key & others
key



 悟朗逝く

5月2日 悟朗が逝きました。
10日経って やっと書くことができます。

18歳近くまで 生きたのだから 諦めなくてはとは
おもうのですが。

彼は 口内炎を患っていました。
2001年に 診断されてから ずっと抗生物質を
注射したり 飲んだりしながら 生きてきました。

ドライフードを 缶詰に代え、それもあまり食べなくなると
小いわしにしたり お刺身をあげたり 鶏肉をあげたり
手を変え品を変えて 食べさせてきました。

お薬も 食べ物に混ぜては あてにできなくなって
牛乳に混ぜて 何回にも分けて あげていました。

先日病院で聞いたところでは、抗生物質の粉薬は
6年間も 処方していただいたそうです。


悟朗は 拾われてきて おとなしくしていたのは1年間だけ
2才からは 野生に目覚め ねずみ 雀 を 庭にならべ
飯岡に越してからは モグラも加わりました。

お魚をさばいている足元で 甘え声を出しても
態度はプライドいっぱい でした。

最後の1週間のことは 考えないようにしています。
病気がなければ もっと長生きしたでしょうか?


今は 悟朗の死を嘆いてばかりは いられません。

ブルーが 16才を迎え ついに寝たきりになりました。
床ずれをつくってしまったので あわてて
低反発マットレスを 買いました。
遅きに失したようで ブルーには 本当に申し訳なかった。

お天気の日には 庭の木陰に寝かせるようにしています。
外のほうが 気持ちがいいんじゃないか、と思って。

元気なモカが 救いです。
浜に散歩に行っては 
「ブルーちゃんも 来られるといいのにね」と
話しています。

ブルーは よく食べ よく眠り シーツを変えて と
ないて知らせ 手のかからないおじいさんです。

今年の10月には モカも10歳。
ブルーに比べれば まだまだ若造です。
ブルーの隣に そっと寝ているモカを見ていると
この状態が できるだけ長く 続きますように、と
祈る気持ちです。

以上 近況でした。

        

        悟朗ちゃん いろいろごめんね。
        安らかに 眠ってください。




2010年05月11日(火)
初日 最新 目次 HOME

-->