日記でもなく、手紙でもなく
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昨日の天気とはうって変わり、今日は朝からかなりの雨が降り続いている。 藤沢のほうでは午後かなり水がついたところも出る。
午後3時過ぎから、相当ひどい雨の中、池袋まで出かける。18時過ぎにはとりあえず雨は上がったものの、湿気を含んだ風が強い。 午後7時過ぎ、1時間ほど一緒にいたNさんと外へ出て、駅のほうへ戻ろうとしたら、急にまた雨が降り始めてきた。
昨日は暑かった。有楽町まで出た帰り、タリーズの前を通り抜けられず、店に入ってスワークルなどを買ってしまった。落差の大きい天候。
| 2003年05月28日(水) |
ダヴィンチの<最後の審判>と大塚国際美術館 |
絵画に関しての掲示板を見ていたら、ダヴィンチの<最後の審判>の話が登場。そういえば、ダヴィンチのテンペラ画<最後の審判>が修復され、修復前の状態から後世に描き込まれたり剥離した部分などが補修されることで、かなり全体の印象などが変わった、という話を伝え聞いたことがある。 それ以前にも、ミケランジェロのシスティーナ礼拝堂の壁面・天井画の大掛かりな修復については、TV番組などでも放送されたことがあり、こびりついた蝋燭の煤などを取り除いてみたら、今まで暗い闇のような世界だったところが、市民の日常的な生活が描かれていることがよくわかったりした、などという経緯がある。
その<最後の審判>の修復前と修復後の状態がわかる展示がなされている国内の(四国にある)美術館がある、というので、写真などでそれをやっているのだろうか、とふと思い調べてみると、こんな美術館があったのかと思わせるような話が出てきた。
実は、様々な西洋名画1000点余りを陶板・実物大で作成し、それを常設しているという<大塚国際美術館>というのが出てきた。その名の通り、大塚製薬グループによって設立された美術館で、創立75周年記念事業として徳島県鳴門市に1998年3月にオープンしている。
この陶板というのは、そのグループ企業である、大塚オーミ陶業�蠅�持つ特殊技術により原画と同じ大きさに再現し、この美術館に展示されているところがミソである。 もちろん、全作品がそれぞれ一枚の陶板に焼き上げられているということではない(つなげてはあるのだ)が、一枚あたりのサイズが比較的大きいらしい。
それ以上に、日本最大の常設展示スペース(延床面積29,412平米)をもっていて、鑑賞ルートは約四キロに及ぶという。駆け足で見ても3~4時間かかるらしいことも書かれていた。 原画の色彩などを、実物のサイズに近づけた上で、長年保存する方法としては(陶板だと、2000年は変わらない!、そうだ)、かなり面白い試みと言えるだろう。
午後6時半になろうか、というような時刻。 会社でメモを作成していると、床からのなんともいえない上下微動が座っている椅子に伝わってきた。 そして、横揺れ。普通だと20〜30秒くらい続いて終りという感じなのだけれど、今回の地震は長い揺れ。
ひょっとしたらかなり大きいかもしれない、と思ってTVをつけてみると、宮城・岩手で震度6弱、我が家のある埼玉南部で震度4という表示。 かなり広域に亙って震度3以上の数値が見られる。 帰りの駅の電光案内板では、「新幹線運転見合わせ」の文字。
家の書棚から本が落ちているか、と思ったが、全く何もなかった。 たぶん、比較的ゆったりした横揺れだったからなのだろう。
| 2003年05月24日(土) |
讃岐うどん<はなまる> |
最近東京でも、あちこちで店名に『讃岐うどん』と書かれた店を見かけることが多くなった。JR駅構内や駅ビル/敷地内に、NREが本格的に讃岐うどんの店を出している。 最初恵比寿駅で、次に上野駅で見かけ、最近我が家に近い駅でもこの店ができた。入ってみたら、客が少なく、うどんもイマイチで、ちょっとがっくりしてしまった。オペレーションをもう少しきちんとしないと、店によるバラツキがまだ大きいようだ。
今日、ブリジストン美術館に行き、銀座方面へ歩いていたら、ちょうど地下鉄の京橋駅への下り階段の近くのビル地下一階に、<讃岐うどん・はなまる>という店名が見えたので、試しに入ってみた。 かけ、ぶっかけ(温・冷)、しょうゆ、冷やしなどなど、うどんの食べ方はほとんど揃っている。
ぶっかけ(冷)の中をたのみ、かき揚天ぷら2個をつけて食べてみたのだが、さすがにうどんそのものは、かなりハイレベル。しかしトッピングのかき揚のほうは、(NREの讃岐うどんもそうなのだが、)意外にたいしたことはなかった。 作りおきなので、もともと期待はできないようなところはあるのだが、やはりうどんは<きつねうどん>あたりを食べるのが、一番なのかもしれない、とも思ってしまう。
25日がKさんの誕生日ということを聞いていた。今週の火曜日、何年ぶりかでバースディ・プレゼントを買ってしまうことになる。 その日にはまだ2日あるのだけれど、今日渡すことに。ちょっと意外な嬉しさだったようだ。
プレゼントというのは結構難しい。その人が熟知している領域のものをあげようとすると、概して失敗する。こちらが熟知している領域のものをあげても、貰った側では嬉しくない、などということも多い。 その人が仮にあるモノを日常使っていたとしても、それと同じ機能をもつもので絶対自分では買わない、という価格帯のものをあげると、結構ドッキリされてしまうようなところもある。自分でもやはり日常使うものだから、この安いので十分などと思っているようなものも結構ある。 一瞬、もったいないと思うかもしれないのだが、それを日常で使ってもらうようにする、みたいなこと。
本当は、飾っておくものに高い金額を払うよりも、日常使うものにお金をかけたほうが、ちょっと心が豊かになる感じもする。
以前サントリーが、リプトンの紅茶ペットボトルを出したのだが、そのストレートティーというのは、今や店頭では見かけなくなってしまった。リモーネなどは置かれているのだが。 やはり、キリンの午後の紅茶が強すぎるのだろうか、などと思っていた。
今年になって、トワイニング・レディグレイ(JT)という、やっとアールグレイ系のストレート・ティー・ペットボトルが登場した。どこまで行けるか、今年ぜひ注目しておきたいところ。 以前、ネスティー(ネスレ)から、アールグレイのペットボトルが出ていたが、ほとんど一般に知られることなく消えてしまったという記憶がある。どうも、ペットボトルのストレート系というのは、なかなかキリンの牙城を崩せないところがあるようだ。
そのキリン、今年は<純水>午後ティーということで、あやトラが当たるキャンペーン中。 しかし、なかなかシビアなのは、この午後の紅茶でも、近くのスーパーで1.5リットル入りペットボトルが、今日は特売商品になっていて、1本178円である。このスーパーでは、このペットボトル、かつては安いときで198円だった。 もちろん、近くのディスカウント・ストアでは、通常で198円という価格で売られていて、これは今でも変わりないものの、最近では店頭価格が時々更に40円強値引かれていることがあったりもする。2年ほど前はほとんどそのようなことはなかったように思う。
少し変わってきたのだろうか.... しかし、その近くのスーパーで、500mlのレディグレイの箱に、スーパーのほうで付けたプライス・ボードには、<キリン>レディグレイなどと書かれていたりする。 意図的に間違えたわけではないのだろうが、ちょっとねぇ.....
| 2003年05月17日(土) |
5月中旬とは思えないほど温度が低い日 |
昨日もあまり天気は良くなかったが、今日も曇り空。昨日以上に肌寒い感じもする。
午後から出かけるとき、やはり厚めのシャツの上からセーターを着て出かけることとになる。これでちょうど良いくらいの温度。 すぐに5月も下旬に入る。例年だと日中は上着などいらないくらいの日が多くなってくる頃なのだけれど。
| 2003年05月09日(金) |
<Tarisio>オークション(スターンの遺品�供� |
米国東部時間8日夕方までで、スターン・コレクション160点強、及び別途190点強のヴァイオリンやチェロなどの弦楽器とその弓(こちらのほうにはストラディヴァリウスがある)を中心としたTarisioのオークション入札は終了。
時々覗いてはいたものの、ロットNo.363のストラディヴァリウス(<キューベリック・ストラディヴァリ>と呼ばれ、1893年まで売買記録を遡ることができる)はなかなか入札されなかった。やはり最低入札価格70万ドルということで、ちょっと手が出ないのだろうか、とも思っていたが、今日見ると86万ドル(118円/$で計算すると、1億150万円弱)で落札されている。最初の入札が(米東部時間で)最終日8日の午前8時前。午前10時台に74万ドルまで上がり、午後3時台(3:34PM〜3:52PM)に84万ドルへ、最後4:03PMに86万ドルが入り、これで終了となっていた。 一日というより、この競売は半日で終了したということになる。やはり値の張るものは最終日になり、それが欲しくてしかもそのお金を出せる人というのは限られてくるので、そのような結果になるのかもしれない。これが、絵画の場合だったら、もう少し違っているのだろうけれど。ただ、推定価格90〜120万ドルという幅が提示されていたものの、それを下回ったわけで、欲しかった人にとってみれば(1億円の買い物とはいえ)リーズナブルな買い物であったに違いない。
もう一点、スターン・コレクションの中でも最も高値を呼ぶと想定され注目されていたロットNo.147、ジャン・バティスト・ヴィヨーム(1850頃)のヴァイオリン(1737年の ”ヴィコント・ド・パネット” グァルネリ・デル・ゲスのコピー作品)のほうだが、これは5月3日の夜65千ドルに、6日の午後に120千ドルに達し、更に最終日8日正午過ぎに125千ドル(≒1500万円弱)で落札されている。 最低落札価格47.5千ドルの約2.6倍となったわけで、推定価格(70〜100千ドル)よりもかなり上回ってしまった。 ストラディヴァリウスのほうもこちらのNo.147も、一番最後にだけ入札している人がゲットしているところも興味深い。
変に価格がつりあがったもののリストも掲出されていて、ロットNo.141の電気ヴァイオリン、最低入札価格40ドルのものが、結果的に700ドル!にもなっていた。 スターン・コレクション160点中、売れ残りは8点(合計の最低落札価格は3460ドル)に止まっている。かなり好成績にスターン遺品オークションは終了したようだ。
| 2003年05月06日(火) |
SARS効果かSARS禍か |
中国・香港・台湾での死者数が増加し、死亡率が急にはねあがってきたSARS。この問題とイラク戦争でダブルパンチをくらったエアラインや旅行会社に対して、体温計を製造している会社は、これにより緊急特需が発生したという話がある。
つい先週末も、中国だとマスクが手に入らないので、日本からマスクを送って欲しいというメールが入ってきたので、今マスクを送ってきたという会社の同僚もいたりした。 最近、日本でもマスクが置かれているところがめっきり減ってきたという。たぶん、需要の多いところにモノが流れているのだろうけれど、日本でもSARSによりマスクが必要となったら、買占めとかが出てきて大変なことになりかねない気もしてくる。
さて、4月末にベトナムでSARS感染封じ込めに成功したベトナムは、今日新たに5人が感染疑いのため隔離されたという記事が報じられていた。早期に対応を図り、それにより感染者の増加を止めたのだったが。その意味では少し残念だ。
もう一つ、これは4月下旬にも出たのだが、キムチの需要が北京などで急増しているという話。キムチを食べていると、SARSにかかりにくいという話が流布しているらしい。 もともとは、乳酸菌飲料であるヤクルトが、インフルエンザウイルスの感染予防効果がある、というような内容の論文の話がネット上で広がったのだが、香港の医師会が「インフルエンザに効くのであれば、(SARSへの効果は分からないものの)抵抗力は高まるのではないか――」と指摘したらしい。当然今やこのヤクルトの消費量も香港ではかつての3倍近い90万本/日に近い勝利量になっているという。
ここで登場するのがキムチ。ヤクルトと同じ乳酸菌の発酵食品であること、更に免疫力を高めるとされるニンニクも含むこと、キムチを良く食べている韓国では新型肺炎感染者がいない、ということから、このキムチがSARS予防食品として俄然注目を集めることになった。 ホメオタシスを高めるということで、結果SARSにかかりにくいということであれば、やはり健康な状態を維持しておくことが一番重要である、ということならよくわかるのだが。
ただ、昨日中国浙江省では、十分な設備のないオフィスビルにSARS感染者が隔離されていること、それによって感染拡大を懸念する地元住民約千人が抗議活動を展開、警察や政府の車両を破壊する事態にも至っている。 やはり、SARS効果・余得などはごく僅かである。感染者やそれによる死亡者の増大だけでもおぞましいことだが、SARSが引き金となった<禍>も一層拡大しているように見えてくる。
| 2003年05月04日(日) |
箱根・ポーラ美術館から星の王子さまミュージアム |
9時発の小田急ロマンスカーに乗るので、ほとんど平日同様の時刻に起きて、新宿まで出たら、30分以上前に着いてしまう。 一つ前の箱根湯本行きの席に空きがあるか聞いてみたら、さすがに既に満席。
湯本に着いて、隣のホームの登山鉄道の車両は乗客で既にぎっしり。30分強なのでこれは立っていくしかない。 強羅に着くと、更にロープーウェイに乗り換える人が列をなして駅の外に並んでいる。 施設めぐりのバス停では、ポーラ美術館入場券を200円引きで売っている。こちらも少し並んでいたが、私の2人前のところで、臨時バスを出すというので、ポーラ美術館まで座っていけることになった。
美術館に着いたのは11:30過ぎ。朝早かったので、入館前にレストランへ入りランチにしてしまう。ランチコースの肉は、地鶏を使った料理だったのだが、せっかくの地鶏を使っているにしては、ソースがお粗末。ライスにしたら、別の一品料理にあるカレー用のライスに違いないと思わせる。雰囲気は良いのだけれど。
美術館の展示作品のほうは、期待を裏切らない内容。とりわけモネ、ピカソ、杉山寧などのコレクションのレベルの高さには舌を巻く。他にもシャガール、ダリ、キリコ、ポール・デルヴォーなど(シャガールを除くと)1点ずつではあるが、良い作品が並んでいて感心してしまう。 もう一つは、ルイス・C・ティファニーのガラス作品群。これも素晴らしかった。ガレの作品数も多いのだが、むしろティファニーの美しさを一層感じさせてしまうほどだ。
その後、ガラスの森美術館まで行き、入り口にカタログが置かれていたのでそれを見て、中を見るほどではないかと勝手に思い、歩いて星の王子さまミュージアムへ引き返す。 お子様向けのミュージアムといえばそう言えないこともないが、サン・テグジュペリの一生を写真で追いかけていたり、自筆の星の王子さまの原稿なども置かれている。 ただ、大人の入園料1500円は高い....
帰り、バスで箱根湯本まで出ようとしたら、途中で渋滞。運転手が湯本から電車に乗り継ぐ人は大平台から登山鉄道に乗り換えたほうが早いというので、結局また電車に乗ることになる。 帰りの特急のなかでは新宿までぐっすりと眠ってしまう。
| 2003年05月03日(土) |
挫折の六本木ヒルズ&久しぶりのマッジオ |
恵比寿経由で日比谷線に乗り、地下鉄六本木駅で降りる。時刻は午後3時55分。 休みの日なのに、ホームには人が多い。やはり六本木ヒルズ効果というのが良く出ているらしい−−、そう思って改札を出たら仰天してしまう。
ちょうど六本木ヒルズへ入っていく通路が新たにできており、そこへ向かおうとする人の波が生半可なものではない。これは参ったなぁ、そう思いながら、人をかき分けるようにして、旧来からあるおなじみの階段を上がり外へ出る。
タリーズ・コーヒーのあるZONE(旧・六本木日産)ビルの方向へ出ると、ここもかなり人が所在無くたむろしている。かつては、いつ行ってもだいたい2人ほどは座れる席が空いていて、六本木で待ち合わせするには一番だったのだけれど。もう、ここもそんなふうに使えなくなってしまった、がっかり。 たぶん、通りの向こうのクローバーすら、この調子だと満席に違いないと睨む。
人が多いだろうし、六本木ヒルズの中のレストランなどでは食事ができないに違いないとは思っていたが、連休にこんなところへ来ること自体間違っていた。 やはり、観光バスのガイドが旗を持って歩いているような東京というのは、歌舞伎座とか新橋演舞場あたりだけにして欲しいものだ、と勝手に思う。
渋谷からバスでやってきた知人は約束の午後4時に25分遅れて到着。霞町交差点あたりから渋滞。ほとんど動かないらしい。それもそのあたりから六本木ヒルズに入る際、右折してはいることになるのだけれど、それでバスも動かなくなってしまったと言う。
食事は久しぶりにヴィア・アクア・サンタあたりで、と思って電話をしたら、本日はもう満席。2度目のがっくり。 しょうがないので、トレ・ジ・マッジオにかけ直す。なんとかこちらはOK。今日は3日なのでマッジオDayで、前菜はいろいろお出しする1800円のものだけなので、それだけご了解下さいという。渋谷ハチ公前とか、込み合った遊園地並みの人を見てしまうと、もう入れさえすれば良いという気になっていた。 夕方の開店が18時なので、その時間に席の予約を入れておく。
六本木ヒルズは、結局ハリウッド・ビューティ・プラザから入って、ウェスト・ウォークの店をちょろっと見て、1時間ほどで出てしまう。人が多いと疲れ果てる。 展望フロアへ行くには1500円!!かかるようだ。今会員になれば、1200円で行けるというのだが、そこまでして観るものか、などと思ってしまったりもする。
西麻布までぶらっと歩いて、青山墓地方向へ少し歩いた角にあるカフェに入ってやっと冷たい飲み物にありつける。 マッジオは、そのカフェのすぐ裏手。 本当に2年ぶりくらいに来た感じがしないでもない。全く雰囲気が変わらないのでありがたい店の一つ。 ここへ来たら、2回に1回はお任せコースにしてしまう。今日もお任せコースにして、あまり内臓類は好みではないということだけを伝える。
実は、今日のいろいろ前菜の中に、牛の腸と鶏冠、大豆などをトマトソースで煮込んだ料理があった。これを出す時、もしお嫌いでしたら除けてくださいと言う。鶏冠はまさにその形が残っている。食べてみると極めて淡白。トリッパも本当に口に入れると溶けるほど柔らかく煮込んであったので、結局おいしく全部食べてしまうことになった。
前菜の種類と総量が確かにかなりなものだったが、2種のパスタ、メインの量が抑え気味にしてあったので、全体として本当に色々少しずつ食べて、お腹がいっぱいになった感じ。 しかも、かつてはなかった本日のデザートというのが2種類、それ以外の定番デザートの種類も少し増えた感じになっており、やはりこの店も息の長い店になっていることを実感する。
外へ出ると少し空気が冷たくなって、気持ちの良い夜。
| 2003年05月02日(金) |
アイザック・スターンの遺品 |
2年前に亡くなった名ヴァイオリニスト、アイザック・スターンの遺品がインターネット上で競売にかけられるという(ロイター:ネットニュース)。 スターンといえば、その演奏活動だけに止まらず(この人の残した演奏を一番にあげる人も今なお多い)、晩年は精力的に教育活動にも力を入れていた人。
今回競売にかけられるスターンの遺品の中でも、特に注目されるのは、19世紀半ばに製作されたジャン・バティスト・ヴィヨーム製ヴァイオリン。ネット上なので、落札下限価格が提示され(47.5千ドル≒560万円)、それがどこまで高くなるか、というところにやはり注目が集まりそうだ。
ただ、今回のネット競売上では、ストラディバリウスが1687年に製作したバイオリンも出品され、その下限価格は70万ドル(≒83百万円)ということで、さすがに驚異的な価格になりそうな気配もある。 ヴァイオリニストなら、やはりぜひそれで演奏してみたい、という人がかなり多いが、ここまでの金額になるとおいそれとはなかなかいきそうもない。
もちろん、どこかの財団が購入して、それを今後伸びていきそうな若手演奏家に貸し出すということも十分考えられる。
誰が落札するか、ということだけではなく、それを誰が使うかということまで楽しみなのが、このヴァイオリンでもある。 しかし、300年以上前の楽器が現在でもピカイチであるということの不思議。
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さて、このオークション、ネット上で行われているのなら、恐らく見ることができるのではないかと思って、検索エンジンで探してみたところ、さほど時間がかからず発見できた。<Tarisio>というサイト。
http://www.tarisio.com/auction/index.php
この中のメニューにある《Auction》へ入り、最初からブラウズするもよし、特定のものを拾い出すもよし、いずれにしても出品アイテムそれぞれについて、内容・来歴などが説明されている。
この中の、カタログNo.363がストラディバリウス。現在19時過ぎだが、まだこれへの入札はない。推定で90〜120万ドルという表示も見える。 しかし、スターンの遺品の中の、注目されていたジャン・バティスト・ヴィヨーム製ヴァイオリンは、下限の47.5千ドルに入札され、現在50千ドルの入札も入っている状況であることがわかる。こちらのほうは、推定で70〜100千ドルである。 上記2点はそれぞれ、米東部時間の5月8日午後に入札終了となる。
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