Simple Song
DiaryINDEXpastwill


2002年10月31日(木) 心配しなくて良いのに。

心配してしまう。

君は今、どこで、何をしてるんだろう。

近くにいても、遠くにいても。

私が思う言葉は同じ。


2002年10月30日(水) 雪便り。

貴方があこがれる雪の季節が
こちらではやってきたようです

不思議なもので
初雪だけは好きなんです
貴方は信じられないかもしれないけど
やっぱり天使の羽が舞い降りました
今日の天使様は大人ではなく子供だったようで
しかも大勢でカケッコしてるらしくて
いっぱい降って止んで
いっぱい降って止んでを繰り返して
楽しかったみたいで、
楽しくて遊びまわったらしくて
私の町より北の町で積雪12cmを記録した町も
あったみたい

…。
なんてね、ちょっと電波やな。笑

山下公園から乗ったシーバスの中で
「ゆりかごの歌」を思った話はしたよね

本当は、歌いたかったんだよ
貴方に歌ってあげたかったんだよ
ゆりかごの歌


2002年10月28日(月) 顎を外しながら。

いや、ほんとにね、はずれたのね、昨日。
虫歯の治療のための、移植(ぷち)手術中。
口をおおーきく開けて、そしたら、

歯をあわせてください

って、言われて、
「はぃ、ちーず」の顔が出来なくなったのね。
額関節炎が故の悲劇。
先生は
「あっちゃー」
と言いながら、顎の関節をはめてくれました。

口が開かないです。
顎が外れます。


2002年10月22日(火) 「願い。」

私の願い。

私の一番の願い。

その願いを一番。

一番、かなえるためには。

そう考えるようにしないと。

私の願いは
あの人の笑顔。

あの人の笑顔はどやったら作れる?


2002年10月20日(日) 土から生まれた姫君(8

そして、その夜がやってきました。
丁度その夜は新月で
まるで闇しか存在しないかのような夜でした。
浪は驚いたことに、
いつもの農家の青年のような姿ではなく
浅黄色の羽織を着て、
白い刀を差して彼女のもとへ来たのです。

【お待ちしておりました。
 篠田播磨ノ守浪紀様】

樹のその文字に、浪はやや驚いて
それから、からからと笑いました。
浪はその時、はじめて声を発したのです。

「貴方は、
 なんでもわかっていらっしゃる。
 でも、これからも私を浪と呼んで下さい…。
 …福島。」

すっ。
と、ふすまが開くと
そこに「おにぎりみたいな顔をした」武士が
膝間付いて、二人に目礼をしました。

「頼む」

「はっ」

そういうと福島雅真は樹を
お姫様だっこして、更に自分の荷物も背負って
彼女を連れ出したのでした。
彼女を連れて駆け出したあと、
彼は篠田播磨ノ守浪紀の事、
篠田家の事
紀山藩の事。
紀山藩の藩主が波紀である事。
彼の話を樹はうなずきながら聞いていました。

後方に響く、年老いた父と母の叫びも聞きながら。


2002年10月15日(火) つれづれと書きなぐり。

長期連載になる予定じゃなかったのに。
いや、
「土から生まれた姫君」のことなのですが。

(ってか、ここは創作する場所じゃなかったんで
 いずれは移植するとは思いますが。)

これはねぇ、ラストしか思いつかなかったのね。
ほんと、いっつもこのパターン。
反省しますです。
だって…

いつも収集つかないんだもーん(開き直りながら)

*****

simple songsは
えんぴつさんにスペースお借りしてますが
カテゴリを今日、変えたんですよ。

恋愛から遠距離にね☆

だって、遠距離恋愛なんだもーん。
900kmも離れていりゃ
遠距離って言ってもいいでそ?
いいでしょ?ね?ね?

最初から。
考えりゃ、ここって
「遠距離恋愛」がテーマだったんだけど。
まぁ、アリっちゅうことで。

ほかの遠距離ナ日記かきの皆さん同様
ぬれ場自慢とか、しないと思いますが。
いちゃいちゃする描写とかもしないと思いますが。
(どつかれそうなので、私および恋人が)

とりあえず、恋人のことを
最近書いてねーな、だいじょうぶか?
と、ご心配されちゃったらアレなんで
(どれなんで?)

だいじょうぶですよー。
今度、そちらに行った際、
また彼とは一緒の布団で寝るので
安心してくださいませ。


あ。書いちまったよ、あはは☆


2002年10月14日(月) 土から生まれた姫君(7

【私を連れていってください】

と。
浪は、その紙を大切に大切に懐へしまうと
花のように笑いました。

実は最近、樹の館の周りに
武士の遺体が発見される事が多く
浪は、樹を倒しに来た大名の部下達が
仲間割れをして「我先に手柄を」と
彼女を倒しに来て、
彼女を守る者に倒されている…
それを知っていました。
もう、これ以上ここにいては
彼女の身に危険が及ぶ事があるかも知れないと。
だから、こうして彼女の答えを待ちつつ、
心境としては焦りを見せていたのです。

「では、明晩、樹…貴方を迎えに来ますよ。
 身支度、整えて置いてください。
 …明日、私が来たら貴方を連れて行きますから」

そう「紙」にしたためて
彼女が読んだ事を確認してから
浪はそっと、樹を抱き寄せました。
彼女からは、何か懐かしい香りがする。
浪はぼんやりと彼女の香りを心に刻んでから
そっと微笑むと帰って行くのでした。

明くる朝。

樹は変わらずに父と母と過ごしていました。
琴を爪弾き
食事をして
普通に時を過ごしたのです。
父と母は、何も気付きませんでした。
あまりにも、娘が普段と変わらずに過ごしていたので。
彼女が、
その日、消えてなくなってしまうなんて
思いもよらなかったのでした。


2002年10月12日(土) はじめての ひとり東名

ちびっこキラーが山中湖へ行ったらしい。

ちびっこキラーは、携帯ではなく、
わざわざPCのメールアドレスに
メールをおくり続けてくれました。

ひとりツーリングは 走行距離300キロメートル

おつかれ、(ちびっこきらー)←うぃずのまね

楽しかったみたいです。

おいらはこれから、公園で絶叫してきます。

ある意味遺書かもね。ふー


2002年10月11日(金) 毒の女

口の中に、骨をも溶かす 細菌を飼っている私は

恋人とキスしてもいいんでしょうか?


2002年10月10日(木) お料理戦記を読んだ朝・微笑みの乾杯の夜

ほら ごらんなさい。

あなたは
「きょうはぼくは、
 しゃけとたらこのおにぎりお、
 たべました」
…だけじゃないじゃないの。

私は、貴方の綴る言葉の海が
貴方と同じぐらい、好きだよ。

貴方の父と尊敬するその人に。



「乾杯(スコール)」



For [for my father in city]


2002年10月09日(水) Now

Why do you know 瞳(アイズ)?
ポストマンに頼まずに
Wrappingして 届けたいから
I want to fly

From green to red
優しさはワーニング・サイン
流れてしまう ウォーターメイクさ

I want to see

I want to know why?

にじむ予感のページ
めくる図鑑のような舗道
なぜここにいるのに
うすれるアウトライン

Stamp Stamp Stamp.
Stamp your kiss on me
決めたささやきでハートを変えて

Stamp Stamp Stamp.
Stamp your kiss on me
Stamp Stamp Stamp.
Stamp your kiss on me

ゆれる7色のWAVE
映すミラーのような季節
ほら、ふりむいたその時
ぼやけたリフレクション

Stamp Stamp Stamp.
Stamp your kiss on me
ためしにおして million times
smiles.primes

Stamp Stamp Stamp.
Stamp your kiss on me
消えないマークでいっぱいにして

[WORD:サエキケンゾウ]【STAMP】by→PSY・s


2002年10月08日(火) 君の絶叫を聞いて。

たとえば

「私は、今、死ぬわけにはいかない」

と、思っている。

人は死んだら帰る場所は同じ場所と信じていても。

死んだら何も考えなくても済むし、
体も痛むこともない、
と、逃げたら楽ちんだとか、
考えたりするような状況としてもだ。

「神様」が、もしいたとしても。

私は今、この状況をその人のせいにしたりしない。
それは、自分が不利な状況にいるからだろうと思う。
これが、自分ではなく
たとえば、
友人、両親、同僚、近親者、恋人
それらの愛すべき人達だと訳が違うんだ。

きっと、悪し様に罵ったあとで

きっと、ごめんなさい、
神様、どうか許してください。
彼らを救って救って下さい。

後悔したり、祈ったり、
絶望したり、悲しんだり、
いろいろ忙しく思考した後で

真っ白になるんだよ。

その人を、どうしたら大切に出来るかなんて、
そっちのけだった自分に気付いて。

結局、その人を失うかもしれない
恐怖と悲しみでいっぱいで
つまりは自分のことだけ考えている
この状況に気付くんだ。

運命という名の神を呪ったところで
なにもなりゃしないから
君は、彼女のために出来ることをするといいよ。
そりゃ、辛い気持ちは…わかんないでもないな。


2002年10月05日(土) Playing George Winston

AUTUMNというアルバムに、
Longing/Loveという楽曲が収録されている。
私が、この曲をはじめて聞いたのは
高校時代にあこがれていた人に教えてもらってからだった。

この曲を聴くと「秋」という季節について考えさせられる。

「秋」という言葉について考えられる事。
と、いうよりは
「春夏秋冬」を儚く想える民族に生まれたことを
まず感謝せざろう得ない。

最近、やたらに未来のことを思う。

どうする?

そればかり考えている。
なるようになるだろう。
そう「平凡」という日常に埋没出来るような
体なら良かったんだけれども
残念ながら、
私はどうも、
それだけ「健康だ」と大手を振って歩けるような
状況ではないらしい。

いつまで、この景色を見れいられるんだろう。
いつまで、こうやって文字を打つことが出来るんだろう。
いつまで、あの人の顔を見ていられるんだろう。

一生かもしれないし
もう手遅れだったりするかもしれない。

どちらか、判らないから、
週があけたら判定してもらいに行こう。
土曜の夜にそう決めた。

それなのに、2週間近く同じ
「恋人」に手紙を貰う夢を見続けていたけれども。

いよいよ、その中身を、今日見ることが出来た。
あの人の直筆の文字がどんな字かも知らないのに。
私は読みました。
あれは願望なのか、深層心理なのか、どっちなんだろうな。


2002年10月04日(金) 土から生まれた姫君(6

【今日、父と母が、はじめて家に家族以外を招いたの。
 "おさむらい"って人って言ってた】

今日も、樹の下へ浪は来ていました。

【知ってるよ。おにぎりみたいな顔の男だろう?】

それを読んで、樹は驚きながら、彼を見る。

【俺が父様に頼んだからな】

樹が、じっと、文字を追ってから浪の顔を見た。

いつものまぶしい笑顔。
でも、目がまっすぐに樹を捕らえる。

【樹、私とずっと一緒にいてくれないか?
 ずっと、ずっと一緒にいてくれないか?
 返事は今すぐでなくてもいい。
 今日、君の家に着た男が帰るまでに、決めておくれ】

それを、すらすらと紙にしたためて
また笑ってから
驚いたその少女の頬にほんの少し触れる。
そして、驚いた少女を残して、帰ってしまったのでした。

樹は、驚いた顔を少し曇らせて、
そして、悲しみにどっぷりと漬かったのです。

私が、この世界に出現した意味。
生まれ出づることの出来なかった私の宿命。
そして、言い渡されている使命。
浪の言葉は、ものすごくうれしかった。
でも、私はそれに応える事が「ある意味できない」
答えたら、その時は、さよならするときだ。
そう思ったら…私は…



その夜、彼女の涙が止まることはありませんでした。

つづく。


tomo |MAILHomePage

My追加