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2002年07月27日(土) 主婦って大変!

なんとなくふと思い立って



大掃除をしてみた。



何となくじゃないかもしれないな。













最近、ネットサーフの思考が変わってきた。

昔は、いやほんの少し前までは


占いや、好きなアーティストのHPをみたり

行ってみたい場所について調べてみたり(そして大体実現してきた)

寂しいときは、同じように大切な人が遠くに住んでる人のHPを

そっと覗いてみたり。




今。




節約とか、お金の貯め方とか(苦笑)

主婦のHPとか。



初めはそんな自分が何だか可笑しくて

ちょっぴり「年取った証拠?(汗)」なんて危機感を抱いたりもしたけど

いろんなHPを見てみると

例えば節約にしたってみんな目的があってしてるわけだし

とってもステキなミセスや

元気いっぱいの私よりも年下の人が頑張ってるのに気づく。

「節約=ケチ」とか「節約=辛い」なんてのは

大きな誤解らしい。






かなり影響を受けてるのかな。






というわけで、いきなり家計簿を見直したり

すごい節約法を実践することは無理だったので

いつもゆったりテレビを見たりパソコンで遊んでる時間に

大掃除をすることにした。


電気代と通信費の節約。なーんて。


掃除機くらいは2〜3日に1度かけてるから

ぞうきん掛けをしたり、トイレ掃除をしたり。

どんどん気分も乗ってきて

小狭い玄関をぞうきんで拭いたり

パネルを外して浴槽の裏側(下側?)の掃除をした。



ふと部屋の外に出ると


大きなクモの巣がたくさん

玄関の横に張り付いてるのに気づいた。

うちはアパートの階段に一番近いので

階段の電気に集まる虫をねらったクモが巣をたくさん張ったようだ。


昨日もおとといも外出したから

この惨状(笑)に気づいてても全然おかしくないのに

全く気づいてなかった。


気づいたら、きっとイヤになるから

見て見ぬフリをしてたのかも。



ほうきでクモの巣をひとつずつ落として

通路を掃いた。

うちの前だけきれいになったのが何となく申し訳なくて

階段のクモの巣をとり、ほうきでゴミを掃いた。





クモの巣は気持ち悪かったし

お風呂場の見えないところのカビには目を覆ったけど、


でも、充実した気分。


こっちに来てから初めてかな。こんな満足した気分は。







そして、改めて思ったこと。

掃除にしたって節約にしたって

それは、自分のためでもあるけど

やすくんのためにもなる。


疲れて帰ってきて

部屋に入る直前の階段が、クモの巣ばっかりだったら

きっとげんなりする。


見えないからって裏側にかびが生えてる浴槽に

2人で浸かっても

きっと健康上には悪い影響しかない(はず)。


何より、「節約だから」って

欲しい物も買わず、食べたい物も食べずに

イライラがどんどんたまってしまったら、

やすくんも私も、きっと毎日がイヤなモノになるに違いない。



掃除でも洗濯でも食事でも何でも

楽しむことができるような主婦ってすごいと思うし

とてもステキだと思う。

うーん・・・





主婦道は奥が深い。



2002年07月25日(木) 試すつもりはないけどさ。

朝起きたらなんだか

鼻はムズムズ、頭はズキズキ。喉も痛い。



布団を抜け出して立ち上がると、

何だかフラフラする。





風邪かなあ・・・・




朝食を作るたった数分でも

立ってるのが億劫になった。


「ごめん、悪いけどコーヒーは自分で入れてくれる?」


やすくんに言って、居間に横になる。


「コーヒーいいや。時間ないし」


そう言って、洗面所に向かうやすくん。





+++++++++++++++++++++

あ、そうそう。うちはかなり亭主関白です。

何をいきなり、ってかんじだけど。


だから、やすくんが洗面所で顔を洗ったりしている間に

私はいつも、やすくんが着ていく服を用意している。



ちなみに、お風呂にはいるときも

やすくんはいきなり脱衣所で服を脱ぐだけ。


脱衣所にいつもかけておくバスマットを引くことも

自分の下着やタオルを持ってくることはない。


ついでに、脱いだ物を入れてね、っていったカゴに

やすくんが服を入れたことは一度もない。

++++++++++++++++++++++

横になってじっとしていても

簡単に症状が軽くなるわけもなく。

薬を飲もうと、冷蔵庫から水をとりだした。



「あのさ」


そんな私をやすくんが呼び止める。




「服、出てないんだけど」












・・・・・・・・・・・・・・ しばし、呆然。






「ごめん、今日は自分で出して。

 私、薬を飲んだらもう少し横になってたいから」



やすくんは、ふうん、って顔をして隣の部屋に入っていった。






全然心配してくれないんだな。

今日くらい、自分でやるからいいって言って欲しかった。

悲しくなってきた。











なあんて、一人でブルーになったまま横になってると、

やすくんが着替えて居間に戻ってきた。





「ほら、これ」



見ると、のどスプレー。



「そういえば、体がしんどいって言ってたね。

 俺、歯磨いてる間に忘れてたよ。ごめん。

 今日はゆっくり休んでな」




私の体調が悪いとき、やすくんがどう反応するのかって

気にしてた自分。

その反応が思ったとおりじゃなくて

ブルーになってた自分。


そのあと、やすくんがそんなことを言うなんて

考えてなかった自分。






細かいことを気にしすぎて考えすぎてたことに

気づいた。







まあ、結局少し休んだら元気になる程度の

風邪みたいだし

やすくんも、何だか優しかったし

気にせずにいくとしましょう。


2002年07月19日(金) 意地のはりあい +++犬も食わない その3+++

今日の日記は
おととい分の日記←コチラ の続きです。

 もしよかったらどうぞ。





結局、昨日の夜もなんだか気まずいまま。


その前の日と違うのは、


一人先にお風呂に入って

布団を引いたのが


私じゃなくて、やすくんだってコトくらい。



もちろん、お互いの間に流れる空気は

少しずつ修復の方向へ流れていると思うのだが

それは、「このままじゃイヤだな」って言う気持ちが

空気に溶けて流れているだけで、

具体的にどちらかがアクションを起こしてるわけじゃない。






つまり、お互いが


相手が何かアクションを起こすのを待ってる状態。


話が進むはずもない。








また一人でお風呂に入る。

こうやって一人で入るほうが本当は楽。ゆったりできるし。

でも、やっぱり寂しい。







電気をつけっぱなしの部屋で

「暗くなきゃ眠れないんだよね」って言ってたやすくんが眠ってる。

やすくんのモヤモヤした気持ちの表れみたいで

「だけど絶対『ごめん』は言わないぞ」みたいのが形になってるみたいで

ちょっと笑えた。



きっと、昨日の電話は

やすくんにしても「しまった」と思えるモノだったに違いないし。



















寝苦しい夜は窓を開けて寝るのに、

昨日は雨が吹き込んでくることもあって

クーラーをタイマーでつけて眠った。扇風機も回して。


やすくんが引いた布団。

2つの布団の微妙な距離。


・・・・










夜中、更に寝苦しくなってきた。

クーラーも扇風機も止まってる。


無意識の中、少しでも涼しいところを求めて布団の上で寝返りを打つ。


やすくんがあまりの暑さに扇風機をつけた。


そのあと、


私の頭にそっと手を置いた。
















やすくんも今の状況がツライに違いない。

どうしたら、ほんの少し前に戻れるのかを考えてるのかも知れない。

お互いが同じ思いでいるのに

すれ違ってる私たち。






2002年07月18日(木) 分からないこと。知らないこと。+++犬も食わない その2+++

今日の日記は昨日の日記の続きです。
昨日の分の日記←コチラ  もしよかったらどうぞ。


朝。


目を覚ますと、やすくんは隣の布団で寝ていた。

いつも、背中を向けて眠っていることが多いやすくん。

今日は私の方を見て眠っていた。



電気もつけっぱなし、窓も開けっ放し。



寒そうにタオルケットにくるまって眠っている。










朝食の準備をし、やすくんを起こす。

昨日の気まずさが今朝も残っていて

黙ったままのやすくん。そして、私。




いつも通り見送って、しばらくすると

やすくんから電話があった。





「あのさ  ・・・・・・・・・・・・ ごめん 」



あまりに唐突なその言葉に驚いてしまう。



「ごめんって・・・・なにが?」

「ずっと喋ってなかったから」


その言葉だけではやすくんの思いや考えが見えてこなくて

「どうして?」と聞き返した。


やすくんの答えはこう。

「昨日、きき怒ってたよね?それで何も喋らなくてごめん」














ん?










それってもしかして・・・・・







「それっておかしくない?

 私が怒って話せなかったんだよね?

 だったら、私が謝るなら分かるけど

 やすくんが謝る理由はないでしょ?」



勤めて冷静に話す私。その言葉への返答はない。





結局何も分かっていないってコト。








「なぜだか分からないけど」、私が怒って


「なぜだか分からないけど」謝っておこうってこと。




驚きを通り越して、呆気にとられてしまった。














やすくんは、分からないんだ。




















気づかなかっただけなら、怒っても意味がある。

分からない人に怒っても仕方がない。だって分からないのだもの。


やすくんのこれまでの人生の中で

気づかずに、もしくは直面せずに通り過ぎてしまったところで

私が怒っている。


どうしたら人が喜ぶのか、

何をすると悲しいのか、

目の前の人が一体今何を感じているのか

そういうコトの選択肢がやすくんは少ないんだと思う。


笑ってるから喜んでる

しかめっ面してるから怒ってる


そのくらいしかない。かも。






やすくんの「ごめん」で仲直りするのは簡単。

だけど、

これからずっと一緒に暮らしていく上で

このままやり過ごしてうやむやにするのはよくないと思った。






分からないんだったら、教えてあげなきゃ。




今夜も帰りが遅いらしいやすくんだが、

きちんと話がしたい。





「仕事も辞めて、故郷を離れて一人でこっちに来た」

って言うことを武器にはしたくないしできない。

だけど、私の生活が大きく変わったのは事実。

そのおかげでやすくんと一緒に生活できるようになったのだから

私は全然後悔していない。



だけど、



私が一緒に暮らし始めても

前の生活とあまりに変化がないやすくんには

正直頭に来ている。

変わったことをあげるとするなら、

食事や洗濯、掃除の心配をしなくてもよくなったくらい。

1人暮らしをしていたときと同じく

テレビを見、寝ているやすくん。

疲れてるのに無理にどこかへ連れてってほしいとか

そういうことを言ってるわけじゃないの。

一人でどこかへ出かけてもいい、ゴロゴロしてもいい。

そう言う生活の中に私がいることを意識さえしてくれたらいい。

私は空気じゃないんだから。












誰かが昔のドラマの中で言ってたな。

「ウサギは寂しすぎたら死んじゃうんだから」って。


私はウサギじゃないけど、

そんなに弱くないけど



だけど私だって



寂しすぎたらどうなっちゃうかわからないよ。






私を見ていてください。


私も大切にするから


大切にして下さい。


2002年07月17日(水) 怒。  +++犬も食わない その1+++

やすくんのお休みの日。


連日忙しくしてたから、ゆっくり休んで欲しいなぁ


なんて思った。

起こさないように、そーっと部屋を抜け出して

静かに洗濯、掃除をして

隣の部屋で本を読んだりテレビを見ながら一人過ごす。


午前中にやすくんは歯医者の予約を入れてたので

時間を見て起こした。

「遠くの友人のために買ってきた新婚旅行のおみやげに

 2人のメッセージを添えたいから、今日書いてね」

新聞を読んでたやすくんの背中に、そう声をかけると

「わかった」と言う返事が返ってきた。

遅い朝食をとって一人外出するやすくん。



昼御飯を作っていると、やすくん帰宅。

高校野球をみながらくつろぐやすくん。

テレビを見ながら昼食をとって

食事後はゴロンと横になってうとうとしながらくつろぐやすくん。

しまいには、スースー寝息を立てて眠ってる。


「今日は、昨日会社から結婚祝いでもらったガス台を取り付けよう。

 古い方は倉庫に片づけておけばいいって言うし」


新しいモノを組み立てたり、取り付けたりするのが好きなやすくん。

 起きたら一緒にかたづけたりしようかな

なんて思っていたのに、いっこうに起きる様子はない。




日はだんだん傾いてきて、でも私は相変わらず一人で過ごしてて

やすくんは寝ていて

古いガス台はいつものところにあって

新しいガス台もまだ梱包されたままで







なんか、結局いつも通りの生活じゃん






なんて無性に寂しくなってしまった。



ひとりぼっちの毎日と同じ。そこにやすくんが横たわってるだけ。

一緒にいるけど、相変わらずやすくんは眠ってるだけ。


だんだんブルーな気分が大きくなってきて

悲しいことしか考えられなくなったとき

やすくんは目を覚ました。

でも

テレビをつけて、ぼんやり見てる。

ただそれだけ。

「ねえ、カード書いた?」と声をかけると

「まだ。後で書く」と言う返事。









今日一日、やすくんが私の方を見て話をしてくれたの

何秒あったかな。

食事を一緒にとってるときもテレビに釘付け

横になってるときもずっと。

後は寝てるだけ。

ゆっくり休んで欲しいな、って思っていた。

その思いはその時も私の中にはあったけど

それ以上に心にぐっと来ることがあって

いてもたってもいられなくなって


「ちょっと外出してくる。家にいるでしょ?」

と声をかけると、テレビを見たまま

「わからない」って言う返事が返ってきた。





一人で車に乗る。

外出する、って言っても

土地勘があるわけじゃなし、友人を訪ねることもできない私が

行ける場所ってほとんどない。

でも、どこかへ行きたかった。

アテもなく、標識を見ながらうろうろすると

交差点の案内板が、右折すると湖があることを示していた。


  一人で行ってみよう 


湖まで約30km。グネグネの山道を一人で登っていく。

そこから1時間。湖にはたどり着いたけど、時間が時間だったこともあり

車を止めることなく、通り過ぎてしまった。

地図を見ると、引き返さなくても家に帰れるコトが分かって

ひたすら前進する。


家に着いたのは、出てから3時間以上たってからだった。

外から部屋を見ると、私が出てきたときと何ら変化はない。

やすくんの車もそのまま。


部屋にはいると、

私が出ていったときと全く同じ位置にやすくんはいて

相変わらずぼんやりテレビを見てる。


私が帰ってきたのに気づいてないみたいに

目線をこっちに向けることもなく、テレビを見てる。


「ご飯食べる?」

そう聞くと、「ああ」と言うだけ。テレビを見ながら言うだけ。




今一緒にいても、お互いイヤな気分になるだけだ



そんな気持ちが沸いてきて

ご飯を食べたら、一人でお風呂に入って

布団を引いて、一人で眠った。







1人でいるときの淋しさより

2人でいるのに、孤独を感じてるときの方が

淋しさが深いんだなあって

初めて知った夜。


2002年07月10日(水) たった一言。  +++里帰り その2+++

ゆっくり朝を迎えて

遅い朝食を母と3人で食べる。

ノンビリできるなあ。

上げ膳据え膳、って言うわけにはいかないけど

それにしたって全部自分でやらなくても食べられるご飯って

やっぱりおいしい。




今日は2人で親戚だとか、お世話になった人のお宅へ挨拶周り。

といっても、数件だけだったけど。








夜は、特に親しくしてる親戚や近所の人と

焼き肉パーティ。



別名、



「やすくん お披露目会」






気の知れた人たちばかりだったので

和気あいあいとした食事会だったけど


「ほら、食べて食べて」「飲んでる?遠慮しないでよ」


と、席に着いている人全員に言われ

肉を皿に盛られ、お酒をつがれて

かなりの満腹状態だったやすくんでした。




その後、みんなで披露宴のビデオを見たり

新婚旅行の写真を見たりして

お客さんが帰っていったのは午後11時をまわってから。


片づけをして、

2人になったのは午前1時を過ぎてた。







「お風呂はいろっか?」


昨日に続いて大胆発言のやすくん(照)

だけど、1度やってしまうと

かなり恥ずかしさと罪悪感のような気持ちは消えるモノで

そそくさと準備をしてお風呂へ入った。



忙しい今日1日を振り返りながら

ゆったり2人でお湯に浸かる。


へへへ 幸せだぁ・・・













ふと。




「あ、そうだ」

やすくんがいうから、振り返る。













「誕生日 おめでと。

 日付変わったから、誕生日だもんな」













自分でも忘れてた、そのことを

やすくんが覚えてくれてた。


そして、


誰より早くお祝いしてくれた。




へへ。






特別な一言。






大切な一言。





たった一言。









でも



ありがと。



すごくうれしい。


2002年07月09日(火) 大胆発言。  +++里帰り その1+++

車で6時間。

おもったより早く着いたとは言え、着いたのは深夜。

久しぶりの、我が家。

よくよく考えたら、結婚式の朝、家を出て以来初めての我が家。

あれからもう1ヶ月もたってしまってるなんて信じられない。



両親は私たちが着くまで起きて待っていてくれたけど

次の日は仕事だし、顔を見て二言三言言葉を交わしたら

部屋に戻って眠ってしまった。













「お風呂一緒に入ろうか?」



いたずらっぽく笑ってそう提案したのは











やすくん。












私の実家でのその提案って

結構、いやかなり大胆な話だと思うんですケド?

うちの親が2階から降りて来ちゃったりしたらどうしようとか、

そういうこと心配しないんでしょうか??





「えっ!!本気で言ってるの??」

当然私の反応はこう。

たしかに、アパートより広い湯船は

2人一緒に入ってもゆったり入れるかもしれないけど。

一緒に入るの、好きだけど。ほんとは。


でもっ!だーけーどーっ!

脳裏にちらつく、両親の顔。

やっぱり、それはまずいでしょうよ。



だけど、どちらかがお風呂に入っている間に

入らなかったもう片方は確実に寝てしまうだろうコトを考えると

合理的な提案だともいえるかな<いや、言えない
































で、結局。















2人で入っちゃいました。

頭の洗いっことかしちゃいました。


















やすくんはその先もしたかったようですが(どの先だ?)

それだけは断固お断りいたしました。











久々の実家で、何してるんだろう、私たち。


2002年07月08日(月) 淋しさから喜びに変わるときはあまりにも突然。

どこの地方、地域にもあるのか分からないけど

やすくんの実家の周辺では

結婚して新婚旅行から帰ってくると

「里帰り」とかいって2〜3日実家に帰るという

風習があるのだそうだ。




「いつ里帰りする?」


やすくんの実家からもうちの実家からも

随分つつかれていた今日この頃。



実は、その第一候補が

明日から3日間。

やすくんの休みがちょうど明日、明後日だと言うこともあった。

11日に有休をもらって、2人で2泊3日の里帰り。

ただ、お客さんが入っているから休みが取れるかが微妙だった。




「お休みもらえそう?」

ここのところ、帰宅したやすくんにおかえりを言った後に

必ず投げかけてた言葉。


「うーん・・・」って答えられると、ブルーになるし

「もしかしたら・・・」って言われると途端に幸せになる。


わかりやすい。


昨日の夜「たぶん無理っぽい」と言われて、

「俺はいいから、一人で帰ってきな。

 次の休みに東京まで迎えに行くよ。それまで、ゆっくり休んできな」

やすくんの優しい心遣いはとても嬉しいのだけど、

淋しさは隠せない。



「たった1週間かそこらじゃん。淋しくなんてないよ」

そういうやすくんの言葉は、当然と言ったら当然。


だけど


たった1週間だって離れていたくない。


これからずっと一緒に生きていくんだもの、1週間くらい・・・

って言うのも分かってる。

だけどそれ以上に、

これまで離ればなれだった分、一緒にいられる時間を大切にしたい

そして、一緒にいられる時間を少しでも長く作りたい

って言う想いの方が強い。









「だったら、やすくんがゆったり休みが取れるようになってからでいいよ。

 それから一緒に里帰りしようよ」


そう言う私に

「それじゃ、秋になっちゃうよ」

と笑うやすくん。







今朝やすくんを送るとき

とてつもない淋しさが胸に押し寄せた。

しばらく離れなきゃならない淋しさ。

離ればなれに生活してたあの頃の、別れの朝のような。
























さっき。


やすくんから電話があった。


「やっぱり11日の休みはもらえなかったよ。

 そのかわり、今日、早く帰れることになった。

 終わったらすぐ、車に乗って一緒に向こうへ行こう」



逆転サヨナラヒット。


突然のことで、うれしさがなかなか沸いてこない。

「ありがとね」

そう言って電話を切ってなんとなく日記を書き始めて

ようやく、この素晴らしい計画に喜びがわき上がってきた。












へへへ



行ってきます!










++++++++++++++

7月2日、7日分もまとめて更新。

気分がいいときは、筆が進むね(筆使わないけど)


2002年07月07日(日) 「7月7日、晴れ」

七夕の今夜は、どんよりとした曇り。

風もないから蒸し暑いし。



すこし早く帰ってこられたやすくんも

お風呂に入ったあと食事を終えて、

横になってテレビを見てるけど

額に汗を浮かべてる。













昨年の夏。

私はまだ仕事をしていて。

離ればなれの生活だった。





仕事帰りの車の中で

Dreams Come True の「7月7日、晴れ」を聞いて

1人で過ごす七夕がこんなに淋しいモノだったのかと

しみじみ感じていたことを思い出した。











ベランダ越しに空を見上げて

「今日は星見えないなあ」とつぶやくやすくんがいる。





夜が更けていっても、蒸し暑さはなかなか引かない。


だけど、


すぐ横にやすくんがいる。




1年前と明らかに違う毎日。


2002年07月06日(土) 緊張の瞬間。

ふと振り返ると、やすくんと生活し始めてもう1ヶ月になる。

朝起きてから夜眠りにつくまで



一人で過ごす時間が実際は多いのだけど



私はいつも幸せだ、って断言できるほど

今の生活は充実してる。

そりゃ時々グチも出るんだけど。



そんななかで、唯一辛い時間がある。










食事の時間。










やすくんの仕事が調理師だって言うことが一番の理由。


離れて生活してる頃、私はほとんどやすくんに食事を作ったことはない。

料理ができない訳じゃないんだけど

べつにやすくんが厳しいことを言うわけでもないんだけど。


素人料理なんだから、って開き直ろうとも思うんだけど

だからって、せっかく作ったのに

「ん?」って首傾げられるより

「おいしい」って言ってもらった方が嬉しいじゃないですか。やっぱり。


そうなると、やっぱり絶対的に専門ジャンルは

目が(舌が)厳しくなるだろうとおもうと

やっぱり和食はなかなか挑戦できない。いや、できなかった。

さすがに、1ヶ月もたってしまうと作らざるを得なくなってるけどね、今は。


箸をとって一口食べて、最初の一言を聞くまで

未だに緊張している私。






みなさんは、どうでしょうか?


+++++++++++++++++++++++++++++

6月17・18日分、どうにか更新しました。
よかったらどうぞ。


2002年07月05日(金) リラックスタイム。

この1週間2人ではまってるモノがある。

CS放送でやってるあるドラマの再放送。

喜劇なのにときどき胸がジンとくるところがいい。


仕事から帰ってきたやすくんと遅い食事をとり

いそいそとお風呂に入って

番組が始まる時間にテレビの前に陣取る。



いつもはお互いが座る位置は決まっているんだけど

この番組の時だけは別。



テレビの前にゴロンと横になったやすくんの前に

私も同じように横になる。

普段そんなことをしたら

「広いんだから、別に側に来なくてもいいじゃん(笑)」

って離れていってしまうやすくんも


お風呂に入って気持ちがゆったりしてるせいか

それとも、夜という時間帯がそうさせているのか


何も言わないで腕枕をしてくれたり

体に腕をまわしてくる。

2人で声を上げて笑ったり、

ドラマの出演者について話をしたりしながら

ゆったりできるこの時間が


1日で一番大好きな時間になっている。


















ただ残念なことに







今日、最終回だったのよね(苦笑)


明日から、どうなるかなあ・・・


2002年07月02日(火) 献立日記 +++主婦の真似事+++

毎日食事を作るようになってから、

最も頭を悩ませているのは、「献立」。



何を作ったらいいのか、分からない。

一人暮らしをしているときは

3日カレーが続こうとも、

1週間大根とジャガイモ料理でも

全然平気だった私。

一旦はまってしまうと、何日も同じ料理を作るときもあったし。





さすがに、それじゃまずいよなあ・・・って。

一家の主婦としては(照)




やすくんの仕事は帰宅時間がまちまち。

思いっきり早く帰るときもあれば、

午前様になるときもある。


夜遅く帰ってきたときに重いものだと辛いし、

早く帰ってきて軽いモノだと、寝る前にお腹がすいちゃうし。

肉や魚、それに野菜ばかりが続くのもよくないだろうし。


そこで、「献立日記」をつけることにした。

日記っていうか、記録。

実は、随分前昔の女優さんの書いたエッセイに

「献立日記」のことが出ていたのを覚えていたから。

その女優さんのようにレパートリーが多いわけではないけど

そうやることで、少しは上達するのではないかなと。

献立上手(笑)に。








旦那さんにいつまでも大切にされる奥さんでいたいって

若さや美貌を保つために

お肌のお手入れとか服装とか気を使うひとって

どうも世の中じゃ多いらしいんだけど、

結婚する前からずっとそう言うところに気が回らない私は、

せめて、

おいしいご飯でやすくんの気持ちを

私の方へ向けられるように

精一杯努力しようとおもっているのです。



あくまで、「努力目標」ですがね(苦笑)


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