ことばのかけら
桜子



 やめ、やめ

どうも
話の流れについていけてない
知らないことが沢山ある
ギクシャクしてる気がする
どうしたらいいか分からない

考えたくない

もう
どうでも いっか
本当に大切にしたいのは 自分のハズ
利己的って言われようとも

空は曇り
ヘタをすると泣けてきそうな空模様
でも時間はどの道過ぎるから
今は 今日は
ムリしてでも楽しい時間にしよう

考えるのは 楽しんでから
余計な考えに振り回されるのは やめやめ
そのうちに 何かいいこともあるさ


2002年03月26日(火)



 今年の花

今日 桜の花が咲いていたら

こう言うことに決めてたんだ。

「初めまして」って。


実際 咲いているのを興奮気味に発見したら

嬉しさのあまり 言葉も出ない状態だった。

慌てて理性が働き出したと同時に

用意していた言葉を掛けてみる。


今年の花

今年かぎりの花

2002年03月17日(日)



 ツラ

違う
本当はそうじゃない

ホントに言いたいのは それじゃない
それでも今日も笑ってる

真夜中が 平穏無事に過ぎていく
昨夜と変わらず過ぎていく
心の中とは裏腹に・・・


2002年03月15日(金)



 サクラ前線

今年のサクラ開花が
どうも早まるらしいって・・・

ちょっと寂しい・・・

春が 早く去っていくようで。



2002年03月06日(水)



 とうめいなみずいろ

春が近い

とうめいなみずいろした雨が降る

・・・春が近い

あたたかさに負けそうになる

パステルカラーの花に 負けそうになる


春は 近い

隣を歩く人は去っていった

でも

きっと アタシを見ててくれる人はいる

歩きつづける限り・・・



2002年03月05日(火)



 ハーモニカとギター

ハーモニカとギターの音色
古臭くて 懐かしくて・・・

昔はギターが嫌いだった
ハーモニカなんて 吹けなかった

なぜだろう
淡々と 心安らぐこの音がすき
ナチュラルな調べ
心が素直になれる

こんな夜。

2002年03月04日(月)



 Tempo

いつも平気な顔して歩ける道で

今日はつまずく

毎日ひょいとよけてみせる せまい路地の出窓の角に

頭をぶつける

天気がいいのに テレビが面白いのに ゴハンは美味しいのに

なんだか今日は 調子が出ない



やることなすこと 空回りして 

失敗ばかり 間違ってばかり

そんな日も アリかなぁ・・・

夜空を見上げてみたけれど

星も月も 知らぬ顔でまたたいてる


<また明日やり直したらいいよね・・・?>

答えは どこからも返ってこない

せめて 自分の胸に言い聞かした。

2002年03月03日(日)



 思わぬところで

ずっと張りつづけていた意地は
思わぬところで糸が切れた

素朴な親切ありがとう
実は ちょっと癒されてたんだ

無理やり遠ざけていた距離
自然なスタンスが取れそうな気がした

2002年03月02日(土)



 いまはひとりで…

疲れも
空腹も
今何をしていたいのかさえ
感じられない

外のおいしい空気吸って気分を変えよう
…そんな気も 起こらない
人と話せば余計に沈んでしまうだろう
今は嘘臭い笑い声には耐えられない

ひとりの時間が必要なとき
ただ ただ
美味しいお茶だけ飲んで 目を閉じてしまおう
少し悲しいなら 音楽でも掛けて
案外と疲れてたことに気付くから

貴方を思う人は きっといる
きっといるから
この人に溢れた世の中で
孤独になるほうがきっと難しいから…

何も出来ないんじゃない
エネルギーが足りないだけ
いまはひとりで それをたくわえよう
もう自分を責めないで

この静かな時にもたれて
少し 眠ろう

2002年03月01日(金)
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