雑記

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2012年11月24日(土) 今年もうどんくいに四国

恒例のうどんを食いに、というか母の買い物等で早朝から四国方面へ。母と父と。4時半過ぎに実家出る。去年と違い今回は一件目に山越行くので明石海峡でなく瀬戸大橋経由で。夏の事故以来実家車の運転をしなくてよくなったのでずっと横でうとうとしてる。寝れないんだけど。どちらも張り切って飛ばす人ばかりで、山越は基本9時開店だってんのに8時頃着いちゃう。連休だから開いてけど。んでもうそこそこ入ってる。かまたま食う。もちろん美味かったんだけど、去年ほどの感動がなかったのはなんでだろう。
2軒目の香の香へ。香川の香りでかのかなんだそうだ。ここも9時開店で9時過ぎに着いたんだけど店はほぼ満席で離れへ。看板に釜あげとあるくらいで、釜あげ一本でやってるらしい。なので釜あげ食う。うどんはもちろん美味いんだけど、いりこの香りの出汁が素晴らしい。薬味入れるの忘れるくらい。若いの何人かで来てタライで頼むのもいいなあ。長い麺をうまいこと取ってて、みんなで米线食べてた時の事思いだしたわ。
また高速乗って移動、今治まで。大盛り2件だけとは言え、朝からうどん続けて食うと移動中でもなかなか他になんか食おうという気にならんです。干し柿用の柿他いろいろ買いに、去年も来た農協の直売所へ。干し柿用の柿2カゴ分はじめ野菜魚も山ほど。農協だけど地元産いろいろあるんだ。美味そうと思ったらとにかく買ってみるしかない。買い物だけしてすぐ高速戻る。
昼飯は鶏焼いたのがどうこう言ってるので、検索して営業時間だけみて電話番号カーナビに入れて、高松で高速下りる。一鶴なる、鶏のモモを焼いたものを出す店らしい。メニューもそれとドリンクと小鉢くらいで、ビール飲めなきゃ始まらないような感じだが予想どおりだった。いやでも単に鶏のモモを焼いただけのものでももちろんなく、ニンニクや何かで香りのいい油が、とにかく香りがいいのでビールないのが拷問なくらいだ。持ち帰りのパックも。更に以前どっかで見たことのあるかき食べ放題の近所で新鮮なかきを買う。Webの情報って興味があって印象に残ってさえいりゃ、行ったことなくても場所とか結構案内できるくらい覚えてるもんだなあと改めて思った。Androidな大きめの何かでLTEなのやっぱ一台要るなあ。もう帰るだけ。
運転しなくてよくはなったけど、たまに運転する父の横とかだとおちおち寝るに寝られん。赤信号や標識の見落としはお話にならないし、高速なら少しはと寝てしまう努力をするんだけど、割と無茶な追い越しとかで速度出すこともあったり、修正舵というかまっすぐ走れてない事が多くふらふらと、明らかに危険な横Gで目が覚めたり、でもあんまり言うと機嫌悪くして自棄気味な運転になるのもよく判るので、ってさすが俺様の父親だ。イライラする位の人間の小ささと神経質さは全く同じだな。ロクに道判らないくせにカーナビ他に対応することもできず、無用な神戸線の渋滞に参加したりして大幅に予定時間遅れ帰宅。
いろいろ買ってきたの食う。どれもほぼハズレなし。


2012年11月14日(水) そう難しいもんでもなさそう

バス乗ってるときにiPod(退役したiPhone4)で聞いてた小坂一也の曲で気になったデヴィークロケットてのは大昔に実在した人なんですね。「テネシー生まれの快男児」なんてステキな歌詞だから当時のウェスタンのドラマか伝記の登場人物かとも思ったけど、いやよく考えれば実在のヒーローが居ての話でもおかしくないわな。クロケット帽の由来もこの人がアライグマを上手いこと撃った事からとか、春風亭昇太の出囃子がこの曲だったり、あと冷戦時代の携行できる核迫撃砲なるトンでも兵器の名前にもなってたり、今さらだけど興味があればいつでもすぐ検索できる環境があるって事は便利で素晴らしいことだなあとか思った。


相変わらず平日は毎日学校だし、土日も何かしらの用事で出ないといけないのが続いてたりしてる。居心地のいい家じゃないが、外出るのもそれはそれで面倒でさ。そんなわけでここ2週間ほどいやいや外出が続いている。
こないだの週末は近くの老人施設のイベントにボランティアで参加してきたです。もちろん急に奉仕の精神に目覚めた訳でもなく、かと言って就職活動の一環として希望する施設の下見とか印象良くするのにとかそういう前向きなのでもなく、ただなんとなくどんな感じか見たいなといういつも通りの考えなしで行ってみただけです。

イベントなので終日出店が出てたり演芸等のイベントがプログラムになってたりしてて、それらの人員もボランティアなんだけど、僕は正規のスタッフの手伝いをするボランティアとして参加してきた訳です。とはいってもまだ無免許なので、直接利用者をどうにかするような手伝いは一切なく、そりゃ話しかけりゃ無視するわけでもないけど、イベントなのでもちろん家族の人とか居てまあほぼ大道具小道具の出し入れやらそういう内容の手伝いでした。今まで、何年か前祖母が亡くなるまでの少しの間別の施設に何度か行った事もあったので、お客さんの立場からすれば特に目新しい発見はなかったんだけど、この1ヶ月の拙い経験からの視点というのも多少は意識するもんで、ヒマな時間はいろいろ動ける範囲で見てきたです。

演芸的ないろいろについては、まあほぼ何かしらの演奏を行うものばかりで、演ずる人達もなるほど以前から何回か来られてるらしく、反応の薄いお客さん相手に曲やら進行やらある程度これという定型があるらしい。でも、一緒に唱いましょうとか言われてもみんながみんな元気よく応えられるわけでもなく、面白くないか疲れたのか、頻繁に自室の有るフロアとの移動は続くし、ほぼ満員な定員数(ベッド数)からすればそもそも参加してない人も少なくなさそう。んでこっちも何もかも投げっぱなしというわけにもいかないので手拍子をしたりするけど、ぼんやり前を向いてるお年寄り大勢と、周りで疲れた顔で手を叩いてるスタッフと、ああやっぱりこういう感じなんだろうなあとそこは想像通りでした。

でも、女子高生によるよさこいの披露が始まった時、客席一番前に出てきたおっちゃんが急に動きだし、満面の笑みで一所懸命女の子達の演技にあわせ手を振り上半身を動かし始めてた。それまでぼんやり静かになんかひとりで食ってたはずだったのに。組み合わせで次々チームと演技が代わる度におっちゃんのダンスもヒートアップし続け、もう何回か続けば座ってる車いすから落ちるか下手すりゃ立ち上がって一緒に踊り出すんじゃねえのかというくらいで。ああこれは通常営業では有り得ない事なんだろうなあというのは、いつも見てるはずのスタッフの反応をみても判る。他の人はと言えば相変わらずなんだけど、その後の他の出し物でも注意深く見てると、当たり前だけど個人個人バラバラで何かしらの反応はしてるんだなあと判りましたです。

なんかの足しになるのかどうか、まあこのままの進路でそういう仕事に進むのなら、わずかでもプラスになる経験だったと思うことにします。


次郎吉 |MAILHomePage