日記。
今日のこと。 昨日のこと

2004年08月19日(木) 十二国記 続き。

図南の翼/小野 不由美
ある少女が、王となるために蓬莱に行くという物語。
都合のいいところも多いんだけど
まあ、王になるから、というだけで納得させてる書き方。


風の万里 黎明の空/小野 不由美
やっと最初の主人公の話。
反乱を起こした軍に対して、凛とした言葉を投げかける部分が
ぞくっとする。

あ、楽俊も出てきてます。


黄昏の岸 暁の天/小野 不由美
王を選ぶ麒麟が、部下の謀反に遭って日本へ逃げた後の物語。
逃げた際に記憶をなくしていて、
普通の人間として生きるわけなんだけど
なんというか、作者の文明に対しての批判がきつくて
あんまり楽しめず。

ついでに、この作品の裏に対応する作品も
読んだことがあるんだけど、
そっちもずいぶん気分が晴れない物語だったなあ。


華胥の幽夢/小野 不由美
短編集。
なんかねえ、一つ前のかなり悲惨な主人公の
幸せだったとき、って物語はつらいね。

まあ、楽俊が出てきたので。



2004年08月09日(月) 風の海 迷宮の岸/東の海神 西の滄海

風の海 迷宮の岸/小野不由美
東の海神 西の滄海/小野不由美

昨日からの続き。

月の影 影の海、に出てきた人たちの昔話という感じ。
でも、これが3、4冊目じゃなくても、と思ったりも。
月の影 影の海の主人公がどうなったかの方が気になる。

まあ、今のところ4冊残ってるから
それに期待ってことで。

あ、別につまらないというわけではないので、一応。



2004年08月08日(日) 月の影 影の海/小野不由美

月の影 影の海/小野不由美

今、NHKのアニメでもやってる十二国記の最初。
普通の女子高生が、別世界に連れて行かれることになって、
一国の王になるまでの物語。

別世界に行ってから、初めて自分の闇に気づいて
自分を責めながらも生きていくという部分が
甘ったるいだけでなく、暗いだけでもなく、
両方あっていいです。

そして個人的には半獣の楽俊がお気に入りです。


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