Laurentides MOVIESBOOKMARKS



 ブラジル戦とかジャズフェスティバルとか

■ブラジルVSドイツ■

「明日の朝家にいる?」とルイス君。「いると思うけど寝てるかも?」って言ったら、「だめじゃん、明日はファイナルだよ!」って言われて我にかえる。

そんなわけで、ちょうど7時には起き上がりテレビ観戦。ブラジルの一点目はカーンの致命的なミス。2点目は文句なしのナイスゴール。霊長類最強のゴールキーパー、テディベアにしてやられる、って感じ。全体としてはドイツもそこそこ攻めててスピード感のあるゲームだったなぁーって思う。どうしても攻めのほうに興味がいってしまうけど、ブラジルのゴールキーパーもなかなかすごいよ、ほんと。

今日はそこら中でブラジルの旗とかサンバ踊ってるヒトを見かける気配。楽しそう。

■流れてる血■

で、電話かかってきた。しめしめ。で、朝のフットボールの話とか昨日の花火の話とかジャズフェスティバルの話とか。

なんでも、もうひとつのフレンチコースのクラスメートのアルゼンティーナのおんぶれ(ほっ)と一緒に見にいったらしいけど、そのコが「どうして、みんな静かに見てるんだ!」って言っていた、というのを聞いて、激しく同感。だって、私も「ひゃー、きれーい」「すっごーい」「かわいーい」ってうるさいタイプだから、回りの冷静さにちょっと困惑してたのだ。「きっと流れてる血がちがうんだと思うよ」ってことで。でも、当然、私の血は彼らの血とはまたちょっとちがうんだけど。

■ジャズフェスティバル■

ただいまモントリオールでは、『インターナショナルジャズフェスティバル』なるものが開催中。ジャズ以外のヒトも含めていろんなコンサートが開かれてるんだけど、ジャズはイマイチよくわからない私はとりあえず、無料のライブで親しんでみようかと。とはいえ、チェックしたのは全部ラテンジャズだけど。

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2002年06月30日(日)



 y tu mama tambien

■ドイツVSブラジル■

さて、明日は早起きしなきゃ!希望としてはブラジルにどんどん攻めてもらいたいんだけど。そのほうがカーン見る機会増えるから。

■y tu mama tambien■

そういえば、まだ見てなかったメキシコ映画『y tu mama tambien』をみてきた。ルームメイトから『さかりがついたみたいな』って言われてた主人公の二人、特にフリオ君はなかなかキュート。

ティーンの二人がスペイン人の人妻を誘ってオアハカのビーチへ行く途中のごたごたを描くっていったストーリーで、セクシーなシーンももちろんあるんだけど、メキシコの田舎のほうの景色とか太平洋の海がきれいで、地元のヒトの雰囲気の描き方もなかなかいい。なんか一緒に旅をしているような気になってくる、そんな感じで、独特のユーモアも笑えるし。なかなかの秀作ではないかと。星は4つほど。

残念ながら英語の字幕にたよりきってたけど、スペイン語の音はたっぷり堪能。スペイン語って、「なになにだよね?」っていう時に「なんとかかんとか、の?」って言うんだけど、この『の?』がホントにかわいい。あと『ぽるけ、の?(why not?)』とか『こも、の?(Of course!)』とか、明日からでも使えるスペイン語、ぜひお試しを。

2002年06月29日(土)



 スペイン語とかパーティとか

■病院■

病院へ。なんでもスペシャリストが集まる日らしい。待ち合い室に居合わせた病院のチャペルのヒトいわく、最近は医学もどんどん複雑になってきていて、先生の知識だけではリミットがあるから、こういう機会に専門家たちからアドバイスをもらって、患者ひとりひとりにあった治療を検討するんだとか。

通された部屋のベッドで横になってると、そのヒトたちがぞろぞろと入ってきて、気分は『まな板のコイ』思わず「ひゃー、so many people!」って思わず叫んじゃったよ。

■スペイン語■

ルイス君「スペイン語ってひとつのことをいうのに何通りもの言い方があるんだぁー」って言ってた。あのマークアンソニーもそんなこと言ってたな、そういえば。でも、例えば?って聞くのをすっかり忘れた。今度機会があれば絶対聞いてみなきゃ。

フランス語もある意味魅力的な言葉だけど、いまひとつスペイン語ほど愛着がわかなくて、どうしてだろうと考えてみたんだけど、これってきっと母音のせいだと思う。スペイン語は日本語と同じで『あいうえお』だけだけど、フランス語はなんと16+3もあるし。日本語を聞いて育った私の耳にはあんまり優しくないわけだ。

というわけで、ルイス君にスペイン語を習いにいくことを伝えたら、「We can talk about it personally.」って書いてきてたけど、Come quieres dicer? えにうぇい, it sounds niceだわん♪


■パーティ■

夜はチリ系カナディアンのヒトんちのパーティへ。実はルイス君も誘ってみたんだけどすれちがい。Never mind.

ラオス系ケベコアとか、レバノンとイタリアンの血がまじってるとか、ドイツ系オンタリオ人とか、トルコ系ケベコアとか、いろんなヒトが来てた。そのうち、リビングルームはサルサクラブと化してたけど、感動したのが、主催者のおかあさん、ひときわ元気に踊ってた。それも3時まで。さすが、純正ラティーノ。こうでなきゃ。

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2002年06月28日(金)



 今日のできごと

■Eメールって便利■

同窓会をするっていうことで、みんなの電話番号を聞いたとき、念のために「Eメールアドレスある?」ってたずねてみたら、驚くことにみんなあるのだ、これが、ロシアのおばちゃんを除いては。まあ最近は当然なんだろ、きっと。

ある占いによると、『タナボタを待ってるタイプ』らしい私、たしかに当たっていないこともないけど、待っててもナニも起こらないことが往々にしてあるってわかってるから、善は急げ!ってことで、早速ルイス君にながーいメールを送ってみる。こういう時だけへんに筆まめ。我ながらあきれるわん。

■おやすみ■

昨日の口答のテストだけど、実はとっても楽しいものだった。まあ、一応絵を見せられて『とるねあごしゅ』とか『こんてぃにゅえとぅどろわ』とかいうのもしたけど、軽く流して、あとは先生、20年ほど前に行ったという南アメリカの話とか、グアテマラのことをどんどん話しまくっておしまい。いいヒト。

11週間のコースは終了。次は8月からだけど、来月なにしよう?

■7月の予定■

ということで、スペイン語でも習いにいこうかと。早速YMCAへ話を聞きに出かける私。めずらしく行動的。別になにかよからぬことを企んでいるっていうようなことはないよ。たぶん。

で、メトロの駅でピックアップした『Voir』に載ってたコミュニティセンターにも足を運んでみた。レセプションのおねえちゃんに「英語で質問してもいーい?」って聞いたら、目がこーんなになって「うう、私あんまり英語話せないのよ。」(ここまで英語、以下フランス語で)「フランス語話せないのー?」って言われたけど、くどいようだけど私のフランス語のレベルも『あんぷちぷぅー』の域をでないし。

まあ、そんなわけで、私はわからない単語は英語でっていうフランス語で質問して、おねえさんはかなりあやしげな英語で、でもていねいに説明してくれて、結局そこでコースをとることに。週に一回だけだけど、楽しみ。楽しみ。

■カーン■

カーンの顔にとっても魅力を感じてしまう。いや、マジで。私の好みはちょっと濃いめの甘いマスクだったはずなのに。いやはや。

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2002年06月27日(木)



 フレンチコース終了

■ブラジルVSトルコ■

今日はテストの日で十時ごろに学校へ行けばよかったから、こちら時間で7時半からはじまったゲームをのんびりと観戦。トルコの選手をテレビで見るのははじめてだったんだけど(あ、日本VSトルコを見てないことがばれるじゃないか!)、うわさに聞いていたほど、顔恐くも濃くもないなぁー。ってきっと濃い顔にすっかり慣れきってしまっているのかも?

どちらも別にこれといってひいきしてるチームではないんだけど、昨日のもそうだったけど、これって冷静な目でゲームが楽しめるからある意味楽しい。そのうちブラジルが一点入れて、どうのこうのしてるうちに学校へ行く時間になっちゃって、最後の10分がみれないまま家を出る。気が気ではなかったけど、途中ブラジルの旗をひるがえしクラクション鳴らしてる車を何台もみかけ、ブラジルが勝ったことを知った。やったー!嬉しいゾ、と、いつのまにかブラジルのサポーターになってる私。

■ルイスくん■

そうそう、ルイス君はペルー人。ところで、彼って、レッスンがはじまったころは、腕にさりげにバングルしてたり、アルパカのショルダーバッグ持ってたり、肌の色もオリーブって感じだったんだけど、いつのまにか、バングルはGショックタイプの時計に、バッグはバックパックに変わって、肌も白くなってきてるし。

英語が上手だから、てっきり英語圏に住んでいたことでもあるのかと思ったら、カナダに来る前に2ヶ月ほど集中コースで勉強しただけだっていうし、フランス語もヒトの十倍くらいのスピードで上達してるし。一年後に会ったら、もうすっかりカナダ人になってそうないきおい。

でも今日でコースも終わり、もう二度と会えないかもしれないなぁー。って思っていたところ、テストの順番が回ってくるのを待ってた時、その彼から「ところで『先生どうもありがとうパーティ』とかしないの?」って提案が!「ぼにで!」ところが肝心の先生は明日からフランスに帰郷をかねたバカンスへ出かけるそうで、彼女が帰ってきたころに同窓会って形でみんなで集まることに。

そんなわけで、ルイス君から電話番号を聞かれたからもちろん喜んで教えたけど、果たして電話がかかってくるようなことはあるのだろうか?わくわく。

■オーラルテスト■

ということで、テストの前にルイス君とチリ人のベロニカが話すのを聞いてたおかげで、頭の中はすっかりスペイン語のとりこ。あー、スペイン語ってホントに耳ざわりがいいんだろう。あ、いけない、いけない、今日はなんたって口答テスト、フランス語で考えるようにしなければ!って思っていた時、他の教室のドアが開いて、子供がゾロゾロとでてきた。

ひゃー、かわいーい。すかさず一緒にいた大人のヒトに「えすくじゅぷぅぷらんどぅるれふぉとでざんふぁん?」と聞いてみた。なにしろ子供って写真撮られるの好きだし、撮られたのをその場で見れるってことでみんな興奮状態。わーって囲まれて、フランス語でなにやらキャーキャー言われて、何言ってるのかはよくわからなかったけど、楽しかった。

2002年06月26日(水)



 年下のコ

■昨日のできごと■

今日も学校だからと、フェスティバルも早めに切り上げ、でも祝日で夜も遅かったからバスは来ないし、夜道をとぼとぼ歩いていたら、通りがかりのヒトから「St Viateurはあっちのほうか?」ってフランス語で聞かれた。このくらいの質問はわかるようになったけど答えるのは至難のワザ「そうだよん。今までそこにいたんだけど、むちゃおもしろいから、行けば?」って英語で言ったら、「じゃあ、一緒に行かないか?」だって。

「明日学校があるから」とお断りすると「何を勉強してるんだ?」と聞かれ、「フランス語だ!」と胸をはって答える私。「フランス語ならぼくが教えてあげるから一緒に行こう」って言われたけど、知らないヒトに付いていってはいけないのだ。ということで、Au revoirしてまたとぼとぼ。

Mont-Royalの通りでバスが来るのを待ってたら、今度は若いオトコノコから「マダーム」と声をかけられる。なにやら言われたけど今度は全然わからなかったから、「へ?」って顔してたら、「バス待ってるの?だったら今夜は97番のバスこの道通らないから、メトロまで歩いてそこから乗れば?」って英語で教えてくれた。親切。彼が教えてくれなかったら、どうなっていたことやら。

このコなんてほんとイマドキのコなんだけど、こういうタイプのコがドアを開けてくれたり、先を譲ってくれたり、ベイビーカーを降ろすのを手伝ったり、とかとか、そういうのを目にするたびに、あーカナダっていい国だなぁーって思う私。単純?

■今日のできごと■

最近は学校がお休みにはいってバスの時刻表がかわったのか、バスが来なくてまたちょっと遅刻。で、いきなりテスト。思ってたよりずっと簡単であっという間に終わって今日の授業はおしまい。うーん、せっかくここまでやって来たのに。ってなわけで、帰る前にちょっと下のカフェテリアでコーヒー飲んでたら、ルイス君があらわれた。ラッキー♪ 

そういえば、この間、ミドルエイジおばちゃんの井戸端会議的ABCの番組にトムクルーズがゲストで現われた時、みんないつも以上に元気でうれしそうだったけど、今日の私もきっとはたからみたら、そのおばちゃんたちのように見えたにちがいない。

■だぶれえれ■

せっかくだから、ルイス君と何を話したのかを書いておこう。

グアテマラに6ヶ月滞在してたことを知らなかった彼、「じゃあスペイン語話せるの?」「うんぽこ」「あはは」おしまい。だめじゃん。せっかくのスペイン語の話題、続けなきゃ。「スペイン語ってきれいな言葉だし、すっごく興味あったけど、『だぶれえれ(RR)』の発音はむずかしいねぇー」「あー、あれはね、こつがあるんだ。舌を前歯の歯茎のところに、こんな風にくっつけて、震わせるといいんだよ」って。きゃー、かわいすぎ。ナマで聞くだぶれえれにもうっとり。

しかし、頭ではわかっていてもできないモノはできないのだ。

ということで、なんと2時間近くツーショットでお話♪しあわせ。ルイス君と話していたらなんとなくバディのことを思い出したけど、二人の共通点はといえば、おしゃべりなところとおねえさんがいるってことか。そんなわけで、おねーさんの扱いに慣れているのかも知れないな?あ、それからキュートなところも。(バディ、どっかで読んでたら素直によろこぶこと!)

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2002年06月25日(火)



 ケベックデイ

今日は『Fete nationale du Quebec』、ケベックデイ。もともとは『Saint-John-the-Baptist day』っていう宗教関係の祝日だったらしいんだけど、、、

街のあちこちでちょっとしたフェスティバルなんかやってて、公園や歩行者天国になったストリートで、みんな堂々とビールが飲める日っていう趣き。とはいえ、あくまでも出店で売ってるプラスティックのカップに入ってるのでないとだめ!ってことだけど。ビール瓶だとポリスに注意されるらしい。

ということでみんなハッピーそう。左の写真のおねえちゃんたちのように、写真をとってた私の前に突然あらわれ、たのみもしないのにポーズとってくれるし。

2002年06月24日(月)



 いろいろ

■似てる?■
フェルナンド(はあと)のヘディングをかわした際に手を強くうった韓国のゴールキーパーの痛みの訴え方がかわいかった。「いてぇー」って日本語で言ってても不思議じゃないって雰囲気。

■フットボール■
ここ最近やってたフットボールにまつわる歴史みたいな番組で、第二次世界大戦中、プロパガンダの一環で、強制収容してたウクライナの選手達とドイツの選手を戦わせるっていうのをやっていた。途中「このゲームで負けないと全員どうなるかわかってるだろうな」って脅されたにもかかわらず、力を抜かず勝ってしまったゆえに、ホントに殺されてしまったとか、そういう話。

次韓国とあたるそのドイツ、「ゴールが認められなかったら、次を狙うだけだ」とかコメントしてるのを見かけたけど、このへんのコメントにもお国柄ってのがうかがえて興味深いものが。

■ライバル意識?■
ところで、そこら中で日本が点数とられたのを喜ぶ韓国人がうんぬんっていうコメントをみかけるけど、フランスが第一戦で破れた時、「これが見たかったから早起きした」って喜ぶカナダ在住スペイン人をニュースでみたよ。なかなか正直でいいなぁーって思ったんだけど。

こういう感情って愛国心とか抜きにしてもあるものでしょ?ふつう。ましてお隣の国ってのはいろいろ微妙。あとそうそう、住んだことのある国とか、友だちの出身国とかのほうが、知らない国とか嫌いなヒトの国よりは愛着わくし。全く知らなかったらどうでもいいけど。

歴史的になんかあった国だったりすると、なにかにつけそれが嫌悪の原因になってしまったりするのはもうどうしょうもないことなんだろうな、って思う。


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2002年06月23日(日)



 人間らしいとか花火とか

CBCのワールドカップ中継、フランス語チャンネルのほうは、パブとかにいそうなおっちゃん二人のそれこそパブでの会話って感じだけど、英語チャンネルのほうはブリティッシュ二人でやけに詳しいなぁーって思ってたら、BBCの放送だった。どうりでイングランドVSブラジル戦、やたら力がはいってたわけだ。

ところで、予想に反して、赤いユニフォームを着たのはスペインだったけど、スタジアムを埋めつくしたのは赤いユニフォームの韓国サポーター。見てるだけで、あー、キムチが食べたくなる、って感じ。ゲームは残念ながらちょっとしか見れなかったんだけど、いろいろあったようで。イタリアやスペインはアジア人ごときに負けたからハラがたってるんでしょ?」とか、「やつあたりするのは大人気ないゾ!」とか言われてるけど、だって誰だって負けたくないだろうし、しょうがない?

実際、審判委員長がミスを認めるような判定もあったらしいし、同じようなことが何度も続けばパラノイアになることもあるだろうな。ちらりとみた前半途中のあたりでもはや、スペインやる気なくなっちゃった?って感じで、思わず苦笑いしちゃうようなファウルってのも結構あったような。まあ、そういうところも人間らしくていいんじゃないかと。

私的に残念なのは、いまごろフェルナンドモリエンテスの存在を知ったこと。かっこいーい♪ でももう見れないなんて、悲しいわん。しくしく。

■□■

昨日の夜は花火へ。今モントリオールでは『国対抗花火大会』みたいなのを毎週末にやっていて、先週は日本、今週はポルトガル。日本の時は小雨でヒトもまばらだったらしいけど、昨日は天気にも恵まれてヒトがわんさか来てた。

花火にもお国柄ってのがあるようで、まるで一昔前の安物のケーキのような色合いのポルトガルの花火は、私にとってはある意味新鮮な感じだったけど、ラストのこれでもかぁーこれならどうだぁーって感じの連発の時は思わず涙がでるくらい笑っちゃった。

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2002年06月22日(土)



 赤いユニフォーム

ということで、イングランド敗退。BBCのニュースいわく『密かに自信があった』らしいけど『夢やぶれる』まあしょうがないでしょー、勝負の世界ってきびしいものだし。

きびしいっていえば、ブラジルの2点目をあげたおばさんみたいなコ、レッドカードってのはちょっとかわいそうな気も。

さて、明日はスペインVS韓国。べつに、共同開催国だから、同じアジア人だからって韓国を応援しなければいけないってことはないわけで、スペインを強くサポート。赤いユニフォームに黒いソックスってのが、情熱的でかっこいーいっていうのが理由ってのはだめ?

ところで、赤いユニフォームっていえば、『辛ラーメン』のパッケージを思い出させる韓国のもそうだけど、明日の試合、まさか両チームとも赤ってわけにはいかないだろうから、果たして赤いの着るのはどっち?

■□■

で、白いのを着た韓国が勝ったそうで。すごい、すごい。

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2002年06月21日(金)



 ブラジルの魅力とか痛い思いとか

なにしろ共通の話題がある強み、休憩時間、ラティーノのオトコノコふたりとなかよくワールドカップの話題で盛り上がってみる。

ルイス君は私同様イングランドをサポートしているみたいだけど、ファンはブラジルとセネガルが決勝に進むって強きな発言。「この間のブラジルVSベルギー見たけど、それほど感動しなかったよ」って言う私に、「ブラジルっていうと、みんなゴールをバンバンきめるような派手なゲームを期待するけど、ブラジルってチームはとりあえず守って、チャンスがきたら一気に攻撃するってチームなんだー(うっとり)」ってこと。なるほどね。

ブラジルのやり方に影響をうけているっていう日本も彼のお気に入りで、特に「あの髪の茶色いヤツ、ってみんな茶色いかぁー」「中田のこと?」「そうそうナカタ、あいつはすごいプレイヤーだと思うよ。」だそうで。

ところで、今日も9時半にやってきた彼、「イタリーが勝った」って言ってたから喜んでいたのに、帰ってきてニュースを見てみたら逆転されてたのね。しくしく。リトルイタリーは悲しみの色につつまれていたらしい。同情。

■□■

で、授業の後病院へ。治療の前の血液検査で、若い看護婦さん血管を見つけられなくて、4回目にしてやっと成功。いてて。ところが点滴の針を入れる際も3回失敗されて、恐怖におののく私。ベテランの看護婦さんが登場して、精神安定剤を飲ませたうえで、再度チャレンジしてやっと成功。

「ちょっと眠気がするくすりだから、今日はタクシーで帰りなさい」とタクシー券を渡された。ラッキー。で、乗ったタクシーの運転手さんの粋なはからいで、ロワイヤル山経由で帰宅。ご飯食べたら、ホントに眠くなって来て、8時半ごろ記憶がなくなり、朝の6時まで熟睡。気持ちよかったー。

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2002年06月18日(火)



 早起きしたついで

朝バスが来なくってめずらしくちょっと遅刻。私をみるなり、ロシア人のおばちゃんはそれはうれしそうだった。毎度のことだけど、月曜日だから出席率悪いのだ。「ホントみんなどうしちゃったのかしら?」って先生が言うから「ファンとルイスはワールドカップを見てるんじゃなぁーい」とか言ってたら、9時半ごろファン登場。で、「ブラジル勝った?」って聞いてみたところ、「うい」。ほらね、やっぱり、そーでしょ。

そのうち、ルイス君もやってきた。この二人、最近は、ワールドカップ見るために早起きしたついでに、フランス語でも勉強しにいこうか、ってノリなんじゃないかと思われる。その割には上達が早いのはうらやましい限り。まあ、ファンのほうは、よく聞けばスペイン語を話してるってコトも往々にしてあるけど。

■□■

で、授業の後、Canadian Cosmetic, Toiletry & Fragrance Associationってところが病院で美容講習会をやるっていうから行って来た。私を担当してくれたボランティアのヒトはアイメイクアップがなかなかどぎついラテン系のヒトだったから少しびびったけど、それなりに手加減してくれたみたい。ほっ。他のヒトタチもみるみるうちにきれいになってうれしそうだった。そういうのを見るのは楽しい。

で、おみやげがなかなか豪華で、どういう基準で選んでるのかは知らないけど、私のは、カナダが誇るMACのアイテム中心に総額150ドルほどの化粧品をもらった。うしうし。

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2002年06月17日(月)



 ナンシー関/イングランドVSデンマーク

そうそう、ナンシー関急死ってのがあったっけ。私も実は「あー、やっぱり太ってたからなぁー」って思ったクチだったりするんだけど。

週刊文春の彼女のコラム、たとえ日本の番組や俳優のことを知らなくても、うーん、するどい!ってうならずにはいられない観察力、大好きだったのに。大好きといえば、彼女のホームページにある『記憶スケッチアカデミー』も。

これ、その名のとおり、たとえば『ペコちゃん』って題材が与えられ、記憶をたよりにスケッチするんだけど、みんなの記憶ってのがいかに怪しいかって思い知らされて笑えるのだ。ホントに。

■□■

さてデンマークVSイングランド。事実、一部で顔がこわいって言われてるトルコのチームといい勝負のイングランドをどうしてサポートしてるのか?っていえば、グアテマラ滞在中に毎日のように通ってた雑貨屋に、オーエンがさわやかな顔で笑ってるペプシのポスターが貼ってあって、それが妙に心に残っているくらいなモノだったり。それに彼の天才的なプレイは魅力的だし。

そのオーエン今大会はじめてのゴールをきれいに決めて、イングランド8強進出。やったー。次はブラジルかぁー。いや、ベルギーかもしれないんだけど。


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2002年06月15日(土)



 キューバの映画

そういえば、昨日のカフェで隣り合わせたイタリア系のおねえちゃん、日本の写真がいっぱいのってる雑誌を読んでいた。「私達そこの国からのヒトなんだけど、日本に興味があるの?」って話し掛けてみたら、なんでも日本人のともだちがいるらしい。で、そのともだちはビーチがあるところの出身なんだけどどこか知ってる?って聞かれて困っちゃったよ。そのおねえさん「イタリアは次は韓国と」って、まるで今日の結果を知ってたみたいなことを言ってたけど、なにしろあの地元の応援。気合いいれてかないとチトあぶないかも?

で、帰り道、トルコの旗を持った二人とすれちがった。トルコがワールドカップにでてるなんて知らなかったんだけど、日本の次の対戦相手だそうで。いったいどんなチーム?

■□■

そういえば水曜日と木曜日にダウンタウンのほうで『Hispanoamerican Film Festival』とかいうのをやってて、『Miel para Oshun』っていうキューバ映画を見てきた。

内容は、小さいころに父親とアメリカに渡り今は大学の教授になっているロベルトが、離ればなれになってしまった母親に一目会うために32年ぶりにキューバに戻ってくるが、行く先々で期待を裏切られ、キューバ人でありながら、地元のヒトとは明らかに違うことを思い知らされ、終始非観的なロベルト、果たしておかあさんに会うことはできるのだろうか?みたいなストーリー。

と書くと、いわゆるソブストーリーって感じだけど、キューバののどかな風景とか、なにかあるごとにどわーって集まってきて、あれやこれやと口をだす地元のヒトたちの描き方が妙にリアリスティックで、見終わったあと、やっぱりキューバに行かなきゃ!って気持ちになったり。

ということで映画はそれなりにおもしろかったんだけど、後ろに座ってたフランス系のおばちゃん3人はどうやらキューバに行ったことがあるらしく、上映中ずーっとなにやらそんなことを話してて、まあ、気持ちはわかるけど、映画の途中のおしゃべりはホントむかつくから、やめてくれぇーって感じ。


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2002年06月14日(金)



 ハッピーなイタリア人

今日はイタリアVSメキシコの日。なのにちょっと寝坊。それでもたまたまそっち方面へ血を取られにいくルームメイトと一緒にリトルイタリーへ向かったのだ。が、リトルイタリーに着いたのはもう朝の9時半で街はがらーんとしてた。「あ、負けたかも?」って思いながら、まあコーヒーでもカフェへ向かった私達。サンローラン通りはヒトでいっぱいでした、とさ。

たなぼたでも決勝トーナメント進出にはちがいないわけで、みんなそれはうれしそうで、そんなヒトタチを見てたら、こっちまですっかりハッピーな気持ちになってしまい、ついでに元気も充電してしまったらしく、そのままサンローランを歩いて南下。

そしたら、サンローランではちょっとしたイベントをやってて、ブラブラしてるうちに夕方になってしまった、っていう一日。

2002年06月13日(木)



 南米的フットボールファン

今日は2週間に一回くらいしかやってこないファンが来たから、休憩時間に「ワールドカップみてる?」って聞いてみたら、「おふこーす!!!」って期待通りの答えが返ってきた。

なんでもそのためにデカいテレビを買ったらしい。彼の出身国コロンビアっていえば94年のアメリカ大会でオウンゴールを決めてしまったヒトが射殺されるってことがあったらしいけど、さすが熱の入れようがちがう。(たとえがわるすぎる?)

今回はコロンビア出場してないけど、どこを応援してるの?って質問してみたら、ブラジル、セネガル、カメルーン、そしてアルゼンチンだそうで、一瞬へ?って思ったけど、彼ってアフリカンコロンビア人だから納得。わりと律儀なヒトだったりするわけだ。

彼いわく「日本みたいな意外な国ががんばってるのを見るのは楽しいよ」ってことだけど、こういう大きな大会につきものの、きまぐれな勝利の女神に見放されることがないように祈るばかり。


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2002年06月11日(火)



 今日のレッスン

月曜日のフレンチレッスンはいつも出席率が悪くて、今日も始まった時点で私とロシア人のおばちゃんとルイス君のみ。先生も「今日はお天気もいいしねぇー」って言いながらも、まだ誰か来るかもしれないって、あきらめきれなかったのか、週末のMont-Royalのイベントの話とかしたついでに、今週の水曜日から『Magnifico』っていう映画のイベントがあるって貴重な情報を教えてくれたり。

なんでも、『Y tu mama tambien』っていうメキシコ映画を無料で上演するそうで、それもアウトドアで。その話をこの映画をみたルームメイトに話したら、「あんな内容なのに外で上映するのぉー!」って驚いてたけど、あくまでもリベラルなモントリオールだからいいのだ。とはいえ、時間は子供連れはストリートから消えた夜の9時半から。見たいけど、あんな内容だからひとりで行くのはチト気がひけるなぁー。

■□■

そうしてるうちに、もう3人ほどやってきて、先生うれしそう。今日のレッスンは「おなかがへった」とか「ちょっと寒い」とかそういう類いの表現のお勉強。だけど、突然「恋してる」ってのがあったりするところがステキ。

さーっと流したところで、ひとり2枚ずつ渡されたカードに描かれてる表現をパントマイムをして他のヒトに当ててもらう、っていうゲーム。私のは「私、しあわせ」ってのと「恋してる」っての。

しかしだ、その恋してるってのはなかなかむずかしい、そういう感情とはながーい間縁がないし。とりあえず、手を胸のあたりで組んで、どっかそのへんを見つめながら、目からはぁとを飛ばしてみたけど。先生は「神様に祈ってるのかと思った」みたいなこと言われちゃうし。

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2002年06月10日(月)



 スポーツの話題

そういえば、ここモントリオールではこの3日間F1が開催されてたもよう。ここから30分くらいのところでやってるからあの爆音が聞こえてくるような気がすることもあるけど、きっと気のせい。実はちょっと行こうかなぁーって気になったけど、チケットソールドアウト。来年あたりにでもってことで今年はテレビでがまん。でも半分くらいのところで飽きてきた。あんまり興味ないらしい。

なんでも子供を中心に人気がでてきてるとはいえ、フットボールはまだまだマイナーなスポーツゆえ、ワールドカップの中継はごく限られたゲームのみ。でも今日はルシーVSジャポンをやってた。結果がわかってるってのはおもしろみが半減することもあるけど安心して見れるってこともあるわけで、とりあえずは初勝利よかった、よかった。

CBCのチャンネルで放映されてるの、解説はなぜかイギリス人のふたりなんだけど、「とってもエンターテイニングな楽しいゲームだ」ってコメントしてた。ただし、日本の首相のことは知らないようで、彼のよろこぶ姿が画面にうつしだされてもノーコメントだったけど。

あ、そうそうモスクワでファン暴徒化とか。となりのクラスにはロシア人の男性が3人ほどいるから明日は出来るだけ顔をあわせないようにしなきゃあ。


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2002年06月09日(日)



 にわかイタリーファン

例のイベントに子供が絵を描いてるところを見に出かけた。が、ついいろんな店に気をとられ、目的の場所についたころには、親に言われるままになんか描いて、とっととランチとか食べに行っちゃったらしく、ほんの数人だけしかいなかった。がっかり。

■□■


カフェにゲームを見にいく計画をたててみる。ねらいは来週13日の『イタリーVSメキシコ』、場所はやっぱりリトルイタリー?ゲーム開始は日本時間の夜8時半ってことはこっち時間で朝の7時半。そこまで行くのに30分としてうーん朝6時半起きかぁー。できないこともなさそう。おいしいカプチーノでも飲みながら。楽しそう♪

ということはやっぱりイタリーを応援しなきゃ。でも実はイタリアのチームのことなんてこれっぽっちも知らないから、とりあえず今日のイタリーVSクロエイシアなんか見てちょっと予習。うんうん、イタリーのチームなかなかの粒ぞろい、あ、ルックスが、だけど。

ゲーム自体はこれといっていいとこなしのまま負けちゃった。イタリア人って悲しみと怒りが紙一重って感じがなきにしもあらずだけど、全身使って怒られるとちょっと恐いから、メキシコ戦ぜひがんばってほしいものだ。

2002年06月08日(土)



 ワールドカップとかハッピーなイギリス人とか

ワールドカップ、『イングランドVSアルゼンチーナ』。ひさしぶりに見たオーエンは大人に、ベッカムはおじさんになっててびっくり。月日のたつのは早いモノだなぁーとか、あ、アルゼンチーナの4番かわいい♪とか思っていたら、奇しくもこの3人がらみで、イギリス先取点!きゃーきゃー。

前大会ではたいへんなことをしでかして、こそこそとイギリスに戻ったベッカムだったけど、汚名返上。よかったね。

で、ベッカム、何をしたのか思い出せずサーチしてみた。便利。そうそう、やっぱりアルゼンチン戦だったんだ。イエローカード級のタックルされて頭にきたベッカム、その相手を蹴り返して退場。ってことでイギリス後半は主力を欠いただけでなく、十人でプレイしなきゃいけなかったのね。

昨日のペナルティキック、「どうする?やる?それともぼくがする?」ってオーエンに聞かれたらしいけど、結局プレッシャーをものともせずにキレイにゴール。さすがだなぁー。

■□■


サンローランの交差点で、奇声をあげるヒトタチをのせたロンドンバスが通りかかった。どうやら、宿命の対決でスウィートリベンジを果たしたイングランドを祝ってパーティ中のヒトタチみたいで、あくまでもハッピー。もうその時点で試合が終わってから12時間経過してたにもかかわらず。

2002年06月07日(金)



 コスモポリタンな街

担当のオンコロジストの先生が病院をやめるそう、で、そこの病院他にも二人やめるから深刻な人手不足。ということで、次の治療からは別の病院へ通うことに。奇しくもフレンチレッスンへ通っている地域。縁があるらしい。新しい先生、なんでも奥さんが日系3世、で、私はここ最近出会った3人目の『くみこさん』だとかで、すっごくフレンドリーなカタだった。

それにしても、この間もふらりと入ったデパナのおじさんが昔2年程日本に住んでいたり、やたら日本人とか日本と縁があるヒトと出会うことの多い今日この頃。そういう運命なのか、それともそれだけカナダのヒトにとって日本って身近な国なのか?なんなんだろう?

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病院の帰り、この間クラスメートのスリランカのおばちゃんから教えてもらったインド系食料品店を目指す。

病院のあたりは閑静なミドルクラスの住宅地って感じだったのが、大通りに出たとたんに雰囲気がガラリと変わってびっくり。歩いてるヒトの大半はどうみてもケベコアではない。通りかかった小学校のグラウンドで遊んでたコの80%はカラード。白いヒトたちもどう見てもロシア系とか東欧系って感じ。聞こえてくるのも英語かもしくは聞き慣れないことばで、まるで外国に来てしまったような錯覚に陥る。

ところがこっちのほうへ戻ってくると私はしっかりマイナーな存在に逆戻り。今日はメトロの駅付近でなにやらイベントをやっていて、再びぶらぶらしながら帰宅。たくさん歩いたから一気に疲れが出てお昼寝して、と、ある意味とってもヘルシーな一日でした、とさ。

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夜は再びMont-Royalのあたりをぶらぶら。駅の前に人だかりができてた。そういうのには弱い私、ナニが始まるのかとわくわくしてたら、地元のヒトのファイヤーダンスのパフォーマンスだった。

そういえば、グアテマラを旅行中ファイヤーダンスを練習中のケベコアを見かけたけど、夏のイベントでひと稼ぎするためだったのね(いや、ちがうかも?)そこそこ楽しかったけど、感動はイマイチ。というのも実は私、サモアで世界チャンピオンに輝いたコのファイヤーダンスを見たことがあるから、だけど。

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帰り道は、道路に突然出没したキャンパスに絵を描いてるアーティストたちを見物しながらぶらぶらと。で、あれだ、ちょっと前にみかけた近所の子供の絵のほうがセンスよかったなぁーって。

子供の絵ってきっとホントは大人の絵をまねして描いてるだろうけど、昨日見た大人の絵はそんな子供の絵をまねして描いてる、って感じ。明日の朝は子供達の出番だそうで。楽しみ楽しみ。

2002年06月06日(木)



 

クラスメートのロシア人のおばちゃん、休憩時間前にだされた練習問題ができてなくて困っていたようなのでちょっとヘルプしてあげる。最近先にカナダに移民していた娘さんをたよってカナダへ移民してきたヒト。なんでも64歳だそうで、よって「新しいことばを勉強するのはむずかしいわん」って言っていた。コースも残すところあと3週間、最後の週にはテストがあるんだけど、真剣に心配してたり、かわいーいなぁー。

授業が始まってからもおばちゃんの隣に座っていたら、「けらーじ あとぅ?」って聞かれ、「シークレットだぁー」って答えないでいると、おもむくままにいろんな数字を書いてきたんだけど、それがどれも私の本当の年よりもずーっと少なかったからうれしかった。「せりばて?」って聞くから、「のん、でぃぼせえ」って答えたら、うひうひ笑いながら辞書をひいてた。それを先生に見つかって「ゆぼふ、なにがわからないの?」って言われてあわててた。かわいーいなぁー。

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で、レッスンの後半はとなりのクラスへ出向いて共同レッスン。となりのクラスの顔ぶれがすごい。ロシア人の男性3人と彼らとつるむ中国人、女性はシリアとレバノンからの二人、ちゃんと頭をスカーフで覆ってるムズリムのヒト。で、ぽつんとタイ人の男性、緊張した雰囲気の中、中立を保っているって感じ(うそ)

で、その怪しい人たちと何をしたかというと、いろんな質問が書かれてる紙を渡されて、その質問に対して「うぃ」って答えるヒトをみつけよーっていうゲーム。これがなかなかおもしろくて、こわい顔したもろステレオタイプのロシア人って感じのおっちゃんが「ネコ飼ってるよ」って急にうれしそうな顔したり、どうやら中近東のヒトタチは朝はコーヒーじゃなくてお茶を飲むらしいってことがわかったり。

でも結局うぃってヒトを見つけられなかった質問ってのが「けべこあの友だちがいる?」っていうの。まあ、ほとんどのヒトが移民してきたばっかりだから、っていう理由だけでもなさそうだなぁー、と。

2002年06月05日(水)



 

この間、授業中にクラスメートのヒトが、チリで地元のヒトに人気があるビーチっていえばビーニャだって言ってた。ビーニャっていえば、もう一年ほど前に南米に渡ったバディが数カ月も沈没してるところ。

彼女にそのことを話したら、今日休憩時間中に「彼はまだビーニャにいるの?」って聞いてきた。「いいや、どうも今はイースター島に行ってるらしい」ってスペイン語でどういうんだったっけ?彼女は英語ができないから、一生懸命考えてみたけど出てこなくて困ってたら、ルイス君がやって来たから通訳してもらう。それにしてもあんなに勉強したのに(!?)もうすっかり忘れてるってのはがっかり。

語学って、会話レベルだと、勉学っていうより、積み重ねっていうか、記憶力の問題っていうか、そんなモノ。ショートカットってのは存在しないよね。って、なんでもそう?

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で、3人でエレベーターが来るのを待ってる間、ルイス君と私、ワールドカップの話題で盛り上がってみる。全然そういうタイプにはみえないけど、フットボール大好きらしい。まあラティーノだもんね。残念ながらペルーは出場してないけど、どうもメキシコを応援してるらしく初戦を飾ったことすごく喜んでた。かわいいなぁー。私はちなみにイギリスをサポートしてるんだけど、そのことはナイショ。

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2002年06月04日(火)



 

今日のフレンチレッスン、ロシア人のおばちゃん、スリランカ人のおばちゃん、そして私と出席はたったの3人。先生「このコースおもしろい?」って本気で気にしてた。「おもしろいよ」って答えたものの、今日は交通標識のお勉強。これに至ってはフランス語で理解する意味がないから、ずばりおもしろくなかったなぁ。

休憩時間の後、外に行って実際に標識を探してみましょー、って言ってるところへルイス君登場♪ わーい。一気にレッスンが楽しくなる。

ところで先生、相変わらず「Arretっていうのは止まれっていう意味よ」って標識の説をしてるんだけど、来る車来る車どれも全然止まんないし。さすがケベコアドライバーズ。

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週末は『Sex and the City-Season3』を堪能。なんたって十時間近くビデオを見てたことになるってのはすごい?下のおねえさんにそのことを話したらあきれた顔してたけど、英語の勉強も兼ねて、ということで。

さて、内容は?というと、シーズン3とはいえ、途中でへたれたまま番組が終わっちゃったAllyとは大違い、相変わらずおもしろい。結局年だけとってちっとも大人になれなかったAllyとちがって、みんないろんなことがあってそれなりに成長していくし。

登場人物の4人はそれぞれプロフェッショナルでスタイリッシュ、遊び相手にも不自由してない、ってのはうらやましい限りだけど、全てを洗いざらしに話せて、困った時にはとんできてくれる3人の女友達がいる、っていうのがなによりもいいなーーー、とか。

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で、今夜、なんでもエリザベス即位50周年を祝うロックコンサートのテレビ中継をやってた。場所もなんとバッキンガムパレスだぞー。出演してる顔ぶれもすごかった。どうすごかったかというと、往年のブリティッシュロックスター勢ぞろいって感じ。一時は、日本にサッカー見に行くから欠席ってごねてたハリーもおばあちゃん孝行したようだし。めでたし、めでたし。

2002年06月03日(月)



 ビデオショップとか古着とかワールドカップとか

週末これといってすることもないから、近くのビデオ屋へ『Sex and the City-Season3』を借りに。今まではここんちのヒトのカードを使わせてもらっていたけど、いい機会だからメンバー登録も。

キュートなフレンチカナディアンのオンナノコ二人のうちの一人が、メンバーズシップの説明をしてくれたんだけど「わたしの英語ちょっとへんだけどごめんね」って、ちょっと恥ずかしそう。大丈夫。私のもへんだから。フランス語はもっとへんだし。

ついでにもう一軒のビデオショップにも寄って、こっちでもメンバー登録。こっちの店はフレンチカナディアンのオトコノコ二人だし、家からも近いんだけど、なにが嫌って、古いビデオがでてる俳優/女優別に並べられてること。どうせなら監督別だったらとっても都合がいいのになぁー。もう少し考えろよ!

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ビデオ屋からの帰り道、古着屋をのぞく。ちょっと気にいったのがあったから値段を聞いてみると一枚50セント!しかも3枚だと1ドル!必死になって見ていたら、カナダのブランドのラムウールのトップが見つかった。でもなんか申し訳なくて、おばちゃんに「もうちょっと払ってもいいよ」って聞いてみたら「2枚で1ドルだ!」って言い張るし。そのうえ次に買い物する時に使える10%割引券をくれた。えーっと、まあ、そういうこと。ハッピー♪

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どんなスポーツでも、バーとかカフェとか行ってみんなでテレビ見ながら盛り上がるっていうのが、こっちのヒト的楽しみ方だったりするけど、なにしろ今回のワールドカップは昨日の日記でも書いたけど時差があるから大変なのだ。こっちの条例では午前3時以降はお酒を出しちゃいけないし。みんなやっぱり飲みたいだろうし、っていうか、朝の7時からそういうところへ出向いてまでゲームを観戦したいっていうヒトがいるかどうか?って感じだけど、いるんだろうなぁ、絶対。

ってわけで、今週の『Mirror(無料のエンターテイメントペイパー)』は、モントリオール市内で異国情緒を楽しみながらゲームが観戦できる店の紹介なんかもあったりして。リトルイタリーでイタリア語の飛び交うなか観戦ってのはアツそう、っていうか暑苦しそう。そうそうフットボールに対するクレイジーさには定評のあるイギリス人が集まるパブも要チェックかも?かも?

2002年06月02日(日)



 洗濯日和とかフットボールとか

昨日からここんちのヒトはお魚釣りへ行っていて留守。

せっかくの土曜の朝、朝早くからねこズに起こされるのはイヤだなぁー、ってドアを閉め切って寝た冷たい私。ところが5時半におしっこしたくなって目がさめてしまう。ふと見ると、ねこズ、台所で待機中。「待ってましたぁー!」ってうれしそうな顔してるし。

でも、さすがに朝ごはんには早すぎる。ってことで、ちょっと残ってたねむのごはんをふたつに分けてあげて、私は再びベッドへ。この作戦はみごとに成功して、ふたりにじゃまされることなく9時半まで寝る。

起きてみると、お天気よくて、風もあって、絶好のお洗濯日和。なんとなくうれしくなるこんな風景。前住んでたオンタリオの街じゃあ、だあれも外に洗濯物干さなかったし。美観をそこねるとかなんとか。でもやっぱりお日さまにあたった洗濯物の乾き具合は乾燥機にはマネできないのだ。

しかしだ、まさか、あんなアクシデントに見舞われることになるとは、、、

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ワールドカップが始まったけど、なにしろ日本との時差13時間。テレビ放送があるころには結果がわかってるから面白み半減。まあ、それほどのファンでもないんだけど、お祭り的なモノに弱い私、しっかり昨日のフランスVSセネガル見てるし。

こっちのヒトにはフットボールは浸透してないから、アイスホッケーのと比較しながらのルール説明もあったりして親切ていねい。夜のニュースではトロントのどっかのカフェで勝利を喜ぶセネガル人を映し出しながら、「カナダってこんなにコスモポリタン♪」って言ってた。たとえ、それがたった3人だったとしてもだ。

2002年06月01日(土)
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