日だまりに咲く

2007年11月26日(月) 今在る自分

自分の足元を見るようになりました。
セラピーを通して人を見る、心を知ることから
「まず自分はどうあるべきだろう」と自分を見つめなおすようになりました。

私のセラピーを受けに来てくださったクライアントさんの多くは
「私も人を癒してあげられるセラピストになりたい」と
学ぶ機会を選択する道を模索し始める方も多くいて
嬉しいなと思ったりもするのですが、
「〇〇してあげたい」と言っている以上、まだ
人に施すことは出来ない何かを持っているということで、結局
自分が必要とするだけ、まずは自分へのセラピーを行う未来にぶつかる。
この道を選んだ一番最初の私自身がそうでした^^;

時を経て、少しずつ経験を積んで進んできた今でも
不思議なことに、自分が「今はまだだ」と感じるときには
セラピーの予約も途切れるので
充足期間を十分に設けて次につなげることができています。
人の心は日々変化するもので、浮き沈みもあるのですが、
これまた不思議なことに「もう大丈夫」と感じると立て続けに予約が入ってくる。
この流れを知ると、面白くて楽しいセラピーが
ますます楽しくて大好きになれちゃうわけです。

今年はセラピー以外にも、さまざまな活動を通して
昨年までとは比較にならないほどの人たちと出会い
たくさんのお友達と交流することが出来ました。
モチベーションを維持するための日々の工夫や
日常生活からのちょっとした意識改革による環境改善など
結局、全部が自分の足元を見ることに繋がっている。

様々な活動を通して視野も思考も広げつつある中、たくさんの人達の中から
立派なことを言っていても自分が不安定だったり
たくさんの講演会を聴衆していても家庭がおざなりになっていたり、
いろいろな活動を実践していながら独りよがりになっていたり、
あれもこれもと手を広げすぎてどれも中途半端になっていたり・・・
人様を見て「おやおや?」と感じ得たり学んだりすることを
自分に振り替えて考えてみた時に、同じ危うさを持っているんじゃないかと思いました。
まずは何より自分の中心をしっかりと捉えていないことには
自己満足な偽善で終わってしまうことになるなぁ、と痛感。
やっぱりこれも「自分の足元を見る」大切さから始めようと思い直し
活動の幅も自分の理想距離を保って必要な面を絞って動くことにしました。

日々のちょっとずつの成長が今の自分を創っている!
私は常に今が大好きです^^



2007年11月25日(日) 祖母

祖母が先月25日に亡くなってからひと月経ちました。

だいぶ落ち着いたと言うか、平穏な日常に戻りつつあると言うか、
気持ちの上ではとっくに区切りがついているのですが
祖母の住んでいた借家を年内に退去しなければならず
その片付けに追われて何となくバタついた日々を過ごしています。

人ひとりが亡くなるということはやっぱり大変なことなのだなぁと
色々な意味を含めてそう思います。

人生勉強だなぁと思えるほどの入り組んだ人間模様を目の当たりにして
祖母の死よりも先に、複雑な人の心の痛みを
たくさんたくさん実感してしまって、
聞き流せるほどの寛容さを持ち合わせていない自分は
結局それを自分の痛みとして受け取ってしまった部分もあって
大きな心の傷を負ったように思います。

祖母について考え、親について考え、親戚について考え、
兄弟姉妹について考え、子供について考え、儀父母や継母について考え、
ただグルグルと尾ひれのつく痛みを追いかけて
その渦の中でもがいているだけのようで辛い日々でした。

セラピーという手法を持っているおかげもあって
その痛みの逃し方を知っているので
今はもう自分の中からは手放すことができましたが、
未だそれを引きずっている周囲を見ていると
人の持つ感情の難しさをつくづく感じます。

祖母は可愛そうな人だった、と周囲がそう言います。
確かに、産まれ育った環境も幼い頃から複雑で愛情の希薄な人生だったようで、
常に悲観的かつ閉鎖的なところがあって、徒然に書き綴った日記にも
自分はなんて不幸なんだ、相手はなぜ自分を受け入れてはくれないのだ、と
嘆く言葉ばかりが並べられていて
いつの頃にも決して幸福であったと感じていない祖母の悲しさが見て取れました。
ずっと寂しくてずっと求め続けていた祖母の心の声が聞こえた気がします。

けれど同情的視点で可愛そうな人だったと
祖母の人生を一区切りにまとめて欲しくはないなぁと思うのです。
臨終の際に病室に入りきれないほどの人が来てくれた
それだけをとっても、祖母を取り巻く人々の中で
決して祖母は孤独ではなかったことを感じました。
祖母自身が自分の人生の歩みの中から
寂しさを手放して光の世界へ戻ってくれたらいいなぁと
今はそう思います。

祖母の心境を汲んだ周囲の複雑な心模様だけが波紋を残している現状が
少しでも早く解消することを願って
今は祖母の遺品をひとつひとつ片付けながら心で祖母との会話をしています



2007年11月22日(木) もう少しだけ・・・

書きたいことは山ほどあります。
が、今は思いが上手く言葉に乗らないので
もうちょっとだけ様子見・・・。

魂を揺さぶられる経験をこのひと月間
たくさんくぐり抜けてきた感じです。

掴むもの、手離すもの、
絡みつくもの、解きほぐすもの・・・
心の葛藤を乗り越えながら
めまぐるしく日々を送っていた一ヶ月でした。

そろそろ書こうかな、今なら書けるかな。微妙な心持。

ひとつだけ、確信できたことは
痛みは常に自分が自分に課すのであって
誰から被る傷ではないということ。

そして、ベストなタイミングでその痛みをそっと外せる
セラピストとしてのもうひとつの技法を
またまた大切な経験を経て手に入ることになりました。

過去が見えて、今が見えて、未来が見える。
注)霊能力ではありません(笑)
最近は自己セラピーをする前に答えが受け取れるようになって
何だか本当に楽な自分でいられるから素敵^^

あと少しね。
自分の準備が整ったら、新しいヒーリングも加えてみようと思ってます。
来年はもうひとつ、手に入れておきたい学びを
2年ほどかけて学習してみようと思っていて、
心と身体の両面からセラピーできるよう
一歩一歩前進する計画を立てています。

そのために今、ここでじっくり自分を見つめる時間を
あえて作ってシュミレーション中。

深く考えているようでまだまだ浅いけどね(^-^;

2、3日うちに・・・
とりあえずここひと月の出来事を
忘れないうちに書き出していくつもりでいます。

今は心にキラキラの光の粒をたくさん集めて充電しているところかな。


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里伽 [MAIL]