Laurentides MOVIESBOOKMARKS



 セーリング

■トイレ■

英語を話すヒトの中には『オードトワレ』のことを『トイレットウォーター』って呼ぶヒトもいるから、トワレはトイレだと思っていたら、Toiletteは身だしなみとかそういう意味で、トイレを意味したい場合にはSをつけなきゃいけないということを知る。S付けたところで発音同じだけど。

■セーリング■

昨日の夜はセーリングへ。モントリオールから車で20分ほどのところにこんなでかい湖があるなんて驚き。お天気もよく、風もほどほどにあって、絶好のセーリング日和。帰りは舵をとってみたりしたけど舵を持つ手で風を感じるっていう感じ。初めてにしては上手かも?って思ってたのに、おしゃべりしてたら知らない間に方向ズレてるし。一度に二つのことができないタイプ。

そうそう、犬が同乗してたんだけど、かわいいのだ、コレが。よく街角で車の助手席からカラダ半分乗り出してうれしそうにしてる犬を見かけるけど、そんな風。でも気が付くとヒトの横にぴったりくっついていたのは、恐かったから?それとも寒かった?

オトコのヒトの後ばっかり追っかけてるから、やっぱりオンナのコだからかなぁーって思ったりもしたんだけど、もしかすると、わけのわかんない言葉を話す私とEXルームメイトを敬遠してたのかも?


2002年07月31日(水)



 フレンチレッスン初日

■初日■

ということで、初日。先生登場するなり、いきなり弾丸のように話しはじめて、生徒もみんなそれなりに応答してるから、びびる。前のクラスと雰囲気がちがうゾ。なにしろフルタイムだからみんなのやる気も違うのかも。ということで、早速、最初の休憩時間に「どうもレベルが高すぎるみたいだから変わりたい」と先生に詰め寄る私。「そう言わずしばらく続けなさい。最終的な決定は私が下すから」だそうで。しくしく。

どうやら、クラスの大半は前のクラスからのもちあがりのようで、ちょっとした転校生気分。今回のクラスメートは中国人と東ヨーロッパ系、残念ながらラテン系はゼロ。フランス語に集中しなさい!ってことか。

初日に席が大体決まってしまうものだけど、私の隣に座ったコのオードトワレが、アマリージュだと思うんだけど、まさしくトイレの水って感じのにおいで閉口。でも休憩時間が終わったらよその席に移ってたからホッとする。どうやら先生もがまんできなかったらしく「私、香水の香りにアレルギーがあるから控えるように」って言ってた。

まあ、全体的には元気のいいコが多くて、みんな積極的に発言するし、雰囲気はいい。先生の発音も聞き取りやすいし、教え方も好き。やっぱりしばらくこのレベルでがんばってみようか、と。


2002年07月30日(火)



 いろいろ考えさせられる

■やれやれ■

彼女はホワイトなヒトで、彼は彼女いわく暗闇だとどこにいるのかわからないヒトだそうだ。それなりにチャーミングだけどかなり太めな彼女いわく「北アメリカのオトコたちはこぞってスリムなコを好むものだし、オンナをバカにしたところがあるのが気にくわない。ソレに比べて彼は私をリスペクトしてくれるし、なによりもオンナとして扱ってくれるのよ。それに、私のしたいようにさせてくれるし」だそうで。敢えて書かないけど、いろいろ考えるさせられることもあるなーと。

考えるよりも先に言葉にでてしまうという彼女、要約するとたった数行のことだけど、いろいろ形容詞なり副詞なりがついて、3時間に渡ってほぼ一方的に話してた。こういうヒトと一緒に暮らしてたら、少なくてもリスニングの方はすごいスピードで上達するだろうなぁー、とか。


■フレンチコース■

明日からフレンチコースがはじまるから、今日はいわゆる夏休み最後の日ってところ。予習復習しなきゃ!って思ってはいたけど、いまさら焦ってもしょうがない。明日からはいっしょうけんめいやるつもり。

■あんてな■

ひょんなことから知ったアンテナ、一応登録してみたのだけど、新規開拓精神は低下する一方だし、前みたいに空メールもつけてないから新しいヒトとの出会いもないし、アンテナはった日記はマイ日記とほぼ同じ。

が、今日そのアンテナのところに『おすすめ』って文字を発見。どうやら私にぴったりの日記を紹介してくれているらしい。おもしろいかも?

ちなみにこんな日記もおすすめされていた。おすすめ度は17。なにを根拠に。


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2002年07月29日(月)



 メキシカン風/In Love



■メキシカン風■

この間テレビの料理番組でやってたのを作ってみることに。とはいえ、分量とかメモしているはずもなく、あくまでもテキトー。

チキンと色とりどりのペッパーとハラペーニョ、ガーリックを炒めて、缶詰めのトマト煮と豆(いろいろミックスされてるの)を加え、インスタントのタコスソース(粉末)で味付けして、テレビではオーブンで蒸し焼きしてたけど、この季節そんなことできるわけないじゃない!ということで蓋をして火が通るまで煮る。それだけ。

これにアロス(注:ごはん)もしくはスパゲッティサラダを添えれば、気分はもう『メヒコ』。見た目はそうでもないけどおいしいよ。

■ふしぎ■

悪玉を退治するための治療、残念ながら善玉にも影響するわけで、そのために髪が抜けたりしたのだけど、薬を変えたとたんにまた伸びはじめてるし。なんだかとっても不思議な気分。

■無関心■

ちょっと探りをいれてから対応しようと思ってたことがあったのに、自分には関係がないことだから、って。そりゃあ、みんな多かれ少なかれそういうことすることもあると思うけど。なんだかねぇー。

■In Love■

ってことで探りを入れないまま出かけてみたのだけど、まあ大変。恋愛ってホントに世の中をバラ色に変えてしまうこともあるものなのだなぁーと。うらやましいと思う反面、私には絶対無理だな、と。決して言い訳ではない、はず。

話を元に戻そう。そのバラ色のヒトだけど、1ヶ月前に旅行先で出会っていわゆる遠距離恋愛中。結婚どころか子供を生むことさえ考えはじめている。その彼はアメリカ在住だけど、なんとなく違法っぽい。国には奥さんと子供がいるけど、彼の国では一夫多妻が許されているから、結婚もしようと思えばできる。でもカナダの国ではソレは認められないから、彼がカナダの国に住める可能性はほぼ無きに等しい。

「でも愛しあってればきっとどうにかなるわよね」ってフラレても返事に困るのだ。別の件で彼女から「くみこってロジカルね」って言われたけど、ロジカルに考えなければいけないことも世の中にはたくさんあるもの。


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2002年07月27日(土)



 

■シエスタ■

世界で一番昼寝をするのはドイツ人だとか。私も負けていないゾ。グアテマラ滞在中に習慣となって以来、朝遅くまで寝ていようと、欠かしたことがないくらい。昨日のように8時間近くも寝てしまうと夜寝れなくて大変な目にあうけど。

■だし■

私が通ってたところと同じところでフレンチのコースをとっているともだちが、「ちょっと年輩のヒトからくみこのことを知ってるか?って聞かれたけど、誰かわかる?」ってメールが来てた。彼女はてっきり私のクラスメートだと思ってたみたいだけど、うちのクラスにいたのは若いラティーノのオンブレ二人だけだったから、どうやら隣のクラスのロシア人のようだ。合同でレッスンした時にお話したのだろう、きっと。

なんでも「よろしく言っておいてくれ」って言われたらしいけど、推測するに私は単に『だし』に使われてるんじゃないかと。気をつけてね<ともだち

■サルサレッスン■

基本のステップ知ってるくらいでも、ちょっと踊れるパートナーさえいればなんとかなるサルサだけど、やっぱりターンのバリエーションとか知ってるのに越したことはないのだ。ということで、今日はお試しレッスンへ行く予定。

だったのに、どうやら場所と時間を間違えたらしい。しょんぼり帰宅。でも8月のはじめから始まるレッスンへは通うつもり。


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2002年07月25日(木)



 男女の違い

■病院■

ということで今日も病院へ。ちょっと遅刻。でも病院のヒトも別に気にしてないし、どうせ待たされたし。ホント、時間なんてあってないのと同じってところは都合がよかったり悪かったり。

新しい薬を使うということで、なんと8時間にも及ぶ点滴。その間、ランチもでたし、ずっと寝てたからどおってことなかったけど。で、帰りはタクシー券ももらったし。

だけど、だけど、いざ金額のところをチェックしてタクシー券を渡すっていうところでドライバーともめる。「その記入の仕方はダメだから現金で払え!」って。私は病院のヒトに言われたとおりに記入したのに。どうせなんかよからぬことを企んでいたのだろう。なんだかめんどくさいから現金で払ったけど気分わるーい。ってことでチップはなし。甘くみるなよ!

■花火■

今日はフランスの花火の日。この間のアメリカの花火の日とはうってかわってよい天気。さすがフランス語圏、天気もフランスびいき?自転車があったから、ちょっと運動も兼ねて見てきた。

派手さには欠けるけど、ゴールドと赤の花火を基調にしたとってもアーティな演出。さすがおフランス!って感じ。でも最後はやっぱりコレでもかコレでもかの連発。これないと、みんな興奮しないからね。

帰り道、街が煙ってて、「へぇーすごーい」って思ったけど、もしかしたら霧かも知れない。

■脳■

あるてみすさんのところでも触れられてたけど、昨日病院の待ち合い室で読んでた英字ローカル新聞にも載ってた「情緒的な経験に対する反応や記憶力に関しては男性より女性の脳の方がより組織化されている」ってことがわかったとかいうニュース。

これって脳がうんぬん、っていうよりも、記憶のプロセスが違うんじゃないかなぁーって気も。女性のほうがいろいろ尾ひれをつけてドラマ化して記憶する傾向にあって、だからより鮮明に記憶に残るとかそういう類いなんじゃないのかな?わかんないけど。脳のプロに逆らうつもりもないし。

でも、だから『オトコは口約束を忘れやすい』って言われても、大体、みんな、都合の悪いことは忘れてしまうものではないかと思われるし。

ところで『感情を強く刺激する』写真の中に『汚れた便所(!)』ってのがあったのには大ウケ。周りにヒトがいたにも関わらず大笑い。


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2002年07月24日(水)



 そんな一日

■時間のムダ■

朝から病院へ。実は内心怯えていたんだけど今回は血液採取一発でオーケー。ありがとう看護婦さん。

で、体重と身長を計ってもらう。担当のボランティアのおばさん、私をみるなり「日本人?私の息子は日本人と結婚してるのよ。」ってうれしそうだったけど、その話は前回も聞いたゾ。体重は1ヶ月前より約500gほど増えてた。うう。で、その後名前を呼ばれるまで約2時間待たされ、やっと呼ばれたと思ったら「この間の検査の結果がまだ届いていないから、ご飯でも食べて来て」って言われ、しょうがないから病院のカフェテリアへ。ひどくまずいチャオメンランチで気分が悪くなり、外へお散歩へ。

目指すはイタリアン系のスーパー。前にここで買ったホワイトネクタリンをもとめて。これって小粒だけどみずみずしくて甘くて日本の白桃のよう。どこででも売られているってわけではなく、残念ながら今日はこの店にもなかったから、イタリアン系の食材を物色中、Kさんにばったり。モントリオールも狭い。

で、病院へ戻り、再び体重を計らされる。4時間前より約200gほど増えていた。うう。で、名前が呼ばれるまで1時間待って、やっと呼ばれたと思ったら、「新しい治療を始めるから明日また来て」だそうで。はぁーーー。ぐったり。

■Jean Paul II■

ジャンポール、もしくはジョンポール、もしくはポウプ、つまりはローマ法皇がカナダへやって来たそうで。トロントで開催されるWorld Youth Dayのに出席するためとか。でもホントは近郊のストロベリーアイランドとかいう小島でのホリデイがホントの目的だとも言われてるけど。

なんでもこのWorld Youth Dayに参加するために世界各国からも含めて20万人ものカソリックのワカモノたちがトロント入りしたとかで、そういえば先週末にはそこら中でグループで行動するヒトタチを見かけたけど、なんかみんなやけに幸せそうだったなー。


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2002年07月23日(火)



 暑い

■あつい■

フェスティバルが終わるにつれて秋がしのびよってくる、はずなのに、今日の暑さはなんだ!まあ、風があるだけましかも。でも強風って感じで、風にあたってるとなんか疲れる、からか、一日中寝たり起きたりのくりかえし。夜になって風はいっそう強くなりまるで台風でもくるみたい。

あんまり暑いから、今日の夜は水のシャワー。でも、思いっきり冷たかったから余計カラダがほてってしまったような気も。

■カリー■

あんまり暑いからか、むしょうに食べたくなったので、おもむろにカリーなんか作りはじめる私。ちなみに添えあわせは『マンゴーピクルス』、独特の変なにおいがツボにはまる。どんなに暑くても食欲だけは衰えないところがある意味すごいゾ、自分。

■復習■

フレンチのフルタイムコースまであと一週間。ということでおもむろに復習なんぞ始めてみる。単語とかすっかり忘れてしまっているし。たった3週間の間に。ちょっと焦る。

例のスペイン語の単語集の作業もぼちぼちと。しかしアレだ。例えば『密輸品』なんて単語はスペイン語だと『contrabando』フランス語だと『contrebande』英語だと『contraband』って具合に、難しい単語になると余り大きな違いがない。これってひどくない?

■熱しやすく冷めやすい■

ルームメイトが言ったことば。私はどっちかというと『なかなか熱することもなく気がつくと知らないうちに冷めていた』って感じ。なにごとに対しても。


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2002年07月22日(月)



 フェスティバルとか『カタクリ家の幸福』とか

■Juste pour Rire■



『笑いの祭典』も今日が最終日。果たしてフレンチカナディアンは『あああ』と笑うのか、耳をすます私。こころなしか『いいい』って笑ってるような気も。

■カタクリ家の幸福■

Just for laughs期間中、世界各国のコメディ映画を日替わりで上演してて、Kさんから日本のもやっているという話を聞いたので、一緒に見て来た。

おもしろかった。周りのヒトタチにもウケていた。Kさんのだんなさんは「今年見た映画の中でサイコーの映画だ!」と絶賛してたけど、なんたって配役のセンスがいいし、ロッキーホラーショー的カルト映画って感想。私的に特にウケたのは松坂慶子が「よろしかったらご一緒に」とかなんとか言ってはじまる、カラオケのスーパーがでてくる沢田研二とのデュエットのシーン。歌おぼえて、ぜひ一緒に歌ってみたいものだ。


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2002年07月21日(日)



 Hにまつわる話とか

■絵本■

本屋へ。本屋といえば立ち読み、こっちの本屋は椅子なんかも置いてあるからうれしい。でもフレンチの本専門の本屋だから辛い。ということで料理の本のコーナーへ直行。でももう料理の本はいらないだろう、それにレシピならインターネットで探すほうがてっとり早いし。

ということで子供の本のコーナーへ。そこで見かけた『Olivia』ってのにすっかりはまり、2回も読んでしまったわ。読むというか見たというか。猫の次にブタが好きな私を刺激するIan Falconerのイラストがステキ。衝動買いしそうになったけど$25もする。ホントこっちって本高すぎ。

■ラッキーなヒト■

お友達の家におじゃましてご飯をごちそうになる。彼女料理がとっても上手で、こんなヒトと一緒に住めたらサイコーとか思った私。だんなさんに「こんなステキな奥さん持って「You are so lucky!」って言ったんだけど、その後ふと気がついて「and she is so lucky, too」って補足。「そう言ってくれるのを待ってたんだ!」だそうで。

それはそうと、私はいったいいつになったらラッキーなヒトに見つけてもらえるんだろう。ちょっと心配。

■Nuits D'afrique■

ごはんの後は二人の友だちも誘って揃って自転車でアフリカンフェスティバルへ。コンサート自体はまあまあって感じで、このまま帰るのもなんだからと、サンローランのほうへ。今週の火曜日が予定日の妊婦な友だちも合流。一緒になってビールは飲むわ、たばこは吸うわで、お母さん大丈夫?って感じ。

ちょっと一杯のつもりが、いつのまにかいっぱい飲んでた。でも、夜中の飲酒サイクリングはなかなか楽しかった。


■おつかれさま■

ついにバディは一年半以上ブラブラしてた中南米をあとにして、イタリアに向かったらしい。さぞかし感慨深いものがあったであろう。あった?これからどうするの?どこ行くの?

■H■

Hの発音が脱落するってことで、スペルは英語と同じでも『Hero』は『エロ』、これはないだろう、って感じ。

Hが脱落するのはスペイン語も同じ。スペイン語を習いはじめたころ、『何々がある』っていう意味の『Hay』がつい『ヘイ』になってしまってたことを思い出す。単にHを発音しないってことだけに気を使えば、『アイ』と発音したんだろうけど、英語の単語がじゃまをしたってわけ。(注:hayは干し草のこと)

話せることが第一目標でも、やっぱり読んだり書いたりもしたいから、スペルや文法も大切だとはわかりきってはいるものの、実にめんどくさいなーと。でも日頃の積み重ねが肝心なので、思い立って『vocabulaire espagnol』っていうフランス語の訳がついた単語集を買う。どっちの単語も知らないのは辞書で調べて英語で意味を書いて、英語の意味もわからないのは日本語も書き足す、っていう地道な作業を行う予定。重大な問題は覚えられるのか?ってことだけど。

2002年07月20日(土)



 疑惑

■mac.com■

『Apple iTools』のサービス代ってのが年100ドルほど、カナダドルに換算したら月14ドル。(ただし今入会すると一年目は半額だそうで)うーん、メールアドレスのキープだけのためにこの金額を払うってのもなんだかもったいないような気も。

となると、ホームページとかグリーティングカードとかどんどん他のサービスも利用したらいいんだろうけど、iDiskも容量が増えるらしいし。それよりも肝心のEメール日本語文字化けするのをなんとかしろよ!って感じ。まあ、あと2ヶ月あるからゆっくり考えよう。あ、でも忘れないようにしなければ!

■ダンベル運動■

そうそう、ダンベル運動がやっぱりいいらしい。昨日の『Oprah』には40才でなんと8人の子持ちでおまけに9人目がお腹にいるというのに、ダンベル運動を続けることでパーフェクトボディを維持してる女性が登場、子供達は口々に「おかあさんはかっこいい」と、だんなさんは「ぼくも並以上のルックスだと思うけど、彼女と一緒だと、女性の関心は彼女のほうへいっちゃうんだ」って言っていた。すごい。

他にも40何年だかダンベル運動を欠かしていないという80何才のおばあちゃんも登場。背筋もすーっと伸びてて健康そのものって感じ。る。さんを見習って、中毒になるまでがんばってみるかぁー。

■疑惑■

病院の日。担当のおねえさんは私を見るなり「日本人?私ねぇ、お寿司が大好きでぇー、車はトヨタが世界一だと思うわー」と妙にフレンドリー。まあ、うれしいことだけど。

そうそう、この彼女フレンチカナディアンで、もちろんバイリンガルなわけだけど、例えば「How does he get along with her?」は「あう だずいぃ げっとぅあろんぐ うぃずあぁー」のように、みごとに『H』の発音が無視されてる。そういう風に話すってことはそういう風に聞こえるってこと?なんだか不思議。

さて検査も終わって帰ろうとしたら、「もう一度ヘルスカードを見せてぇ」と言われる。で、窓口の向こうにいる3人のオンナのヒト、私のことをジロジロ見てる。なによ?私が何をしたっていうの?

「このカードによるとあなたは男性だってことになってるけど、、、」「へ?あー、ほんとだぁー」カードが届いてから、もう1ヶ月以上になろうというのに、その間に何回もこのカード見せてるのに。もしかしたら、ニューハーフだって思われてたのかな?

■ラテンアメリカンフェスティバル■

ちょっと下見に行ってみたけど、思ってたのとかなり違うような。ということで週末は『Nuits D'Afrique』へサルサのコンサートを目指して出かける予定。



2002年07月19日(金)



 Forgiveness/花火

■Forgiveness■

『Oprah』で過去に家族を殺されたヒトたちのForgivenessにまつわるトピックをやっていた。

目の前で家族が殺され自分もレイプされたヒトが言うには、その当時同番組にでて怒りとか悲しみとかに左右されている自分をみるのが辛かった、このままこの出来事に自分が捕われてしまってはいけないと、犯人を許す道を選んだとのこと。他にも一人息子を殺されたシングルマザーが自ら犯人のところへ出向いて話を続けているうちに、そのコから「まるで母親のようなヒトだ」と慕われるようになった話とか、子供を交通事故で亡くしたヒトとその加害者のヒトとの友情とか、信じられないような話が続いた。

しかしだ、ヒトを許すことによって得られるものを大切にしていきましょーっていわれても、例がここまで極端だと困ってしまうけど。

■@mac.com■

なんでも『Apple iTools』のサービスが十月から有料になるとか。私にとっては別にどおってことないサービスだから、だったら別にお金を払ってまで、、、って思うけど、そうすると、せっかくのkumi@mac.comのメールアドレスが使えなくなるんだな。とっても気にいってるのに。どうしましょ?

■再会■

ということで、昨日の夜は元クラスメートのイラニエンヌの二人とルイス君、そしてニュージャージーから遊びにきてる彼の友だちと一緒に花火を見に出かけた。

天気予報どおり、家を出たとたんにカミナリを伴うどしゃぶり状態。花火の途中は降ったり止んだりをくりかえして、ラストのあたりではまたまたどしゃぶり。ところが終わったとたんに雨もすっかりあがった。ルイス君いわく「雨も演出のうち」とのことだけど、ホントそんな感じ。

その後、カフェを探してとぼとぼしてたんだけど、そのあたりはゲイの多いところだから、シリンかなり気にしている。彼女はある意味リベラルなイラン人だと思うけど、宗教的な理由からきているもよう。ということでゲイのヒトがあまりいなさそうなところへ。

なんでもカナディアンのボーイフレンドができたそうで。サエデいわく「He is so lucky」とのことだけど、ほんとそう。思いやりがあって頭が良くてキレイで、まつげがこんなに長い。「秘密はブルジョワのマスカラよ!」ってことだから、早速探しにいかなきゃ!

ルイス君のお友達はグアテマラの時のスペイン語の先生を思い出させるようなタイプのコで、ラテンのカルチャーの話で盛り上がってみる。彼女いわく「アメリカのヒトもいいヒトだけど、なんかちょっと違うのよね。ラティーノはもっとフレンドリーで『カリニョーソ』だし。」だそうで。ふむふむ。

彼女に花火をバックに写真を撮って!って命じられてたルイス君、もたもたしてたものだから、「カモン!ハリーアップ!or I kill you!」って怒鳴ってるし。こんなところもラテンのヒトらしくて、かわいーい。来年にはペルーに戻るっていうことで、もしペルーに来ることがあれば泊めてあげるよ、って言ってくれてるのでお言葉に甘えちゃおうかなぁー。



2002年07月18日(木)



 クラスメート

■日記■

もう一つちがうタイプのモノをはじめようかなぁーって思ってたけど、あてにしてたレンタル日記、おとといで新規登録受け付けを一時ストップとか。がっかり。

■うれしいメール■

クラスメートだったチリ人のオンナのヒトからメールがきてた。ラテンのヒトとは思えないくらいシャイな彼女、英語全然話せないんだけど、ご主人が英語を勉強中だから、ってことで英語でメールのやりとりをしてるという不思議な関係。

「今週の月曜からパートタイムのクラスがはじまったけど、くみこがいなくて大ショック。家にPiscoでも飲みに来てぇー」ってうれしいなー。涙がでそう。それまでにがんばってスペイン語勉強するわ!!!

■クラスメート■

そういえばルイス君から電話も。いろんな話をふにゃふにゃと。っていうのはルイス君の英語がそんな感じだからだけど。最近また違うフランス語のコースへ通いはじめてるとかで、英語がフランス語なまりになってきてる?それにしてもがんばり屋さん、ラテンのヒトとは思えない。

マークアンソニーのコンサートはどうだった?って聞かれたから「フィラデルフィアではサルサは2曲しかやらなかったらしいけど、こっちでは5曲やってくれたのよー」って答えたら「It is because you were there?」だそうで。こういうことをさらりというところはさすがラテンのコ?

とか書いてて、私ってラテンのヒトに対してすごい偏見を持っているような気がしてきた。まずい、まずい。

クラスメートといえば、友だちが私が前に行ってたフランス語のコースへ通いはじめて、電話番号がわからなかったイラニエンヌと連絡がとれた。今日の夜は一緒に花火を見にいくことに。



2002年07月17日(水)



 指輪とかメールのほうがいいとか

■指輪■

あるとかもうないとか物議をかもしだしてるマークアンソニーの左手の薬指に指輪はあった。けど、結婚指輪じゃないもよう。なんか深い意味でもあるのかな?どうでもいいけど。

■日記■

猫の日記とここの日記を一緒にして、もう一つちがうタイプのモノをはじめようかなぁーとか。

■電話■

「来週電話する」って言ってたルイス君、昨日ちゃんと電話してきてた。律儀なコ、感心感心。で、今日のお昼早速電話したけど留守だった。こういうすれちがいはめんどくさいから、結局用件はメールで。

電話といえば、アルゼンチンにいるバディも最近電話をくれたらしい。うれしいことするじゃない。でもバディの声聞いたら、あの楽しかったグァテマラでの日々のこと思い出して、何時間でも話してしまいそうだから、メールでいいよ。

なんでも一年近く沈没してた南アメリカを後にして「ローマに行くんだけどこわいよぉー」って書いてあったけど、たしかにある意味こわいところだから十分気をつけるように。しつこいオトコのヒトには要注意よ!

2002年07月16日(火)



 Marc Anthony Live!

■価値観■

自分にとってはそれほど大切なことだとは思えないなことがあるヒトにとっては必須条件であったりするわけで。そんな一方的な価値観でヒトを計ってみたり、自分の人生に満足してみたり。結局自分と同じような価値観がシェアできるヒトを選ぶのが常だろうけど、なんかつまらないような気も。

■コンサート■

今夜はマークアンソニーのコンサートへ。うわさによると、サルサはほんの2曲だけだとか。まあ、英語の新譜のプロモーションのためのツアーだからしょうがないかも?おおいに不満だけど。

ニューヨークのコンサートではNYにいっぱい住んでるプエルトリケーニョスのファンへの大サービスで『プレシオサ』を歌ったという話だけど、フレンチカナディアンのためには何を歌ってくれるのかな。楽しみ楽しみ。

■コンサート■

ということで、これからマークアンソニーのコンサートへ行って来た。場所はシーズン中はアイスホッケーをやってるモルソンセンター、遅刻してはいけないと早めに到着してはみたらガラガラ。まあ、「パーティは7時半から」って言うと7時半すぎにならないとやってこないっていうのがカナダ人の常識だから。

同じヒトのファンとは思えないくらい来てるヒトのタイプもいろいろ。老若男女、国籍入り交じり。どんどん席が埋まって来てほぼ満席。こんなに人気者だったとは。びっくり。

で、7時半から前座のヒトがプレイ。4曲ほどやってひっこんだから、さぁー、待ってましたぁー!って思ってたらもう一人でてきた。なんとコメディアン。こんなのあり?

このコメディアン、ラテン系アメリカンで、会場にもたくさん来てるラティーナのお尻のコトとか恋愛のこととか茶化したジョークをとばしてたけど、もしかしたらプエルトリカンの奥さんとの離婚問題で傷付いているマークを元気づけるために専属で雇われてるヒトかも?とかとか。で、なんと30分くらいしゃべって、さぁー、待ってましたぁー!って思ったら休憩。こんなのあり?

さんざん待たされた挙げ句のコンサートは、『You sang to me』からはじまり、去年リリースされたサルサのCDから『Viviendo』『Hasta que vuelvas conmigo』『Celos』、往年の名曲『Nadie como ella』『y Hubo alguien』、英語の新譜から『I need you』『Tragedy』『I've got you』『I swear』、そして『Mended』で、彼のお気に入りの曲『Faithfully by Journey』『Hotel California by Eagles』、ラストは『I need to know』と無難なチョイス。リッキーマーティン風に登場した以外は別に派手な演出があるわけでもなく、あくまでも歌で勝負なわけだけど、、、、

はっきり言って、音がわるすぎ。マークアンソニーって声がすごく高いんだけど、すり鉢状の会場だから音がエコーするからか、それともエンジニアリングのせいなのか、まるでヘリウムガス吸ったあとみたいな声に聞こえるし。気のせいか音もちょっとはずれてるし。サルサの曲も微妙にウエスタン風にアレンジされてるし。まあ、曲が変わるたびにバックのヒトを入れ替えるわけにはいかないからしょうがないんだろうけど。

ファンのヒトもせっかくのサルサの曲でも踊らないし。っていうか、きっと彼は実はサルセロだったってことを知らないヒトもたくさんいそうだし、しょうがないのかも?


2002年07月15日(月)



 トリュフォーの映画『L'Homme Qui Aimait les Femmes』

■ねこズ■

昨日、っていうか今日か、家に帰って来たのは1時過ぎだったのにねこズは起きていた。食べかけのごはんをあげて、ひもでちょっと遊んで、日記を書いて、寝たのは2時半。

で、今日の朝9時、なんか視線を感じるなぁーと目を覚ますと、足下にねむが座ってて無言でこっちを見ながらナニかを訴えてた。キッチンではさぼちんが例によって「みゃーみゃー」かん高い声で文句言ってるし。ごめんね。

■ほんとに■

いつのまにか例の『ランゲージイクスチェンジのコ』のお友達リストに加えられてる私、みんなにあてたメールが届くようになったんだけど、今日のは『IQテスト』とかで、2分間以内に写真の中にあるまちがいを捜せ!とかいうの。で、オチはちょっと前にみかけた、ほわーんって幽霊がでてくるヤツによく似てるけど、びっくり度は後者のほうが上。教えてあげようかな。

で、どうやら昨日の夕方電話をしてきたらしく留守電にメッセージが残ってた。メッセージっていうか、「はろーはろー」を何度もくり返してるだけ。留守電だってわかっているのかな、心配させられるノリだ、ホント大丈夫?

■フェスティバル■

先週からはじまった『Just for laughs』っていうイベントで、『タイタニック』を茶化したパフォーマンスがあるということで、自転車に乗って出かけてみた。

途中、交差点で待ってる時にホームレスらしいオトコノコにフランス語で物乞いされ、気分もよかったから2ドル25セントあげて、会場に向かう途中、かぶってた帽子をどっかに落としてきてることに気がついて、ちょっと戻ってみたら見つかった。やっぱりいいことをすると神様はどっかでみているものなのだ。

その後ちょっと迷子になって、会場に到着してみるとすごい人だかり。モントリオールのヒトは小さいヒトが多いとはいえ、全然見えない。で、ちょっと離れて全体が見えるところへ移動。パフォーマーはドイツ人だし声も小さいから言ってることは全然わからなかったけど、水と火をふんだんに使ったラストの数分間はなかなか。はるばるやって来たかいはあったかも。

それにしても、世の中にはあのくらいのことで、それも周りにヒトがいっぱいいるのに、お腹の底から笑えるヒトがいるのだなぁー、って感心。

■フレンチフィルム■

そういえば、もう一本借りてる映画があった。返却は今日までだから、と、早速朝から見てみる。トリュフォーの『L'Homme Qui Aimait les Femmes(77)』。邦題はずばり『恋愛日記』。足首フェチの恋多きオヤジの物語。

いきなりオンナのヒトばっかり参列するお葬式のシーンからはじまる。これと言って魅力的ではない彼に惹かれるオンナのヒトが多いのはなぜ?って不思議だったんだけど、あるオンナのヒトの台詞によると「あなたの誘い方が、まるでこういうことがあなたの人生のすべてって感じがして、断われなかったわ」だそうで。私にしてみれば、そんなヒトって脂ぎってそうでダメだな、って思うけど、フレンチのヒトは違うのかも?まあ、上映された時代も時代だけど。

結局彼、自動車事故で重傷を負いベッドの上で朦朧としている彼の目に飛び込んで来たのは、若い看護婦さんのステキな足、いてもたってもいられなくなって手を伸ばしたとたんに輸血の管がとれて、たぶん空気が入って死んじゃう、っての。実に彼らしい死にざまで大笑い。

2002年07月14日(日)



 いろいろ

■映画2本■

あんまりヒマだからDVDを借りて来た。ヴィスコンティの『若者のすべて』っていう、彼がコテコテの貴族趣味に走る前のむかーしむかーしの。むかーし見たことがあったけど、今みてもやっぱりすごいな、と。イタリア!って感じ。アランドロンがひときわ美しい。ヘルムートバーガーといい、ヴィスコンティっておそろしいほどの面食いだったのね。

で、もう一本は『メキシカン』評判もあんまりよくなかったし、ジュリアロバーツとブラッドピット共演っていうのがナニだなぁーってことで(でも二人がそろって出てるのはほんの10分くらい)期待してなかったけど、思ってたよりおもしろかった。ブラッドビットはああいうやる気のなさそうな演技をさせたら天下一品だなぁーと。あれでいて結構演技派かも?監督はなんでも昔バドワイザーのCMを作ってたヒトだとかだそうで、そう言われてみればそんな感じの映像かも?かも?

■早起き■

朝、7時前、さぼちんの悲鳴で目がさめる。そうそう、今週もここんちのヒトが留守だから、ねこズの朝ご飯担当だったのだ。で、つられて起きてきたねむにもご飯をあげて部屋に戻ると、さぼちんはもうとっくに朝寝の体制にはいってるし。くやしいから、一緒に二度寝。私は10時に起きたけど、ねこズは夕方ちかくまでしっかり寝てるし。ホント、寝るねこは育つって感じ。

■外出■

友だちのお友達が『アカペラ』のコンサートをするっていうので見にいってきた。アカペラっていうよりもオンナのヒト四人のコーラスって感じでいろんな言語で歌ってたのが印象的。全然趣味が違うタイプの音楽だけど、とっても楽しかった。偏見を持たずにいろいろ聞いてみるのも悪くないなぁーって思った。

それよりももっと興味深かったのは、会場が『エスパニョールなんとか』ってビルの中にあったんだけど、2階にはパブとゲームルームみたいなのがあって、夜も11時近いってのに70才くらいのおじいちゃんおばあちゃんが楽しそうに遊んでたこと。なんかステキだ。


2002年07月13日(土)



 そんな一日

■マークアンソニー■

知らない間に離婚騒動。なんでも元ミスユニバースの奥さん「彼の影で生きて行くっていうのに耐えられなくて」とか言ってるそうだけど、七光りならいいのか!と私は問いつめたい。で、昨日のテレビではちっとも触れてなかったけど、彼がもし悲しんでいるとしたら、あのコテコテのラブソングがさらにアツくなる予感。ハンカチ忘れずに持って行かなきゃ。

■ふん■

「週末前にどっか行かない?」って言っていたのはルイスくんなのに、予定より一日早くお友だちとモントリオール郊外へお出かけしてしまったらしい。ふん。まあ、「See you next week」っていうことで、それに来週の後半には『Festival Internacional』とかいうラテンアメリカのお祭りがあるから、それにでも付き合ってもらおうかと。そうそう、それに、なんだかんだ言ってるうちに、バカンスに出かけてる先生も帰ってくるから、同窓会もしなきゃ。

■ベイビーシッター■

ベイビーシッターおもしろかった。一人っ子ってこともあってか6才なのにひどくませたコで、写真を撮ろうとしたら、いろいろポーズなんかとってるし。それもカメラに向かってニコリとかじゃなくて本格的に。なんでもおかあさんは画家だとかで「よくモデルになってあげてるのよ」だそう。はぁー。で、うらやましいことに、この年にしてバイリンガル。さすがモントリオールっコ。聞いてたフランス語の曲の途中「こんなに愛しているのに、とかって言ってる。悲しいラブソング」とか説明してくれてた。うーん。

とはいえ、まだ6才。一人でおとなしく『バックトゥーフューチャー』を見てたかと思えば、急に「おとうさんとおかあさんはどこー?」って泣きながらキッチンへやって来た。どうやら眠くなってきたらしい。彼女のお相手はおじさんにお任せして、友だちと一緒に近所のバーへ。

「年を重ねるとかいうのはステキなことだ」「でも、肌の衰えとかはちょっと辛い」「でも、ちょっと手を加えてみるとか自分のために自分をいたわるそういう努力が楽しい」とかそういう話で盛り上がった後、とぼとぼ夜道を歩いて帰宅。

家に帰ってみると、ねこズふたりそろって部屋で寝てた。日記を書いて、ねむのこんな寝姿見ていたら、急に睡魔が襲ってきて記憶がなくなった。そんな一日。



2002年07月12日(金)



 世の中狭い

■おもしろい■

ある日記を読んでて思いだしたこと。『Sex and the City』のシーズン3のエピソードだけど。

PRの仕事をしているサマンサ、お金持ちの娘から誕生日パーティのアレンジの依頼を受けるんだけど、この娘、13才だというのに、着ているものも持ってるものも、身の振る舞いもやることも、30プラスのサマンサ顔負けなのだ。そのコを見て、キャリーは「彼女たちが大人のマネをしているのか?それとも、私達が彼女たちのマネをしているのか?」って分析する。

たしかに最近はティーンでもはっとするほど大人っぽいコがいるかと思えば、30過ぎてファンタジーの世界にあこがれているヒトたちもいるわけで、そのへんはきっと昔に比べてずっとファジーでフレキシブルなんだと思う。つまり『年相応の振る舞いがうんぬん』とか『年がいもなく』っていわれても困ることもあるかもしれない?ってことね。

■マークアンソニー■

こつこつとスペイン語の勉強をしていたら、ルームメイトが「マークアンソニーがテレビにでてるよ」って教えてくれた。例のおばちゃんの井戸端会議的番組。体格も態度もデカいおばちゃんのまん中で緊張気味の彼、なんかかわいーいなぁー。やっぱり顔も好きかもしれない。あー、早く月曜日にならないかなー。

■偶然■

だんなさんの姪っこをベイビーシットすることになっている友だちのヘルプをするってことで、友だちの家に向かう途中、背後から「ちょっとまってくださーい」って日本語が聞こえてきた。何ごと?って思って振り返ってみると、ちょっと派で目なブラックのコ。誰だろ?なんだろ?って一瞬戸惑っているうちに思い出した。例の『ランゲージイクスチェンジ』のコだ。

一週間程前に「テキスト探すから」ってメールが来たっきりだったから、気でも変わったのかと思ったら、ちゃんとテキストを買ったらしい。『あなたも3ヶ月で日本語が話せるようになる!!!』とかいうの。それはハッキリ言って甘いと思うけど。

それにしても、前出会ったところとは全然違うところでまた出会うってのはすごい偶然。


2002年07月11日(木)



 ショックとか感動とか

■コンサート■

来週の月曜日が待ち遠しい私、マークアンソニーの曲新旧とりまぜ聞きまくり三昧。「うれしそうだねー。写真もいっぱい撮ってこなきゃねぇー」ってルイス君はほぼ呆れ気味に言ってたけど、「いや、顔じゃなくて、声なのよ、声がステキなのよー」と、例によってアツく語る私。しょーがないなー。それにチケットには『カメラの持ち込み禁止!』って書いてあるし。

■ショック■

今日から始まるハズだったスペイン語のクラス、キャンセルだそうで。なんでも人数が足りないから、ってことだけど、もっと早く連絡してよ!朝からテキストなんか読んだりして気持ちを盛り上げてたのに。

明るく「9月まで待ってね」って言われたけど、待てるかな。いまさらコースを探してもどうしようもないから、今回は縁がなかったってことで。まあ、どうしてもスペイン語を!っていう時は心当たりのヒトにでも相談してみることにしよう。

ちなみに心当たりのヒトってのは、元クラスメイトのチリ人のヒトなので誤解のないように。言葉を教えてもらうならオンナのヒトから、っていうか同性のヒトからでしょ。やっぱり。それに彼女は英語を話さないから、逃げ道ないし。

■感激■

いつのまにかメル友と化してるルイス君だけど、普段のメールのやりとりは一応フランス語、いい回しがわからないところは英語。お互い勉強熱心だから。でも今回は、スペイン語のコースが始まるからとテンションが上がってた私へのねぎらいかスペイン語が混じってた。『Despues ya te escribo mas en espanol.saludos』だそうで。わーい。出来れば、escribirよりもhablarのほうで、por favor!

わからないことがあったらなんでも聞いてね、だそうで、やっぱり好青年。っていうか、どうみてもGood Boyって感じだけど。

■コンサート■

そうなのだ、もともとスペイン語でも勉強しようって思ったのは、フレンチのコースが始まるまでの暇つぶしのハズだったっけ。まあ、ぼーっとしてるのは決して嫌いではないからいいんだけど。

で、ぼーっとしながら、イベントのペーパー見てたら、今夜近所の公園でアフリカンミュージックのフリーコンサートがあるらしいから、フラフラと独りさびしく出かける予定。

で、行って来た。思ってたよりよかった。でも、余りの寒さにブルブル。さすがモントリオールのヒトはみんなセーターとかジャケットとか毛布とか着てるし。この公園では映画とかコンサートとかのイベントが8月中旬くらいまで続くらしいから要チェック、と。


2002年07月10日(水)



 不思議

■えーっと■

例えば「See you soon」とか「Talk to you later」とか。私にとっての『soon』はホントにすぐで、『later』はボンヤリした将来だったりするわけだけど、そのへん、他のヒトタチはどうなんでしょ?

■偶然?■

今思えば、ずーっと昔、私の回りにはフランス語を話すヒトがいっぱいいた。そのヒトタチに影響されて、マンディアルグとかジャンジュネとかバタイユとかを読み、映画はヌーベルバーグ、初めての外国はもちろんフランスだったりしたわけだ。ところが、パリの街が犬のフンまみれだったことで、気持ちがしぼんで以来、すっかりフランスとは疎遠になってた私が、フレンチ圏のカナダに住んで、フランス語を勉強するようになったってのも、おかしい話だなぁー、とか。

で、私がスペイン語に興味を持ち出した理由っていうのは2年程前にテレビで見かけたマークアンソニーだったりする。そして、そして、来週の月曜日は待ちに待ったコンサート。どうしましょー。

で、明日からはスペイン語のクラスも始まるし。今のところ唯一のスパニッシュスピーカーの知り合い、しかし全くもってスペイン語を話してくれないルイス君に「そのうちスペイン語でお話しましょーね」と恐る恐る言ってみたら、『ぽるけの』だそうで。その言い方が、まさに私が頭に描いている理想的な言い方だったりしたもんだから、なんか笑っちゃったけど、誤解しないでね。

■読書■

この間貸してもらった『朗読者』って本を一気読み。後半あたりから鼻水がとまらなくなって、つまり泣いてしまったってことだけど、解説によると、この本は2回読むとよいということだから、素直に従ってみようかと思ってる次第。


2002年07月09日(火)



 猫の嫉妬とか

■フランス語のコース■

移民向けのフレンチのコースの説明を聞きに入ったのは3月の半ば、受け付けが5月の末、レベルチェックのテストがあって、今日やっと登録完了。長かったぁー。

ということで、7月の30日からは晴れてフルタイムの学生♪一日5時間フランス語漬け。うーん、大丈夫かな。。。でも、なにがしかの『お手当』がもらえるらしいから、がんばらなきゃねぇー。納税者のみなさんに感謝しながら。

■嫉妬■

最近家の近くで子猫の黒猫をよく見かける。生後2ヶ月くらいかも?ながーい足をよたよたさせながらも走り回ってたかと思えば、昨日はモモンガのように木にへばりついてたかと思えば、今日はヒトんちの自転車の上でジャングルジム遊びに熱中してたりなかなかの行動派。

あんまりかわいいから鍵をじゃらじゃらしてみると、寄って来た寄って来た。しめしめとばかりにしばらく遊んでたんだけど、そのうち私の膝でリラックスしてるし。うー、愛いヤツ。

そしたら、どこからともなくねむが現われたから、「ほぉら、友だちだよん」って紹介してみたら、「しゃー」だって。大人気ない。くろちゃんは初めはきょとんとしてたけど、さすがに3度目くらいになると、猫お得意の背中を折り曲げた威嚇のポーズなんかとってるし。どこでおぼえたんだろ?

ところで、くろちゃんに夢中な私を横目で睨みつけながら、どっかへ去って行ったねむ、全然帰ってこなかったんだけど。ふて寝でもしてたんだろうか?


2002年07月08日(月)



 ジャズフェスティバル終了

■無気味■

なんでも北のほうで山が燃えてるらしくって、だからか、今日のモントリオールは曇りというよりは煙ってるっていう感じで太陽が実にヘン。グレーの空にまるでオレンジの満月みたいにぽっかりと浮いてて無気味な感じだった。

ちなみにここのお天気バナーにも『スモーク』って表示されてた。そんなのもあり?

■テーブルマナー■

友だちの家族のパーティにおじゃまする。ちょっとした日本の公園くらいあるグリークレストランのテラスはヒトでいっぱい。一度来たことのある友だちは「あんまりうまくないから期待するな」って言ってたけど、いや、なかなか。柔らかく揚がったカラマリはイカの天ぷらみたいでうまかった。

食事中、私の前に座ってたオトコノコ(推定6才)、パンにバターをたっぷり塗ってるものだから、「そんなにたくさんバター塗ったらカラダに悪いよ」って言ったら「I don't care!」だそうで。なまいき。「いくらバターが好きだからってナイフなめちゃだめよん」って仕返ししたら、「I don't do that!」って、何バカなこと言ってるの?って顔された。くそぉー、なめられてる。

ところが5分くらいしたら、やっぱりなめてたし。私は大人だからソレ見てもナニも言わずにこりと笑ってたんだけど、耳まで赤くなってた。かわいーいゾ。まあ、大人でもやるヒトたまにいるから、don't worry.

■フェスティバル■

今日でジャズフェスティバルも終わり。でも今週の木曜日からは『Juste pour Rire』が始まる。これ、2年前にモントリオールに観光にきた時偶然やってて、全然フランス語がわからなかったにもかかわらず、結構楽しかった覚えがある。オンタリオからのトゥーリストだった私には明らかに英語のノリとは違う雰囲気は新鮮だった。そういう意味では住人になった今もトゥーリスト気分は抜けてないみたい。

そういえば、ルイス君はカリビアンパレードがあったことを知らなかったらしく、「おもしろそうなイベントがあったら誘ってね」ってメールがきてた。しめしめ。じゃあ遠慮なく誘っちゃおうかなぁー。


2002年07月07日(日)



 カリビアンパレード/隣のヒットマン

■カリビアンパレード■

見たこともないような国旗がいっぱい。ブラックなヒトも。ホントにここモントリオール?って感じ。まあ、ハイチの旗持ってるヒトが圧倒的に多かったから、やっぱりモントリオールなんだろうけど。

笑ったのが、パレードの先頭をいく『アフリカンフェスティバル』の宣伝カー。トロピカルなドレス着て踊るヒトタチがみんなホワイトなヒトタチで、隣で見てたブラックなヒトタチ、白けてた。パレードのうしろのほうともなると、あっちのほうで見てたヒトタチも一緒になってゾロゾロ移動してきて、なかなか盛り上がってて楽しそう。それにしてもみんなダンス好き。それにリズム感がいいからうらやましい限り。

そうそう、帰って来てから気が付いたんだけど、オールドモントリオールのほうでは、『日本のまつり』なるモノをやっていたらしい。でも盆踊りとかに興味はないしな。

■隣のヒットマン■

古いビデオは3本借りると安いから、と、3本目に選んだのは『隣のヒットマン』あるてみすさんの日記で感想を読んで、ここの掲示板で『ハンバーガーにマヨネーズ!』で盛り上がって以来絶対見なきゃ!と思ってたのだ。だって、舞台がモントリオールだし。

どうやらマシューペリーとブルースウィリスが住んでるのは134号線の橋を渡ったLongueuilのあたりで、マシューのオフィスがあるのはオールドモントリオールのあたりっぽい。知ってるところがでてくる映画ってそれだけで楽しかったりするんだけど、映画自体も思ってたよりもずーっとおもしろかった。特にレセプションのオンナノコのノリ、実にケベコアーズらしくて笑えた。

2002年07月06日(土)



 『Abre los Ojos』/『Como agua para chocolate』

おうちのヒトタチはみんなお出かけ。ということで、夜はのんびりとビデオなんか見てみたり。来週からのスペイン語のコースを取ることになってるから、予習復習も兼ねて、スペイン語の映画を2本。

■Abre los ojos■

この映画に魅了されたトムクルーズが製作権を買い取り、自ら主役もやってしまった『バニラスカイ』の元になったスペイン映画。きっとお金持ちで美しい顔って設定の主人公に感情移入しながら見てたんだろうな。それともぺネロぺクルスか、やっぱり。

こっちのほうが哀愁が漂ってて好き。主人公のセサーもトムクルーズよりずっとキュートだし。ただ、やっぱりあのオンナのヒト役はキャメロンのほうがいいなぁー。こわくて。

キャメロンってキューバ人の血がまじってるらしいけど、スペイン語話せるのかな?

■Como agua para chocolate■

1993年メキシコ映画。おかあさんが死ぬまで面倒をみるのよ!と結婚することが許されない3人姉妹の末っ子ティタ。おさななじみのペドロから求婚されるけどもちろん反対され、そのおかあさんの提案で、彼は彼女の姉と結婚する。それは愛するティタの近くにいたいからだ、という彼のことを一心に思い続けるティタ、だけど、だけど、、、っていうストーリー。

自分の気持ちを抑えて生きるティタ、料理好きの彼女の秘密のイングリディエンスはアモール♪ だからか、彼女の作る料理はヒトのパッションを駆り立てる。なんでもタイトルの『like water for chocolate』っていうのは、動揺したヒトとかセクシャルな気持ちの高揚を表わすいい回しだそうだけど、ティタが作ったローストうずら、ローズの花びらソース添えを食べたティタのもう一人のおねえさん、ほてったカラダのまんま、通りがかりの兵士と一緒にどっかへ行っちゃった、っていうのはまさしくソレ。このおねえさんがなかなかかっこいい。かたや、おかあさんのいうままにペドロと結婚したおねえさんのほうは悲惨だったな。

『ショコラ』が好きなら、これも好きかも?ってすすめられて見たんだけど、まあ、ストーリーはともかく、たまにはっとするくらいキレイな映像があったりする秀作。ペドロ役のコ、かわいかったし。

それにしても同じスペイン語でもやっぱりメキシカンのほうが聞き取りやすいかも?とはいえ、英語の字幕なしではちっともわからないけど。しくしく。



2002年07月05日(金)



 病院の日

■外国人の日本語■

最近はそれほどでもないけれど、っていうか逆転しているケースもあるみたいだけど、日本語には『オンナのヒトが話す日本語』と『オトコのヒトが話す日本語』があったりするわけで、日本のヒトの彼女または友だち、もしくは奥さんのいるヒトの日本語は必然的に、へんにかわいかったりするから、つい笑ってしまうんだけど、これって失礼だよね。気をつけよー。

で、英語とかフランス語にはジェンダーの違いは全くないのか?というとそうでもなかったりするわけで、私のフランス語、やたらテンションの高いノリになってしまうこともあり得るかも?それは、ちょっと困るな。

どうやら、ルイス君もフレンチ⇔スパニッシュのパートナーを見つけたらしい。うらやましいというか、なんというか、あ、そのオンナノコのことね。

■オピタルの日■

CTスキャン初体験。3時間前からナニも食べちゃダメ飲んじゃダメ、ってことだけど、この暑さでナニも飲めないのはかなり辛い。「あー冷たいモノが飲みたーい」とか思いながら順番を待ってたら、おにいさんが飲み物を持って来てくれた。それも2杯も。バリウムだけど。

味のほうは「うーん、not so bad, I guess」ってことだけど、ひとくち飲んでみてびっくり。『10倍くらいに薄めたカルピス』って感じ?おいしゅうございました。

で、スキャンの途中に入れる薬の点滴の準備。この間看護婦さんに5回も失敗されて大変だったことを伝えると、おにいさん、「ここではそんな痛い目にはあわせないから」と優しい言葉をかけてくれた。とはいえ、実は信用してなかったんだけど、針が入ったことさえ気が付かないままに全て完了。「え?す、すごい」って驚いてたら、もう一人のヒトが「こいつ『ワンショット』って呼ばれてるんだ!」だとか。百発百中だそうで。

で、その後ちょっとKさんとこへおじゃまして、一緒にフォー屋へ行って、おいしいコーヒーとアップルパイをごちそうになった。幻の猫クラトンもめずらしく姿をあらわしてくれたけど、、



2002年07月04日(木)



 ランゲージイクスチェンジ

■ランゲージイクスチェンジ■

なにしろ真剣に日本語を勉強したいと思ってるくらいだから、テキストもちゃんと持ってるらしい。でもどこにやったかわかんないから探さなきゃ!!!、ということ。

ところで、このコ、いまだかつて友だちどころか知り合いにもいなかったHIPHOP系のノリのコで、どこをどう見ても日本語に興味があるって感じじゃない。どうせだから、関西弁とか教えちゃおーかなぁー。うひひ。

■サイクリング■

この間、近所のサルサとかレゲエがバンバンかかってる八百屋で『Que locura enamorarme de ti』を聞いて、やっぱり名曲だからCD買おう♪と、ラテン系も充実してるCD屋へサイクリング。なんと今なら全部25%オフとかで、ラッキー。この手のCDってメジャーのに比べると割高だから、この機会にもう何枚か買っておこうかな。

で。そのあとはサンローラン通りとかフォンテーヌパークあたりをふらふらして帰宅。今日も朝から30度近くある夏日だったけど、こういう日のサイクリングはホント気持ちいい。



2002年07月03日(水)



 ポジティブ思考

■Believe in yourself■

おとといのコ、忘れてなかったらしい。「真剣だ、だって数年のうちに日本に行くから!!!」だそうで。どのセンテンスにも『!』が3つ付くテンションの高いコ、楽しそう。

そういえば、この間「バーとかで出会ったコたちから習うより、君のようにいろんな経験がありそうな大人なヒトから習う方がいいような気がするよ」って言われたんだけど、「大人?そうでもないよ」と謙遜してみたら、「Don't you believe in yourself?」って笑われた。そうね、あんまり信じてないかも。

ちょっと前にはやっぱりアフリカンカナディアンのオンナのヒトに、「Oh, I am so stupid」って嘆いていたら「We do a lot of stupid things, we talk stupid things, however, none of us are stupid, you know?」って言われたっけ。

どっちも、なんとなく教会の神父さんが言いそうな言葉、っていう気がしないでもないけど、つまりは、ポジティブ思考でいきましょーってことだわね。いいかも?

■物忘れ■

アルゼンチンのどっかで日記を読んでたバディからメール。「ぼく、おねえさんいません。忘れたの?」ってこと。えーっと、いや、勘違いしてただけ。だって、ちっとも長男って感じじゃないし。キュートだということについては素直に喜んでくれたそうだけど、「一体どこが?」って聞かれた。そういう素直なところだよーん。

ところで「くみこさん、相変わらずですね」って言われたけど、それは誤解。私なりにちょっとは変わって来てるはず。


2002年07月02日(火)



 カナダデイ/ジャズフェスティバル

■ワールドカップ■

あの興奮をシェアしたくても、なにしろ、みんな見てなかったし。パーティで出会ったトルコ系のヒトなんか、トルコが3位決定戦まで進んでいることどころか、「ワールドカップってなに?」って言ってたくらい。それでもコスモポリタンなこの街の至る所で、期間中はいろんな国の旗を持った移民なヒト、もしくはその国にルーツがあるヒトを見かけたりして、なんか微笑ましかったなぁー。ここしばらくこういうタイプの世界大会がないのは非常に残念。

■ジャズフェスティバル■

『カナダデイ』の昨日、135才の誕生日を祝うかのように夜になってもじっとりとむし暑かった。日本の夏みたい。外のほうが風があって涼しいかも?ってことで、Kさんとこっちで知り合ったAさんとそれぞれのハビー、y、ルイス君と一緒に『インターナショナルジャズフェスティバル』へ。

ところが、二カップルとも早々と帰っちゃった。気をきかせてくれたのかな。ふふふ、しょーがない、でもせっかくだから、と、二人でビール飲みながら12時ごろまでふらふらと。ルイス君ちっとも酔っぱらわないし。つまんなーい。

それにしても、ホントの年は知らないし知りたくもないけど、どう見ても、かなり年下の若い美形のスパニッシュスピーカーのオトコノコをたぶらかす怪しいアジア系、って感じだな、私。まあ、いいけど。楽しかったし。

で、例によってバスが来ないから、メトロの駅から家までぶらぶら歩いてたら、通りがかりにアフリカンのコから「こんばんはー」って言われた。こういうヒト多いんだよね、実に。でも、一応礼儀だから「こんばんはー」って言い返す。そしたら数分後、逆方向へ向かってた彼が自転車で戻って来て「実はぼく日本語を勉強したいと思ってるんだけど」ということ。「あ、そ」こういうヒトもそこら中にいるから、軽く聞き流してると、「教えてくれたら、チーズフォンデューをごちそうするけど」だそうで。でも、ブラックでショートなドレッドロックのコがなぜにフォンデュー? 

なんでも、忘れたけどアフリカのどっかの国の生まれだけど、スイスで育って5年前からモントリオールに住んでるらしい。今はデザインの勉強をしてるけど、そのうち日本に行きたいとかなんとか。こういうこと言うヒトも非常に多いけど、話を聞いてると悪いコではなさそう。

「真剣に勉強したいなら教えてあげてもいいよ」って言うと、「じゃあ、僕はフランス語を教えてあげる」ってことになって、うれしそうにあっちの方へと消えていったけど、今頃はすっかり忘れているにちがいない。


2002年07月01日(月)
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