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メロディの無い詩集        by  MeLONSWiNG


メロディの無い詩集        by  MeLONSWiNG
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下 剋 上 2004年03月31日(水)


甘美な果実
とろけるヨーグルト
香りよい生クリーム
芳香なリキュール
なめらかなシロップ

たらりたらり
たらたら
極上の味と色彩で
ぶち殺せ
さあ 下剋上

さえずる小鳥
眠る子羊
駈ける子馬
はしゃぐ子犬
じゃれる子猫

そろりそろり
そろそろ
溢れるほどの愛で
ぶちこわせ
さあ 下剋上

笑顔は嘘のため
優しさは騙すため
真心はエサにして
後から突き落とせ

じわりじわり
じわじわ
つもりつもった怒り
抹殺だ
さあ 下剋上


WORST ONE 2004年03月30日(火)


たとえば
自分の心が誰より確かに
理解できているなら
その意地悪と
その卑屈さは
夜の中でSELF HATE

自分が可愛くて
チヤホヤされたくて
自分で都合良くコントロール
できる人だけ選んで
へつらってる
貧しい心のなれの果て

WORST ONE
自分だけが知ってる
負け犬の証
誰も気付かないように
笑顔と言葉で守るけど
不機嫌だけは隠せない

負けたくないプライド
見せたくない悔しさ
だから誰かをこきおとして
自分を愛撫してるだけ
遠ざかる人々
理屈は偽物の光

WORST ONE
自分だけが知ってる
負け犬の証
誰も気付かないように
笑顔と言葉で守るけど
誰もがもう気付いてる

ホラ君から離れてく
また君から離れてく

意図的にあてはめた
不誠実な約束
頭がいいおかげで
目は曇りっぱなし

WORST ONE
WORST ONE


黄色い下着のドブネズミ 2004年03月29日(月)


色気づいたまま
黄色い下着でドラッグに浸る
街を歩きながら
どんどん欲望に蝕まれてゆく

ドブネズミ
ドブネズミ
ドブネズミ

黄昏が迫ったら
服を脱ぎ準備して
臭い穴に潜って
残飯をあさるんだ

ドブネズミ
ドブネズミ
ドブネズミ


不運な男 2004年03月28日(日)


少し俯けば青い風
目を付けたのが大きな口

不運な男

緩いシステムの
キツイ差別

空も見えないところで

ちょっと居眠り
また呼ばれて

やれやれ
たった一発の弾丸
命中させるように


洪  水 2004年03月27日(土)


全てが流されて
僕と君が残った
高い丘の上
水が引いて
花が咲いた
猫が集まってきた
犬が集まってきた

人が集まってきた

そして光が差してきた

また見えてくる
またわかりはじめる

水が引いて
緑が溢れて
時が経てば
また洪水がやってくる

心に繰り返す
不安の波を
のりこえて君は生きる

幾度もの洪水を
心に引き起こし
消えない僕に気付く
流されない未来に気付く

心に繰り返す
不安の波を
のりこえてふたりは生きる


原宿ルンバ 2004年03月26日(金)


何故そうも態度を変えられるのか
僕の脳では理解不能
黒い
黒い
カフェミルク
オーバードーズ
ありえないそうだよ

ひとりふたり
そして三人
街に散らばる
子猫たちのルール

どうやらぼっとしてるうちに
時はもの凄い速度で
通り過ぎてしまったらしい

ぼくの欲望が
頭をもたげる可能性など
ゼロだから
最低の奇声たちよ
安心したまえ

吠える男
吠える男
吠える男

臭い街に
泳ぎ続ける

朝が来ても
変わらない生活にしがみついて


渋谷マンボ 2004年03月25日(木)


冗談はそこまでにしておいて
君のすり減った感情が
クリームと一緒に溶けるから

まるで壊れた人形みたい
高音のアニメキャラみたい
電話に囁く様子に
白ける同乗者の呆れ笑い

知っているフリ
知ったかぶり
おそらく君は利口じゃないね
言い訳をしながら
ただ人を待たせてる

誰が待つか見え見えだけど
期限付きの金稼ぎ
もう一生会うこともないだろう

TRASHBOXの中の徘徊
夜が終われば疲労が少し
帰れる場所への安心感に変わる


2004年03月24日(水)


ときに優しく
ときに白く
ときに水のように

きみの脳から
ぼくの背中へ

突き刺すような痛み
ほとばしる快楽
不思議な苦み
露わな甘み

破片が飛ぶ
月の赤い砂丘
ときに眩しく
ときに暗く
熱く
寒く
ほとほとと呆れ果てて
それでも
側にある光のように

ぼくは
塊になって
きみの足元の匂いを嗅いだ

ぼくは
塊になった
きみのこと抱きよせた

無意識で
無意識で

ぼくは
塊になって
ここで死ぬこと感じた

ぼくは
塊になって
偏ったワルツを踊る


黒焦げ 2004年03月23日(火)


きっと僕の中は高熱で
焼け焦げてる

追いつめられたり
ストレスだったり

きっと僕の中は高熱で
焼け焦げてる

起きているときも
寝ているときも

黒い煙が
体中に満ちて
関節から漏れはじめるのさ
そのうち焼けおちて
死んでしまうかも

みんな僕を平気だと思ってる
みんな僕が笑ってると思ってる

勝手なことばかりいってる
勝手に理解してる

疲労より
苦痛より
まだ重いものがある

心の中をのぞいてごらん
ほら真っ黒な煙で
煤だらけの世界


恵比寿ビギン 2004年03月22日(月)


エアキャップに包まれた
在庫が運び出されて
目つきの悪い男が
店の入り口を塞ぐ

アンティークショップが
奪われて
借金のカタに
消えてゆく

僕は時間待ちで
車の中から古いオーディオを見てた
ラメのシャツ
ナナメのサングラス
時折大きな声がする

ビギン・ザ・ビギン
絶望の顔が
子供の手を握る
ハンバーガーショップ

ラジオがうなだれてる


目黒演歌 2004年03月21日(日)


ちゃんちゃかちゃんちゃん
ちゃかちゃかちゃん
ちゃっちゃかちゃかちゃん
ちゃかちゃかちゃん

権の助坂駆け上れ
ヨフレ ヤフレ
テリョイチャフォー
あそこで見たのは
もう幻の写真
記憶もおぼろげだけれど

ジーンズの袋を
タクシーに持ち込んで
塒に帰る

病んだこころの行き場に
鳥籠を選ぶなんて
偉い先生は何を考えてるやら

坂を上れば
すれ違う
僕の顔を覚えてるかい

振り向けば過去はきえた


五反田ソウル 2004年03月20日(土)


ソウル五反田
ソウル五反田
ソウル五反田
赤のれんGOGOGO

彼女と川を眺めてた
彼女と夜に包まれてた
ドブの匂い
嘔吐する中年社員
ゴールデンホール

ソウル五反田
ソウル五反田
ソウル五反田
サブウェイGOGOGO

彼女とビルを見上げてた
彼女と飛び降り心中の
予定を組んでた
高笑い酔っぱらい
風俗ネオン

ソウル五反田
ソウル五反田
ソウル五反田
電気GOGOGO

ソウル五反田
ソウル五反田
ソウル五反田
悩んでGOGOGO


激辛カリーとキツイ服 2004年03月19日(金)


辛い辛い辛い
辛すぎる
誰が食えるの
こんな辛いの

10倍20倍30倍
舌が真っ赤に腫れあがる
汗が溢れる
僕には無理
僕にはもう無理
泣きいれちゃう
もうこれ以上
食べられない

辛い辛い辛い
辛すぎる
誰が食えるの
こんな辛いの


偏食家
好き嫌いが沢山あって
食べれるものといえば
ひたすら辛いカリーだけ
しかも額から
たらたら流して
息を止めて食べてる

無理してでも着たい
小さなサイズの服
無理矢理着たから
滑稽なラインをつくる

ねえ
だから
もう僕は食べれないって
こんなに辛いカリーなんて

冷たい水と
ゆるい服
ぼくはそれがいい

それでも激辛だけを
求めるあなたの舌は
すごいよねえ
それで味がわかるんだから

似合わぬ服は街をひとり歩く
誰にも着られずに


ヘタクソの理論武装 2004年03月18日(木)


着られてる着られてる
踊れないから
絡んだ足元
机の上で言葉組み立ててるけど
それが何よ?
衝動でしょ?
感動でしょ?
あるがままの姿と
そこに生まれたものが
人の心動かすわけでしょ?

だれも感動しないのは
だれも評価しないのは
ヘタクソだって事だよ
ヘタクソだって事だよ
ヘタクソだって事だよ
ヘタクソだって事だよ

ヘタクソってのは
心の形ね
テクニックじゃなくて
表現力じゃなくて

下手なのはわかったから
もう理屈捏ねるのやめたら

上手い人の理屈は
なるほどと思うけど
下手なクセに理屈ばっかこねてると
ただの言い訳か
はたまた強がりにしかみえない

いつからこんな簡単に
落書きに値札がつけられる世の中になったのだろう
皿を回して
絵の具こぼして
マウスいじって

これってただヘタクソなだけじゃないの?

素人の僕はそう思う
邪心のないこの子供もそう言ってる


雷光に浮かんだ人形邸宅 2004年03月17日(水)


暗い道を歩いていた
街灯もなく、月明かりでボンヤリと
道が見える程度のところ

突然、稲光
一瞬の光に浮かんだ小さな家

人形がいた
歩いていた
動いていた

再度、稲光
人形と目があった

見ない振りをして
家路についた
後をつけられている気がした

後から気配がした

僕は何も見ていない
何も見ていないんだってば


二十世紀ヶ丘の月 2004年03月16日(火)


新月の前夜に
丘から見た薄明るい空
君の守るもの
どうか温もりを伝えて

いま遠く離れた街で
届かぬ声に願いを込める
眠れない時に
明日の事考える

言葉のないママの声
繰り返すと夕暮れが迫る
夜明けが空を染める頃
君の顔を思い出すのかな

消えかけた月の
下で緑の匂いが
季節を告げはじめた
知らない風景
今すぐ飛んで帰りたいのに


新月の前夜に
丘から見たシグナルの色
君の寝息をいま
遠くから感じてる

いま君の知らない街で
まだ見ぬ未来を考えてる
眠れない時に
今日の仕事に縛られる

言葉のないママの声
繰り返すと俯く横顔
星の呟きの中で
君の歌を思い出すのかな

消えかけた月の
下で僕の心は
鳥になろうとしてた
知らない風景
今すぐ飛んで帰りたくて


炎の太鼓と氷の銅鑼 2004年03月14日(日)


ハニー 今夜は
掟破りの横隔膜
席を立つ前に
彼らの望みに
出来る限り協力しよう

炎の太鼓
氷の銅鑼

現実離れした
畔 キロの闇で
毛布の中に隠した
限りある心の財産

桜が咲くだろう
この道の両端に
桜が咲くだろう
強い風の中で


STEEL, RICE & MONEY 2004年03月13日(土)


闇の中で
鉄を運ぶ
遠く光る
出口

月の下で
米を運ぶ
やがて来る
夜明け

太陽の光
金を運ぶ
暗示された
未来


映画に行こう 2004年03月12日(金)


僕は詳しくないから
君に任せるよ
面白いやつ
楽しいやつ
キュンときちゃうやつ

それから
食事に行こう

連れて行きたい店
あの街にあるんだ
メニューは
どうか任せて
きっと気に入るよ

それから
夜景に抱かれよう

こうしてここにいる
君はここにいる
こうしてここにいる
僕はここにいる

映画の話をしよう
今日見たやつのはなし
明日の話をしよう
明日のお昼のはなし

天気予報はどうかなあ
暖かくなるといいなあ


TEA FOR YOU 2004年03月11日(木)


いつもここに来てくれて
ありがとう
まだお会いしたこと無いけれど
ありがとう

僕の前には
見えない壁
あなたの前にも
遠い宇宙

僕の住んでるこの街は
朝の光がとても綺麗で
夜明け直前の
紫色が
桜の木の枝から
こぼれる瞬間が
とても美しいです

暖かくなると
沢山の人が
お弁当をもってやってきます
昔、寒い朝や
凍えそうな夜に
誰もいない川縁で
泣きそうな気持ちになったけれど
春が来て
花が咲いて
心が癒えてきたとき
柔らかなやさしさに
気がつきました

いつもここに来てくれて
ありがとう
まだお会いしたこと無いけれど
ありがとう

僕の前には
見えない壁
あなたの前にも
遠い宇宙

やがて桜の花が満開になったら
この風景を
あなたにとどけます
昨日はちょっと
こころが冷えたけれど
でも大丈夫

壁の向こうに
放り投げる
春の匂いが
あなたに届きますように

さあ

お茶でも如何ですか?


夜  光 2004年03月10日(水)


曇り空から落ちてきた
闇の粒を車に乗せて
海の下をくぐれば
静かなトラックエリア

案内板の前で
時間が来るのを待っていた
響く音
夜に吸い込まれる油

どこまでも続くように
見える
しつこいほどの灰色
今は少し垢抜けたけれど
煙を吐いてた街の
匂いは時々思い出される

夜光
誰かを送りながら
この風景に沈む


温 度 差 2004年03月09日(火)


横一列に手を繋いで
陽気にスキップしながら
丘の上まで駈けてゆく
当たり前の笑顔で

走るのが苦手な子たちは
足が痛くて泣きたいけど
置いていかれるのがイヤで
ずっと黙ってた

みんな前しか見てない
先生は前を見なさいと言うから
その言葉だけ鵜呑みにして
隣の子の涙に気付かない
仲良しなのに誰も
仲良しなのに誰も
仲良しなのに誰も

みんなで乗り込んだ舟は
リズム合わせてオールを漕いで
向こうの島に向かって進む
日が暮れるまでに

腕の力の足りない子たちは
漕いでるうちに辛くなってきて
痛みが耐えられなくなってるけど
ずっと黙ってた

みんな前しか見てない
振り返ることをおそれてる
痛みに腫れあがった身体に
気付いて上げる人はいない
仲良しなのに誰も
仲良しなのに誰も
仲良しなのに誰も

バランスを崩した船は
右へ大きく逸れて
あの島から離れてく
気付いたときには
もう夕暮れ

『島まで泳ごう』と誰かが言った
次々にみんな海に飛び込んだ
寒くなって凍えてた子たちは
水の冷たさに飛び込めなかった

寒がりの子たち、風邪をひいた子たち
腕や脚の痛い子たち
とり残された舟の中で途方に暮れて
肩寄せ合って泣いてた

舟は海流に流されて
見えないところへ消えてゆく
泳ぎ切った子たちは
『どうしてこなかったの?』と首を傾げる
仲良しなのにどうして
仲良しなのにどうして
仲良しなのにどうして
泳いでくればよかったのに?って


ダンス天国 2004年03月08日(月)


ダンス天国昆虫軍団
ダンス天国爬虫類
ダンス天国両生類
生きる世界が違うと
痛感してても
踊りは目に入ってくる

嘔吐する
砂漠の真ん中で
砂漠の真ん中で
ダンス天国
星の光


変わってしまった人 変えてしまった人 2004年03月07日(日)


変わってしまった人
変わってしまったことに
自覚なんて無い

君は変わったと言われても
理解できないでいる

変えてしまった人
誰かを変えたなんてことに
自覚なんて無い

変わってしまった人をただ
苦い思いで見つめてる

人の態度が人を傷つけ
傷ついた哀しみが憎しみを生む
認めることが出来ずに
自分の価値観だけを核にして
1人の世界で法律を作る

変わってしまった人
変わってしまったことに
自覚なんて無い

心を閉ざしているのは
いつからなのかも思い出せない

変えてしまった人
誰かを変えたなんてことに
自覚なんて無い

自分の言葉の重さなんて
そもそも考えたこともない


BLUE MOON SCIENCE 2004年03月06日(土)


壊れてしまった人間が
君に呪いをかけて
君は誰も信じられなくなった

青い月の科学
君に涙の価格
脳に作用する錯覚
流れる血だけが赤く


復讐の請求は
君に呪いをかけて
君は新しい叫びを覚えた

青い月の科学
星はどこまでも高く
君の秘密を暴く
忘却を誰かが裁く


誰も興味を持たない
真実に固執して
君だけの理論
なんの役にも立たない

人が死んでゆくのを
ガラス越しに眺めてる
神様に助けてあげてと頼んでも
それは出来ない相談さ


夢の続きを楽しみながら
君の身体はどんどん
呪いに蝕まれてゆく

青い月の科学
かけられた手錠は固く
苦しみはきっと永く
辿り着くのは砂漠


GOLD WINGS 2004年03月05日(金)


オペラの都会で
運命の惑星を占う
約束をやぶったヴィーナスの
胸に全てを委ねて

君は充実した絶望の
その中で歩き出し
僕は希望という名の
孤独に身を投げた

飛べない翼
見せかけのGOLD WINGS
美しく飾られた
華やかなイミテイション
安物の未来が
嘘で固められてく

輝きを失うことに
躊躇わない心
重すぎる仮面で
プライドさえずり落ちかけてる

ほんのひとかけらの言葉が
誰かを救うのに
都合のいい情熱だけを
ただ自分でかばい続けてる

飛べない翼
見せかけのGOLD WINGS
落ちてゆく地の底は
まだ見えてないのに
叩きつけられた感触を
もう語ることが出来るのかい


飛べない翼
哀しみのGOLD WINGS
愛も憎しみもしって祈りながら
微笑みを無くした
未来に向かって飛ぼうとしてる


電気大臣 2004年03月04日(木)


大臣は電気を食べる
大臣は電気で動く
大臣は電気で考える
大臣は電気で生きる
コンセントがなければ
ただのデクノボウ

電気大臣
電気大臣
電気大臣


PEPPER MAN 2004年03月03日(水)


それは凄い
それは凄いよ
それは凄い

飛ばないようで
飛んでた
そして飛ぶとき
PEPPER MAN
SHAKE SHAKE IT SHAKE

時間がかかっても
ちょっと遅れても
火を噴くC−C−C
冗談じゃなかったようだ
でも
でも
DANCE IF YOU CAN
彼のようにね
PEPPER MAN

それは凄い
それは凄いよ
それは凄い

涼しい顔で
かっとばす
そしていつしか
PEPPER MAN
SHAKE SHAKE IT SHAKE

隣の野次馬に
噛みつかれても
ばらまくC−C−C
何とも感じないように
ほら
ほら
DANCE IF YOU CAN
彼のようにね
PEPPER MAN



失礼でしょ 2004年03月02日(火)


失礼でしょ
しっつれいでしょ?
失礼でしょ
しっつれいでしょ?
罪の意識がないなんて
おめでたくも呆れた話

人を傷つけて
誰も皆生きていきます
人に傷つけられて
誰も皆生きてきました
泣いたことありませんか
怒ったことありませんか
あなたの失礼な態度で
誰かが怒っています

失礼でしょ
しっつれいでしょ?
失礼でしょ
しっつれいでしょ?
罪の意識がないなんて
おめでたくも呆れた話

ごめんなさい
あなたのプライドを汚しました
謝ってください
私の心は踏みにじられました
泣いたことありませんか
怒ったことありませんか
あなたの失礼な言葉で
誰かが悲しんでいます

おこったのはあなた
怒らせたのは私
だから地に伏して謝ります
おこったのは私
怒らせたのはあなた
でもあなたは言い訳しか伝えない

失礼でしょ
しっつれいでしょ?
失礼でしょ
しっつれいでしょ?
罪の意識がないなんて
おめでたくも呆れた話





LANGUAGE OF LIFE 2004年03月01日(月)


パンを焦がしすぎても
僕は大丈夫
君は妙に気にしてるけど

『体に悪いよ』と
君は言う
『平気さ』とかじる。サクリと音がする

右へ 左へ
道を曲がれば
2人の街の
マーケットに夕暮れ

デザートを選ぶとき
僕はいつでも
真剣になってしまうのさ

ねえ

忘れてしまってよ
さっきの嫌な話のことは
僕がいるじゃない

だから今日は
ぼくがチョコレートを選ぶ
いいよね


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