Laurentides MOVIESBOOKMARKS



 New Year's Eve

ということで、New Year's Eve。とはいえ、いつもより車が少ないような気がする以外はこれといって変わったこともありません。でも、とりあえず年の瀬ということで、他のカタたちのように、ちょっと今年を振り返ってみます。

年をとると、時間があっという間に過ぎていくとか、言うヒトもいますが、そうでもないような気もします。ある出来事は昨日のことのようでもあり、ある出来事はもう何年も前のことのように感じることもある、っていう風で、この一年、楽しい出会いがあったり、辛い別れがあったり、ちょっと痩せたかと思ったら、また太ったり、身辺を整理してみたり、生まれてはじめての手術を経験してみたり、実にいろんなことがあったなぁーと、ちょっとがく然とします。ココ数年、これといったこともなかったから、今年まとめてやってきたって感じでしょうか。刺激的だったという点でそれなりに有意義な一年だったと思います。

さあて、来年はどんな年になるのでしょうか?どんな年にしたいのでしょうか?

日記才人の投票ボタン
マイ日記にどおですか?テキスト風聞帳に投稿


2001年12月31日(月)



 隠し事は苦手とか最後の手段とか

昨日の続きだけど、次なる手段ってのがお誕生日カードに寄せ書き。汚名返上を企むあのカナダのおばさんの発案。さすが、伊達に年はとってない。

そういう訳で、何ごともなかったように、みんなが彼の名前を口にしはじめて何日かたったころ、彼が言ったのだ。「僕、あのドイツ人の子の名前、知らないんだけど、こういうことってよくあるよね。仲良くしてるのに、名前知らないって。」

横に座ってたバディは「うん、あるある。ねぇー、けんちゃん」って、けんちゃんも「うん、あるなぁー、そういうこと」って平静を装ってるんだけど、私にはそんなこと到底無理で動揺してしまい、結局全てを暴露してしまった、という話。

隠し事は苦手。ウソもつけない。こういうところが私のよいところでもあり、わるいところでもあるということ、ね。

◆◇◆

ねこくんに会うための最後の手段ということで根回し作戦。猫の手ならぬ、第3者の手を借りることに。

来年そうそう、ニュージーランド時代の知り合いのカナダ人ファミリーがここに短期滞在することになっているんだけど、彼が猫アレルギーときてるから、ねこくんにここに泊まりにきてもらうとしたら、それまでになんとかせねばならぬ!といったところ。転んでもただでは起きない、というか、しつこい。でもしょうがない。そうしたいんだから。

◆◇◆

日本はついに大晦日ねぇー。こっちはあと1日半。なんだか得した気分でもあり、出遅れてるって感じもするけど。

クリスマスイブから降り始めた雪は止むこともなく、かといって、積もるわけでもなく、これといったイベントもなく、なんとなく盛り上がりに欠けたまま新年に突入しそう。

日記才人の投票ボタン
マイ日記にどおですか?テキスト風聞帳に投稿


2001年12月30日(日)



 名前とか猫日記読み日記とか

「ね、ところで、あの2階のヒト、なんて名前だっけ?」
「知らなーい」
「えー!誰も知らないのぉー」
「バディなら知ってるんじゃない?一番仲いいし」
「ううん、知らない。名前呼ぶことなんてないもん」

1ヵ月近くも一緒にゴハン食べてたのに、だあれも彼の名前を知らなかったということに気が付き、焦る私たち。今さら聞けない、どうしよう、って思っていたところ、「私が聞いてあげるわ」と、騒ぎをかぎつけたカナダ人のおばちゃん。

次の日、「ねぇー、わかった?」と私。返ってきた返事は、、、
「あのね、聞いたんだけどー、、、忘れた。ごめんね。」
やっぱり、日本人の名前はカナダ人にはむずかしすぎたようだ。

結局、次なる手段で、無事名前がわかったこのヒトへ、久しぶりにメールでも書こうかなぁーって思って、思い出したエピソード。

◆◇◆

前代未聞の猫日記読み日記なんかはじめてみようかと思うと書いたところ、別名『ねこいた』と呼ばれているひとことBBSでこちらが、『最近のお気に入り』を紹介してくださってた。で、早速チェックしに出かけたら、かえって来れなくなっちゃった(汗)でも、よくよく考えてみたら、「かわいーい」とか「うーん、好き好き」以外に何が書けるというのだ!

そういえば、愛蔵太さんとかいうヒトがねこくんの日記を読んだ時のコメントも「とても可愛い猫の写真とその日常生活が書いてあるページです。どうも可愛すぎてレビューがむずかしいです。」ってのだったっけ。

どおりで、だぁれもやらないはずだ。

日記才人の投票ボタン
マイ日記にどおですか?テキスト風聞帳に投稿


2001年12月29日(土)



 ホントの自分占いとか猫かわいがりとか

もはや、朝のルーティンって感じでやっているあるてみすさんの日記の占い。今日の占いの結果だけど

●理性度●かなり高め。
●感性度●一般的。
●感情度●低め。自分の感情や周囲の意見に振り回されることなく、冷静に状況を判断しながら適切な行動ができます。
●欲望度●高め。変化と自由を求め、時代の波に乗って柔軟に生きることを強く欲しています。
●思考度●低め。即断即決型、それでも失敗することが少ない。
●愛情度●やや低め。自分では真剣な愛情を欲していると思っていますが、本当に求めているのは、束縛されない自由な愛情。

自分では、感情豊かで、真剣な愛情を欲する情熱的なオンナだと思ってたのに、ホントは違うらしい。あたっているだけに、ちょっとくやしい。まあ、無理せずにがんばりなさい!ってことかもね。

◆◇◆

さあて、年末ってことで、来年の抱負とか。って別にないけど、友達が送ってくれたクリスマスカードのねこちゃんと同じようなことを願ってみようかな。


ほかにも、「おしゃれできますように」とか「おいしいもの食べれますように」とか、かわいいのだ。あ、あと、私のことを猫かわいがりしてくれるヒトに出会えますようにってのも付け加えておこう♪

日記才人の投票ボタン
マイ日記にどおですか?テキスト風聞帳に投稿


2001年12月28日(金)



 ケースバイケース/つまらない年末

家はセントラルヒーティングってので、設定してる気温よりも低くなると、地下室のボイラーのガスが自動的に点火するというシステム。さすがに外の気温がマイナス5度以下ともなるとその頻度も高くなり、夜中に突然、下の階から「ぼわぁーん、カタカタ」って音が聞こえてきたりするんだけど、例の座敷わらしが下でワルさでもしてるんじゃないかと、心配になる今日この頃。

心霊写真っていえば、去年もアンティグアの教会で、顔の部分がない神父さんの写真ってのを撮ったんだけど、闇に葬られてしまったらしい。(間違ってデリートしちゃったってことだ)もしかしたら、なんか不思議なパワーでもあるのかな。やっぱり南アメリカ行ってシャーマン教室にでも、、(以下自粛、あぶない、あぶない)

◆◇◆

みかんの皮がむけないどころか、靴下を自分ではけない、身体が洗えないというヒトもいるとかで。結論からいえば「そのくらい自分でしろよ」って思うけど、そういえば、こういうことがあったっけ。

アンティグアでのある晩、せっせとお鍋とかお皿とかを洗って片付けていた私。「あ、それ、ぼくのなのに。洗ってくれてありがとう。」と、ニコラ。「It's my pleasure」と私。「みえすいたことしてぇー!」と回りの連中。さんざん憎まれ口をたたかれたけど、しょうがない。だってニコラはドレッドロックがよく似合うブラッドピット似のパーカショニストのイタリア人だから。自分達だって、可愛い女の子にとる態度は、私に対するソレとは全然違っていたじゃないか。そういうものなのよ。

◆◇◆

昨日の夜、ニュース見てて思い出した。Boxing Dayのセール見のがしてた。Boxing Dayってのは本来はクリスマス前にいろいろお世話になったポストメンに贈り物をする日だったはずなのに、最近は、クリスマスに欲しいものをもらえなかったヒトタチが、自分のためのプレゼントを買い漁る日という感じ。そういうことも大切でしょう。

そんなわけで年末だけど、こっちは大掃除は春にするモノって決まってるし、おせちをつくる習慣もないから、特別せわしくなる気配もなし。なんかつまんない。 

日記才人の投票ボタン
マイ日記にどおですか?テキスト風聞帳に投稿


2001年12月27日(木)



 座敷わらしとかゴーストライターとかForgivenessとか

Image Hosted by ImageShack.us">


昨日の写真、天使かも?いや、座敷わらしかも?ってコメントをもらったけど、よく見ると前髪がざん切り、頭のてっぺんはもろ寝癖って感じでキュート。毎晩出没してくれたら、新しい日記を始められるのに(笑)←かなり本気

◆◇◆


バディからメール。なんでもまたボリビアに戻ってて、ルレナバケっていうアマゾンのジャングルへ釣りしに行って、でもピラニア一匹しか釣れなくて、で、その夜キャンプしてたら、一晩で2メートルちかく川が増水しちゃって、おかげでテントが水浸しになって大変だったとか。彼の旅はハプニング続きでおもしろいから日記で公開したら?ってエンピツに日記スペースをセッティングしてあげたのに、全然更新してないし。私がゴーストライターにでもなって続き書こうかな?

◆◇◆


ちょっと前にテキスト風聞帳で話題になってた『みかん』の話。総体的に「みかんの皮くらい自分でむけよ」って意見が多かったみたいだけど、「みかんの皮むいてくれないなら食べない」っていう風になっていったいきさつを想像してみると、まあ、しょうがないかなぁーって思う。

好きなヒトのためにみかんの皮をむいてあげるのを楽しめるヒトもいるだろうし、そういう雰囲気が楽しいと思う時期もあるだろう。でも、ふとしたことで「なんでこんなめんどくさいこと、私がしなきゃいけないのよぉー」と思うこともあるだろうし、相手だって「今まで楽しそうにやってくれてたのに、今さら自分でむけ!って、そりゃあないだろ!」って怒りたくなることもあるだろう。つまりは、大したことではないんだな、みんな自分勝手だしってことでしょう。

そういう自分を許し、相手も許してあげるっていうことがどうも私の最近の最大の課題なのかも?でも、頭ではわかってはいてもなかなか実行できないものなのだ。

2001年12月26日(水)



 心霊写真?とか童話とか

今日はクリスマス、ってことで、いつもは週7日開いてるコーナーショップまでお休み。道もがらがら。窓から見えるアパートは夜になっても電気のついてる部屋が一つもない。朝から塵のような雪が降ってて、今晩は気温もマイナス10度くらいまで下がるらしいし、実にクリスマスらしい日となった、っていうところ?

◆◇◆

Image Hosted by ImageShack.us

昨日撮った写真を整理してて、こんなものを見つけてしまったんだけど。わかりにくいかもしれないけど、いわゆる『心霊写真』のようなもの?ごらんのように椅子と壁の間は数センチしかないのに、どうしてそんなところに子供の頭が、、、みたいな。でも、右手に写ってる子供の髪型に似てるような気もするから、きっとアクシデントなんだろうけど、そうとでも思わないことには、下の階に行くのがちょっとこわかったりして(笑)

◆◇◆


昨日遊びにきてくれた小説書きの友達に、私が友達の子供のために買った本の朗読なんかしてみたり。彼にはあのかわいい絵が見れないのが残念だけど、ユーモアにとんだ韻を含んだ文章はすごく気にいっていたもよう。

で、しばらく童話の話で盛り上がったんだけど、突然「そういえばこういうのもあったな」って聞き覚えのあるフレーズを口にした。「I smell the blood of an Englishman. Be he alive or be he dead, I'll grind his bones to make my bread.」イギリス人のオトコノコの子供たちにはかなり残酷。寝る前にこんなの読まれたら悪い夢見そう。

2001年12月25日(火)



 クリスマスイブ

「さあ、今日はパーティだ!」と気合いをいれたせいか、キズ口がちょっと開いてしまったらしい。慌てて、近所のドクターへ。「How do you do?」とか言いながら入って来たのは、2ヵ月前に検診してくれたシャイなヒト。あれこれ話をしているうちに「あ、おぼえてるよ。そうか手術したんだ。そうだと思ったから、いろいろ段取りをしたんだけど。そうか、やっぱり僕の判断に間違いはなかったんだ、よかった。よかった。」と、やたらうれしそうだった。よかったね。

◆◇◆

Image Hosted by ImageShack.us
託児所、ではありません


夕方になってから、雪がちらつきはじめて、待望のホワイトクリスマス、ラ・ナビダッド・ブランカ。

骨付きハムにクローブを刺して、ハニーを塗って、一緒にローストするスウィートポテトとパンプキンを切って、と準備が整ったころにみんな勢ぞろい。けど、なにしろ子供が3人だから大変な騒ぎ。ほおっておくと、それぞれ勝手にどこかへ消え失せ、好きなことをはじめてしまう、オトナも子供を追って大移動。で、なぜか、二人のオトナのオンナに追われてるマルセロだけど、年上のオンナには興味がないのか、同い年の楓ちゃんばっかり気にしてるし。なのに彼女は知らんぷり。「もったいない!」って、おかあさん。こらこら(笑)

なんやかんやで、3コースを終えるころには11時になっていた、という感じ。

みんなが帰ったあと、お皿をディッシュウォッシャーに突っ込んで、コーヒーを一杯飲んだところで、疲れがどぉーっと襲ってきて、そのまま就寝。で、朝の10時半までぐっすり。こっちはまだクリスマスだけど、日本はBoxing Dayになっちゃったのね。先越されちゃってるし。

2001年12月24日(月)



 未練がましいとかクリスマスの準備とか

Image Hosted by ImageShack.us
ホリデー気分100%のおうち


ちょっと早く寝たら、2時間後に目が覚めてしまった。恥ずかしいけど、ねこくんの夢をみてた。あー、未練がましいな。

突然ねこくんをおいて6ヵ月も旅行にでた私が悪かったのに、その間どんなにさびしい思いをしたかもしれないのに、Dashっていう黒猫といつでも遊べる今の環境のほうがねこくんには楽しいはずなんだってことはわかってはいるんだけど。

という気持ちとはうらはらに、旅行にでなければいけない理由があって、その間ねこくんが困らないように配慮もしてたし、ねこくんを可愛がってくれているアンジーにも感謝しているんだから、たまには会いたいなぁと思ったって、別に彼女にとってもねこくんにとっても悪いことではないはずだ、とか考えているところが、私のあさはかなところ。過去ってのは厄介なもので、しがみついてるとロクなことがないと思うよ、ほんと。

◆◇◆

ということで、今日は朝から明日の準備。スターターはお酒のおつまみになりそうなモノということで、ムール貝のマリネ、アスパラガスのベーコン巻き、ベトナム風生はるまき、バッファローチキン。

バッファローチキンってのは手羽先のフライドチキンのことで、発祥地がニューヨーク州のバッファローだからってことだけど、やっぱりどうしてもHootersのイメージが。まだ行ったことないけど。サーブする時には、やっぱりオレンジのショーツをはくべきだろうか。←嫌がられそう(笑)

あと、デザート用に、ブラウニーとクリームキャラメルとパブロバも作ったし。パブロバってのはメレンゲパイのようなもので、ニュージーランドを代表するデザート。どこが『北アメリカ風クリスマス』だ!ってメニューだけど、まあいいや、北アメリカっていろんな文化が混じりあったところだし。

2001年12月23日(日)



 クリスマスディナー計画

最近の土曜日の午後の楽しみといえば、ラティーノポップのヒットチャートを見ることだったりするんだけど、なんと、アメリカのアイドルグループ、NSyncまでがスペイン語バージョンの曲をリリースしてるし。やっぱりもうちょっと真面目に勉強しよう。将来なにかと役にたつこともあるかもしれないし。

◆◇◆

こっちのクリスマスはというと、日本のお正月のようなもので、家族で祝うというのが普通。家族のいないモノにとってはなんともさびしい習慣なんだけど、今年は友達を呼んで、ささやかなクリスマスイブディナーなんかしてみることにしたから、今日は友達と一緒に買い出しへ。

その前にちょっと寄った店で、猫を天使に変身させるグッズが売られてて、ちょっとキューンとなったけど、今は嫌なことは考えないようにして、と。時が解決してくれることもあるだろう。

スーパーもホリデー前のラストスパートみたいな感じの賑わい。「さぁて、買うぞ♪」と気合いを入れてみたものの、せっかく書き出したショッピングリスト持ってくるの忘れてるし。Typical! それでも、必要なモノは一応全部忘れず買ったみたい。さすが。

友達にとっては今年のクリスマスが北アメリカで迎える最後のクリスマスになるかもしれないから、出来るだけ北アメリカらしいクリスマスの料理をと、はじめてハムのグリルにチャレンジするんだけど、うまくいくかな?失敗した時のためのメニューも考えておいたほうがいいかもしれないな。

日記才人の投票ボタン
マイ日記にどおですか?テキスト風聞帳に投稿

2001年12月22日(土)



 Bitch!

気分が悪い。いや、身体の調子は異常に眠たい以外はエスタ・ビエンなんだけど、問題はねこくんの今のオーナーからのメール。

彼女は私がグアテマラに行ってる間、ねこくんをルックアフターしてくれてたんだけど、しっかり情がうつってしまっていて手放すのを拒否、ねこくんが醜い親権争いに巻き込まれるのは可哀想だからとあきらめたのだ。オトナだから、私。

とはいえ、会いたい気持ちは日に日につのり「ねこくんに一度お泊まりに来てもらえるとうれしいな」って、最初のメールを書いたのが8月、「返事待ってるんだけど」っていうメールを送ったのが11月、なのに音沙汰がないから、ついにしびれを切らして二日ほど前に「クリスマスホリデーで帰省するときは、お願いね、って言ってたでしょ。喜んで猫シッターするわ」っていうメールを送ったんだけど、その返事が、、、

「ホームタウンに連れて帰るから」ってのは、どおよ?!

ちなみに彼女にはもう一匹猫がいるのだし、たった二日くらいどおってことないと思うんだけど。これって「いい加減に諦めれば?」って言われてるも同然?世の中、私のために回ってるってヒトなのかな?そういうヒトには何を言ってもムダなような気もするし、あー、どうしたらいいんだろう。

2001年12月21日(金)



 日帰り手術♪

今日はニ度目の手術の日。雪がうっすら積もった道を歩きながら病院に向かう途中、半袖のシャツに頭にはサンタの帽子をかぶった20プラスの男の子が犬とたわむれていた。「寒くないの?」って思わず聞く私、「うん、寒い」って答える彼。なら、なんか着ろよ!

病院はすっかりクリスマスムード。看護婦さんはみんな、サンタとかトナカイとかの絵がら入りのトレーナーとかベストとか着てるし。そんな雰囲気もあってか、今回はすっかりリラックスした気分で手術室へ。麻酔担当のヒトと血圧当てっこゲームを楽しむ余裕も。でも今日の麻酔は、血管が萎縮するような感じでむちゃくちゃ痛かった。「アウチ、アウチ」と文句を言ってる間に記憶がとぎれ、5時間後には退院。

くらくらするのをある意味楽しんでいたんだけど、気がついたら爆睡。ちょっと前に目がさめて、しっかり日記を書いているというところはさすがだ。←なにが?

2001年12月20日(木)



 見た目が大切とか未練とか

ベークドチーズケーキを作ってみる。でも、記憶にないんだけど、どうも丸い型を捨ててしまったらしく、しょうがなくパン型で代用。で、味はたしかにチーズケーキなんだけど、やっぱりイメージが、、、見た目も大切ってことは確かにあるな、って思った。

◆◇◆


さて、明日は手術の日。ニ度目だから余裕しゃくしゃく。だけど、二度あることは三度ある、ってのは勘弁してよ、ドクター。

2001年12月19日(水)



 ショッキングな画像とかヘアスタイルとか

ここに空メールを付けてる理由のひとつに、新しいヒトとの出会いっていうのもあるんだけど、今日はじめて気がついた。日記才人でメールアドレスから登録日記を検索っていうのが出来なくなっていたのね。しくしく。

◆◇◆


例によってTLCチャンネルで見た話題。闘うスパーム、受精のシーンなんだけど、強いスパームをサポートするために、ディフェンスに回るスパームが、弱ったスパームに最後の一撃!っていう画像。神秘的というよりは、スペースゲーム的。ある意味ちょっとコワかったのだ。

◆◇◆


この間はボリビアにいたかと思ったら、またペルーに逆戻りしたようで、ティティカカ湖にいるバディからメール。なんとスペイン語だ。なまいき。ということで、負けず嫌いな私、さっそく応戦。でも、相手が相手なら、「te quiero」を連発するとか、マークアンソニーあたりの曲をそのまま写すとかできるけど、そうはいかないから、辞書をひきながらテキトーに書いてみたけど、なんか初級スペイン語のテキストの例文みたいなメールになってるし。つまんない。

なまいきといえば、バディ、最近ついに、ドレッドロックにしたらしい。ボブマーリーのヘアスタイルっていえばわかるかな?

実は大昔レゲエが好きだったころから、機会があればしてみたいと思い続けているヘアスタイルだったりするんだけど、なにしろ染めてはいるがもともと髪が黒いうえに多いから、頭でっかちになりそうでコワイ。第一、普段着てる服とイメージがあわない。そんなヘアスタイルにしたが最後、見かけで損をすることも更に多くなりそう。とか、考える前に年をわきまえなさい!自分、って感じ。

2001年12月18日(火)



 バニラスカイ/クリスマスショッピング

『Vanilla Sky』を見て来た。感想は、予告編のほうがおもしろかった。

監督のキャメロン・クローの前作『Almost Famous』はなかなか良かったけど、この映画は彼のタイプじゃないし、トムクルーズはどう考えてもミスキャストだと思う。彼って単にペネロペクルスと共演したかったが為に、この映画のリメイク権を買ったのではないかと思えるんだけど。

でも、予告編で見た時にはCGなのかと思ってたシーン、「パーミッションさえあればあんなことも出来るってのは驚きだろ?」って、トムクルーズがRosieに出てた時言ってたけど、確かにあれはすごい。

◆◇◆


映画の後は、クリスマスムードで盛り上がるモールとその近辺をうろうろ。プレゼントを選ぼうとまずは本屋へ。絵がかわいいモノをと物色しててみつけたSandra Boyntonってヒトのが文もおもしろいから、他のも全部読んじゃってるし。それも吹き出しながら。我ながら無気味。回りにヒトがいなかったからよかったものの。

本屋に来たら、隣のペットショップものぞくというのがお約束だから、猫を見に行ったんだけど、ここしばらくはそのコーナーはクローズだそうで。『ペットをギフトにするのはやめましょう』っていうはり紙がしてあった。そういえば、この間、ひとこと掲示板で紹介してもらったビビアンイーストウッドや三宅イッセーによる犬のファッションショーの主旨もそういうのだったっけ。犬や猫の迷惑になるようなことはやめましょう!

その後は本格的に寒くなる前に、ウールの帽子を買おうとGAPへ。店内、やたら若い女の子が多い。それも、みんなメンズのトランクスのコーナーに群がっているし。「ジェイソンだったらこっちじゃない?」「えー、やっぱりこっちのほうが」とか楽しそう。エレファントパンツのほうがいいんじゃない?と、心の中でつぶやく私。

2001年12月17日(月)



 Student?とかリアルなテレビ番組とか

近所のコーナーショップへ行ったら、店番のコリアンの男の子がめずらしく愛想よく話しかけてきた。「学生してるのか?」って聞かれて、そんなに若く見えるかしらん♪と内心ウシウシ。だけど、冷静に考えてみたら、こんな街に住んでる日本人っていったら学生してるくらいにしか考えられないってことね。学生に年齢リミットもないわけだし。

そろそろ真剣にナニをしたいのか、っていうか、ナニができるのか考えなきゃいけないんだけど、いっそのこと学生でもしようかな。ふーむ。

◆◇◆


この間、バフィに夢中になっていてマークアンソニーをみのがした。見たい番組が同じ時間帯に放映されるってのは困るのよねぇー。でも、思い出したのだ。このテレビにはもうひとつ小さなスクリーンが画面の片隅に現れて、裏番組のチェックができる機能がついていることを! この機能の為に100ドル多く払ったのにすっかり忘れていた私。損するところだったよ。

とはいえ、いつも見る番組はドラマなら『Sex and the City』『Practice』『Ally McBeal』くらいで、あとはTLCチャンネル。このチャンネル、やたら病院関係のプログラムが多いんだけど、手術や出産の様子とかがボカシなしで見れるってところがすごい。赤ちゃんが生まれてくるシーンを見て何十回泣いたことか。でもさすがに、この間見た帝王切開はかなりびびった。

で、早速そのことを日本で医者をやってた友達に話したんだけど「あ、私、それ直にみたことある。すごいでしょ」って、あくまでもクール。さすがだなぁーと妙に感心してしまったわ。

2001年12月16日(日)



 さつまいもプリン/Winner! /不思議な文字

さつまいもプリンってのを作った。忘れないうちにメモ書きしておこう。さつまいも大きいのを半分くらいを茹でてつぶしたのに、卵4つとお砂糖60gを加えてよく混ぜ合わせておく。そこに温めたココナッツミルク200ccとクリーム50cc、注いでミックスして、バニラエッセンスを適量加えて、あとは普通のプリンをつくる時と同じ要領で180度くらいのオーブンで50分ほど蒸しながら焼くだけ。おいしかった、けど、画像はあんまりおいしそうに見えないので省略。

◆◇◆


朝、ここのお天気バナーに表示されてた『Freezing Fog』という聞き慣れない言葉をチェックしようとバナーをクリック。結局わからず、じゃあっていうんで、カナダの体感温度分布図を見ていたら、上のほうに『Winner』ってのが、チカチカしてた。

なんでも『1400ドル相当のフロリダ一週間の旅が130ドル!』とかそういうのが当たったらしい。『3分以内にココへ電話してください』というメッセージの下には、秒読みのクロック付き。「きゃー、急がなきゃ!」って電話してしまいそうになるが、そこはあれだ、大人だから私。あせらず規定を読んでたら、これにいくら、あれにいくらと加算され、おまけにフロリダまでの航空券は含まれてない。で、合計した金額をカナダドルに換算してみたら、その値段だったら、オールインクルーシブのパッケージツアーで、キューバとかカンクン行くほうが安いという結論に達した。通常どおりならこの時期、そんなところはカナダ人ばっかりだろうから、どっちにしても行かないけど。

◆◇◆


なんでもオンタリオ州は『Telehealth』とかいう看護婦さんによる電話での24時間カウンセリングサービスを始めるらしい。送られて来たパンフレットは英語とフランス語で説明されてるんだけど、他の言語での説明が必要なヒトはこれにチェックして送ってね♪っていうハガキが入ってた。イタリア語とかスペイン語とかそういうのはアレだけど、最後のところのこれ、なんだかすごい。

2001年12月15日(土)



 アメリカの子供向けのテレビ番組とかカタカナ語とか

朝コーヒーを入れている間に、キッズ向けの番組を見てたんだけど、こんなエピソードをやっていた。

テディベアと恐竜と猫がそれぞれ料理を持ち寄って楽しいパーティ。の、はずだったのが、お互いに他の子の料理がおいしいとは思えなくて困ってしまう。で、「We are all different. We understand that.」っていう猫の言葉にみんな納得して、結局自分が持って来たお気に入りの料理を食べはじめる。でも、恐竜がテディベアのカップケーキをちょっと食べてみたくなって、それにつられてテディベアも恐竜のたんぽぽのパイを食べてみる。

で、「思ってたよりおいしいね♪」ってたのしそうにしてるふたりに、猫が「じゃあ、ぼくのオイルサーディンも食べてみる?」って聞くんだけど、「今日は遠慮しとく。でもいつかきっと。うん、いつかきっと」って言われちゃうのだ。しくしく。でも猫は、さほど気にとめることもなくおいしそうにサーディンを食べ続けるってところでおしまい。

なんとなく感動してしまったんだけど。

2001年12月14日(金)



 ビンラディンのビデオとか看護婦さんとか

今日のお昼前に例の『ビンラディンのビデオ』が公開されたけど、なんとなくうさんくさい。っていうか、最近は何をみても、つい「話がデキ過ぎてる」とか「裏がある」とか思えてしまうんだけど。実際、翻訳にてこづっているというのがビデオの公開が延期になっていた理由だけど、今日、偶然なのか、弾道弾迎撃ミサイル制限条約とかいうのから脱退したっていうし。なんだかなぁー、って感じ。

◆◇◆


手術後は2、3日置きにマーガレットという看護婦さんが訪問してくれてたんだけど、先日ドレインも取れたので今日が最終日。今日はお孫さんの写真を持って来てみせてくれた。中国で英語を教えている息子さんに送るらしい。「独身なんだけど、どうも中国人の彼女がいるみたいなの」って言う彼女に「It's wonderful!」って祝福してみたけど、ちょっと戸惑いを隠せないって感じ。まあねぇー、わからない気もしないでないけど。

帰り際「ここに行ってみるといいわよ」と、無料でヨガとかタイチのレッスンを受けれるボランティア団体のパンフレットを渡されて、ふと見ると、おばさんの目がウルウルしている。心遣いが伝わってきて、とってもうれしくなったから、ハグして「Thank you」って言ったとたん、こっちもウルウルになってしまい、困った、困った。

で、お昼に友達が来ることになっていたんだけど、約束の時間を過ぎても現れないから、もしかしたら?と留守電をチェックしてみたら、急な用事ができたので明日は行けません、というメッセージ。ありゃ。ランチ用にたっぷり作ったスープ、どうしよう。

2001年12月13日(木)



 「イヤなら見なければいい」とか偶然とか

ある日記に書かれてた「イヤなら見なければいい」について、ぼんやりと考えたことをまとめてみた。長くなったから、どっかこのへんに。

◆◇◆


昨日から今日にかけて、ボリビアにいるバディから「教会へのお百度まいりが効いたみたいでしょ♪」ってメールがきたり、「いただいたコメントメールが文字化けしてて読めませんでした。」ってメール送ったあとで、そのメールを送ってくれたのは知り合いだということに気がついたり、ひとことBBSみたらこうじくんがコメント残していたり、とか、突然グアテマラでの楽しい日々がよみがえってきて、すっかりノスタルジックな気持ちになってしまったわん。

気が向いたときに読んでくれて「あー、あいかわらずだな」と思ってもらえれば、それだけでうれしい。また、どっかで会えればもっとうれしいけど。

2001年12月12日(水)



 Second Language/Good News

ある日記に書かれてた「イヤなら見なければいい」について、ぼんやりと考えたことをまとめてみた。長くなったから、どっかこのへんに。

◆◇◆


昨日、あまり大きな声では言いたくないけど『Rosie O'Donnell』を見ていたら、ペネロペクルスが出てきた。Rosieは口から生まれてきたようなヒトなんだけど「フロリダとか行って、ちょっと試しにスペイン語でも話そうものなら大変な目にあうわ」とか「さすがにスペイン語ではジョークは言えないのよねぇー」とか言った後で、ペネロペクルスに「英語の生活は慣れた?」と聞いてた。「勉強してるけど、まだまだ相手が言ってることがわからないことが多くて大変」って、ちょっと悲しそうな顔してたのが印象的。

なんでも恋人のトムクルーズ、日本のNHKの英語講座にノーギャラで出演するとかしたとかいう話だけど、単なる偶然ってわけではないのかもね。

◆◇◆


今朝病院へ行って、検査の結果を聞いて来た。診察室に入って来た先生はあいかわらず無表情だからドキドキ。先生がナニか言い出すのを待っている間に、机の上に報告書を発見。で、覗き込むと『ネガティブ』の文字。やったぁー。転移はないらしい。だけど、来週もう一回簡単な手術をするとのこと。がーん。また絶食しなきゃいけないらしい。次はリバウンドがないように気をつけなければ。但し、今回は入院なし。ホントにしなくていいの?

2001年12月11日(火)



 フレグランスコーナーのグッドルッキングガイズ

このあたりで、唯一のデパートは、カナダの歴史に深くかかわりのある創業320何年だかのハドソンベイカンパニーっていう会社が経営する『The Bay』という店のみ。ってなことはどうでもよくて、つまりは、昨日このデパートへ行ったってことなんだけど。

デパートといえば、フレグランス/お化粧品のコーナー。クリスマス前ってこともあって、カウンターにはいろんなギフトパックがディスプレイされてて、見ているだけでも楽しい。実は、フレグランスのコレクターだったこともあるくらい、好きだったりするし、普段はつけないのに。これだけヒトで賑わっていれば、セールスのヒトにつきまとわれることもなくテスターが試せるから、もおハッピー♪ で、ふと、男性用のカウンターを見ると、グッドルッキングな男の子が二人。「ははぁー」って思ったね。

この時期、男性用のフレグランスを買うといったら、ボーイフレンドとかハズバンドへのプレゼントってことになるんだろうけど、たとえ「20ドルくらいの安物でいいわ」と思ってても、あんなキュートな男性に「How about this?」って、自らの手首のあたりにスプレーした香りを、鼻先に持ってこられたら、、、気がついたらセットでいろいろ買っていたってことも起こり得るでしょう(笑)さすが、老舗、なかなかやるな、と思ったわ。

2001年12月10日(月)



 おでかけとか父性本能とか


GAP KIDSにて。ほ、ほしい、コレ

今日はお友達とサウスのほうのチャイニーズのバイキングランチへ。好きな材料を選んでソースを指定するとその場で調理してくれるというコーナーもあって、味もそこそこ。これで800円なら良心的でしょう。だけど、回りは私たちよりもひと回りどころか、体重ゆうに二倍はあるようなヒトばかり、中には5倍はありそうなヒトもいて「これで経営が成り立つのだろうか?」と、ひと事ながら心配になってきたけど。

で、そうそう、このお友達、子供をだんなさんに任せて、私と外出しているかというと、ちょっとした用事で数日家を留守にするんだけど、強行スケジュールゆえに子供を連れていくわけにはいかなくて、それで、だんなさんその間シングルファーザーってことで、二人の絆を深めるための予行練習♪彼女はまたたく間にプロのおかあさんになっちゃったけど、おとうさんになるっていうのは、おかあさんになるのよりも時間と学習が必要なんだろうね、やっぱり。父性本能なんて言葉ないもんね。がんばってぇー。

その後は、近くのモールをうろうろして、アロマセラピー用のオイルを熱するスタンドみたいなモノを購入。帰って来てすぐに試してみたりしながら、日記を書いていたら、先日一足先に南の国へ旅立って行った友達のご主人から電話。彼女から今朝電話があって、少しずつその国の雰囲気に馴染みつつあるみたいだ、とうれしそう。

いろいろ計画をたててみるのもいいのだろうけど、フレキシブルでいたいね。たとえどんなことが起ころうとも、気持ちにゆとりさえあれば、いいようにコトが運ぶものさ、というところで意気投合。たのしいおしゃべりだった。

2001年12月09日(日)



 ポストカード/『Sex and the City』

絵はがきが2枚届いた。一枚はブラジルのサルバドールという街のカーニバルので「身体の調子はどうですか?」って、書き出しからはじまって尻切れとんぼ的に終わるんだけど、もう一枚のを見て笑ったね。「一枚じゃ足りないでしょ?2枚目いきます」って。で、しめくくりは「3枚目はゆるしてね」だって。かわいいなぁー、ホント。しかしだ「必要とあれば臓器提供しますよ、Corazon以外はね」ってのは一言多いよ。あ、corazonってのは心臓のこと、で、英語と同じで心って意味もあるんだけど(笑)

◆◇◆


ケーブルを再契約してナニがうれしいかといえば、『Sex and the City』が再び見れるようになったことだけど、昨日のはまさにジャストインタイム的なエピソードだった。

いつのまにか主人公のキャリーには、ごくごく普通って感じのボーイフレンドがいて、ほとんど彼女の家に入り浸り状態。そんなある日、彼のバッグの中にエンゲイジリングが入っているのを見つけてしまう。彼女その途端、突然吐き気をもよおしてしまうんだけど、これ、うまい。突然降ってわいた『結婚』というリアリティに戸惑う30代後半の自立したオンナの心境ってこんなモノかも?って思えたりするし。

で、早速、友達3人に「でもねぇー、その指輪、ひし型のすごくクラシックなデザインなのよ!」と憤慨しながら報告するキャリー。彼女にしてみれば、自分のイメージとは程遠いデザインの指輪を選んでしまう彼のセンスが、というよりも、彼は自分のことをわかっていないのではないかということが不安なのだ。

ところが、それから待てども待てども、一向にプロポーズの気配がない。いつの間にか彼のバッグから指輪が消えたことに気がつき、少し焦りはじめたある夜に、「これ、ちょっと持っててくれない?」と、さりげなく指輪のケースを渡される。で、おそるおそる開けてみると、彼女ごのみのステキなデザインの指輪が。「ホントは違うのを買ったんだけど、こっちのほうが君に似合いそうだったから取り替えてもらったんだ」「結婚してくれる?」っていう彼の言葉に実にあっさりと素直に「Yes」と答えるキャリー。

これ、オトコのヒトにしてみれば「What?!」なエピソードだろうけど、でも、こういうのって往々にしてありがちな気もするんだな。そういうオンナ心の揺れ具合をあっさりストレートに描くところはさすが、なんだけど、彼女はこのまま結婚してしまうのかぁ?

2001年12月08日(土)



 Macのめざましとか待たされるのは嫌いとか

Image Hosted by ImageShack.us

フレイザーおじさんちの玄関

朝7時、Macの『ぼわーん』っていう音と共に起床。目覚まし時計はアラーム音がイマイチ好きじゃないのと、止めるのがめんどくさい。でも止めないことにはその好きじゃない音を延々と聞かされ、朝はそれでなくても機嫌が悪いのに、快適な気分で一日がスタートできないじゃないか!と、いうことでアラームはMacにおまかせ♪なんだけど、何時に起きなければいけないっていう時には、ちゃんとその前に目が覚めていたりするんだな、それも何度も。

ということで、敢えて霜が降りたローンの上を歩きながら病院へ。アポイントメントの時間ちょうどに行ったのに45分も待たされる。元々待つのも待たされるのも嫌いだから、約束の時間は絶対守るし、守ってもらいたいと思うほうだけど、病院で待たされるってのはホントに嫌。で、散々待ったのに、ホッチキスのハリを取るのにかかったのはほんの2分ほどで、ドクターは「検査の結果は来週の火曜日に」って一言だけ言ってどっか行っちゃうし。おいおい!って感じ。

まあ、怒ってもしょうがないから、病院の中にあるTim Hortonsでドーナツ二つ買って、それ食べながら花屋へ寄ってクリスマスのリースでも、と思ったけど高いゾ。もうちょっとしたらセールになるだろうからそれまで待つか。

2001年12月07日(金)



 一足早いクリスマスプレゼントとかトムクルーズとか

「保険の払い戻し金を預かってますから」と歯医者さんから電話。早速取りに行く。渡された時に「はい、一足早いクリスマスプレゼントねぇー♪」って言われたけど、それはかなり違うと思うよ。もともと私のお金だし。

◆◇◆


夕方ミュージックチャンネルをオンにしたら、トムクルーズが出てた。近々公開の『バニラスカイ』のプロモーションでトロントへやってきた彼を、スタジオに招いて独占インタビューってことらしい。

抽選で選ばれてスタジオに来てた子たちの層は思ってたよりも若くて、キャーキャー騒いでたり、あつかましくもキスぜめにしようとしてたツワモノもいたけど、そういうタイプ?私からすれば、インタビューアーの男の子のほうがずっとキュートだゾ!って感じ。

でも、ファンにハグしてあげたり、やたらサービス精神旺盛。もし、日本のスターが一人の子にそんなことをしようものなら、他の子たちも「私も!私も!」って押し寄せて大変なことになりそうな気がするけど、カナダの子たちはその辺、割にクールなんだなぁーと思ったわけ。

2001年12月06日(木)



 中南米からのメール2通

今年の一月にシェラという街のスペイン語学校の寮のようなところで、日本人のオーナーと学生の為に夕食を作るっていう条件で、宿泊費と食費がフリー、授業料が割り引きという結構割のいい仕事を見つけた。そこで出会った60才の日本人の男性からメール。なんでも中米関連のエッセイ集を出版されたらしい。

そのくらいのお年で一人旅をしているというミステリアスな部分に非常に興味があったけど、土足で踏み込んでいくようなことはしたくなかったから、じっと我慢していた矢先に、ご自分からいきさつを話してくださったことがあった。

なんでも50を過ぎたあたりから、同年代の知り合いのヒトたちが過労から倒れたりというようなことがあり、自分の人生を見直してみたいと思うようになられたとか。彼の決断は結局、家族を巻き込むことになってしまったから、今の生活を100%楽しんでいるわけではないということは、彼の言葉の端々から伺えた。

さすがに食事のほうは和食が恋しいらしく、他のホテルに泊まっているにもかかわらず、週に2度ほどは私のごはんを食べにきてくれたり、隠し持っていたおもちとかわかめとかお裾分けしてくれたっけ。今頃はどの辺を旅されているのかな?

◆◇◆


そういえば、ブラジルからウルグアイ入りしたバディ、大変な目にあったらしい。カメラを買おうと歩いていたところを私服警官に止められ、ニセ警官だと思って振りきって逃げようとしたら、ホンモノで、提示を求められたパスポートの写真と実物があんまり違うってことで疑われ、手錠をかけられて警察に連行されたうえ、いちゃもんつけられ持ち金を没収されたという、いかにもラテンアメリカらしいエピソード。

まあ、彼のとった行動も理解できるけど、あの辺りの警察官って給料安いから良からぬことを考えているヒトも多いそうで、つけいられることがないように、とりあえずは伸び放題の髪の毛ともみあげを切ることね♪というメールを送る。だって、あのパスポートの写真の彼、どうみても同一人物には見えないし。

2001年12月05日(水)



 Hasta la vistaとかスペイン語のテキストブックとか

今回の手術/入院で心の支えになってくれた友達の一人があさっての早朝に南の国へと旅立つことになっている。体調さえ良くなれば遊びに行くつもり、っていうか、向こうがどう思おうが押しかけるつもりにしてるけど、それまでしばしのお別れということで、彼女のお宅におじゃましてランチ。

そういえば、スペイン語の国だから、旅行者向けのフレーズ集みたいなモノもひとつ必要だろう。スペイン語とはいっても、スペインのスペイン語とはかなり違うから、ロンリープラネットっていう英語版地球の歩き方のような出版社からでているラテン・アメリカン・スパニッシュのモノがいいんじゃないかとオススメしていた。

自分も欲しいと思ってるから、先週、彼女が買って来たソレをチェックしてたら、なんだか怪しいセクションがあるんだな。『きれいな肌だね』とか『そろそろベッド行かない?』とか。もう一人の友達からは「ベルリッツのにしたほうがよかったかもねぇー」って言われるし。まあ、彼女がこういうフレーズを使うことはないだろうけど、言われた時にうっかり「Si」と言ってしまうことがないように、知っておいても損はないでしょー(笑)

2001年12月04日(火)



 テレビっ子

順調な回復ぶりで元気を持て余しているものの、日はどんどん短くなる一方。まだ5時だというのに真っ暗で、冬のカナダの夜ははっきりいって退屈だ。ということで、ケーブルテレビを再契約することにした。

というのも、11月の末までに申し込むとコネクション料金が割安のうえ、2ヵ月タダというプロモーションをやってたから。ところが、まだ申し込みをしていなかったことに気がついた時には12月1日になっていたってわけ。でもダメもとでぇ!と電話してみたけど、「ルールはルールですから」とオペレーターのおねえさんは冷たい。「Any exceptions?」って食い下がる私。「どんな理由があるの?」と聞き返され、『入院』ってところを強調しながら、かくかくしかじかでぇーと説明したら「OK。」ってことになって、めでたし、めでたし。

なにしろ60近いチャンネルがあるから、好きなプログラムを見のがさないようにTVガイドも買ってきた。渡されたパンフレットにあった『デジタルケーブル』の『Pay per View』っていう見た分だけ料金を払うというシステムの映画のチャンネルは、ビデオ化されたばかりのモノをレンタルよりも安い金額で見れるらしい。これ、なかなかいいかも。いや、こんなの利用しはじめるとますます外へ出かけなくなりそうだ。あぶない、あぶない。

2001年12月02日(日)



 はじめての入院♪

で、病室に移ってからは、1、2時間おきに検温やら血圧計ったりでゆっくり寝させてもらえない。「どお?具合は」って聞いてくれた看護婦さんに「Hungry」と言ってはみたものの、夕食がでてくる気配はなし。しくしく、悲しんでいたらお友達がお見舞いに来てくれた。手術前に預けたバッグの中に食べ物があることを思い出し早速探してもらう。彼女が作ってきてくれたおにぎり、うー、お米ってこんなに甘いんだぁー!って感動したくらいおいしかった。「他にナニかいる?」というお言葉にも甘えきって、コーヒーを買って来てもらい、ドーナツ2つとおにぎり3つきれいに平らげて、あー、幸せ♪

幸せついでに、その後、点滴片手に外へタバコを吸いに行ったりもしてるし。迷子になったり、はじめてタバコ吸った時みたいなタチクラミがしてみたり、また迷子になったりしながら、なんとか無事病室にたどり着いたけど、傍からみたらさぞかし怪しい東洋人だと思われたことだろう。その後は(たぶん)おとなしくぐっすり寝て、予定通り朝の10時には退院。現在はというと元気を持て余し気味だったりするのだ。

2001年12月01日(土)
最新 目次


MyEnpitu