Laurentides MOVIESBOOKMARKS



 手術の日

手術の当日はお友達二人が付き添ってくれてチェックイン。順番が回ってくるのを待つ間は楽しくおしゃべりに熱中する余裕もあったけど、いざベッドに寝かされ、手術室へのドアのところで二人とお別れした途端に、急に心細くなってしまい、なんともいえない恐怖心に襲われる。足もぶるぶる震えてるし。研修医かな?って感じの若いコたちが「気分はどおぉ?」って聞いてくる。「こわいよぉー」と私。「It is perfectly normal.」って言われて、もう恥も外聞もなく泣き出してしまったわよ。ってなわけで、手術室に入った途端にテキパキと麻酔の準備が整い、ハリを刺す前にフリーズを使ってくれたおかげで、なんの痛みも感じないまま、そこで記憶がとぎれた。

目が覚めたらリカバリールームにいた。「痛みはあるか?」と聞かれてもピンとこなかったけど、そう言われれば痛むような気がしてくるものだ。で、「ある、ある」と答えたら「さっきモルフィン入れてるから大丈夫なハズ」と軽くあしらわれる。だったら聞かなきゃいいのに、と思いながらも、反抗する気力はなく、まだ意識がもうろうとしていたので、目を閉じた途端に、再び記憶がなくなって、次に目を覚ました時には病室にいた。

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2001年11月30日(金)



 禁断症状

朝9時起床。ベッドから出て無意識のうちに階段を降りてる自分に「何しに下に降りるの?」と問いてみる。ああいけない、とベッドルームに戻り、日記を読みはじめる。しかしだ、どうしてこういう日に限って食べ物の話題が多いんだぁー!机の上にはコーヒーカップ。昨日深夜12時5分前に一気飲みしたのだ。で、ふと底をのぞくと、少し残ってる。なめちゃだめかな?ツバは飲み込んでもいいんだから、少しくらいいいでしょ?

濃ーいコーヒーを飲まないことには、一日が始まらない私にとっては、Punishmentのような今日の朝。

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2001年11月29日(木)



 Amigas

ということで、しばらくは重たいモノを持ってはいけないそうなので、今日は缶詰めとか瓶詰めとかそういうモノを中心に買い出しへ。その後友達にピックアップしてもらって帰宅。カルボナーラ山盛り作って、おみやげのケーキとかドーナツとか、カロリーがどうのこうのなんて野暮なこと抜きで食いまくってと、楽しいランチ♪ 

こんな小さな異国の街で偶然出会って、1年半の間に二人はおかあさんになり、私はシングルに返り咲き、一人は来月そうそう南の国へ向かうことになっている。また4人そろって顔をあわせる日は永遠にないかも知れないなと思うと複雑な気持ち。でも「出会えてよかった」ってことなのだ。

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2001年11月28日(水)



 外国暮らしのストレスとか

鬱のことでサーチしてた時に、シアトルに住む日本人のソーシャルワーカーのサイトを見つけた。「どういうヒトがカウンセリングに来るのですか?」という質問への答えの中に「日本で人間関係や性格のことなどで問題があった場合、海外へ出て気分転換を、と思っても、実際には(言葉の障害、文化や習慣の違いなどの)ストレスの中で暮らすことにより、自分の持っていた問題がさらに強調されてしまうことがあります。」って書いてあった。

そういえば、Yahoo!とかの掲示板で、ただ漠然と「日本より楽そうだから外国に住みたいなー。」って思ってるようにしか感じられないコメントを見かける。そういうヒトに限って「外国に住んでるんですか?いいですねぇー」って言ったりするもので、ホントにそう思うなら、一週間でも1年でも試しに住んでみたらどおですか?って感じ。

で、いざ来てみたヒトたちはどうかといえば「カナダ人のここが嫌い」みたいな話題で盛り上がってたりして、まあ、普段不自由に感じてることを掲示板でぼやくことでストレスから解消されているのなら、それも一つの手段だろうけど、ここが嫌いってところから先に進めないヒトはとっとと日本へ帰りなさい!って思ったりするんだけど。

まあ、私自身、なりゆきで外国で暮らしてて、目的とか夢とかもないまま、だらだらしているわけで、えらそーなことは言えないけど。

◆◇◆

手術の日程が決まった。なにしろはじめてのことだからこわいなぁーとか、手術中に「今週末は何するの?」とかいう会話が聞こえてきたり、『シカゴホープ』の医者みたいにロックミュージックとか聞きながら執刀されたらイヤだなとか思ってたけど、全身麻酔で目が覚めたら全てが終わってるって感じらしいから、なにされても許そう。でも、その日の深夜12時から、つまり13時間の間は一切ナニも食べたちゃだめ、水も一滴も飲んじゃだめってのは辛いぞ。果たして守れるか、そっちのほうが心配。

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2001年11月27日(火)



 旅の目的とかDepressionとか

昨日の日記で旅にでて成長したって書いたけど、実際の私を知ってるヒトが読んだら「どこがぁ?」って突っ込まれそう。

旅の目的は一応『Seeing things from a different perspective』ってので、これって別に他の土地へ行く必要もないんだろうけど、環境が変わると見やすくなるかな?って思っただけのこと。まあ、いろんなヒトに出会って、ヒトのフリみて我がフリ直さなきゃなぁーとか、こういうところは見習わなければとか、いやここは直しようがないとか思ったりしたから、それなりに有意義な6ヵ月だったのでしょう。

◆◇◆

ここ数日いろんな日記で語られてた鬱のこと。この間、友達が来た時にもそういう話をちょっとしたんだけど、こちらではホームドクターの治療室にも「こういう自覚症状があるときは相談してくださいね」っていうポスターが貼ってあったりする。「ディプレッションは薬で簡単に直りますよ」って風邪くらいの扱いって感じ。で、「実はこうなんですけど」って言ってみたら、ちょっとした質問のやりとりのあと「はい、じゃあ、これ試しに飲んでみてくださいね」って処方箋を渡されてしまい、「あー、私ってやっぱり鬱病なんだぁ」って余計鬱になってしまったこともある。

鬱になってる自分も嫌なくらいだから、鬱病のヒトの日記もめったに読まない、だけど、いつだったかリスカの画像を見てしまったことがある。不思議と不快感はなかった。「いつか、こんなバカなことしてたんだ、って思える日がくるといいね。」くらい。あと、ウエブ日記に書くのなら、やっぱりその時感じてたこととかは、飾らない言葉で書いておいたほうがいいだろうな、とか、そんなこと。

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2001年11月26日(月)



 去年の今日

そうか、去年の今日なんだ。早いなぁー。まだ昨日のことのようにはっきりディテールまでおぼえてるのに。って、グアテマラ6ヵ月の旅の初日のこと。

トロントの空港のチェックインカウンターで並んでいるあたりから、回りに普段なじみのない顔をしたヒトたちがいっぱいいることに気がついて、まだ見ぬ中米へ思いをはせながら、期待にわくわくしてみたり、久しぶりの一人旅にちょっと不安を抱いたりとかしてたわけだ。ところが、お迎えのヒトでごった返す空港を一歩出ると、観光客目当てのおみやげ売りの子供たちにあっという間に囲まれたけど、そのコたちの顔つきがやけにアジア人ぽいから、はじめて来たような気がしない。スペイン語で話しかけられてやっと実感が湧いてきたって感じだったっけ。


私同様うろうろきょろきょろしてたアメリカ人の女の子に声をかけ、シャトルバスをシェアして目的地のアンティグアへと向かったんだけど、あてにしていたところが満室で、そのうえその日はフェスティバルの日で泊まるところが見つからず、英語が全く話せない自称ガイドのおにいちゃんにつきまとわれ、重いバックパックを背負ったまま2時間ちかく歩きまわり、その途中見つけたジャパニーズレストランで照焼き丼とか食べて、そこのオーナーから教えてもらったホテルにチェックインしたあとは、疲れがどーっと襲って来て、横になった途端記憶がとぎれた。ってのが、記念すべき初日の出来事。

その後はというと、いろんなヒトに出会って、いろんなことがあって、私はちょっと成長したのだ、わたしなりに。

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久々のキリ番報告♪
旧カウンター55000はりむるくん 55100はKさん 新カウンター123はnmさんでした。


2001年11月25日(日)



 マスカラ

オークションサイトでノートブックを物色する私。日記をエンピツのところへ引っ越したのも、もしも間違ってPCを買うようなハメになった時のタメ。タグとか全然わからないから、ソフトがないことにはナニもできないし。しくしく。覚えればいいんだけど、しないし。ついでに日記のタイトルも変えたいけど、なんかかっちょいーいのないでしょうか?
◆◇◆

ビデオ借りに出かけたけど、めぼしいものもなく手ぶらで帰宅。あんまりヒマだから、この間見つけたこっちでは発売されてないMarc Anthonyのサルサの新譜『Libre』を全曲フルで聴けるサイトで楽しみながら、日本のファッション雑誌をペラペラと。

この手の雑誌には欠かせないメイクアップとかスキンケアのとこも、しっかりチェック。お化粧どころかスキンケアでさえもテキトーにしかしないけど、興味はあるわけで。で、思ったんだけど、モデルのコたちのマツゲ、なんだかすごい。これでもかって感じで自己主張してるゾ。こんな風なんだけど「なぁーんだ、ノーマルじゃない」って言われたらどうしよう?

日本の一部の女の子の中には、マツゲに異常なほどの執着心を燃やすヒトもいることは知っている。だから、ニーズに答えるべく、長くするとか、ボリュームをアップするとか、カール効果があるとか、泳いでも泣いても大丈夫とか、いろんなマスカラがあるけど、あれ、面倒くさくない?お化粧おとす時とか。それにあんなにしっかりつけてたら、素のマツゲに戻った時にショックな気もするけど。

そんなことよりも、一緒に話してるヒトの目もとがあんなだったら直視できないかも?街行くヒトがみんなあんな目だったらチトこわいかも。いや、どうでもいいんだけど。とかいいながら、マスカラ買おうかな?どこのがいいのかな?とか考えてるし(笑)

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2001年11月24日(土)



 クロサワの映画とかチャーシューもどき作るとか

この間、友達に「近所のビデオ屋で『7人の侍』を借りて来たんだけど、英語の字幕付きだから助かるわん♪」って言ったら不思議な顔をされたけど、他のヒトは、ああいう昔の時代劇の映画のセリフって聞きづらくないのかな?田舎の百姓のとってつけたようななまりとか。

とか、言いながらも、なにしろ3時間あまりの映画だから、中盤にさしかかるころにはそれなりに理解できるようになってきたから、ある意味ホッとしたけど。英語の字幕の翻訳は?というと、それなりにストーリーに忠実だと思うけど、村の長老の『じいさま』が『Granddad』になってるのは許せるとしても『酒』が『Cake』になってるのは、単にこれを翻訳したヒトが、酒がナニであるかを知らなかったからだろうか。

なぜか古くささを感じさせない映像はさすがだなぁ、とは思った。制作費っていくらくらいだったんだろう?
◆◇◆

昨日買った豚肉、早速煮てみた。かたまり肉をたこ糸でぐるぐる縛り、ティーバッグをふたつほおりこんだたっぷりのお湯で1時間煮て、その間にカップ1/2カップのしょうゆ、みりんと酒各大さじ3、お酢大さじ1に、これ入れると突然中華っぽくなる八角ひとつを加えて、軽くアルコール分をとばしながら煮て、つけ汁を作っておいて、豚が煮上がったらこのつけ汁の中で一晩漬けるだけ。簡単♪



早速、韓国ラーメンの上に乗っけて、チャーシューメンもどきのランチ。最後にチャーシューを食べたのはいつだったかさえ思い出せないくらいだから、ホントのチャーシューがどんな味だったかもはっきり覚えてないけど、なかなかそれっぽかったと思う。めでたし、めでたし。

あ、『海外煮豚連盟』の会長さんニューヨーク支部長に報告しなきゃ(笑)

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マイ日記


2001年11月23日(金)



 ポルトガル系と中国系の食料品店へお買い物

お友達と一緒に食料品の買い出しへ。冷蔵庫や棚にしまう前にしっかりデジカメにおさめる私。みんなにみせびらかそうという魂胆ミエミエ。


じゃーん♪

左はポルトガル人経営のお店で。メインはお魚屋さんだけど、ポルトガル料理に欠かせない食材も豊富。右は店に入ったとたんに中国!って香り、いや、雰囲気が漂うアジアンマーケットというお店で。

めずらしい日本のさつまいもやレンコン、栗、ダイコン、中国のだけどあんまん、念願の豚肉のかたまり肉もゲット。ちなみに800gで250円!いいのか、そんな値段でぇ!みたいな。しかしやっぱり豚肉はチャイニーズから買うのに限る。他にも、チャイニーズのソーセージ、もち米5キロ、韓国ラーメン2つ、ココナッツミルク2缶、すし酢、チリペイスト、ごま油、オリーブオイル、ルピンの缶づめ2缶、15g入りで100円っていうこれまた破格のお値段のサフラン、あと、そうそう、冷凍だけど、海老1キロ、ムール貝、はまぐりも買って、全部で4500円くらい。安いでしょ?近々、料理日記を更新するつもりなのもミエミエ。
◆◇◆

なんだか、最近、セールスの電話が多い。年末だから?大抵は冷たく『No thanks』って切ってしまうところだけど、今日のはなかなか楽しかった。というのも、やたら明るいのだ。声が裏返ってるし。サーカスのチケットを売りつけようとしてるらしいんだけど。思わず笑ってしまったら、向こうも吹き出しちゃって、マニュアルに書かれてる(であろう)次のフレーズに進めない。かわいそうだけど「せっかくだけど興味ないから」って断ったら、「Don't you want a little excitement in your life?」って食い下がってきた。そりゃあ、イエスだけど、できれば違うタイプのexcitementきぼーん♪
◆◇◆

ご好意には素直に甘えてみようかな?と思う。自分ひとりではどうにもならない、どうにもできないことも多いんだから。...and I would love to be with you whenever you need someoneっていう気持ち。

2001年11月22日(木)



 オトコのコを『○○くん』って呼んじゃだめ?!

友達が遊びに来てくれてランチ。バス停まで送ろうと外へでてみると、フレイザーおじさんがハシゴの上でなにやらやっている。クリスマスの飾り付け。なんでも今年は家のまわりだけじゃなく、前庭の木にもライティングを施すそうで。なんだかとってもうれしそう。「君もやりなさい!」って言われたけど、高所恐怖症の私、ハシゴに登れないからパス。リースくらいは飾ろうかな。

◆◇◆

こちらの日記で見かけた話題。

私の場合、昔は親近感を感じるオトコのヒトは呼び捨てってのがあたり前だったけど、これは時と場合と場所によっては、呼ばれるヒトも呼ぶほうもチト恥ずかしかったりすることもあり、以来基本的にオトコノコは「くん付け」ってのを徹底している。
そりゃあ、オトコのヒトを「スズキさん」と呼ぶことももちろんあるけど、それは大体、実年齢もしくは精神的に、あきらかに私より年上である場合とか、年齢にかかわらず「くん」が似合わないヒトとか、もしくは親しくないヒトとかに限られるそんな私の立場はどうなるの?いいじゃないねぇー、別に。授業中だけとはいえ、小学生の子供に強制するようなことでもないんじゃないかと思うんだけど。

ご存じのように、このあたりでは、初対面であっても、年の上下にかかわらず、ファーストネームで呼び合うというのが一般的で、それがジェンダーとかジェネレーションのバリアを取り除くのに一役買ってるかも?って思うことはある。でも、こっちのヒトに「くん」とか「ちゃん」とかを説明すると、早速使いたがるヒトが多いのは、モノめずらしさだけじゃなくて、その「くん」とか「ちゃん」が持つ意味の大切さに共感してくれてるからだと思ってるんだけど。どうでしょう?

2001年11月21日(水)



 ペロギ/『17歳のカルテ』

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目が覚めた頃、珍しく朝日がさしこんでいた。で、ふと見ると、となりんちの屋根に白いものが。雪と呼ぶにはちょっとモディストだけど。で、早速ここの温度計をみてみたら3度、でも体感気温はマイナス7度。去年もこのくらいに雪が降ってるし、例年どおりってことかしらね。
◆◇◆

近所のスーパーへ買い物へ。急に『ペロギ』が食べたくなったから購入。で、レジで並んでたら、私の後ろにいたおじさん、なんと13袋も買ってるし。つい「ペロギ好きみたいね?」って言わずにはいられない。「Surely I do!」ってうれしそう。おじさんの体格からすると一回でひと袋食べそうだし。ところで、ペロギってなあに?って言うヒトのためにとサーチしたら、検索にひっかかったのは日本語のだと二つだけ、うちひとつは私のだったり。あはは。

豚肉のかたまり肉を買うのがホントの目的だったんだけど。というのも、たてつづけに『煮豚』の日記を読んだから。売ってなくて残念、しょうがないからポトフでもしようかな?とも思ったけど、カブが見当たらずこれも断念。いらいら。

◆◇◆


今日は『Girl Interrupted』を観る。日本語のタイトルは『17歳のカルテ』?ウィオナライダーが演じるスサナは19歳だったと思うんだけど、まあいいや。

本を読んでいないのでなんともいえないけど、映画で観る限りでは、大学教授の娘でありながら大学へ進学しなかったこと、自分の考えをうまく伝えられないが為に、回りから『ひきこもり』とみなされ、おとうさんの知り合いの精神科医とのほんの30分ほどのカウンセリングの末に、マクリーンホスピタルへ送られて2年近くをそこで過ごすことになるっていうのはなんともいたたましい話。

それまでは同性の友達がいなかったスサナが、マックリーンホスピタルで知り合った女の子たちにと徐々に打ち解けて楽しそうにしているシーンが印象的だった。けれども、あの楽しさは『同じ穴のむじな』的なものに癒されただけだったのだろうな、と。結局、「あっちの世界がどんな世界であろうと、私はあっちで暮らしたい」と思いはじめることで、うつ病を克服することになったわけだから。

ところで関係ないけど、アンジェリーナの唇はいつみても圧巻だけど、あれ、ホントにホンモノ?

2001年11月20日(火)



 日本の歌のへんな英語

どこかの日記で見かけた日本の歌のこんな英語、

Darlin', Darlin', can I come close to you? and can I talk you?
Darlin', Darlin', can I hope you love me?
but if you say no I will love you

talkの後にtoがないとか、そういう文法的なことはどうでもいいとしても、『Can I come close to you?』なんてへんな言い方。『私のこと愛してくれるって期待してもい〜い?』って意味にhopeなんて使うかな?『もしNoだって言われても』っていうんだったら、やっぱり『even if』でしょう、『それでも愛するわ』って未来系で言うのなら、最後に『forever』くらい付けろよ!とか、突っこんでいる私。どうでもいいんだけど。

って日記をアップしたら、「日本の歌謡曲えーごを和訳するってのが間違い」というご指摘が。でもそのカタも言ってたけど、たとえ、文法的に間違ってても、そんな言い方は普通はしないっていうような英語でも、音楽に乗ってしまうと、それっぽく聞こえてしまうものだから、それはある意味問題かも?聞くほうにしてみたら、イメージさえ伝わってきたらそれでいいのかな?でも、耳から入る言葉って、結構無意識のうちに覚えてたりするから、あとでやっかいかも?

「歌謡曲関係で発音がちゃんとしてる人にも滅多にお目にかかれません」ってコメントも。アメリカでは、クリスティーナアギレラみたいに、ラテンの血が混じってるけど、多分話せない、でもスペイン語でそれっぽく歌ってるってヒトもいるから、音楽センスのあるヒト、イコール、耳がいい、イコール、発音が上手っていう風に思ってた。まあ、歌謡曲の場合は例外もあるのかもね、いろいろ。

(後日談)ところで、このへんな英語の歌詞を見かけた日記を見つけた。なにやら『好きな日記アンケート』のような企画をやっていて、その結果発表という一行コメントにつられて読んでみたんだけど、ちょっとムカついた。というのも、どなたかが『kumikoさんの日記』と答えて下さっていたのに、私の日記だけ「複数ありますから、ごめんなさい」っていうことでリンクもないし、その日記を書いているヒトのコメントもなかったのだ。「へぇー、他にもkumikoっていうハンドル名のヒトいるんだ」ってわざわざ検索してみたら、私しかいないじゃん。

でも、その方、昔はマイ日記に登録して読んでたこともあったから、過去ログも読もうとアクセスしてその英語の歌詞を見つけたんだけど。もしかしたら、kumikoってヒトの日記を読みにきて、ムカついて帰られたのかもしれないなぁ。まあ、私もリンクしてないどころか、どの日記だったか忘れているくらいだから、お互い様ってヤツね。っていうか、私のほうがタチが悪い?
◆◇◆


昨日はあれから、ヒロシマ風おこのみ焼き作って、なんだかスターチのとりすぎ。夜になっても厚い雲におおわれてて、星空なんてのぞめないから、流れ星を堪能したヒトタチの日記を読んでた。みんな幸せそうでよいなぁー。

そういえば、本を片付けてたら、また出てきた英語関係のテキスト。『必勝TOEFL!』みたいな単語ばっかりのってるヤツ。チェックしてみたけど、どうも知ってる単語に偏りが。普段の生活で必要ないのは、もはや覚えようともしなかったからしょうがないな。最近のテストはコンピュータで行ってるから、いつでも好きな時にテストできるみたいだしチャレンジしてみようかな。点数低かったら凹みそうだけど。ということで病院へ行って、ちょっと話聞いて、なんかいっぱい読むものをもらった。早速勉強しろってことか、英語。

2001年11月19日(月)



 雑文とかスコーンとか

バディからメール。相変わらずブラジルを楽しんでいるもよう。他の南アメリカなんて、エクアドルのキトとペルーのクスコだけで充分だ!なんて言ってるよ。自分は5ヵ月くらいウロウロしてたくせに。おまけに「ちょっと勉強したいから、これからは英語でメール書いてね。和訳もよろしく」だって。書いたわよ、返事、英語で。和訳はもちろんナシ。「そう簡単にハイハイ言うこと聞くような人間じゃないことくらい知ってるでしょ!」って日本語でしめくくって。
◆◇◆

今日から2週間の入院をある意味楽しみにしているおーたくんの日記で、『クリスマス雑文祭』なるモノを見かけた。おーたくんが企画した別の雑文祭では、ねこくんが主人公の話を書いて、おまけで参加させてもらったけど、今度は縛りを全部クリアして、正式に参加するゾ!と書きはじめてみたら、やっぱり写真を入れたくなってきて、内容は文字どおり『雑な文』になってしまったけど、こんなのでもいいのだろうか? 主催するヒトが猫好きであることを祈るばかり。
◆◇◆

いいなぁー、獅子座流星群。こっちはどうも今晩あたり雪になるとか。相変わらず霧がたちこめてるし。しくしく。リスもやたら忙しそうに冬支度に追われてる。だけど、あのプラスティックの袋どうするつもりなんだろう???
◆◇◆

食欲だけはしっかりあるから、気にせず食べることにしている。ということで、スコーンなんか作ってみた。




まずは小麦粉225g、ベーキングパウダー大さじ1をふるいにかけて、バター35gを指先で軽く練り込んで、好みでレーズンとか入れて、で、中央にくぼみを作って、溶き卵一個とミルク75ccを流し込み、グラニュー糖も軽くひとつかみ分加えて軽く混ぜ合わせる。これを粉をふった台で転がしながら2センチくらいの厚みに形を整えて、適当な型で抜く。あとは230度くらいのオーブンで8分くらい、表面がこんがりするまで焼くだけ、イギリス人でもできるのだ!日本人にできないわけがないっていうくらい簡単なティービスケット。

クロテッドクリームがないのがアレだけど、アプリコットジャムたっぷり塗ってアフタヌーンティー、でも一人じゃ淋しいぞ!

2001年11月18日(日)



 うれしいメール/ジュードロウ

exのお姉さんからメール。もう4年近くになるのかな、アメリカ資本の石油関係で働くご主人の仕事の関係で樺太に引っ越してから。無事先月、商業ベースに乗ったとかで(プティン、アメリカに協力的だったのもこういう理由があったから?)来年の春ごろには転勤になるらしい。もしかしたら、アラスカかカナダ、それともアフリカ?ってことらしいけど、彼女ならどこへ行っても大丈夫って感じのヒト。

出張の多いご主人と違って、1年に数週間のホリデー以外は、真冬でも停電で暖房が停まることもある樺太で生活。不便なことも多かったみたいだけど、ロシア語を勉強したりして地元のヒトとも活発に交流してた。一度、ロシア人が催してくれたパーティの様子を撮ったビデオを見せてもらったことがあったけど、実にロシア人らしいノリで、他のアメリカ人はアゼンとしているのに、彼女だけは本当に楽しそうだったのが印象に残っている。「絶対南アメリカに行くのよ。くみこからのメールとか写真、楽しみにしてるんだから!」っていう彼女の言葉がとってもうれしかった。
◆◇◆

ビデオ屋で、前から見たかった映画を発見。『クロコダイルの涙』。コレ、英語のタイトルは『The Wisdom of Crocodiles』なのに、ビデオでは『Immortality』ってタイトルが変わってるなんて反則! まあ、内容についてはとやかくいう必要もないでしょ。イギリス英語を話すジュードロウの美しさを満喫できる映画ってことで。チラリとペニスまで見せてくれて、とっても得した気分♪

2001年11月17日(土)



 『シュレック』

気分転換に『シュレック』を見る。声の出演は、シュレックにわれらがカナダの誇り!マイク・マイヤーズ、しゃべるロバにエディ・マーフィ、プリンセスがキャメロン・ディアス(はあと)と、これ以上適役はいないでしょっていう顔ぶれ。日本語の吹き替えのほうもそれっぽいヒトたちが選ばれたみたいね。

日本語の公式サイトに、スピルバーグの「ドリームワークスを設立した目的のひとつはシュレックのような映画を作りたかったから」ってのコメントがあったけど、見る前に何の心構えもいらないし、み終わった後もとやかくいう必要もない、そんな映画。大人も堂々と見にいける子供向けの映画。っていうか、アレ、ジャンルは子供向け?

『シュレック』また見ちゃったよ。あれが全部CGだなんて信じられない、ホント。大きなスクリーンでも見たかったな。そうそう、ラストシーンで、白雪姫っぽいキャラクターが『サインフェルド』ってコメディのベストエピソードのひとつ、イレインのダンスをやってるのを発見♪ たぶん。真相は?って思ってサーチしてみたら、ノルウエーの映画紹介サイトで「dans som Elaine (dance like Elaine)」ってコメントしてるのを見つけた。このヒトも多分サインフェルドのファンなのね、とうれしくなったり。

その後、日本の公式サイトで吹き替え版のトレイラー見たけど、大阪弁のシュレックってもなかなかいいかも。でもハマちゃん(で、いいの?)の声、高すぎ。プリンセスの藤原なんとかって子の声はキャメロンの声に限りなく近い感じでいいね。字幕版のほうが英語のニュアンスに近いみたいだけど、映像がメインの映画だから、吹き替えのほうがすんなり楽しめそう。

◆◇◆

手術の日が決まった。今月の末あたり。でも入院、ホントに1日でいいの?タダだから長居はさせないって魂胆か?長い人生ではじめての入院なんだから、3日くらいはゆっくりさせてもらいたいような気も。頼み込んでみようかな?

2001年11月16日(金)
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