世を忍ぶ仮の日記
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土曜日の昼下がりに待ち合わせをして、喫茶店に入る。 紙袋の中を見て、目をまん丸にしてしまう私。 「えー! どうして私がこれが欲しいって分かったのー?」 デル戦10巻まで、です。 さあ、相手は誰かな? 言わずもがなの佐藤さんだネ★ 冬の大阪の申し込み書を下さいなと言ったら印刷会社のパンフまで持ってきたヨ。 「いやあのわたしはじめてのものなのでそんないきなりむりです」 本気で汗をかきました。 ついでにJD本を見て、拘りっぷりとか色々笑った…… ……ていうか昼間の喫茶店で普通に広げてた。だいぶ色々捨てた(涙目)。
夕方から別口で待ち合わせがあったので青山に出掛ける。 ブルーノートに行く道すがら、榎田さんの本を思い出すのでもうダメダメですかね…フフフ。 「イメージ青山とか、そういう感じだよー」 自分内自分イメージ池袋漁り(注:行ってません)って感じなんですが、有り難いイメージを頂きました。 とりあえずイメージ青山&銀座で。実行動は別もんです。だいたい青山骨董通りな人が本11冊持って歩いてるか? 否。クロークに預けるものが本だけか? 否。 待ち時間に、KOの病院の話を聞いていたら、かかりつけ手医がゴローになっていたので「財前!」と過呼吸になる寸前まで大笑いした。今日からあの人はゴロー! 里見は何処だ。 今度絶対見に行く(診察では無いらしい)と約束する。 だってVIP専用とかあるらしいんだもの。奥から「VIP患者は5分以上待たせないってあれほど言っただろう!」という怒りの声が聞こえていたっていうんだもの。ギャハハ。待合室がパクハイアトのロビーのような病院だそうな! 行かねば!←用事を見つけなければ。
ブルノートは人が多すぎていい加減すし詰めされすぎて地震か火事が起きたら間違いなく死ぬっていうか人が多すぎて意識失いそうになれます。 あれは嫌がらせか? こないだ行った時はそんなでもなかった筈なのだが。 あまりの人の多さに演奏がどんなだったか覚えてないよ。だって体が痛いんだもん(狭いし見づらい)。 もの凄く苦しくなった時、 「ああ、この音楽はエディは嫌いだけど坂下は意外と好きだろうな……嫌がるエディの長い指が思い浮かぶ、ああ浮かんでくるよ」 と手を思い浮かべたらやや呼吸が出来ました。 青山に行けどもヲタはヲタ! フハハハハハ!
帰宅したらインターネットをお借りしていたお宅が引っ越しなさったらしくてインターネット接続が非情に困難な状態になってしまいました。オージーザス。
たまには贅沢の一つもしたいと、昼のランチに何を食べようかと散策して店に入る。 一人でぼんやりしていると隣の会話が耳に入ってしようがない。 両隣可笑しな会話を繰り広げていたのだが、片方が引っかかって仕方なかったので右耳を活発に稼働させる。 カチンと来たのは「ただ数を読む人っていうのはさあ、内容覚えて無くって同じ本間違えて買っちゃったりするらしいじゃん」という言葉だ。違う。あるのは分かっているし内容は覚えていても今すぐ読みたいけど何処に行ったか分からないんだ悪いか悪いな悪かったな! 「私の中で現代文ってね、昭和30年くらいまでを言うの〜。最近のって、文学的じゃないっていうか言葉が美しくないっていうかぁ。全然読めないっていうか興味持てなくってさあ」 ことある事に何故か「あたし文学部だから」という彼女。聞き手の女の子は「へえ」とか「ふうん」という相づちに徹するようになっていく(最初は「え? あたしは」と主張しかけていたのだが直ぐに断絶させられるのでしゃべるのを諦めたらしい)。へえお薦めの文学ってなんですかって鴎外より漱石なんだ……鴎外より漱石。読みやすさで取ってないか? 文学部ーとか言う割に普通だな……。 「けっこう漱石も読みにくくって4、5回読まないと理解出来ないんだよ」 ああそうだよね行間読み込むには何十回読んでも飽きたら…ってそれは私か。 「恋愛小説っていうか、恋愛をお互いに語り合う時に本を使ったりしない?」 聞き手のお姉さんは「え? どんな本使うの?」てききました。うーん。私も同じ質問をしたい。あなたのいう現代文だったらやっぱ金色夜叉とかくるのかなとか思いましたら。 「例えばこないだ相手(多分彼氏さん)とやったんだけどぉ、三島由紀夫の潮騒について語り合ったりぃ」 えええ? そこで三島とくるか。 オモロイな、この姉ちゃん。 「あとさ、高校一年生になったら必ずツルゲーネフの『初恋』を読むって決まりがあるじゃん」 「え? 知らない」 聞き手のお姉さんと同調。 「あの頃ピンとこなかったんだけど、今になってあああ、分かる分かるって思う小説とかってあるんだよ。こないだ読んだの」 「へえ。どんな話?」 もっそ聞き手のお姉さんいい話の導き方してくれる。 「なんか主人公の回想ではじまって、少年時代の初恋についての話なんだけどね、その少年が恋に落ちた相手っていうのがちょっと年上のお姉さんで、没落貴族ーみたいな」 ぼぼぼ没落貴族って言葉を真っ昼間にふわりと食事にのせて。 「で、夜な夜な男を取ったり夜会開いたりしてるようなお姉さんなんだけど、コケティッシュっていうか」 コケティッシュ……。多分ちょっと表現違うんだろうな……(想像)。←読んだこと無い。 「それでも、夜会とか、お姉さんにどんどん惹かれていくんだけど、最終的にお姉さんが本当に好きな相手はそのお姉さんの父親なのね。気付いたのが、お姉さんとお父さんが寝室に一緒にいて、お姉さんをお父さんがぶってるんだけど、お姉さんはぶたれてもお父さんのこと愛してて、主人公は「これが愛なのか!」て悟って帰っていくっていう話なの」 文学って面白いな! で、この人何文学専攻なんだ? おおお今すぐ席を立ってツルゲーネフを買いに行きたい(でも読む本溜まってる)。 聞き手側は腑に落ちないらしく 「それで愛を悟るの?」 と問う。いい聞き手さんだなあ。 「こう、好きじゃないならぶたれたら嫌いになるけど、ぶたれても怒ったりしないのが本当の愛なんだっていうのが、あああ(理解の嘆息)って」 おねえさーん。そこ納得してて大丈夫かー? 彼氏とうまく行ってるかー?
あらためて本って面白いなって思わされましたが。 このお姉さんはあくまでも30年代以降の本を読まないおつもりならば、お薦めの本はマニアックに言って欲しかった(そんな隣の人間の戯言)。
聞かれても恥ずかしくない話って無いもんだ。
ハイハーイ! 虫の苦手な人は読まないようにネ☆
さっきピロが「ギャアアー!」と部屋から叫んだ声が聞こえて「G! Gだよ!」(うちではきちんと全部名称を言います。チャバネがどうとかまで言う)と呼ばれたので殺虫剤を持って出陣してみたら。 ピロがドアで挟んでしまい、Gは既に虫の息。ああこれがホントの虫の息。 いつまでも蠢くGにトドメをさして、デカかったのでいつもよりティッシュ多めにしてくるんで捨てました。 「ハーゲンダッツと引き替えに捨ててあげる☆」 やっぱり私は森田さん☆ その後、虫が出る原因ってなんだろうか、生ゴミ? いやでもこないだKが調理したブロコリから殺虫剤の臭いがするという恐ろしい事件があったばかりなので、いくらなんでも殺虫剤の臭いのするゴミの場所にGが来るか? 否。と結論をつけて、原因を探っていたら。
Kの部屋に食べ物は食い散らかってるわこないだ大喧嘩したテニス鞄(虫だらけ)は投げっぱなしになっているわ食べ物をひっくり返したその下にはダニがわさわさ見えてくるわで。 えー……。
これから、ピコ2さんを見習って、Kの部屋に、リビングに散らかしまくっているKの洋服でも投げ込んでみようと思います。 ピコ2さん仕込みだい☆キャハッ!
今日の出来事か分からないけれど、夏の怖い話特集のようなテレビをやっていた。 「ちょっととっととと待ったあああ」 ピロは怖い話がダメなのでチャンネルを変えたがる。 いやいや白い装束で白い袴…? 鈴振って…なに? 「ちょっっと待ったァアアア!」 一度目とは明らかに違う怒りの叫び。 こう、一度幻の又市さんを見てしまうとその後「それ又さんじゃない」という微々たる一挙手一投足にいちいち怒りがこみあげ……。 ん。一応私の脳内が間違ってるのも分かってる。分かってるんだけど。
いやでもしかし昔のたなべせいちの又さんの真似な格好したならそれ相応の覚悟をしてテレビにでやがれ似非霊媒師がァアキィイイイイ!
ん。一応私の脳内が間違ってるのも分かってる……。
声楽のレッスンと声楽のレッスンの伴奏を同時にやると必ずどっちか疎かにな……なる…のは……私だけ……?(涙目) 前日久しぶりに「おお練習しなきゃ練習しなきゃ」とオロオロしながら逃避の限りを尽くし(逃避すると人は何故あんなに眠れるのか。意識構造が怖い)とりあえず忘れ物は無いかな? と家を飛び出した。 到着するまでに鞄にジャソプがあるんですけどてめえ電車で楽譜読みながら行く筈じゃなかったのかー(どんより)。 行くまでの道のりで相棒に「付点の十六分音符の素早い間にハブストを入れるのは無理だよハブスト!ハブスト!」と叫びつつ行く。 あー変人ですけえ。日本国憲法前文も歌いますけえ。 「どっちからやるの?」 「え。彼女から」 大抵後攻を選ぶのが私のサガです。 夏休みになるとどうも先生は楽しくなっちゃうらしく、大層難しい曲を課題に出してくるのだが、めげずにやってくる彼女(挫折する私)。 わたしゃもうピアノ弾きながら思わず笑っちゃうわ「イジメだイジメ。歌い手に対する嫌がらせだ」としゃべっちゃうはで大変でした(彼女が)。 あまりに過酷にやってると笑うしかないサガが久しぶりに(注:大変な目に遭っているのは私では無い)。 えー。 私のレッスンですかー。 ダメダメですよーアハハアハハ。 顔を洗って出直してきます(どよーん)。 「二人ともよくやってくるよねえ」 もう一緒にして誤魔化さなくていいってばよ先生ってば(涙)。
この日記の主なネタ元であるピンピロリン姫がバイトで旅立ってしまうので二泊分ウザっていました。ウザ子は私の中にいるウザい女の部分を纏めてウザ子と称します。 「そんなにあたしのこと嫌い? あたしってウザい?」 自ら訊くとこがウザいねーんな女の子です。 消えろ。眠いと出現率が高いので呉々も常に私を快眠生活に導くようお願いします。 ピロがいなくなったので試しに料理本と材料の下処理を全部済ませたもの(冷蔵庫入り)を置いてKに火を扱わせたら大層家がコゲ臭くなりました。何事も体験すべし、という志の元、耐え抜いてゆきたい。 肉を焼くだけで焦がせる才能を長女に教えてたもれ。もう古い昔の出来事であったかもしれないけれども上京二年目では既に揚げ物をしていた、長女上京物語(親に電話の向こうでどえらく止められた。失敬な。母より揚げ物上手いんだぞ)。
概ねエナジー無いです。フラフラするのは何故かな? アハハウフフエナジー吸おうと図書館に行ってもなんだか目眩が止まらないぜベイベってキャー子供が私ら大人のエナジー吸ってるよ夏休みの図書館マジで五月蠅いこの凶器どもめがァアアアええと落ち着け自分子供の頃の私はきっとこんな可愛い子供らと違って最終兵器ぽい凶器てかとりあえず小学校の先生には嫌われたね。
ん。私の事好きだって言ってくれる人なんかいなかった気がする小学生時代(涙☆←森田さん的姑息涙だ騙されるな!) 小学校の給食で(余所様の日記で「思ひ出給食(ちょっと違う)について」というのがあったので便乗だゼ)“鶏肉のオレンジジュース煮”というコジャレ完全失敗給食があって家で大泣きしながらママンに報告したら「それは本当はフランス料理で鴨のオレンジソース煮というのがあるのよ」と諭されたのですが、仏料理を一食180円内の予算でやろうとし、あまつさえ1000人程度?あれ500人?分の量を作るのに「鴨でもなければソースじゃなくてジュースじゃん」と反論したいちご一句まで覚えている粘着気質の私です。 でも、何度か日記にも書いた気がするけど寮の食事(3ヶ月で9キロダイエット)には負けるな。 私は食べずに脱獄ならぬ脱寮した「ご飯用春巻きの中にロシアンルーレット的にバナナ春巻きがまざっていて、口に含むといきなり甘っ☆」というまるで山田さんが考えたとしか思えないような食事とか「フルーツ寿司☆」酢飯の中にコーン、チーズ、キュウリ、レーズン等の目的の定まらない具の上に、どばぶーんという程でもない、おためごかしなオレンジとグレープフルーツの乗ったちらし寿司風味(彩りがとっても山田さん的☆)の方が未だにトラウマです。 カレーに必ずレーズンを入れる風習は消えたかな…。隊でも無いけど金曜日はカレー、じゃなかったっけ、寮歴短いから忘れた。
あの寮の食事スタッフの中に山田さんがいたのかな。 毎日寮のご飯で泣く度に、先輩達が「毎年改善されていってるから、私がいた頃(高校と大学一緒の寮だから年数長い人もいる)よりすっっっっっっごいマシになったんだよ!」と慰めてくれるのが余計泣けました。 昔はどんだけ不味かったんですか…(想像するだに涙)。
ピコが3人集まっても3ピコにしかならぬのだ。 何故だかピコ2さんと会う日は必ず素晴らしく晴れた青空で空気が私に攻撃をしかけてくる。 フッ、バリに行った私にこの程度の気温、チョロイぜ。と言える程つおい人間にはなれてないらしく、起きた早々毎日ふらついていて挙げ句寝坊だ。 ファンデーションは使ってません(塗る時間が無かった)。 久しぶりに会ったピコ1さんから「その前髪個人的に好き」と言われてご満悦のわたくし。 ピコ1さんは気質オタクなのに完全に足洗っている(海外にいるのだから当然だ)のであるが、亮ちゃんが分からなくても好きって言ってくれる人にはじめて出会えた☆キャッ☆ 私が勝手にコジャレ系ランチを食べたいと言ったので、小食ピコ2さんが早々と昼食にギブしていた。 食べながら音楽談義音楽談義音楽談義! 「でさあ、ピアノでやれる楽しさみたいなのって、ロマン派は置いといて古典だと、自分の中で弦楽四重奏だったりtuttiだったり管楽器だったりを組み立てていくのが楽しかったりするわけぇ!」 と力説していたら 「なんだかこの面子で音楽談義してるね」 とピコ1さんがとても冷静にツッコミを入れた。 ええ、私がクラシック音楽について話すのってあんまり無いですよ。 えー、でも私昨日バッハ聞いてたんだよー今日はライヒだよー(←これクラシック?)。 最近の個々の性格について。 「もうね、球のイガイガ!」 「ひでえなピコ2。違うんだって。今の私は完全な球形のイガイガを揃えてだな、そんでもって膜で覆って分からなくしているわけだ。当たっても痛くナーイ! でも攻撃しかけられるとトゲが一気にズキューン☆てネ☆」 「うわあ、それ危険」 「えーでも膜あるもん」 延々話をしている間に 最もドス黒く最も危なく危険な性格の持ち主はピコ2さんであると結論出ました。 だって自分が正しいと常に信じてピロの布団に濡れた洗濯物を入れたのも未だに正当化しているし 「ようし、これからカッカ宅にしばしば行って暴れるぞおおう!」と目が爛々と輝いているし、私の過去の、イガイガがまだいびつだった思春期の幼気な出来事を、伝説として流しているし。 「アッハッハ! だってあんなに面白いもんないもん、いいネタだって!」 (ああ、伝説に追加するなら、その後の授業中に嫌がらせで煙草も吸ってないくせに禁煙パイポをくわえて「飲んでも食べても吸ってもいませーん。何が悪いんですかぁ〜?」という嫌がらせも追加で・笑) お前はいつか悪の世界(本人はそれが正義だと信じている)の頂点に立つに違いない。 まあその後少し、どうしても避けては通れない共通の悲しくて痛くてまだまだ苦しい話をした。 結局、まだ受け止められてないっていうのが本音なんだけど、全部根掘り葉掘りもし話を聞けたとしても、もし目の前で見ていたとしても、受け止められない気がする。 大人になるっていうのは何かを失う事なんだって頭で分かっていても。 失った辛さに耐えられなくて、何度も何度も思い返して泣いて泣いて泣きじゃくっても、でもやっぱり受け止められない。 いつも、毎日の生活にふと浮かんできていて、それはフラッシュバックなんかじゃないけれども辛くて辛くて、日々、どうしたらいいんだろうな、自分は多分、まわりの人がどんどん死んでいくような歳になるまで慣れられなかったり、慣れたからってどうなのっていう気持ちをずっと引きずっていく中で、受け止められないながらも、自分とどう折り合いをつけていけばいいのかなって。 折り合いをつけるのは、忘れるとかじゃなくて。 受け止められるようになるまでのステップとして。
ランチ食べた後にいつも行くクレープ屋さんに行く。 あああ、ギャルソン愛らしい……。 最近行ってなかったのですがもう入った途端に「桃! 桃桃桃桃桃桃!」と叫び、桃のクレープを食べる。 桃を見ると正気を失うように出来てるんです。 クレーピエが途中交代するまで、どうも調理場から煙が上がっていたのだが、格好いい金髪クレーピエにかわってから、いきなり手早くなりもした。 そしてクレーピエについて侃々諤々。 「あのクレーピエ格好いいでしょ☆」 「うーん×2」 ピコ2さんは 「私はどっちかつーたらいっそトルコ系とか。ブラウンが良い」 でもピコ2さんは胸毛が苦手。しをん先生と反対なのです。 「え? ブラウン系といいますと、オーリィだったら普段のオーリィとレゴレゴとどっち?」 「うううううん? どっっっっちかっっっっていうと、普通」 「あ、私は私はレゴレゴ!」 ピコ1さんは分かりやすいですね、耽美ですね。 「も、金髪長髪美形で。耳は尖ってろ! ていう?」 「そうそうそうそう」 俄然白熱するピコ1さん。 「私はアラゴルンです」
賛同者がいませんでした。 この三人が同じ人を好きになって奪い合いになるなんていう事態は永遠に訪れないだろう。 それが仲良しを続けるコツなのだきっと。多分。 ていうかまず恋をしろ>私含めて二人。
近所の本屋に行って「えと、明日発売のハチミツとクローバーのカルタつきのやつ予約したいんですけど(モジ)」とカウンターで言ったら、レジのお姉さんがごっつ嬉しそうな顔を堪えるようにして 「あっ、もう置いて、ありませんでした!? 置いてある筈なんで。取ってきまーす」 とサササッと取ってきてくれて、もうお互いモジクサしながらこれですね、ハイっていう。 「はうあ、ありがとうございます」 「カバーはおかけしますかー?」 お姉さん、それカバーかけられないアルね。 近所本屋ランキングでは下に位置していた本屋だったのだが新しいバイトちゃん(ニューフェイス☆)により心機一転上位に変わるやもしれん。 本屋でちょっとおたずね事をした時に「あ、担当の者に訊いてみますね」とたらい回しにされている最中の題名連呼とか恥ずかしいので、阿吽うんすんで伝わるととても嬉しい。 ムフフーウフフー。 この街が好きだー…。あとは新古本がこの街にたくさんあったらもう何もいう事は無い。
2005年08月14日(日) |
こういうのってバーサクというのかしら |
気がつかない間に左足にグロテスクな打ち身を発見。 ちょっとばかり忙しい日々を送っています。 近所にあるからってワークショップに行ったらけっこう怒濤の日々だったアハー楽しい。朝から夕方まで歌って家帰って声楽の伴奏と声楽の練習をして寝る生活。喉は元気です。湿気万歳。 しばらく普通ぶってようと思っていたら演出などの責任者から、即興劇で「男でやる人がいたら楽しいと思うよ女が男をやるおかしみっていうかねェ」としつこくしつこく言われているので結局私は男でやれっていうことですかそうですかとやや被害妄想になりつつ、いいですよもう男でさあ。 16日だっけな? 夕方からやるそうなんで(ああ全然現実味無いな)誰か空いている人がいたら連絡下さい。かなり妙なことになっていておかしい。やりたい事がベクトルおかしみだから一人ツボにハマっちゃってます。ありえないありえなさを追求していこうぜ! でも、実際の当日の舞台のヴィジョンが何も見えないんですがいいんですか。ダメだろ。 ええと、当面(いや今日中)の課題が暗譜。私暗譜が得意なんでいざとなればなんとかなるだろうとたかをくくっているのですが、一般人の人達ってどうやって覚えるんだろう…。
のっけから、折角買ってきてもらった申込書セットのややこしさにギブアップして大阪にしたいと弱音を吐いてます。 だ、だめかもしれない。 金を振り込みに行く時間が無い……!←マジ
昨日、広島の本屋は入荷が遅いからと侮っていたらうっかり榎田さんWHの新刊がもう売り切れていてブチ切れて新幹線の中でBLを買って読んだ。 ……本当は本当にWHの新刊を腹の底から読みたくて死にそうだったんですってば。 それにしてもえんがちょだぞ、自分。カバーかけてもらっていてもエロシーンは飛ばしていてもそれがBLの本である場合は公衆の場で読まないのがマナーってもんだ。 帰省ラッシュの割に、隣にも隣の隣にも更に通路を挟んでその向こうにも人がいなくて背後にも人が居なかったのが幸いです。 誰も見てないといいな。見ると不快になるものね…。 しかしK談社はどんだけ私をナメくさって下さればよろしいのか、東京の本屋にも新刊が無いってそれ刷る部数が少なすぎじゃねえか。増版してからじゃ遅いんだよ今すぐ欲しいわけこの鬱憤どう晴らしてくれればいいわけ。実家帰って漏れなく全員太ったしちょっと散歩がてら神社にでも行きましょうかねと歩いてみたら徒歩10分だなんて大嘘で30分くらい駅から歩きました。駅まで15分かかります。到着して更に奥に進んで資料館を見ていたら「5時半には閉まりますのでー今半分ですけど、あと30分で全部回ってくださいねー」と笑顔で追い立てられせき立てられるように資料を……せき立てられて見るもんなのかこれはオイ! と慌てながらギャース最後土産屋を見たかったのにこれまたおじさんが笑顔で土産に布をかけていたので立ち入り禁止にまでされていてここだけイタリアですかシエスタあるんですか何その終わる気満々な笑顔は、憎い。都内って存外広いもので歩き疲れて資料館出た先の自販機でお茶を買って飲んでいたら蚊に刺されたので思わず殺生をした。 神社の中で殺生……。 おみくじでも小吉だったもんね……だからって殺生はいかんよ、と思いつつ違う出口から出てやろうと思ったら神社内で迷子になるという荒技をかました。 だって蚊に噛まれた親指の付け根が痒いを通り越して痛いんだもの! 都会の蚊にしちゃ馬力あるな。 余りの痒さに放心したまま出口の地図からどうやって帰ろうか考えていたら警視庁の人に「どこに行きたいんですか〜?」て心配顔で声かけられたので正直に家を言うた。やっぱりなんだかんだ全員警戒心の薄い国ですね。もっともっと警戒しなくて済む国になればいい。国っていうか地球。 戦争は腹が減るからいかんですby水木大先生。 え? こっちだっけあっちだっけっていうかここどこなのっていう状態なのにピロ、買い物して帰れって私に死ねって言いたいのと頭が麻痺していたのでなんかとりあえず食べるものを買って、家にはやく帰ろうと近道をしようとして迷子になった。 目の前に芸妓さんが見えたんだけどあれも幻かもしれない。 途中でケーキ屋さんを見つけて買ってみたんだけど二度と辿り着けないっていうか食べたけど幻のものを食べたのかも知れない。 帰って水分と電解質を摂取した後、ピロと二人で仏和と和仏辞典にらめっこ。 気付いたら寝てた。 何時間歩いたんだろう。
資料館に行って、あらためて広島育ちは異質なのかも知れないと感じた次第。 戦争の歴史が、まるで「楽しく学べる日本の歴史☆」みたいになってるように見受けられるものを見ると「いいのかなそれで」と思ってしまう。 歴史って自然に流れると戦争が起こってしまうもので、かなり不自然な流れにしないと平和は訪れないとも思うから、どこを肯定するのかが問題なんじゃないのかなあ。 自国だけ被害者面するってそりゃ無理な。なんか歪みが生まれてるな。まあ何にしても歪みは生まれるのだろうが。 私は綺麗になってからの原爆資料館に行ってないんですけど、子供の頃に原爆資料館に放り込まれたら最初にいきなり生爪生皮の溶けたのがドバーンとあって本気で血の気が引いたもんでした。そっからも延々そんな感じで。 被害者であるのを訴えてる訳じゃなくてこんな悲惨になっちゃうのはやめましょうよっていう祈念じゃないかな、あの展示は、と広島の人間として思う訳で。多分、そういう教育を受けて育ったからすり込みのようにそう感じる訳で。
確か昔もくだんのところにある神社に何度か行っている筈なのですが、資料館に入ったのははじめてです。入館料が高いって親が言うたのだな(てことは子供の頃に行ったのかしら)。 どうしてもひっかかるのがひとつふたつ。
車の中でのピロとママと私の会話。 「お父さんはバカンス?」 「へえ」 「そろそろ体力的にもキツくなってきたみたいよ?」 「あらまあ。温泉とかにすればいいのにねえ」 「誰と行くっていうのよ」 「え? ダーリン……?」 「ダーリンもそろそろ体が弱くなってるから無理よ」 「ええ!? じゃあ海はどうしとるん?」 「海は海のダーがいるから」 「第二夫人でもないん?」 「そうそう。体力のある人じゃないと」 「海専用の彼氏がいるんだってば」
お母さん……上記の言葉にかなりあなたのせりふが混ざっているんですがあんた娘をオタク呼ばわりしている場合か。
昨日の日記はぐだうだですね。真面目な日記も暗い日記も書きたくないのですがぐだうだ日記もいやですね。あ、でも今日もぐだうだですよ。どうしたらいいのだ。もうだめだ。何も出来ん。
窓を開けていたら虫がいたので1時間くらいどこベ○をつけてふと床を見たら足元が無数の死骸で覆われていた。 相手が虫なら私でもこのくらいは出来るからなあ。 「だって虫が入ってきたんだもん」 「虫って刺すじゃん」 「目障り」 「ひとつひとつ潰すのめんどいよ」 戦争は人を人だと思わなくなるっていうから、まあこの大量殺生程度の気持ちやったんやろか。 今てめえは平和だからそんな悠長なことホザけるんだよっていうならやっぱ平和がいいって。 殺生は虫だけで充分やホンマ。
時事ネタを一言コメント。 K井S香は絵を売ったりして小金儲けして頑張っててあんだけ暴れたんだからさっさと新党作りんさいや。たいぎいんか。バリさえんわ。
夕方からアウトレットモールに行ったは良いけれどもよく考えてみれば現在物欲は全部ヲタク方面に向かっているので、しばしば退屈になってしまう。 母の酷え一言。 「あんたそれ(アクセサリ)付けると、本当に頭のおかしい人みたい」 何のアクセサリ付けたのか忘れちゃったよママン。その後ティアラ風髪留めを頭に乗っけて「ほうらどうだこれで完璧にイカレぽんちきだろうがァアアア!」と小さなお店でハッスルしてました。 いい年してやめれ>自分。 頭痛薬と滋養強壮剤を飲んで出かけたにも拘わらずいきなりのエナジーダウンで途中記憶を失う。 今日はピロピロのお買い物が中心だったのもあるしねえ。D&Gコーナーでまた頭がおかしい人だとかなんだとか大喧嘩したようなしなかったような。頭が赤いから、やりすぎになっちゃうんだよなー。ファッション難しくなったからもう赤い髪やめたい←気まぐれ屋。 だって秋にはカールラガフェルが欲しいもの…ウフフ。
帰りの道すがらいきなり母が 「あんたそういやオタクっぽいかも知れんねえ」 と言い出した。 えええお母さん今まで「っぽい」とも思ってなかったっていう!? マジでか。 私、隠していたつもりないッスよ。開けっぴろげですよ。部屋中が漫画と本(とアンソロとかマニア専門書)で溢れかえらないと死んじゃう生き物ですよ。昼間は赤毛のアンアニメを観て「マシュー! マシュー!」てエキサイトしてましたよ。赤毛のアンはオタクでないの? ううん。モヨモヨの本で「マシュー!」ってやってたよ、ヲタ嫁。 ママンはオタク知識が浅くて助かります。しかし説明をしなくてはならない。 「えーと。ヲタクですよ? だって年頃の女の子が本棚溢れかえして死にそうになってますか? 帰ってきて古本屋にばっか行ってますか? 私の年頃で普通だったら本屋行ったらファッション誌でしょ。コスメ凝りまくりでしょ。私、ファンデーションは使ってません(本代に消えた)」 「あ、そっかー。ねえピロ、お姉ちゃんはオタク?」 ピロは優しい子に育ったので 「オタクの定義が分からん」 と言ってくれました。それこそがノーマルの人間なのだよ。姉を庇ってくれて有り難う。散々ピロに萌え萌え言ってるのにね☆ 母はどうやらオタク知識が浅いらしく 「えとね、オタクっていったら電車男とか? アキバ系?」 程度でした。 「あー…お姉ちゃん、アキバに行ってる気配全然無いよ」 ピロ……優しい子……(ほろり)。 腐女子は池袋っていうのも知らないらしいんだけど、私池袋も行けないハンパヲタクですけえ(←方向音痴)。 「アキバは行ってない(男ヲタと女ヲタの隔たりについて語るのはやめた)けど、オタクだもーんへっへーん」 開き直る。 10分後にいきなり 「そういえばあんたぁオタクじゃねえ。考えてみればオタクじゃわ。ワァもの凄いオタクぽい」 感慨深そうにすんなよ。 そもそも13年くらい前から田舎ヲタク+都会で漁りまくり(中学生でよくメイト行ってた)とか濃ゆいヲタの時期も気付かなかったんですかママン。 あっさりしたカミングアウトでした。 だって私、腐女子である自分を隠してないもの。
カミングアウト2。 来年度から実家で暮らします。 なのでおおっぴらにイベント参加をしたい絶好のチャーンス! カミングアウトの特典だ。 「表向きオタク臭を隠しなさい」 「はあ、陰ではいいんですか」 「あったりまえでしょ!」 大好きだ、ママン。 そして声楽レッスンやらで月一ペース以上で上京します。 どうやって金を稼ぐかが大問題だ。 というと母が「真面目じゃねえ。お金はあげるよ」と言うたが、そんなのイヤ。絶対イヤ。はやめに帰って職探ししなくては!(手の職を活かせよ>自分)
想像してみてください。 ヲタク用資金が親から出る、ええ年越えた腐れ女。 そんなん、死にたいわ。
「お母さん、トゥア〜バコ(煙草)買いたいから車から投げて落として」 ジャソプを買いたい月曜日。本屋に行けないならば、コンビニに行くぜよ。 「ええ!? 夜遅くにそんなフヨフヨした格好(何それ)で歩いて大丈夫?」 「ア゛ァ? 大丈夫ってーか私頭のおかしいが危ない人(ヲタク臭の意)だから危険人物とか寄らねえよ」 「そんな物好きが襲ってきたらどうすんの」(どんな物好きだ) 「いやいやいねえって。オタクじゃけんのう」 走るの遅いけど一応アッパーと肘鉄と前蹴りとかかと落としは出来るんですよママン。攻撃系オタク? しかもコンビニでジャソプと銀魂だけを持って行ったら店員さんが挙動不審です。 オタク差別だ。 挙げ句の果て更に違う煙草買おうとしたらかなり動揺された。 おおおお、短い間に濃ゆいヲタク出来上がりですな(ちょびちょび古本屋で買いそろえています)。 いつも行く古本屋でしみじみ感じるのは、近所にオタク様が居ないっていう寂しい事実です。 あ、でも絶対(TAT)がいる気がしてならない(確信の理由は、そこだけ無い!)。
ジャソプ、読み込んでる二つの連載が、考えていた通りのオチで、一つは哀しく(下剋上が好きだから。でもあれはきっと次号でべ様が滾る。無我る)、デスノは哀悼の意を表しつつ「いよっしゃこれで月を縛るものが何も無くなってドロ試合! 行け月! 真っ黒になれ! これからが楽しみだイエー!」と非情な感想を持つ私。パパ大好きなんだけどね……(遠い目)。
ピンポイントでは太郎のシャツの柄。普段使わないあのトーンをチョイスした素晴らしくもアホ代表のファッションセンス。
あ、眠い……。目が開かない。続きがあるならば起きてから修正追記の方向で。
墓参りに行く道中車酔いをしながら墓参り中に唱えるお経の声を誉められたりしながらも「高天原ってアラヒトカミが」と呟いても誰も分かってくれなくてしょんぼりしてぐったりして意識不明になりながら親族の集まりに行ったら母方の親戚なのでほっっっっっっっとんどの人間がボケで、エナジー不足に陥った数少ないツッコミ係(含私)が次々とダウンしていき、雨を100%当てられる従姉と「地震当てられるんだって?」「うーん、でも雨は全然分からないの」という謎の会話をしつつツッコミがいないので赤い髪にもツッコミを入れない(ふれてはならない話題という感じだとショックだ)情況で三半規管の乱れにより寝込んでしまう。 気付けばツッコミ組は全員ダウンしてたなあ(遠い目)。 その間のボケグループの会話は凄かった。思わず暑い中散歩に出た。心が壊れそうだ。でもピュアなボケは良いよね……(フォロー)。 雨当ての子も昨日車で三半規管をやられたらしかったので軽く手当をしておきました。ここのとこ天気良いから折角体調良かったのにねえとかそういう会話をする。 お互い、体調がいきなりおかしくなると当たるようですな。うむう。でも地震の方が難しいんだよー(ここで言っても……)。 「おじいちゃんおばあちゃん助けてえええ」と仏壇の前でもそもそ横になったまま横になっていたら少しだけ回復した。 起きたら友人との待ち合わせの時間に間に合うのかー! という時間だったので慌ててお家をあとにする。
今年の夏の真打ち『妖怪大戦争』を観るのだ! 神木ファン必見! 妖怪ファン必見! 分太ファン必見!←菅原文太のいつもと違う一面が此処に!(笑) エンターテインメントの神髄が此処にある。 友人も今回は全覚醒で映画を観ていた。 笑いのツボって個人でそれぞれ違うのだろうけど、どうにも私達の一番のツボを全部押さえられてしまっていて大変だった。古典の笑いもしっかり押さえるところが拘りの現れなのだろうな。 キャストも制作(企画?)スタッフも何もかも豪華だし。 水木大先生のエンタと荒俣エンタと宮部エンタと京極エンタですよ凄すぎる。 荒俣(スペクタクル大好きエンタ)+京極(妖怪ヲタク+伏線担当)に宮部エンタのドラマティック、そして水木大先生の天然素材才能が散りばめられて話は妙に(←ホント、妙に)しっかりしてるし。妖怪好きばっかり集まってるから個々妖怪がそれぞれきちんと無駄に(誉め)際だっている。 そしてなにより、全員が楽しそうな映画。これがなかなか無い。みんな、輝いてた。 ・佐野編集長!! なんでわしらが佐野史郎を求めているのがバレてんだー!? ・ぬらりひょん、愛してました。 ・一旦木綿、キャラがひときわ際だってる。ていうか遅いんかい! 遅いからってそれかー!(観て、お願い観てツッコミ入れて!) ・雪女だけ別室っすか。冬なら兎も角この季節はしんどいよね。 ・妖怪ブルブルも愛してた。あれ、お湯に浸けると抜けるんだけど捕まえないとまた凍る妖怪。 ・河童と川姫が別扱いなのは多々良先生(仮名)の拘りだろうか。 ・なっつぃーは小豆洗いがベースなんだね、巷説然り。ベースってか愛してるのか。いや彼は妖怪に対する愛に分け隔ては無い筈(笑)。 ・途中、姑獲鳥出てませんでした……? とてもサバサバした姑獲鳥(パンフ買い忘れた) ・12年くらいトヨエツが好きだったのを思い出して改めて惚れた。あの声良いね。洋服のセンスもナイス☆ マントバッサー!(姑獲鳥観た後だけに、嗚呼やっぱりトヨエツでやれば良かったのにと個人的なボヤキが出てしまいそう) ・実家書庫の何処かから帝都物語をほっくりかえさないといかん。 ・千明様は特殊メイク無しでも立派妖怪(誉め)でしょうけど、衣装によりチラリズムが全開。そしてSっぷりフィーバーに吃驚。 ・スネコスリ……なんてラブリーなの。 ・スマちゃんは頭が大きくてもいいのよ! ・境港って栄えたね。 ・ママンに「エキストラ募集っていうのがあったんだけどスケジュールが合わなくてさ。仕事あるし」言うたら「仕事なんてどうでもいいじゃないのサボりなさいよ! なんで出なかったの!」と怒られた。観てみて後悔したけど仕事をサボらせる親っていうのもアレですよ。やりたかったなエキストラ。楽しそうだった。 ・つだかんじーーーーーーーーーーー!(これを叫ぶのは私だけかもしれないけれどもこのキャスティングは私としてはもう完璧だと) ・MTVで『妖怪大戦争』特集最中に、トヨエツが「ほとんどブルーバックで絡みが無かったんですよ(苦笑)」と言っていたので、ああ、これ後ろブルー…と思うとどんなシーンでも笑えてしまうという笑えるんだか格好いいんだかそんなあなたがステキよトヨエツ、なのか。
・神木君。 彼は今の日本の宝です。あああああああああああああああ可愛かった。ショタのケなんか脇毛ほども無い私ですら腹の底から可愛いと悶えた。 演技力が。なんですかあの天才は。神木君が苦しむ度に真剣に応援してしまう。 神木君ファンは絶対観た方が良い。 大画面ずっと神木君でハフー…。大画面ずっとアップで大丈夫な役者なのです、彼は。だからずっとアップ。アップ神木。いやお腹一杯。でもまだ食べられるよ! 神木君が転ぶだけで「あああ大丈夫!?」と本気で心配しちゃう!
・水木大先生の最後の一言で、今まで悩んでいたものは、水木大先生によって救われました。 「絶対あの台詞言った後、自分で水木大先生って言ったね、水木大先生」 「言うね、「水木大先生ですからねぇ」ってね」 ラブ水木大先生。 私と彼女は第一回世界妖怪会議に行って以来、京極を追っかけて境港に行ったくせにあっちゅーまに水木大先生ファンになったという水木大先生ファンです。 あの人すげえよ。 悩みが吹っ飛んだ。
オチがも、ももももう、サイコーです。 あのオチ大好きだ。
体で分かってるのと 心で分かってるのと
受け止めるっていうのは違うんだ。
ヒロシマ原爆投下から60年。 考える力が弱ってるからか、ちょっとダウンしました。 昨日ヒロシマ特集テレビ中に、お世話になった人が生きていて嬉しかった。 苦しんでたけど、生きてくれてたのが、私には嬉しい。 もう一度手を繋いで一緒に歩く日はもう来ないだろうけど、あったかいぬくもりと、手のごつごつした感触はまだ、いつまでも、私の手に残っている。
平和なんて無いって分かっているからこそ必死に祈念するのだと分かって欲しい。 いつか来る平和という幻に向かって祈る。 だって、一人の人がしあわせで生きているのは、とても大切なことだもの。
ダメだ……こんな……こういうグルグル考えてしまう時には、魔法の呪文 「助けて下さい……助けて下さい……なんて言うかアァァアア!」 しかない(こんな時なのに…こんな時だからこそ…あっちゃん…ですか)。
考えなくてもいいくらいのしあわせって、すばらしいのに。
ネットサフィーンで腹抱えて笑っていたら 爺の犬にマジで警戒の吠え声をあげられている…!!
ああ、犬が吠えやんで冷静に考えたらどこから辿ったページか分からなくなっちまったぜぃ。 腹筋が痛い。
何が一番重労働か。 鉄筋コンクリート2階、風通し零(有っても困る熱風)東南向きの部屋で、夜更かしをしては午前中にぐったりと防音扉を開けるまで、である。 防音扉開けると、同じ階にも拘わらず、息が出来る……。 息が出来るようになった途端に一度へたりこんで、それからやっとこリビングに降り立つという(注:飛び降りてはいない)。 真夜中まで、帰ってきてしまったKが奇行を行っていたらしいのだが全員スルー。 「あーあいつそーゆーヤツだしねー」 いつも脳みそが煮えているのか朝の記憶が無い。 次の記憶はKのテニ鞄からラケットとボールを取り出して 家の中で壁打ちテニス練習をしていたっていう記憶……? 「裏手持ちってマジ無理ありえねー! ていうかバックってどうやって打つの?」 初心者という立場を逆手にとって部屋で暴れまくる。サーブ練は頑丈そうなカーテンに打て!(笑) 通りすがりに母が 「あら。壁が汚れたら後で拭きなさいね」 言いました。 はしゃぎまくっているとKが 「お姉ちゃん。ピアノの横でやりよるけえ、お姉ちゃんに怒られると思ったらお姉ちゃんが率先してやったね。吃驚」 て言いました。 ツッコミスキルの無い人達です。 もっとさあ、根元的に間違ってるだろ、私の行動。ツッコミ入れようよ。根元的なとこでツッコミをさ!(広島の人のボケはツッコミにくいんです) 挙げ句の果てモツァルトのオペラを流しつつ壁打ちをしながら鼻歌を歌うという訳の分からない人に誰かちゃんとしたツッコミを入れよう。 母の言は 「気持ちよさそうに歌ってたわねえ。元気になったんじゃん」 でした。 違うだろ違うだろ違うだろ。
美容院に行って更に赤い髪の毛の追求をしました。 流石にキレる母。 盆前ですからね。 挨拶まわりどうするんだって言われちゃいました。 「全くもう! 変なことばっかりしよってから。最後のあがき?」 そのツッコミは痛い痛い痛いよーお母さーん! 相変わらずピンポイント攻撃だけは凄まじいな。 「どこ行きたい?」 「本屋。本欲しい漫画欲しいCD欲しい」 「却下! ほらアクアガールよ」 「……もーアクアガールって年じゃない」 最後のあがきをする割に私もしょんぼりした女です。腐女子街道まっしぐらってる。 結局、時間が余ったのでタワレコには行けました。 エスカレータで本屋が見えたのに腕を引っ張られて本屋に行けなくて死にそう。 ……でも仕入れが3日程度遅れるらしいから良いんだ……良い……あそこ真っ当な本屋だから……今度ヲタ御用達本屋に一人で行ってやるんだウオオオオオオオオ! やっぱり田舎にいると刺激を求めて濃ゆいヲタクになるだけの気がひしひしします。 今月6日にヲタ本屋に行く広島県民にだけはなりたくない。
帰りがけに串かつ食べて食べ過ぎて寝ちゃってエネルギーが無駄に有り余った。 真夜中家でくるくる回っていたらいい加減足の裏が汚い。 奇行、止まらない。
2005年08月03日(水) |
よく見てない人がとなりにいた |
『亡国のイージス』を母を一緒に観に行ってきた。 ママンと一緒に観に行くというのは一抹ならぬ数抹の不安を抱えつつ観に行くのだが、彼女なりに映画を観たいという気持ちはあり、それが亡国のイージスでも良いよっていうか他何やってたっけなっていう状態で娘が「えーもー絶対亡国のイージスだしぃ」と言っている(嘘)ので仕方なく(大嘘)行く訳だ。 なんで嘘ついてんだ? 内訳は「原作読んでる人がいたら解説してくれるかしらウフフ」という母の目論見もあっただろう。 だがしかし、私は原作をほとんど覚えていないといういい塩梅なのである(おいおい昔かつくら投稿載ったじゃねえかよという自己ツッコミが嘘をつかせたのだ)。 観たら意外と覚えてたけどね。
読んでる間、如何に自分のイメージのせんごくがもっとオッサンでどんくさくてくさーいモッサいオッサンをイメージしていたかがよく分かったのでサナダの格好良さに失神しそう。サナダ格好いい。あらためて格好いい。 キーチはハマり過ぎで怖い。ちょっと見ない間に演技力上げすぎだヨー。 コーイチの出番をもっと作ってあげて三人のゴールデントライアングルならぬいぶし銀トライアングルを美しく飾るべきだ。 以上、オヤジスキーの戯言。 彼ら三人をスクリーンで観ていると「映画てぇのは大画面に耐えうる演技力を持ってないと駄目なんだ、うむ」としみじみします。亡国のイージスを誉めてます。あー前回観た映画と比べたとかそういう感じかねェ。 「よく見ろ日本人、これが戦争だ」 というキーチの決め台詞の決まりっぷりは決め台詞として完璧な威力を持っており、決めの台詞はこのくらい締めてやってくんないと恥ずかしくなるんだよねーと、また前回観た映画と比べたり。
とか思ってたら終わった後 「はー忙しかったー。怖かったり泣いたり笑ったりー。キャーって目を隠したり目から涙出るから拭ったり」 ……見てない! 見てない人がいるよキーチ! よく見ろって言われたじゃん! 殺戮シーンが怖かったらしい。 おいおい。 後半の早めから泣きに入った母ですがそこから目を覆いながら泣きながらで忙しかったらしい。 娘が「A作。そこは自害した死体があるから演技としては死体をまたいで前に進む筈なのよ…」とツッコミ入れているという温度差がある。 もしかしたら手旗信号で私が笑った時、母は泣いていたかもしれない……。 如何せんママンはよく見ていないので「ねえねえそれであれはなんじゃったん?」となんでもかんでも私に訊けば済むとでも思っているのか好き放題訊いてくる。 「あそこに火力発電所ってあるん?」 知らねえよ。 「あの二人はなんでいきなりキスしたん?」 「いやそれはマジで分かんないっていうか原作で何かあった気がしなくもないんだけどあんまりにも唐突過ぎて覚えてた事すら忘れちゃうっていうか、あの展開は無いよね」 「ふーん……キーチにとって大切な人じゃったんじゃね」 自分で勝手にオチが付けられるのなら訊ねないで自分で考えようね。 帰りがけにラーメン食べてる時に、母が言ってはならぬ事を言った。 「結局キーチは何がしたかったんじゃろうね」 うわ、それ言っちゃ駄目だろ。 展開早すぎて色々分からなくなったからってそれ言ったら映画の意味ねえじゃん。 ママ的には何がしたかったのか分からなくても、映画の意味は損なわれないらしい。 息を呑んだ。
あーでもはしょりまくった分、間延びしてなくて良いのかもしんない。 はしょりすぎてタニショーが確認出来ないまま消えたんですが(CIC内って全部一緒に見えるからあれタニショー? と思ってる間の出来事に終わった)。 一番可哀想なのはあの護衛艦のCIC内の俳優じゃないだろか。 母は「艦長さんが見れんかった。足だけで。可哀想な艦長さん」だそうな。 「あー……」 足にも気付かなかったー。視点が違うっておもろいねー。あそこCICだからついレーダーに夢中になってたよー。
確か原作の頃はイージス艦が入るかどうかっていうもめ事の最中だったような気がするのですが、 あっという間に時代って変わるんですね。 それが一番怖い気がしませんか。
心がエンプティです。 「なんかこー、エンジンかけようと思ってるんだけどガス欠でプスップスッってなる感じ〜、分かる?」 親に同意を求める話題でも無ければ、妙な喩えを持ち出す必要性も無い。 あまりにもガソリンが足りてない感じがしたので、出かける。 「どこ行くん?」 「え? 散歩」 答になってませんね。古本屋とコンビニですから憚ってみました。 帰りの荷物が全てを物語っているので無駄です。 挙げ句「品揃えはどうだった?」と訊ねられました。 訊いてどうするつもりだ(近所に同人も売ってる古本屋があるの知ってて10年間過ごしたけどまだそこでは同人誌買ってないんだからさー)。近々買おうかナーと決意しているんですがまあそこはご愛敬で受け流してやってください、この哀れで無様な人間を! エンプティだったので、古書で22巻から26巻まで買ったらR海祭になってました。 違うんだー! 今はH帝祭だろうにがちょー(←語尾が意味不明)。先に買われましたかね…買われましたよね…。でも22〜26巻でもエネルギーを補充できた。 2時間で切れた。 明日は何を買おうかな。
みんな都会に出てヲタクになるっていうけれど、 田舎でエネルギー補充している方が余程濃ゆいヲタクになれる気がするんだ。
今週のジャソプの【あなどれじ】という言葉は変だ。と一応そんな箇所にツッコミを入れてみる。 それ以外はツッコミが全てなんつーか愛みたいな奇妙奇天烈な感情に置き換わってしまって危険ですけえ。
実家にいる間だけで高速に堕ちる予感がする。まだ3日め?
窓を開けているとうしがえる鳴く声があたりに響き渡っている。 この間まで、そんな寂れた空間が大嫌いだったのが、何故だか自然と受け入れられるようになってきた。 わびさび……老いたか、自分。 老い…老い……た…お…お・・・お! やっぱイヤだ。
帰って直ぐに持ち帰りの本を読み終えてしまったので本棚を見つめていたら母から「読む本を探しているの〜?」と走ってやって来られました。 駆けつけるな。 漱石先生の『こころ』が入っている巻だけ無いんですが、母よ。 つか、太宰の本に万年筆っぽいペン筋で線が引かれたりカッコが書かれたりしていて、こっちが赤面しました。 お、お母さん? それとも…お、お父さん!? 東京戻ったらこないだうっかり鉛筆で線を引いた本達を全部消しゴムかけておかないといけません。 ポストイットもな! いやいや、太宰だからこそより一層恥ずかしいのだ。 と、思いたい。
友人からいきなり「なんで中学生なんだろうね」というメールが来たので間違いメールかと思ったら「ごめん、電車の中でぼーっとしてたら昨日読んだ漫画が脳裏によみがえってきて……」というメールだった。ものすごく気になったからついいきなり唐突なメールになってきたらしい。後から後から色んなことが押し寄せてくるらしい……!! おおお、病が私より深い? ニャヒャヒャヒャヒャ(滅茶苦茶嬉しい)
日がな一日うしがえるの声と付き合っています。嘘です。笛吹いたりして遊んでます。嘘です。 なんにせよ、家から出てないです。 お母さんにジャソプを頼みそうになる月曜日。 うしがえるの声は言葉を消してゆく。
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