ねむっています

ねむっています


こんなに

ふかく

眠れるのは


ひさしぶりです

(でも 少しの音で　覚めちゃうけど)

わたしにとっては　　とても深くきもちのよい眠り


もう
何日ねむっているのだろう



あはは

日記を書いているということは
起きてんだけどね
硬いこと　いいっこなしさ





眠って

眠ってました

「お前　命　削って

クマ作っているだろう。


だから　そんなに　　疲れるんだ



少し　やすめ」






友人に　言われた事があったっけなぁ









そうか


こんなにぐたっとしてしまうのは

クマちゃんに　私の命を切り分け　入れてると

他人も感じてくれたんだ




嬉しかった






私の　命が


クマちゃんに　入ってるって



分かってくれるヒトも　いるんだ




「顔　見りゃ分かる　

命　削ってる顔だぞ」



私のカオは　どーでもいいから

クマちゃんの顔を　見て♪



で、も一回　感想をもらいたいなぁ







と　思ったんでした

あった


メール頂いたんだ

クマが届いた　って


クマ作る　(ワタシに注文する) 事に

猛反対だった旦那さまも

届いたクマ　みたら

「メロメロになってます」　って・・


よかった　　よかった


ただ　納期守って届けるだけじゃ　

絶対だめなんだよ




心と　命が　入ってないと

意味ないんだよ




うれしくて


ありがとうございます

薬が　増えた。

マイスリー　だったっけ　入眠導入剤

いちお　眠れるんだけど

2〜3時間でパカッと目覚めてしまう


んで　違う薬をもらった


しかし　やはり　利きめはイマイチ


ウシミツドキに　ぱっちりお目覚め

あとは白々するまで　寝てんだかどうだか

足、腎臓、痛いしさ



結石の薬が　合わないのか

それともやっぱりメニエル病疑いなのか

吐く。

吐く。



階段を降りる時に目が回ると、かなり危険。

また　点滴


結石を押し出すのと炎症への対処が目的、

子供が言った








「まま・・どうか　治って」






子供の寝かし付け　の時


子供は私の髪を触るのがスキで

生後七ヶ月くらいから　かな


眠くなると　さわさわさわさわ


確かにうっとうしいが

眠さのバロメータだったりするし

子供が甘えるのはカワイイモんです




私のアタマを　抱えるようにし



まま


どうか　治って



そう言って　すや〜〜〜　　と寝た

だめだ。

目がまわる

食べると気持ちわるい

右足は足のウラまで痺れて痛い

立っていられない



ちょっと、休む・・・

今朝はフトンもたためず　持ち上げて方付ける事なんて

もちろんできず　そのまんま。

そのフトンに　どたり


眠いのか　頭痛いのか　体が痛いのか

全部そうかも


とにかく目がまわる




子供が　大人のイスを引きずる音そして

食器を洗う音がする


かちゃかちゃかちゃ　延々と




「おわったよ」


朝食後の洗い物が　あっちゃこっちゃ向いて
カゴに盛ってあった


昨日洗ったまま　乾いてしまった食器は

あるべき所にしまってあった

そして



夕飯の用意をするとき気付いた

冷蔵庫の野菜室に　ゴハンの入った器。

あは　　　これも　しまってくれたんだ


子供は

４才になった男の子です。

ベビーベアの顔や頭の形の注文を

何度も何度も変更するヒトがいた

頭が付いてゆけなくなった。

誠意を持って　お返事しなくては。

丁寧に　応えなくては。

それがワタシだけにできる仕事なのだ。

と思っていた



全て　終わった今、思う


ムダだった




彼女は

ちょいと思いつくままに

問いかけてくるだけだった

時間をかけて書いた返事に反応するでもなく

また　思いついて聞いてくる



疲れた

去年からずっと。




変更なんて　受けなきゃいいじゃないか　大変なのに

と周りに忠告されても

「それが出来るのが個人製作一点物の良い所
お客さんはそれだからこそワタシに注文をくれるのだ」

と　信じていた




デザインの段階だから　まだ何とか頭も付いてゆけた

テディベアとなった作品を
壊すのは辛い、辛すぎる

それでも尚

「要望にできる限り応えたい」

という一心であった。





その都度　気持ちを持ち上げるのは

思ったより大変だった


しかしそれでも　何度も






気持ちを新たにという言葉を

実行するというのは

自分を消し殺す事かもしれない


職人、堕ちたりだな

と思った




「そろそろできるんですね。でもどんな顔を注文したか
忘れちゃいました、けど楽しみー」

と言う彼女





出来上りのお知らせをした

返事は　こうだった





「やっぱ、こーんな顔に変えてもらえません？
ムッとします？
いくらかかります？
でも２体も注文しちゃったから予算が無いんですよねー」







アナタが注文したテディベアは

アナタの子供誕生記念のテディベア

アナタの子供のためだけのベアの　頭　目　鼻　口



「注文の顔かたちは　わすれた」けど「変えてほしい」


・・・・・何故見ようともせず

変更しようと思いつくのだ。


彼女の思考回路

ワタシには　きっと　ずっと　わからない。








頭の取り替え　すげかえ

愛しい愛しいわが子とも思うテディベアの

頭を首を引っこ抜く

目玉の糸も引きちぎる

耳を切り取る

全てはオキャクサマノタメ。



テディベアの悲鳴を聞いた時

私は気が狂った。






自分の心を操作すると

こうなります



今も狂っています。

どんどん時間が過ぎる

ウシミツドキっていうやつだ

眠らなきゃ

明日にひびく

そんなの分かってる


でもうまく眠れない

だから恐い

フトンに入るのが恐い


まんじりともせず闇を見つめ

それは間もなくボヤけた　ただの空気になる

周りが見え始める




自分を取り巻く周りが　見え始める

分かりたくないのか　逃げているのか

都合の良い世界に引きこもりたいのか

と思う