詩集 ”心の扉をひらいて

2006年09月11日(月) あなたの瞳

あなたは今 どうしていますか?
お元気ですか?
何を想っていますか?

別れの日から 季節は一巡して
再び あなたと出逢った
秋になりました

今でも
あなたの 私を見つめる瞳が
忘れられません

ただ見つめあう恋でしたが
言葉にするより
身体で触れ合うより

どれだけ あなたの瞳に
激しく深い愛を感じたことか

あのとき確かに
私だけのものだった あなたの瞳
今でもずっと
私だけのもの
 
 
 
 



2006年09月10日(日) ピアノの音に抱かれて

静かに涙を流しながら ピアノを弾く
ピアノは すすり泣くように歌う

寂しかった
悲しかった
つらかった

さまざまな心の叫びを
優しく 両手で包み込むように抱いて
ピアノの音は 天へと昇る

涙を流しているのは
私なのか
ピアノなのか

 
 



2006年09月09日(土) さようなら

私の心のもやもやを
一陣の風がびゅうと
吹き飛ばしてくれたら

あなたに
笑って
さよならが言えそう
 



2006年09月08日(金) 僕の心

僕の海は荒れていて
吹きすさぶ嵐の中
サカナさえ
海の底で震えてる

僕の空は荒れていて
土砂降りの雨の中
ミミズさえ
地面の中で震えてる

僕の空と海は
いつになったら
静けさを取り戻すのだろうか
もう疲れて
生きているのさえ嫌になってしまう

君しか
僕を救えないのに
君は
僕を救えない
 
 
 



2006年09月07日(木) もうこれ以上

今でも
あなたのことを思うと
涙がにじむ

どうしてこんなに
愛してるのだろう

あなたに巡り合えただけで
幸せだったのに

いつも
あなたの傍にいたいだなんて
思ってしまう

こんなに愛し合えるなんて
きっと奇跡

あなたの言うとおり
私たちは
前世でも愛し合ってたんだね

だから
巡り合えた
愛し合った

だから
離れられない

だから
もう これ以上
望んではいけないんだね
きっと・・・
 
 
 


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