ここんとこの円高のおかげで薔薇が安いのはありがたい
ふいに焼魚が食べたくなるも、色々あっていつもの神田の居酒屋へ行く。
ぶりの塩焼きとほうれん草のバターソテーを注文する。 連れの某ちゃんがでっかい声で「ほうれん草のシュウ酸がおち○ち○にたまって石になって病気になる」と云うもんだから、両脇の席のサラリーマンと思しき輩がぎょっとこっちを見る。
お母さんにこの間切ったばかりの髪の毛のうなじ部分を撫でられる。気持ちがいいと褒められる。
帰るころ、隣の席に新たに来た二人連れのサラリーマンのうちのオヤジのほうが我々の会話に声を挟んできた。 自分はいい加減だとか、単身赴任だから家に帰っても一人で寂しいとか言い出すんで、 馬鹿抜かせ、一人が寂しくなくなってこそ一人前。寂しいからって女連れ込むなんざ、愚の骨頂。そういう風だから女にもてない、大体S23年生まれなぞ、若造ではないか!こう見えてもアタクシはS12年生まれだぞ!しゃきっとしてみろ!! と、申し上げたら、 付き合うには丁度いい等とさらに明後日の方向で話するんで、 誰がこんな半端な奴と付き合うかい! と、一昨日の方向にねじ曲げ勘定を払って出てきた。 なおも懲りずに席を立つ某ちゃんに、 しきりに次この店来るのは何時だと野暮天なことを聞いているので、某ちゃんもバッサバッサあしらっていた。
某ちゃんごめんね。毎度毎度、変なオヤジをやりすごせなくて。 お母さんごめんなさい。今度こそ大人しく飲みます。
場の空気の読めない人w、露出部分にキスマークをつける奴w、程度の多少はあるけれど、 朝の清々しさをぶっ飛ばしてくれる、地下鉄の車内でいちゃつく馬鹿っプル。 これに勝るものは無し。
今朝のそれ、向き合わせに抱き合い、顔を寄せ合って立ちながら寝てる様。 500万歩譲って、夜なり混んでいるなりしてたら『しょうがない』で大括りなんだけど、 座れるぐらい空いて中わざわざ立って抱き合ってるって。
で、だ。 大概、公衆の面前で二人だけの世界に入り込んでいちゃついてるカップルは、 こいつを逃したら未来永劫異性と付き合うことなんてできないという切迫感が漂ってそうな輩が多い。 決して外観が醜いというわけではないんだけど、漂っている雰囲気がねちっこく陰湿。 そして、何かすごい勘違いしてる。 大体、ラテン系でもなく、スマートに表現出来ないんだから、閨の中のことを外に持ち出すなって。醜態を人前にさらすな!
ただでさえ嫌な通勤電車の中、顎関節症で右半分のこめかみからかみ合わせまでが痛くて不機嫌なところに、 こんなものを目の前で繰り広げてくれたら、睨みたくもなるってもんで。
そんな感じだったから、無理やりに寝入ったもんで終着駅で起きれなかったのは、アタクシのせいではありません。
たけぞ氏が長の患い。症状が軽くなったり酷くなったり。 ほとんど持病なので、再発してもこっちも慣れたんで。 医者に行くことも勧めやしない。
治療の一環ってことで、夕飯を食べに二人で出掛ける。 店に入る直前に 「某Cちゃんも誘おうよ」 と、たけぞ氏が言ってきた。 急ぎ連絡を取り、誘うと快諾。 水曜日だったのに、惚れた男の頼みなら友人の願掛け?をうやむやにしてしまうってことか、 同じ病気を患ってる者同士、慰めあわせようってか。 病人の割には楽しく歓談し飲む二人。 割と早いうちから飲んでいたので、それそれなりの時間にお開き。
彼らが掛かってしまったのは、『会社いやいや病』。 この病、流行ってる割に治療法も特効薬もないんだって。
最後のビールが絶対原因の二日酔いを今度はアタクシが患う。 さっき無事回復。
大勢の人がそうだと思うのだけど、 人に荷物を送るとき、先方の都合や予定を予め聞いたり等して送り方を選ぶのだと。
この間、義父に横断幕を作って送った。 受け取りを10月8日にしたいのだけど、その日は夕方まで出掛けてるらしいので、たとえ不在でも届けておいてくれるのがいいなぁと。 考慮の結果、郵便の指定日配達にして出すことにし、前日の日曜日の朝、最寄の本局まで出掛けて窓口で手続きをしてもらうことにした。 ら、指定日配達は中一日の猶予が必要で、こちらの希望通りに配達するなら速達がいいと云われた。 追加料金を払い、では速達で明日着でということをお願いした。
翌日夜、電話で義父に尋ねると届いていないとのこと。 筒状のものなのでポストに入らず、自転車のカゴに入ってるか、不在通知はないかと尋ねても、それらしきものはないと。 この日に届かなければ、せっかくの自分の労力が無駄になるような気がしたので、 そんな場合の問い合わせをネットで調べて、まずは出したところの郵便局に電話をかけた。(そのように書いてあったので) カスタマーサイビスは、 速達は間違いなく当日に発送してあるので、届け先の局に問い合わせし直して欲しいという。 その対応に若干腑に落ちないものの、気を取り直して届け先の番号を調べて電話をした。
「昨日の朝10時ごろ、A郵便局の窓口から今日着の速達で出した郵便物がまだ先方に届いていないけど、調べてもらえないでしょうか」 「それではA郵便局にかけ直してください」 「先にA郵便局にかけたら、届け先であるそちらにかけて欲しいと云われたのでお電話してるんですが?」 「速達は問い合わせ番号がないので調べられません」 「番号がないのは知ってますが、ある程度の履歴も追っていただけないのですか?形が筒状で特徴のある郵便物なのですけど」 「番号が・・・」 「それは十分に知ってます。速達が配達されたかどうか調べてもらえないのですか?」 「・・・では、届け先の住所とお名前をお知らせください。折り返しご連絡差し上げます」
この時点で、相手の話し方がな〜んかぞんざい。ムカムカした。 暫くして電話が掛かってきたのだが、ムカムカが収まらなかったので、たけぞ氏に出てもらった。
「お知らせ頂いた住所に速達は届いてません。郵便物はA局にあるようですので、改めてA局に聞いてみてください」 「配送等は社内事情なのでしょうから、そちらで確認してもらえないでしょうか?一度こちらからはA局に問い合わせして『速達は間違いなく出した』という回答を受けているので」 「本当は窓口に出したのは夜の10時ではないんですか?」 「・・・朝の10時に出しましたよ!レシートもありますよ!」 「すでに先方に届いているのではないですか?」 「何度も確認してもらい、不在通知も入っていないと先ほど連絡がありました」 「では、また調べて掛け直します」
珍しくたけぞ氏もムカムカ。 やはり、この窓口の人の話し方がどうも気持ちを逆撫でするらしい。 ちなみに、この日某Cちゃんを招いて『か焼き』鍋を食していた。 脇で一部始終を聞いていた某Cちゃんも先方の対応にムカムカ。
さらに暫くして、また電話。
「配達員にも聞いたんですが、届け先宛ての速達はありませんでしたので、やはりA局にあると思われます」 「A局へはご連絡していただけたのですか?」 「いいえ、してません」 「先ほど局内のことなのでそちらの方でお願いしたいと申し上げましたが、してくれないのですか?」 「・・・ちなみに、郵便物は普通の封筒ですか?」 「ボール紙で出来た筒状のものだと最初にもお伝えしましたが?」 「調べてまた掛け直します」
またまた暫くして
「ありました。速達扱いになっていなかったので、明日の配達予定の扱いになってます」 「先方も待ってますし速達料金を払ってますので、今日これから配達していただけませんか?」 「夜ですから。A局が速達扱いにしなかったので・・・」 「それは、そちら側の都合とミスでしょ?無理なのですか?」 「・・・この賠償・・・」 と、ここでいきなり声が小さくなり、人が代わる。 「もしもし!B局の係員ですが、A局がうっかりしてまして、お客様の云々」 「『うっかり』ってなんですか?こちらは窓口で受付の方に言われたとおりの速達扱いで追加料金も払ってお願いしたのですよ?履歴とか問い合わせ番号がないとか仰るなら、最初に明日届けたいと相談してるのですから、その時にちゃんと提案してくださったらいいじゃないですか。いい加減なことしないでください。とにかく、これから配達してもらえませんか?」 「判りました。これから向かわせます。郵便物を探した功は評価していただけませんか?」 「それはそうですが、預けたものを探し出すのはそちらの仕事ですよね?速達扱いにしてなかったのはそちらの責任ですよね?」 「・・・明日A局からお詫びのお電話を差し上げますので、今日はこれでご勘弁願いたいのですが」 「わかりました」
と、まあこんな具合で、見つかっても、無事に義父に届いてもなんかムカムカ。 か焼き美味しかったのに、すっきりしなくて、某Cちゃんにも悪いことした。
翌朝、早速A局から詫びの電話が。 昨夜の担当者たちと打って変わっての平身低頭な物言い。意地悪く言えば演技かもしれないけど。 一晩経っていたので、いや経っていなくても何が憤りの原因かははっきりしていたので、
誰にでも失敗はあるし、最終的には配達してもらったので、これについては今後気をつけて欲しいとしか云えないけど、 何にせよ、B局のカスタマーサービスの対応というより話し方がとても心証を害した。 民営化って、そういうサービスも行き届かせることも大事なのでは? ネットで問い合わせ方を調べてから電話をしたのに、たらい回しな感じだったし、こちらの伝えてることをちゃんと聞いてないし、出した時間を疑ってるし。 ましてや、見つけた郵便物の功を認めてくれなんて、それはこちらから云う台詞では? そちらにとってはたくさんの郵便物のうちの一つで、しかも番号のないものだったからかもしれないけど、あまりにも他人事のような応対に家人も大変立腹してた。 賠償云々と少々仰っていたけれど、先も話したとおり郵便物は届けてもらったし、この気持ちに対する賠償もどのようにも付けようがないと思うので、 今後改善をしていただくということでよいです。
と伝えた。
云いたいこと云ったらすっきりしたってのがホンネ。 今後、AB局併せて改善してくれるらしい。 くれぐれもよろしくってとこか。
2007年10月15日(月) |
腕がいい 気持ちいい |
この間起こった胸くそ悪い出来事のイロイロを書こうと思ったのだけど、 そんな気分では無いので、別のコト。
久しぶりに髪の毛を切った。 実に三ヶ月振りだったそうだ。 決して美容院が嫌いな訳でも、髪が長い訳でもない。 切ってくれてるぴかりん姉さんの腕がいいだけで。
久しぶりだったので、うんと短くしてもらった。 いつもは 「○○(女優やら女優やら女優の名前)みたいな髪型」と言っても 「顔かたちも髪質も違うから無理」とツレないこと言って、 その通りには決して切ってくれ無いんだけど(だから三ヶ月も持つ)、 今回は「ニット帽を被ったりしても大丈夫な髪型」と注文出したら、 色々考えて切ってくれた。 短いなりに三ヶ月分の毛の量は多く、多分成人男性の2〜3人分はいってそうな感じ。 但し、カット時間は相変わらず短い。
今、まだ切り立てで、うなじあたりのやや刈り上げ部分がしょわしょわしてて 触るととても気持ちがいい。
不如意に鏡で自分の頭を見るとビクっとなるのはご愛嬌。
ぶり蔵に頼まれて合鴨の絵を描いた。 総合学習で使うんだと。 ちょくちょく落書きはしてるけど、何か目的を持って描くのは久しぶり。 頭の中はニルスの不思議な旅。 さほど時間も掛からずに出来上がり、着払いで送る。 が、その時、この絵はやつの宿題だってことを知らされる。
子供の宿題、大人が手伝うのはいいんだけど、代わりにやるのは如何なものかと、 この間会った時に話題になり、アタクシは「そんなのは嫌だね」と表明していたのに。 実姉の姦計にハマった感じ。 最初に頼まれた時にちゃんと確認しておくんだった。
さて、届いた絵は彼らが予想していた以上の出来で、決して子供の画とはみえないと。 ましてや、絵の苦手なぶり蔵が描いたものとは到底思われない。 バレバレなので、描いた人の名を画用紙の裏に書いて持って行ったそうだ。 そんなんで宿題提出になるのかどうか・・・。
絵を褒められ喜ばれて嬉しいんだけど、な〜んかストンと落ちない嫌な気分。 これがその後起こった出来事でさらに不機嫌スパイラルに陥ることになろうとは、 閻魔様でも気がつかなかった。
2007年10月11日(木) |
ばーいせこばーいせこ |
かん様から折りたたみ自転車をもらった。 一応電車の中に持ち運べるタイプのもので、専用のバッグもあるらしいのだけど、 気候もいいことだし好奇心も手伝って会社からそれに乗って帰ることにした。ばーいせこばーいせこ。 調べてみると会社から家までは17km。 無理ではないけど、久しぶりの長距離&慣れない自転車なので、中継点を設けることにした。 某Cちゃんちに。 そうすると、会社から某Cちゃんちまで12km、某Cちゃんちからうちまでは7kmで、まずまずではなかろうか。
出発前に自転車屋で整備してもらい、意気揚々と漕ぎ出す。 ほぼ日が落ちてしまった街中を思いのほかすいすいと進む。 途中、新宿の大ガードから歌舞伎町を抜けるところで降りて曳いて歩いたり通ったり雨が降ったり、 若干道を間違えたりしたけれど、そこそこ順調。 1時間半ぐらいで到着した。 途中でイーヨから翌日の神楽坂ランチのお誘いを受ける。 某Cちゃんちでは疲れが出たのか、お酒もそこそこで寝てしまう。 とはいいつつ、ビール飲んでワインは1.5本空けたから十分ちゃ十分なのだけど。
翌日、某Cちゃんも誘ったので、二人で歩いて神楽坂に行く。 1時間そこそこで到着。 イーヨとランチをしつつその店に飾ってある彼らが撮った写真を鑑賞。 そして談話談話談話。 最近知り合ったこの友人の趣味の広さというか行動力に我々二人でひたすら感心。 たけぞ氏が休みなので、魅力的なお酒の誘いを断って、ようやく家路につくことにする。
神楽坂から飯田橋まで歩いて、そこからは再びばーいせこばーいせこ。 以前はよく車で走った道が、思った以上に坂が多くその勾配が急なのに気がつく。 そして結構自転車で走ってるヒト多いってことも。 それでも30分ほどで家に着く。
天気がいいのも手伝って、都内を走るのかなり気持ちがよかった。 名勝史跡のたて看板を多く見つけられたし、マゲに出てくる道々、その当時とはもちろん違っているけど、そこそこ味わえたし。
この自転車、貰った人にちなんで名前を「菊之助号」にした。
この間、夏にしたうにツアーの反省会と銘打って、吉原にある桜鍋屋に行った。 (吉原はあの遊郭の吉原のことで、現在は別の地名)
面子は、ウニ実行者のゆうさん、ぴろ、まゆ、えび、イーヨ、アタクシ。 ウニ不実行者のお嬢、あいこちん、Cちゃん の以上9名。
場所が場所なのでたけぞ氏に 「花魁にスカウトされたらどうするよ?」 と尋ねたら、 「年が年だから、『やり手婆あ』でしょ」 とすげなく返された。 ちっ。
(やり手婆あ・・・客と遊女の間に立ち、客を引き込んだり、値段の交渉をしたり、仲居のような仕事をしたりする。女郎上がりの女性が多い)
ちなみに会社では 「花魁にしてくれるって云われもついていかないように」 と云われたので、 「いぃ〜!優雅に外八文字で歩くところを見せ付けたいのに」 と答えてみた。
(外八文字・・・花魁道中の時にする独特の歩き方のこと)
って、注釈が野暮だけど。
いつも下北で飲んでる連中と別の場所で飲むのもなかなか新鮮で、ほとんどが初体験だった桜鍋も舌鼓を打ちまくり。 馬刺しもすじ煮込みも旨かった!馬の国の出身者も納得の味。
その馬の国の出身者お嬢とイーヨが同郷どころか、同じ高校出身者だと判明。 改めて世間の狭さを感じた。
帰るにはまだ早い時間なので、地下鉄で上野まで戻ってカラオケで遊ぶことにした。 地下鉄の中で、携帯を店に忘れたようだとイーヨが告白。すぐに上野に着いたので、アタクシの携帯を渡し、店に連絡をするも忘れ物はないとのこと。 ならば、三ノ輪の駅の改札か?とりあえず、イーヨの携帯を鳴らしてみようということで、番号を登録しておいたアタクシの携帯で、呼び出してみた。
ルルルル・・・お!呼び出してる。
ブルブルブルブル・・・お!何故アタクシのかばんが振動している?!
開いてみると、ぶるぶると震えながら光っている物体=イーヨの携帯があった。 イリュージョン・イーヨ、いつの間にヒトのかばんに携帯を!! ホームで大笑いしている団体1組。 多分、会計の計算をバタバタとしてる時に入れちゃったんだろう。 現実はお笑い番組より笑なり。
その後、週末の繁華街にも関わらず、あまり待つことなくすんなりとカラオケが出来、短い時間ではあったけど、歌ありマジックありで濃く楽くすごすことが出来た。
ウニの反省会でウマ食ってウタ歌って、 土用の丑の日の如くウ尽くしのお楽しみ、これにてちょん。
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