米国発 金融危機関連情報

2005年09月30日(金) 坂井輪地区コミュ二テイ協議会の役員会

癒しの森782                         
        
 9月28日坂井輪地区コミュ二テイ協議会の役員会に出席する。なにしろ、部員が一番多い福祉部会長を引き受け、今後の運営あり方の方向を決めなければならない。これらを前提として会議に臨んだが、当面は福祉部会に所属する各団体間の相互理解が中心になる。まず、部会長である私が、各団体がどんな活動をしているかを理解しなければならない。読者には関係ないことであるが、部会に所属する団体と代表者を整理したい。

1. 坂井輪地区中学校区青少年育成協議会 副会長 真島絹子  
2. 保護司会坂井輪分区坂井輪中学校区   代表  渡部政幸 
3. 坂井東地区民生委員・児童委員協議会      野淵智佳子
4. 新通地区民生委員・児童委員協議会         佐藤繁雄
5. 老人クラブ南地区協議会               日下喜代吉
6. (社福)新通保育園                園長 細川好円
7. (社福)愛稚会保育園               園長 猪俣清子
8. 在宅介護支援センター穂波の里       施設長 井上悦子
9. (社福)新潟もぐら会もぐら工房         所長  田中滋世
10. 小規模作業所スペースBe              大湊ゆう子
11. NPO法人自立生活支援センター      理事長 篠田 隆
12. NPO法人ドリームハウス          代表 新保まり子
13. アクティブライブ新潟支部               吉田秀雄
14. 生涯青春の会                 代表  石田双三
15. 社協坂井輪支海                   山本貴美子
 



2005年09月29日(木) 野澤サロンで第2回目のセミナー

癒しの森781                          
            
 開始時間が遅れたが予定通り第2回目のセミナーを開く。参加者は送れて参加した人を含めて15名であった。セミナーが終わってからの食を囲む懇談が楽しいのである。副菜として持参した味付けコンニャクに人気がある。この作り方・分量を教えたのであるが、同じ味が出ないという。

 主食は醗酵うどんと天ぷらである。会場では時間がないので、家で作ってくる。それでも天ぷらはパリッとしている。これはどういう訳かなどの質問があった。これを物理的に説明すれば、表面水分を飛ばしてしまうのである。簡単にいえば、2度揚げなのである。1回目はサッと揚げて、この余熱がなくなった時点で、もう1度揚げるのである。こうすると天ぷらの表面水分が少なくなりので、時間が経ってもパリッとしている。

 今日も9月10日に書いた不動産業のA子さんと、画家のB子さんと懇談する。9月24日A子さんのスピーチは、多くの人の心を動かした。今日の画家のB子さんは、やや元気がなかった。B子さんにまたサルエル・ウルマンの詩の一節を送りたい。

   「人は信念と共に若く、疑惑と共に老ゆる。
    人は自信と共に若く、恐怖と共に老ゆる。
    希望ある限り若く、失望と共に老い朽ちる。」




2005年09月28日(水) 明日野澤サロンで第2回目のセミナーの準備

癒しの森780                             

 参加寺人員は15名としているが、余り大幅に超えないようコントロールをすることはなかなか難しい。このセミナーの冒頭20分は私の担当である。このために特別な準備はしなく次の要旨の話をしたいと思う。

1、 各自が情熱を持つテーマを持ちましょう。私の場合・・
2、 スピーチに参加しましょう
(1) 参加を決めて瞬間から頭の回転がはじまる。
(2) 自分の考えを発表することは、自分の決意が固まることになる。
(3) 皆さんから注目されることに、美しくなるカギが潜んでいる。

 今日の題名を「セミナーの準備」と書いた理由がある。セミナー終了後の食事が私の担当なのである。食事の主力は「小女子と玉ねぎの天ぷら」と「ざるうどん」なのである。この準備で今日の午後、約20人分のうどんを仕込んだ。私の作るうどんは、少々醗酵させるのでなんともいえないうま味がでる。この味であればと、友人から「うどんやをやれ」という話がある。月に2~3度うどんを作って、皆から喜んでもらう程度でよいだろう。

  ・みんなして 食を囲んだ 懇談の 主役は明日も 醗酵うどん 



2005年09月27日(火) スピーチの会の準備

癒しの森779                        

 スピーチの会が終わった瞬間から次の準備に入らなければならない。先ずスピーチの会に今まで出席した人数を整理した。6回行ったスピーチの会に1回でも参加した人は、100名になった。この内9月24日のスピーチの会は47名が出席したことになる。10月22日の第7回のスピーチの会は、適正の参加人員40を大幅に超える60名余りの参加が予想される。

 10月22日のスピーチの会に「スピーチをしませんか」とお誘いする名簿を整理した。17名を拾いだしたのであるが、この内14名が初スピーチなのである。ベテラン会員はなかなか話す時間がない。それにしても、人の前でいくらでも話が出来る人材がスピーチの会に参加していることを実感する。

1、長沼 宏 さん      2回目のスピーチ 東中島在住
2、和田由紀子さん    初スピーチ・萩曾根在住・スピーチの会4回参加
3、目黒雄介さん     2回目のスピーチ 団体職員
4、大滝恵子さん      初スピーチ・主婦
5、涌井〇〇さん     初スピーチ ナカノフーズのパートナー
6、岡崎自男さん     初スピーチ (さだおさん)  松浜町在住  
7、加藤隆行さん      初スピーチ 園芸家
8、伊藤志保さん     初スピーチ 主婦
9、星野美貴子さん    初スピーチ 小須戸在住
10、大倉奈々絵さん   初スピーチ 新聞記者
11、苅部和子さん    初スピーチ 主婦
12、野澤加壽子さん   2回目のスピーチ・明石野澤サロン経営
13、北村みゆきさん   演題「スピーチをする」 大学講師




2005年09月26日(月) マラソンの女王は野口みずきか 

癒しの森778                      
           

 女子マラソンの高橋尚子9月が4日の復帰レースに続き、同18日にも再び米国でハーフマラソンを走った。順位はどちらも4位。復活への道はやはり険しそうだが、そうではないという見方がある。専門家の解説は省略して来年1月の大阪国際女子マラソンでの復活を期待しよう。

 第3回ベルリンマラソンは9月25日に行われ、女子はアテネ五輪金メダルの野口みずき(27)が世界歴代3位となる2時間19分12秒の日本新記録で優勝した。ベルリンマラソンは平たんな「高速コース」としての定評があり記録更新はそう高く評価されない背景がある。この記録より2年前に大阪国際女子マラソンで出した2時間21分18秒の記録に重みがある。高橋尚子がこの記録を破るかどうか、破らなければ、日本のマラソンの女王は高橋尚子から野口みずきに移ることになる。

2年前に大阪国際女子マラソンの記録   2時間21分18
今回のベルリンマラソン記録         2時間19分12・・日本記録




2005年09月25日(日) 孫娘(7歳)の誕生日

癒しの森777                           

  今日は小学1年生になった孫娘(梨華ちゃん)の誕生日で、娘の家に泊まりに行く。誕生日のお祝いを何にするかと、デパートを孫と妻の3人で歩き回っただけで疲れてしまった。さんざん探し回った末に決まった品物は、ローラースケートであった。家に帰ると、孫娘は嬉しそうに練習をはじめた。

 娘の家は子供の生活習慣のために、夜8時以降テレビはつけない。お風呂に入って、テレビも見ないので横になると、昨日の疲れが残っているせいかそのまま眠ってしまった。早く眠ったせいで、今日は朝の5時に起きて、24日の日々の映像と、癒しの森を孫娘の机にパソコンを置いて書き始めた。ふと机の前を見ると、1年生に出てくる80の漢字が張ってあった。最初から総ての読み方を教える必要はないと思った。「生」と「空」の読み方を完全に出来る大人はどのくらいいるだろう。「生」はせい・しょう・なま・そして生きる・生まれると読む。しかし生える(はえる)と読める人は何人いるだろう。「空」は、くう・そら・と読むが「から」「あく」と読める人は何人いるだろう。こんな「生える(はえる)」「から」「あく」などという言葉を1年生から教える必要があるのだろうか。

・難しい 言葉の読み方 最初から 余り意味ない「空」(から)と「空」(あく)など
     



2005年09月24日(土) 第6回スピーチの会を開く

癒しの森776  
                              
         
 スピーチの会はほぼ完全に定着した。22日に書いたように、今日の参加券50枚がほぼ完売になり、主催者として何人の参加があるかと心配が皆無のスピーチの会であった。スピーチした人の名前ここでは省略するが、スピーチのレベルが上がりすぎて困るとの印象があるほどである。今回スピーチした人は、癒しの森単独ページで掲載したが、男性10人女性8人の14名であった。この14名の年齢別個構成は20代1人、30代4人、40代1人、50代2人、60代6人、70代1人、80代1人であった。

 今回は連休のこともあって、何時も参加する人の欠席もあったが友人または妻・夫に誘われて始めての参加したひとが14名余りいるという盛況さであった。しかも会報などで会の概要を理解して、初参加・初スピーチの人が5人もいたことは特筆されよう。スピーチの参加者が多いので、数回スピーチしていただいたベテランからは遠慮してもらったという経過があった。最大のハイライトは、北村みゆきさんの演題「スピーチすること」であった。このスピーチでスピーチすること効果をよく理解して、参加者が更に増えるようである。

  ・年代と 職業超えて 共通の 価値を認める スピーチすること



2005年09月23日(金) 坂井輪地区コミュ二テイ協議会福祉部会

癒しの森775  
                              
          
 8月28日坂井輪地区コミュ二テイ協議会福祉部会長に選出されたことを書
た。なにしろ、部会員が保育園の園長2人、少年育成協議会の部会長、民生・児童委員会の代表、障害者に施設の代表2人、老人福祉施施設からの代表、老人クラブの代表、など15名で構成されている。こんな構成で「高齢者福祉、児童福祉、障害者福祉に関することを協議し、福祉活動充実の事業を行う」(協議会の内規から)といっても現実の活動となると漠然としている。

 昨日福祉部会を開いたが、先ず模索したのが、この部会の存在が価値あるものとなるにはどうしたらよいのかというテーマであった。結論として以下のように整理した。

1、各分野で活動している部会員が、自分が取り組んでいる活動内容と懸案事項を報告しあう部会とする。
2、福祉関係の広範囲の情報を共有することによって、福祉部会として何が出来るかを協議して行く。
 
 その他部会員のNPO自立生活支援センターの副代表の篠田隆氏から「第12回ピープルファースト代会in新潟」の説明と参加啓蒙の依頼を受ける。ここでは朱鷺メッセで11月5日に開催される大会のテーマを引用したい。

      「みんなと力を合わせて差別、虐待と闘っていこう」



2005年09月22日(木) 9月24日の「スピーチの会」の準備が終わる

癒しの森774                                       
 
 9月24日のスピーチの会から参加者の交通整理をする意味で参加券(レストランの食事券)を50枚印刷したが昨日で完売となった。よって、24日は50名の参加でスピーチの会を開くことになる。会の趣旨・目的をよく理解する会員の増加と共に、スピーチの会に参加する人は増加していくと思う。

 9月7日スピーチの会に1回でも参加した人及び今後参加する人の合計は85名であると書いた。それから15日に経っていないが、22日現在の掌握名簿は105となった。10月から9月20日の書いたように会員宅に「生涯青春の会(懇談会)」を開くので、会員・準会員は1ヵ月20名以上の増加となっていくと思う。問題はこの会員をどのような形で掌握していくのかというテーマがある。今月末から10月にかけて、生涯青春の会(懇談会)の会場設定と平行して連絡網を少しずつ作っていく予定である。

 今日この会の顧問的な役割をはたしてもらっている、伊藤公認会計士からさまざまなアドバイスを受ける。ポイントは行政関係者にこの会の存在を如何に理解させるかなどであった。

    この会は 産声上げて 4ヵ月 予想を超える 人の集まり
     



2005年09月21日(水) 松井秀、日米通算400号本塁打を達成

癒しの森773                       

          
 情報源が10日ほど古いが松井秀の日米通算400号本塁打達成のことを書きたい。松井秀喜外野手は7日、デビルレイズ戦の4回に今季21号ソロ本塁打を放ち日米通算400本塁打に到達した。400本塁打といえばメジャーでも屈指の長距離砲として認められる数字。31歳で堂々たる記録を達成した松井に、トーリ監督は「これからホームランバッターとして大成できる」と断言している。

 何時も思うことであるがトーリ監督の言葉は、松井選手にますますの自信と確信を与えるように思う。 トーリ監督の次のコメントも引用に値する言葉であろう。「松井は本当に素晴らしい選手だ。素晴らしいチームメートに恵まれたから、彼もより素晴らしくなっている。松井はいつでも自分を変えない。どんな状況でも必ず自分の力をフルに出せる。それが、チームメートが何より尊敬しているところなんだ」と。勿論松井選手が素晴らしいのだろうが、その人をどのような言葉で讃えるか・・・これがリーダーのレベルを決ねるように思う。
    
 松井は、メジャーでもホームラン打者として大成できるのかとの質問に対してトーリ監督は「もちろんだとも。逆方向へ大きな打球を飛ばす技術もあるし、もちろん右へ飛ばすパワーもある。松井には状況に応じた打撃ができる才能がある。メジャーには完全に適応しているよ」と、松井のさらなる進化を保証している。トーリ監督の絶対の信頼の言葉が松井選手に大きな力を与えていると見るべきと思う。



2005年09月20日(火)  生涯青春の会(懇談会)

癒しの森772                                 
         
 9月24日の第6回のスピーチの会の準備で忙しい。今日時点の参加確認は40
名である。最終的の参加者は45名少々になると思っている。スピーチをするメンバーも決まった。スピーチの参加者14名の内、初めてスピーチに参加する人が5名と内容が充実して来ている。今月に入って的を絞った活動は生涯青春の会(懇談会)の開催である。この会の要点はおおよそ次の通りである。

・ 生涯青春の会の趣旨・目的をよく理解している会員宅に生涯青春の会(懇談会)を開く。
・ 会場提供者が生涯青春の会(懇談会)の開催者となる。
・ ここでは会報を話題の中心に据えて懇談会を開く。グループによっては、日々の映像を加える。
・ 参加者は会場提供者(開催者)の友人知人を中心とする。
・ 会の主要メンバーは、開催者の招待を受ける形で参加する。
・ 生涯青春の会(懇談会)は参加者・招待者を含めて10名前後で開く。
10月は生涯青春の会(懇談会)を5会場余りで開く予定である。

  ・共通の 話題を通して 語り合う ここで育む 智慧の広がり
     



2005年09月19日(月) 中秋の名月くっきり

癒しの森771                               
             
 新潟の18日の夜は晴れであった。関東や西日本も好天に恵まれ「中秋の名月」が全国に輝いたようである。月の移動は早いので、中秋の名月を見るには日が落ちて暗くなるのを待たねばならない。そうすると夜空にやや赤みがかった満月が顔を出して来るのである。赤みがかった柔らかい光は神秘的である。昔の人はこの名月をどのような気持ちで仰いだのだろう。この中秋の名月を境に、寒暖の差が日を追うごとに広がり、秋の足音が大きくなってくる。 今年は生涯青春の会を立ち上げたので、精神的には実り多い秋を迎えることが出来る。

    ・人々は 赤みをおびた 名月を 幾百年も  仰ぎ讃えん
     





2005年09月18日(日) 癒しの森単独ページを非公開にする

癒しの森770                              

 生涯青春の会の会報を癒しの森に掲載している、この会報には会員の実名を記述している。ただし、個人情報保護法を踏まえて住所などは掲載することはない。それでも実名を掲載している会報を、ネットで公開するのは適切でなく癒しの森単独ページ(http://www.enpitu.ne.jp/usr3/30290/)を非公開とした。ただし、生涯青春の会の会員でこのページを開きたい人には、パスワードを連絡することとした。
 
 今日会報6号(10月10日号)を100部作成する。10月号は自然との対話特集として、癒しの森から17題の短文エッセイを引用する。ここでは引用エッセイの中に書いてある短歌を記述した。

・植え始め 癒しの森も 中ほどに 残る400 勇み綴らん
・短歌をば 目視の事実に 限るなら 心を動かす 歌は少なし
・冬終り 燃える春の 眩しさよ 芽吹く緑と 漂う香り
・山の幸 春を味わう 山村の 誇りに燃える 豊かな暮らし
・澄み切って 生命(いのち)を運ぶ 水しぶき 森の鼓動か 流れはてなし
・コウロギや 何時まで鳴くの 秋の夜  響く音色に 寂しさ漂う 
・秋風が 優しくほほを 通り行く ススキも風と 戯れ遊ぶ  
・路傍にて 黄金の稲穂に 近づけば 秋の大地の こよなき薫り
・虫たちは 時を惜しんで 大合唱 秋の夜長を 名ごり惜しむか
・平等に 必ず迎える 老いと死を いかに飾らん 夕日のごとく
・氷河期を 耐えつつ生きた 二億年 生きた化石の 雄姿厳たり 
・冬来ても なお青々と 緑あり 寒風耐え抜く 松逞しき
・僅かなる 花のいのちを 惜しんでか 桜を愛でる 日本の心
・山々に 一人佇む 山桜 見る人なしに 散り行く姿 
・春4月 ばんだの桜も 散り始め 青葉が延び行く 命のドラマ
・6月の 青葉が萌える 山林の 恵みは多く ミヨウガに水菜
・わずかなる 川辺のほとりの 自然界 死せるミミズも 無駄ではなかった
・蝉時雨 水穂の国に 秋が来る 大地に漂う 稲穂の香り
・天高く 秋の風情の 散歩道 無数の露が キラキラ光る




2005年09月17日(土) 80代の婦人2人に会う

癒しの森769                                

 実は今日の午後まで、癒しも森に書く題材がなかった。自分ではムリと思いながら癒しの森を毎日1題書くことにしている。月~金まで書いて土・日は休もうかと思ったこともある。しかし、今までの経験から言って、休むと書けなくなるような気がするのである。よって、内容が多少貧弱になっても「続けることが力」との認識で毎日書くことにしている。

 9月26日に第6回のスピーチの会を開く。この準備で会員宅を4件訪問する。以前に書いたが行動することが文章を生むことを今日も実感する。O宅を訪問する。本人夫婦は留守で86歳のお母様が玄関に応対してくれた。杖を持っていたが、頭脳明晰な方で、息子のところに来た来客が何処から来た人で、どんな用件で来たのかを的確につかもうとするのである。こんなお年よりに初めてあった感じであった。

 2軒目も訪問した夫人は89歳の方である。電話で玄関口のみの挨拶としたいと告げて訪問する。生涯青春の会の発足の集いで、75名の参加者に感動を与えて人である。この夏やや体調を崩したが、10月のスピーチの会は参加されるかもしれない。

  ・80代 己の力で 壮健を 勝ち得て婦人の 過去の生き方
     



2005年09月16日(金) 高校の同窓会に出席

癒しの森768                      

 今日集まった昭和33年卒の同級生は17名であった。考えてみると18歳に高校を卒業して48年も経って今は66歳(誕生に来ている人)になってしまった。大半の人はリタイヤしているので、自由な時間を持っている。健康に恵まれれば、これからの20年間は生き方によっては、実に恵の多い期間でないかと思う。20歳から~60歳までの40年間は、働くことが中心の生活で自分の自由の時間は少なかったのである。

 しかし、これからの20年間は、ほぼ自分が思うような時間を作ることが出来る。冷静に考えればまさに恵の期間である。9月15日合同ミニセミナーを開き多少のスピーチをする。話の主題は

「青春とは人生の或る期間を言うのではなく心の様相をいうのだ
 逞ましき意思、優れた創造力、炎ゆる情熱
 こういう様相を青春というのだ」
 
 の詩の補足であった。ポイントは炎える情熱を持つテーマを持っているかどうかなのである。これがなければ、これからの20年はただ老化~病~死を待つだけである。こんな人生は惨めだ。

  ・生き方で これから迎える 20年 実りの秋と 心勇んで  




2005年09月15日(木) 100歳でソロバン教室の先生

癒しの森767                          
           
 2004年2月10日の「百歳を過ぎてもまだまだ現役」と題して弁護士の平山直八さんのことを書いた。このエッセイが生涯青春の会発足の原点になった。2月10日から5日連続で100歳になって現役で活躍している人のことを書いた。この記念すべき5日間の短歌を引用したい。(一部修正)

・ 100歳で まだまだ現役 意気盛ん 無限のパワーの みなもと如何
・ 行動の 理念が元気の 母なるか 細胞次元に パワーが流れる
・ 人のため 命を燃やして 100歳に 人の鏡か 「まだまだこれから」 
・活力が こんこん湧き出る 生き方は アインシュタインの 示す道かな
・長生きの 秘訣は何かと 尋ねると 気の整えと 食のバランス

 05年9月末時点で、100歳以上の男性は3786人、女性は2万1820人である。この中に 「まだまだこれから」と活躍している人は何人いるのだろう。来年3月に100歳を迎える東京都世田谷区の渡辺直二さんのことが報道されていた。渡辺直二さん現役のそろばん教室の先生。今も月、水、金の週3回、自宅で小学生を“熱血”指導している。「どこへ行くにも極力歩くようにしている」のが長寿の秘訣(ひけつ)だという。

  ・100歳で いまだ現役 ソロバンの 渡辺先生 ここに讃えん



2005年09月14日(水) 100歳以上は最多2万5606人 

癒しの森766                        
           
 敬老の日を前に厚生労働省は13日、2005年の「長寿番付」を発表した。国内に住む100歳以上の高齢者は9月末時点で2万5606人となり、前年を2568人上回って過去最多を更新。このうち女性が85%を占め、2万人を突破したという。長寿だけが良いことかどうか・・・やや疑問を持っている。以前に書いたが、女性の100歳以上に人で意思の疎通が出来る人は50%なのである。意思の疎通が出来なくて、生きている価値があるかどうかと思う。

 100歳まで生きようという目標を持っている人もいる。100歳という時間的年数に価値を置くべきではないと思う。依然書いたように「何のために健康を保ちたいのか」と同じように、長寿に関しても「何のために100歳まで生きようとするのか」という視点が必要だ。一番重要なことは「どのような生き方」するかではないだろうか。

   ・長寿をと 願う目的 何のため これがなければ 活力弱し




2005年09月13日(火) 合同ミニセミナーの開催

癒しの森765                             
             
 ヘルシーライフの会で毎週木曜日、野澤明石サロンで発芽玄米の炊き方講習を行ってきた。健康のために発芽玄米ごはんの普及を図ろうとするヘルシーライフの活動に対して、サロン関係者の中で関心を持つ人が多く出たためであった。おおよそ毎週木曜日に10人余りの人が集まるのであれば、もっと充実した内容にしたらどうか、との考え方に基づいて合同セミナーを開くことになった。セミナーであればもっと大きな会場で開くべきでないかとの意見もあるが、このセミナーは後半の1時間の懇談に大きなウエートを置いている。よって参加人員15人というミニセミナーを計画したのである。

・日  時      9月15日(木)11時00~13時30分
           9月29日(木)11時00~13時30分
           10月からが第1~3の土曜日に開くことになる。
・場  所      野澤明石サロン 
・会 費       500円(食事代・コーヒー代を含む)
・セミナーの主催  生涯青春の会・ヘルシーライフの会・野澤明石サロン
・参加定員      15人~ (参加する人は事前の確認が必要です)
・テーマ       「女性が美しくなるために」
・セミナーの担当  生涯青春の会・・・・・美しい人達に学ぶ
            ヘルシーライフの会・・食と健康
            野澤明石サロン・・・・肌の構造と手入れ
     



2005年09月12日(月) 新川のじいちゃん

癒し764                             
               
 毎日が忙しい。昨日は午前中に選挙に行き、午後は公民館で行われた演劇「新川のおじいちゃん」を見に行った。この団劇のメンバーを多く知っており、激励の意味でも鑑賞しなければならない演劇なのである。約200年前の江戸時代、幾多の困難にめげず、命を掛けて手掘りで新川を掘った庄屋と農民の物語である。年配者の語りや寸劇という表現で、見事にこの時代に生きた伊藤五郎左衛門と農民を伝えていた。

  ・江戸時代 幾多の困難 乗り越えて 新川掘った 勇者芳し



2005年09月11日(日) 第5回ミニスピーチの会

癒しの森763                                 
 
 女性だけが参加するミニスピーチの会(懇談会)を開く。私は多少の段取りの手伝いはしたが会合には出席しなかった。おおよそ次の進行で会合が開かれたが、スピーチの発表あり、懇談ありでそれなりの内容であったとのこと。実はこの形式の会合を続けるかどうか迷っている。昼のミニスピーチの会を続けるかどうかの主要なメンバーと相談したいと思っている。

 今回にスピーチの中で最も印象深かったのは、渡辺千代さんの発表した「納豆に話」であったとのこと。原稿を書いてきての発表であったので、会報に掲載させてもらう予定を立てた。「生涯青春の会」の会員同志の共通の話題は会報にしていかねばならない。ここまでいくになお6ヵ月余りの時間がかかるようだ。

1、 サルエル・ウルマンの詩「青春」の朗読
2、 スローガンの確認など
3、 参加者全員のひとこと挨拶
4、 5分間スピーチ 演題自由  
5、 会報4号の一部朗読と意見交換
     



2005年09月10日(土) 生涯青春の会 会報5号

生涯青春の会 会報
第5号   2005年9月10日号
病・健康特集号
目 次 
1、 血管の病気  (2000年4月7日の日々の映像から)
2、 病気と気力(1)(2004年1月22日に癒しの森から)
3、 病気と気力(2)(2004年1月23日の癒しの森から)
4、 ガンも気(心の動き)が重要な要素(2004年2月8日の癒しの森から )
5、 健康を目指すのは何のため(1) (2004年4月10日の癒しの森から)
6、 健康を目指すのは何のため(2) (2004年4月11日の癒しの森から)
7、 春眠暁を覚えず    (2004年5月13日の癒しの森から)
8、 よく眠ること     (2004年6月20日・癒しの森から)
9、  睡眠のリズムを整える (2004年7月4日の癒しの森から)
10、 人間開発:個人の立場:成長すること(2004年7月18日の癒しの森から)
11、 食薬一体 ・・発芽玄米ごはん  (2005年2月25日の癒しの森から)
12、 会報の短歌の再掲(1号~3号)・省略
13、 第3回スピーチの会の記録・・・ 省略
14、 会の運営費について・・・・・・省略
15、 編集後記・・・・・・・・・・・省略

1、血管の病気 (2000年4月7日の日々の映像から)
小渕首相の脳梗塞は、改めて血管の病気(血液の病気との理解もある)の恐ろしさをまざまざと見せつけた。このような病気を回避するため、常識の範囲の知識は、身につける必要があると思う。血管の病気を回避する初歩的な知識は、自分の血液がサラサラかドロドロかの認識が必要なのだろう。今この血液の流れを測定する装置が開発されている。
 過日、麦茶を飲むと血液の流れが良くなることを記述した。今のこの血液を測定する装置(100マイクロリットルの血液が流れる時間を測定する)によって、血液の粘度を判別することが出来る。ドロドロの血液の状態が長く続くと血栓(血液の塊)が出来て、脳血管の病気を引き起こすことになる。「人間の血管は、心臓を起点に大動脈、動脈、毛細血管と巡り、末梢静脈から大静脈を経て心臓に戻る。心臓から心臓までの血管の全長は9万キロ、地球の2周と4分の1の長さ」(4/4毎日 余禄から)ここに流れる血液のスピードは、前にも書いたようにすごいスピードである。健康を保っている人は、9万キロの血管に無理なく血液が流れていることになる。
 血液を測定できる装置の開発によって、血流を良くする食品などの紹介が時折ある。記憶に残っている食品は、麦茶、黒豆、酢、梅干、魚類、ニンニクなどである。ただし、この食品の中のどの成分が血液をサラサラにするのかは今のところ不明とのこと。

2、病気と気力(1)(2004年1月22日に癒しの森から)
 時折「みのもんた」のテレビに出演される浜松医科大学名誉教授の高田昭和先生の「病気と気力」というリポートを読んだ。リポートの要点は糖尿病も血栓症(心筋梗塞・脳梗塞)もストレスが原因で発症するというメカニズムの説明であった。「肥満者や運動不足でも糖尿病にならないことが多いのだが、ストレスに遭うと糖尿病になる人が多くなる」という。ここではストレスと糖尿病の概要を記述したい。ストレスに遭うと二つの身体の機構が動き出す。

1、交感神経の働き・・・・・・ストレス反応・・大量のブドウ糖の放出
2、ストレスホルモンの放出・・コルチゾルというホルモンの放出・・ブドウ糖の放出
 ストレスに対して心の整理が出来ないと、ブドウ糖の大量放出で血糖値が高くなりっぱなしになる。このような状態が続けば、必ず糖尿病になるとの指摘である。高田教授は「血糖値が高くなりっぱなしになる。どうしてこれが糖尿病にならないわけがあるのだろうか」と結んでいた。
    
    ・昔から 病は気からの 指摘あり 心を整え 健康長寿

3、病気と気力(2)(2004年1月23日の癒しの森から)
昨日に続き病気と心の関係を記述したい。このような病気と心の働きを記述していると、実に心と身体のメカニズムは不思議である。人類が誕生した頃のストレスは、高田教授も指摘していたが強い動物に襲われるか、他の種族に攻められるかなどである。戦うか、逃げるかどちらにせよ強いエネルギーを必要とした。そのため大量のブドウ糖が血液の中に放出されるようになっているのだ。
  今日は糖尿病に続いてストレスと関係が深い血栓症(心筋梗塞・脳梗塞)の概要を書きたい。高田教授は「ストレスに遭って交感神経が興奮すると血管は収縮する。同時に交感神経からアドレナリン、ノルアドナリンというホルモンが出される。これは血小板という細胞を刺激して、血液を固まらせる。つまり、ストレスに遭うと血栓まで出来やすくなる」と説明している。
  ここまでは、誰でもわかるように思う。問題はあらゆるストレスに遭っても、心が荒れることなく平常心を保つことが出来るかどうかである。これにはかなりの心の文化を身につけていないと不可能だ。癒しの森の行く先が見えてきたような気がしている。要はあらゆるストレスに負けないだけの、心の文化を発信できればと思っている。

 ・不思議なる 心と身体の メカニズム 心の練磨で ストレス乗り越え
     
4、ガンも気(心の動き)が重要な要素 (2004年2月8日の癒しの森から )過日友人と懇談したが1月22日に書いた「病気と気力」が話題に上った。実はこれを書くまで、ストレスが糖尿病の原因になることに強いイメージは持っていなかった。そのことを話すと、友人は「ガンもストレスから」との話をしていた。ガンとストレス(心の働き)が密接な関係にあることは、1997年11月30日に書いた「心の動きと生命の暗号」で理解していたので引用したい。

 「30年のキャリアを持つ臨床医(森田修平氏)が、日本の遺伝子工学の第一人者といわれる村上和雄筑波大教授の著書『生命の暗号』の要旨を説明していた。(月刊誌・潮・12号)やや長いが引用したい。
・・・・人間の体は約1兆個の細胞から出来ており、1日のうち約1兆個の細胞が死に、同じく1兆個の新しい細胞が生まれる。その細胞は全部同じ遺伝子を持っているが、村上教授によればその中の良い方向に働く遺伝子と悪い方向に働く遺伝子があり、それらの遺伝子が時によっては、オン(ON)になったり、オフ(OFF)になったりする。ガンの場合も、体内にガンになる情報を持つ発ガン遺伝子と、それを抑えるガン抑制遺伝子がある。普通はその両方がバランスよく働いているためにガンにかからない。それが何らかの原因によって、発ガン遺伝子がオンになり、ガン抑制遺伝子がオフになるとガンになる。その遺伝子をオンにしたりオフにする力。村上教授は物事を良い方向に前向きに考えるプラス思考か、悪いほうに考えるマイナス思考かという心の働きが大きく影響を持つと考える。プラス思考の人はいい遺伝子がオンになって働き、悪い遺伝子はオフになって働かない。マイナス思考に人はその逆になる。長年の研究の結果相したことが分かってきたというのである・・・・ ここでは心の持ち方、心の働きが遺伝子に大きな影響を与えるとの指摘である。物事に対していかにプラス思考を行うか、これはよく言われることであるが、心の持ち方が遺伝子にも影響を与えるのであるから、肉体と心は一体であるといえる。心がマイナス思考であれば汝自身の肉体まで蝕むことになる。年齢より若い人もおれば、その逆もある。これらも、その人の心の持ち方が細胞次元まで影響を与えている証拠なのだろう」(日々の映像から引用)
  
   ・不思議なる 心と体の メカニズム 心の波動が 細胞までに
     
5、健康を目指すのは何のため(1)(2004年4月10日の日々の映像から)
4月4日「一日のことを一日分だけする暮らし」
http://www3.ocn.ne.jp/~suteki/)というホームページを紹介した。文章は明確な視点がないと書けない。このホームページを書いている青山亮子さんは、明確な視点があるので、かなり長文な文章でも読めるのである。
 4月4日付けのエッセイは「健康を目指すのは何のため」であった。青山さんの指摘の要旨に多少の補足を加えて短文の箇条書きにすると次の通りだ。
1、ひたすら健康維持のために、毎日フィットネスクラブに通っている人の話や、一日の大半の時間をそこで過ごしている人達に少し矛盾を感じる。
2、「健康のために・・・」ということで日常の大半の時間を使っている人は、健康自体が人生の目的になってしまっている。これは本末転倒なのではないか。
3、健康だからこそ、食べ物が美味しく食べられるし、精神もハツラツとしていられる、人とも気持ちよく接することができるし、思いやりを持つ余裕もできるのが本当に大切なことだ。でも人生は健康のためにあるのではない。
4、私は名言、いい言葉などのメールマガジンをいくつかとっているが、どんぴしゃりの言葉があった。「港に泊まっている船は安全だ。でも、その姿は、船が造られた目的じゃあない。(ジョン・A・シェド)」健康は人生の基盤であるが目的ではない。
5、本当の喜びは人生の目的に向かっての航海の中で生まれてくると思うし、それが心の底で求めてやまないものを手にするために必要なことだと思う。
                   
  ・健康を 目指す目的 何のため これがなければ 活力弱し

6、健康を目指すのは何のため(2)(2004年4月11日の日々の映像から)
青山亮子さんの視点に私なりの補足を書きたい。健康のために、食事、運動に気を配って実行している人は多い。しかし、何のために健康を維持したいのかを即答できる人は少ないようだ。ただ健康のために多くの時間を使っているだけであれば、港の泊まっている船のようで、青山亮子さんの指摘のとおり本末転倒ではないかと思う。
 2004年2月10日の「百歳を過ぎてもまだまだ現役」を皮切りに「人に役立つ意識とパワー」「百歳でまだまだこれからの平山直八さん」「百歳まで元気でいるには」「元気で長生き10か条」と5日間続けて健康長寿のことを書いた。この翌日私のページを読んでいる知人が尋ねてきて「百歳まで生きようじゃないか!の会」(要旨は癒しの森176)を作ろうとの提案を受ける。ただこの時の意見交換で「何のために100歳まで生きようとするか」との論議はなかった。

 その後何人かの人から「百歳まで生きようじゃないか!の会」は、どうなったかの質問を受ける。中には出来てもいないこの会に入りたいとの申し入れを受けたりする。この会が出来るかどうかはわからない。仮に出来たとしても、入会基準は厳しくならざるを得ない。言うまでもなく、「何のために100歳まで生きようとするのか」が明確でない人はとても100歳まで生きることが出来ないと思うからである。

  ・長寿をと 願う目的 何のため これがなければ 活力弱し

7、春眠暁を覚えず (2004年5月13日の癒しの森から)
「春眠暁を覚えず・・・」朝、大抵の人がいつまでも布団の中でまどろんでいたい気持ちだろう。睡眠は心身を休ませるための不可欠なリズムだ。深い睡眠中には「成長ホルモン」と呼ばれる物質が分泌される。成長ホルモンは肌や血液の新陳代謝を高め、細胞の修復を助けている大切な物質だ。
 改めて引用するまでもないが睡眠のことは癒しの森4に「多少でも疲労感が残っていると文章が書けない。よって、自分なりの工夫をしている。快眠に関する専門家のアドバイスは多い。生体のリズム、睡眠環境、眠る前の準備など快眠のイロハをしっかりと整理しておく必要があると思う」と書いた。
 不眠に悩む人は「大都市」に多いことが、エスエス製薬の睡眠改善薬「ドリエル」の2003年度の全国都道府県別販売状況で明らかになった。要は都市部の売り上げが人口比で多いのである。 エスエス製薬では「都市化や24時間化した生活習慣と現代人のストレスには密接な関係が伺える」と分析している。1週間に1回は「春眠暁を覚えず」というような熟睡が必要と思う。
  
   ・ストレスと 生体リズムの 変則が 人を悩ます 睡眠障害  
  
8、よく眠ること(2004年6月20日・癒しの森から)
昨夜から私と妻は、福島県の猪苗代に居る。次男夫婦(孫2人)の招待で猪苗代ウイングタワーホテルに宿泊している。今回は2泊の予定。昨夜は次男夫婦と夜遅くまで懇談した。メインはインターネットの世界、100円の価値、たばこを吸う次男の禁煙の説得などであった。ひょっとすると禁煙の説得は成功の可能性がある。
 朝散歩から帰り食事が終わると、妻と次男夫婦と孫達はホテル内の施設に行ったので、私だけ部屋に残って2時間余り眠ってしまった。6月7日に書いた友人との旅行の時も良く眠った。電車の中でも眠る機会があり、夜は一番早く眠ってしまった。旅行が終わりに近くなった時、疲れた表情の友人もいたが、私は普段より多く眠ったのですっきりしていた。
 過日私がお世話になっている伊藤公認会計士事務所の伊藤先生と健康の関する懇談をした。一定の年代になると眠りが浅くそして短くなるのである。極端な老化の進行は、浅く短い眠りにあるといっても過言ではない。見方を変えれば、60歳以上になってよく眠れることは健康の証といえる。そのためには、飲み物を含めた生活の智慧が必要である。睡眠が健康にとって最重要であることは誰でも知っている。しかし、この単純なリズムをしっかりと守ることが案外と難しいのである。

  ・生体の リズムを守る 睡眠を しっかり取らねば 老化駆け足
     
9、睡眠のリズムを整える (2004年7月4日の癒しの森から)
癒しの森との題でエッセイを書いているが、人が心身共に癒されるのは睡眠である。私は多少でも疲労感が残っていると文章が書けない。2003年8月20日(癒しの森4)に「睡眠環境、眠る前の準備など快眠のイロハをしっかりと整理しておく必要がある」と書いて次の短歌で結んだ。
   
 ・生体の リズムを守る 睡眠が 脳や体に 癒しを送る

 足利工業大学睡眠科学センターの小林敏孝教授のグループは、夕食後1時間半前後に風呂に入り、体の芯(しん)まで温まる入浴法が、睡眠の質を最も改善することを立証した。結論としては夕食後の1時間半前後、つまり食後に上昇した体温がピークを迎える時に入浴し、直腸の体温が0・5度~1度上昇した場合、睡眠までに30分以上かかっていた寝つきの悪い学生でも5分から15分で入眠するなど、顕著に改善することが分かったという。
 さらに、①眠りの深さを示す脳波が睡眠の前半に集中するようになる。②睡眠途中に目覚める回数が減少する――なども明らかになった。 体温は夕刻から宵にかけて上昇のピークを迎える。入浴で体温を上げると、体温の低下が加速され、入眠がうまくいくという原理なのである。
小林教授は「直腸温が0・5度上がると体の芯からぽかぽかする。入浴後2―3時間で睡魔が来るので、その時すぐに床につくことがこつ」と話している。

  ・生体の リズムを知っての 入浴で 入眠スムース 脳波も安定
9、人間開発(個人の立場:成長すること)(2004年7月18日の癒しの森から)
国連で「人間開発報告書」を公オーストラリア、カナダ、オランダ、ベルギー、アイスランド、米国と続き、日本は9位となっている。(メモ 日本は「豊かさ」世界9位 国連報告)
 同報告書の中で「民族、言語、宗教的アイデンティテイーを維持する『文化的自由』は基本的人権であり、21世紀の社会の発展には不可欠」と指摘している。ここで社会の基本構成のあり方を論じるつもりはない。人間開発を個人の立場で言えば、「成長」を意味している。過日考えさせられる言葉に出会った。アメリカの作家ピーターソンは「若さを保つには、成長しつづけることである」といっている。人間的な成長があるところに、年齢相応の若さが輝くのである。若さを保ちたいというのは万人の願いだと思う。その答えは、自らが成長するような生き方であるとの指南なのだ。
    
  ・自らの 若さを保つ キーワード 成長続けて 若さ輝く

11、食薬一体・・発芽玄米ごはん (2005年2月25日の癒しの森から)
 食品の中で血圧を下げる等の薬効のある食べ物が多くある。黒豆の煮汁で血圧が下がったと言う話を身近に聞いている。例えば高血圧気味の人は、出来たら降圧剤を飲まないで通常の食事のなかで、血圧を下げることが出来れば理想的である。以下の成分と薬効は、信州大学農学部応用生命科学の茅原鉱教授の説明から引用させてももらった。さて、これだけの血圧を下げる効果のある食品は何でしょう。血圧の高い人なら食べてみたくなる食品といえる。

・γ―アミノ酪酸・・・高い血圧を下げる。神経を鎮める。腎臓や肝臓の働きを高める。
・食物繊維・・・・・高い血圧を下げる。高血圧を招く便秘や肥満を防ぐ。
・フィチン酸・・・・高い血圧を下げる。貧血を防ぐ。
・マグネシウム・・・高い血圧を下げる。
・カリウム・・・・・高い血圧を下げる。
・カルシウム・・・・不足すると高血圧を招く。

 上記の成分と薬効は発芽玄米の栄養素説明の一部なのだ。発芽玄米ごはんを常食していけば、自然に血圧の上昇が止まると言っても過言でない。まさに食薬一体を絵にしたようだ。今後も時折食品と薬効を取上げていきたいと思っている。

   ・あくまでも 食を通して 健康を 薬効高い 食品ぞろぞろ



2005年09月09日(金) 野澤サロン:食を囲む懇談(1)

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 野澤サロンで毎週木曜日に発芽玄米ごはんの炊き方講習・試食会(食事会)を行っている。何時の参加者は10人前後であるが、食を囲んでワイワイ・ガヤガヤは、人と人を親しくさせるものである。毎回数人の人達が初めて発芽玄米ごはんを食べている。この反響は少しずつ広がって行く気配である。
 
 試食会に参加した人の中で今溝恵子さんと懇談する。この人は教員退職後アトリエを開く準備をしている。栃尾市出身で古い学校の材料を手に入れたなどの話をしていた。生涯青春の会の名前は新聞で知っており、今日突然その当事者と懇談出来て喜んでいた。サロンに置いてあった、会報1~5号を今溝恵子さんに渡す。
 
 9月24日の第6回スピーチの会で今溝恵子さんからスピーチをしてもらうことになった。教員退職後どのような動機でアトリエを開くことにしたのかなどが聞けるのではないだろうか。ともかく、幾つになっても「情熱を持って取り組むテーマ」を持つ人は輝いていけると思う。サルエル・ウルマンの詩にあるように、「心に炎える情熱」のテーマを持つことが「充実した人生」の扉を開くカギなのである。

「青春とは人生の或る期間を言うのではなく心の様相をいうのだ
 逞ましき意思、優れた創造力、炎ゆる情熱
 こういう様相を青春というのだ。」
     



2005年09月08日(木) 大湊ゆう子さんからメール

癒しの森760                              
 8月29日障害者作業所 スペースBeを訪問してことを書いた。障害者に皆さんにとって早や厳しいと思われる次の文章を書いた。「障害者に対する私のイメージは、彼らを甘やかせないことだと思う。障害があっても、1歩でも半歩でも向上しようとする努力が大切である。頭脳を使う習慣を身に付けなければ、健常者でもボケ老人になってしまう。障害者も頭脳を使う習慣を身に付けなければ、障害に加えて脳がボケるという屈辱的な人生の終末が待っているのだ。今日1日を何のために生きるか・・自分を向上させることに喜びを発見して欲しい」と。
 
 この癒しの森についてスペースBeの大湊ゆう子さんからメールが届いたので本人の了解を得ての一部を引用したい。
「福祉の世界というと、「優しい」といったようなイメージもあるようですが、Beでは、就労を通しての社会参加、ということで、メンバー自身、様々な場面に自ら直面して、考える力を養い、社会経験を積む場でありたいと思っています。
*自分を向上させることに喜びを発見して欲しいに関して
 障害の有無を問わず、これは目指していきたいものだと思います。Beも4年目に入り、「仕事」とは無縁にいたメンバーも、少しずつではありますが、働くことについて考え、他の障害をもったメンバーとの協働を通して、学んでいっていると思います。もちろん、私も含めて。(多少ではありますが・・・。)また、お気軽にお立ち寄りいただき、メンバー含め交流ができていければ、幸いに存じます。私もまた「癒しの森」にお邪魔させて頂きます」

    ・障害を 抱えて生きる 人達よ 生きる喜び 何処にあるかを  
                         (8月29日の癒しの森の再掲)
    





2005年09月07日(水) 青春の会会員宅を訪問

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 8月6日生涯青春の会の有力会員宅を2軒訪問して懇談する。わたしの方から青春の会の参加状況などを報告する。スピーチの会4回開いたがその参加者は、第1回が28名・第2回30名・第3回35名・第4回40名と会を重ねるごとに増加してきている。スピーチの会に1回でも参加した人は、73名となっており、会で掌握している人で今後必ず参加する人は14名で要点を整理すると次の通りである。

・1回でも参加した人      71名
・今後参加する人       14名   会で掌握している人
・友人を誘った参加する人  15名    この合計100名

 スピーチの会は15名が5分間スピーチを行い、最後の参加者全員が一言発言(1分間スピーチ)するパターンになっている。よって、この会の適切な参加者は40名で多くとも50名以内にしなければならない。近々夜の部のスピーチの会を分割する必要が出てきている。昼のスピーチの会を増やせばとの意見もあるが、現役世代が参加しないスピーチの会は活力が乏しいという側面を否定できない。その他スピーチの会の運営方法などの意見交換を行う。
    
       



2005年09月06日(火) スペースBeへ差し入れ

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 先月坂井輪中学校区コミュ二テイ協議会の福祉部会長に選出されてその活動を模索している。この部会は高齢者福祉・児童福祉・障害者福祉の充実に関する事業を行うことになっているが、具体的となるとなかなか大変である。高齢者福祉に関してこの部会で出来ることは、援助を受けない自立した高齢者は増えるような運動でないかと思っている。障害者福祉はこの地区にあるスペースBeを支援するような会を立ち上げることが出来れば、部会として一つの役割を果せると思う。

 今日もスペースBeに味付けコンニャクの差し入れをした。みんなの嬉しそうな顔はここで書くまでもない。このように差し入れする人が増え、このような行為が媒体となって地域交流が生まれればと思っている。1997年の日々の映像で教育に関することを何回か書いた。今での記憶に鮮明に残っている「教育とは希望を語ることである」というヨーロッパ言葉がある。この施設を利用している障害者に、希望を語ることが出来るのかと自問した。
     



2005年09月05日(月) 合同ミニセミナーと懇談会の開催

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 生涯青春の会・ヘルシーライフの会・野澤明石サロンの共催でミニセミナーを開くことを検討している。以下はその概要である。

・日  時    9月15日(木)11時00~13時30分(案)
          9月29日(木)11時00~13時30分 (案)
・場  所    野澤明石サロン 
・住  所    新潟市明石2丁目2番20号 トーコー明石606号室
・問合せ     石田道子  090-9630-5245
          野澤芳寿子 090-4627-3399
・参加定員     15人 (参加する人は事前の確認が必要です)
・テーマ     「女性が美しくなるために」
・担 当     生涯青春の会・・・・・美しい人達に学ぶ
          ヘルシーライフの会・・食と健康
          野澤明石サロン・・・・肌の構造と手入れ

 セミナーと懇談会の趣旨
 ヘルシーライフの会で毎週木曜日、野澤明石サロンで発芽玄米の炊き方講習を行ってきた。健康のために発芽玄米ごはんの普及を図ろうとするヘルシーライフの活動に対して、サロン関係者の中で関心を持つ人が多く出たためであります。おおよそ毎週木曜日に10人余りの人が集まるのであれば、もっと充実した内容にしたらどうか、との考え方に基づいて合同セミナーを開くこととしました。セミナーであればもっと大きな会場で開くべきでないかとの意見もありましたが、このセミナーは後半の1時間の懇談に大きなウエートを置き少人数でスタートすることにした。
     



2005年09月04日(日) 会報9号(2006年1月号)のテーマを決める

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 思索が進行した時は書き留めなければならない。2004年7月1日の癒しの森に記述テーマを以下の通り書いた。今でもこの時のイメージと同じである。これらを踏まえて、2006年1月号の会報のテーマを考えた。結論として5の「ジャンルは問わず素晴らしいと思うことがら」を踏まえて「賛嘆の文化」とした。

1、人との関係などから癒しを感じることがら
2、自然との接触などから癒しを感じることがら
3、季節の移り変わりに関することがら
4、健康に関連して参考になるようなことがら
5、ジャンルは問わず素晴らしいと思うことがら
6、過去の大文豪・詩人の語録などの紹介
7、良き書物(詩)の読書感想
8、宇宙に関連して、凄いと思うことがら

この「賛嘆の文化特集号」には次のエッセイを引用することにした。

1、八千草薫さんがCD            2003年08月22日
2、マザーテレサの死去から6年      2003年09月26日
3、人:うつみ宮土理さん(1)         2003年09月29日
4、人:うつみ宮土理さん(2)          2003年09月30日
5、人:うつみ宮土理さん(3)          2003年10月01日
6、人:市原悦子さん            2003年10月06日
7、マザーテレサの残したもの        2003年10月20日
8、人:中村美津子さん           2003年10月31日
9、人:吉永小百合さん           2003年11月02日
10、人:久本 雅美さん           2003年11月13日
11、舞台「放浪記」1700回をめざして   2003年11月14日
12、坂本冬美さんの復活         2003年12月09日
13、野口英世記念館             2003年12月30日 
14、世界の偉人  野口英世       2004年01月29日
15、森光子さんの「放浪記」1700回    2004年03月10日
     



2005年09月03日(土) 会報8号(12月号)の骨子をまとめる

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 8月31日に会報7号(11月号)の骨子をまとめたことを書いた。8月で11月号は早いようであるが、テーマを決めテーマに順ずるエッセイを拾い出すのはそれなりの時間がかかる。会報を必ず発行するプレッシャーがあるので、早めに会報の骨子をまとめて癒しの森で公開する方針とした。この方針に基づいて会報8号(12月号)に取り組み、テーマを「物事の認識」と定めてこれに該当するエッセイを次の通り拾い出した。

1. 心の健康           (1997年1月3日の日々の映像から)
2. 心と体の不思議な関係  (2000年5月19日の日々の映像から)
3. ストレス            (2002年8月30日の日々の映像から)
4. 中島みゆきさんの「地上の星」 (2003年1月21日の日々の映像から)
5. 死を考えておくことは自由を考えることである
                  (2003年12月14日の癒しの森から)
6. 手の不思議          (2004年1月7日の日々の映像から)
7. 記憶力            (2004年1月8日の癒しの森から)
8. あなたの脳はよみがえる    (2004年9月19日の癒しの森から)
9. あなたの寿命はもっと延びる  (2004年9月20日の癒しの森から)
10. 脳の開発・活性化 (老化防止) (2004年12月31日の癒しの森から)
     




2005年09月02日(金) 宮里藍とさくら

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 ロシアのマリア・シャラポワが世界の頂点に立った。なにしろ183cmと背が高い。18歳4ヶ月での世界1位は、身長は183cmという天性の身体能力の賜物のように思う。去年のウィンブルドンでのセンセーショナルな優勝から、一気にテニス界の女王となった。

 これに引き換え日本の女子ゴルフ界をリードすることが確実な宮里藍(20)とさくら(20)は、身長が154センチ・155センチで日本の女性としても小柄の方である。この身長で宮里藍は史上最年少でのツアー通算10勝に到達しようとしている。宮里藍は今年史上最年少の賞金女王に輝く可能性もあるのだ。

 8月29日現在の賞金ランキングは、1位宮里藍(\62,397,400)8位横峯さくら(\33,786,000)となっている。平凡な身体条件のこの2人は、どうしてこれだけの成績を残巣ことが出来たのだろう。この2人をよく理解する意味で多少のデータを比較してみよう。
            宮里藍    横峯さくら 
1. ツアー通算     9勝       1勝
2. 身長       154㎝      155㎝
3. 体重        53キロ     51キロ
4. 血液型       B        AB
5. 生年月日     1985年6月   1985年12月 
6. 出身地      沖縄県      鹿児島県
7. プロ転向     2004年      2004年




2005年09月01日(木) 文化的なテーマを持つ豊かさ

癒しの森753 

 生涯青春の会は明らかに文化的なテーマを持っている。これがあるがゆえに、人が集まりコミュニケーションの輪が出来る。毎週木曜日に野澤サロンに行き、発芽玄米ごはんの炊き方の指導に行っている。今日は妻が旅行でいないので、私が代わって指導に行った。指導と言っても、発芽玄米ごはんを炊き8~10人で昼食会をするのである。食が媒体となる交流は、人と人が親しく交流できるカギを握っている。

 この食事会に以前ここで書いたことのある煮物を作って持参した。集まった50代の女性たちはこんなに美味しい煮物を食べたのは初めてだという。そして、来週の木曜日に講習して欲しいとの要望を受ける。たかが「煮物」であるが明らかに食の文化なのである。このような文化的なテーマを持つことが、人との交流が多くなっていく決め手なのである。それにしても新潟の中堅企業の役員を20年余りしていた私が、退職後料理講習をしているなどは、誰も想像出来ないであろう。人生はおもしろいものである。

   対話する テーマしっかり 持ってこそ 交流広がる 豊かな人生

 ここで「煮物」の材料のみをメモ。
①昆布 ②カツオ節のくず ③干しダイコン(24時間前から水に浸す) ④ゴボウ(別鍋で火を通す)⑤ニンジン ⑥うち豆 ⑦コンニャク ⑧シメジ ⑨エリンギ ⑩さつま揚げ ⑪ちくわ ⑫竹の子 ⑬あぶらげ ⑭ かつおだし ⑮昆布つゆ ⑯醤油

 中学時代の同級性の女性が、私の作る煮物に3回挑戦したが同じ味にならなかったと嘆いていた。どうも、最後⑭⑮(割合は5:5)で味付けして、1分余りで火を止めそのまま6時間あまり放置(全体の味の調和)することがポイントのようだ。



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石田ふたみ [MAIL]

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