潔 ノ 森

2004年02月29日(日)

5時に会場入り。
忙しいのか、暇なのかよく分からないまま終わる。



2004年02月28日(土)

明日の打合せ(高円寺)。



2004年02月27日(金)

‘ショウウィナー’開花

Den.speciosumの植え替え。
昨日到着した種を早速ビニルポットに蒔く。
山鳥のシンニンギアの実が裂けて種(埃のように細かい)がこぼれ始めていたので、それも採り蒔きする。
発芽してくれますように。



2004年02月26日(木)

ユーチャリス開花

東京ドームの世界蘭展へ。(ナイトチケット¥1000)
平日の夜なので、客が少なくて良かった。
デンドロビウム・スペシオサム Den.speciosum 購入(¥1500)

タネタネットから種が届く。発注の時期が遅すぎたようだ。
発芽の確率が低いことが予想されるそうで、注文以外の5種をサービスで頂く。
アキギリとオドリコソウは、残念ながら売りきれ。

□ クサフジ(千葉県柏市)
□ クララ(千葉県柏市)
□ フシグロセンノウ(広島県)
□ ユウスゲ(栽培)
□ シシウド(長野県大滝村)
□ ツリガネニンジン(長野県大滝村)
サービス
□ セキヤノアキチョウジ(岐阜県小坂町)
□ リンドウ
□ サワヒヨドリ
□ レンゲショウマ(群馬県)
□ ヤマラッキョウ(熊本県阿蘇郡)

セキヤノアキチョウジと、レンゲショウマは特に嬉しかった。



2004年02月25日(水)

サワギキョウの双葉確認



2004年02月24日(火)

覚書

スコップを挿せば営みの断層
ミクロに的を合わせれば非日常の横たわる
根から指へ澄んだ意思など流れ受け
南風の色の粒らを背に纏う
微かな鳥の囀りに鼓膜は応え
猫の尻追いかけ笑う僕がいる



2004年02月23日(月)

覚書

穏やかな人は、心の中に怒りを満たす。
例えば、宮沢賢治のように。



2004年02月22日(日)



ツワブキと、ダンギクの双葉を確認。




2004年02月21日(土)



何もせずに止まっている 0 と、一回りしてきた 0 とは確実に距離があく。
戻ることを知りつつ、何かに向かう。

我武者羅に突き進んだ結果、何もしなくて良かったことを知る。
これの繰り返しにより、何処かへと進んでいく。


タネタネット注文

□ アキギリ  100
□ オドリコソウ  100
□ クサフジ  50
□ クララ  0
□ フシグロセンノウ  100
□ ユウスゲ  100
□ シシウド  100
□ ツリガネニンジン  50
 600 + 100  計¥700



2004年02月20日(金)

花粉症真っ盛り。


クソ寒い中、モリモリ育つ子持蓮華

カメラを持つと、何かを探そうと意識が外に向かうので、良い気分転換になる。

堆肥と油粕をばらばら庭に撒く。

地植え6年目位のスノードロップ開花。
いくら待ってもほとんど分球しないので、今年は種を取る。
既に鉢植えの株の人工受粉(筆先で、こちょこちょかき回しただけ)は終わり、実が膨らみ始めている。
開花まで、4年はかかるだろうが、百単位で球根がとれることを想像すれば、苦にならない。
気に入った原種系チューリップや、アイリス類も種で増やそう。

HCにて、
□ みなとべかな(種)¥140
□ オキザリス・プルプレア(ラベンダー)¥180 南アフリカ原産
□ ムサシアブミ¥780
購入。
「日本、南アメリカ原産以外の苗は買わない」て言った舌の根の乾かぬうちに…



2004年02月19日(木)

覚書

逃場を失った灰は巻上り、触れる命全てを吸取る



2004年02月18日(水)

池を造るための下準備開始、ガマズミを移植する。
ジキタリス・グランディフローラを堀上げて鉢に植え替える。
ウワミズザクラの地植え。



2004年02月17日(火)

H氏から頂いたムスカリ・ネグレクタム。成長が早い。
他のチューリップ2種の名前が判った。
Tulipa eichleri
Tulipa neustruevae(Tulipa dasystemon)
eichleriは、素晴らしい花だった。改めて感謝。

I氏宅訪問。
D.アテンボローの「地球の生きものたち」(早川書房)その他2冊を頂く。
一枚一枚の写真は、過不足の無い光と、飽和状態のフラクタルで生命の変え難い営み(リアルな生活の姿)を写し出している。
人間の意図の介在しないところで生まれた、強烈な写真。
「待つ」ことで手に入ることの意味の深さを考えさせられる。

日本橋三越にて、ヘレボルスの展示会を見学。
チェルシーガーデンは、初めてだったので一通り見て回る。
3寸ビニルポットのウワミズザクラ購入(¥800)
何年後に開花するのだろうか



2004年02月16日(月) 春の予定表(種)

春の種蒔き予定表

■東アジアチーム

3月上旬〜
□カワラナデシコ    日本原産

3月中旬〜
□キキョウ    中国原産
□アシタバ    伊豆大島原産

3月下旬〜
□ゴボウ    ユーラシア大陸原産
□ホウセンカ    熱帯アジア原産

4月上旬〜
□ダイコン    中央アジア、中国原産
□ケイトウ(久留米)    熱帯アジア原産

4月中旬〜
□ヘチマ    熱帯アジア
□アサガオ(標準型系)    亜熱帯アジア


■南アメリカチーム

3月下旬〜
□ポーチュラカ    ブラジル原産
□ニチニチソウ    マダガスカル、ジャワ、ブラジル原産
□ナスタチューム    ペルー原産
□センニチコウ    熱帯アメリカ高地原産
□ヒャクニチソウ‘ソンブレロ’    メキシコ原産

4月上旬〜
□クレオメ    南アメリカ原産

4月中旬〜
□サルビア・スプレンデンス‘ヴィオラセア’    ブラジル原産
□オジギソウ    ブラジル原産
□オシロイバナ    南米、メキシコ原産

(ヒャクニチソウは、例外で中央アメリカ原産)


あ! グンネラの原産地は、日本の真裏だ
植え場所さえ慎重に選べばちゃんと生育してくれるかも
3年後には、ホームセンターや園芸店で【南米原産の巨大植物グンネラ 湿地を好み大変丈夫です】なんて表示して売っていたりして、しかも安ーく
ありえるぞ



2004年02月15日(日)

4年目のプリムラ・ポリアンサに蕾発見



2004年02月14日(土)

風が強い。
苔がカラカラになっていた。
草玉は水遣りが大変だが、苔に水を注ぐ度、
何ともいえない心地よさが、脳内に広がるのを感じる。

覚書

今の生活水準を維持しつつも自然保護は可能、と仰る方がいる。
が、そんなことはありえない話で、現在のそれを支えている社会システムを肯定すれば、黙っていても森林の破壊、減少は今までと同じペースで着々と進んでいく。
現状維持など、ありえないところまで来てしまっているのだ。

根本的な価値観の転換、思考の改革が求められなければならない。
そのための犠牲(本当は犠牲ではないのだが…)は、
地に足の付いた生活をするためのモノであり、
その生活に足を1歩踏み入れれば、それを実感できるはずだ。
考えてみれば今の時代、文字通り「地(土)に足を付ける」機会が無い。
移動は、飛行機、車、電車、自転車。歩くときも決して裸足にはならない。
都市においては、アスファルトでコーティングされた地面しかない。

ターシャ・テューダーは、裸足で庭を歩く。
「彼女は特別。」と言う莫れ。

「戦後の復興」を勢いに、ズルズルとここまで来てしまった感がある。
が、次のライフスタイルを模索しない限り、未来は闇へと向かうのは確実であろう。
その鍵は過去の文化の中にあり、人の心の中にある。

先進国のライフスタイルは、合法的な他の地域の破壊、摂取、略奪の上に成り立っている。その傾向は、今や全世界に広がりつつある。

この時代、浪費して良いものはただ2つ。
自分の脳と身体だけだ。
次の時代のために、フル活用したい。



2004年02月13日(金)

昨日の苗の植え替え。

パフィオペディラム、フラグミペディウム(5鉢)が凍傷ぽくなる。
寒い場所に置いてたので、当然の結果。
さっさと親を説き伏せ、移動すべきだった。

両親が嫌がるため、東側の窓辺に鉢を置けない。
そのため、家の中に避難した鉢は西日を受けて春を待つことになる。
植物はもちろん、ぼくにとってもストレスになる。

凍傷の株を親に見せ、東向きの親父の部屋に鉢を移動(問答無用)。
また、養生し直しだ。とほほ…

親との闘いは、まだまだ続く。

縫製



2004年02月12日(木)

どこを向いても怒りが湧く。遣る瀬無い。

HCにて種子と苗購入。
欲求不満を多少解消。

種子
□ポーチュラカ(松葉牡丹)  ブラジル原産
□オジギソウ  ブラジル原産
□桔梗
□牛蒡
□時無し大根
□河原撫子


□斑入りジャノヒゲ(ありそうで無かったような…)
□サルビア・ウリギノーサ  ブラジル南部、アルゼンチン原産
□ステビア  パラグアイ原産
□ペペロミア・オブツシフォリア(緑葉に縁が黒)  南米原産
計 ¥1776

日本(東アジア)原産と、南米(チリは除く)原産の野草中心の庭に移行していく。
選ぶ基準が決まると、園芸店でウロウロすることも少なくなり、
挙動不審に思われなくてすむ。



2004年02月11日(水)

アロエの花につがいのメジロがやって来た。
枯れた花を足場にして、2羽が忙しなく左右対称になったり、崩れたりしながら筒状花を嘴で突付いている。
動く構築物を見ているようで、素晴らしかった。
しばらくの間、余韻で立ち上がれない。
こんなことがあるから、庭仕事は止められない。



2004年02月10日(火)

行詰まる。
どうしようもないので、本を借りに図書館へ。

バタイユ「言葉とエロス」
ホーフマンスタール
稲垣足穂「緑の蔭」
宮沢賢治「インドラの網」「まなづるとダアリア」
辺見庸「眼の探索」

読書の早春?



2004年02月09日(月)

挿し木用に、ブルースターの切花を買う(¥150)



2004年02月08日(日)

地球の真反対シリーズ(地球儀で調べる)

□ 日本(九州以南) ⇔ ブラジル最南部、ウルグアイ
□ フィリピン諸島 ⇔ アマゾン川流域
□ 中国東部 ⇔ アルゼンチン
□ インドネシア諸島 ⇔ コロンビア 
□ ベトナム ⇔ ペルー
(大きくは、 東南アジア ⇔ 南アメリカ大陸北部)
□ モンゴル ⇔ 南アメリカ大陸南部
□ オーストラリア大陸西部 ⇔ ドミニカ共和国(西インド諸島)
□ ニュージーランド ⇔ スペイン、ポルトガル
□ フィジー ⇔ マリ(西アフリカ)

他の大陸、地域の反対側は、海だった。
前に、ニュージーランドの気候はヨーロッパと似ている、と聞いたことがある。

リオ・デ・ジャネイロの反対は、沖ノ鳥島と硫黄島の中間ぐらい。





2004年02月07日(土)

・色
・形
・大きさ
・希少価値
・流行
・新品種

植物の選び方で、その人の考えていることが分かる



2004年02月06日(金)

ウィルスメール流行中。

見慣れない猫が、やって来る。
おっとりしたいいコ。





2004年02月05日(木)

画像の処理。

苔玉に、突っつかれた痕が…
ヒヨドリだなー ぷんぷん!



2004年02月04日(水)

画像の処理
HP更新

イエの北側に、割れた瓦を発見。しめしめ
草玉作り。苔、ケト土は外側のみ、中は赤玉小粒。
ホタルブクロ、スゲの一種、ホトトギス、葦(斑入)をし込む。



2004年02月03日(火)

ヘレボラスの蕾がほころんで来た。

画像の処理。



2004年02月02日(月)

味噌作りの手伝い。

植物の画像処理。
肩が凝ってしょうがない。

久しぶりに、交通事故発生。
うちの前は、事故多発の「魔の交差点」で、
余程大きな衝突音でない限り、ビックリしない。
「またか…」といった感じだ。
塀にぶつかっているかどうか、怪我人の有無、その2点を確認したら
さっさと家の中に戻る。
ていうか、近所には野次馬が沢山いるので、
「出る幕がない」と言ったほうがいいのかも。
今回は3台の衝突事故で、幸い怪我人はなかった。

昨日、「カンスゲか、ヒメカンスゲか…」などと判ったような事を書いたが、
調べれば調べるほど、イネ科は同じような種類(亜種など)が山のようにあり、花も咲いてないのに分かるわけがない、てことが分かった。
反省反省。

久々のお湿り。



2004年02月01日(日)

草玉に目覚める。
オシャレぶってて嫌いだったが、苔と腐植質泥土があれば成立する、ミニマムな園芸文化であることに気がつく。
鉢がいらないのだ(て、今更…)。
セキショウを植えてみる。

雑草の正体がだいたい判明。
カンスゲ(Carex morrowii)か、ヒメカンスゲ(Carex conica)と思われる。
日陰に耐えて、簡単に育つ。
ありふれた日本の固有種を、庭にわざわざ植える人はあまりいない。
変わり花や、斑入りでもない普通種は特に。
カレックス・モロウィー、カレックス・コニカ、みたいにカタカナ表記にすれば注目されるのかな。

そこらに生えている「雑草」と呼ばれる野草や、ありきたりな草花(一般的なサルビア、ベゴニア・センパフローレンス、ペチュニアなど)を、積極的に育てたいと思うようになった。
Y氏とも話したが、昔から普及している花には、普及するなりの理由があるはずで、それを、「ありふれている」というだけで、その植物の価値を下げる道理は無い。
植物そのものに落ち度があろうはずが無く(好み云々の話は別)、人間の植物への扱い方が不快感を大きくさせているだけの話だ。

覚書
記号的なオマケが一杯付いた種類のみに価値を見出すことは、恥ずべきことである。
自戒を込めて。

最近ふと、地球のちょうど裏側の気候は、お互い似ているのではないだろうか、とおもった。(分かりやすい例では、南極と北極。)
日本の真裏は、ブラジル南部。
2,3年に一回雪が降る温帯気候であり、海岸山脈によって
湿潤な夏と乾燥した冬が存在する。
植物の故郷を知り、自分の今の位置と照らし合わせることにより
いろいろなことが見えてくる。


柚子の剪定、収穫。
種を取ってからジャムにする。
叔母に好評なので、今年も沢山作る。
トーストにぬっても、紅茶に入ても美味しい。
去年より上出来だ。


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