父親が、紅葉3本を掘りあげると言いだした。 勿論、ぼくはそのままにしたかったが、 激しい口論の末、抜くことになる。 彼がやると、周辺の草木も滅茶苦茶にするので、 泣く泣く根を切断しながら3時間かけて掘り上げる。 古いスコップ2本をダメにする。 罵りながらの庭仕事。 気が上擦っていたのか、家の壁面に何度も頭を打った。 泣きっ面に蜂。 最低。
HCで、春蒔き種子が入荷し始めていた。 明日葉と日々草の種を買うと、機嫌が治る。 安上り…。
縫製
クレマチスの挿し木苗8ポットを地植えに。 増えすぎて、御近所にも配った事を思い出す。 意外と簡単に増やせることが分かったので、 鉄線も挑戦してみよう。
ジンチョウゲの蕾が膨らんできた。
HCにて、翁草(¥280)チューリップ苗(¥150)購入。 チューリップ(カウフマニアナ系‘Show Winner’)は、鉢土の中央を少し高くして苔を張ってみた。 丘の頂上から竹の子が出ているみたいで面白い。 チューリップの草物盆栽。
デンドロビューム、シンビジュームの植え替え。
I氏から山野草の種が届く。 昔の飲み薬のように、折りたたまれた紙の中に一摘みづつ入っている。 期待に胸を膨らまし、早速鉢に蒔く。
・ダンギク ・ヒヨドリジョウゴ ・サラシナショウマ ・トモエソウ ・サワギキョウ ・ナンバンギセル
南蛮煙管は、庭に生えているミョウガ、フウチソウ、イネ科の雑草(名前、調べないと…)の根元に擦り付ける。
17年間育ててきた梅の盆栽の植え替え。 高校受験の時買ったもので、ちょっと弱ってきた。 庭から霜柱で浮き上がった苔を採ってきて、 洗ってから、鉢土の表面に張る。 苔張りは楽しい。
地植えのシンビジュームを掘り上げる。 場所を取るが、これからはちゃんと育てよう。
堆肥と油粕を混ぜて、庭に撒く。 敷き詰められた落ち葉、枯れ枝の隙間に吸いこまれるように入っていくのが面白くて、ついついやり過ぎる。
HCにて鳳仙花とナスタチュームの種を買う。 どちらも¥150。 ホウセンカは、ふと育ててみたくなった。 残念ながら、一重はなかった。
ツワブキの採種、播種。
覚書
園芸家 = 園を造り上げる人
優れた庭園は、摂理そのもの。 自然への絶大な関心と理解がそこに存在する。
M氏と理容協会の新年会へ。 疲労が溜まったようで、早寝する。
HCにて、堆肥、黒土、赤玉土、鹿沼土、軽石、油粕を購入 朝霧草、タイム、イブキジャコウソウ、チューリップ、ムスカリを鉢植えする。
M氏のフィッティング S氏と食事。近況報告など。
モウズイカさんの講演会に出席。 ネットでのお付き合いとは不思議なものだ。 初めて会うのに、過去の話題で盛り上がり、 未来について語り合う。
縫製
縫製
洋ラン植え替え ・C.ラビアタ セルレア ・B.ディグビアーナ‘フィンブリぺタラム’ ・Den. ノビル系交配種 2種 ・L.プミラ ・Lc.コンサル‘フィリップ’
縫製
地植えのアマリリス堀上げ。
S氏に誘われ古本屋に、3冊購入(¥1460)。 □ヘルマンヘッセ 蝶 フォルカー・ミヒェルス編(朝日出版社) □夏の草木 宇都宮貞子(新潮社) □週刊朝日百科 植物の世界(ヒゴタイ オケラ ベニバナ) (朝日新聞社)
縫製
サクラソウ、ギボウシの植え替え。
縫製
覚書
所謂、一般人になろうとした学生の頃、 心臓を捻るような感覚が常にあった。 「一般人」とは、幻想に過ぎない。
自己の完成=∞の狂気と理性の融合
一昨年の秋、両親が南アフリカ旅行で持ち帰ったシャコバサボテン(でも、原産地はブラジル)の葉が、順調に育って開花。
庭に1.2m x 0.8m位の小さな池(水溜り?)を造るための資料集め。 HCにて材料の品定め。予算¥1500。
黒メダカをいっぱい飼いたい。 アマガエルも住みついてくれると嬉しい。
縫製
縫製
ユリオプスデージーと、レモンバーベナの苗を購入。
ユリオプスデージーは、随分前から気になっていたのだが、 迷っては買わないことを繰り返してきた。 大輪姫フウロソウ(Erodium reichardii)を根元に植えて、 玄関前に置くと、その場の空気がガラリと変る。
縫製
縫製
縫製。
年末に、木立性ダチュラの枝を剪定した。 とても葉が綺麗だったので、観葉植物風に生けていたのだが、 花瓶から引抜くと、気味悪いほどに根が出ている。 (ええ、植えますとも… 植えればいいんでしょ。) 2m以上に育っても蕾すら付けない、この疎ましい生物の策略に嵌る。
NHKにて大江健三郎氏出演。 目の前の状況を的確に受け入れ、+ に変換していく数少ない人だ。
縫製。 行詰る、不調。
縫製。
品川にて、M氏S氏G氏と今年初めての顔合わせ。
出初式。
夕方、御茶ノ水へ。 三省堂にて、長い間探していた本を見つける。 「図解 種から山野草を育てる」 石原篤幸・著 改めて、その突出した内容に驚愕。勿論購入(¥1500)
ついでにタキイを覗く。 Cleome spinosa Salvia splendens(紫) 種子購入。共に¥150。
裁断、縫製
裁断、縫製。
改○園へ注文。 ・ハブランサス ブラキアンドロス 10球(¥900) ・ハブランサス アンダーソニー 10球(¥700) ・ジャボチカバ 1ポット(¥1200)
ジャボチカバは、リオ在住時のいろいろな思い出を 甦らせてくれる、懐かしい果物。 味覚と思い出は、深く関り合っているようだ。
フウラン、ネジバナの植え替え。
覚書
攻撃をもって解決の方法とすることは、 毒に犯された患部を、ナイフでえぐることと似ている。 痛みはさらに長く続く。 まずは水で洗い流してから、患部を優しく覆うのが、最善。
Ipheion sellowianumの花付苗が、HCに入荷していた。 迷わず御購入(¥180) ダブルのアマリリスて、なんか凄そうで、 ちょっと怖いもの見たさから‘アンデス’(¥680)を買う。
覚書
泡の弾け切っていない現在では、 泡の底に何があるのか見えない。 近い未来に泡が消え、底が見えたとき、 はたして何が目に飛び込んでくるのか。 瓦礫の山しかないのか、 それとも金が見つかるのか。 泡で見えない今現在、誰にも分からない。
年賀状作成。
アネモネ・デカーン開花。
納得できる仕事をした時ほど、「自分がやった」という実感がない。 工程の記憶すら曖昧に。(痴呆?)
覚書
若者の会話の中で【普通に…】、【ありえない】、 というフレーズがよく使われる。 これらは、均質化一辺倒の今の日本を象徴している。 【普通に…】は、理解できない行動を「普通に」している 少数派を異物として排除することを意味する場合が多く、 【ありえない】は、現実に起こっている目の前の事象を 「ありえない。」で片付け、対象への理解を先送りにしてしまう。 思考の停止とお互いの行動の監視、排他が、結果として 自らの行動範囲をも狭めてしまい、どうしようもない 閉塞感を引き寄せていく。
…読み返すと、しようもない文章だな。
庭を、甥たちに荒される。 注意したって、聞きゃしない。 この気持ち、どうしてくれよう。 情けない叔父さんだ。 くそっ
元旦
年末に一度帰った甥、姪がまた来る。
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