言いたかった事は、別れた後に気付く。 そして、次に会う前に忘れる。
言葉は生き物だから、それでいいのかもしれないけど、 言えずに消えた言葉が、とても大切なものだった気分になる。
しかして、その反対も然り。 言わずにおいて良かった台詞もある。
ちくしょー、難しいな。
深い水の底から 君の声が振動として 波紋を広げ 此処にいる僕の元まで届く
君は叫び続ける それは僕に宛てたものでなく 誰に宛てたものでもない
だからこそ
君は叫び続ける それは僕に宛てたものであり 全ての人に宛てたものだ
君の叫びの その振動を その波紋を 見る時だけ 僕は 此処に在る事の理由を感じる
君の叫びは やがてついえて行くかも知れない
鏡のようになってしまった水面を見て 僕は僕に問う事を止めて 僕は君になる為に 水底に沈む
僕の叫びは 水面に そして いつか 君に届くだろうか?
2002年08月01日(木) |
他人に何を期待するのか |
「大丈夫?」 という台詞は自分が楽になりたいから出てくる
怪我だろうが病気だろうが たとえ健康だとしても
『大丈夫』な人などいないのだ
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