と思えるようになったことと〜
 
などがありまして、医者の門戸を叩いて参りました。
 
  
  
もともと、眠剤は苦手。
とにかく薬が残りやすく、
一週間連用すると起き上がれなくなったり、記憶が飛ぶこともあったりしたので、
マイナートランキライザーで対処しきれなくなり、切羽詰まったときのみ、
服用するようにしていました。
 
そんな経験をしてでも、なぜ眠剤を欲しがるか?
それは……何よりも「良質な睡眠」が第一だからです、心身不調の解決への第一歩はね♪
 
 
 
ドクターも、前回の不眠への処方失敗を心得て下さり
(リフレックス15mgで酷いアレルギー症状が出て一週間寝込んだ)
抗うつ剤で眠らせるという手法は避け、すんなりと眠剤を処方して下さいました。
 
ということで、マイスリー。
 
いやぁ、良い薬だと噂は聞いておりましたが……
 
  
こりゃ、いいわ!(笑) 
  
すぅーっと自然に落ちて全然残らない、素晴らしい切れ味♪
今までに処方された眠剤とは、全然違う。
これならば、辛いときに頓服として頼れるわん♪
 
 
ちなみに、今回頂いてきたのは5mgですが
用心して、半分に割って飲んでます=つまり2.5mg。
それでも、(個人比ですが)比較的強かった入眠障害が改善される私って、一体……(^◇^;)
  
 






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2013年05月06日(月) 熱狂の日、終了



 


今回のポスター
 

ガラス棟からホールAに渡り歩いて行くと……関係者出入口に。
この辺りを歩いていると、「artist」のパスを下げた外人さんとめちゃめちゃすれ違う(笑) 出入り口では出待ちしている方も多い(この写真の反対側にいる)。 アーティストさんも気楽な感じでサインや撮影に応じてくれています。この祭りの特徴よね〜。



チケットを持っている人しか入れないガラス棟。物販のあたり。夜でもこんなに凄い人(笑)

……あ。画像をリサイズするの忘れちゃった、まいいか(笑)
 
 
 
--------------------
 
第二回から参加している、有楽町 国際フォーラムのクラシック音楽祭
「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン 熱狂の日」
が、今年も終了しました←

いやぁ〜熱狂した2日間だった(会期は3日です)



<2日>

 takatosatopi(カントリー&ジャズ)
  屋外広場キオスクステージ、から始まり
http://www.youtube.com/watch?v=Ej7XH7lTpVU
 ご機嫌なジャズとカントリー…でいいのかな?
 バンジョーうまいよぉ、バンジョーの音、いいよぉ!!!
 浅草ジャズコンテストでの演奏曲が、特に良かった〜。
 しかし、にこにこと演奏するバンジョーとクラシックギターのお二人に、
 良い雰囲気になってるお客に、足を止める人々に、色々と思う。
 ……笑顔っていいなぁ〜、と(ToT)
 そういえば、どこか近くで結婚式があったのだろう。
 白ネクタイを外しながら聞いているお兄ちゃんも居ました(^_^)
  
 
 ボリス・ベレゾフスキー(ピアノ)
  よみうりホール
  ラヴェル「夜のガスパール」
  デュティユー「ピアノ・ソナタ op.1より 第1楽章」
  ドビュッシー「前奏曲集 第1巻」より
  
http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=tu8M4WQ0tdk#!
  動画はラフマニノフのピアノ協奏曲2番第三楽章ですが(^◇^;)
  (これは昨年の大トリ公演でした。感動した!)
  いやぁ、ベレちゃんの「夜のガスパール」動画が見つからなかっただけ(笑)
  アンコールが2曲もあって!お得感♪
  ですが、アンコール曲名が張り出される前に、泣く泣く会場を出てしまいました〜。
 
  次の公演が、やばかったので!!!
  (アンコールを聞かずして会場を出る人も多かったなぁ。時間が迫ってたからね)

  信号無視はせず、横断歩道からホールC入口まで走る!!!
  ああ、ラ・フォル・ジュルネで走ったのは久々だなぁ。
  (参戦初回でその目に遭い、それからは絶対に連続した公演を取らないようにしてた)
 
  
  小曽根真&塩谷哲(ホールC)
 http://www.youtube.com/watch?v=r56B099Juvs&feature=player_embedded
  一般売りでなにげにチャレンジしたら取れてしまった!!という
  ラッキーチケット。
  小曽根さんを冠にした公演のチケットが取れたのは、初めてざんす。
  (何人かのピアニストとクラシックの共演、
   急病ピアニストの代打、無料公演などでは拝聴していた)
 
  ジャズピアノをよく知らない私が言うことはなにもなく。
  ただただ、素晴らしかった! 音楽って最高!!!と思った一夜だった、と。
  血が湧き、血が騒ぐ〜!!すばらしきグルーブ感。
  たぶん、私が今まで見たラ・フォル・ジュルネのLIVEの中で
  1・2位を争うすばらしさ。会場を去りがたかった〜。
  
  ピアニストが一音弾いたとたん、周りの空気が変わる。
  この瞬間が楽しい。そんな2日の2公演。
 
 
 
<3日>
 
  屋外広場キオスクの当日発表アーティストが「渋さ知らズ」であることを
 Twitterで知り、愕然。見たかった……  

 渋さ知らズは、昨年の土砂降りのなかのプレナイトで観ました。かっちょ面白かった!
  http://www.youtube.com/watch?v=z4qtSR-lwkw&feature=player_embedded
 
 
  すっかり出遅れた3日(^◇^;)
 観たかった 屋外キオスクでの「The Cherry boys」にももう間に合わない……
 と落胆のまま東京駅から地下通路を通り、フォーラムに到着したら。
 人だかりと音楽が!
 やってる!まだやってる\(^O^)/
 予定時間を15分位延長して演奏してくれたおかげで、私も三曲くらい観ることができた〜
 こういうご機嫌な音楽は、東京の5月の風が良く似合うのだ! すっげぇ贅沢♪
 
 案の定。演奏終了後。
 前に立っていたおねーちゃんたちは
 「海外旅行に行って、レストランかなにかで、たまたまこういう演奏に出会っちゃった!という感じだよね、いいよね〜♪」
 隣に居たお兄ちゃん達は「今日、一番楽しかった!!!!!!」と上気した声で語り合ってる。

 いいぞー、いいぞー(笑)
 そうなんだよ、楽しいんだよ、屋外キオスクで聞く、ジャズやカントリーって最高なんだよ!
 どんどんハマって欲しい……と思う私。関係者でもないのに(笑)

 そのまま、ガラス棟へ(チケットの半券が無いと入れないゾーン)
  
 
 The Cherry Boys (展示ホール キオスクコンサート)
http://www.lfj.jp/lfj_report/2013/02/post-923.php 
 
 先ほど屋外で演奏していた、The Cherry Boysの屋内ライブ(笑)。
 早めについたので良い席が空いていたので座って観覧。
 さっきと何が違うかといえば、キーボード→グランドピアノになった。
 それだけだけど、雰囲気変わるわーん。
 しかし、チェリーボーイズの動画を探しのだけれど、どこにもない。残念(涙)
 ピアノの兄ちゃんは、他メンバーより断然若い。
 指が長い。気がつけば、ほとんどの時間、兄ちゃんの指ばかり観ていた
 (私は、ピアノを弾く手フェチ)

 ごっきげん♪な足取りでゆるゆるとホールAへ……

 
 
シンフォニア・ヴェルソルヴィア、ベレゾフスキー(ピアノ)
 ・デュカス 交響詩「魔法使いの弟子」
 ・ラヴェル 左手のためのピアノ協奏曲
 ・ラヴェル 「ボレロ」 with ライブドローイング(ヴィルチンスキ)

 
 「魔法使いの弟子」は、言わずと知れた、ディズニーのファンタジアの音楽。
 ファンタジアを観ても居ないのに、聞いていると、
 青い服のミッキーが魔法を掛けるあの姿が浮かぶのは何故だろう?(笑)
 ファンタジックな曲である〜、かわいい♪
 
 そして、左手のためのピアノ協奏曲。
 ピアニストは左手だけでしか弾かない。
 動画でしか見たことがない、ベレちゃんの左手一本プレイが見て聴ける喜び♪ 
 
http://www.youtube.com/watch?v=aQOhB9dPDpc" target=
 これはショパンの「革命」だけれど、途中から左手一本になりまする。
 
 すごいよすごいよ、なんだよ、左手一本で協奏曲って!!!
 そしてホールAだったのでスクリーン付、
 スクリーンに映し出される映像の8割以上ピアノを弾く手!
 いやぁ、感動。周りも拍手喝采、ブラボー!!!の声も上がる。
 
 
 
 そしてボレロ。みんながわくわくと待っていたボレロ。
 今回は、ライブドローイングという試みらしい。
 アーティストの方が出てきた。
 タイトルを水彩パステルだか?で描き、水筆で塗りつぶす……
 この辺りまではわくわく。
 だが途中で気づく。アバンギャルドでシュールになっていくことに。
 はっ!と気づけば、ボレロは中盤。
  
 し、しまった。いつの間にかオーケストラの音量が上がってる!
 私、ボレロの演奏を楽しめていない!!
   
 一生懸命オケを見つめ、曲を聞き入るように努力するが、
 3スクリーンに描き出される絵が気になってしまう。
 そのうち、キャンバスをカッターで切り、紙をめくる……が続く。
 ああ、私はボレロを〜(ToT)
 
 ボレロ終了。
 キャンバスにはハートが描かれていた。
 
 気づけば。周りも微妙、普通に拍手。
 アーティストのおっちゃんは、熊さんみたいな大きな体型で、シャイでかわいかった。
  
 アンコールなし。
 (あの状態ではアンコールはむりだわな)
 
 ちなみにホールAのB席は、漏れ聞こえる会話や雰囲気から、
 音大生やサークルで音楽をやっていると思われる人が多い。
 みな、微妙な雰囲気でぞろぞろと席を立つ。
 前にいたお兄ちゃん3人組の一人が
 「わかるよ、わかるけど……ああ!ボレロ(もう一度)最初から聴きたい!!」
 私はその兄ちゃんに、心から拍手を送りました。
 
 遙か上の3階席から1階までおりる間、沢山のお客さんを観たが。
 みな「よかったね!」の言葉も雰囲気もなく、かなり「???」と微妙な感じでした。
 
 絶賛している方も多いけれど、たぶん?な方の方が多かったと思う。
 「ボレロ」は音楽だけでドラマチックなのだから、他の味付けは要らないなぁ(^◇^;)
 
  ラ・フォル・ジュルネはお祭りなので何でもあり
  演奏が少々まずくても、このお値段だし、参加することに意義がある!的な
  お祭りですから、何も言わず楽しむ!が私の信条ですが……
 
  さすがにこのドローイング・ボレロだけは……(^◇^;)
 
  ある意味、全てを持って行っちゃった(笑)
  それまでの感動が、「ボレロ聴かなきゃ!集中しなきゃ!ああ〜」の
  必死さに負けたというか。
  あの回は、順番を逆にして、
  ベレちゃんの左手で終わってほしかったなぁ〜
 
 
*****-*****
ボレロはこういう風に、参加していく楽器を追いながら、音楽を楽しみたいよぉ〜(ToT)
http://www.youtube.com/watch?v=inipOAGtDX8> (これはN響の演奏)
*****-*****
 
 
以上。
つらつらと自分記録として書かせていただきました。
 
ベレゾフスキー(ピアノ)に惚れたのは、数年前。誰かのピアノ協奏曲。
弾き出したとたん、あまりの軽快なタッチに、ハートを射貫かれました。
(この軽いタッチを好まない人も多いです)
 
私の好きなピアノの音なのだよね〜。
 
http://www.youtube.com/watch?v=b3DrJOfqol4 
ショパンワルツ 変ニ長調 作品64−1「子犬のワルツ」
こういう小さな曲だと、ベレゾフスキーの軽い音の可愛さが分かる(笑)
(個人的にはショパン「別れの曲」も好き。速弾きのイメージがあるけれど、
静かに歌う曲の音の方が好きだったりする、天の邪鬼な私)
 





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2013年05月05日(日) (その3) 苦と執着



 
 
◇経集(スッタニパータ) 738-739偈(げ) ---
 
 楽(快感)であろうとも 苦(不快感)であろうとも
 ふつうであろうとも
 自分の内部でも 外側でも
 好きとか 嫌いとかの 対象として
 感受されたものが 存在しないだけ
  
 楽・苦・ふつうを全て
 「これは苦しみだ 偽物だ 変滅するものだ」
 と、感受の接触ひとつひとつを 見つめるものは 
 欲望から離れる
 

 
 
◇経集 742-743偈---
 
 執着によって 存在が発生する
 存在するものは 苦を受ける
 生まれたものは 死ぬ
 これが苦しみの原因
 
 
  ※生まれたものは死ぬ=執着によって生まれた存在は、いつか消える
  ※熱心にやっている自分=執着=自分の存在感
 
 
---------------------------
  

以上。
 
よく知らない私がこんなことを言うのはアレなのですが
今回のお話は、「やさしい仏教哲学」なのかな?
 
今の自分にとって、とてもためになりました。
 
そして、
  心は体。体が変れば脳も変わる。
ということを再確認した1時間40分だったかも〜。
 
来月のお話しも楽しみ♪
 
 





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2013年05月01日(水) (その2) unsatisfactory そして not-self


   
    
(前回の続き)
拙いながらも、まとめてみました。
箇条書きにしてしまったので、お話しの雰囲気そのものが伝わりにくと思いますが。
これらのことは、お腹に力が入っていない感じの声で(笑)
淡々と、ほぼ感情を込めずに語られ、お話しが進んでいきました。
 
なんというか、強制される感じが全くなかったんですよね〜。
それがとても良かった(^o^)
 
 
 
------------------------
脳は、
気持ちよいことを・満たされることを求めるように出来ている。
そういう機能のもの。
 
だが、根本的には"満たす"ことなど出来ない。
満たされてもそれは一瞬、次の瞬間には苦がくる。
どんなに好きなもの、熱中するものがあっても、ずっと同じテンションで好きでは居られない。
飽きる時が必ずくる。
好き、飽き、好きと繰り返す。
うつろいやすいものである。
   
   
   
------------------------
自分が
自分の
自分は
自分を
自分に。
 
強烈な自己中心性
   
   
   
------------------------
自分の体が、自分にとっては一番である
(体は認識をする装置。これがないと自分が困るのである)
体の状況が、全てに影響する。
なので、自分の体に起っていることで、機嫌や、考え方や、あれこれがいろいろ変ってくる。
  
他の人の苦しみそのものを認識することはできない。
 体は自分の体であって、
 他人の体ではない・他人の体にはなれないのだから。
   
    
    
------------------------
同じモノを見ても、自分と人は絶対に同じ見え方にならない。
隣に並べばいい? いや、隣にならんだとしても若干位置はずれる。
全く同じに見たいならば、その人の体を乗っ取り、その人の目の位置で見なければならない。
   
   
   
------------------------
人は生きるうえで、
友達と、恋人と、すなわち人と
わかり合いたい、共感・共有したいという希望を持つが、
同じものを見ても、絶対に同じ見え方が出来ないのと同様、
絶対にわかり合うことは出来ない。
絶対に正解はない。
  
  
認識は体に閉じ込められている。
故に絶対に、人と完全にわかり合うことは出来ない。孤独である。
 
だが、いくら完全にわかり合えないとしても、近似値に近づけることは出来る。
誤解を減らすことは、出来る。
   
   
   
------------------------
わかり合いたいのに、実際はわかり合えない時間の方が多い。
また、常に気持ちよくなりたいと願うが、実は不快な時間の方が多い。
完璧に欲求していても、絶対できない。
 
生きている上では、苦痛の時間の方が圧倒的に長いのである。
 
欲望や執着は強ければ強いほど、
消えるときに激しい断末魔の悲鳴をあげる、苦しみを生む。
  
  
  
------------------------
生きるということは、
絶対にクリアできない、イカレたゲーム。

  
でも、完全にそのゲームから降りることは出来ない。
  
おりることができないのならば、少しでも苦(苦痛)を減らすようにしていく方がよい。
それには。
  
追い求めなくなれば、それは欲望ではなくなる。
完璧主義にならない方がよい。
少しだけ力を落とせば、執着が減る、自分の苦痛も減る。
ありのままに受け止める。
そうすれば、余裕が出てきて、
立ち居振る舞いや言葉が、美しくなってくる。
 
 
 
 
生きていくということは、割に合わないものなのです(苦笑)  






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谷藤 麻瑚 MAILスウィート・ハノンHP(改装・再開予定)

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