2004年08月31日(火) |
名古屋港水族館&中日×阪神 |
夏休み最後の日、午前中は家族で名古屋港水族館に赴く。
夏休みの最後の日ということで、水族館側もイベント疲れなのか、イルカショーがいまいちだった。 ショートは関係のない2匹のイルカが紛れ込んできて、全然言うことを聞かないし、芸は失敗するし、散々な出来だった。 それでも、そんなハプニングは滅多にないということで、みんなそれを楽しんでいた。
そして午後からはナゴヤドーム。 夏休み最後の日とは言え、世間は平日。 そんなわけで、ガラガラのドームだった。 この日まで、ナゴヤドーム1勝3敗。 唯一の勝ちが僅か1安打でサヨナラ勝ちした阪神戦だ。 要するにオイラが行くと打てない試合が多い。 ところがこの日は初回から絵に描いたような攻撃が続いた。 優勝する勢いのあるチームだということをやっと実感できた試合だった。 いやあ、よかったよかった。
台風16号接近により、稽古中止。
稽古時間帯から風が吹き荒れ、目の前の神社の高木は途中で折れるし、トタンは飛ぶし、中止にして良かったと思ったのだった。
しかしこんな日はなかなかゆっくり寝られない。 翌日は家族全員目の下にクマが・・・
いよいよ実質的に最後の通し稽古。 ここが終わると来週一週間は準備期間みたいなものになる。 うちみたいな形態の劇団はここが痛いところ。
この土日で役者同士コミュニケーションをする時間が何時になくもてたようで、この日の通し稽古は次のステップに上がっていく階段を上れた感じのする通しだった。 今思えばもっと早くからこうした時間が設定できればと思ってみても、今だからそう言う時間を持ったと思うし、早くからやったからと言って、同じ結果が出るとも限らない。 そこは判断の難しいところ。 だけど、確実に言えることは時間を掛ければ掛けた分の成果は上がると言うことだ。
これで、台詞さえちゃんと覚えてくれれば(えー!まだ覚えてない人がいるの!?)、本番の舞台は何とかなる。 確実にそう思えた通し稽古だった。
2004年08月28日(土) |
ミラクルスペース「魔女がいっぱい」 |
こっちが勝手にライバル劇団だと思いこんでいる春日井市の劇団ミラクルスペースの最終公演。 最終公演とはいっても、今後は劇団名を「ナナパッチン」と変えて、プロデュースシステムで芝居を続けていくようだ。
場所はうりんこ劇場。 ここに来たのは何年ぶりだろう。 劇場に入った瞬間から演劇の匂いのぷんぷんする素敵な劇場だ。 長久手もそうだったけど、こういうところで芝居を打ちたいもんだと思うのだった。
芝居の方は、役者陣が上手くて結構おもしろかったし、子持ちの自分にとっては普通の感情では見られない作品だった。 悔しいけど良かった。
うちにはない良さがここにはたくさんある。 逆もまたしかりだけど。
いつか、ここの演出のイクラさんと一緒に芝居を作ってみたいもんだと思う。 でもきっとにこにこしながら嫌がるんだろうなぁ・・・
昨日最後の場面をもう一回やってみたら、なかなかいい出来になっていて、かなりホッとした。 新人君の芝居もだんだん芝居らしくなって来た。
そして今日の稽古。 舞台の図面と、実際に稽古している大きさが違っていてことを指摘され、やや困惑するが、先ずは、大きめの舞台でいこうという事にした。 この結果がいい方向に動きそうな予感がしたので、きっといい結果につながっていくのではないかと思っている。
でも、自分の失態だな。 こりゃ。
あと一週間で本番を迎える。 初めて芝居を観にくるお客さんが、今後も劇団Beansばかりじゃなくて、他の芝居を観にいってもらえるような、そんなきっかけになる芝居が出来たらなと思う。
職場で健康診断を受けた。 問診票には、昨年のデータも記載してある。 体重を見てびっくり、そして計ってびっくり。 昨年の今の時期と比べて、体重がおおよそ5キロ落ちていた。 確かに今は身体が軽い。
いちおう、食べるものに気をつけては来たが、こうやって成果が出てちょっと嬉しかったり。 しかし、だからといってカッチョ良くなったわけではない。 まだまだ、ちょっと多めの体重だ。 見た目には分からないと思うけど。
2004年08月25日(水) |
プールトラブル&稽古 |
今朝プールの方から電源がはいらないという連絡がはいった。 ブレーカーが飛んだのかと思いきや、全く問題はなさそうだ。 電気保守の専門家を呼んで調べてもらったら、大変な事実が! 電柱からキューピクルまでの配線が断線しているとの事。 地下に埋設してある高圧線なので、今すぐ復旧できるものではない。 おかげで、夏休み1週間を残しプール営業中止になってしまった。 とほほ・・・
稽古はこれから本番まで火曜日を除き毎日行なわれる。 この日はラストシーンを作っていった。 新人君を鍛える為の稽古だが、なかなか思うようにいかない。 もう一つ気持ちの流れが出来ていない感じだ。 本番までに何とかなるのかちょっと不安になったりもした。
最近嫁さんの職場が大変になっているようだ。 患者さんが激増しているらしい。 めまい、動悸、風邪、いろんな症状な人が飛び込んでくる。 いろいろ話を聞くと、みんな寝不足らしい。
そう、オリンピックを見た所為で寝不足になり、それでいろんな症状が出て来たらしい。 おかげで病院は大繁盛。
そういえば、周囲に目の下にクマ作っている人がだんだん増えて来たかなって思う。 メダルとって浮き浮きしてるけど、きっとこの時期日本全体が寝不足で作業効率が落ちてるんだろうな。 メダリストのいる企業は株価が上がっているんだけど、経済効果があるのかないのかよく分からない状態になってるんじゃないのかな、今の日本は。
さあ、場面の作り込みだ!
と気合いを入れてみたものの、気が付いたら稽古場にやって来た役者は一人・・・・ 台詞の確認と、修正をぼちぼちと。 この時期に、出来ればもう一人稽古場に来て欲しかったなと思ったりもした。 でも、ここで一息入れるのもいいかなと思ったりも。
土日の通し稽古が勝負になってしまうのか・・・
昨日に引き続き通し稽古。
更に形になってきた。 しかし、しっかりやって来たシーンと稽古不足のシーンとのギャップがモロ分かりの状態で、この1週間で修正しなきゃいけないなと感じた。
いよいよ本番まで2週間。 そろそろ、エンジンがかからないといけない時期。
この日の通し稽古は、これから修正作業をしていく上で、目標とするべき道がしっかりと見えた通し稽古だった。 役者それぞれいろんな出来になっているけど、一人吹っ切れた感じの芝居をしてくれる人がいて、全体がしまって来た。
本来ならば今日が本番1週間前だったけど、本番日がのびたことが良かったとふと思ったりするのだった。
ファミリアS-WAGON買って初めて洗車した。 ボディーに特殊加工をしてあるから、ほとんど洗車の必要はないのだけど、さすがに1年洗車しないと問題があると思って、洗車した。 そしたら、全く違う色の車になった・・・いやいや、元の色に戻ったんだな。 これからちょくちょく洗車してやらないといけないなと思った次第。
昨夜長島ジャパンがよもやの逆転負け。 そして、今朝中京大中京がサヨナラ負け。 柔道の井上康生も予選敗退。 うーむ、と思っていたらドラゴンズは3連勝。 ナゴヤドームでは阪神に4月22日以来負けなし。
そんなわけで一喜一憂する日々。
稽古の方はそろそろ追い込みの時期だが、まだ形になっていない場面が少しあり、先ずは、台詞や段取りの確認をするという状態だ。 みんな仕事やいろんな事で忙しい状態で参加しているのはわかるが、時間は迫っている。
今週土日の稽古が勝負だと思っている。 なんとか、お客さんが見れるものにしたい。
前日の甲子園への旅が結構来た! そんなわけで本日開店休業状態。
2004年08月17日(火) |
中京大中京×東海大翔洋 |
遂にやってきた! 初めての阪神甲子園球場。
前日の夜からバスで揺られ、草津PAで応援団バスが集合して午前5時30分出発。 草津では4時間くらい滞在した。 ここでは異様な光景が見られた。 深夜3時4時に高校生や中学生が制服やユニホームを着て何百人とたむろしているのだ! でも、これは毎年甲子園のシーズンの風物詩らしい。 とはいっても、初めてこの光景を見た人はびびってしまうだろう。
そして、早朝甲子園に向けて出発。 バスは駐車場に止まる。 甲子園まで徒歩で20分くらい。 時折雨がざーっと降り、試合開催が心配・・・どころか先ずは自分たちの心配をしてみたりもする。 球場までの道のりは結構楽しかった。 ところどころに黄色と黒の縞模様の看板があり、阪神グッズを売ってたり甲子園グッズを売ってたり。 街角には明らかに腹いせで壊された自動販売機やへこんだ壁。 どこかかしこに野球の匂いのする町並みだった。
そして甲子園到着! 今回は1塁側アルプススタンド。 甲子園の第一印象は、広いでかい。 だけど、意外だったのはスコアボード。 思ったよりも小さくて、映像が出るとその中の文字がチョット読みづらかったりする。 だけど、この球場が大正時代に造られた建物とは思えないほど素晴らしいスタンドであり、素晴らしいグラウンドだ。 こんなところでいつも野球に熱狂できる人達がチョットうらやましかったりする。
野球の方は両校のピッチャー共に調子が今一で、お互い守備もエラーが出て、素晴らしい試合とは言い難かったけど、点の取り合いでおもしろい試合だった。 結果中京が勝ったので、よかったよかった。
そういえば、スタンドで特筆すべきは、売り子さんたちのすばらしさ。 おばちゃんも若い子もみんなナゴヤドームの売り子さんとはひと味もふた味も違う。 売るためには、先ずはどうしたら自分たちが目立てるかと言うことを考えながら売り歩いていた。 ある人は直接お客さんに語りかけたり、ある人は声のトーンを変えたりして、何とかお客さんに振りむいてくれるようにいろいろと工夫をしていた。 何となくさすが関西だ、と感心したり。
あと、カレーがうまかったな。 あれは美味だ。
・・・おいおい、お前何しにいったんや!というつっこみが来そうな感じだけど、とにかく甲子園球場そのものに感動してしまった。
またいつか行きたいな。 もちろん今度は、殺されてもいいからドラゴンズの応援に!!
稽古だったが、夜中関西へ旅立ったので休憩。
通し稽古を行った。
まだまだ形になっていないシーンがいくつかある。 あと2週間足らず。
がんばるべぇ。
この日は少し演出上意味が変わってくる場面があり、そこを大幅に手直しをした。 台本を書く上で芯にする言葉だったのだけど、稽古を重ねていくうちに強引にこの世界に持っていかなくても十分成立する芝居に変化して来たので、思いきってばっさりカットをする事にした。
稽古後は照明の打ち合わせをした。 テレビのある居酒屋だったので、谷選手や野村選手の金メダルをリアルタイムで見る事がで来た。
役者陣はその間、別の場所で打ち合わせをしていてくれた。 なんともありがたい話だ。
ますます本番に向けて劇団自体が盛り上がっていけそうだ。
扶桑町出身の伊藤君が主将を務める中京大中京が見事勝利した。
試合は前半まるで昨日のドラゴンズを見ているかの展開だったが、中京が違うのはホームランバッターがいた事だ。 それで展開ががらっと変わった。
これで、オイラの甲子園が近づいて来たか。
今年4回目のナゴヤドーム。 そして5回目の試合観戦。 ゲンを担いで前勝利した時と同じ服を着ていく。 そして、以前阪神戦で勝った時は1塁側で見ていたので、1塁側に席を陣取った。
しかし・・・
試合の結果はご存じのとおり。 これで今年のオイラのドラゴンズ戦通算成績1勝4敗。
ドラゴンズこんなに好調なのに、これだけ負けが込むというのは、なかなかの確率だ。 と喜んでいるわけにはいかない。
まだこの先3試合観戦予定だ。
全体として弱い場面があり、何度も何度も繰り返し稽古した。 きっとこの成果は週末の通し稽古に出る事だろう。
2004年08月10日(火) |
MOVIE「ポケットモンスター/裂空の訪問者デオキシス」 |
毎年夏休み恒例のポケモンを観にいく。
前回涙した俺は、今回もちょっと期待してみたが、もう一つの内容だった。 いくら架空の話とはいえ、ハイテクシステムの街のセキュリティーがあまりにもぜい弱すぎる。 機械に頼っちゃいけないよ、というメッセージは分かるけど、それにしてもリアリティがないというか、子どもだましもいい加減にしなさいという感じだった。
いよいよネタ切れなんだろうか?
しかし、その他の部分についてはちゃんとエンターテイメントしていてそれはそれで満足してかえって来た。
もちろん、一緒に観にいった弥生と秀次は満足してかえって来た。
今日我家で一大事があった。 弥生さんが事件を起こした。 その事件に嫁さんは思いっきり怒った。 まあ、怒られて当然だよな。 と、おもっている自分自身、ちょうど弥生と同じ年齢で同じ事をしてしまった。 そして親にものすごく怒られた。 ものすごく怒るのが親の愛情表現だよな、って嫁さんを見て思った。
そして、稽古。 この日の稽古は前日の通し稽古で良くなかったシーンをやっていった。 芝居以前の基本的なところからのやり直しだ。 でもやれば成果はついてくる。 当然やらなきゃ成果はついてこない。 それが芝居の面白いところであり、恐いところだ。
てなわけで通し稽古。
台本を見なければいけないシーンはぼちぼちと少なくなって来た。 そういえば先週、元劇団員がやってきてくれて、台本放さないと芝居の稽古が出来んじょ、という趣旨の発言をしてくれた。 その効果があったのかどうかは定かではないけれど、だんだん芝居の稽古風な稽古場になりつつある。
通し稽古も、だんだん場面の輪郭がはっきりとして来た。 いい徴候だ。
この芝居の物語がストレートに伝わっていきそうな、そんな予感がしてきたのだった。
役者が全員揃わなかったので抜き稽古。
トライアル公演は基本的に公演出場回数の少ない人たちの公演だけど、中でも今回初めての役者がいる。 その役者の台詞の一部は若かりしころの自分の姿そのままを映し出している。 それをどう料理していくかはその時の役者と演出の仕事なのだけど、脚本家の自分が思い描いたそれとは違う方向になりつつある。 演出の自分はそれで良しとしようと思っている。
脚本家のこだわりそのものを具現化する事が正解だとは必ずしも言えないからだ。
だけど、芝居になるまでにまだ少し時間がいるかな。
昨日の稽古について記しておくと、ここ最近にない雰囲気で稽古が行なわれた。 やっとエンジンがかかって来たか?って感じの稽古場になって来た。 まだ台本を持っている役者もいるが、だんだんクリエイティブな稽古場になって来た。 ひとつ残念だと思う事は、平日はどうしても稽古時間が短くなってしまう。 あと1時間くらい余分に稽古が出来たら場面一つ作る事が出来るのになあと。 しかし、贅沢はいってられない。 限られた時間の中で最大限の努力をしていくしかない。
今日は記念すべき第1回スイムフェスティバルの日。 朝目覚める。 こんな日にあるまじき音がする。
パラパラパラ、ザー・・・・
職場に行く。 更にあるまじき音が。
ゴロゴロゴロゴロ・・・・
第1回スイムフェスティバル中止決定!!
チクショー、またかよ・・・・
俺は雨男なのだろうか(泣)
中学からずっと陸上競技を続けて来た自分にとっては無縁な言葉だと思っていた。 先日愛知県大会で優勝した中京大中京の主将が扶桑町民で、町長代理に報告にやって来た。 ということは、扶桑町から甲子園に応援バスが出る事になった。 で、ということは、窓口は・・・うちの部署か? そんなわけで、水泳大会の準備中にもかかわらず、バスの手配やら人集めやらで、職員が一人とられて奔走させられた。 陸上競技で全国大会に出ても応援バスは出ない。 オリンピック選手が出てもせいぜいお金が出る程度。 そういう意味で野球はみんなに注目されているスポーツなんだなあと改めて実感する。 そういうオイラもドラゴンズを愛している。 陸上競技をやっていても、野球とサッカーは好きだ。 それも地元チームを応援している。 でもその気持ちと同じくらい高校野球もみんな大好きなんだろうなあ。 この夏気が付いたら甲子園で中京大中京を応援しているオイラがいるかもしれない。
一日家でくたばる。 というわけで休憩。
LGWANとは愛知電子自治体構想の総称だ。 そのうち施設予約システム部分の会議に県庁に出かけた。 総合型の入札が終わり、業者も決まっていた。 会議に出席した業者の担当者の名字がみんな「お」で始まるのは単なる偶然なのか・・・ それはさておき、このシステムが稼働しはじめると愛知県の自治体のほとんどの体育施設、公民館、文化施設の予約方法が標準化される。 利用者にとってはかなりの一大事だ。 マルチペイメントシステムや24時間予約可能なシステムを作っていくわけだが、PC、PAD、携帯電話などの端末から予約をする。 という事はそうした手段を持たない人たちや持てない人たちは、社会的弱者となっていく。 窓口で会話を交わさない自治体を目指していくわけだ。 10月までにこのシステムに参加するかどうかを意思決定しなくてはいけない。 さてどうしたもんか・・・・
今晩も稽古を行なった。 前日から大幅に台本を変更した部分があり、そこが物語として、役者の気持ちとしてつながっていくか、検討していった。 より良くなったように感じた。
この真夏に冷房のない場所での通し稽古。 集中力が散漫になりがちだが、こういう事で気持ちが鍛えられたりしていく。
全体的に芝居が芝居らしくなって来たが、メリハリがまだないので、それをこれからの一か月作っていきたい。 台本が離れて、それが出来ればお客さんに見せられる芝居になりそうな予感がして来た。
ドラゴンズは8月最初の試合、川相のサヨナラヒットで連敗を抜け出した。 俺自身もベクトルが上向き加減という感じだ。
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