ここんとこの円高のおかげで薔薇が安いのはありがたい
この間、実家から東京に戻ってきた反省会でのこと。 ペーパードライバーだから運転させないし、帰る寸前のランチだってビールを注文(しかもお代り)した組のたけぞ氏と某ちゃんが、何やら賭けをしている模様。
この帰省のドライブのせいで、アタクシが発熱して寝込むか寝込まないか
なんだそうだ。 もちろん、二人とも寝込むの方に賭けていて、全然賭けになってない。 つか、そんなこと賭けるなんて、お前さんたち、自称(アタクシの)仲良しか?
と、そこで、心のマスターの店主が
「なら、濁さんが寝込まなかったら、今週末の宴会はCさんアルコール抜きで」
と、なんてナイスな提案を。 店主の滑らかな口先の誘導によって、まんまとこの条件にのった某ちゃん。 さすが、心のマスター増田。 宴会は明日なのだけど、今のところアタクシに寝込む気配はない。
もちろん寝込まなかったら、明日の宴会某ちゃんは始終ウーロン茶。 それが嫌で欠席したら、色々な事を色々してあげよう。もちろん嫌がる方向にw
そいえば、ヒドイ奴の片割れたけぞ氏には、何しよう?
今朝から雨が降っている。おかげでアレルギーの鼻炎がひどい。雨の何がアレルギーなんだろか?
◆拾う神 この間、パスモとクレジットカードを落とした。 ダメもとで近くの交番で遺失物届を出したら、なんと既に届けられていた。 ここいら辺では現金でなければ、かなりの高い確率で遺失物が見つかるのだという。 さすが人情を観光の目玉にしてる街。拾う神様がたくさんお出でになるらしい。 担当してくれた警官が、 「(あなたの)普段の行いがよかったんですね」と云ったので、 「そうだと思います」と答えてみた。
◆たまにあるから傷が付く 勘違いをして、美容院の予約した日を間違えた。 しかも、地下鉄に乗って、その店の最寄り駅まで行き、某ちゃんに連絡した後に。 あいつには知られたくなかった。あいつが教えてくれたんだけど。 悔しいから、一旦店に顔を出して手土産を渡してそのまま帰った。 もちろん、翌日だった予約日に出掛け、数ヶ月振りにカットしてもらった。 脇で昨日の失敗を嬉々と話す某ちゃんの声を聞きながら。
◆似て非なるのは親子のはじまり みちえさんと顔かたちが似てるとよく云われる。性格が似ていないともよく云われる。 みちえさんはそれこそ少女のように可愛らしいところがあるのだけど、それをみじんこもDNAに組み込まれず、大魔人の性格が強く遺伝されたのは、私のせいじゃない。 そんなことは百も二百も分かり切ったことなのに、オレンジ色の人やアルファベットの人に改めて云われると、いつの間にか舌に毒を装てんしている。 親の前だけど、遠慮せずにその毒をぶっ放したのは言うまでもない。
◆過ぎたるは及ばざるがごとし 今回の帰省に某ちゃんを誘ったのは、車の運転中の退屈や眠気を防ぐため。 車中でコントをして人を笑わせるのは、仕事のしすぎ。 もちろん、安全性を考えて注意する。 その注意にジャイアンが含まれるのは、サソリの毒と一緒。いちいち抜いていられない。
◆解放されすぎ 車で帰省の折、たけぞ氏の運転が嫌いなので、店主に運転を頼んだ。(アタクシも運転手) だからと言って、出発したてに入ったファミレスで、一番最初にビールをジョッキで頼むなんて!しかもお代りもするなんて! たけぞ氏と某ちゃんが嬉々として泡を口に入れたとき、アタクシがジャイアンになるのも致し方ないと思った。
◆Mac しばらく前のことだけど、新しくMacを買った。 名前は愛之助。 ここで、Macユーザーなら判るだろう、買ったのはiMac。 購入にあたり事の成り行きで、たけぞ氏に借金した。 返済にあたっては、イラストなどの仕事のギャラで返すことが条件なのだそうだ。 そそ、ついでにアドビのアプリケーションも購入したので、それも借金に加算された。
この間、14,000円返した。 まだまだ道は遠い・・・。
◆帰省 なので、これまで使っていたザックやその周辺機器一式を長野に運ぶことにした。 これで、長野に帰ってもある程度仕事が出来るってもんで。 他にも、本やラテラルサイトレーナーやなんやかやを運びたいので、レンタカーを予約した。 長野からは、野菜や米や去年作った梅酒をどーんと持って帰るつもり。 ドライバーはアタクシなのだけど、高速に入ったらたけぞ氏にも運転してもらおう。
◆結婚記念日に 7年目は銅婚式・毛織物婚式というらしい。 偶然だけど。今年の正月に有田焼のマグカップをお揃いで買ったなー。 ひと月でたけぞ氏が自分のを割ってしまったけど。 そういえば、欲しいキリムがあるんだけどな。高いんだよな。
当日はたけぞ氏が仕事だったこともあり、泊まりがけで某ちゃんちの浴室の壁のペンキ塗りをする。 適当に混ぜた色がとてもいいピンクだった。 あまりにも素敵に塗れたので、店主を呼び出し、ワインと賞賛を強請った。
むふ。 今度はトイレを塗る予定。
◆呼び名 店主がうちの愛之助を使いやすく設定してくれたり、photoshopやillustratorの使い方を伝授してくれた。 さすが、この道で仕事を長くしてきたことはあると、ただただ感心。 これからは、心の中で店主のことをマスターと呼び尊敬することにする。 別に普段ぞんざいな口をきいてるわけではないけど。
◆工作の神様 ようやくおいでになった。 なので、まずは遮熱カーテンの寸法を直したり、スクリーンに作り直したり、カーテンレールを取り付けたり。 気に入ったボトルをペン立てにするために、ガラスソーで切り、その切り口をやすりがけしたり。 合挽という長唄用の正座椅子の座布団を作ってみたり。 前出のたけぞ氏が割ってしまった有田焼のマグカップを金継してみたり。
金継は、まだ初期工程が済んだだけで、完成は順調に行ってもひと月後。
◆オーラ? ここんとこ、さらに人から声を掛けられることが多くなった。 残念ながら、ナンパなんて色っぽいことではないけど。 買い物でレジで並んでいたら、同じく並んでいるおばちゃんやおじいさん。 初めて買い物する店なのに、店の人が親しげに話しかけてきて、挙句にサービスしてもらったり。 道を歩いていれば、観光客に。 とうとう、某放送局の街頭インタビューまで受けた。 あまり人懐っこい顔はしていないと思うんだけどなー。 子供にじーっと見られるよりはいい。あれはイヤ。
◆暗号 この間から、古文書読解の教室に通っている。 ことの起こりは、瓢鮎図を見た時にその絵に書かれていた31名の五山僧たちの「答え」が読めたらさぞ楽しかろうと思ったことと、ちょうど前後しておっしょさんちの床の間に飾られた掛け軸が手紙を装してあり、なんて書いてあるのか知りたかったから。 よく浮世絵に書かれている文字もその場で読めたら、鑑賞も一味もふた味も楽しかろうと云う事で。
その教室で宿題に出たテキストがあまりにも難しいので、手伝いで楽屋に行った折、おっしょさんに手伝ってもらった。 周りの人が驚いていたけど、そのうちに彼らも巻き込んでの暗号解読。 おかげで、宿題はずいぶん回答が当たっていたけど、手伝ってもらったこともバレた。
◆温故知新 年の離れた友人に借りた本が殊の外面白かったので、シリーズ化されている次の本を買った。 さして長い付き合いでもないのに、好みそうだからと貸してくれた本がまさにツボにはまるなんて、なんかいい。 彼女と知り合ったのをきっかけに、前々から気になっていた『剣客商売』を始めから読み直している。初めて読んだ時から、ずいぶんと江戸文化や江戸の地理に詳しくなったことで、一層に楽しめる。
思えば、18の夏に同じく池波正太郎の『鬼平犯科帳』を読みだしたのが、時代小説や江戸文化にはまるきっかけだったし、ここに出てくる料理でたけぞ氏と親しくなったのだった。
一つの好きなことが、別の好きになりそうなことを誘ってきて、アタマの中のおもちゃ箱にどんどん投げ込まれてくる。それに気が付いたり、気がつかなかったりで、おもちゃ箱に手を突っ込んだ時、何を握ってくるか自分でもわからないから面白い。
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