今回のチケットの売れ行きが思いのほか快調で、なんと劇団Beans始まって以来の追加公演を打つことになった。 しかも結果一日3公演二日で5公演の超ハードスケジュールとなった。 サイズは普段の公演より短いとは言え、久々の役者のオイラは最初から最後まで一回もはけないので、今までの芝居の中で一番舞台に立ってる時間の多い芝居となりそうだ。 これから体調管理をしっかりして、体力と声を温存しながら生活しなければ、と思うのだった。
2003年08月30日(土) |
やったぜ!末続銅メダル!! |
いやあ、ついにやってくれた! 末続銅メダル。 日本のスプリンターが世界のひのき舞台についに上り詰めることができた。
短距離の世界では「太陽を背にして走るな」と言う言葉がある。 太陽を背にして走ると自分の影を追うことになるが、いつまでたっても自分の影を追い越すことはできない。 その影とは欧米の黒人選手のことだ。 そう、短距離は欧米の黒人選手の独壇場だった。 そこに、体力的に劣るとされていた東洋人である日本人が表彰台にあがることになった。 体力的に不可能とされていた領域に、技術で追い付いたのだ。 今や、彼の走りは欧米の選手が研究する対象にまでなっている。
是非来年のオリンピックでも頑張ってほしいと思う。
2003年08月29日(金) |
政策課題研究講座五日目 |
遂に中盤の山を迎えた政策課題研究講座。 しかし、うちのグループは未だテーマが決まらず。 研修一日目と同じ状況になっている。 講師の先生からは 「考え方が間違っている」 「グループ一つくらいはつぶれてもかまわない」 と、厳しい言葉が飛ぶ。 でもそれはそれ、そのご、ちゃんと先生が付きっきりでグループ研究の相手をしてくれた。 ちなみにこの先生は阪神ファンで今年は日本で最も幸せな人たちの一人だ。 かなり悔しかったりするけど、阪神ファンの情けと思い甘んじて受け入れることにした(なんじゃそりゃ・・・) てなわけで、お互いの思考の共有化から始まり、ある程度政策体系図までたどり着くことができた。 これから具体的なことは補習でやって行かなくてはいけないが、何とかなりそうな予感のした研修五日目だった。
書き上げた台本についていろんな人から意見をもらった。 いろんな問題点を指摘され次回公演は見送りとなった。 一年後か一年半後を目指し、もう一度再構築することにした。
いやあ、台本作るって難しいもんだなぁ〜
2003年08月27日(水) |
家族旅行三日目・休憩編 |
家族旅行も遂に最終日。 この日は特に予定もなく、車で帰ってくるだけだった。 てなわけで、今日はお疲れで休憩の一日だ。
2003年08月26日(火) |
家族旅行二日目・大阪近鉄×千葉ロッテ編 |
家族旅行二日目。 朝からディズニーランドだ。 昨日の夜程ではないが、やはりそれはそれ、人人人・・・ 中央エリア鑑賞の抽選にもれ、やっととったファストパスも、時間がすっかりレイトパス。 とりあえず子どもたち(特に弥生)の目的だった、ミートミッキーへは参加できたが、午前中はそれだけで終わってしまった。
しかし、このミートミッキーのあるトゥーンタウンが遅れてできた経緯は何となく分かるような気がする。 きっとここをつくるにあたってかなり勇気が必要だったんだろうと推測する。 ほかのゾーンでは、一発芸のアトラクションが中心だが、ここは見るだけが中心。 みんなの夢を壊さずに成立させることが難しいところ。 しかし、入ってみてなかなかだった。 ミッキーの家でもちゃんとそれなりのストーリーが用意されている。 じらしてじらしてミッキーとご対面。 やるなあと思う。
午後は秀次が疲れて、オイラと秀次で早めにホテルに戻った。 そして夜はホテル近くの千葉マリンスタジアムで大阪近鉄×千葉ロッテの試合。 お客さんはほとんどいなかったけど、見にきているお客さんには千葉ロッテは愛されていると感じる程の応援だった。 いやあ、しかし真夏のナイターは格別だなあ。 花火も見ることができて幸せだなあ。 最近はドームでしか見ることがなかったけど、こうやって空の下でナイターを観戦できるのはある意味うらやましいなあと思う。 きっとここの人たちにとってはドーム球場がうらやましいんだろうけど。 パリーグの試合は、とにかく真っ向勝負。 どれだけ打たれようとも、変化球はほとんど投げない、140キロ後半のストレート勝負だ。 一方的な試合展開であっても、見てて気持ちのいい試合だった。
2003年08月25日(月) |
家族旅行1日目・ヒッチハイク&渋滞編 |
家族6人で2泊3日、東京ディズニーランドへ行く。 オイラをのぞく5人は新幹線で、オイラは帰りの交通費を浮かすために、車で宿泊先の幕張を目指した。
てなわけで、気ままな一人旅をするつもりだった。 東名を東へ向かい、浜名湖サービスエリアで休憩を取った。 さて出ようか、と思ったとき背の高い男の子二人が立っていた。 手には「東京」と書かれた段ボールが。 明らかにヒッチハイカーだ。 早速とまって彼等を車に乗せた。 開口一番「いやあ、名古屋の人は不親切だと思ってたけどそうでもないことが分かりました。」 昨日、小牧インターで5時間以上も乗せてくる人がいなかったらしい。 ちなみに彼等は、長崎から来た大学生で、大坪君と西村君という情報関係の勉強をしている二人だった。 行き先は埼玉だったので、途中から方向が違うので海老名まで送って行くことにした。 オイラはどうしても野球の話が気になるので、まさか「巨人ファンじゃないか?」と訊ねたら「阪神ファン」だった。 長崎出身だけど珍しい人だと思った。 かなり疲れているらしく、車の中では寝ていたのであまり会話はしなかった。 でも、一人で運転するより遥かに楽しい旅となった。
海老名サービスエリアについて、彼等と別れ首都高経由で幕張を目指した。 用賀を過ぎ、渋谷を目の前にして渋滞だ。 まあ、いつものことかと思っていたが、いつもの渋滞と様子が違う。 全く動かないのだ。 カーナビで確認すると、なんと渋谷と谷町の間で事故があり通行止めとなっていた! こりゃ困った! 渋谷にたどり着かないと降り口はない。 当然迂回路はない。 ちなみに「3渋谷800m」という看板が見えてから通り過ぎるまでに2時間を超えていた。 そんな頃後発隊の嫁さんたちから「ホテルについたよ」と連絡が入った。 オイラは到着予定15時。 しかしその連絡が入ったのが16時過ぎ。 この先の予定の組み替えを頭の中で考えていたら、車がゆっくりと進みはじめた。 そして、流れはだんだん順調に。 事故処理が終わったようだ。 そこからは、ものの30分で幕張に着いた。
幕張のホテルはニューオータニ。 未だかつて泊まったこともないような高級なホテルだ。 建物も高い。 部屋は8階だ。 窓の外には幕張メッセと千葉マリンスタジアムがみえる。 子どもたちは、初めてのベッドにはしゃぎまくっていた。 しかし、この日はここでゆっくりはできない。 さっそく東京ディズニーランドへと向かった。
東京ディズニーランドは19時を回っていたが、とにかくものすごい人だった。 夏休み恐るべし、と言った感じだ。 サンバとパラパラで踊り狂うゲストを見ながら食事をした。 火の演出が素敵だった。 その後、この日のメイン、エレクトリカルパレードだ。 悪趣味と紙一重の電飾だが、悪趣味にならないところが、さすがに洗練されてるなあと感じた。 このパレードを見ながら、ここまで苦労してやって来た甲斐があったなあと、しみじみ思った。
その夜、あっという間にくたばったのは言うまでもない。
2003年08月24日(日) |
スポーツ協力員会&稽古 |
今朝はスポーツ協力員会、各地区から選出されたスポーツ協力員さんに10月の町民体育祭の運営のお願いをする会だ。 しかし、10月の町民体育祭の具体的な準備を今からしなければ行けないとは、なかなか巨大イベントな感じだ。 この会議のあと体育指導委員さんとの体育祭の段取りの練習だ。 ある体育指導委員さんがいてその人は、個人的には敬遠したいタイプの人なんだけど、これがまたこの日もせっかく決めた段取りについて、ああでもないこうでもないといちゃもんをつけて来た。 そこまでいろいろ言うんだったら、練習もしっかりやってくれるんだろうと悪意に期待をしていたわけだが、これがまた最悪!! 照れがあるどころか、人に決まった段取りはきっちりやれと言ってる割に、実技になると全く駄目。 まあ、仕事の関係なのでかなり甘めに見ていたけど、芝居の演出のオイラだったら絶対に許さない。 言うややすし行なうはかたしを、悪い方向に見本として見せてくれるような人だ。 と、愚痴っぽい話はここまでと言うことで。
昼からはお休みを取って、明日からの逃避行・・・・いやいや、家族旅行の準備をした。 とは言ってもだいぶ嫁さんがしてくれていたので、ちょこちょこっとして、ちょっとお昼寝をした。 でも、ちょっとするつもりがかなりしてしまい、起きたのが結局稽古時間直前になってしまった。
稽古は通しを2回行なった。 かなり気合いを入れていやって行った所為かどうか分からないけど、今ままでやってきた中で一番いい感触の稽古だ。 稽古後は久々の銀行員ミーティング。 これまでの疑問点やいろんな要望や、そして今回の芝居のテーマなんかを話し合った。
次回の稽古で更にステップアップをして行きたい。
通し稽古。
まだまだ埋まらない間や、技術が表現に付いていかない部分が多い。 集中力も切れ切れ。 そして肝心な想像力も、萎えかけている。 疲れてるのかな・・・
明日はオイラにとって勝負の稽古。 全力を出しきるとかそういうことではなく、技術と表現と想像力のギャップについて考えていきたい。
日常では相変わらず想像を超える出来事が起こり続けている。
自分の快楽で子どもをたぶらかしたり、何気ない動機で人を殺したり、戦争が起きたり・・・ それをしてしまう人達はそれなりの理由があるんだろうけど、どう考えてもおかしいことばかり。 他に逃げ道はなかったんだろうか? 何か他の方法がなかったんだろうか? ぐっと我慢するだけじゃダメだったんだろうか? いろんな想像を巡らせたりする。
とくに切ないのは人の命に関わる事件だ。 そして思うのは、その時命を落とした人達のことだ。 イラクの自爆テロにしても、自爆したあとのことを何も考えなかったんだろうか? 少なくともこの世を変えてやりたいと思って、少しでも仲間が良い方向に進むようにと願って起こした行動ではないのか。 だったら、自分も生き残ってその先を見てやろうとは少しも思わないのだろうか? なにが自爆テロまで彼を導いたのだろうか?
死ぬことが怖い。 少なくともオイラはそうだ。 だから、自ら進んで死んでしまうことなんてできない。 ましてや人の命をこの手にかけて、それまでの人生を奪ってしまうことなんて出来ない。 それがどんなに自分にとって悪い奴でも。
もっと一人一人が違いを認め合っていければいいのに。
今週スポーツ協力員会があるので、なかなか忙しい日々。 そして、研修の課題もなかなか決まらない切ない日々。 プールでは鍵をかけ忘れた自転車の「鍵のみ」の大量盗難があった。 なんてことだい! いたずらにも程がある。 と言う感じで、よけいなイライラがつのるばかりだ。
そんな日常のいらだちを断ち切り稽古だ。 はじめは役者が3人しかいなかったが、演出と音響が代役をやりながら無理矢理通し稽古に入って行った。 この時期役者は、身体の動きや場面のにおいが出来あがりつつあるので、代役ばかりの稽古は少々盛り上がりかけるのだ。 要は気持ちの流れを作って行くためには、それなりの相手と言葉を交わしたいのだ。 間違っても段取りで台詞を出しているわけではないので、それなりの気持ちの流れを作って行きたいと思うと、結構難しいものがある。 普段しないような大ぽかを次々とやっていってしまうのだ。 でも、まあ、今までできなかったことや苦手な台詞も克服するきっかけがこの稽古で出来たので良しとしようかな。
そういえば、車の修理に保険使っても等級が下がらないことが分かった。 ほんのちょっとだけほっとした。
車にいたずらされた。
はいったばかりの新車だからと言うショックよりも、そんなことをするやつがいると言う事実の方が遥かにショックだ。 やる側にも何らかの理由があるとは思うが、オイラに落ち度があるのならそれは仕方がないことだがオイラはただ駐車場に車を止めていただけである。 何故こんなことをされなければ行けないのか、それを考えるとだんだん空しくなってくる。
修理代、ただただ痛い出費だ,,,
ちくしょー!
2003年08月19日(火) |
政策課題研究講座「夏休みの補習」 |
かなか上手く行かない政策課題研究講座の「夏休みの補習」を春日井で行なった。 何度も何度も研究テーマがけっちんを食らって来たが、今回はそのけっちんの決断を自分達自身ですることとなった。 今回のテーマで難易度か高かったのが「対象地」選びだった。 結局何故その対象地を選定したのかと言う部分について、結論が出せなかったので、テーマ自体を見送ることにした。 これから次回の研修日にむけてメールなどの間接コミュニケーションで議論をして行くことになる。 自分なりにこれがいいと言うテーマはあるのだが、昨年も同じテーマで研究が行われている。 それなりに高いハードルがあるので、先生がOKを出してくれるか、グループのみんなが認めてくれるか、それが不安材料ではある。 グループのほかの誰かが、これは!と言うテーマを出してきてくれたなら、あっという間にそっちに気持ちが動くことは間違いない程度の決意だが・・・・・
怒濤の先週の疲れもあり、この日はお昼ご飯の頃まで曝睡していた。 起きたら嫁さんに冷たい視線で「おそよう」と言われた。 とほほ・・・
この日も、稽古だ。 平日にしては珍しく全部のキャストが集まった。 稽古自体もなかなか充実して来た。 やはり前日のとおし稽古での結果が皆をそう言う行動に移らせたのか。 この稽古でどうしても段取りが上手く行かないところがあり、相手の役者と稽古後秘密練習場で密かに練習をした。
本番まで3週間を切った。 まだまだ穴がたくさんある。 そこをどんどん埋めて行きたい。
2003年08月17日(日) |
ミラクルスペース「見果てぬ夢」 |
うちの劇団員が客演したミラクルスペース「見果てぬ夢」を春日井市文化フォーラムに見に行った。 春日井市文化フォーラムでは雪駄を履いた黒ずくめの、この建物には似合わない男にまずあった。 彼は昨年度までオイラと同じ職場で、いろいろ縁あって今は春日井市で働いている。 元気に働いている姿を見れてなんともうれしい限りだ。
さて芝居の方だが、観客の観劇マナーがあまりに悪いので、怒れて来た。 隣に座った女の子は芝居中携帯電話をいじりまくり、画面が明るくてうっとうしかった。 メールは芝居終わってからやれ!
携帯電話でふと思うことがある。 芝居やコンサートを見終えてから、いつ日常の世界にシフトして行くんだろう。 そう、携帯電話の電源を入れる瞬間だ。 この瞬間非日常の世界を離れ、日常の世界に戻る覚悟をする瞬間だ。 それだけこの携帯電話は生活に密着してきているし、どこにいても外の世界とつながっていると言う意識させる道具だ。 ある意味全く困った道具でもある。
話は横道にそれてしまったが、芝居の全体的な感想は、この芝居が持っているはずの死生観なり流れている空気なりを感じる瞬間がなかった、ということだ。 役者は頑張ってた。 とても頑張っていた。 うちの劇団員も頑張っていた。 こいつの今まで見たこともない、いい芝居をみた。 演出が本番まで落としどころを見つけることができなかったのかな、と言う感じだった。
芝居は役者の気持ちだけをみせていくものではない。 その空間に流れる雰囲気やにおいも見せて行かなくてはいけない。 そのためには音や明かりも大事な要素だ。 でもそれがご飯の漬け物みたいな使われ方しかしていなかった。 役者の芝居が良かっただけに、残根でならなかった。 場面場面紡いで行く作業は演出の仕事だが、役者に手をかけて行くだけで本番の時間が来てしまったのかな、と言う風に見て取れる芝居だった。
ただ、ミラクルに少なからず個人的な接点がある劇団Beans代表の立場からすると、うちの劇団員をよくぞここまで成長させてくれたなあと感謝の気持ちでいっぱいだ。 自分の子どもの発表会を見に行く親みたいな感じだ。 最初の出番で緊張してみていたのは、きっとオイラだけではないはずだ。 これだけできる役者に囲まれて芝居の出来た彼は幸せ者だろうし、その機会を与えてくれたミラクル代表のイクラさんには感謝の念につきない。
この日の稽古は後半部分の詰めを行っていった。 ある意味ちょっと殺陣みたいなシーンがあり、そこを何度も何度も繰り返し行って行った。 こういうシーンは身体で覚えるしかない。 体力的になかなかしんどいシーンだった。 でもこれで最後まで行き着いた。 これからは通し稽古をどんどんやって行く予定だ。 可能な限り繰り返して、芝居を身体に叩き込んで行きたい。
半年掛りで取りかかって来た台本が、やっと最後までたどり着いた。 でもとりあえず第一稿なので、まだまだ日の目を見る台本ではない。 書きながらアイディアも尽き精神力も尽きた時に無理やり書いたシーンなどもあるので、読み返すと泣けてくるものもある。 でも、まあ、とりあえず形になったので、まずは良しとしよう。 直すのは思い付いた時にやろ。 まずは3週間後に控えた本番に向けて明日から頑張るじょ!!
いろいろ書いて進んで行く中で、当初予定していた方向からだんだんずれてきたような、ずれてないような、そんな感じになって来た。 あて書きの予定も怪しくなって来た。 むしろあて書きじゃなくていいやと思えるようになって来た。
量的には目標の3分の2くらい。 しかし内容的には3分の1くらい。
まだまだ先は長い・・・・
職場に上司の家族が挨拶にやって来た。 手には診断書。 肝機能障害で一か月の休職だ。 原因はなんてことない「飲み過ぎ」だ。 これで結局都合三か月程度休むことになる。 なんとか体育祭の準備で忙しくなる時期には間に合いそうだ。 そして同時にオイラも今の生活をちょっと振り返ったりする。
この日も稽古だ。 しかし、稽古前家で居眠りして大遅刻。 やっとたどり着いた稽古場にはいつもの顔が数人。 しかし、人がいるいないに関わらず、はじめのシーンから演出のダメ出しを交えながらどんどん進んで行く。 オイラにとっては今まで数えるほどもやってないシーンが出来るとあって、なかなか身のある稽古になった。 芝居の流れの中で、自分自身今まで手を付けていなかったシーンや忘れていることなど、いろんなことが確認できた。
今週の土日がいろんな意味で勝負の稽古だ。
ちくしょー!!! 桑田にしてやられた!!!
久々に演出がやってきての稽古。 稽古に来た人数が少なく代役をずっとやって行った。 でも、代役をやることでこの芝居が別の側面から見ることが出来て、意外と収穫の多い稽古になった。
仕事中暗雲たれ込めるニュースが入って来た。 現在療養中の上司が、ウイルス性肝炎で入院することになった。 ホントガックシという感じだ。
それはさておき、演出不在の稽古の二日目。 この日はオイラが演出代わりだ。
この日は昨日終わったところのちょっと前から稽古をして行った。 音のきっかけ合わせや、芝居のマイナス面を埋めて行く作業と、立ち位置と段取りの確認を行って行った。 オイラは、演出が演出しがいのある余地を残すと言うことを心掛けながら、わりと細かいことからおおざっぱなことまでいって行った。 一場面ちょっと上手く回らないところがあったので、そこに時間を費やして行った。
芝居全体としてとらえてみれば、昨日に引き続き有意義な稽古になったのではと思う。 しかしオイラ自身はちょっと火の車状態になってきた。
本番まであと3週たらず。 がんばるじょ!
台風の影響が午前中まで続き、開催が危ぶまれた稽古だけど、午後荷台風が過ぎ去りなんとか稽古ができるようになった。
稽古はこの土日演出不在だ。 この日は旗揚げ公演で演出をやった劇団員がまわして行く稽古になった。 この人はオイラとは違うタイプの演出方針があって、いいところを持ち上げて行く演出をして行く。 オイラはどっちかって言うとマイナス面を埋めて行く演出が持ち味だ。
はじめのシーンからどんどんやって行った。 中盤を通り過ぎた当たりでタイムアップになった。 しかし、芝居自体はとても豊かになっていた。
オイラはこの人生の中いまだかつてやったことのない仕草をすることになった。 個人的にはとても恥ずかしいわけだが、これも役者をやっているから出来ることだ。 この貴重な経験が出来ることに感謝。
でも恥ずかしいは恥ずかしい・・・・とほほ。
2003年08月08日(金) |
政策課題研究講座四日目 |
前回研究テーマが頓挫したが、再起をかけて臨んだ今回。
しかし、しかしである。 この日やっとまとまりかけてきたのでは、と思いつつアドバイザーの一言で意気消沈。 またも頓挫!! あちゃー!
オイラ、このグループのリーダー。 かなり責任を感じる今日この頃。
とほほ、、、、
政策課題の対象地を絞り込むのが難しい。 芝居のキャスト決めと同じだ。 芝居のキャスト決めは、キャストが決まった瞬間に芝居の半分以上ができあがったと同じくらいの意味を持つ。 この政策課題の対象地を決めるのもきっと同じなんだろうと思う。 対象地絞りで悩んでいるグループは、次々と壁にぶつかりつつある。 オイラ達はそれ以前の問題だ。
来週研修の残業予定。
対象地さえ決まればきっとトントン拍子で進んでいける、そんな予感がする。 でも予感、、、、
ここんとこの疲れで、無理矢理休みを取った。 とにかく一日家でゴロゴロと過ごした。 家でゴロゴロさせてくれる嫁さんに感謝!
毎月定例の体育指導委員会。 本来は仲間になって一緒にやって行かなくてはいけない会議のはずなのに、言葉尻をとらえてどうのこうの見たいな、程度の悪い議会みたいになっている。 これは由々しき問題だ。
2003年08月05日(火) |
フコク生命ミュージカル「シンデレラストーリー」 |
昨日の日記に引き続き。
夕方は場所を変えて中日劇場でのミュージカル「シンデレラストーリー」。 ちなみにオイラは大のミュージカル嫌いだ。 芝居やってて何故ミュージカルが嫌いかといえば、たった一言。 「何故そこで歌うんだ!」 という一点に限られる。 これまで過去見てきた「ミュージカル」「音楽劇」と呼ばれるものはとにかく気持ちが盛り上がってきたら唄が入ってきて、これまたその唄がそれまでの役づくりとは全く違った人が歌っているし、歌詞の内容が幼稚だしお尻がむずがゆくなるし、で、唄下手だし、今まで劇団四季で散々痛い目見てきたし・・・とにかく今後見るもんか!と思っていた。
それが何故今回見に行ったかといえば、スタッフ・キャストのメンバーを見てこれはいけるかも、と思ったからである。 鴻上尚史 脚本 山田和也 演出 普通に考えて極上のコメディーになることは間違いない。 しかも、シンデレラという単純なストーリーを脚本家鴻上が普通に終わらせるはずがない。 ミュージカルだということを除けば、見るしかないタッグだ。 そして出演者。 池田成志・橋本さとし・宮地雅子・川崎麻世・デーモン小暮閣下 他 もうこれは行くしかない。 王子様とシンデレラをやる主役の若い二人はどうでもいいのだ。 これだけの役者が一度に見られることはそうそうないし、「役者・デーモン小暮閣下」にものすごく興味があった。
そして劇場に入った。 劇場に入った瞬間驚いたのは、舞台框前に大きな穴があった。 そう、オーケストラピットがそこにはあったのだ。 もうそれだけでわくわくする。 音楽が生演奏なだけでも素敵だ。
芝居が始まった。 いつの間にかその世界にのめり込んでいた。 とにかく笑った、ゲラゲラ笑った。 出演者みんなそれぞれ個性的なキャラを存分に生かしていた。 中でも池田成志の「意地悪継母」は群を抜いていた。 意外だったのがデーモン小暮閣下だった。 いつものデーモンではなく、普通に「おやじ」だった。 あのメークに普通の衣装でメガネ。 それに対して「お父さん」と呼ぶシンデレラがいる絵。 もうそれだけでおかしくておかしくて仕方がない。
気にしていた唄も、ナチュラルな流れの中で導入されていったので、あまりに気はならなかったし、元々ロックバンドで歌ってた人達が多いので、別の意味で割り切ってみることができた。 ただ、唄が終わるたびにお約束のように無理矢理拍手するのは止めて欲しいと思った。 その度に劇場の空気が盛り上がって盛下がってしまう。 まあ、気持ちが切れるって感じやね。
主演の大塚ちひろは、何千倍というオーディションを突破したまさにシンデレラガールで、この舞台に立ってることそのものが幸せです、というオーラを全身でまき散らしながら芝居をしていた。 唄や踊りも上手いし芝居もまあまあ。 そして若さ故なのだけど、気持ちがどーんと前に大砲のようにでてくるのだ。 おそらく今後はいろんなところで活躍していけるのだろう。
それはさておき、今回は「大人も子どもも楽しめるミュージカル」というコンセプトだったので、そうでなければひねって欲しい点がたった一つだけあった。 シンデレラのお話というのはシンデレラと王子様が結ばれてめでたしめでたしというところで終わるのだが、大人向けにもう一ひねり入れて欲しかったと思うのは俺だけだろうか・・・? 「あんただけだわ」(嫁さん談) そうか・・・
そういえば中村富十朗が74才で第2子をつくった。 なかなか夢のある話だ・・・・
2003年08月04日(月) |
御園座八月特別企画「二十四の瞳」 |
この日、なんと昼は御園座、夜は中日劇場とそれぞれ名古屋の大劇場のチケットを譲ってもらう人がいたので梯子で観劇。 しかも、御園座はばあちゃんとデート、中日劇場は嫁さんとデートだ。 てなわけで、一日のうちに車で扶桑と名古屋を2往復した。 いろいろなので、二日に分けて感想を書いて行こうと思う。
まずは御園座。
NHK朝の連ドラ「さくら」でヒロインを演じた高野志穂主演の御園座の舞台。 この舞台、実は9年前に同じ御園座で斉藤由貴主演で見たことがある。 前回と同じキャストは仲本工事のみ。
さすがにみんな新劇で食べてきた人たちが中心の配役なので、とても芝居が上手い。 場面場面の出来は感動に値するものがある。 空間の意識や気持ちの流れ、立体の作り方どれをとっても上手く出来ている。 でもそんな冷静な見せ方をオイラにさせてしまった原因が演出だ。 とにかく場面場面のつなげ方があまりにも下手すぎる。 1場面が終わると紗幕が下りてきて暗転して、しばらく音楽が流れて、紗幕が上がって次の場面が始まる、と言った具合だ。 その度にお話にのめり込んでいた気持ちが萎えてしまう。 暗転は芝居を殺すと言われているが、まさにそんな展開だ。
ちなみに以前斉藤由貴主演で見た時とは演出も違う人で、場面の転換もさほど気にならない方法を使っていた。 暗転中にも文字情報(次の場面はいつのどこか)をプロジェクターで出したりして、お客さんの気持ちを萎えさせない努力を十分にやっていた記憶がある。
で、とにかくそれが残念でならない舞台だった。 場面の転換さえきっちりやってもらってくれれば、オイラもハンカチなしでは見ることができない舞台になっていたはずなのに・・・・
主演の高野志穂は、これがまた意外にも(失礼!)舞台で栄える役者さんだった。 演技も大きいし気持ちもストレートに伝わってくる。 さすがに大劇場の主演に抜擢されるだけのことはあるなあと思った。
そしてこの舞台でますます好きになったのは仲本工事だ。 芝居が上手いしお客さんの間も読んでしっかり笑わせてくれるし泣かせてくれる。 そして、暗転の悲惨さで冷めてる客席を台詞を一言言った瞬間にあたためてくれる力がある。
そういえば、観客のマナーは最悪だった。 とにかく芝居ちゅうるさい。 しゃべるはもの食うはでなかなか芝居に集中させてくれない。 この間キャラメルの芝居でもらった「おしずかに!」クリアファイルで注意しそうな勢いだった。
と、ここまで散々書いたが、それでもばあちゃんや周りのおばちゃんはハンカチなしでは見られない状態になっていた。
毎年恒例の町民水泳大会。
今年は、いつもの年に比べてもう一つ暑くなくて、体力的には助かった感じだ。 それでも、いくら水分補給してもトイレに一度もいかなくて済むほどの汗は出てくる。 真夏の水分補給がいかに大切か、身にしみて分かるのだ。 大会の方は、小中学生の一生懸命な姿にちょっとくるものがあった。 大会を運営しているものとしては、いろいろな複雑な思いはあるのだけど、やっぱり子どもたちの一生懸命な姿を見ると大人の駆け引きなんてのはとてもちっぽけなものだと感じる。
この大会の中で一つうれしいことがあって、扶桑町出身で中京大学水泳部で活躍している鬼頭君が模範泳法を見せてくれた。 彼は、つい先日山名小学校のプール開きにも来てくれて、子どもたちの前で泳いでくれた。 その時はいられなかったけど、弥生はその泳ぎを見て「はやい」「すごい」「かっこいい」と感心しきりだった。 今ままではメールのやり取りしかしてなかったけど、この日初めて顔合わせができた。 なかなかの好青年だった。
夕方は体育指導委員会との納涼会だったが、しっかりうちあがった。
久々に夏らしい天気。 明日行われる水泳大会の準備で一日外だった。
さすがにわずか一人とは言え職員が欠けるのは痛い。 芝居の仕込み中に舞台監督がいないようなものだ。 一日てんてこまい。
そういえば「てんてこまい」って何かの踊りから来た言葉だっけか・・・
夕方に昨日の研修の飲み会でいろいろあった結果、稲沢の職員さんのバスケチームとそこでしりあった元劇団員のバスケーチームが合同で練習をした。 なんともうれしい話だ。
夜は稽古。 いろいろと修正点をくわえながら、流しぎみの稽古だった。 オイラは大分台本のお世話にならなくても済むようになって来たが、ここ数日の疲れからか集中力がプッツリ切れてしまい途中から台本のお世話になってしまった。 ある意味敗北の稽古だ。 ちくしょー・・・・
2003年08月01日(金) |
政策課題研究講座三日目 |
今日の研修は悪夢のようだった。
今まで考えてきた瀬戸市の観光に関する政策課題が先生の一言でけっちんになってしまったのだ。 これからまた一から作り直しだ。 オイラの勉強不足も反省した。 なかなかつらい一日だった。
さあ、気を取り直して頑張るじょ!
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