ここんとこの円高のおかげで薔薇が安いのはありがたい
この週のことを振り返ると、あの時あの場所でバフンウニを食してなければ、 我慢の限界なんかぶっちぎれて大変だったことだろう。
あぁ ウニ。
あの日記の続きを書いていたんだけど、たけぞ氏が途中でザックをフリーズさせて遭えなく再起動。 勿論、書いていた日記がおじゃん。
ルーチンワークの仕事率が異様に高くなってしまった。 高目を維持すると、身も気も持たない。 それもこれも盆明けからの現場のせい。 とあるスーパーゼネコン、 うちみたいな超零細さんちゃん企業をいじめて楽しいのか、象だからふんずける蟻なぞにいちいち気をつけていられないのか・・・。
問い合わせをする度に、色々なところへたらい廻しされる。 書類に書いてある問い合わせ先が何を聞いても答えらず、1箇所で済んだことがない。 こんな役に立たない問い合わせ先があるってのか?
うちの世話役も気が利かな過ぎるっていうか、段取が悪いっていうか、 必要なものを小出しに云ってくるもんだから、いちいち手間もお金も掛る。いっぺんに聞け。事前に聞け。この間の打合せはいったいなんだったのか。挙句に、「FAX、電話、メール、郵送では受け付けません。必要書類を持参して○○までお越し願います」って。 東京が一番暑かった日の一番暑かった時間に行ったさ。溶けながら。
しっかし、こんな暑い日も外で仕事してるうちの職人たちは偉い。 喧嘩したりわがまま言わなければもっと偉い。
そんなこんなだから、夕方になるとぐったり。 現場関係の仕事、掛かっている時間の割には進捗率というか完成度が低くて、余計ぐったりする。 そんなときは、ぱ〜っとお酒でも飲んで、気晴らしして!なんだけど、 今日に控えた健康診断とちらちらと膀胱炎の兆しが見えたのとで、 酒を控えていた。
そんな週だったから、ウニ効果も随分と使ってしまって、体内ウニ度も危険信号。 知らなきゃ知らないで済んだ体験だったけど。 来週あたり、適当に補填しとこ。
2007年08月15日(水) |
ウニは人を優しくさせる |
誘ったウニツアーを断わった癖に、会う度にぷちぴちと文句を云う某Cちゃんの夏休みの思い出作りに協力する為に、 これから出掛けて来ます。
こんなくそ暑いのに。
行く先は決まって無いです。 候補地の絵が書いてあるカードをを待合せ場所で彼女に引いて貰います。 カードは、昨日作りました。
まだウニが体の中に留まっているようで。
夕方あたりに戻ってくると思うので、誰か夕涼みに飲みに行くのなら、連絡くれればよいですよ。 何処へ行ったとしても、多分行く先で飲んだくれて戻ってくるころには酔っ払ってるとは思うけど。
では行って参る。
あの日。 四年越しの思いが叶うかと思ったら、まんまと台風5号がわざわざ積丹上空をルートにして接近していた。 大丈夫と自分に言い聞かせ、他人に言いふらし、実家に電話して「台風どけて」と頼んだ。 色々考えて、バックの代わりに荷物は風呂敷に包んでもって行くことにした。 もともと旅の荷物が少ないんだな。 台風さえ来なければ、ビーサンにダボ半ズボン、アロハシャツって格好で行けたんだけど。
午前4時35分、予定時刻を5分寝過ごして、まるに起こされる。 いつも起きる時に掛かる音楽と一緒にしたのが良かったらしい。 PCを立ち上げて、シャワーを浴び、ネットで台風とフライト情報を確認し、安心して出発。 駅で眼鏡を忘れたことに気が付いた。眼鏡を掛けるのは仕事の時だけだからな。 羽田で同行チームと時間通り落ち合う。遅刻者無しで素晴らしい。 搭乗口でジンチロに出会す。これが月9だったら恋が芽生えるかもしれないが、のねがまなのでそうはいかぬ。 眼鏡が無いので運転をしないつもりだったのだけど、なんだか悪い気がしてビールは飲まなかった。 その後、小樽水族館でモヘヅに誘われるまで我慢していた。 我ながらえっら〜い。
台風の影響も遅延も殆ど無く、定刻通りに新千歳。 ここで別フライト組と落ち合う。ちゃんと待合せ場所を指定したので、これまた遅延無し。 つか、別フライト組の到着の方が早かったんだけど。 お初なのが、イリュージョニスト・イーヨ。 望めば何でも出してくれると云う、素晴らしい技の持ち主。 レンタカーを借りて、えびの運転で北チームと待合せの場所へ。 スーパー幹事介護のはまゆうさんが予想した時刻に辿り着く我々。 そして、北チームと芦屋のだーまさんと合流。 ここで、アタクシの今回の旅の役目が殆ど終る。 あとは、本当にすごい幹事のはまゆうさんの引導のもと、すいすいと行動に移す変な団体。
小樽水族館へ行く途中道を間違えて、6人乗ったワゴン車が堂々とラブホテルに入ったのはお茶目な失敗。 無事に到着し、幹事から入場券を貰ったら即バラバラな行動に出る。 ぺんぎんのお笑いショーを堪能した後、トドを観察。 この時に後ろから、ちっこい人に 「ね〜、にごちゃんビール飲まないかい?」 と呟かれる。新手のナンパか? 返事をすると同時に売店へ走って買い求めるモへちんとアタクシ。 ここまで我慢したんだから、皆から呆れた目で見られたって全然気にしっな〜い。どう云う訳だか、瞬く間に空になる。 寝そべる2匹のアザラシを見て、そっくりな格好で寝るうちのまるとたけぞ氏を思い出し、声を掛けてみたら、まるに似た方が反応した。 どうやら今回は正直者だったので、全部の魚を見ることが出来た。 秀逸は、ほのぼの水槽にいた、ネズミイルカ。春に出没する露出抂のおっさんよろしく、生殖器を出したまま、水槽をぐるぐると猛スピードで泳ぎまくる。 目の当たりにした信じられない光景に驚いて、そばにいたしまさんをおいてけぼりにし、他の人に知らせに走る。 一足早くアニキがその様を観察しており、ゆうさんがついてきてくれた。 三人でさらに観察を進める。残念なことに写真には取れなかったが網膜には焼きつけた。 そ云えば、この時しまさんはどこへ行ったやら・・・。
お姉ちゃん(否実姉、否義姉)と合流し、昼食を食べるために鰊御殿へ。 17歳の小娘の云うがままに贅をこらして作られた屋敷を案内されながら、北チームは「こんなとこ寒くて住めない」を連発。 アタクシは鰊張りの廊下の感触を裸足で楽しんだ。 昼食は、鰊御前。ここで何故かビールを頼み損ねる。 夕食の量の多さを知らなかったので、お腹一杯食べてしまう。
そして、ウニ宿へ向かうことに相成り申した。
あぁ ウニ。
月曜日、10分程の時間をかけて、オジサマにバフンウニの素晴らしさを語った。 「そこまで云うなら、土産はあるのか」との問いに 「この自慢話が土産です」と答えた。 「お前はイヤな女だな」とのおホメの言葉を頂戴した。
その四年越しの思いを遂げた旅行のコトを書きたいのだけど、 これから猫のえさを注文しなければならず。 猫のえさをネットで注文するのだけど、 先ほどからそれを食べる本人(猫)が邪魔をする。
そして、後ろでは御家人斬九郎の最終回が。
難しいって。
で、 今ウニ食いたい。
生バフンウニを食べずして ウニを食べたと云うべからず
詳細は後日。
とにもかくにも楽しい旅だった
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