『スウィート・バイエル』
『スウィート・バイエル』

モクジ 今ヨリ、カコへ 今ヨリ、ミライヘ


2006年01月29日(日) スピリチュアル



 
私が江原さんの本などを読んでみようか、と思ったのは、
『オーラの泉』という番組が面白かったこと
(バラエティ的に面白い、という意味とは違う面白さではあるが)
それと、
呪い、憑依、お祓い、念……そういう怖い言葉に、ふれあう機会があったから。
 
占いとかは昔から好きで読んではいたが、過信はせず。
細木数子は、こんなブームになるまえは、ちょこちょこと見ていたが
どうもブームになってからはバラエティ的な面白さしか感じられず。
というか、嫌いだ。
 
 
 
そういうことを信じる、信じない、私はどちらに分類されるかというと、
これまた非常に微妙。
なんというか、信じていなくはない、どちらかといえば信じる方なのだが
過信はしてはいないのだ。
特に、怖いことを言う人は大嫌い。

 
信じている、というからには理由があって
周りにそういう力がある方がいる、というのもある。
現にヒーリング的なことをなにげに受けたことがあり、実証をたたきつけられたからなのだけれど。
 
もちろん本人から「痛みや違和感を軽減させていい?」と言われた訳じゃない。
手を当てられ、数分後。
身体の軽さに気づいた瞬間、私の頭の中を駆けめぐる様々なこと、そして回答がでた。
私が驚いた顔で
「○○○ちゃん!今なにかやったでしょ!」と言ったら、
当の本人は「あ、わかっちゃった」という顔でニコッと……それだけ。
その瞬間、もう泣きそうになった。
そして、それ以外の方もいろいろと……。
 
 
思うに、霊感というもの、強弱の差はあれど、
そういう力を持っている人というのは結構多いんじゃないかと。
それに本人が気づくか気づかないか、ということもあると思うし。
霊感というか……人間だって動物、動物的なカンとか本能って、
この文明社会に於いてかなり薄れてきてはいるものの、
もともとは持ってはいるわけでしょ? と考えるわけです。
 
なので、否定はしない。そういうのがあることは信じる。
でも過信はしない。人からそう言われても闇雲には信じない。
特に、呪いだとか心霊写真だとか、怖いこという人は大嫌い!という感じです。 
 
 
話はそれましたが。
 
 
「目には目を、歯には歯を」
という言葉の意味は「目を潰されたら、目を潰し返せ……」らしいけど。
私は自分なりに、勝手に解釈を変更(笑)
「相手が私の右目を潰したら、私は左目を潰されない為に
 目というのはどういうものであるか、
 相手はどの手法でくるかを学び、
 知識をつけて自分の左目が潰されないようにする。
 そして、なにかあったら対抗できるようにもしてやろう」と。
 
あることをしかけてきたら、
私もそのあることに対して同じ土俵にたてるようにしよう、というか。
勉強し、知識をつけ、防御ができるように、
時には攻撃も出来るぐらいの(するしないにかかわらず)力を
ひっそりとつけておこうと努力する、といいますか。
 
 
そこでやっと話は本筋に戻りまして。
とある時に、そういう怖いことに関する言葉を聞いたりして……そこで
「元々、調べたりするのは嫌いじゃないし。久々に、私もやってやろうじゃないか」
と思ったわけですね(笑) 
 
といっても、呪われたときに呪い返しをしてやる、ということじゃなくって。
そもそも、念とかそういうのって、どういうことなのか? お祓いとは?
 っていう知識を身につけて、応戦したかったから。自分を守りたかっただけなんだけどね。
 
知識というのは、本当に自分を助ける最高の武器&防具になる、 というのが私の持論。
  
 
そこで……
怖いことは学びたくないし〜(ホラー大嫌いだし〜)
と思ったときに、
今の時代、こんなに簡単に資料が手に入り、学べるものがあるじゃないですか!と。
そう、江原さんの著書。
 
最初に買ったのは
『スピリチュアル セルフヒーリング』
 
面白いところもあれば、役に立つところもあれば、苦笑したくなっちゃうところもある。
 
でも、読んでいて思う。
これらのほとんどは、
昔から言われてきたこと、日常生活でやっている正しい習慣や、身体に良いこととかなのよね。
そういうことに結局は結びつくんじゃないか、と。
なんら特別なことじゃない……もちろん入門編に於いてですけどね(苦笑)
 
読んでいて「そこまで……(苦笑)」と思うことはある。だから過信はしないけど。イイコトは実践していこうじゃないか、という気持ちにはなる。
疲れていてもちゃんとお風呂に入ろう、とか(笑)。呼吸法とか。
 
 
そして、押しつけていないところがいい。
これはこうこうこうで、こうですが、それをスピリチュアル的に言うと……
という言い方をしているところがかなりあったり。
あと、スピリチュアルだけで全てを解決しないように、という言い方をしているところとか。
 
そりゃそうである。
ダイエットについての項目もあるのだけれど、
過信している人は、スピリチュアルだけで痩せられる!と思ってやったりするよね〜。
そんなのは傍目に見ればちゃんちゃらおかしい。
そうなってくると、へんな宗教になってしまうと思うし。
何事も、お祓いや神頼みだけで全てを解決しよう
なんていうのも、ちゃんちゃらおかしい(×2)なのだ。
 
そうじゃなくて、気のもちようをかえよう、というところに持って行くのがイイ。
 
 
 

3冊目に買ったのが、 『人はなぜに生まれ いかに生きるのか』。
タイトルがこんなぎょうぎょうしいので
「こういうの、ヤダなぁ〜」と敬遠してたけれど……読んでみたら、
スピリチュアルなんたらブックより、全然内容的にいい!と思った。
 
とりあえず、死についての考えが全然違うので、すごく気持ちが楽になるというのもあるし、
……まああとは、読んだ人それぞれの気づき的な部分があると思うし、
実は私もまだ全部読んでないので(苦笑)、以下略。
 
 
 
 

『オーラの泉』でもよく言われているけれど、
つまりが、自分の内面を見つめ直すことが、一番重要なのかもしれない。
自責の念に捕らわれすぎるのもヨクナイと思うけど、「どうしてこういうことになったのか」ということを探り、辿り、反省し、今後どうしていくかということを考えることはとても大切なのだ。
ナーバスになってばかりではいけない、かといってハイテンションで
強引にメチャクチャに動き回るなんていう、誤ったポジティブさもいけない。
ちゃんと周りを見極め、自分なりに理解し、そしてポジティブに活動していきたい、なーんて思ったり。
(でも実践は難しいんだけどね〜)
 
  
あと、自分の役割についても。
自分がどうしても
「なんでこういうこと、気になるんだろう。放っておけないんだろう。
 私はこんなにこれで辛い思いをしているのに」
と思うことについての理解ができた。
それって私の役割なんだ♪って思ったら、肩の荷が下りた。
そして「だから気になっていたのか、だったらこれからもやっていこうじゃない」って
前向きに考えられるようになったし。
 
 
ほか、今までちょっと悩んでいた自分の体質もあったんだけど
それについても、理解が出来た〜。気持ち的に楽になれた♪
 
 
 

念やお祓いなどということにも、
最低の最低限度程度だけど、知識がついたし。
神社の参拝方法、お願いするときの仕方、おみくじの意味なんてのも知ったし。
いや〜、勉強になりましたわ。
昨年の私はいろいろあったけれど
スピリチュアルというものに触れる機会に巡り会えたことは、とても感謝(ニヤリ)
 
 
 
結局は自分……でもそれは、何でもかんでも自分本位だとか、
人は一人で生きている・生きていけるってことじゃなくて。
もっと違う意味での、「自分」。
そして、なんでもそうだけど……要は「気の持ちよう」ってことだよね!(笑)
 
なんか上手くまとまってないけど、
宗教かぶれも(私は特定の宗教に入信してないし)、過信もしてないけど
トラブル対策のためにスピリチュアルにふれあったおかげで
基礎的知識を得たと同時に、トラブル対策もでき、そして気持ちが前向きになった、気づきがあった
ということでございました(笑)
 
 
だけども、まだまだ問題は続くのであるのだけど……(涙)
でも、「現世は、有限なる修行の旅」ということばが私をなんとか
納得させてくれるので、頑張れると思う。うん。ま、時にはゲーム感覚で対応を(ニヤリ)
 
 
何らかわりはないけれど、
内面的にはちょいと成長している麻瑚でございます。
どんな点が成長したかは……自分だけが分かってることだけなので、あえていわないけどねん(ウフッ)
 
 
あ、ちなみに〜
私はオーラも見えないし、霊感もたぶんないし(笑)、人の心も読めません♪
凡人でございます。
ってゆーか、オーラとか見えるようになりたいっていう人
今や多いみたいだけど、本当にみんな見たいの!?
だってイイモノが見えるとは限らないのだよ。
悪いモノだっていっぱい見えるのだよ。
見えなくていいモノを、あえて見えるようにして、
自分を苦しめたいか……って私は思うなぁ〜。

 
 
追伸----------
 
来週は漢検。
そんなこんなな、精神的疲労&肉体的疲労&対応に追われる日々
だったので、全く勉強してません。
1週間でどうにかなるものだとは思ってないけど……
漢検の為に、逢瀬予定を延ばして頂いているので、頑張らなきゃ!
ということで、これから1週間、
ネット(主に掲示板)にはほとんど顔出しません。
掲示板管理も中途半端(苦笑)になります。
メールのお返事も一切書けません。自分を追い込んで、頑張ります。
ご了承のほどを!
  
さぁて、遅くとも3月くらいからは、エロ麻瑚にもどれるかな?(笑)
 
 
 《 2006.01.29 16:36 記》





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2006年01月28日(土) にんにくパワーで復活を目指す



このところずーっと……疲労感が抜けません。
 
とにかく怠くて、身体が痛くて、しんどい。
取りあえずその場をなんとかしたくて、キユーピーコーワA錠を飲む日々。
肩こりと眼精疲労も酷いらしく、鎮痛剤頼みの毎日。
 
こんな生活じゃ、いかんなぁ……
と思っても、まとめて休んで毎日眠る、なーんてことが出来ないし。
 
とりあえず、毎日キユーピーコーワっていうのもなんだし、
キユーピーにだってニンニクエキス入ってるわけだから!
と思ったのと、
mixiのとあるコミュでなかなか評判良かったので、買ってみました。
 
やずや の 「雪待ち にんにく卵黄」 でございます。
 
 
アレですね、パッケージを見たとたん、
あのCMの音楽が、頭の中を流れてしまいます。
あの女の子とおじいちゃんの画像も浮かびます(笑)
あのCM曲をBGMに、お口のなかに2粒……どうでしょう。結果は、今後のお楽しみですな。
 
ちなみに、「熟成やずやの香醋(香酢)」は、
数ヶ月前から母と共に飲んでます。
うーん……個人的には、前に飲んでた「もろみ酢」のほうが
身体にあうような気がする(効果があるような気がする)のだけど〜。
まいっか。
 
しかし。
パッケージの写真を撮っていて、気づきました。
 
『世界品質選考会 モンドセレクション金賞受賞』
だって!
「バターココナツ」と一緒だ〜(モンドセレクションというと、どうしてもそっちを思い出す、笑)
 
 《 2006.01.29 15:30 記》
 





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2006年01月06日(金) 男友達に会う -2-



 
(1/5の続き)
 
そして、お姉ちゃんの話。
大阪に居たのは3年ぐらい。
もちろんその間に、付き合ってる人はいたらしい。
スポーツジムで知り合った(インストラクター?)女性とのこと。
 
「で、彼女はどうしたの?」
「2ヶ月前に別れた」
「?」
「オレはずっと大阪に居る気はない。大阪に居る間だけのつきあいだ、と言ってたから」
「はい〜?? それで?」
「うん」
「あのねぇ……(怒)」
 
コイツ、彼女の気持ちとか聞いたのか!?
そんなこと聞かずに、大阪離れるからハイサヨナラなのか!?
 
……思えば私もそうだった(苦笑)
で、1年後再会して話をして、私にご主人様が出来たことを知り、がっくりとして。
「だって私を捨てていったでしょ?」って問いただしたら
「捨てていない! 仕方ないだろ、東京で仕事がみつからなかったんだから!」
って言い放った人だ。
 
 
「大阪と名古屋だよ。移動に1時間はかかる」
「……1時間がなんなのよ。私は1時間半かけてご主人様に会いに行くよ」
(正しくは--私の家から待ち合わせの駅までは2時間かかる)
「そうなのか?」
「うん。電車だって普通のは1時間に一本しかないから。
 乗り遅れたら、特急に乗る。
 電車賃より高い特急指定料を払って、
 『また特急に乗っちゃったよ〜』と泣きながらいくの(笑)」
「それはすごいな。特急かぁ」
「だって、遅刻したらかっこうのお仕置きネタになるし。
 それになにより……逢える時間が少なくなるもん!」
 
 
 
男友達には、きっと私が話すことなんて、ちんぷんかんぷんで
理解できないことだろう。
 
大阪のお姉ちゃんとだって、そばに女が居なきゃ寂しいから
気に入った娘とつきあっていた程度だったのだろう。
彼と知り合って、気づけばもう7年。私でもそれくらいは話から推測できる。
 
でも……彼女はどうだったんだろう?
本気だったらとても可哀想なことだ。
 
男の人にとって、やっぱり仕事が一番。
それは私も分かってる。
というか、仕事を一生懸命イキイキやってない男性には魅力を感じないもん。
 
仕事優先、おおいに結構。
仕事が理由でデートキャンセル、あたりまです、構いません。
私はいつもそう思ってる。
思ってるんだけど……
 
仕事も大切だけど、女も心のどこかで大切にしてくれないと。
自分が大切にしなきゃ、相手にだって大切にされないよ!って
私は心の中で彼に訴えてた。
 
 
-------------
話はエロい方向に変わる。
 
 
「それで、彼女とはどんなことを?(笑)」
「普通のsexだよ」
「……普通って(笑) 普通っていろいろあるけど(笑)」
「普通」
「あの……それじゃ、私とのことが
 まるで普通じゃなかったみたいじゃないですか」
「(含み笑い)
 彼女はエッチな身体をしてたんだけど、至って普通だったなぁ。
 アブノーマルなことはしてない」
「あー……私も今だって、ご主人様と
 そんなにアブノーマルなことはしてませんが(苦笑) 
 ちょっと縛ったり、ちょっとムチで叩かれたり、
 ちょっとアナルをされたり、ちょっと聖水を口で受け止めたりとか」
「(苦笑)」
「私だって普通なのに」
「いや」
「……私ってエッチ?」
「うん……それに、好奇心あるだろ?」
「好奇心ねぇ……ちょっと違うんだけど」
「なに?」
「えー……そういう裏側のことを全部知っちゃいたいの?」
「うん」
「……私はね、以前はsexの感度がかなり低かったの。
 でもそれって相手に失礼でしょ。
 だからね、せめて喜んでもらいたいと思ってたの。
 それ故に、要求されることを『喜ばれるのなら』ってしてただけ。
 自分がしたかったことしてた訳じゃない。
 ほら、私、尽くし型だから(笑) 」
 
 
そして話をしていくうちに分かる。
なんか……勘違いをしているというか、
いや、世間一般普通の方がみんなそう思ってるのだろうけれど。
 
主従関係、SMの関係というと、
なんかもうこてこてな典型的なアレで……
プレイだけの世界というか。
 
やりたいことだけ勝手にプレイする、みたいな。
 
違うってば、そういうのじゃないのね。勘違いしてる!
私は何度も言ったけど、こういう関係を経験したひとじゃなきゃ
きっと分からない。
 
心の繋がりであって、人間の関係であって、
SM的行為というのは、心を開いたり互いが楽しむための
ちょっとしたきっかけだということ。
「気持ち」がなきゃ、虐めるなんて出来ない。反応なんて返せない。
虐めて、責めて、相手が反応して、
うっとりしたり、頑張りましたって泣きながら縋ってくる相手を
「カワイイヤツだ」って顔をして頬を撫でたり、キスをする
それが嬉しくて泣く
……なんてこと、きっと理解できない。
 
いや、そういう経験をしているしていない、に限らないかな。
少なくとも男友達には絶対理解できないことだろうな、と思い説明をやめた。
私が今ご主人様にどれだけ大切にされているか伝わらないのは悔しかったけど。
 
 
 
なんか話していて気づいた。
男友達って、女性に対して、愛おしいって思える瞬間がないのかも、って。
例えば、sexの最中だけでもいい、その瞬間だけも、相手が愛おしくてぎゅっと抱きしめたいなんて……思わないのかも。
 
さみしいなぁ。
 
 
そして……そうか、と。
私はそういう男性とばかり関係を持ってきたので、
自分の相手への感情や要求って、押し殺して言わなかったのかも。
 
言ったら迷惑になる。理解してもらえない。うざったいって思われる。
ずっとそう思ってきた。
でも……ご主人様がそれを変えた。
でもまだ足りないらしい。忘年会デートでも、お酒の席でご主人様にそれを指摘されたし。
 
帰り道に思う……
彼はいつでも自分が一番だ。もちろん人のことを気にかけてくれる。
部下を可愛がる。
でもやっぱり、自分が一番なんだ。ことにプライベートに於いては。
私は彼にとってなんなのだろう?
時たま思い出す、彼にとっての「甘えられる、東京の愛人宅」なのだろうか。
 
 
いろんなことを考えた一晩だった。
男友達「自分が一番主義」と、私「尽くし型」が、
ものすごく理解できちゃったし。
そして、彼が……実は「私」を理解していなかったということも
改めて思い知らされたし。
 
美味しいモノを食べたら、変わったモノをみつけたら
「ああ、一緒に食べたいなぁ。今度持って行こう。今度一緒に行こう」
って思ったり、
一緒に居て美味しいモノを食べたらふたりで感動して、
まずいモノを食べたらふたりでまずさに対して追求すべく論じ合って
面白いモノを見たら一緒に楽しんで、
自分が面白くても相手がつまらなかった、どうして!となじって。
そういう楽しみも出来ないんだなぁ。一緒に遊べないって、つまらないよ……
 
 
  
変わって欲しい。
まだ人生半ば。これからだって生きていく。
これからの人生、楽しかったり感動したりして生きていけるよう、
楽しかったって言えるよう、彼に変わって欲しい。
 
でも彼は決して冷血ではないのだ。
ビジネスや趣味の範疇では凄く人を大切にするのに。
 
 
 
今後は会えるのか、もう会えないのかわからない。
彼が私を思い出せば、呼ばれるかも知れない。
まぁ……ダチであることには変わらないのかも、だけど。
 
 
男友達に言われた。
「じゃあ、調教の時はラブラブなんだ」
私は自信満々に否定し、笑顔で付け加える。
「ううん、普段の時もラッブラブなの♪
 私ね、男の人にこんなに大切にされたの、はじめてなの」
 
男友達は私のとなりで、溜息まじりに「普段もラブラブなのか……」って呟いてた。
 
 
追伸---
もっと決定的に彼に対してブルーになるというか
見限ったり、落ち込むことがあったのだけど、
それについては、今はナイショ。
 
男友達に会い、ネガティブな気分を貰ってきちゃった私は
それから数日間、ドツボにはまるのでした(涙)
 
  《 2006.01.19 13:15 記》






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2006年01月05日(木) 男友達と会う -1-


 


昨夜、男友達と飲みデートをしました。
会うのは久々で、2年ぶり。
 
話を聞くのは面白かった。
最近私がふれあっていない「ビジネスの世界で生きている人」なので
とても話は興味深かったし、電機業界の話も面白かった。
どんどんでっかい仕事をして欲しいと思いながら
 
だけど。
 
仕事以外の人間関係や、彼の気持ちについての話になってくると
「?」となる部分が多くて。
 
私は、
女性同士というのは、自然と、基本姿勢が互いにそうなので
この場では省くとして……
こと近しい異性に於いては、私に辛い心情や悩みをポツリと話されたら
なんとかして精神的に助けたいと、いつも思ってる。
 
もちろん、生活も仕事も全く別々だから、何をどう相手を助ける
なんてできないのだけれど、
そのプラべートな関係だからこそ、出来る精神的援助というのものがあると思ってる。
 
かといって、何するわけでもないんだけど(笑)
だいたいは隣に居て話を聞いて、相手の話から
なるべく相手に同調するように自分をもっていって極力分かちあうようにしたあと
「ん……でも……大丈夫だよ〜」とヘラヘラするだけ。
 
こいつ、何へらへらしてるんだよ!ってムカツクかもしれないけど
でも私は、時々、無責任でいいから『大丈夫だよ〜』って誰かに言って欲しくなるのだ。
そんなの私だけかもしれないけど、でもそう言われ続けていると
なんか「あれ?そうなのかな」って思えるようになったりしちゃうような気がして。
 
話を聞いていて、一緒に凹むコトも大切だけど
ただ一緒に凹んで凹んで沈んだままでいても仕方ないじゃない。
それじゃ、なんにもならない。相手にとって癒す立場になれないもん。会話をしている意味がない。だから。
 
 
男友達と関係のある期間、私も極力それをやってきました。
  
  
今回の飲みデートでも
途中から、そんな感じになってくる。
2年のブランクをものともせず、私はすーっと自分の立場に戻る。
  
  
それはいいのだけど。
  
なんだよ!!
男友達……ネガティブ部分が、ええかっこしぃが
増長してるよ!(涙)
  
  
前からそうだったんだけど。
ええかっこしぃ的な、そう、言うならば
「クールに、世の中をナナメに見ている方がカッコイイ」
的な発言をするところ。
私は昔から、彼のそんなところを、ばっさばっさと切っていった。
「あのねぇ、そうじゃないでしょ。それじゃだめでしょ!」
3つ上の、確実に社会では私より立場が上の人を、叱る。
男友達はそれを聞いて、ニコッと笑う。
  
ああそうかぁ……この人って、女性にそういうところをツッこまれて
叱られたりとか、ズバズバ言われたりとか、されないんだろうなぁ……って思う。
  
いや、私としてはそういうタイプの男性とは
何人かかかわりがあったので、
はいはいはいって感じなんだけど。
(というか、そういうタイプの人にしかもてなかった(笑))
彼にしては新鮮だったのかもしれない。だから好かれたんだろうなぁ……。
 
 
-----------------------
 
「で、ご主人様だっけ? とは、まだ続いてるの?」
「うん、続いてる。長いよね〜」
「そうか。オレが会社を辞めた頃だよな、3年?」
「うん、丸三年かな、だいたい。
 でもご主人様と関係を持って、私は自分が変わったと思う。
 たとえば……感情というか、思ったことを言うようになったりとか。
 そういうことをちゃんと言うように、いつも言われるから。
 それから、良く泣く。
 本当に泣くなぁ、ご主人様の前だと。良き悪し、なにかにつけて」
「……よく分からないな」
 
そう、私は彼の前で一度も泣いたことがない。
ご主人様がそれを知ったら「麻瑚、今と違いすぎるぞ!」とびっくりするだろうけれど。
 
「そうか……オレ、ものづくり(企画)をしているのに、
 こんなことじゃいけないと思うんだけど、
 モノに感動しなくなった」
「え?」
「物欲もどんどん無くなってきたし。
 若い頃は欲しいものがたくさんあったけれど」
「……それはさぁ、年じゃなくて、
 生活環境とか収入とか
 そういうのが違ってきたってことじゃない? 
 若い頃と違って、
 欲しいものがポンポン買えるようになったというか」
「でも、買っても、ああこんなもんか……って。
 ロレックスだって欲しかったけど、買ったらこんなもんかな〜って」
 
 
 
男友達はファッションや小物なんかが好きで、
(私レベルで)ちょっと高いモノを良く買っていた。
 
今回も、飲み始まってすぐ、時計の話題になったのだ。
 
「オレもホンモノのロレックスが買えるようになった(笑)」
「おお!すごいじゃん、見せて」
「知り合いのコネで、定価で買えるって言うから」
「え? 定価じゃ買えないの?プレミア?」
「これはそう。でも半年待ったんだぞ」
「おお〜、もう一度見せて……ええぃ、悔しいから、指紋つけたる〜!!」
なーんて話をしていたりしたんだけど。
  
なのになんで、飲み後半戦になったら
「ロレックスを買っても感動なし」なのさ!
買えたことは嬉しかったんでしょ? だからすぐに、私にその話をしたんでしょ?
  
彼は……感動しないわけじゃない、物欲が無くなった訳じゃない。
ちょっとそれらへのレベルは低くなったのかもしれないけど、
それだけであって。
ちゃんと物欲も感動もあるのだ。それを自分の斜に構えた部分ですべて押し殺してるだけ。
  
「そんなんじゃだめだよ!
 生きているうちに感動できることなんて限られてるんだから。
 少しでも多くしていくよう、自分でこころがけなきゃだめじゃない?
 私は単純だからだろうけど、
 辛いことがあった日、帰りに立ち寄った
 ドトールでお姉ちゃんにニコッと微笑まれただけで
 嬉しくなるもん。
 優しさに感動して、ほにゃ〜っていい気持ちになるもん!
 小さな幸せをギュッと抱きしめていかなきゃ、
 幸せな気持ちになんてなれないよ! 嬉しさなんてわからないよ」
「……うーん」
「私は、感動とか……そういう気持ちを忘れない。
 だってそういうのをなくしたら……文章なんて書けないもん!
 日記ひとつ書けなくなるもん!」
  
   
私と彼は、立場も違う、生きている場所も違う、している仕事も違う
私はアマチュアで彼はプロだ。
でもめちゃ大きな分類をしたとしたら……
 
彼だって、私だって、クリエイターという部分にはいるのではないだろうか。
冷静な部分は大切だ、誰にだって冷たい部分はある、冷めた部分はある
 
でも、
小さな感動って大切だよ。
感動しなくなったことを、かっこつけて話したってだめだよ!
 
他のお姉ちゃんにならソレがかっこよく見えるかも、だけど
私には通用しない。そんな、人間としてつまらなくなることは許せない。
 
……結果、私はめいっぱい彼を叱ってることになるのだろうなぁ(苦笑)
 

 《 2006.01.19 13:00 記》





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2006年01月01日(日) 謹賀新年



おめでとうございます。
相変わらずの不定期更新ですが、本年も宜しくお願い致します。

 
クリスマス前から、日々が・時間が、私の上を駆け抜けております。
早いです……毎日が(涙)
疲ればかりが身体に蓄積され、やることがはかどりません。
忘年会逢瀬のことも早く書かないと忘れちゃう&姫はじめ逢瀬が来ちゃうし、
早く[メルマガβ版・新年号]も出さなきゃと思うんだけど。
時間が欲しいよぉ、体力が欲しいよぉ(涙)
 
 
新春早々、昨年と同じようなグチばかりでございますが、
今年はですねぇ、去年とは別な方向にモノゴトを展開すべく、
頑張っていきたいと思います。
ご主人様と、いろいろ仕掛けて行きたいと思います。
 
 
何はともあれ、今年のテーマは 『金運』と『勝負』
 
……いや、ね、占いによると今年の私はソレらがいいらしいから(笑)
 
ということで1/5の『金杯』から、それらを頑張っていこうと思います!!
って結局競馬かい!!
(それも、掛け金は100円単位だ。笑)
 
 
皆さんに楽しんで頂けるよう、
麻瑚ももがきつつも楽しくやっていきたいと思います。
おつきあいのほど、宜しくお願い致します。
 

あ、あとひとつ言い忘れちゃった。
 
もちろん今年も
ご主人様LOVE

イケるところまで

[すちゃらか・おてんば・奴隷街道]
を、突っ走ります。 

 
  《 2006.01.05 15:20 記》
 
 
 
 ……追伸……

中山競馬「金杯」
枠連とりました。
100円→1700円くらいになったよん。えへへ、うれちー。
 





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谷藤 麻瑚 MAILスウィート・ハノンHP(改装・再開予定)

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