生き残っちゃったらどうしよう――――?
・・・そう思った自分に気づいて 生き残るつもりが無いことに気づいた
死ぬのは怖いのに 楽な方に流れたがる
何かに気づいて 顔を上げたら ふいっと相手の顔が そらされた
嘘が 下手な君と 口が 下手な僕は
一緒にいても仕方ないのかなと
思えば 今更な感想だと 思わず 笑ってしまったら
君が眉を寄せて僕をにらんだ
視線を取り戻せて 嬉しいと 言ったら 君は怒るだろけど
それは 僕が 今 君に
とても言いたい言葉です
目が覚めた
君がいたから
思わず 失敗した と言うと
君が 何だと 目で問い返した
「君になるつもりだったのに これ自分の夢だから 夢の中くらい 自分でなく君になるつもりだった」
君は少し小首を傾げ笑った
「夢でも 私は私がいいです」
うん 君は そのままでいいもんね
「あなたが何かあったら 助けられる 駆け寄れる 涙を拭いてあげられる 私のままでいたいです」
そう言って君は 優しく笑って 抱きしめてくれた
「だから あなたもあなたのままでいて下さい」
こちらでも 夢の中でも どこででも
自分は自分が嫌いで
君が好きで
だから君になりたくて
なのに 今
自分は 自分でいたいと 君の抱きしめてくれるダメな自分でいたいと 心から思いました
ありがとう
愛してくれて
優しくしてくれて
僕はもうすぐ 怖い世界に戻らないといけないけど 君がくれた言葉はきっと持っていける
そして 最期の時に 思い出して
次の世も
君に逢える
僕で生まれて来れるようにと 祈る
きっと
君の伸ばした手の先にあったものは
光だっただろうか?
2002年09月11日(水) |
Blind Game |
平和ボケしてます でもそれはあの国だって同じ 手を汚さないで戦争したがってる
あの国はいつも同じ 空から大きな爆弾落として それで終りにしたがってる
その下にいる たくさんのひと ひと ひと を見ないですむように
同じ地平に立たないで 災厄を撒くなら それはテロと同じだと あの国の人達は気付いて 知らぬ振りをする
国境は線でなく 囲いでなく 海でなく 人の心の中にのみ存在する 大地は何も 分けてないのに
ひとりひとりは みんな平和でいたいのに 国になるとなんで人はダメなんだろう
|