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メロディの無い詩集        by  MeLONSWiNG


メロディの無い詩集        by  MeLONSWiNG
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OPEN MY EYES 2003年11月30日(日)


それ以上のことを考えて
閉ざされた部屋を探す
出来なかったことさえも
この手で成し遂げる

OPEN MY EYES

そこで待っている
全ては輝きをかくして
試そうとしているから
今はただ追いかける

OPEN MY EYES

朝の空気の中で
手のひらに握った想い
身体ぐんとのばして
夢に応えよう
変わらなければ
何一つ救えない
確かな自信を今ここに
目覚めさせる

きっと偶然じゃなくて
初めから仕組まれた必然
そう思えば何もかも
上手くいけると思うのさ

OPEN MY EYES


サラダとソース 2003年11月29日(土)


唇とがらせて
むっとしたまま
何も言わなくなって
下を向いて
黙々もぐもぐ
意地を張ってる君

僕はニヤニヤしながら
目をそらさずに
じっといつまでも見てた
どこまで我慢できるかな
視線感じたまま
いつまで黙ってられるかな

取り分けて残ったサラダ
もう一口分
こっちの皿に移す君の
口の下に
しっかりとソースの跡
可笑しくて
立ち上がって
紙ナプキンで拭いてあげた

そこで笑ってしまったから
今夜は君の負け

デザートが来る頃には
終戦協定が結ばれて
他の店より大きな器の
話をしながらもう忘れてる

そんな君でよかったと
いわなかったけどね
いわなかったけどね

でも思ってた


ここはどこ 2003年11月28日(金)


ここはどこ
僕は誰
頼むよ勘弁してよ
そんなこと訊かないで

ここはどこ
僕は誰
嬉しいんだけれど
ちょっと心臓が破裂しそう

幸せな
居心地の悪さ
ゴメンナサイ
ゴメンナサイ
ありがとうございます
汗があふれてきた

人の名前も覚えられない
見覚えのある顔・そんな程度

もうちょっとすれば
慣れてくると思うけど
今日はまだ緊張してる

ここはどこ
僕は誰
何を話せばいいの
やっぱドキドキしっぱなし


やさしく 2003年11月27日(木)


なんだか つかれるみたいに
言葉 言葉の 哀しい渦

とっても 淋しくなる
言葉 言葉の 不毛な掛け合い

やさしくしよう
やさしい言葉で守ろう

大好きなひと
あの頃のふたり

いまはちょっと疲れてるだけ

今夜は雨だけれど
雨上がりの朝焼けは
きっときれいだよ

綺麗なハーモニー
空を抜けるように


手  紙 2003年11月26日(水)


君のいない部屋に
切手の貼っていない手紙を
届けて そのまま帰る
帰り道の夜景に想い出を映して

高速の入口で 思いだした
言いかけた言葉の切なさ
いつまでも抱きしめあっていたくて
ふたりは寄りそってた

あの手紙には
愛の言葉がひとつ ふたつ
見慣れた風景に会いたくて
驚いた君の顔思い浮かべて
イタズラのために
つい そんなことを

手紙と一緒にMD
しかも入っているのは
たった1曲
無駄の多いようなことばかり
でも
それが伝えたかったこと
渡したかったこと

今夜も君のもとに
静かな微笑みが届く
いつまでも
いつまでも
こうしていたいって言ったじゃない

見上げた星は高く輝く
この空の下
ふたりは繋がってる


DRIVE 2003年11月25日(火)


言葉のないふたりは
ずっと黙ってた
シグナルが変わる直前まで
横顔でヘッドライト受けてた

DRIVE
HARM AND GO

眠れない夜にまたとけ込みながら

深い海の底に
泳ぐような曲が流れて
知らない事 教えあいながら
手のひらが記憶を刻んでた

DRIVE
HARM AND GO

君を守った日々に会いに行こう


この壊れた心を守った指輪が
安らかに眠る場所をさがした
ありがとう
抱きしめてしまい込んだ
永遠に眠れ
さよなら ようやく
別れるときがきたんだね

DRIVE
HARM AND GO

沈黙の中で 深い愛に胸を軋ませた

DRIVE
HARM AND GO

君の傷みは全て僕がうけとめる


FIRST LOVE 2003年11月24日(月)


君の膝で眠った
横顔を撫でられて

君の匂いがする
深く吸い込んだ

僕だけがさわれる
その胸の奥から滲んだ
絞るような痛みを
そっと指先で伝えてきた

消えそうな声で
小さな声で
耳元で囁いた愛の言葉と
一緒に僕の頬に
落ちてきたのは

こぼれた君の涙

『痛いよお』って
手のひらに力を込めて
僕の上に覆い被さる身体
静かな夜が過ぎてゆく

何度も何度も
何度も何度も
何度も
何度も

見つめて 
小鳥のように口づけして

また何度もくり返して
溜息だけがこぼれ落ちる部屋で
生まれて初めての気持ち

FIRST LOVE

どうしていいのかわからない
なにをいえばいいのかわからない
からだが勝手に抱きしめる
吐息だけが耳元に響く

空が薄明るくなってゆく
また何度もくり返して

君は顔をよせて
僕の匂い 深く吸い込んだ

肌が触れるたび
身体を震わせながら
敏感になったままで
互いを感じながら

気が遠くなりながら

はじめての愛
生まれてはじめての愛
神様がくれた
生まれてはじめての愛



NEW SONG 2003年11月23日(日)


目が覚めたとき
空から音符が降ってきた
それをひろい集めて
新しいうたを作った

NEW SONG


鏡に映った自分の顔が
いつもと違うように見えた
歯を磨きながら
新しいうたを作った

NEW SONG


靴を履きながら
左右の足が絡む気がした
車に乗り込む前に
新しいうたを作った

NEW SONG


恋人の匂い 2003年11月22日(土)


逢えない夜に
抱かれて眠る
恋人の匂い
隣に置いて

淋しい夜に
抱かれて眠る
恋人の匂い
声につつまれて

1人の夜も
ふたりで眠る
恋人の匂い
愛を感じて


ヒミツのレストラン 2003年11月21日(金)


何もない殺風景な街を抜けて
汚れた廃棄所のカモフラージュを越えたら
そこはタイムマシンの出口
誰も知らないヒミツのレストラン

今、全ての店が忘れてしまったメニューを
遠い記憶の中からもってきて
今まで悲しい思いを重ねてきた
涙色の人達のために運んできてくれる

遠い昔に 無くしたはずの
想い出にも 優しさにも
きっともう一度巡り逢える
そこはタイムマシンの出口
誰も知らないヒミツのレストラン


未来予測能力解除申請書 2003年11月20日(木)


今日は仕事を休んで
街のはずれにあるさびれたビルの
隠し部屋に入っている
うたうたいのためのお役所に行く

僕の詩に秘められた
神様から預かった力を封印するために
滅多に訪れる人のいない
うたうたいのためのお役所に行く

未来予測能力解除申請書
あたらしいギターと唄に
ちょっとこの能力は不調和なので
僕の唄から欲望と羨望を外した上で
これから楽に生きていきたい
無理をしすぎていたので

印鑑と指輪を添えて5番窓口へ
今まで僕を守ってくれたお守りに
『ありがとう』を告げたら
背中に羽がはえてきた

『手続きは終了です。解除は完了いたしました』
あっさりと告げられ、
封筒を渡され
お役所をあとにする
忌々しく恐ろしい力
もう必要などないから

足どりが軽くなる
体も軽くなる
渡された封筒を開けて
中を取りだしてみた

それは『理想的未来構築計画実現許可証』


ダーリン・胡麻団子 2003年11月19日(水)


かなり疲れたから
ここらでROCK AND ROLL
ダーリンダーリンダーリン
胡麻団子を食べに行こう
まだ熱いうちに

OCHA HICHA DO
ダーリンダーリンダーリン
胡麻団子を食べに行こう

もう一度

あんまりあんまりあんまりすぎると
うんざりうんざりうんざりさせちゃう
だからねダーリンダーリンダーリン
胡麻団子を食べに行こう

師走のこころ
今年はニッコリ笑って
歯には拭いきれない胡麻のあと

ROCK AND ROLL


GOOD MORNING 2003年11月18日(火)


GOOD MORNING
君は胸を押さえてここに来る
GOOD MORNING
どんな顔をして待っていよう

胸の鼓動を感じながら
周りのことなど気にしないで
笑顔が見えたら
思いきり抱きしめよう

GOOD MORNING
会いたい気持ちにあふれて
GOOD MORNING
過ごしてた 会えない時間

つないだ手を
離したくないから
クラクションの中
笑って駆け抜けた

交わす前の瞬間の
止まった空気が好き
不思議そうな瞳
吸い込まれそうになる
さあ
GOOD MORNING
GOOD MORNING
GOOD MORNING
今日 最初の温もりを
身体に染み込ませよう


TRUTH 2003年11月17日(月)


自信なんてカケラもないんだよ
望みなんて僅か1%
なのにこうして笑っているのは
きっと淋しいから

こうして君のこと解っているのは
同じくらい何かを憎んで
取り残された気持ちに慣れてしまった
同じ眼をしてた

いま欲しいものは
約束された未来じゃなくて
正直な自分の存在
ここにあるこの心
無理してでも笑って
君に褒めてほしくて
ちょっとでいいから
褒めてほしくて
意地を張ってた


膝を抱えて朝を待っても
僕の想いを知る人はいない
誰にも言ってない
誰にも伝えてないから

だから全てを抱え込んだら
想いに潰されそうになるけど
楽になるために口を開くより
1人で君を守る

悩みなんて理屈じゃない
強さなんて役に立たない
全てを消せないのなら
同じ事だもの
無理してでも笑って
君に褒めてほしくて
ちょっとでいいから
褒めてほしくて
意地を張ってた


ほら僕はこんなに弱い
僕はこんなにも脆い
どうしようもなく淋しい
なのにこうして生きているのは
守り続けることが
いま生きている証だから

幸せのかたちは
この意思が決めること
止めないで
心配しないで
恐れないで
僕はずっと元気だから

誰かを愛するって
本当に凄いことだね
だってこんなに真っ直ぐに
前を見て歩けるもの

いつか君に
いつの日か君に
心から褒めてもらえたら
全てがとけて流れて
海になる


自信なんてカケラもないんだよ
望みなんて僅か1%
なのにこうして笑っているのは
本当に愛しているから


心はいつもクリスマス 2003年11月16日(日)


時間の過ぎるのは早いから
いつだって寂しくなる
だからいつでも会えるように
心はいつもクリスマス

噂だけしていたけれど
気付けばここにもサンタクロース
微妙に違う気がするけど
心はいつもクリスマス

想い出になるように
深く刻めるように
大切に 大切に
ただそれだけの事なのに

誰も教えてくれなかったの?

いままでどんな夢を見ていたの
うとうとした時のこと
もっと教えて

真夜中によい子たちは眠る
だから君ももうおやすみ
待ってる 進む そして応える
心はいつもクリスマス

想い出をたくさん作ろうね
たくさんの想い出を


グァバジュース 2003年11月15日(土)


赤いグァバジュース
炎の中で恋人たちのスパイス
少なめにして
ジュース 少し遅れたジュース

黄色いマンゴージュース
白い花の無意味な飾り
野菜は15種類
ジュース ノンアルコールでドライブ

雨が降りつづけば
猫が飛び出しちゃうよ
でも もう晴れた日にだって
猫に会えるんだね

パフェ
甘いもの好きな愛に紹介
その前に事前調査
それもこれもまとめて

予定数えながらジュース
僕は嫌いなスイカジュース

リンゴは面倒くさくて
皮をむいてられない
口まではこんできて
種のない状態で

ストップウォッチで測ったように
定期的なKISSのフルーツ

パイナップル引き抜いて
かぶりついた
少し手がべとついた

薄暗い珊瑚礁は
ダイバーを引き止める

赤いグァバジュース
炎の中で恋人たちのスパイス
僕にだってちょっと多い

ジュース 少し遅れたジュース



RHYTHM 2003年11月14日(金)


体中を駆け巡る
ELECTRIC SHOCK
知らなかったこと
はじめて知ったこと

それは運命がはこんできた
オーダーメイドのRHYTHM
体中の回路は全て
設計図どおりにHEAT UP

遠い彼方まで
連れていかれる 
波にさらわれて
身体の奥深くまで
響く音 叫ぶ声
未来を奏でる歌が響く
 
重なり合ったRHYTHM
めぐり逢ったRHYTHM
この世で最後のRHYTHM
このために生まれたRHYTHM


街の時間を止めて
GROOVE ON TIME
とろけてゆくハーモニー
溢れ出すのはメロディ

それは運命がはこんできた
オーダーメイドのRHYTHM
まだ全てを見せてないから
次のナンバーは驚きだよ

少しずつ消えながら
比率が変わってく 
それが知られざるマジック
隠さない 露わな言葉
響く音 叫ぶ声
未来を奏でる歌が響く
 
重なり合ったRHYTHM
めぐり逢ったRHYTHM
この世で最後のRHYTHM
激しくやさしく熱いRHYTHM

奇跡を呼ぶRHYTHM


夜明けまえ 2003年11月13日(木)


うす暗い闇の中で
君の匂いを確かめた
持ち上げたライン
くぐってしのびこんだ

触れたときにわかった
それは出来すぎた運命
何一つ考えなくても
そこに辿り着ける

引き返せないのに
全てほどく心のままに
もっと もっと
もっと 深く

君のねだること
わがままな 温もり
もっと もっと
もっと きつく


脱いだ服にしみついた
僕の匂いを抱いて
顔を隠して君は
聞こえない波の音きいてた

もう一度 そしてまた明日
少しずつ そして確実に
心の傷みほどいてみよう
越えてみせるから なにもかも

小鳥みたいに
何度もかわして
ずっとみつめあって
痛いこと 胸に預けて

いま何よりも切なくて
その切なさは 大きな力になって
これから見ることの出来る
綺麗な予感を叶える

君の誇りたいもの
君の抱きしめたいもの
顔を触って
額を寄せて
明日につなげる

明日につなげる


HURTING 2003年11月12日(水)


君の言葉がいつも
僕を深く傷つける
君の言葉がいつも
僕をまた悲しませる

君は笑顔のままで
このこころ剔り出す
君は無邪気な笑みで
このこころ引き裂いてく

やさしく包んで
僕を溶かしたら
頭から凍てつくような
水をかける
やさしく包んで
僕を癒したら
寒空のしたに
放り出す

君の言葉がいつも
僕を深く傷つける
君の言葉がいつも
僕をまた悲しませる


メロンパン 2003年11月11日(火)


外側にお砂糖のふってないヤツ
やわらかすぎないヤツ
必要以上に甘すぎないヤツ
香りがとてもいいヤツ

そんなメロンパン
なかなか売っていなくって

君は嘆いていたっけ

部屋でぼうっとしながら ふと思い出す
1人でいることには
もう慣れてしまったけれど
ときおり無性に逢いたくなる

メロンパンをかじったら
なんだか涙が出てきた
ぽろぽろと涙が溢れ出した

君はどうしているかな
元気でいるかな
僕はどうしてここにいるんだろう
何を考えて生きているんだろう

自分の歩いてきた道さえ
振り向いて確かめられない

メロンパンをかじったら
なんだか涙が出てきた
ぽろぽろと涙が溢れ出した


KISSをすれば 2003年11月10日(月)


簡単にできてる
ふたりのメカニズム

メリーゴーラウンド
複雑な思いこみ

単純なワガママ
ややこしい純粋さ

一つの答えの前に
世界地図を広げてみる

小さくまとめて
大きく広げて

小さな未来
大きな未来

KISSをすれば
それで全てがストンとおちる

それが神様の選んだ
たった一つの結論

愛の始まりは
ほんの僅かな瞬きから

KISSをすれば
すぐに楽になる

すぐに透明になる


ねたふり 2003年11月09日(日)


ききたくない言葉を
右から左に流した夜
ほら左手の甲に刺さった
異国の風の落とし物

だれかうるさいあの蜘蛛を
窓の外に放りだして
殺さないで 潰さないで
ガラスが割れないように

疲れがたまって
もう身体が動かない
意識がハッキリしたままで
ここで身を横たえてる
返事はしないで
ねたふりをしてるから
ちょっと優しい言葉を言って
だれにも内緒で
こっそりくちづけてよ


僕が右を向くと
世界は激しく足音を貶す
僕が左を向くと
揶揄と中傷の雨が降る

いいから
自分の幸せと
未来の選択は
この思いのままにさせてくれ

疲れがたまって
もう身体が動かない
意識がハッキリしたままで
ここで身を横たえてる
返事はしないで
ねたふりをしてるから
ちょっと優しい言葉を言って
だれにも内緒で
こっそりくちづけてよ

ちょっと優しい言葉を言って
だれにも内緒で
こっそりくちづけてよ




BITTER 2003年11月08日(土)


ミルクとセミスイートとビター
どれでも好きなのをどうぞ
微妙に色合いのちがう茶色
どれでもいいよと 後回しにして
一つ残ったチョコレートは
ホントはあまり上じゃない
一番暗い色のビター

とろける甘さが足りなくて
苦みのある香りが広がる
甘いチョコレートから
甘さを控えたその味は
正直好きじゃなかったけど
最初に選ばなかったのは
なにか意地になってたから

甘いのが好き
とことん甘いのが
鬱陶しいぐらい
甘くなれば甘くなるほど
きっと重くなってゆく
重いよね きっと 重いよね
だからBITTERで
しかめっ面で
苦いヤツを最後につまもう

こんな重いもの
誰に持たせるの
チョコレートを食べるのでさえ
上手に口に入れられない
幸せな甘い顔
苦いんだよ
ホントはこの味
イヤなんだよ
甘いのがいいんだよ
甘いのが


 


ピンク色のカード 2003年11月07日(金)


いつのまにやらポケットに入れられた
ピンク色のカード
時間と待ち合わせ場所が指定してあった

名前は不吉な匂い
用件はうさんくさい話
やぶりすてて家に帰った

もう忘れようとしていた失敗を
チクチクとほじくり返すイヤな奴
あざけ笑うように傷を触りに来る

悪かったよ
君の下品さには負けたよ
だからいいかげん勘弁してくれ

もう一度思い出せっていうのか
晒された 辱められた
あの希望のない屈辱を

ピンク色のカード
警告を発してるオルガンのカタログ
真夜中の冗談は
ただただゲスな思い出だけ


SUNNY DAY 2003年11月06日(木)


誰かがどこかで泣いてる
誰かがどこかで迷ってる
太陽は暖かい
ほら
きみのからだにも降り注ぐ
草むらの上で身を横たえて

青い空がまぶしいなら
そのひかりに涙をこぼせば
君の手をにぎって
そばにいてくれるだれかと
みんながあつまってくれば

ねえ
SUNNY DAY
ねえ
SUNNY DAY


BYE-BYE 3DAY LOVE 2003年11月05日(水)


切ない日々は明日のため
胸の軋む音は笑顔のため
強く握った手も
やさしく抱いた腕も
思い出しながら夜に沈めばいい

365日のなかの3日間
幻というには短かすぎたけど
『絶対』ということのない夢ならば
また胸が熱くなることもあるだろう

BYE-BYE 3DAY LOVE
愛しくて無邪気な日々
傷つけたのならばごめんね
BYE-BYE 3DAY LOVE
愛しくて無邪気な日々

まだ君の鼓動がきこえてる


もしかしたら遠くまで歩いてきた
君はもうここまでたどりつけない

でも振り向けば何となく
こっそり後をつけてきてるような気がして

BYE-BYE 3DAY LOVE
愛しくて無邪気な日々
傷つけたのならばごめんね
BYE-BYE 3DAY LOVE
愛しくて無邪気な日々

まだ君の温もり残ってる


DAY & NIGHT 2003年11月04日(火)


今 君の通り過ぎる音がした
ビルの間 乱反射した 光のなか
流れ出した 空気の匂い
躊躇いを覚える きみの残した傷痕

まるで理解できていなかった
6月の交差点
パーキングで時間が訪れるのを待った
横目で確認をした
終了間際の冷たい情熱

DAY & NIGHT
答えにならない
DAY & NIGHT
話にならない

時はただ空回りした


100 SONGS FOR YOU 2003年11月03日(月)


カーテンを閉めて2人きりになったら
さあ何かキーワードを教えて

色を選んだならその色の唄を
季節を選んだなら季節のことを
風景でも 想いでも
道具でも 出来事でも

君の望むままのこと
今宵一夜で
100の歌にして君に聴かせよう

溢れ出る想いは全て君のこと
思っていたより確かに
感じていたより強く
こうしていることが愛しく

だからいくつでも
いくつでも
悲しい夜の涙のように
沸き上がる感情が
メロディになって
歌になって
君の温もりに引き出されて

ほらこんなに生まれる奇跡

新しい命が生まれる瞬間を
見つめた君の瞳に
また心が潤うから
もう一度この胸の鼓動を
きいてみて
感じてみて
こんなに速く
こんなに激しく

今僕は 君のために生きている

2人だけの海に泳ぐ
ブルーの夢に透き通る
手と手をつないだまま
息を止めて
あの場所までたどり着こう

いまはもう君しか見えない
100 SONGS
終わらない 君への詩は
ずっと君を抱いたまま
どこまでも広がる

この両手を広げて
全てを守れば
もう何も邪魔させない

自信なんてなくても
憶病になっても
もう引き返せないくらい
君の中に入り込んでしまったから

もう君の歌しか歌えない
100 SONGS
ただ 歌い続ける

君に抱きしめられたまま
君に強く抱きしめられたまま


MUSIC 2003年11月02日(日)


その想い 叶わず 終わっても
新しい愛が 君を包んでも
このリズムが止む事はない
さあ 新しいメロディを 聴いてよ 

風化した 優しさの彼方にも
美しかった 想い出にも
満ち足りた 未来を混ぜ合わせて
さあ、新しいメロディを届けよう

MUSIC
現在の愛の姿
君の心に届くたったひとつの方法

MUSIC
その一瞬ですぐに
時を隔てて迎えに行く
ここでは誰にも負けない



また自分を傷つけながら
同じ涙を流すのは やめて 
1人になった時
どこへも 逃げられはしない

MUSIC
時が流れてもずっと
拭いきれない哀しみを
かかえているのは開かない心

MUSIC
思い出して解き放てば
すぐに自由に
なることが出来る


君が求めてきたものは
大きな力に守られて
いつしか心を蝕んでいた

したり顔の言葉に
唆されるように
投げやりな明日に
その場限りの
笑顔映しても 
そこに天使は現れない

MUSIC
君を守るそのために
たったひとつだけ伝えられる
真実がある

MUSIC
響くそのメロディが
どんなことがあっても君を
裏切りはしない 

MUSIC
弱かった僕の顔
君は思いだしてとまどうに
決まってるけど

MUSIC
そのまま見ていればいい
必ず伝わる 必ず叶う
その強さを今ここで
輝きに変える


ボンヤリガール 2003年11月01日(土)


何か大事なこと忘れたまま
ほうらうっかり
ボンヤリガール

大事なことをメモしてまとめて
メモを忘れて
ボンヤリガール

風がすりぬける 
木漏れ陽と
交差する季節

忘れ物を届けてもらって
思い出し笑い
今夜のおかずを思いついたね

ボンヤリガール

額にしわ寄せて考え込んで
そのまま朝だよ
ボンヤリガール

なにかやっても笑ってしまって
大変なことなのに
ボンヤリガール

朝の光 星の光
大切な匂いを
家中に敷きつめて

ちょっぴり贅沢を
1人ほくそ笑む
今夜の月に微笑みを

ボンヤリガール

ボンヤリガール


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