2003年07月31日(木) |
「EVER GREEN」3−2UP |
もしかしたら更新できないかもしれない(汗)。
マジでそう思いました。
「ねーちゃんはもう卒業したんだ(何にだよ)。大丈夫、やればできるさ。」
弟のありがたい励ましを耳にしながら、なんとか書き上げました。 書き上げた……けど、かなりぼろぼろです。つっこまないでください(汗)。
今回の第三章は冒険的な意味もあるので(精神的にも色々あったりして)、かなり読みづらいかもしれません。 それでも読んでくださるあなた、どうもありがとうございます。あなたのおかげで今日までの椎名があるんです! ……って、どこかの選挙演説みたいですね。
でも話を書くこと自体は好きなので、週に一回の更新だけはがんばって続けていこうと思ってます。
追伸 メッセ、ようやく慣れてきました(……のかな?) でも登録方法とか良くわかってません(どっちだよ)。 「私のアドレス登録してもいいよー」という奇特な方がいらっしゃれば、こんどアドレス教えてください。時間の空いたときにでも挨拶に行こうと思いますので(すみません、これでも社会人なもので)。
ちなみに私のメッセのアドレスは元々のメールアドレスと一緒です。 (我ながら、謙虚なんだかふてぶてしいんだかわからない言い方だなー)
過去日記
「この子の弟が将来あなたと同じ仕事につきたいって言ってるんですよねー。」
仕事中に、とある人のお母さんから言われました。
はっきし言って、この仕事楽じゃないです。むしろきついです。 私、「もしかしたら辞めるかもしれない」と音をあげたばかりです。
「やっぱり(椎名の職業)って、大変ですか?」
でも子供の夢を壊してはいけません。
「そうですねー。楽ではないけどやりがいはありますね。」
その人には事実と本音と嘘を言いました。 全部が全部それにあてはまるんですけどね。
そのお子さん、いい(椎名の職業)になれるといいですね。
過去日記
さっそく聞いてみました。コレ。とあるサイト(ぶっちゃけしゃーこさんとらんじゅちゃんです)の日記を読んで面白そうだったのでその日のうちに借りてきました。借りてきたのはいいんですけど、聞く気力がこれまでなかったもので(苦笑)。
歌一つで物語が出来るんですねー。すごい。
これが正直な感想です。 んでもってしゃーこさんの想像(妄想?)が歌に妙にあってました。 主人公Iさん、売られてきた少女Eさん。
「神様がいるとしたらなぜ僕らだけ愛してくれないのか」
なんか歌詞が切ないですね。Iさんと違和感なくマッチしているのがすごい。 ちなみにしゃーこさんの設定だとIさんには相棒(?)、A(もしくはH?)さんがいて、Y先輩(もはや伏字の意味はありません)はIさんの仲間。うーん、ここらへんも大いに気になります。
痛みなら少年もありのままを確かに感じてる
少年はこれからどうなっていくのか。 Iさんはこれからどう進んでいくのか。非常に興味をそそられる終わりかたです。
「もし自分のキャラを出すなら、Y先輩の子分Nってとこかな?」 昨日メッセしてた時にボソッと言いました。 ……だめだめ。うちの子はとろいし全然役に立ちません。 それ以前に登場人物に入ってないって。
ちなみに正式名称はポルノグラフィティーの4番目のアルバム「WORLDILLIA」の11番目の曲「カルマの坂」です。興味のある方は聞いてみては?
この曲を紹介してくれた二人に感謝を。 しゃーこさん、作品期待してますからねー♪
過去日記
……って、めちゃくちゃ変なタイトル(汗)。
わー、なんか久々にパソコン触ったような気がする。って、まだ二日しかたってないんですけど。前の日記見て、ムチャクチャ恥ずかしかったです。
……なんで私はあんなことを書いたんだろう(大汗)。
……はい、相当まいってました。私。文章にもその影響が出まくってたし(汗)。
結局、事態は何とか一段落ついた――のかどうかはわかりませんが、とりあえずこうしてパソコンの前に座る気力はつきました。
この前の日記は消そうと思っていたけど、まあ後から『こんな日もあったなー』と思えるように、あえてこのままにしとこうと思います。
この日記を読んでくださっている数少ない皆々様、これからも椎名をよろしくお願いします。
さて、もう少ししたらこの前借りたアルバムの曲(カルマの坂?)聞くぞー。
過去日記
最近……というか、元々ですけど、仕事で怒られてばかりです。まあ自分が悪いんですけど。椎名はふてぶてしいわりに気が小さい(どっちだ)ので一度言われるとかなりへこみます。
せっかくの休みだったのに、そのおかげでずーっと何もすることもなく(更新はがんばったけど)ぼーっとしてました。
そんな時にぐちったのは弟二人です。私と違い、仕事のことはほとんど家に持ち出さない奴。偉いです。私とは大違いです。今日も私のぐちにつきあってくれました。 「もしかしたら仕事やめるかもしれない」 みたいなこと言ったら、 「今までやってきたんだからやめてもいいんじゃない?」 と言ってくれました。
ごめんねー。頼りない姉ちゃんで。お母さんも言ってたけど、アンタ達こそ何かあったら溜め込まないでうちらに話したほうがいいよ。少しは楽になるかもしれないからさ。私みたいに。
お気づきかもしれませんが(むしろばればれ)、椎名はブラコン――と言うより、かなり家族に依存しています。いい年してとは思うんですけどね(苦笑)。 でも、家族がいなかったら今の自分はなかったと思います。 「何があっても家族くらいは自分の味方だと思え」 そう言ってくれた母の言葉が今でも胸に残っています。 ほんとうに、ありがとう。
……なんか、今日はめちゃくちゃはずかしいこと言ってます。 いずれこの文章はけすでしょう。っつーか、消さなきゃ。
どうか、弟達がこれを見ていませんように。
PS.今日とあるアルバムを借りてきました。時間のあるときに聞いてみようと思います(わかる人はほとんどいないかな?)。
過去日記
椎名はゲーム好きです。これは間違いなく家族全員(得に弟)の影響です。
小学校の時、弟達にクリスマスプレゼントを買うと言う母の提案で、我が家にスーパーファミコン(古いなあ)がやってきました。
ちなみにその時のソフトは「騎士ガンダム物語(確か二つあるけどそのうちのはじめに出たほうです)」。なぜそのソフトを買ったのかは今でも謎。RPGだったんですけど、面白くて三人ともはまりました。
次に買ったのは「悪魔城ドラキュラ」。アクションゲームなんですけど、難しいんですよね。あれだけやったのに、結局最後までクリアできませんでした(涙)。
その後はほとんどRPGとS・RPG。 ここで私は初めて「スーパーロボット大戦」というものを知りました。 とは言っても、見ただけでやったことはないんですけどね。ちなみに弟はオリジナル作品(魔装機神とかSRX?)が好きみたいです。PS2のものでは上の弟はクスハで、下の弟はアラドでやっています。もし私がやるとしたらゼンガーか(なぜ)?
スーパーファミコンのRPGで私にとって欠かせないのは「ロマンシング・サガ」。確か、全部で三作品でしたよね。 私の作品は、おもいっきしこの影響をうけまくってます。まりいとショウのキャラとか武器とか、極悪人と精霊の名前とか。 特に師匠、なんであんなになっちゃったんんだろう。はじめは第一部のみのキャラで「公女のおつきの者その1」だったはずなんだけどなー(遠い目)。
今欲しい(というか予約してある)ゲームは「サモンナイト3」と「テイルズ・オブ・シンフォニア」。兄弟いるとほんと助かります。弟、あとで少しはお金払うからね(少しかい)。
ここまで書いてて気づいたんですけど、これって日記と呼べるのでしょうか?おもいっきし趣味丸出しの文章なんですけど(汗)。
過去日記
いや本当に久々のネットです。まあ毎日ちょこっとずつやってはいたんですけど。休日あけの仕事はやっぱりきつかったです。仕事内容とかもガラっと変わっていたし。早くなれていなかいと。
あと、A&Cの感想掲示板に感想が書き込んでありました。
椎名が依頼していたんですけど、自分の作品の感想ががこうして公表されているとなんだか嬉しいような、気恥ずかしいような。 ざっと目を通しただけなんですけど、誤字脱字が多かったなー。 自分では見直しをしていたはずなんですけど、第三者からみてもらって初めて気づくことってけっこうあるし。
あと文章の書き方(『……』とかマスの使い方?)も書いてあって勉強になりました。ほんとうにありがとうございます!
そう言えば、次の更新分の手直しができてない、弟に見せてない。 次の更新日は金曜。明日は仕事……(汗)。
人様の作品に色々感想とか書いてきたけど、その前に自分の作品をどうにかしなければ(苦笑)。
過去日記
SkyHigh,FlyHigh!
Part,7−5
しばらくして、三人はとある町に着いた。 「…………」 「どうしたの?シーナ。」 「ここって、見覚えがある……」 そう言って視線を周りにさまよわせる。 これといって特徴もないような風景。でもまりいには確かに見覚えがあった。 「そりゃそうさ。ここはアンタが倒れていた場所なんだから。」 『え!?』 ショウの言葉に二人そろって振り返る。 「驚くほどのことでもないだろ。俺達が昨日通った道を逆にたどっているだけなんだから。」 「じゃあここって、えーっと……」 「ジアノ。」 まりいが思い出すより早く、答えは返ってきた。 「シーナって、ここで記憶をなくしちゃったの?」 「そうみたい……」 確かに私はここで倒れていたみたい。 ショウは私を見つけた時、私が変わった格好をしていたって言っていたっけ。 「じゃあ散歩に行かない?もしかしたら何かわかるかもしれないわよ?」 明るい茶色の瞳を輝かせ、二人を交互に見つめる。 「俺はパス。宿を取ってくる。」 「わかった。じゃあシーナ行きましょ!」 「えっ、ちょっとシェリア!」 シェリアに腕を引っ張られ、まりいは自分の倒れた場所――ジアノを散歩することになった。
過去日記
SkyHigh,FlyHigh!
Part,7−4
『…………』 話すこともなく、ただ黙々と獣をさばくショウ。ただ黙ってそれを見ているまりい。 はたから見れば、それは奇妙な光景だった。 「…………」 まったく。やりづらくてしょうがない。 青ざめるくらいならはじめから見なければいいだろ? 実際、まりいの表情は青ざめていた。 普通の女子中学生が動物を殺す現場など見たことがあるはずもなく。 それでもこうして見ているというのは、彼女なりの意思の表れだった。 みんなの足手まといにはなりたくない。せめて簡単なことくらいできるようにならなきゃ。 「……できたぞ。」 それまでの沈黙をショウがやぶる。 「すごい……」 「何が?」 まりいのつぶやきにショウが問いかける。 「ショウって、なんでもできるよね。すごいよ。」 「ずっとやってれば嫌でも覚えるさ。」 「それでも。やっぱりすごいと思う。」 素直に尊敬の眼差しを向ける少女に、ショウはしばし言葉を失った。 「……そろそろ出発するぞ。シェリアも待ってるだろうしな。」 「うん。」 この時の少年の顔は逆光になっていたため、まりいには見えなかった。
過去日記
16本中3本。
これが今日の結果です。
自分としては当たった方……なのだろーか。うーん。 他の人はもっとさくさん当たってたんですけどね。 一太刀(字が違う?)が四本でそれを四回。本当は遠的(60メートル先に矢を当てる)があるはずだったんだけど、雨のために中止。近的(28メートル先に矢を当てる。大抵がこれです)だけになりました。
私の場合、的に当たると同時に腕の方にもあたってしまうわけで。 弓の弦(紐のようなもの)が腕にあたるとものすごく痛い。内出血ならいいけど時には赤とか青とか緑色とか(汗)。今日も見事にやってしまいました。まあサポーターはめてたから大事には至らなかったけど。
ちなみに私の師匠はえらい当てまくっていました。だって団体戦(弓道の場合は三人で一チーム)で二位になってたし。すごいなー。もっとすごい人は一太刀で四本全部当ててたけど。練習の大切さを実感した一日でした。
もう少ししたら試合の打ち上げです。 それが終わったら明日から仕事……。 ……行きたくない。
ちょっと時間があったので落書きしてみました。 どこに載せたかはあえて書きません。かなり下手なもので(苦笑)。 椎名の作品では珍しい(というか今のところ唯一の)美形も、椎名の手にかかればこんなもんです(汗)。
だれかイラスト書いてくれないかなー(切実)。
過去日記
……って、まだ7月じゃん!っていうツッコミはさておいて。
職場の夏休みが明日で終わるもので。
長かったような短かったような。 あれだけあったのに弓道しかやってない! ってことで、今日は友達のところに遊びに行きました。
でもあいにくの雨だったので、やったことと言えばゲームとテレビ見てました。 テレビで芸能人の格付けチェック(再放送。番組名わかります?)があってたので友達と二人で食い入るように見ていました。 『一緒にやってみよう』という事でチェックしていたら、私は二流、友達は三流ということに(汗)。 10万と500万のビデオカメラで取った映像の違いなんてわからないよ。 ましてやネコ缶とツナ缶のサラダの違いなんて。 『やっぱりこーいうのは第三者だから見ていて面白いんだ』 友達の一言が妙に印象的でした。
ゲームはPSの人生ゲーム。 今のって妙にリアルですね。大学進学とかデートとか。 なぜか私の場合、謎の裏山で発掘したガラス玉をダイヤと偽って友達に売りつけて大もうけしてました(汗)。 うーん、ゲームとはいえなんともはや。
明日はいよいよ夏休み最終日、あと弓道の試合本番です。 ……一回ぐらい当たるといいんだけどなー(かなり弱気)。
過去日記
2003年07月18日(金) |
「EVER GREEN」3−0、番外編UP |
ごめんなさい。
まずはそれから言わせてください。
何をって、番外編です。 昇とまりいのラブコメ話!?……のはずが、なぜかあんなものに(汗)。 やっぱり椎名には恋愛ものは無理なのか!? 無理ですね、はい。
今回の二つの話、キャラはそれぞれとある方からお借りしました(もしかして強奪したかも:汗)。
リズ
元々は昔ボツにした作品の主人公でした。 メガネをかけてるのは作者の趣味――ではなく、単にド近眼だったためカリンくんが見るに見かねて買ってあげたんです。 藍色の髪、メガネ、魔術師(実際はちょっと違うけど)がイメージ通りだったんでお借りしました。 実はある意味、物語――世界の鍵だったりします。 『お兄ちゃん』が誰かわかったかなー。
クロたん
某チャットではおなじみのキャラです(笑)。 昇の婚約者にして昇にトラウマを植え付けたすごいヤツ。これはぜひ書かなければ!と思いお借りしました。 ……結果がああなりましたけど。 クロたんは永遠に不滅だ!
お二人とも本当にありがとうございました。
さてと。感想書きのほうもちゃんとやらなければ。
過去日記
佐藤さん。 とってもすてきな佐藤さん。
佐藤さん。 とってもナイスミドルな37歳の男性(既婚者)。
佐藤さん。 ロッククライマーな佐藤さん。
佐藤さん。 平和な使者な佐藤さん。
……意味不明ですみません。 メッセなるもので出来たキャラクターなんですけど、私の中では大ヒットです。 チャットでも、とっても素敵なおじ様でした。帰りは壁をよじ登って天窓から出て行ったけど(笑)。
ちなみに彼のタイムリミットは15分。佐藤さーん、カムバーック!!
……今日はいつも以上に壊れていてすみません。 起きたら残りの感想書きと自分の作品書き頑張ります。
過去日記
実はコレ、A&Cの掲示板と同じタイトルです。
「感想書くから、読ませてくれる人よっといで。」 みたいな感じで書いた掲示板。はじめは二、三人くればいいかなーと、軽い気持ちでした(本音)。
そしたら、一日(正確には半日)で7人。7人、7人!? ……おそるべし、A&C効果。
でも椎名は元々C会員だし、ここがなかったら自分のサイトを作るなんてことはまずなかっただろーし。 皆さんのご期待にそえるかどうかはわかりませんが、とにかく読んでこようと思います。
でも自分の更新もあるなー。 ……がんばろう、うん。
と、ここまでが午前中までの意気込みです。
ただ今、私は夏休み期間に入っています。全部で6日。社会人にとっては嬉しい限りです。 でもそのせっかくの休みを弟(上のほう)に取られてしまいました。 理由は大掃除。 部屋の中の荷物を全部出して掃除機かけて、雑巾がけ。 おい、人を巻き込むな弟よ。頼むから。 せっかくの休みなんだぞ!もっと有意義なことに使わせてくれ。
まあ、あとでラーメンおごってもらいましたけどね。
過去日記
文字通り夏休みです。椎名の職場では時々、こうしてまとまった休みをくれます。本当に時々ですけど。しかも夜勤明けの休みです。……わーい。
本当は毎年のごとく学生時代の友達の家に遊びに行くつもりだったんですけど、今回は仕事があるそうでキャンセル。一週間近く休みあるのに、私は一体何をすればいいんだ!
……ってことで、A&Cの掲示板に書き込んできました。 感想書きの依頼(文が変?)。今度は私が人様の作品を読ませてもらって感想を書くんです。これでもC会員ですし、元々こっちから来たもので。 とは言っても、他の方のように立派な感想は書けません。せいぜい「おもしろかったよー。」とか「ここがよかった!」とかその程度。二、三人くればいいほうかなー。なんて、自分で書き込みしておきながら、ムチャクチャびびり気味、志の低い椎名です。
あと、自分の作品も書かなければ。 連休中の目標は、
1、「EVER GREEN」第三章プロローグを書く(これは当たり前?)
2、「Fairy tail」の第三話を書く(すみません、遅くなって)
3、「EVER GREEN」の昇とまりいの番外編を書く
です。できるかなー。
あと、どうでもいいことですけど、私の日記はたまに二日分まとめてUPしていることがあります。だってせっかく有料版買ったからもったいないし。 あと日記のタイトルに『。』がついてる時は小説(今はほとんどSHFH)を載せてます。気づいた人いるかなー(おまえだけだ)。
過去日記
SkyHigh,FlyHigh!
Part,7−3
さて、この世界に関する説明はここまでにしておくとして。 「こいつは食用だな。持っていくとするか。」 ショウが荷物の中からナイフを取り出す。 「時間がかかるから二人とも(荷台の)中で待ってろ。」 そう言うと、さっきまで戦っていた獣の死骸を丁寧にさばいていく。 「う……アタシ、やっぱだめ。悪いけど休ませてもらうわ。」 シェリアが顔を青くして言う。まあなんだかんだ言ってもシェリアは公女様。無理はないだろう。――まあ、公女でなくても普通の人間なら抵抗があるだろうが。 「シーナはどうする?休む?」 「私は……もう少し残る。」 「そう?だったら先に休んでるわ。」
「シェリアと休んでたんじゃなかったのか?」 ナイフを片手にショウが振り返る。 「そのつもりだったんだけど……」 そう言って、まりいはショウの隣に腰を下ろす。 「今度はこいつのさばきかたを教えろとでも言うのか?」 ナイフを持つ手を止めて、苦笑交じりにそう言うと、 「ううん。さすがにそれはまだできない。ただ、見ておきたかったの。」 という返事が返ってきた。 「まあ、別にいいけど。」 再び獣をさばきにかかる。 こんなの見ていて面白いのか?記憶喪失の人間は考えることがわからないよな。 そう声には出さないようにしながら。
過去日記
2003年07月13日(日) |
文明ってすばらしい! |
DL版の圧縮、解凍方法がわからない!
ってことで、某掲示板の方に書き込みをしていたら、レスがありました。 そのレスにそってソフトをダウンロードしたら、ちゃんと解凍することが出来ました!
今の文明ってほんっとすごい! ほんとにほんとに、ありがとうございます(そちらの方の掲示板にもちょこっと書き込ませてもらいました)!!解凍できた時は思わず『おおーーっ』と画面に釘付けになってましたよ。
これで、読みたくても読めなかった作品が、心置きなく読めます。ああ、今の世の中ってすばらしい(はしゃぎすぎ)。読んだら観想書くぞー。たっくさん読みまくるぞー。
あと『メッセ』なるものをパソコンに取り入れてみました。こっちの方はボチボチやっていこうと思います。サインイン?登録?はしたから、あとは自分の知り合いのアドレスを入力するの……かな(まだ十分には理解できてない)?
ああ、文明人への道のりは遠いなー。
過去日記
昨日、A&Cで添削する作品の募集があったので、思いきってお願いしました。その方の添削、批評は何度か見させてもらったことがあるんですけど、レベルが高いといいますか、「すごい」の一言につきます。そんな方に自分の小説を見てもらうなんて、ちょっと……かなり緊張してます。でもレジ止め解除になって一番に名乗りを上げたのは自分です(笑)。 いったいどんな返事が返ってくるんだろう。その前に読んでもらえるのか? どきどきどき。
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SkyHigh,FlyHigh!
Part,7−2
術。まりいの世界――地球では魔法とも呼ばれるもの。未知なる力。 この世界では誰もが使うことが出来る。ただし、個人差はあるし大抵の場合媒介となるものが必要だが。 術は専門の店で簡単に手に入る。媒介となるもの――術書と呼ばれる本を買い、練習することで大抵のものを扱うことが出来る。術をある程度マスターした人から教わることも可能だ。 ただし、使い込まないと威力は上がらないし高度なものも使えない。 それならば、術を使った犯罪が増えるのではないかという心配もあるが、実際はそうでもない。なぜなら、大抵の市街には結界がはられているからだ。 結界には獣とある程度の魔力を中和する作用がある。だからある程度までは災害を防ぐことが出来る。ある程度ではすまなくなった場合は――その土地にいる自警団か騎士団に頼むしかないだろう。
過去日記
2003年07月11日(金) |
「EVER GREEN」2−13UP |
今回をもって、第二章「わがままお嬢のお守り役」完結です。とは言っても次週から第三章がはじまるわけですが。
今回はとにかくお嬢に手を焼かされました。 「性格のひねくれた奴を書こう!」 が今回の話のきっかけ。実際こんな奴がそばにいたら、友達になれるんでしょうか。……よっぽど心が広くなきゃ無理かも。 昔書いてた(ワープロで)時も、この話が一番まともにかけてたので、この話は特に思い入れが強いです。でも伏線の張り方は今ひとつだったかも。もっと精進しなければ。
次回は第三章のプロローグです。 第三章は、後書きに書いたとおりお姉さん――まりいが出てきます(今までもでてきたけど)。 あと舞台は空都(クート)ではありません。ヒントは先日UPした新キャラ(なわたろさんの許可はもらいました。いいですよね、ね?)。 お兄ちゃんに会いに行くんですよ。お兄ちゃんに(意味不明)。
しっかし今週は短かったとはいえ、三つも話をUPしてしまいました。 ネタはつきないのか?大丈夫なのか、自分。
過去日記
SkyHigh,FlyHigh!
Part,7−1
「シーナ行ったぞ!」 「うん……えいっ!」 放たれた矢は放物線をえがき、獣の頭上スレスレをかすめていく。 「惜しいっ!」 「そんなこと言ってる場合か?シェリア、頼む。」 「わかった。 風の精霊よ、汝の力を我に与えたまえ……風槍(ウインド・ランス)!」 無数の槍が獣に突き刺さる。 「動きが止まったわ。ショウお願い!」 「二人ともどいてろ!」 女性二人を後ろに下がらせ、ショウが斧を振り下ろす。 獣は一瞬の硬直の後、悲鳴もあげずに倒れていった。
あれから一週間。 まりいにもようやくこの夢の中の世界というものがわかるようになってきた。――とは言っても、ほんの少しだけだが。 ここは、まりいのいる場所――地球と似ている。多少違いはあるものの、 食文化や服装など、一部を除けばさほど変わりはない。 唯一違うとすれば、獣と呼ばれるものと、術と呼ばれるものの存在。 獣。 いわゆる動物で、おとなしいものから獰猛なものまでいる(シェリア談)。特に集落の外には多いので、外へ出るには集団で行動するか今のようにある程度の戦闘ができるということが絶対条件となる。
過去日記
別にサイト名を伏せることはないんですが。近頃キャラチャットなるものにはまってます。 あまりの面白さについつい時間がたつのも忘れてしまうので、時々親に「もう寝ろ」と言われます(それでも夜の11だったりしますが。椎名の家は寝るのも起きるのも皆早いもので)。 確かにやりすぎはいけないですね。これからは次の日休みか余裕のある時にします。……と言いながら、しょっちゅうお邪魔したりしてるのですが。
さて、そのチャットにて(キャラは昇)変化のあったこと。
1、人生の先輩が3人出来た。
2、人間以外の婚約者が出来た(笑)。
3、『窓の外には近づくな』という教訓を覚えた。
特に2と3で、昇は大人の階段を一気に十段上りました(もういいって)。
日を追うごとにどんどんキャラが変わっていく主人公。 でも、よくよく考えてみれば昇は昔っからよく叫ぶキャラだったし。あんなにラブコメしてたかどうかは別ですけど。
某チャットに参加されてる皆様、これからもうちの昇(他のキャラを含む)をよろしくお願いします。
PS.先日書いてた番外編、密かにそちら(チャット)のキャラをお借りしたいなーとか思ってます。お願いしたら許してくれるかな?
過去日記
「ポッキーとプリッツ、ねーちゃん選ぶならどっちがいい?」
おもむろに始まった今日の会話。 ちなみに、弟はポッキー派だそうです。 理由は「甘いから」。こいつは甘党です。チョコレートとかたくさん、平気で食べます。それだけ食べて、なんで太らないんだ!
私はプリッツ派。 理由は「甘いのがダメ」。辛党というわけではないんですが、甘いものはどうも。食べれないってわけじゃないんですけどね。 だから甘すぎるもの――ケーキとかダメ。生クリームがダメなんです。ただし、アイスケーキ、アップルパイ、スポンジケーキ、チーズケーキは可(それって、単なるわがままじゃん!)。
昔はよく家庭科の教科書(料理の本ではない)見ながらカップケーキとか作ってたんですけどね。今はほとんど料理してません。強いて言えば、親が仕事で遅くなる時に作るカレーとかシチューとか、ビーフシチューとか。
……全部一緒じゃん。だから弟が料理人の道にすすんだんだよ。 (上の弟は『家の女性陣に家事を任せると食文化が乏しくなる』と言ったか言わないとかという理由で調理師の免許を取りました:実話)
過去日記
なんだか最近、こればっか言ってるような気がしますが。
仕事が終わってようやく休みです。今日は久々にチャットに行ける。気兼ねなく(笑)。
でもその前に、たまった課題を片付けなくては。 今度の更新分の加筆修正と、相互リンクのお話書き。私にとっては曲がりなりにもキリ番の依頼(自分でお願いしている時点で、キリ番とは言わないかもしれませんが)なので、がんばろうと思います。 でもこの子、第三章に出てくるキャラのイメージにぴったりなような気がするのは私の気のせいですか?イラストがかけるっていいなー。私もがんばって練習しなければ(こればっか)。
あと「EVER GREEN」の番外編を書いてみたいような気がする。本編とは関係なしのバカ話、もしくは大沢兄弟の日常話。 どうも「かわいいあの子が突然お姉さまに(by坂井君)」という設定がわりと好評だったらしく(もしかしたら、そう思っているのは自分だけ?)、だったらまりいと昇の話を書いてみようかなー、なんて。
でも、もうちょっとしたら本編にもお姉さん、しっかりからんでくるんですけどね。
EG(EVER GREEN)はファンタジーのはずなのに、密かにラブコメしてるような気がするのはなぜでしょう?
過去日記
7月7日は、いわずとしれた七夕です。
うちの職場でも大きな竹が各階に飾ってあります。それで、外から来た人が短冊に願い事を書いていくわけですが。
一番多いのは 「早く元気になりますように」 でした(まあ当然といえば当然か)。
私たちもちゃんと書いてるんですけど、短冊を見るとけっこうみんな個性的で面白いことが書いてあります。 ちなみに私は「(弓道の)試合でちゃんと当たりますように」でした。 ……せっかくの願い事だから、もう少し夢のあること書こうよ自分。
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SkyHigh,FlyHigh!
Part,6−9
「腹へってるんだろ?本当は。やせ我慢するなよ。」 呆れ顔のまま、干し肉の置かれた皿を差し出す。 「我慢なんかしてな――」 グーーーー。 『…………』 突然の大音量に、二人しばし硬直する。 「……っ、はははっ!」 沈黙を先に破ったのは彼の方だった。 「やっぱ腹へってるじゃん。」 「シーナ、無理しちゃダメよ?」 どうやら荷台の外まで聞こえていたらしい。それらに答えず、ただただ顔を赤くするまりい。 「一口でいいから食べてみろよ。まずかったらその時残せばいいだろ?」 「…………」 言われるまま、干し肉を一口かじる。 「……おいしい。」 「だろ?」 ショウが得意げな顔をする。 「初めての実践で戸惑うのは当たり前だ。それを繰り返すうちに慣れてくる。俺だってはじめはそうだったんだ。」 「要は気にするなってこと。そうでしょ?」 シェリアが言葉を引き継ぐ。 「そういうこと。わかったら、さっさと降りてこいよ。」 「?」 「星が綺麗なのよ。せっかくだから外で食べない?」 「……うん!」 二人の心遣いがとても嬉しかった。
外には満天の星が輝いていた。
過去日記
SkyHigh,FlyHigh!
Part,6−8
パチパチパチ……。 牧の燃える音がする。 あの後、三人は獣と出合った場所から少しはなれた所で野宿をすることになった。 「シーナ、こっち来て食べなさいよ。おいしいわよ?」 「食べないとなくなるぞ。」 「……いらない。」 荷台の中から、弱弱しい返事が返ってきた。 「…………」 膝をかかえ、丸くなる。 まりいはさっきの一件で自己嫌悪に陥っていた。 獣を殺すのが怖くて、棒立ちになっていた自分。 ついていくって、決めたのに。これじゃあ、いい足手まといだ。 「サイテーだ、私。」 夢の中なら、何とかなるんじゃないかって思ってた。男の子と話をすることも、色々なところを見てまわることも。 確かに、発作は今のところ大丈夫だ。でもこれじゃあ、それ以前の問題じゃないか――。 「ほら。」 「え……?」 目の前に何かを突きつけられる。 振り返ると、そこには干し肉をもったショウがいた。
過去日記
2003年07月04日(金) |
EVER GREEN2−12UP |
今回は少し長めになりました(自分の基準で)。 だいたい、椎名はWORDで文章を書いてるんですけど、それで4〜5枚くらいになるようにしてます。それ以上になると読むのがきついかなーと思いまして。でもあくまで自分がなんですけど。
大本の文章は7年前のもの。それを手直ししてたら結構時間がかかる。もっと言えば、椎名がこのシリーズ(シリーズですか?)を書き始めたのは中学生になってから。 ……ムチャクチャ長いな。おい。しかも第一部と二部(SHFHとEVER GREEN)全部あわせたらフロッピー10枚近くになるよ。相当な暇人だなー、自分。まあそのおかげでこうして公表できてるわけだし、ま、いっか。
さて、大まかに分けると、
第一部『SkyHigh,FlyHigh!』 主人公 椎名まりい(シーナ) まりいが空都(クート)に来て、色々な人に出会い成長する話。途中で自分の出生の秘密もわかったりする。
第二部『EVER GREEN』 主人公 大沢昇 昇が空都に来て、いろんなことに巻き込まれ、いろんな意味でたくましく、いろんな意味で強くなっていく話(笑)。
第三部(タイトル未定) 主人公 ? 三人が空都で出会い、そして―― 一番初めの物語。特に第二部に関わる人物多し。
ついでに言えば、『Fairy tail』も舞台が何気にこれらと関わってたりします。
……終わるのいつだよ。しかも第三部なんか、考えてるのネタだけで全く書いてもいないよ。
過去日記
2003年07月03日(木) |
今さら間違いに気づく奴。 |
A&Cの作家の名簿を見てたら、サイト名が見事に違ってました。
……なんだよ、これ。一体私はどこをどんな風にして打ち間違えたのだろーか。ClubCの方はあってたけど。 でも面白いからこのままにしとこっと(いいのか、それで)。
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SkyHigh,FlyHigh!
Part,6−7
それは、まりいの国の言葉で言えば、『大きな鹿』だった。 茶色の毛皮に日本の角。 唯一違うのは、目の色と体格だった。 血のように真っ赤な目。こちらをじっと見つめている。その体格は、普通の鹿の約二倍。――もはや、鹿ではない。 「あれって……何?」 弓を握り締め、おそるおそるたずねてみる。 「見ればわかるだろ。獣だ。しかも肉食のな。」 「肉食……!?」 「だからこっちからしかけるしかない。いいか、頭を狙うんだ。」 「え!?」 「聞こえなかったのか?頭を狙うんだ。アンタがやるんだよ!」 「で、でも……!」 練習は確かにやった。的にも少しは当たるようになった……と思う。 でも、実践となると別だった。 体が思うように動かない。 「何やってるんだ!来るぞ!」 ショウが斧を取り出して構える。 「……えいっ!」 半ばやけくそで弓を射る。 だが、矢は見事にはずれた。 所詮、付け焼刃なのだ。むしろ当たる方がおかしい。 「どいて!」 続けざまにシェリアが術を放つ。 「暁の炎よ、全てを薙ぎ払え!」 炎が巨大な鹿を焼き尽くす! 「後は俺がやる。二人ともさがってろ!」 鹿を覆っていた炎が消えると、それめがけて斧を振り下ろす。 「…………!」 こうして、獣は息絶えた。
過去日記
2003年07月02日(水) |
休日の過ごしかた。その2。 |
私にしては珍しく、今日も休みでした。でもやってることはいつもとかわらないよーな。弓道の練習に家事手伝い。買い物は昨日行ったしなー。 ああ、明日からの仕事、行きたくないよ。
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SkyHigh,FlyHigh!
Part,6−6
「シーナ、これ似合う?」 新しい服を軽くつまみ、まりいに呼びかける。 「うん。似合ってるよ。かわいいし。ショウもそう思うよね?」 「……ああ。」 急に話をふられて戸惑いながらもショウが返事をする。 「よかった♪じゃあ食事にしましょう。」 「うん。じゃあ私、食器を持ってくる……?」 そう言って荷台へもどろうとしたまりいの動きが止まる。 「ショウ……?」 「シッ!」 まりいの呼びかけを制し、視線を遠くにやっている。 「……?」 「もしかして、獣がいるの?」 事情を察したシェリアが表情をけわしくする。 「ビースト?」 「一般的には獰猛な動物のことをさす。二人とも準備しろ。来るぞ。」 視線をずらさないまま、二人に呼びかける。 「え……?」 「シーナ、早く準備しなきゃ。獣に襲われてもいいの?」 「う、うん!」 シェリアに促され、自分のおかれている状況も把握できないまま、荷台にあった弓を取り出す。 しばらくすると、草原から大きな鹿のような生き物が現れた。
過去日記
2003年07月01日(火) |
休日の過ごしかた。その1 |
「そんな姿勢でやってると絶対目に悪い。」
と、母に言われたもので、書斎を片付けつことにしました。 いつもは洋間(大抵家の誰かがいる)でコードをつなぎ、床に寝そべってしているんですけど。確かにそれはよくない。 その隣の部屋が父の書斎なわけで。 ……と言うと、なんだかすごい部屋のように聞こえますが、なんてことはないただの物置。ちょっとだけ、本や机があるかなーってとこです。 いやー、すごいすごい。足の踏み場もない。誰のものかもわからない洋服や、ゲーム機、雑誌とか色々あるし。まともな部屋にするまで三時間かかりました。 でもそのかいあって、無事イスに座ってパソコンを使えるようになりました(当たり前だ)。今度は自分の部屋も片付けなきゃ。
あと、翌日が休みだったので、昨日はチャットしてました。 今回は新キャラ。重要人物ではあるものの、一体いつでてくるのか誰にもわからない(汗)。第三部(仮)のキーパーソンなんですけど。んでもって まんまあいつ。チャットに付き合ってくれた方、どうもありがとうございました。 第三部(仮)は、世界を裏であやつる人物達の昔の話。全部の話に大きくかかわってくるのかな。……でも、予定は未定。書く日はくるのか!?
それにしても私、つくづく記憶喪失ネタが好きだなー。
過去日記
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