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| 2012年03月25日(日) | 指先に 触れる |
半年間の、行き違い
いや、正しくはもう2年前くらいから続く感情のすれ違い、言葉と行動の行き違い
やっと会えるようになったのは、ここ1ヶ月半くらいのこと
それでも意思の疎通は難しかった
行きつ戻りつ
メモリがついた直線のうえ、ゼロを境にプラスに行ったり、大きくマイナスに戻ったり
その繰り返し
そしてやっと、きちんとした会話ができるようになった
ある日。
階段を昇る途中で立ち止まり
後ろに居る私をちらりと確認し、「……ん」と差し伸べられた手。
「急にどうしたんですか」といいながら、手を重ねる。
そのまま手を繋いで、店の入口をくぐる。
別れ際。
自分から手を伸ばし、
少し離れたところに置かれた手の指先をそっと握る。
ただ優しく握り返される手。
最後に軽く頭をなでられた。
目線は下に向けたまま、
「まぁ……（おまえは）まだ……大丈夫だよ……うん」
低く小さい声で。
私は、何かの弾みでも無い限り
自分から人に触れることが、ほぼ出来ない。
自分から素直に求めるということが、出来ない。
主従関係を結んだ人以外、
私がそういう人間であることに、誰も気づかなかった。
逆に
「オレ、いちゃいちゃするの苦手なんだよ。
君もそうだよね！ 同じ感じがするんだよね！」
勝手にそう決めつけられていた。
そんな時、私は、イエスともノーとも言わず、ただ微笑んでいた。
sexの場でも、飲んで騒いでの場でもない、
なんでもない時に、相手に触れるというのは
非常に勇気が要ることで……
何気ない時に、相手の指先を握る。
これだけのことが、私は
人前でスピーチをするくらいの勇気が必要だったりする。
この先、どうなるかは神のみぞ知ること。
もう無いような予感もしている。
でももう、これでいい。
和解できて、指先を握りあえたこと。これだけで十分に至福。
| 2012年03月03日(土) | 「自分を許してあげなさい」 |
スーパーセラピスト先生の言葉。
「自分を、許してあげなさい」
涙がとまらなかった。
私と同じことで苦しんでいる
アダルトチルドレンの方に、
自己愛性パーソナリティ（自己評価が低く怯えるタイプ）の方に、
伝えたい。
大嫌いな自分自身。
でもその自分を、許してあげていいんだって。
それが大切なんだそうだ(^o^)
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自分を許すなんて、思いつきもしませんでした。
周りの人はみんな「人を許せ」って言うじゃない？
私も言われてきました。
許すも何も……その前に。
人を許すなんて、私はそんなお偉い立場じゃないから、よくわからない(苦笑)←自己評価の低さ。
もっと早く、もっと若い頃にこのことに気づきたかったけれど
「気づけただけでもいいんです。
気づけずに居る人は、この世にごまんと居るんですよ(笑)」
と言われたら、……まぁいいか、って思い直した、単純な私。
気づいて以来、小さな変化が起きてきています。
それについてはまた後日。
| 2012年03月01日(木) | 2月の試練 |
……自分の調整がだいぶうまくいっていて、
生きづらさがほんの少しずつ無くなって来ていたとき。
とある所に行きました。
非常に苦手な空間でした。
2日でダウン。
怖くて怖くてたまらなかった……。
もう落ちないと思っていたウツに、片足をツッコミ、
過去の嫌なことばかりが思い浮かぶ（一種のフラッシュバック）
とある心理療法をお願いしたのですが、逆効果。
本当にあぶなかった(笑)
自分の中で意識が弾ける瞬間って、初めての体験だった。
これがもっと強いと、狂気の世界に陥ちちゃうのかな。
残った理性であわてて薬を飲み、寝逃げに持ち込んだ。
（私は今、緩和な精神安定剤しか持っていないのだが、
なんせ薬に弱い体質なので、そんな薬でも規定量飲めば見事に寝逃げな日々が成立）
とある書物で読んだ、天才と言われる精神科の先生が推奨する
フラッシュバックに効くといわれる、漢方薬の合わせ方も試した。
これがどんぴしゃり！
本当に助かりました。救われた。なんとか復活。
心が弱れば身体も弱る、身体が弱れば心が弱る。
身体と心は、一体。
ということで、身体がボロボロではあったけれど、
その後に大切な用事が控えていたので、なんとかこなす。
医者に行かなきゃもうだめかな。
でもこの状態って、医者ではろくに分かってもらえない。
抗うつ剤、気分調整薬、精神安定剤、今回はもっと薬が強くなるかな？
ただでさえ薬に弱くて副作用でこんな状態になってるのに、もうイヤだ……
と考え居たとき。
ふと思い浮かんだこと。
知り合いの知り合いの知り合いに……
スーパーなセラピストの先生がいるのだ。
そして私も、一応面識がある。
知り合いに連絡し、頼みました。
その方を捕まえることはかなり困難、予約を取ることはもっと困難。
ところが運良く、キャンセルが出たので○○日ならいいですよ、とのこと。
その連絡を人づてに頂いた時、
やっと私は安心してご飯を食べることができた。
……それまでは、食事なんてろくにできない状態だったのに(苦笑)
