お気楽日記



炎のゴブレットと最近の裁判

2002年03月28日(木)

 日本語版ハリポタ4巻「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」が年末くらいに発売らしいですが、2冊セットだって…。…いや、今回長い話だってのは判ってるけどサ、2冊ですかい…。分冊売りはないらしいのだが、セットでいくらになるのかね…。3000円以内くらいで買えるといいナ…いや2500円くらいで押さえてほしい。これってハードカバー仕様をやめれば1冊にできるんじゃあ…と思うのは私だけかね。どうして日本の出版社はハードカバーが好きなのかね…。重いし、でかいし、高いし、場所とるし、両手で持たないと読めないし、不便でしかないのに…。海外の本みたいに、本文に軽い紙使って、表紙もハードカバーやめて、サイズもひとまわり小さくすれば価格も安くなるだろうになあ。以前から思ってた事なんだけど、何故なんだよ日本…。どうせ最初はハードカバーで高い本も、いつかは文庫版とかで出るくせにぃぃ〜!! ハードカバーは図鑑とか美術書だけでいいよ…。
 病院の待ち時間の間に読んでる最近の本は宮部みゆきです。…だから「模倣犯」もそのうち読みたい…って、以前書いてた気もするけど、これもハードカバーで重いし値段高いし場所とるし、何たって持ち運び不便だからまだ買う気がおきないんだよ…(私が本をよく読む場所って病院とか電車の中とかだからなあ)。でも映画前には読みたいよなあ…ホント…うう…。

 今日、病院に行って入院してる友達とお昼を食べたのですが…思わずまた最近の裁判の話とかしちゃいました。…ダメなんだよ!!軽すぎるだろ!!あんな判決でいいんか!!…と熱くなってしまいました…。
 「○○事件の判決が…」とかってニュースや新聞記事を見てみると、大抵納得いかない判決だったりするんです、これが。昔と比べて全然凶悪事件増えてると思うし…少年犯罪も…。なのでここらで刑罰の基準も何か見直しがほしい。今月にあった某殺人事件の判決も、とにかく納得いかなかった。
 「どうしてこんな悪い事した人がぬくぬく生きてるのかね〜…私らは死ぬかもしれないのに〜」…などと、入院してる時は特に思ったりしていた。…そんな時に「「ガン細胞を植え付ける刑」とかできればいいのに!」と、同室の友達と話したもんです。…そういう凶悪犯はせめて医学の為に役立ってほしいね。
 うお〜何か酷い事書いてるかな、私…。でも一生懸命病気と戦って、頑張っていた人が亡くなっていくのを沢山近くで見てきたから…それと比べて反省の色もない、ふてぶてしい犯人とか見てるとそう思っちゃう。は〜…それにしても…どうしていつもそういうムカムカする判決のニュースとか見ちゃうのかな、私。もっと明るいニュースはないのか…。


京都に行きたい

2002年03月24日(日)

 桜が綺麗ですね…。私の家の庭には梅の木はあるけど、桜はない。でもまあ、桜なら大きい木の方がいいしな〜。チャリで母校の中学校まで行ってみたら桜が満開で綺麗でした。いいですな…日本人でよかった。

 旅行に行きたいです。私はもともと旅行をよくする方じゃないんだけど…たま〜に行きたくなる。海外なら近場でいい…けど、まだ国内旅行を全然してないのでまずはそっちかな。それも京都。…ええ、今は京都に行きたいです。
 普通、関東の学校で修学旅行というと、1度は京都に行くと思うんだけど、私は行った事がありません。中学、高校と私の代だけ運が悪いというか何というか…で、修学旅行はみんな東北で、関東より南には行った事がないんだな、これが。結構珍しいかも。同人誌のイベントで(爆)、大阪と名古屋には行った事がある。京都の同人の知り合いのマンションに泊めてもらった事もあったけど、観光はしてこなかった(…というか、そんな時間はなかった…)。なので、観光で関東より南に行った事ってないです。
 親戚とかも南にはいないので、本当に縁がないんだよなあ…。ああ、行きたいよ京都…。私が観光する所っていえば、新選組関連の場所ばかりになるだろうから、誰かと行くとしたらシュミのあった友達とじゃないと駄目だけどね…。まあ一人も気楽でいいんだけど。私、好きな場所には何時間でもいたいタイプだから、友達と一緒だと迷惑になるかもしれないしな。う〜…行きてえ〜…。

 池袋サンシャインにどこいつグッズが売ってるショップがあると知って行ってきました。んが、お目当てだったどらやきが売り切れ…。今度の入荷予定は明日…とかになってて。明日って…ぐはあ…1日違いかよ〜…ショック。もうしばらく行けないしなあ。誰か買ってきて…。ついでにトーンを買いにハンズにも寄ったのだけど、マンガ関連の売り場が縮小されていてまいりました。少なすぎ!あれじゃあ買うモノがない。
 5月あわせの原稿に入るのでしばらく外出もあまりしない予定。珍しくネームから作業してるんだけど…うまくいかない。マトモなページ数の1本のマンガって退院してから描いてなかったので、勘が戻らないです。昔は50Pのマンガとか描いたのになあ…。
 サイトの更新も来月下旬くらいまでは文字モノばかりになりそうですが、そういう事なので…スミマセン。ゲームもできないよ!!!…あう…キューブのバイオが…ソフトは手元にあるのに…拷問だな。GBでもバイオ外伝が出るみたいだけど、登場キャラ見たらレオンがいたので…こっちもやりたい…(どうでもいいけど、こういう本編以外にはレオン出すくせになあ…。いい加減、本編にもレオン出してもいいんじゃないの〜?)。


久しぶりのイベント参加

2002年03月19日(火)

 17日は久しぶりのイベントでした。朝は開場までに間に合うように家を出たつもりだったのだが…10分遅刻でパンフ代1200円とられたよ!!(サークル参加者にはパンフ1冊無料券がついているのだが、利用できるのは一般入場開始時間まで) …しかして時間制限つきなんて、無料券つける意味あるんだろうか? …相変わらずパンフ代高いし(ぷんすか)。
 私の事を忘れないで会いに来てくださった方々、有難うございました。御本や退院祝いも嬉しかったです。でへ。元気でた〜。
 久しぶりに本も買いました。冬コミの時は出歩いてたけど、知り合いまわりが主で、実は買い物って全然してなかったので…。しかして皆さん5月前に新刊とは…偉すぎっス。…というか、私が最近サボリすぎなのかも。シリアス本など買って読んだら、私も描きたい衝動にかられてきました。ここしばらくゲームばっかやってて、ボーッと「同人誌を今やめてもそれはそれで平気かもしんない…」などと考えていたりもしたのだけど、人様の描いたイイ話を読んだら「やっぱり長い話もそろそろ描きたいなあ」と思ってきたり。ちょっといい刺激になったなあ。…でも実際自分で描くとなるとうまくいかないんだけどね…。
 イベントから帰ってシリアスのネタ出しをしてみたり。でもバイオじゃありません。天誅も夏の本用に今は描かないつもりだし、侍も実はネタ出るほどプレイしてないんだよね〜…。…という事で、5月は新刊出るとしたら…バイオスペースだけど○○本になりそうです。

 キューブのbiohazardも予約はしたけど…原稿にこれからかかるとしたら、プレイするのは来月末になりそうだなあ。まあ、キューブ本体まだ買って無いしな…。ソフトを目の前に置いておあずけ状態で原稿をやる事になりそう…。
 バイオは新作が出てくれない事には、何かマンガ描く気になれないんですよ。今年中には何か発表があればいいけどな〜。ネットバイオはやるか判らんし…。とにかくレオン出してくれよ、レオン…。
 トップ絵を一応クリスに変えましたが、あの下絵は去年描いてほったらかしだったモノ。biohazard発売頃に色塗ってアップする予定で線画おこしといたんだけど、できなかった…。5月あわせの原稿終ったら色塗りやるです…(反省)。


子供で和む

2002年03月16日(土)

 ぼちぼち気持ちの切り替えができてきた感じです。彼女の為にも元気にならないとね、私。御心配おかけしました。掲示板への優しい書き込みも嬉しかったです。17日は久しぶりのイベントなので…お会いできそうな方はどうぞよろしく。

 子供を見ていると和む。特にまだ反抗期が始まらない前の小さい子供ね。
 妹が引っ越し前に子供を連れて遊びに来ました。引っ越し先は旦那の実家。二世帯住宅なのだが、妹はお姑さんが苦手らしいので、かなーり乗り気でない引っ越しなのだ。私の入院中は電話で私の愚痴を聞いてくれていた妹だけど、引っ越ししてからは逆に私が妹の愚痴を聞く事になりそう。ま、頑張れや…。結婚って大変なのね〜。…私はしないぞ。
 結婚といえば、結婚相談所からは最近電話が来なくなってよかった。…思えば明日から入院するという時に電話が来たりした事もあった。初めての入院と手術という現実を前にして、生きた心地なんてしなかった時に「結婚の御予定は…」などどいうフザケた電話が来たもんだから、もう腹が立ったの立たないの。加えてああいう電話って社名は言わずに名字を名乗って、さも私の知り合いか何かのように電話口に出させようとするので嫌い。キッパリ「結婚する気ないです」と言っておいたので、しばらくはかかってこないと思うけど。

 話が子供からそれましたが…。昨日、会社帰りの電車内でとても可愛い、アメリカ人らしい兄妹を見ました。お兄ちゃんが小学生高学年くらい、妹が低学年くらい。2人だけで電車に乗っていたので学校帰りだったのかも。
 ウチの方は田舎なので、あんまし外国人を見かける事って少ない。その上その兄妹は2人共見事に綺麗なブロンドで青い目だったもんだから、やたら目立ってたなあ。途中まで車内は少し混んでいたので、その兄妹は立っていたんだけど、席がひとつ空いた時にお兄ちゃんが妹を座らせていました。エライ。…しかも本当に顔立ちが可愛かった。やっぱり日本の小学生とは違うよな〜。
 その兄妹は…私が乗る前から乗ってて…、私が地元の駅で降りた時も降りなかったので、そのまま先まで乗って行ったんだけど…。ウチより田舎に住んでるんだろうか…ある意味スゴイ。必然的にかなりの長距離だし。無事に帰れたのならいいが…。


考えてしまう事

2002年03月07日(木)

 どうも。やっと落ち着いてきました。いつもの生活ができてきた感じ…。ゲームする気もようやくおきてきたし。会社の方も今月から週に2日行っています。
 彼女が亡くなったから…という訳ではないけれど、まだ入院している他の友達の事も心配です。近くにいたぶん、私よりショックが大きかったと思うし…。あとで知ったけど、電話で彼女が亡くなった事を知らせてくれた友達は、最初私に連絡するのを迷っていたそうだ。亡くなった事を知らせれば私が悲しむだろうと思ったらしい。でも迷った末に連絡をしてきてくれたお陰で、私は彼女の告別式に参列する事ができた。思うんだけど…友達が亡くなってその告別式に参列できる事ってそんなにないかもしれない。家族や親戚ならともかく、友達には家の人からわざわざ連絡なんてされてこないよね…。だから最後にお別れして、見送る事ができて良かったと思う。
 …そう考えると。自分が死んだ場合、友達は告別式には来ないだろうなあ…とか思ったり。メールの普及のお陰で電話する機会は昔と比べてずっと減ったし、いつでも連絡がとれそうなメールも実はそうじゃない。相手が見なければそれっきりだし、そうじゃなくてもそんなに頻繁にメールのやりとりはしないし。きっと私が死んだら…友達はその数カ月後に知るようなパターンなんだろうなあ…。そう考えると寂しいですね。メールって本当に便利なようで、便利じゃないよな…。いつでも出せると思うと、自然と連絡回数も減るし。私はサイトを持っていて、こうして日記も時々書いているから見ている人には今のところ私が無事だと伝えられるけど。でも実は親しい友達ほど、ここの日記って読んでくれてないみたいなんですよ(苦笑)。私に何かあっても知らないままになるんじゃないかなあ…。
 …ああ、すみません。勝手に寂しい方向に話題をもってっちゃって。でもやっぱり1度生きるか死ぬかという事実にぶつかった事のある人間って、ボーッとこんな事を考えてしまいます。いや、今でも再発の危険はあるから、死ぬって事を他の人よりはいつも近くに感じているけどね。嫌ですね…。

 暗い事を考えそうになる時は、別の事やって気を紛らわせたり。私の場合はゲームですが。…という訳で、東京魔人學園外法帖をやってます。魔人學園シリーズはプレイするのはこれが初めてなんだけど。プレイする前に会社の仕事で攻略ページやったもんで、攻略は多少判ってたんだけど…。でも事前調べもいらないほど、バトルはヌルいです。サモンナイト2のバトルはなかなか厳しくて、進みが遅かったんだけど、外法帖はサクサクすぎてそれも何だかな〜。こんなにヌルいバトルってのも珍しいかも…。女性ユーザー向けなのか?? 時代背景が幕末なので、そのへんは楽しんでやってます…。


永遠のお別れ

2002年03月02日(土)

 大好きだった大切な友達が亡くなりました。以前入院していた時に同室で、隣りのベッドだった友達。最後に連絡をとったのは去年の暮れだったので、今年に入ってからの状況は判らなかったんだけど…。とりあえずまた再入院するらしい事は聞いていたので、また外来で病院に行った時に顔を見に行こうと思っていた矢先の事だった。
 入院していた他の友達から夜に電話がきて事実を知った時は「信じられない」…ただそれだけ。しばらく呆然としてしまった。私の記憶にある彼女は、いつもとても元気だったから。
 私が抗ガン剤の治療の為に入院して、あとから転院してきたのが彼女。歳は私よりひとつ上。きれいで明るくて面白くて、いろいろな話をした。前にも書いたけど、病室で四六時中一緒にいると、数年つきあってる友達より何倍も親しくなる。彼女ともそうで、遠慮も全くない、悪態も平気でつけるような仲になった。昼間は私が横になる暇もないほど、しょっちゅう話しかけてきたし、私のベッドに一緒に座ってゲームもした。廊下に出てそこを通る人の人間観察をしてみたり、午後にはお茶を入れてくれて雑談したり。編み物が得意で、彼女に教わって私も何着か作品を作る事ができた。ただでさえ苦しい治療や、痛い検査でウンザリする暗い入院生活の中、彼女がいてくれたお陰で毎日が和らいでいた。彼女の家は私の祖母の家と近かったので、そっちの話題も通じたし、共通点が沢山あった。
 私が退院してからしばらくして彼女も退院し、外でも1度会った。そのあとまた再入院…。私が外来に行く時は病棟にも寄って顔を出していたけど、大変な治療のあとでも頑張って話をしてくれた。とにかく明るくて弱音は吐かない人だった。
 友達でもあまりお互い面と向かって「好き」という言葉は照れて使わないと思うけど、彼女は私にちょっかいを出しながらニコニコして「だって私、好きなんだよ〜」と言ってくれていた。そういう事も素直に口に出せる人だった。私も彼女もお互いに気を許せる仲だった。
 彼女は本当に死んじゃいけない人だったと思う。子供も5歳でまだ小さいし、新しい家に引っ越し間近だった。知らせを聞いてから頭の中で「なんで」という言葉がぐるぐる回って仕方なかった。彼女の旦那さんと何とか連絡をとる事ができたので、告別式には行く事ができた。本当にそれまでは実感がなかったけど…式が始まって、遺影を見た時「ああ、やっぱりそうなんだ…」とズシンときた。彼女とは本当に楽しく話をしていたイメージしかないので、柩の中で横になっている彼女を見た時は何だか不思議な気がした。こんなに静かに寝ているのは彼女らしくない。でももう起きないんだ…と思ったら、涙が溢れてきた。
 私の携帯は入院中に彼女とお揃いで色違いを買ったものだ。携帯には彼女から来たメールがまだ何通も残っている。去年の私の誕生日祝いに来たメッセージや「今度会える?」といった内容。それを見ていると今でも彼女からメールが届きそうな気がする。
 本当に彼女は私の大切な友達だった。告別式から1週間経って…ようやく最近落ち着いてきました。もう全身の力が抜けたみたいに、知らせを聞いてから何もする気がおきなかったんだけど…ようやく。でも彼女の事を思い出す度にやっぱり泣いてしまう。泣かずに思い出を振り返る事ができるようになるまで、まだだいぶかかりそうだけど…。今は彼女の魂が安らかに眠れる事を祈るばかりです。
 今迄ありがとう、本当にあなたと一緒に過ごせた時間は楽しかった。またお線香をあげに行くからね。

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沖田なおひろ [HOMEPAGE]

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