としょかん日記
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昨日は中央の人と飲む場があったので参加してみた といいながら実は隠れ幹事なんですけどね 飲んで飲んで飲んで(笑)話し聞いてたけど よく考えればわたしはまだ1年半しか働いてないわけで まだまだ経験がたりないなーと痛感 知らないことも多いし スキルも足りないし そして裏を返せばもう1年半働いてるわけで いつまでも新人という立場に甘えるわけにはいかないしね がんばるか
『レイクサイド』東野圭吾 「あたしがころしたのよ」 愛人を殺された夫 妻が犯行を告白する そして夫は愛人の遺体を湖に捨てに行く 東野圭吾って安心して読めてしまう 人にいい本ないって聞かれたら 東野圭吾を推しとけばはずれはないでしょう この本も厚さもなくすいすいと読んでしまう ちりばめられた伏線に 意外な結末 まあちょっと動機っていうかその辺りに 疑問を感じたけど 問題ではないでしょう 秋の夜長にいかがでしょう(←マニュアルっぽい)
わたしの性格ランキング(よくわからん)に26年間ランクインしている奴が2人いる。 ・「テキトー」(23年連続トップ) ・「不器用」(常に3位以内をキープ) 今日はそんなお話(どんな?)です。
実家暮らしのときは、料理なんぞチャーハンぐらいしか作らなかったのに、二人暮しはじめてから、料理作るのが楽しくて楽しくて仕方ない。ただ経験値がないので本相手ににらめっこしながら「こさじ一杯」「水1リットル」をきちんと計っていた。しかし例の性格のおかげで最近は目分量といいながらテキトーに料理している。そのおかげか、はたまた天性の才能か、チンジャオロースもホイコーローもなぜかただの「中華風野菜炒め」になってしまう。
さて、本日彼女は月末で遅くなるらしい。晩御飯作って待ってようとじゃがいもを切っていたその時・・・ 「いでっ!」 やってしまいました。日ごろから猫の手を実践してないので(しなさいよ)ざっくり親指の先を・・・。しかも親指を見ると「切れた」という感じではなく「そいだ」という表現があてはまる。親指にくぼみができ、そこからでるわでるわ。血が。
性格ランキングのここ5年の赤丸急上昇中「パニックに弱い」がここで力を発揮。そのときのわたしの心境をダイジェストでどうぞ
あれ?血止めるのって吸ってればいいんだっけ? それとも水につからしとくんだったかな でもドラマとかで手首切って自殺する人って 浴室につけとくよな あれって血が止まらんからか いやーしかしよく出るわー もしかしたら出血多量で死んだりして んなわけないか でも血とまんねーよ ガーゼとか包帯とかまだ買ってないしな ばんそうこうしかないけど これだけで血とまるべか うわ次から次から血出るわ ばんそうこうくっつかねーよ
結局タイミングよくかえってきた彼女に半分怒られながら血止めてもらいました。とりあえずの処置ということでばんそうこうはってます。ただ傷口のとこ明らかにくぼんでる・・・。
今日はじめてこれ読んでくれた人(いるなら)図書館とまったく関係ないことでごめんなさいね。
あいかわらず読書日記らしく 読書紹介です(苦笑)
『カレイドスコープ島』霧舎巧 前回は館モノ そして今回「開かずの扉研究会」が活躍するステージは 孤島モノです 会長は?名探偵は?錠前屋は?霊能力少女は? そしてふたりの恋は?
なんだこりゃ どんな話やねん といっても霧舎巧だし 王道ですねー しかしなー 前作『ドッペルゲンガー宮』でも思ったけど なんかあっちこっち飛んでるみたいなのが好きくないわー 展開自体問題はないんだろうけど 枝葉部分に不要な展開が見えちゃって どうも気が散ってしまう それが遊びなのかもしれないけど わたしにとっては不快なものに感じてしまう
あと伏線の張り方がいまいちかなと思う なんかいかにも「伏線!」って感じの伏線がある この伏線がどう関係するかわからんけど こいつは間違いなく伏線だなってのがちらほら 伏線の張り方といえば倉知淳が好き なるほど、こいつがこうかい!と叫んでしまうのが 倉知淳にはあったなー そうそう猫丸先輩のシリーズも出たらしいしね ↑といっても実はそのシリーズ読んでない
本日はわたしも一丁前(?)に新聞記事なんぞ取り上げてみましょうか とはいってもたいした話はできないのですが
日ハムの偽装事件に憤った男が スーパーで日ハム製品に 刺しゅう針をさしていたという ちなみにその男は刺しゅう店の店長らしい
すばらしい!義侠心のある男だ! なんて思う人がこの日本にいるのでしょうか たぶんほとんどの人はこう思うでしょう 「ばかじゃないの」
日ハムの事件は許せるものではありません 口に入るものに何よりも安全性を求めるのは当然でしょう これに対する怒りはわかる そこまではいいでしょうね その結果が「針を刺す」ですか もう一回言っていいですか 「ばかじゃないの」
新聞で読んだだけなんで この人にどれだけの気持ちがあったのかわからないが 「日本ハムを懲らしめようと思った」といっても 所詮自分が仕事なり家庭なり生活なり うまくいかなかっただけじゃないの その責任を世間一般の悪に向けていると自分で思い込んで 自分は正義の御旗のもとに行動してると思ってるだけじゃないの あーだめだもう一回言わせてもらうわ 「ばかじゃないの」
同じことが朝鮮学校に脅迫電話かける輩にも言える その行為をすることによって 自分は正義をおこなってると思ってるのだろうか みんなが自分を支持してくれると思ってるのだろうか もう一回言いたいけどさすがにやめます
自分の行動に 大多数の人が 「ばかじゃないの」並みの感想しかもてなくなったら もうだめだね はー、勉強になるねー
西澤保彦『異邦人』読みました 西澤好きのわたしですが内容はちょっと・・・ なぜかというとSFチック(?)なんで タイムスリップした世界で 殺される父を救う話なんですが ミステリチック(?)も含んで話は進み そしてエンディングへ・・・ どうもSFが好きくないのか まだ免疫というか耐性というか慣れがないのか わたし的にはどうも・・・な一冊でした
さて、それでも興味をそそられる点がちらほら 「平行世界」の話 平行世界(パラレルワールド)とはなんぞや? 人生のAとBの岐路で 結局自分はAの道をすすんだ しかしBの道をすすんだ自分という世界がどこかに存在している それが平行世界 古くはウッチャンナンチャンが芸名を「長男ズ」にしていたら どうなっていただろうかというラジオのコーナーがあった(なつかしい・・・)
平行世界 そんなもんは存在しないかもしれないけど ほんとにあったらおもしろいねぇ そしてその平行世界をテレビかなんかでみれたらおもしろそう 「この人に会わなければ・・・」 「あの道を左に曲がったら・・・」 「あの会社に就職してたら・・・」 「この会社を辞めなかったら・・・」 「あのときの彼女と別れなければ・・・」 たった一つの選択が人生を180度変えてたのかもしれない
わたしにとっても人生の岐路は 今思えばけっこうあったな とくにここ2,3年が多かった気がする 実際自分の気持ちがぐらんぐらん揺れた岐路もあったし 正直今でもその岐路は気にかかる(もう過去の話だけど) でもそのときはこう思った 未来が見えないからめちゃくちゃ悩むのだろうし 過去に戻れないから人生って楽しいのだろうな、と やっぱり生きることはおもしろいねぇ
本日は以前半年ほど臨採やっていたときの学校の先生が図書館に来た。ちょくちょく来ていたそうなのだが、仕事してからはじめて会った。その先生は厳しくよく怒る先生なのだが、子どもたちは先生によくなついていた。なぜか?
些細なことでも、間違ったことや不真面目な態度には厳しい指導をとる。その際怒られる理由をきちんと教える。「どうして怒られるかわかるか?」そんな言葉を何度も聞いた。
その反面、遊ぶときは子どもと一緒にぱーっと遊ぶ。休み時間は体育館で子どもたちと鬼ごっこをする姿もよく見かけた。ぜぇぜぇ息しながら(たぶん年は40近い)「たまにはつきあってやらないとね」と言っていたこともあった。
こどもたちには「怖いけどいい先生」「おっかないけどやさしい先生」と思えただろう。そしてその姿はわたしにとっての「理想の教師像」だった。
自分の性格からなんだろうが、どうも人を叱ることは苦手である(まあこれが教師の道をあきらめた一因なのだが)。それでもどうにか叱り方をその先生から盗んで実践はしてみた。うまくいったかどうかその期間では判断できなかったが講義では学べない大切なことを学んだ気はする。
多分、将来教師になることはもうないだろうが、父親になったときにその先生のことを思い出せればいいなと思う。自分の子供をつれて一緒に本を借りていった先生の姿をみてふと思う一日になった。
2002年09月19日(木) |
事件は学校でおきている |
昨日は風邪気味だからって 普通より1時間ほど早く帰してくれたのに 夜中まで(といっても1時半だけど)本読んでしまいました 選本が悪かったかな うすいしけっこうおもろかったんでついつい・・・ というわけでその本を紹介 おー「読書日記」ぽいね
『五月はピンクと水色の恋のアリバイ崩し』霧舎巧 こうタイトル書いてみるとどんな本なのかさっぱりわからんね ちなみにこのシリーズの前作は『四月は霧の00(ラブラブ)密室』でっせ でも霧舎巧ってなんかいいわ 意識して書いてるのかテンポよく、まさに学園モノってな感じ 前作のあとがきで金田一くんを意識しているらしいと書いてあるとおりでね だから本格的なストーリーで謎解きが読みたいって人は嫌かもね まあちょっと謎解きでつっこみたいとこもあるけど 厚さもないし内容もおもしろく、かつテンポよくってことで おすすめでっせ これ読んで霧舎巧のもう一つのシリーズ 開かずの扉シリーズを読んではどうでしょう? といってもわたしはまだ1作目しか読んでいませんが
二つのシリーズやあとがき読むと 霧舎巧ってほんとにミステリー好きなんだな ミステリー書くために生まれてきたんだなーと思ってしまう 彼のその姿勢はとっても好き そろそろ霧社巧フェアでもやるかな
どうでもいいけど学園モノって 年に何度も学校で人が殺され その都度知り合いが殺されたかと思うと 実は親友が犯人で さらには担任がそこに一枚かんでて きわめつけにその謎を解くのが先輩だとかだったら そんな学校行きたくないでしょう(笑)
たまにはこんな本の紹介もいいかな? 『猫語練習帳』 タイトルそのものずばりです 猫語の本です 抜粋してみましょうか? 人:ヴルーニャ ゴロゴローニャ? 猫:ニャギャー ミャミャー ニャ!
なに言ってるかわかりました? ヒントとしてはミャミャーは「恋人」だそうです ニャン易度は3なんでそんなに難しくないはず ちなみに訳は 人:今一番欲しいものはなんですか 猫:もちろん恋人です 全編こんな感じな本です こんな本が図書館にあってもいいしょ? これ一冊読むと猫と話ができるかも?
ニャニーニャ グルーニャ ミャーミャ! ↑実はテキトー
日・月と休館日だったため 本日は朝から返却ポストの山また山 おまけに今日は職員が少ない 本当は切れた電球替えたかったけど(←これもうちの図書館では立派な仕事) 本の返却に追われて結局できませんでした 2連休の後なんていつもこんなもんです
あまりにも開館前があわただしかったので 仕事開始1時間後(開館後2分後)で 館長から出た言葉は 「一息つこうか」 いやいやたしかにそれくらい忙しいんだよ
それにしても日曜の飲み会でもらってきたらしい 風邪がわたしの体の中で張り切っている 本当に今日休もうかと思ったほど でも人少ないので休めません 本当は明日休みいただこうと思ったけど うちの図書館病人多すぎるので やっぱり休めません
本当は先週6連休もらったから休めないのでしたー いやいや風邪ひきで辛いのは事実でっせ
エンピツのジャンルが新しく増えたので いままで「読み日記」だったこの日記のジャンルが いつのまにか「読書日記」になってた そのストレートなジャンルに なんだか追い詰められる気がしたので 引越しやらなんやらで日記かけなかったときの 読んだものの感想でも書いてみますか
『13階段』高野和明 いやー話題の本読んじゃった 死刑囚の冤罪をはらす仕事を引き受けた 元刑務官と前科者 わずかな記憶を糸口に無罪の証拠をさがすのだが・・・ まずは感想よりも考えさせられるね 死刑について 犯罪について 被害者について 加害者について 意見はもろもろなんでしょうが やりきれない点は多々あるね 内容は話題の本通り期待は裏切らないと思うけど ただ読み終わってやっぱりやりきれさが残っちゃうよ この人の最新刊でてたかそっちも読んでみるかな
『謎亭論拠』西澤保彦 今の所のタックシリーズの最新刊です 短編集なんだけど いやいやいろんな謎をきれいに解いてくれるっす しかしウサコがねー 個人的には上履きがなくなるのが一番しっくりくるね
あれーこんなもんだっけ 他にも読んだ気がするけど まさかVOWの最新刊の感想かくわけにはいかんしね ていうかけないって 戦争論も二回目として読んだけど やっぱりすごかった その辺の知識が自分には足りないのが悔やまれるが 漫画として、物語として読んで感動する場面は少なくない これもいろいろ考えさせらるっす
はー他にも本読んだと思うけど 思い出せないし こんな時期に風邪ひいちゃったから もう寝ます あ、思い出した 『瑠璃城殺人事件』北山邦久も読んだ 筆者間違えてたらすいません 清涼院流水なみのすごい設定だけど こちらはきちんと謎を解明してくれるけど どうもねー ちょっとひねりすぎって感じがする この人の普通の設定のミステリー読んでみたいな
このあいだ棚整理していたら 有栖川有栖の『月光ゲーム』のページ取れてるのを発見 ページが取れている本はボンドでくっつけるのだが 今回は取れたページの状態が悪く 修理を断念 もったいない、もったいないよー 個人的には好きな本なんで 置いておきたいんだけど・・・
というわけで古本屋で捜索中 お金かけたくないんでどっかで100円で売ってないかなー 『孤島パズル』もないんでセットで売ってないかなー また古本探索ツアーにでもでかけるかな
以前にも書いたけど 小説の棚がきつくてきつくてたまらへん 抜いて除籍(捨てる)がいい方法なんだけど これまた以前に書いたように 本を捨てるのって難しい というわけで今日は特集の棚を増やして 小説の棚のスペースを確保する計画を立てる
さて、どんな特集か? 実は王道中の王道 「芥川賞・直木賞作品」をやろうと思いたつ いざ自館の該当作品を探してみたら やっぱりというか 古いものは全然ない あまりの古い作品はさすがに貸出がないだろうということで あたらしいものから探索 そいつらはさすがにあるわあるわ
しかし自分の知識のなさがちょっと恥ずかしくなった 仮にも図書館員なのに 歴代芥川賞・直木賞作家も知らんとはね いままで棚整理していて 「こんなマイナーな作家なんてだれもかりねーよ」と思っていた人が 実は受賞作家だったなんてことがしばしば 車屋長吉さん、すいませんでした 中村彰彦さん、すいませんでした そして余談ですが その昔川上弘美もマイナーな人だと思った それがいまでは『センセイの鞄』にやられてるんだもんね はい、もっと勉強します
久々っす えーと引越しなんぞしてしまいまして ネットも今日やっとつながって 日記書いてみました
なんでこの時期に引越しかというと ついにわたしも憧れの(?)同棲生活をしてみました ちゃんと双方の親も承諾済みですし けじめもつけるつもりです なんだか硬い書き方になってるけど 要は来年に結婚しようと そう話がまとまりました そんでまあ今の生活になってるわけです
彼女は2ヶ月前まで一人暮らししていたし 家財道具は一式そろってる お互い仕事もしてるし ふたりで食う分には困らないだろうし なによりも彼女は結婚を前提にこっちに戻ってきたわけだし まあいいきっかけがあったというのも事実ですね
というわけで今日はこの辺で 日記かけなかったときに書きたいことや出来事はたくさんあったので そのうち小出しにしますわ
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