2004年06月11日(金) |
実家の犬:サスケのこと |
11日の昼、サスケは息を引き取った。 12歳・・・人間で言うと70歳前くらいだろうか。
約1ヶ月前、サスケは後ろ足がおぼつかなくなっていた。 「ネンザしたか?筋を痛めたか?」と近くの動物病院に連れて行き、 痛み止めの薬をもらったそうだ。
痛みは少々は治まったようだったけど、また再発し、5月29日の夜 「ギャーーン、ギャーーーン」と鳴いてかなり痛がったらしい。 母親から電話がかかってきた。「どうしよう」と。
あたしは元職場(動物病院)に連絡し、急遽診てもらうことに。 痛み止めの注射をしてもらい、翌日30日に詳しく検査してみた。
その結果↓
サスケの歯は歯肉炎&歯周炎&歯石いっぱいでボロボロ ↓ 歯の菌が血液に入り、心臓の内膜に炎症を起こした ↓ 心臓の壁がはがれて血液の流れにのった ↓ 足の付け根の血管にそれが詰まった
・・・というわけらしい。
サスケの右後ろ足は冷たくなり、血液循環が悪くなっていた。 これはかなりの痛みを伴うため、サスケは痛がってたのだ。
注射や飲み薬で投与していたものの、なかなか良くならず 後ろ足が立てないから、排泄は垂れ流しに。 体重20kgあるサスケの世話は大変だったけど、しょうがないよね。
サスケの足の血流は戻らず、冷たいままだった。 血液循環が悪いために、足先が腐ってきた。 足先や、床ずれのできた部分や肛門部などにハエがたかり ウジがわきはじめた。 それを洗い流し、消毒した。
強い薬も色々使ったけれど状態は変わらず、6月8日頃から サスケの食欲がなくなってきた。
11日の朝、「ギャーン、ギャーン」と2回鳴き、サスケの目の 動きがおかしくなった。 どうも、脳の血管にも詰まりが発生したようだった。
その日の昼前、サスケを病院へ。 血液検査をすると、「貧血、脱水、炎症反応、内臓数値の異常・・」 心臓も弱ってる。サスケの身体がボロボロであることがわかった。
「点滴をしたほうがいいな」とのことで、点滴を開始。 入院室にサスケをそっと寝かせて、5分ほど経ったとき発作がきた。 ちょうど、あたしが入院室を出ようとした時のことだった。
すぐに先生を呼び、手術室に運んで気管確保、心電図装着。 ・・・呼吸停止と心停止。
人工呼吸と心マッサージを30分。 サスケの息が戻ることはなかった。 サスケの辛かった闘病生活が終わった瞬間だった。
サスケを連れて帰り、家族でお別れをした。
翌日、霊園さんにサスケの火葬をお願いした。 サスケはお骨になって実家に帰ってきた。 これで、実家にあるお骨は全部で4つになったね。
どうかみんなで天国で元気に走り回ってね。今までありがとうサスケ。。
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