米国発 金融危機関連情報

2005年08月31日(水) 会報7号をまとめる

 癒しの森752                        

 晩秋は物思いにふける季節である。よって11月は「自然との対話特集」とした。主に2003年度を中心に自然を扱ったエッセイを引用する。なお、この草稿は11月10日付けの癒しの森に入力する。このエッセイの中で記述されている短歌は次の通りであった。季節を感じ季節を語る心の余裕を持ちたいものである。

1. 癒しの森の記述テーマ       2004年7月1日の癒しの森から
2. 我流の短歌             2003年9月12日の癒しの森から
3. 風力発電、地球政策研究所の見解  2003年7月4日の日々の映像から
4. 風に一詩を贈る          2003年7月31日の日々の映像から
5. 山村の暮らし           2003年8月30日の癒しの森から
6. コウロギの泣き声      2003年9月19日の癒しの森から(以下同)
7. ススキも風と戯れる     2003年9月20日
8. 稲  穂             2003年9月23日
9. 行く秋惜しんで        2003年10月08日
10. 紅葉と夕日          2003年11月05日
11. 銀杏の勇姿          2003年11月21日
12. 一 本 の 松        2004年1月25日
13. 春 爛 漫           2004年4月09日
14. 青葉伸び行く命ドラマ   2004年4月18日

 
・植え始め 癒しの森も 中ほどに 残る400 勇み綴らん
・短歌をば 目視の事実に 限るなら 心を動かす 歌は少なし
・冬終り 燃える春の 眩しさよ 芽吹く緑と 漂う香り
・山の幸 春を味わう 山村の 誇りに燃える 豊かな暮らし
・澄み切って 生命(いのち)を運ぶ 水しぶき 森の鼓動か 流れはてなし
・コウロギや 何時まで鳴くの 秋の夜  響く音色に 寂しさ漂う
・秋風が 優しくほほを 通り行く ススキも風と 戯れ遊ぶ
・路傍にて 黄金の稲穂に 近づけば 秋の大地の こよなき薫り
・虫たちは 時を惜しんで 大合唱 秋の夜長を 名ごり惜しむか
・平等に 必ず迎える 老いと死を いかに飾らん 夕日のごとく
・氷河期を 耐えつつ生きた 二億年 生きた化石の 雄姿厳たり 
・冬来ても なお青々と 緑あり 寒風耐え抜く 松逞しき
・僅かなる 花のいのちを 惜しんでか 桜を愛でる 日本の心
・山々に 一人佇む 山桜 見る人なしに 散り行く姿 
・春4月 ばんだの桜も 散り始め 青葉は延び行く 命のドラマ
・わずかなる 川辺のほとりの 自然界 死せるミミズも 無駄ではなかった




 



2005年08月30日(火) スペースBeへ差 し入れ

癒しの森751                               

 昨日から妻は旅行で1週間余り留守だ。以前も書いたことがあるが自分でほとんどの料理をするので、妻がいないからといって不便と言うことはない。妻がいない時の方が自分の時間が多く取れるので、それなりの良さもがある。昨日作ったなめしをスペースBeに差し入れに行ってきた。今日この小規模福祉作業所にいた人たちは3名であった。私の差し入れに嬉しそうな表情が返ってきた。

 坂井輪コミュ二テイ協議会の福祉部会長がすべき仕事(高齢者福祉・児童福祉・障害者福祉)の中の障害者福祉は、この地域で細々と活動をしている小規模福祉作業所の充実の取り組みをすることだろう。この小規模作業所を利用している人は、かなりの障害者である。内容は省略するが、専門の障害者施設を利用してもおかしくない人達だ。しかし、専門の施設を出て自宅での生活、そして、このようの施設を利用する人が多いのだという。彼らは1人の人間としての尊厳が守られていかねばならない。

  ・人間の 最後の評価を 決めるもの それは尊厳 あるやなしやで 






2005年08月29日(月) 障害者作業所 スペースBeを訪問

癒しの森750                          

 今日坂井輪コミュ二テイ協議会の福祉部会長の立場で、障害者小規模作業所「スペースBe」を訪問する。ここの所長代理の大湊ゆう子さんからメールを頂き、にわかに生涯青春の会の印刷物を依頼しょうとの用件もあった。ゆう子さんとさまざまの懇談をしたが、このような障害者小規模作業所を維持することが容易でないことが良く分かる。福祉部会長の立場ではこの地域の人たちから、仮称「スペースBeを支える会」を作る必要があると思った。

 障害者に対する私のイメージは、彼らを甘やかせないことだと思う。障害があっても、1歩でも半歩でも向上しようとする努力が大切である。頭脳を使う習慣を身に付けなければ、健常者でもボケ老人になってしまう。障害者も頭脳を使う習慣を身に付けなければ、障害に加えて脳がボケてしまうという屈辱的な人生の終末が待っているのだ。今日1日を何のために生きるか・・自分を向上させることに喜びを発見して欲しい。

   ・障害を 抱えて生きる 人達よ 生きる喜び 何処にあるかを  
    



2005年08月28日(日) 坂井輪中学校区コミュ二テイ協議会に出席

癒しの森749                           

        
 私は新潟市南部の坂井輪地区に住んでいる。新潟市の中でこの坂井輪地区の人口は約8万人であるという。この地区の連合自治会・商工振興会などの21団体・NPO法人及びこれに準ずる団体12・連合自主防災会などの4団体の合計37団体を持って坂井輪中学校区コミュ二テイ協議会の設立総会があった。この設立総会には、篠田市長・地元市会議員3名・各団体の会長学校など公的施設校長・市の関係者などの来賓30名余りが招かれて盛大に開催された。

 この総会に先立って、どう協議会に会長・副会長・部会長の選出が行われた。部会は安全・福祉・子供・文化スポーツ・生活環境・産業部会である。私が所属していたのは(部会員15名)であった。15名の中で生涯青春の会スピーチの会)に出席したことのある民生委員協議会会長の鹿執優子さん他1名がおり、あっさりと福祉部会の部会長に選出されてしまった。この部会は高齢者福祉・児童福祉・障害者福祉の充実に関する事業を行う。高齢者福祉に関することは、生涯青春の会で具体的な活動を開始しているので、この部会長を前向きの姿勢で引き受けた。

  ・地域での あらゆる問題 取り上げる コミュ二テイの 活動始まる
     



2005年08月27日(土) 栄長敬子ピアノリサイタル

癒しの森748                             

           
 栄長敬子の「ピアノソナタからベートーベンを聞く」のリサイタルに行ってくる。栄長敬子さんのお父様が生涯青春の会の主要なメンバーである関係で、お嬢様のことを知りサイタルに参加した。曲は作品13(悲愴)作品28(田園)、作品53、作品109であった。これだけの曲を作曲したベートーベンは正に音楽の神様としか言いようがない。また、これだけの曲を弾きこなす栄長敬子さんも素晴らしい存在である。

 癒しの森にベートーベンの語録を何回か書いた。私の知識はロマン・ロランの書いた本の範囲である。第九交響曲を発表した頃になってもベートーベンは貧困のどん底が続いていた。ベートーベンの第九、これほど全世界に毎年のように演奏され歌われる曲はないだろう。まさに歓喜の曲である。しかし、ベートーベンにとっては「悩みをつき抜けて歓喜に至れ!」だったのだ。この言葉の中に、ベートーベンの苦闘の生涯が煮つめられている。
 
 ベートーベンの音楽の接すと尊敬する人を持つ大切さをヒシヒシと感じる。ベートーベンの手記から引用して置こう。「ヘンデルとバッハとモーツアルトとハイドンの肖像を自分の部屋に置いている。それらは私の忍耐力を強めてくれる。ベートーベン」
我々の次元でも尊敬する人を持っているかどうかは、人生を左右するほどのテーマのように思う。
                 
  ・楽聖が 残せし音楽 逞しく 世界で演奏 いついつまでも 



2005年08月26日(金) 第4回のスピーチの会

癒しの森747                          

 スピーチの会の形ができたのは、8月10日の第3回のスピーチの会であった。この日のことを8月15日に「スピーチの会の形が出来上がってきたと実感したのは、参加者全員(スピーチをしなかった22人)の1分間スピーチであった。8月10日のスピーチの会では全員がマイクの前で挨拶と感想を話していただいた。この1分間スピーチが好評であった。これで参加者は順次増加していくと確信した」と書いた。

 この予感どおり8月26日の第4スピーチの会は、40名の参加者でその内容は8月10日より数段良くなって来ている。よって、9月24日の夜のスピーチの会は、レストラン・ア・テンポの限度50名を超える参加が見込める段階となった。50名の参加者にほぼ同時の食事を出すのは多少の事前準備が必要であり、スピーチの会参加券(食事券)を50枚発行することにした。会参加券のことが分からず参加する人は、イスのみの席(参加費ドリンク代300円)とする方針を立てた。

・スピーチの参加者(14名)
1、 高橋敏男さん    演題「会報の短歌について」
2、 吉田秀雄さん    演題「うつ病からの脱出」
3、 伊藤久佳さん    初スピーチ 介護奮戦記
4、 水野千代子さん   主婦 母(77歳)が痴呆となる
5、 目黒雄介さん    初参加 初スピーチ 団体職員
6、 萩野玲子さん    演題「終戦記念日に想うこと」
7、 長沼 宏さん    初参加 初スピーチ東中島在住 演題「万歩計」
8、 伊藤重七さん    「4分で肩こりを治します」
9 、野澤葉子さん    初参加 初スピーチ 団体職員
10、渡辺 均さん     初参加 初スピーチ 母が痴呆となる
11、菅野 勇さん    演題「医師を選ぶにあったって」
11、高橋蓉子さん    初スピーチ 50代の再婚:エピソード1
13、和田充彦さん    アジカル株式会社常務    
14、紹介コーナー    オーロラ外語「アクト青山」教室の本田明子さん




2005年08月25日(木) 国語の先生

癒しの森746                               
               
 私は中学から高校の中ごろまでは「ドモリ」だったのである。よって、国語は苦手の科目であった。指名されても教科書を満足に読むことが出来ないのだ。劣等感の反動なのだろうか「国語の先生」にある種の憧れを感じていた。こんな私の内なる心境を伝えたわけでないが、国語の先生を退職し方と懇談する機会が生まれたことは嬉しい限りである。
 
 妻が顎がんで入院した時に知り合いになった女子大生と2年ぶりに妻と会う。のぞみちゃんと言って可愛らしさが漂っている女性だ。ここ人が大学4年で教員試験を受けたという。中学の国語の先生を目指しているのだ。早速私の書いている癒しの森の概要の話をして、何かと協力して頂きたい旨の申し入れを行う。今は埼玉に住んでいるが、インターネットの世界は住む距離は全く関係ない。この人との交流が癒しの森に花を咲かせるのでないかと期待している。

   ・新たなる 友人迎える この森に 残して欲しい 花の香りを 
     



2005年08月24日(水) ゴルフ界の大スター宮里藍(20)

癒しの森745                            
     
          
 スポーツ界での若者の活躍が目立つ。昨日書いた平山相太君は20歳、今日書く宮里藍の20歳である。女子ゴルフツアーの新キャタピラー三菱レディースの最終ラウンドが行われ、宮里藍(20)が今季3勝目、ツアー通算9勝目を挙げた。通算10アンダーまでスコアを伸ばし、初日から首位を守る初の完全優勝を飾った。この優勝で賞金1080万円を獲得し、6週間ぶりに賞金ランク首位に立った。

 日本の女子ゴルフ界はさくらと藍に2人の人気で持つといわれている。さくらはこのゴルフツアーでは7位に終わり藍との“差”が出てきているようだ。さくら父・良郎氏は宮里藍に関して「精神的に強くなっているんじゃないかと後ろから見て感じます」とその差を実感していたという。

   ・女子ゴルフ 人気を支える この人は 若干20歳の 宮里藍ちゃん
     



2005年08月23日(火) 平山相太(20) 衝撃デビュー!いきなり2発

癒しの森743                            
            
       

 平山が衝撃デビューを果たした。 オランダリーグ・ヘラクレスに移籍したアテネ五輪日本代表のFW平山相太(20)が、デンハーグ戦の後半30分に途中出場し、いきなり2ゴール。チームに2−1逆転勝利をもたらした。MF中田英寿以来となる海外デビュー戦2ゴールの大偉業をやり遂げたのだ。やっぱり中田以来の大物と言わねばならない。ボス監督は「こういうことは想像しないだろう普通。普通、想像しない」と興奮しながら繰り返していたという。

 オランダに衝撃を与えて一瞬はこうだ。「衝撃の一撃はいとも簡単に生まれた。出場からわずか2分。2タッチ目。自ら倒されて得たFKをフーハーが上げる。ファーサイドに走り込んだのが平山だ。優雅に宙を舞うと次の瞬間、あまりに簡単にネットが揺れた」試合から一夜明けた21日、地元紙デ・トゥエンテ・クラント・トゥバンティアは平山を「夢のようなスタート」と大きく報道。「彼はヘラクレスで黄金の価値があることを証明した。2試合で勝ち点4という結果は、どんなに楽観的な人でも考えなかった」と伝えている。日本から国際的なスタープレイヤーが誕生する。

    ・衝撃の 2点ゴールの この快挙 オランダ沸かせた 平山相太  




2005年08月22日(月) 高橋尚子どん底からの脱却

癒しの森742                               

 8月26日のスピーチの会で、うつ病で20年間も家に閉じこもっていた経験を持つ人がスピーチをする。どん底のような20年間のうつ病は大変なものである。どういうきっかけでうつ病から立ち直ることが出来たのか、話を聞くのが楽しみである。

 高橋尚子がどん底を見た後、夢に向かっている。シドニー五輪女子マラソン金メダリストの高橋尚子(ファイテン)が22日、東京国際女子マラソン(11月20日、朝日新聞社など主催)に出場する意向を表明した。高橋にとってマラソン出場は03年11月の同大会以来、2年ぶり。2年前は終盤の失速で、アテネ五輪代表を逃している。復帰をなぜ、東京国際女子にしたのかとの質問に関する高橋尚子のコメントがある。

 「・・・五輪を目指し走ることができなくて、自分の中で夢をあきらめかけた時、このまま終わってはいけないと思った。どん底を見た後に、もう1回夢を持つことで、必ず結果がでることを伝えたい。・・・」なんという力強いコメントだろう。「 もう1回夢を持つことで、必ず結果がでる」 と宣言している。このような生き方をしたいものである。

 高橋尚子は今年5月に10年間指導を受けた小出義雄の下を離れ、6月に専属の練習パートナー、トレーナー、調理担当者による「チームQ」を結成。同月中旬から米国コロラド州の高地ボルダーで合宿に入り、11月20日の東京国際の直前の帰国を予定している。高橋尚子のファンとしては、もう暫くマラソン界の女王として君臨してほしいものだ。
      
   ・ドン底を 見てから夢を 掲げつつ 期待が高まる 女王の復活
     



2005年08月21日(日) 猛烈な残暑

癒しの森741                              
               

 今日の最高気温は確認していないが、33度は超えていただろう。この暑さの中で、野外で働く人は深い疲労が伴うと思う。体力の消耗からいえば、真冬より真夏の方が数段厳しい。時間に追われる忙しい現代社会でベストな体調を維持することは難しい。睡眠不足は疲労が蓄積する最大の原因である。そうでなくともネットの利用で睡眠時間が削られている傾向がありベストの体調で仕事に向かうことはなかなか難しいテーマである。

 最近はなかなか忙しい。年齢相応のスケジュールを立てるように心がけている。昨日は午後4時頃から自由な時間であったので、2時間ばかり眠ってしまった。ともかく少しでも疲労感が残っている時は眠ることにしている。高温多湿の夏は、いちばん眠りにくい季節である。幸い我が家は玄関に井水クーラーを運転しているので、家全体が高温多湿になることはない。よって、夜中に汗をたくさんかくなどとか、クーラーのかけっぱなしで体が冷えてしまうなどのトラブルはない。ともかく、この猛暑は良き睡眠で乗り切りたいものである。

  ・この猛暑 良き睡眠で 乗り切って 実りの秋を 楽しく迎えん
     



2005年08月20日(土) スピーチの会の進行表を記述する

癒しの森740                            

        
 早いもので、8月26日は第4回のスピーチの会となる。8月15日に書いたように前代未聞のスピーチの会はどうにか形が出来上がって来た。 いつも思うことであるが、一定の年齢になると新しい概念が頭の中に入らない。会のスローガンは2項目であったが、今回は新たに次の3項目を加えた。

・新鮮な情報に基づく動(話す・書く)がなければ脳は退化(ボケる)する
                (2005年6月11日代表のスピーチから) 
・真実は いとも単純 明快だ 使わなければ 総てが退化(脳がボケ行く)
                (2005年7月30日の癒しの森から)
・日本「手は第2の頭脳である」西欧「手は脳から飛び出した頭脳である」
                  (2004年1月7日の日々の映から)
・脳は工夫次第で蘇る     (2004年9月19日の癒しの森から)
・ボケないで人生を全うしよう。(85歳女性25%、男性20%がボケ老人)
               (2004年9月19日の癒しの森から)
・明確な 理念を持っての 行動で 脳は生き生き 回転始める
                (2005年8月9日の癒しの森から)



2005年08月19日(金) すべて英語!中田ボルトン入団会見

癒しの森739                               
         
 サッカーの中田英寿のことを癒しの森で記述するのは初めてである。英国のボルトンに移籍した入団会見が報道されていた。中田英寿(28)が本拠地リーボックスタジアムで入団会見に臨んだ。「本人の希望もあり、質問は英語のみに限定。通訳を介さずに英語で新天地での意気込みを語った」(スポニチから)という。イタリア語を流ちょうに話すことで知られる中田だが、英語も地元記者を驚かせる力量だったという。

 地元記者は「英語がうまいので驚いた。静かで抑えめだが、とてもプロフェッショナルだった」と印象を語っている。出席した日本メディアからの質問も英語に限られ、記者会見では日本人同士が英語でやりとりしていたのだ。中田英寿という青年のレベルの高さを感じたのは次の質問の応答であった。「今後も日本語は使わないのか」との質問に「自分たちがどこにいるかを考えなければいけない」と応じ、将来も英語だけを通す意向を示しているのだ。ボルトンは16の国と地域の選手が在籍する多国籍軍団なのだ。中田は世界市民といってよいだろう。16ヵ国の選手とのコミュニケーションの壁はすでにないのだ。

 ・生活の 総てを英語と 決めていく 世界市民の コミュニケーション
     



2005年08月18日(木) 女子レスリングの無敵の座は揺るがなかった

 癒しの森738                            

 
 ユニバーシアード・イズミル大会で、女子レスリングが行われた。今回も無敵の座は揺るがなかった。金メダルに輝いた4人の名前を書いて顕彰したい。

55キロ級で吉田沙保里(よしだ・さおり)(綜合警備保障)、
59キロ級の正田絢子(しょうだ・あやこ)(東洋大)
63キロ級で伊調馨(いちょう・かおり)(中京女大)
67キロ級の新海真美(しんかい・まみ)(中京女大)

 この強い4人をどう賛嘆すればよいのだろう。吉田沙保里選手は「金メダルには満足している。わずかな差でもいいから勝つことにこだわっていた」とコメントしている。ともかくこれで外国人相手の連勝記録を「88」まで伸ばしているのだ。 大きな目標があるという。「無敗のままでの五輪連覇と100連勝。」とのことだ。世界を圧倒する力は何処から生まれているのだろう。

    ・連勝を 88まで 伸ばし行く 何処から生まれた 無敗の強さ



2005年08月17日(水) 中学の同級会に出席

癒しの森737                              

             
 5年ぶりに同級会が開かれた。同級生は誕生日を迎えた人で66歳になる。この年齢になると逝去した人もかなりいる。示唆する何かを感じるので、逝去した人の冥福を祈る意味で記述したい。

3年1組 男性27名中(逝去5名)女性27名中(逝去1名)
3年2組 男性27名中(逝去7名)女性27名中(逝去0名)
3年3組 男性27名中(逝去2名)女性27名中(逝去2名)
3年4組 男性27名中(逝去1名)女性27名中(逝去4名)
       108名中(逝去15名)女性108名中(逝去7名)
 
 当然の流れかもしれないが男性は108名中15人(14%)が死去している。今までは4〜5年に1回開かれていた中学の同級会は、次回から2年に一回開かれることになった。ガンなど大病を患っている人も何人かおり、これからの2年で何人かがあの世に旅立つことだろう。長寿だけに価値があるとも思われない。問題は生きている間に何かのテーマを持つことが最も大切のように思う。多くの同級生の中には、「何の生きがいもないただの老人」と言う風情の人も散見された。幸い私の場合は、いろんな経過を経て「生涯青春の会」を発足させたが、この会の発展にこれからの生涯をかけようと思っている。

 ・年かさね 逝去の人も 10余名 テーマを持つ人 健康長寿へ




2005年08月16日(火) ガット会に参加

癒しの森736                             

              
  昨日は妻とNPO法人Madoin越後の「がっと会」に参加する。ここでスピーチの会を紹介するスピーチを行った。我が生涯青春の会が主催する「スピーチの会」に初スピーチをすると意思表示をする参加者が多く出てきたことなどの話をする。すなわち、昨日書いたようにスピーチの会がまとまって来たのである。ちなみに8月26日に参加する初スピーチの人たちは次の通りだ。
長沼 宏さん     初参加で初スピーチ    演題「万歩計」
伊藤久佳さん     2回目の参加で初スピーチ 介護奮戦記
桑野 正さん     3回目の参加で初スピーチ 藤見町在住
渡辺 均さん     初参加で初スピーチ    会社員 母が痴呆になる
目黒雄介さん     初参加で初スピーチ    団体職員
苅部和子さん     3回目の参加で初スピーチ 主婦
高橋蓉子さん     2回目の参加で初スピーチ 50代の再婚:エピソード1
野澤葉子さん     初参加で初スピーチ    団体職員
大倉奈々絵さん   初参加で初スピーチ    新聞記者
初参加で初スピーチの人達は会報(1〜4号)を読んで会の目指すものに十分な理解をもって参加するのである。

   ・少しづつ 会の理解が 広まって 参加者続々 未来に光が




2005年08月15日(月) スピーチの会の形が出来上がる

癒しの森735                               

       
 8月10日のスピーチの会が終わってある種の「達成感」に浸った。大げさかもしれないが、前代未聞のスピーチの会を初めて、3回目となったがどうにか形が出来上がって来たのだ。改めてスピーチの会の進行を整理すると次の通りである。
1、 開会に先立ち愛唱歌「青い山脈」を全員で歌う
2、 サルエル・ウルマンの詩「青春」の朗読
3、 会の趣旨・合言葉の確認など
4、 5分間スピーチ   10人〜15人(第4回からは15人)
5、 紹介コーナー NPO法人またはこれに準ずる活動をしている個人又は団体の紹介
6、 1分間スピーチ 参加者全員
7、 愛唱歌「青い山脈」を全員で歌って終了
 スピーチの会の形が出来上がってきたと実感したのは、参加者全員(スピーチをしなかった22人)の1分間スピーチであった。8月10日のスピーチの会では全員がマイクの前で挨拶と感想を話していただいた。この1分間スピーチが好評であった。これで参加者は順次増加していくと確信した。

 ・春からの 試行錯誤を 繰り返し 会のモデルが 浮かびまとまる 
      



2005年08月14日(日) ディスカバリー(野口飛行士)が無事帰る

癒しの森734                            

          
 スペースシャトル「ディスカバリー」が無事に地球に戻り世界中の人々がほっとした。今回のディスカバリーの飛行には特別の意味があった。2003年のコロンビアの空中分解事故以来、米航空宇宙局(NASA)の積み上げてきた安全対策の有効性が試されたからだ。しかし、安全性が証明されたとは言い難い結果に終わった。特に打ち上げ時に外部燃料タンクの断熱材がはがれ落ちたことは深刻だ。断熱材の落下はコロンビア事故の直接原因とされているのだ。ここでは、難しい完全性個々の指摘点は省略したい。

 野口飛行士の語録の一部を引用したい。「船外活動(EVA、宇宙遊泳)は3回やりましたが・・・終わった時には本当にほっとしました。あとはやはり、地球の美しさ、星々の美しさといったものに息をのむ時間だった」と言っている。ディスカバリーは地球の上空400キロを飛行していた。400キロと言っても地球の直径12500キロからすると地球スレスレに飛行しているのである。巨大な青き地球の美しさに「息をのむ時間」と言う表現が印象的であった。

  ・我ら住む 母なる地球の 美しさ 宇宙に浮んで 息のむひと時
     



2005年08月13日(土) 森光子さん85歳で恋心

癒しの森734                           

             
 昨日の「私幸せに見えるかしら!」に続いて今日も素敵な言葉を紹介出来る。 女優の森光子(85)と「少年隊」の東山紀之(38)が10日、2年ぶりの共演舞台「ツキコの月 そして、タンゴ」の製作発表会見を都内で行い、“蜜月”ぶりを見せたという。森光子さんは「(東山を)いとしいと思う気持ちを持ち続けたい」(スポニチから)と“恋心”をあらためて告白している。

 東山紀之(38)さんは政局に絡め「きょうは森派の決起集会。森さんとは地球と月のように切っても切り離せない、結婚の噂も出た関係ですから」と応じているのである。森光子は「灰になるまで恋心は持っていたい」と、恋でも生涯現役を宣言している。森光子さん若さの秘訣は、37歳年下の東山紀之さんに対する恋心と言っても過言ではないようだ。

    ・いとしいと 心の発露を 率直に 恋も現役 若さの秘訣



2005年08月12日(金) 素敵な言葉(私幸せに見えるかしら!)

癒しの森733                           

        
 10日に行われたスピーチの会で感動的な言葉を発した女性がいた。10人のスピーチが終わり、スピーチしなかった人達がマイクの前で一言の感想と挨拶を述べる場面でのことである。あと半年で還暦を迎えるTさんがマイクを持った。前後の話は記憶にないがこの人がにこやかに「私幸せに見えるかしら!」といった言葉は感動的であった。56歳の再婚で幸せいっぱいなのである。

 スピーチの会でTさんと会ったのは2回目のであった。最初に会った時の妻の印象は40代後半の人だと思ったという。しかし、まもなく還暦を迎える人であったのだ。Tさんは40代と思わせるほど、若々しく幸せな輝きを発していたのである。スピーチの翌日Tさんにあったので、早速8月26日のスピーチをお願いした。スピーチの演題はスターウォーズにちなんで「再婚のエピソード1(ワン)」となった。再婚のエピソード2・エピソード3として3回に分けてスピーチをしてもらうことになった。再婚のエピソード1でも、満面の笑みで「私幸せに見えるかしら!」という言葉が飛び出してくるのでないか。

  ・再婚の 幸に輝く 表情と 素敵な言葉で 笑みが広がる 
     



2005年08月11日(木) 野澤明石サロン

癒しの森732                            

             
 昨日野澤芳寿子さんの処に多くの人が集まると書いた。大きな特徴はここに集まる人達がみな生き生きしているのである。野沢さんの心の美しさが投影しているのだろう。今日はここで3回目の「発芽玄米ごはん」の炊き方講習であった。講習会といってもその内容は、発芽玄米ごはんを中心とする食事会なのである。素肌美は表面からの手入れに加えて栄養のバランス・快便が絶対の条件といえる。このような視点で栄養豊富な発芽玄米ごはんの試食会をここで続けるのは意味のあることである。

 8月9日に立ち寄った時、かわそうな肌をしている女性が野澤先生の指導を受けていた。妻の食の指導と野澤先生の手入れの指導で、若い女性は別人のような素肌美を取り戻していくことだろう。「女性は美しくなると運命が変わります」と妻の友人の美容師が言っていたことを思い出した。この若い女性は、健康美を得て自分の人生を切り開いていくことだろう。
   
  ・美を求め 女性が集まる このサロン 人との出会いで 心豊かに 
     



2005年08月10日(水) 生涯青春の会 会報第4号 

          (コミュニケーション特集)
 コミュニケーションは人として生きてために、最も難しいテーマであると思います。以下の資料が青春の会のスピーチの話題になれば幸いです。
資料
1. わかれのメカニズム (1998年4月5日の日々の映像から)
2. 昨年の離婚26万2000組 (2001年1月10日の日々の映像から)
3. 妻からの三行半 (2001年2月16日の日々の映像から)
4. 老いぼれない方程式 (2003年11月18日の癒しの森から・以下同)
5. なぜコミュニケーションが保てない(1)(2003年12月4日)
6. なぜコミュニケーションが保てない(2)(2003年12月5日)
7. 社会の中で孤立しない (2004年9月18日)
8. 林文子さんの人間像 (1) (2005年3月2日)
9. 林文子さんの人間像 (2) (2005年3月3日)
10. 深刻なニート(若者無業者)の増加(2005年3月23日の日々の映像から)
11. 森夫妻:おしどり公演中止離婚決定的 (2005年4月3日の癒しの森から)
12、セックスレスの定義とは (2005年5月18日の癒しの森から)                              
13、コミュニケーションは人間文化の基本 (2005年6月2日の癒しの森から)

1、わかれのメカニズム (1998年4月5日の日々の映像から)
 今日は晴天であった。桜の満開の時を迎えて、花見を楽しむ家族ずれが多く繰り出していることだろう。春の陽光を浴びて山野の木々は芽吹き、春真っ盛りの今日この頃である。一見平和な社会の片隅で、今日も何万もの夫婦が血走った目と目で睨み合い罵倒し合っているのだろう。
 アメリカと比較すれば少ないと言いながらも、昨年は22万5000世帯の夫婦がコミュニケーションの破壊で離婚しているのである。これも2月3日に記述した自殺者と同じ統計的な背景がある。自殺を実行して目的を果たした人が2万2000人で、自殺を試みて失敗した人たちが10万人(約5倍)もいるというから大変なものである。
 離婚も自殺と同じ統計的な背景があるだろう。離婚に成功した人が22万5000組で、離婚を試みたが周囲の説得あるいは子供のために離婚を踏み止まった人達がどれだけいるのだろう。離婚したカップルの2倍(44万組)だろうか、3倍(66万組)だろうか、いやもっと多いと思う人もいるかもしれない。離婚したいと言わないが、散在的に出来るものなら離婚したいと思っている人がどれだけいるだろう。
 半年前のことである。お世話になっている会社の50代の事務の方と懇談する機会があった。事務員Aさんのご主人は今年で定年退職になるという。Aさんの次の言葉に驚いた。「これから毎日主人が家にいると思うとゾッとする」と語気鋭く言い放ったのである。これは定年離婚の予備軍であると思った。このA子さんも笑顔溢れる結婚式を挙げ、子供の誕生で喜びあった日々もあったはずである。時は流れて、今では一緒にいること自体がゾッとするというのである。悲しいほどのコミュニケーションの破壊である。
 3月8日、夫の暴力に関連して「何故コミュニケーションが保てない」と題して記述した。自分の持つ常識で相手を評価する習性も離婚を誘発させる一つの原因だ。しかし、この感覚的な原因のみで、人と人との破局があるとは思えない。もっと深い次元何かがあるように思えてならない。
イタリアの著名な社会学者であるアルべローニさんの書いた「平気でウソを言う人」が少々のベストセラーになっている。この本の227ページに「ある有名な金言によれば『人間は悪を与えられれば、それは大理石に刻むが、善(好ましいこと、愛されることなど)を与えられれば埃に刻む』という」とあった。この意味は書くまでもないが、いやな思い出は大理石に刻むが、好ましいことや自分が愛されたことなどは、机の上の埃(ほこり)に刻むというから、すべて忘れてしまうと言っているのだ。コミュニケーションの破壊そして離婚が成立する背景には人間の習性的なものが潜んでいるのである。
 アルべロー二さんの著書からもう少し引用しよう。
「我々は長年続いた深い友情や愛情にかかわる場合でも同じように対応する。しばしば、ちょっとした目付きや、無理解、あるいは夫が妻の機転のきかなさがきっかけで、軋轢を生じ、収拾のつかない事態に立ちいたることがある。そして(楽しかった)過去は帳消しになり、惨憺たる結果になったりもする。離婚の場合には、相手から与えられた幸せ、分かち合った喜びもすべて雲のように消えうせる。・・・・・・我々はこういう記憶の抗し難い力(意識ことのみを記憶する)心の邪悪なメカニズムをなんと呼ぶべきか自問する」(カッコ内は加筆)とあった。
 悪しきことは心に明確に刻むが、善き思いでは煙のように消えてしまうというこころの邪悪なメカニズムが離婚を生み出すのである。しかし、邪悪なメカニズムは個人差が相当あるように思えてならない。松本清張の小説に「黒い霧」がある。政界を覆う黒い霧、すなわち悪を題材としている。どうも人の心にもこの黒い霧があるようにも思える。黒い霧に深く覆われている人は、悪しきことのみを記憶して、善き思いでは記憶の中に残らないのだろう。
心に黒い霧がなく晴天のような心の持ち主であれば、善き思いでも忘れることなく、心に明確に残るように思う。離婚という人生のドラマはその人の心のスクリーンに映し出されてものに左右されるのではないか。これらは人が生きる上での根幹をなす事柄で実に難しいテーマである。これ以上のことは友人との議論のテーマにしょう。
これで3回目の引用となるが、アインシュタイン「真実は単純であり美しい」という言葉が好きである。一見複雑に見える人の心も、単純な法則があるように思う。邪悪な心を益々燃え上がらせるような本が多くある。これらは良書に対しては悪書になる。すなわち、悪書に接すれば心の霧・邪悪の心が抑えようもないほど噴出するのではないだろうか。反面、良書に接すれば心が清く逞しい方向に進むのではないか。
100人のコミュニケーションの破壊・離婚にはそれぞれの理由あるにせよ、離婚の背景に前記したような人の心の邪悪なメカニズムがあることは確かである。

2、昨年の離婚26万2000組 (2001年1月10日)
 昨日に引き続き統計的なことを記述したい。1月1日に書いたように、日本の世帯は4703万世帯である。この中の1人暮らしの独身者・1人暮らし老人世帯が1000万世帯もある。この1人暮らしの世帯が増加の一途を辿っていることは、決して良いことではない。
 日本の離婚件数が毎年のように増え続けている。すなわち、夫婦のコミュニケーションが破壊されている世帯が激増している。日々の映像を書き始めた1997年の離婚は22万世帯であった。どうしてこんなにコミュニケーションが破壊される夫婦が出るのだろう。この根本的な疑問と私なりの見解を添えて「別れのメカニズム」を記述した。ともかく人と人が一緒の暮らす上でコミュニケーションが破壊されてはどうにもならないのだ。
 今年度の離婚に目を通してみよう。「離婚件数は91年から10年間連続で増加傾向が止まらず、前年より1万1000組増えて26万2000組に達し、過去最高を更新しそうだ」(1月1日毎日・人口動態研究所の年間推定から)というから、あと3〜4年で年間の離婚件数は30万件台に乗るのだろうか。
 2000年の結婚件数は増加したとはいえ「78万8000組」でしかない。この数字を踏まえると26万8000組の離婚が如何に多いかが理解できる。どうしてこんなに夫婦のコミュニケーションが破壊されるのだろう。紙面の関係で短絡的なことしか書けないが、現代人は「読書を通して人間を学ぶ」という基本的な心の鍛錬が少ないように思う。良書に親しむことによって生まれる文化的な教養がなければ、思いやり、優しさ、温もりなどという心は育たないと思う。

3、妻からの三行半 (2001年2月16日日々の映像から)
 世の中には惨めな男がいる。そこ最たるものが定年になって突然妻から「三行半」を突きつけられる男たちだ。俗にいう定年離婚である。1月のプレジデントは、家庭と題する特集で、大半は離婚に関するテーマであった。作家の藤原智美さんの一文を引用すると「妻から離婚届を突きつけられ、晴天の霹靂と慌てる。・・・妻という最も身近にいる人間の心の変化を読み取れなかったと言うことは、鈍感のそしりを免れない。人を見る目も、先を読む力も乏しいと思われる。仕事だって出来ないに違いない。そんな男が妻から離婚を切り出された時は、もはや相手を説得する力もなければ、その離婚届けを撤回させる力もないだろう」と惨めな初老の男性像を表現していた。
 女性の側から見ると「こんな男とこれからも一緒に暮らすのだろうか」と思うとゾォーとすると言うからどうにもならない。男性の方は「俺は、仕事一筋の会社人間だった。家族のために働いてきた」等と言い訳しても、三行半を突きつけられた時は、もはや終わりのようだ。藤原智美さんは「女性が離婚を決断するということは、そう容易なことではない。今後どうやって食べていくかと言う経済的な問題、これから先をどう歩んでいくかという人生設計を含め、かなり周到な準備をしてからでないと難しい。つまり、敵(妻)は着々と戦略を練り上げ、虎視眈々とチャンスを狙っているのである」このチャンス到来は、夫が退職金をもらった時、すなわち定年離婚なのである。
経済アナリストの森永卓郎氏は「離婚したあとの夫婦を見ていると、一番多いパターンは、妻が元気になったのに夫は居場所を失ってふさぎ込んでしまって、精神科医のところに駆け込んで行くというケースである」と指摘している。すなわち、ボケ老人のコースに乗ってしまうのだ。どうしてこんな惨めな結果になってしまうのだろう。
もう少し森永卓郎氏の説明を引用したい「夫が自立して生きてこなかったからである。…会社だけが居場所だった人間は、定年で居場所を失ったとたん、どこにも居場所がなくなる。『濡れ落ち葉』などと揶揄されても妻にしがみつくことになる。妻の方が別れたくなるのも当然だ」1月11日に書いたように、退職して一人の人間になる…すなわち虚飾を剥ぎ取った時に、その人に何が残っているかが一番問題なのだろう。何も残っていない空っぽの人間では妻から三行半を突きつけられても止むを得ないといわねばならない。人間としてのコミュニケーション能力がないのである。
20年以上の同居期間のある離婚は、統計によると16.9%である。昨年の離婚を基準にすると約4万人が妻から三行半を突きつけられている。

・濡れ落ち葉 妻に嫌われ 落胆し 医者に駆け込み 其れから何処へ
4、老いぼれない方程式 (2003年11月18日の癒しの森から)
 一昨日の養老さんのアドバイスを引用したい「人間ってのはいつも頭を使い、手を動かさなきゃいけないの。脳で考えたことを出力できるのは筋肉だけなんですよ。だから僕はいつも言うの、『頭だけで考えるな、身体を使え』って。たとえば頭で考えたことを、声を出したり文章を書くことで相手に伝わり、そこからコミュニケーションが生まれ・・・・脳ミソと身体を絶えず使っていたら、老いぼれる暇なんかなくなりますよ」とのこと。老いぼれないポイントは、手を動かす、口を動かす(会話)ことなのである。
 1998年12月31日の日々の映像で「手の不思議」と題して、日々の映像を900枚書いての感想を記述した。その中の一部を引用したい。「手を動かすとは、肉体の一部を使うことである。どうもわれわれの脳は、身体の一部を使わないと記憶を預かる脳が作動しないようである。・・・情報・知識に触れても、手を動かす(書く)か、口を動かす(話す)行動がないとほとんど脳の記憶に残らない」(要旨)と書いた。
 「手は第2の頭脳である」という言葉があるが、西洋では「手は脳から飛び出した頭脳である」と表現する。手を使うことがいかに重要であるかを示唆している。
 
  ・手と口を 動かすことで 生き生きと 脳がまわって 老いぼれ知らず

5、なぜコミュニケーションが保てない(1)(2003年12月4日の癒しの森から)
 交流のあるヘーゲル国際大学大学院の飯田教授が記述した以下の論文が11月20日に送られてきた。
・自殺の原因とその予防
・情緒の発達に関する一考察
・交流分析(心理療法)からみるウェルビーイング
単純な思考構造しかない私には。なかなか難しい論文である。何かの機会にここで紹介したいと思っている。
 飯田教授からの手紙で1998年3月同教授のアドバイスで「なぜコミュニケーションが保てない」と題するエッセイ(日々の映像)を書いたことを思い出した。この日の記述を一部ここで引用したい。
・・飯田国彦氏より『やる気を引き出すマネジメント』という講演を記述したレポートが送られてきた。この内容が実に深い。このレポートの一節を引用したい。『コミュニケーションにおける最大の障害は、性格や思想の違いでなく、人の持つ評価傾向にある』というものである。
 私なりに補足すると、妻が自分に身につけている常識で夫を評価し、夫も同じく自分の人生観や常識で妻を評価的態度で接する・・このようにお互いに評価する傾向が強いとコミュニケーションが破壊されていくのである。・・・(1998年3月8日の日々の映像から)
 11月16日アインシュタインの言葉「常識とは、18歳以前の心につもりにつもった偏見以上の何物でもない。それから後に出会うどんな新しい考えも、この『常識』の概念と闘わねばならない」を引用して、自分の常識にこだわっている人が余りに多いと書いた。コミュニケーションの破壊は自分の持つ常識で相手を評価する傾向なのだ。この常識が妥当なものかどうかを振り返る心の余裕が必要だと思う。 
                     
・身につけた わが常識に こだわって 評価で接する 人の性(さが)かな

6、なぜコミュニケーションが保てない(2) (2003年12月5日癒しの森から)
ここで書くのは適切でないかもしれないが、コミュニケーションが破壊された後に起こるのは暴力である。東京都の調査によると次の通りだ。
・夫や恋人による身体的な暴力があった  15%  都の推定人数 30万人
・立ち上がれなくなるまで暴力を受けた  1%  都の推定人数 2.3万人
 上記を全国に当てはめると、暴力を受けている女性の推定が約300万人、立ち上がれなくなるまでの暴力を受けた女性が推定で23万人になる。暴力を振るう夫が悪いのか、そのような状態を作り出す妻が悪いのか、そのベースは2人の間のコミュニケーションが保たれていないことに起因している。 
 なぜコミュニケーションが保たれないのか、その原因は昨日書いたとおり自分の常識で相手を評価する傾向にあると思う。国家と国家のコミュニケーションが保たれないと、過去の歴史が証明している通り戦争になる。最低限個人も国家も差異を認め合うことが必要である。
               
  ・暴力が なにゆえ生まれる その因は 差異を認めぬ おかしな常識
    
7、社会の中で孤立しない (2004年9月18日の癒しの森から)
社会の中で交流の範囲を常に広げる心がけが必要だと思う。現実は限られた人間関係と僅かな空間に生きている人が多いと思う。高齢者福祉協会の人たちの話によれば、つりに行く以外行き場がないというような人が実に多いのだ。このような人たちは、心が閉鎖されているように思う。具体的に言えば、新しい生活情報などをほとんど受け入れないなどである。これでは話しかける人は誰もいないだろう。
 知人で乳がんの人が2人いる。乳がんと戦うために積極的に情報を集めるために活動する人は病気に勝つように思う。ジャーナリストの田原総一朗さんらが8月16日、女性に最も多いがんで毎年約1万人が死亡する乳がん(乳がんを発症する人3万人)を克服するため、治療水準の向上を目指す特定非営利活動法人(NPO法人)「日本乳がん治療ネットワーク」(仮称)を発足させると発表した。8月に乳がんのため67歳で亡くなった田原さんの妻節子さんも設立を目指していた。田原さんは東京・霞が関の厚生労働省内で「日本はがん情報が少なく、患者はどこでどんな治療を受ければいいか迷路に入ってしまう。このネットの発起人参加を“承知しました”というのが女房の最期の言葉だった。思いを受け継ぎたい」(スポニチから)と話している。
 乳がんの人はこのような「治療ネットワーク」に加入して積極的の人に会い、情報を入手すべきだと思う。1日5人以上の人と会い話をする人は、痴呆にならないという。この原理は、あらゆる病気に当てはまると思う。要は社会の中で孤立しないことである。 

 ・会話する 人の多さが その人の 生きる力と 変わり行くかな

8、林文子さんの人間像 (1) (2005年3月2日の癒しの森から)                                             
 2004年7月24日、国際女性ビジネス会議2004での林文子さんの講演から語録の一部を引用してこの人の人間像の一端を紹介したい。販売店社長の心のこもった研修を受けた後、飛び込みでのセールスを開始、「話を聞いてくれたこの人の役に立ちたい」というおもてなしの気持ちでお客さまと積極的に関わったことで、自然に車が売れていったという。
「部下を育てるのは、今すぐ結果を求めず、子供を育てると思って、心を傾けてあげてください。まず、心のベースを作ってから仕事のスキルをUPさせてあげてください。」心のベースを作ってやれるだけの経営者がどれだけいるだろう。「心を大切にね、心を大切にしてあげてこそ、その人は本当にモチベートされるのです」具体的には心を理解してやることのように思う。「人と真正面に向き合うこと。それが何よりも人を感動させ、人を動かすのです」。 モットーの「ホウレンソウ(報告・連絡・相談)は上司から」については、権威関係が障害になり、部下が上司に心を開いて接するのはとても難しい。だから「上司が心を開いて、部下と真正面に向き合う」ことが重要と指摘していた。   

  ・ダイエーは 女性の時代の 先導に リーダー決って 旋風起るか 

9、林文子さんの人間像 (2) (2005年3月3日)
10、深刻なニート(若者無業者)の増加 (2005年3月23日)
11、森夫妻:おしどり公演中止離婚決定的 (2005年4月3日の癒しの森から)   
12、セックスレスの定義とは (2005年5月18日の癒しの森から) 
13、コミュニケーションは人間文化の基本 (2005年6月2日の癒しの森から)9〜13は省略
  



2005年08月09日(火) 第3回のスピーチの会

癒しの森730                             

            
 明日第3回のスピーチの会を開く。私のスピーチは以下とした。

演題・・スピーチの会の理念と価値観
理念というと難しく捉える人もいますが8月7日の癒しの森に書いた
「新鮮な情報に基づく動(話す・書く・行動する)がなければ脳は退化(ボケる)する」の合言葉は理念に相当します。また、「人の前でスピーチすることは脳が激しく回転するだけでなく生きる力も増して行く」も理念に相当します。上記についての異論は少ないと思います。問題は価値観であります。口頭で話しをして来たが、会員の価値観の共有が必要であります。話しをして来た要旨は次の通りであります。

1、もとより素人がスピーチすることであり上手にスピーチする必要は全くありません。ありのままに感じた世界を話してください。最大の価値観は、各自がスピーチするために準備する時間に価値があるのです。
2、この価値観を認めない人は、このスピーチの会自体が面白くないと思います。
3、この会はお楽しみ会ではありません。慰めあう会でもありません。ボケ老人を出さない戦いに挑もうとしているのです。
4、新鮮な情報に基づく動(話す・書く・行動する)という理念に賛同のない方は参加をご遠慮ください。

   ・明確な 理念を持っての 行動で 脳は生き生き 回転始める


 



2005年08月08日(月) 2人合わせて207歳!ギネスブックに申請

癒しの森729                              

         
 生涯青春の会で高齢者と懇談する機会が多い。ここで詳くしは省略するが元気な高齢者には、一つのパターンがあることは確かである。「2人合わせて207歳!ギネスブックが「最高齢夫婦」と認定した米国の夫婦を2歳上回る夫婦が横浜市にいた。同市中区の五味与市さん(104)、かぞのさん(103)。世界記録塗り替えに向け、近くギネス社に申請する」〈8月6日・スポニチから〉という。

 2人は長野県出身で結婚したのは1933年。夫の「与市さん」は東京都千代田区職員で、妻の「かぞの」さんは助産師。子供3人に恵まれ、孫5人、ひ孫6人。現在は夫婦とも介護施設と長女の清松節江さん(65)宅を行き来する生活とのこと。2人とも食欲は旺盛で、ハンバーグやカレーを平らげることもあるという。

 100歳を超えてもこの夫婦のように会話が出来る元気な人達いる一方で、75歳ぐらいで完全な痴呆老人もいる。この差は何処から来るのか、これを明確に掌握すべきである。これが生涯青春の会の最大の課題である。

   ・人生の 最終章を 飾るのは 熟年時代に 何をするかで 
     



2005年08月07日(日) 会員宛に手紙を書く

癒しの森728                                   
              
 生涯青春の会の考え方を浸透させるには時間がかかるようだ。昨日懇談会を開いて、新しい概念・形態を理解していただくにはかなり努力をしなければならないと感じた。よって、5人の会員におおよそ以下の要旨の手紙を書く。
「・・・これを機会に1ヶ月一回スピーチするとの方針を決めていただきたいのです。人の前で話をすることは、大変ですが脳が激しく回転するだけでなく「生きる力」が増して行くのです。毎月1回話をするということを決めると、会報でも読み方が全く変わってきます。・・・スピーチは新しい情報に基づく必要があります。でないと脳に負荷がかからないのです。筋肉に負荷をかけないとダメになると同じで、脳に負荷をかけないとダメ(痴呆)になるのです。「新鮮な情報に基づく動(話す・書く)がなければ脳は退化(ボケる)する」の合言葉を実行するのは案外と難しいのです。毎月5分間なにをスピーチするか・・・というテーマを持ちますと頭の回転、情報の吸収力が根本から変わって来ます。」
 この会の会員は、スピーチを聞くために会員になるのではなく、スピーチに参加する人が会員になるのである。半年後はスピーチをする人だけで、スピーチの会を開く計画である。スピーチするという「動(負荷)」が無ければ入会してもなんのプラスも生まれないのである。

  ・新しい 話題に基づく 負荷により 脳がいきいき 活動始める 
     



2005年08月06日(土) スピーチの会の合言葉は単純明快

癒しの森727                             
     
           
 昨日の同窓会役員会終了後懇親会があった。ここで何人かに8月10日スピーチの会の案内を渡してPR をする。特に関心を示したのは、30代の大学の職員、60代の元銀行の取締役であった。関心を持つ人には「スピーチの最大のポイントは、1ヵ月以内に見聞きした(読んだ)情報に基づいてスピーチすることです。昔身に付けた情報に基づく話は、ほとんど脳に負荷を与えないのです。筋肉も負荷を与えないと限りなく衰えます。脳も一定の負荷を与えないと限りなく衰えます。4分間スピーチで脳に負荷を与えるのが会の目的の一つです」と説明した。

 負荷という捕らえ方は、7月30日に書いたように栄長さんから聞いたものだ。この概念を会員に周知徹底するようにしたいと思っている。要するに脳に負荷をかけることが、脳が生き生き活動する源泉なのである。話はいとも単純なのだ脳を使わなければ退化(ボケる)するのである。7月30日の短歌を再掲したい。

 ・真実は いとも単純 明快だ 使わなければ 総てが退化(脳がボケ行く)
     



2005年08月05日(金) スピーチをする人の紹介:本田明子さん

癒しの森726                             

        
 昨日でスピーチの会のメンバーが決まる。大きな特徴はほんの一言「スピーチに参加しますか」でメンバーが決まったことである。声を掛けないのに「わたしスピーチに参加する」という人の2名いた。1人は8月3日に日報に報道されたスピーチの会の記事を見て「スピーチに参加したい」という申込もあった。

 今回で3回目のスピーチの会となるが、会の趣旨が少しずつ浸透してきたので、バラエテーに富む内容となるようだ。昨日は本田明子さん宅をお尋ねし、多少の懇談をしてくる。本田さんは今年4月からドイツ語、韓国語、中国語、ロシア語の教室を開く。講義を担当するのは、新潟大学非常勤講師ボランテアグループ。4回のトライコース授業料は6000円と安い。関心のある方はオーロラ外語教室事務所(本田・025-228-1429)へ。案内をよく読んだが、受講4回でその国の挨拶、自己紹介、発音、文字の仕組み、都市名、習慣・文化などを学ぶのである。生涯青春の会の目指すものと大いに響きあうものがある。よって全力で応援したいと思っている。
  
  ・隣国の 文化彩る 習慣を 知って行くなら 親しい友人

     



2005年08月04日(木) スピーチをするメンバーが決まる

                          
 
 産声を上げた生涯青春の会主催のスピーチの会は支持の輪が広がっていくようで嬉しい。8月10日のスピーチのメンバーが決まる。ここで紹介しておきたい。
・小林孝一さん(83歳)  元演劇俳優 
・野澤芳寿子さん     美容アドバイザー 演題「女の茶の間」
・萩野玲子さん      演題「終戦記念日に想うこと」
・吉田秀雄さん      演題「私の人生」
・渡辺千代さん      和裁の先生「痴呆にならない生き方」
・櫛谷暁廣さん      演題「退職後の趣味の世界」
・小山清子さん      元日本生命社員
・本田明子さん      元英語の先生 演題「隣国人はとなり人」
・紹介コーナー      NPO法人「ホームレス支援ネットにいがた」
               の寺尾千香子さん
・栄長政勝さん      ドイツの製薬会社に長年勤務した人です。      
               演題「わたしの健康法」
     



     



2005年08月03日(水) 夏バテ防止は良い睡眠から

癒しの森724                               

 ここのところ抱えているテーマが多く、加えて夏休みのこともあって孫たちが頻繁に遊びに来る。30代の子供たちはまだスタミナがあるので、平気で朝の2時頃まで兄弟で話し込む・・こちらは生活のリズムが狂いそうである。ともかく夏は良い睡眠が求められるが、これがなかなか得られない。

 社会に目を転じて見よう。総務省が6月に行った「情報通信に関する現状報告」によると、ネット利用で睡眠時間が減少しているとのこと。多少睡眠時間が少なくなっても、ぐっすりと眠り、朝はすっきりと目覚める状態ならば問題ない。この調査によるとインターネット人口は、7,948万人、全人口の62.3%に及ぶそうだ。寝る直前までパソコンに向かっていると、頭を活動させ気分が高まるために寝つきにくくなることは確かだ。ともかく、寝不足であると思考力が落ちて文章が書けない。一定の運動が良い睡眠を生み出す基本であると思っている。今は盛夏なので、暑さを避けて早朝と夜の散歩が混じりあっている。

   ・一定の 運動あって ノンレムの 深い眠りが 君を包むか 
     

 
     



2005年08月02日(火) 夏の野菜ズッキーニ

癒しの森723                          

           
 妻の仲間が共同で100坪の畑を借りて、アンデス産のヤーコンの栽培を始めたことは、5月23日・27日・28日に書いた。それから10日余り経って、地主の奥さんからズッキーニの苗を7本貰って植え込んだ。植え込んだもののズッキーニという野菜がどんなものなのかも分からないままであった。

 成長が早く7月上旬から、直径7センチ長さ25センチ余りのズッキーニが収穫できる。詳しくは省略するがスープ・油炒め・漬物と料理の範囲が実に広い。外観は大きなキュウリに似ているが,カボチャの仲間なのだ。学名はCucurbita pepo var. melopepoでペポカボチャの変種なのである。原産地はアメリカ(テキサス)〜メキシコ。ズッキーニという言葉はイタリア語で,
イタリアや南フランスの地中海地方でよく栽培され、この地方の料理には欠かすことのできない野菜となっているとのこと。我が家でも夏の野菜として欠かすことのできないものになるようだ。

   ・この夏は テキサス産の ズッキーニ 秋はヤーコン 楽しみ多し
     


 



2005年08月01日(月) 太陽系に10番目の惑星・NASAが発表

癒しの森722                             

        
 太陽系10番目の惑星が発見された。新惑星の発見は1930年の冥王星以来75年ぶりであるというからドラマである。「米航空宇宙局(NASA)ジェット推進研究所は7月29日太陽系10番目の惑星を発見したと発表した。新惑星は冥王星(直径約2300キロメートル)よりやや大きく、太陽と地球の距離よりも最大97倍離れたところに軌道がある」という。この惑星は仮称として、イヌイット神話に登場する海の女神の名前から「セドナ」と名付けられた。

 新惑星は冥王星(直径約2300キロメートル)よりやや大きく、太陽と地球の距離よりも最大97倍離れたところに軌道があるという。新惑星は明るくアマチュア天文家でも確認できるとしている。観測結果からセドナの位置は、地球から約100億キロ。これまで太陽から最も遠いと考えられていた冥王星から、さらに42.5億キロ外側にあり、氷と岩でできていると考えられている。距離のイロハを整理して置きたい。
・ 太陽から地球までの距離       1億5千万キロメートル
・ 地球からセドナまでの距離    100億キロ
・ 冥王星からセドナまでの距離  42.5億キロ
・ 参考:地球の直径          12500キロ(0.000125億キロ)

  ・太陽の 周りを走る 新惑星 その名セドナは 遥か彼方に
     

 


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石田ふたみ [MAIL]

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