らんこのホンネ
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2004年04月27日(火) 気の休まらない日々 その参

いっぱいいっぱい考えて、悩んで、決めた。
今日あの認めてくれていた上役に話した。

「お気持ちはとても嬉しかったです。
でも、すみませんが辞めさせていただきます」

ここで、その気持ちに甘えてもよかった。
それから、また頑張ってもいいかもしれなかった。

でも、
でも、
私はちょっと疲れた。

必死になって仕事して、認めてもらおうとして、
小さなことにも気がついて、少しでも今後の
仕事がよくなるように、考えて。
そんなことに疲れた。

このまま、ここにいれば肩書きもついて、
バリバリ働けるのかもしれない。
少しずつでも給料があがって、生活も楽になって。

そんなことどーでもいいって気になっている。
そんなにバリバリ働いてどーするの?
たった一人でどーするの?
自分へのご褒美買ってどーするの?

そんな気持ちでいっぱいになっている。

このままの自分じゃいられない。

そう思ったから。



2004年04月19日(月) 気の休まらない日々 その弐

ほとんど諦めモードだったのに、たった一人だけ
真剣に私のことを認めてくれていて、引き留めて
くれた人がいた。
その人は、上司というよりも、会社の上の人で、
その人の一声で色々なことが動くと言っても
過言ではない人。

「私はあなたの仕事ぶりを見ていて、とても
一生懸命やってくれていることが分かっているし、
今の仕事が嫌ならば、部署を変えてあげることも
できるし、そうできたら考え直してみない?」

涙がでるほど嬉しかったし、すぐ近くの
上司じゃないのに、そこまで見てくれて
いたことに感動した。

私のしてきたことは間違っていなかったんだ。
キチンと見てくれている人がいるんだ。

そんな気持ちになれた。

別の人は、今の会社というブランドを見せ付けて
この会社にいるのだから、辞めたらもったいない
みたいなことしか言わなかったのに。
そして、本当の心を話したのに。
返ってきた答えはそれなりのことだった。

ただ一人でもいい、
自分を認めてくれたこと、
そんな人がいたことに
感動できた。

人生まだまだ捨てたもんじゃない。



2004年04月16日(金) 気の安まらない日々

仕事を辞めると決めて、やっと上司に話した。
6月末までと思っていたから、来月話すつもりだったのに。
なんだかんだで最近話すことになり。

結局のところ、私の気持ちをわかる人なんていない。
その思いは間違いないって思っている。
人間だし、当たり前なんだけど。
辞めることにした自分のわがままにだって
分かってもらえるとは思っていないけど。

でも、心のどこかでは自分を認めてくれていて
引き留めてくれるんじゃないかって思っていた。
それは甘えだと分かっていたけれど。
そんな二年間を過ごしてきたんだって思いたかった。

そんなことは本当にささやかな夢だったのかもしれない。



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