YUCHIKOの音楽とおでかけキロク★
ゆちこが行ったライブレポート・舞台の感想・CDの感想・大好きなアーティストについて。そして映画の感想やあっちこっちにお出かけしたキロクなどを書きつづります。

ジャンルを問わず、今日もいろんなとこに行ってます!

2002年03月18日(月) 最近のお気に入り、キックザカンクルー!!

最近巷では完全に定着した、このジャンル。
ドラゴンアッシュを始め、ライズ、ジブラ、ライムスターなど個性的な集団がいっぱいです。
(っつーか、あまりにたくさんアーティストがいすぎてもう区別つかないと言うのが本音・苦笑)

ラジオを一日中つけている私の職場では似たような曲、でも違うアーティストとゆーまぎらわしいものがガンガン流れて、もーわからんっちゅーのー!!と腹立たしくなる事が多くて、いつしかこのジャンルがあまり好きではなくなってしまった私。
どっちかと言うと、メロディアスなロックなどが好きなので・・・。

でも、そういう中、去年の夏ぐらいからキックザカンクルーというグループがちょっと気になりだしました。
ラッパーと言うのは、どーも自分の事を誇示する内容の歌詞を書く人が多くて、「あ、この曲カッコいいな」と思ってよく歌詞を聞いてみると「俺らはこんなにすごいぜ!」「やってやるぜ!」「ぶちかますぜ!」みたいな大して内容もないことをずーーっと連呼してるのでガックリくることがしばしば・・・いつしか敬遠するようになってしまってました。
確かにサンプリングの技術なんかはすごいと思うし、リズム感もスゴイいいし、音もカッコいいとは思います。ただ、なんていうか、"曲として何を言いたいか""歌詞を含めての完成度"というのが、どうも薄い気がしましてですね・・・(なにしろ、一人きりの残業が夜中の2時くらいまでかかった時に、ラジオから「俺らサイコー!」「まじすげー」連呼の歌が流された時には、マジ切れそうになったからなぁ・・・)

キックの歌は、まず第一に他のグループに比べて、「音選びのセンスが良い」と思います。
たいがい似たような感じの曲になってしまうことが多いこのジャンルにおいて、キックの曲は一曲一曲の個性がハッキリしている。ライブで続けて聞いても、まず飽きないであろうというのがよいです。
歌詞センスが良い、ということも言えると思います。
聞いていて、印象的な言い回しがあったり笑える言葉遣いがあったり。これは、これだけ音楽が氾濫する昨今にあっては大変大切な事で、アーティストとしての資質が問われるところだと思うのです。
歌詞に彼らの人柄が出ているところも良いところ。とにかく、出たばかりの彼らのメジャー1stアルバム、『VITALIZER』、彼らのカラーがふんだんに盛り込まれた、バラエティ豊かななかなかの名盤だと思います。要Check!!


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