天下無敵な過ごし方
ああ、今日も今日だねぇ。
ここんとこの円高のおかげで薔薇が安いのはありがたい
2004年03月31日(水) 今のトコロ珍事

昨日のコトである。
猫の宅配業者が持ってきた段ボール箱。
伝票の送り主には心当たりがなく、備考に

教材文具

と書かれていたので、何かのセールスかあたくしが知らない間に
ゆーこさんが頼んだ??と思った。
副業の会社宛だったのだよ。

開けてみたら、一目でそれと判るタイトルが安っぽくテプラの様なものでラベリングされた、

VHSビデオテープが30本近く

質の悪い冗談か、新手の詐欺商法だと思い、
まず、箱ごとラベルをコピー。
運んできた宅配業者に 着払いの伝票を持ってきてもらうよう依頼。
電話番号の記載がないから、相手に連絡して聞くことが出来ない。
近くの交番へ コピーを持って、事情を説明し、どう云う対応をしたら良いのか相談する。
ま、まだ脅迫めいたことも請求書も何も云われていないし、
兎に角、返送することで意見の一致をみた。
もちろん、交番から所轄の警察署の知能犯罪担当に電話で助言を仰いだ後である。
交番でも ラベルの複写を複写し、今後何かあったらまた相談ということになった。
で、持っていってもらった そのエロビデオらしいものが入った段ボール。
今日、猫の宅配業者のうちの担当営業所から

相手が受け取りを拒否した

と 連絡が入った。
中味がビデオテープだとは云わず、業者に、
荷物は最初こちらに送られてきたのだが、それは間違いだから返送した。
こちらに受け取る義務も何もない。
連絡先が記載されていなかったので、
それを確認することができなかったと伝えて、
できれば相手の連絡先も教えて欲しいと頼んだ。
伝票には 返品 と書いたし、こちらの電話番号も書いてあるので、
何かあるんだったら連絡が来よう。

しかし、返品が届くとも思ってなかったので、
もしかしたら 先方も何か嫌がらせかを受けてるのかもしれない。
どちらも受け取りを拒否したら、あのビデオはどうなるのだろう?
安っぽいから 中味もそうだと思うのだが。



2004年03月29日(月) いつもと変わらない感じの宴と一年に一度の宴

えびの 誕生日と卒業と就職を祝った宴会
は、いつもの通り わりといつものメンツで いつもの場所で。
その幾分か前に 北でさんざんおだり伝説を残してきたまゆっこは、
まだ幾分か おだりを残していて、その残し具合から察するに、
そうとうなモノだったのだろうと思うと、シ
ラフでも酔っ払いでも 相手をしていた方々の気苦労がしのばれる。
って だれもそれで死んでないけど。

えびは いつも通り。

今回、やや目新しいと云えば、えびの後輩のコソカシシサソなる輩なのだが、
以前、初めて会った時に、
「人が名乗ったんだから、ちゃんとその人の名を言え」
と怒った気がする。
ちなみに、名乗ったのはぴろで、
ぴろを「お姉さん」と呼んだから怒ったのだ。
そんな些細なことで、初対面の人に怒るアタクシもどんなもんだか。
ある意味、不思議な間合いがある人で、馴染んでるんだか浮いてるんだか
判らないのだが、彼を酒の肴にして楽しんだ。
特に 約一名。北の言葉で云うなら 彼女がいちばんおだってた。

えびは いつも通り。

この春から、えびも我々と同様(ま、アタクシはそうでもないらしいけど)世の中の荒波にもまれ、
辛酸を味わうのだと思うと うしししと 思うのだが、
きっとえびのことだから、
つつつ〜と涼しげな顔をして、わりとイイポジションにいるのではないだろうか 
なんて思ったりもする。
あぁ、もう少し 自分が優勢な時に 色々しておくんだった。
ぶったりけったりなじったり。 ではなく。

ということで、えび、色々おめでとう。

●一年に一度で鍋シーズンの締めを飾った今年の花見
は、寄せ鍋。
まぁ、手抜きと云えば手抜きで、鍋の原点と云えばそうかもしれないという、
当初の予定のカレーに反対したヒトが来られなかった 
と、変なオチ付きの宴。
うららか という言葉がぴったりのまさに お花見日和 の日曜日。
目指すは、光が丘公園。
前日から ぴろに手伝ってもらい、
当日は、前夜のえび宴会の疲れをやや感じつつ、
そのまま泊まったぴろやおにおと共に準備をし、
タクシーで出掛けたのはいいのだが、
降りる時に お財布を忘れたことに気が付いた。
出かける直前に ぴろとそのことを話ながら来たのに。
サザエさん病に一度掛かるとダメなのだろうか?
車を降りて、すぐのスーパーで酒を買い込む。


公園は、久しぶりののどかな天気とほぼ満開の桜のお陰で、
祭にようなにぎわいで、既に多くの人々が宴会を始めていた。
我々も去年・一昨年と同じ様な場所に陣取り、まずは一杯。
ふと気が付くと、我々から1シートおいた先に、去年もいた
ポマード・ちょんまげ おじさんが、去年と似たような服装で、
仲間と宴会をしていた。
今年は 犬はいなかったけど。
つまみを食べつつ、準備が淡々と進む中、
みわっちんぐ、おんちゃんが登場し、
ほどなくして つかねえが来た頃、鍋も煮えた。
ちょっと昼寝をしたら、たっちゃんが遂に登場。
何を話すでもなく、何に興じるわけでもないのだが、
ただ 楽しく 飲んで食べて笑って飲んで飲んで笑って食べた。

うす暮れになって、風も肌寒くなったところで、鍋もほぼ無くなったので、
お開き。

ま、今回も無事におわったということで。
一年の宴の集大成といったら過言?

来年の花見に向けて 今年一年 また鍛練する。

軍鶏あたり。どう?



2004年03月26日(金) うーくん

うーくんは アタクシが生まれて初めて心から世話をした鳥である。
その名から察するがごとく、雄のうぐいすだった。

この時期、うぐいすの声がそこここで聞こえはじめると、思い出す。

久里浜に住んでいたから、小学校2年生の 春休みぐらいだったと思う。
湘南の知り合いの家に遊びに行った時に、その家に飼われていた鳥で、
その鳥を保護した人が、転勤で飼えなくなったから引き取ったと聞いたことを記憶している。
うぐいすを実際に見るのは その時が初めてで、
冴えない羽の色、ずんぐりとしたカラダに似つかない華奢で小枝の様な足、
まだあの有名な鳴き声を上手くさえずれない その鳥が、
妙に気になり、その家にいる間中、カゴから離れず鳥を眺めていた。
昔から その家の人たちは アタクシたち兄弟には甘く、アタクシのそんな様子にほだされたのか、
おばさんは、世話が出来るのなら持って帰ってもいいよ と云ってくれた。
母親も特に反対をしなかったので、
・毎朝毎晩 生き餌と練り餌 をあげる
・毎朝 水浴びをさせる
・毎晩 カゴに布をかぶせる
をすることを約束して、生き餌や練り餌、水浴び用のカゴも一式貰って、
意気揚々と家に連れて帰った。

うーくん と 単純だが、そう名付けた。

その頃は、官舎に住んでいた。
セキセイインコは飼っていて、世話はしていたのだが、
アタクシの鳥ではなく、手乗りでもなかったので、特に愛着はわかなかった。
うーくんは、うちにいる間はアタクシの鳥である。
学校に行く前の時間、以前より少し早起きをして、うーくんの世話をする時間にあてた。
体調が悪い日以外は、約束通り自分で世話をしカゴの掃除もした。
生き餌の虫も触るのが怖くも気持ち悪くもなく、
毎回曲芸のように上手く虫をぴっと捕らえて食べる様を見るのが面白かった。
水浴びが大好きで、なかなか水浴び用のカゴから戻らないもんだから、
家を出なければならない時間が迫るとやきもきして、
半べそをかきながら、母親にその後の世話と後片付けを頼んで、
慌てて出ていった日もあった。

そのうちに、さえずりも上手になり、同じ官舎の人たちは、
好い声が聞こえて気持ちが良いと 誉めてくれるようになった。
学校の友達でも近所の子でも、うぐいすを飼ってる子なんていなかったから、自慢だった。
作文にも書いた。
声よりも 見てくれが悪い姿に愛着が沸いて、よく絵に描いて遊んだ。
早起きも慣れてしまえば 辛くはなく、手慣れてきたせいもあって、
世話そのものを楽しんでいた。

最初にうーくんを保護した人は、父親の同僚だった。
父親が、うぐいすを貰い受けたことをその人に話をしたらしい。
まだ会ったことのないおじさんから電話を貰い、
世話をちゃんとしていることを誉められ、餌についてアドバイスを貰った。
そのアドバイスにしたがって、キャベツやレタスなど、
青菜をすりつぶして練り餌にまぜるようにした。
その頃、まだ生のキャベツが食べることが出来たので、
自分とうーくんとが 同じ食物を食べているのが嬉しかった。
別に アタクシがうぐいすのように綺麗な声で鳴けるわけでもないのに。

野鳥だから、世話をしていても決して慣れることはなく、
カゴの扉を開けて、外へ出してしまえば、決してカゴに戻ってきてくれる
鳥ではなかった。
普段のカゴと水浴び用のカゴの入り口同士を合わせて出入りさせていたのだが、
ある日、ぶつかった拍子で入り口がずれ、うーくんはカゴの外へ飛び出してしまった。
運悪く、窓が開いていて、そちらへ向かっていったのだ。
「うーくんっ!!」と 反射的に名前を叫んだ時、
その声に驚いたのか、外が眩しかったからなのか、
そのままUターンしてカゴの上にとまった。
急いで窓を閉めて、うーくんを捕まえ カゴに入れ戻した。
自分のために戻ってきてくれたのだと思いたかった。

おじさんは、アドバイスをくれた時、
もう少し経ったら自然に帰してあげなくてはいけない。
とも伝えてくれた。

4月の半ば頃か。
その少し前から、うーくんの様子がおかしくなった。
カゴの中をせわしなく動いては、体を竹ひごにぶつける。
天井にもぶら下がる。
このままでは死んでしまうと思い、アドバイスをくれたおじさんに電話をした。
山に帰してあげる時期だね。
お嫁さんを貰って 子供を育てる頃なんだよ。
と 予想はしていたけど聞きたくなかったことを云われた。
それでも 最初に飼った時から、本でも読んで判っていたので、
覚悟はしていたのだと思う。
次の土曜日、学校から帰り、同じく半ドンで帰ってきた父親と車で山へ行った。
そこは至る所でうぐいすの鳴き声がして、うーくんもカゴの中でせわしなく一緒に鳴いていた。
「ここらへんでいいな」と車を止めて降りた父親の後に、うなだれてカゴを抱えて車を降りた。

カゴの戸を引き上げてもなかなか外には出ようとしない。
きっと あたしと一緒にいたいんだ。山に帰りたくないんだよ。
このまま連れて帰ろうよ。
そう思った。
が、
つんつんと 止まり木をわたり、入り口に止まって、ちょっと様子を窺ったようにして、
そして、ぱたぱた と 外へ飛び出した。
が、体がこわばっていたらしく、5メートルほどで、
上手く飛べずに落ちていった。
父親が、追い立てに山を少し降りていったら、
また捕まるのかと思ったのか、急ぎ ぱたぱたぱた と
今度は上手に 木々立っている奥の方へ飛んでいってしまった。

あたしとカゴは そのまま置き去りで。

帰り、からっぽのカゴを抱きながら ずーっと泣いていた。
うぐいすの たくさんの ほーほけきょ という声を聞きながら、
ぐずぐず 泣いていた。
父親は、泣くなとも云わず なぐさめもせず、
ただ黙って車を運転していた。


その後暫くして、あることをきっかけに生のキャベツが食べられなく嫌いになった。
食べられないからといって未練はなかった。




その年の両親からの誕生日プレゼントは、2羽の文鳥のひなだった。




2004年03月24日(水) 錬金術

昨日、結構思い通りにザックを動かすことが出来ず、
と云うより、
もう4年近く使っているフォトショップもイラストレーターも
たけぞ氏任せなので、全然使いこなせないことに問題があるのだが、
思う通りの作業が出来ず、時間だけが過ぎて、
やる気は消えて、色々上手くいかない世の中よ なんて謳ってみたりして、
薔薇をカルテットで3〜4杯飲んで寝てみた。

※カルテットなんて飲み方はない。況んや ダブルの倍以上 ってこと。

寝たら 起きる時間で、起きたら早い。
今日は多少ぐずぐずしたものの、目が覚めて20分後には 家を出た。

どば〜っと仕事。
昨日のアレが尾を引いている。爆裂した本人以外。
何もかもが一気に彼を同僚外と見なしている雰囲気。
当の本人は、本日 現場につき 出社せず。
すごぶるご機嫌な声で 電話が何度か。
その声は、昨日爆裂したと思われる5分後にも聞いた。
信じられないぐらい、一度爆発したら恥じらいも何もなく
ただご機嫌な状態に戻る。
怖過ぎて 言葉がない。
経費も給料も気も社内一使う割には、
会社への貢献が少ない人間と見なされてしまった
天敵専務。

自ら言い出したことを速やかに実践していただくために
退路をふさぎ 外堀をうめることにした。
もちろん アタクシの一存で。
それについては おいおい。


帰宅時間が遅かったので、ちゃっちゃと夕飯を済ます。
ようやくエンジンがかかり、その後、電話をしながらも
ず〜っと ポスター作りに励む。

ようやく プリントアウトまで。

明晩にそれと 張り合わせ・台紙貼り・裁ち落としまで一気に。

で、5月の芝居の席料が出来上がる。
ここまできて毎度思う。
予定通りに進めておけば、今頃余裕なのにねぇ。
今回丸2日遅れの作業工程。

朝 起きられるだけでは 自慢もくそもない?
にひひ




2004年03月23日(火) 大人気ない

日が落ち、ようやく一日の仕事も終りに近付き、
さっきまで一緒にわひわひしていたゆーこさんがいなくなったと思ったら、
なんとも中途半端な表情でかん様たちのところから戻ってきた途端、
専務が会社を辞めることを告げた。

理由がとても大人気なく、
辞めることを宣言した時の状態も聞けば、
たとえ零細企業と云えども会社の役員たるモノがする行為なのか?
と思うぐらいのコトだったので、
まさか 嘘でしょう と問うと、
本当だと云う。
社長も ここまで云われる筋合いも屁ったくれもないから、
引き止めもしない。自由にしてくれ 状態なのらしい。

如何せん 知らないところでぼっ発してしまった。
その全てが嘘のようにお粗末なので信じられない。

で、宣言したまではいいのだけど、
辞める時期にあたっては 社長の判断に任せると云う。
最後の決断を結局自分で出来ない奴なのだ。

今、自分がどれだけ会社に利益をもたらしたのか、
一生懸命エクセルで表を作成しているらしい。
そんなものを表にしてどうするのか?通信簿でも作れば良いのか?
ついでに、彼がパニクったり段取りが悪かったり、僻っぽかったりするお陰で、
どれだけこちらに迷惑が掛かっていたのかも 表にして欲しいものだけど。


ま、辞められても、多少業務分担が増える程度なんだろうけど。
所詮 その程度のヒトだったし。


以前の苦い体験で、酔っ払って電話を掛けきて、
くどくどと何か云われるのが嫌だから、着信拒否にしようかと思ったのだけど、
それも大人気ない気がして止めた。


ただひたすら ああいう手合いのヒトとは関わり無しでいくがよい。



2004年03月16日(火) 哀しきクレーマー

同じ過ちを2度おかすのは、あほぅモノ。
それが、仕事だったらもってのほかで、
それが、大企業だったら命取り?


同じ人に3回同じ失礼があったら、
それはその人に対してとてつもなく失礼なのではないかと思う。
それを我慢しないで伝えて下さったということだけで、ありがたい。
言葉が荒げていない分だけ、怒りが伝わる。
3回目のそれが発生してしまった時、
アタクシの それまで列ねた詫び言葉が 嘘の羅列 となり、
わざわざ直接電話をして過った 担当者の詫び行為は 偽善 となった。

配達員は分かるだろうか?
考えも気遣いも無しで気安くしてしまった行為が、打ちのめした信頼の重さを。

あんたがアタクシに失わさせた顧客とアタクシのやる気を
あんたに償わせたい。

と 云ったところで、どうしようもなく。

決して声を荒げなかったのだか、しょっぱなの電話で、
「クレームだから、責任者に繋げて下さい」と云った言葉を
くんでくれた あおしまの配送会社のうちの管轄の営業所。
きちんと対応してくれた挙げ句、出向いてコトの詳細を聞きに来てくれた。
よそはどうか知らないが、この営業所に関しては、文句はない。
うちの管轄であること・対応が早くてしっかりしているから、
アタクシからのクレームを受けなくてはいけないのも申し訳ないのだが、
電話を受けた責任者も出向いてくれたチーフも、
そこに伝えるまでに、アタクシが受けたクレームの言葉の激しさを感じとってくれているのが嬉しい。
正直、言葉荒々しく、口汚く罵られるのは、堪える。とてつもなく。

コトが起きてしまって、
そのお客さまからの信頼も失ってしまったのは、もうどうしようもない。
そこから、何を学んでどう改善するのかが 目下の課題。
どう、自分より大きい企業に働きかけられるのか。

そんな風に考えを発展させられるようになったのは、この人とおつきあいをさせていただいているお陰かも。

出向いてくれた営業マンは、アタクシがクレームを云う時にしか会わない。
「おきさんに 誉められる為に伺いたいのですよねぇ」
なんて云われた。
他でも云われた。
よほど 人を誉めず、厳しいと思われているよう。
面と向かって本人に云うのが照れる。お礼は云うけど。

まあ、そんなことは さておき、
今回のクレームに対してどう回答が来るか。
そして、アタクシは 多分自分の気休めでしかないのだろうけど、
クレームを伝えうちとの決別を言い放ったお客さまに、
せめて直筆で、お詫びをお伝えしようと思うのだ。

ただ 垂れ流しの感情任せの文句だったら誰でも言えるかもしれない。
相手に反省と改善を促しさせる余地を残す 所謂ご意見。
受け止めるプロ(カスタマー?)も 発せられるプロ(クレーマー)も
哀しいかもしれない。 



2004年03月15日(月) あぁ

帰宅して1時間ほどしか経っていないのに、
まだ、暴れん坊将軍がおれの命は天下の命とかも云ってないのに、
すでに かなり眠い。

中学生の頃、やはり毎晩9時頃には寝ていて、
それがテスト期間中だろうがなんだろうが、
お構い無しだった。
ことを思い出した。
みちえさんは、テスト勉強しようがしまいが、
犬の散歩と食事の後片付けの手伝いさえすれば、
何も小言を云うヒトではないし、
遅くまで勉強したからといって よい点が取れる保障はないのだから、
まぁ、そういうことだったのだ。

今は 犬を飼っているわけではないし、
食事の後片付けは 手伝いではないのだ。

素敵。
寝よう。





2004年03月14日(日) 肝心なことは未だ・・・

昨夜、一日半以上ぶりに帰ってきた夫・たけぞ氏。
そのころ、アタクシは、既に酔っ払っていて しかもやや機嫌と気分が悪かったと見え、
テレビ番組がつまらないだの 気持ち悪いだの と
さんざん悪態を付きながら寝ていたとの報告を 朝に受けた。

な〜んとなく思い出したが、思い出したところで何になるわけでもないので、
止めた。

今日も会社に行くと云うので、一緒に出掛けた。
クリーニングと本屋と薬屋に行きたかったのだ。
薬屋は午後にならないと開店しないので、一連の用事を済ませた後、
たけぞ氏とブランチを食べ、駅まで見送り、コーヒーショップでさらに時間を潰した後、
ようやく開いた様なので訪ねてみると、店主(否否さんではない)は一日留守とのことだった。
ポスターの案を出したかったのだが、それは明日にすることにした。

もう少し書き込んでもよい と 思いつつ、
三味線の稽古をして、洗濯物をたたんで、アイロンをかけてみて、
夕飯を作って、食べて るうちに、
どうでもよくなったので、このまま寝てしまおうかとも思っている。
もちろん、稽古の後からは さりげなくビールなどの飲み物がついているのだから、
けっこういいかげんにイイ気分。

当初の予定では、今夜あたりは、絵が出来てインストールも済んで、
細かなところをやるかやらないか ぐらいだったのだが、
これに限って云えば、ほとんど予定などたてるのが無駄。

明日になれば、やる気の神様が訪ねてくるだろうから、
それでいいか。

物の怪が呼んでるし。



2004年03月13日(土) ごった

●その1
今朝、掃除をする前に片付けをしていたら、ちゃぶ台の上にメモ書きを見つけた。
それには、こう書かれていた。


因果なカラス盆に腹病む


北の御方が 人生の悟りのひとつという感で ホテルの(ゆうさんかあたくしかどちらかの∴とどのつまりは他人のなのだけど)ベットに寝転びながら 云った言葉である。

それを書き留めておけと云われたようで、筆はあたくしのもので、御大層にカラスのイラストが添えてある。直筆だったら、前に貰った自画像へのへのもへじの下にでも貼っておくのだが。

●その2
上方では ふぐ のことを ふく と呼ぶらしく、それが福と語呂合わせで縁起がイイから 昨日はそう表記したのだけど、この間 フグ仲間で行った その店は、一見居酒屋風で敷居が低く、店の人も奢った感じがなくて大層気が良かったから、一層よかった。味・人・店が程よくあっていて、居心地のイイコト。とは云っても、味に評判のある店だから、そこの空揚げと雑炊と焼き白子はなんとも旨く、空揚げは、部位が分かるように骨ごと揚げていて、その部位ごとに違う味を楽しめる。骨ごと揚げてるから、食べずらいのではあるけれど、そこを器用に食べ尽くすのもまた一興。雑炊は、鍋を堪能した後にその汁で作ってもらうのだけど、そこにいれる白子の大胆なこと。3腹はいれた。火が通りかけたところで身をくずし、雑炊に惜し気もなく溶かす。なんともまろやかで口当たりが柔らかい雑炊。普段だったら殆ど料理も終りぐらいだと、お腹も一杯なので、お代りなどしないのだが、椀に2杯も貰ってしまった。焼き白子は、ぷりっぷりのよく太った白子をそのまま一人一腹。焼けてやや堅くなった薄皮を箸で刺してぺろりんと破り剥くと、とろりと柔らかな身がお目見え。塩をぱらぱらとかけて、ちょっとずつつまんでは舌に乗せると、淡雪のごとく口の中でとろけて無くなってしまう。舌鼓がぽぽぽんと鳴るあの独特の甘味がなんともいえず、恵比寿顔に自然となる。そして、その名傍役であるフグヒレ酒も数枚を一気にくれるものだから、その後は、普通の熱燗でコトが足りる。3〜4杯ぐらいは風味を出すことが出来た。もちろん、アルコールをさほど飛ばさなかったからなのだろうけど。
内容に比べたらお得なのだけど、それでもふく料理なのでそうやたらめったら行けない。また 来シーズンのお楽しみ。


●その3
昨日、北からプレゼントが届いた。贈り主は、北の小人の所縁の方で、その人がらに好感と興味を抱いている方なのだ。この間は残念なことに会えなかった。なんとまぁ、たいそう面白そうなもので、たけぞ氏がいるならすぐにでもやりたかったのだが、昨日の朝駅で別れた後、会っていないのだ。この絵札を書いている漫画家をたけぞ氏は大層好きらしいので、欲しがったりさわったりするかもしれないが、あたくしの許可なくしてはお触り厳禁にしておこう。にひひ。


●その4
このところ、また物の怪やら妖怪の類にココロひかれているようで、今日京極夏彦の「巷説百物語」を読み終えた。前に杉浦日向子の百物語を持っていたと記憶するのだが、とんと見当たらない。長野に持っていったのか?大御所水木しげるにそろそろ・・・と思ったりするので、今度の内職手当てが出たら、どど〜んと大人買いしてみようかと思う。
京極夏彦は おんちゃんに似ていて、まゆっこにも似てると思うのだが、どうだろう?今の処、前者の賛同者は居ない。


●その5
はかりごと・くわだてごと は、それを考えている時が一番楽しい。
一見無理そうでも、具体的にイメージをしてみると、存外そうでもない気になる。出来ると思ったら、5割は可能なのだそうだ。関係がないが前出の京極氏はインタビューで「小説を書くと云うことは、頭にあった物語を文字で埋めていく作業のことである」と云ってた。つまりイメージしたものを現実に表わすことをしているのだそうだ。あたくしは、宴会という頭の中に浮かんだイメージを現実に表わすのが好きなのだ。そのイメージ宴会に浮かんだメンツを浮かんだ会場に連れてくる、そこに酒肴を用意する算段をするのが好きなのだろう。日頃のそれはさておき、今はふたつみつ大きいのをイメージしている。それをいつ何処で・・・は 時がきちんと告げるだろう。


今日は いや 今日も 酒が旨い。
にひひ にひひ





2004年03月12日(金) 文章完成テスト

というものらしい。昨日食べた 福 についてはまた後日。
今は 舌に残った味の記憶を堪能中。

1、子供の頃、私は(生意気で面白いコだと云われた)
2、私はよく人から(羨ましがられる) 
3、家の暮らしは(まんぞくまんぞく)
4、私の失敗は(笑いを誘う)   
5、家の人は私を(こよなく愛する) 
6、私が得意になるのは(いつでもどこでも)
7、争いは(売るより買う。そして買い叩く)      
8、私が知りたいことは(見えない大事なこと)
9、私の父は(大魔人。全てを与えてくれた)     
10、私がきらいなのは(くそ根性がまがったしみったれ) 
11、私の服は(流行を無視する)     
12、死は(必ず訪れる。怖くはない)        
13、人々は(大いなる勘違いをする)       
14、私のできないことは(数字を読むこと) 
15、運動は(出来たら気持ちがいい)      
16、将来は(さらに強くなる)      
17、もし私の母が(あの時諦めずにいたら、今の私は存在しない) 
18、仕事は(面白いのが7割り占める)     
19、私が(一番のやっかい) 
20、夫は(たけぞ) 
21、時々私は(沈む)  
22、私がひかれるものは(明るいものではない) 
23、私の不平は(いつか昇華されてる) 
24、世の中は(なこそながれてなおきこえけれ) 
25、私の兄弟は(近くて遠い他人) 
26、職場では(お局を気取る) 
27、私の顔は(どんどん変わる) 
28、今までは(今まで) 
29、女は(愛嬌と度胸) 
30、私が思いだすのは(ならった唄) 
31、家では(勝手気侭) 
32、私を不安にするのは(たけぞの曇り顔) 
33、友達は(自分で作った財産) 
34、わたしはよく(夢を見る) 
35、もし私が(女優だったら時代劇には絶対出る) 
36、私の母には(親孝行がしずらい) 
37、もう一度やり直せるなら(なんてことはしたくない) 
38、男は(可愛いと思う) 
39、私の眠りは(健やか) 
40、学校では(外ばかり見てた) 
41、恋愛は(面白いけど長続きはしない) 
42、もし私の父が(大魔人でないなら 何さ?) 
43、自殺は(すればいい。あたしはしないけど) 
44、私が好きなのは(笑うこと) 
45、私の頭脳は(時々明晰。たいがい迷走) 
46、金は(天下の廻りもの。腐る前に使うが良し) 
47、私の野心は(どでかい) 
48、妻(たるもの なんて ぷ〜!) 
49、私の気持ちは(風まかせ) 
50、私の健康は(わりにいい) 
51、私が残念なのは(上手く言葉に出来ないこと)
52、大部分の時間を(好きに過ごす)
53、結婚は(してみてもいい)
54、調子のよい時は(歌うし踊る) 
55、どうしても私は(旅をする) 
56、家の人は(協力的)
57、私が羨ましいのは(小さい鞄)
58、年をとった時(きっと顔中笑いジワだらけ)
59、私が努力しているのは(努力しないこと)
60、私が忘れられないのは(もらった気持ち)


むむぅ。



2004年03月11日(木) あれやそれや

これやかれやは 置いて行き、
今シーズン初にして、多分ラストの

ふく 料理

食べに行って参る。

あぁあぁ。

ふくふく〜



2004年03月08日(月) 次は

京都。
来月に。

今朝 決まった。というより 決めた。
今回は、宴会が目的ではなく、もちろん 観光でもない。
粋なところで 三味線を弾く為。

染井吉野は散ってしまっているだろうけど、
山桜や八重桜は 丁度見ごろか。
さりとて、吉野の山までは見に行かないけど、
きっとうっすらと染まっている山を見ることぐらいは・・・。

たけぞ氏もきっと京都なら行くだろう。
あたくしに 大覚寺も仁和寺も先を越されては 口惜しいだろうし。

兎に角 久しぶりの京都である。
マゲの本拠地でもある。
武者震いなんぞしてみようかのぉ。



2004年03月07日(日) これが天下無敵の面相でぃ

●誰も彼もが 気持ちよく暖かく 「楽しんできて」と
声を掛けてくれたのだけど、
もれなく「道で寝ないでね」がついてきてた。
記憶にあるなかでは、去年はなかった。
そろそろ 道寝は卒業かも。道休みはちとしてる。

●わりと日頃ののねがま宴会のメンツでは、
はめをはずしたり、大声を出したり、奇怪な行動をとったりせずに、
品行方正飲ん兵衛の標だった ゆうしゃんが、
行きの飛行機の中、着陸寸前のところで、手をぱたぱたと左右に振っていた。
どうしたのかと尋ねると、「嬉しいから見えないしっぽを振ってるの」
・・・・・・・?
・・・・・・・・・・。
みなみしゃんも心配だけど、ゆうしゃんも心配になる。
新札幌や南札幌など、サッポロと云う言葉で 耳をたて、興奮。
まだ 余計な言葉がついているから落ち着け と
暴れ馬をあやすがごとく落ち着かせる。
かく云うアタクシは 恵庭 という言葉が流れる度に
沢田研二が脳内ステージで 勝手にしやがれ を歌っていたが。

●羽田では我慢。千歳空港で1缶。
駅には、モへちん・みなみ亭ねこまつむ吉・やぎママさんが出迎えてくれて、
たっての希望で そのまま 昼でも酒が飲める店 千●へ。
おやじな立ち飲み屋に似合わない 
酒を呑まない ねこまつむ吉・やぎママ、
見た目は似合ってないかもしれない ゆうしゃん ら と
すっかり馴染んでる モへちん。
異質な雰囲気を店の真ん中でつくり出しつつ、乾杯。
そこにKPが多忙な時間の合間に合流。
ここから、だらだらとさして途切れるふうもなく、宴会が始まる。

●メンツのせいなのか、
さしてピッチが乱れることもなく、量が多いわけでもなく、
淡々と楽しく宴は場所を移りつつ 繰り広げられ、
二度の ホテルの部屋での飲み会をお開きにして、解散。

それでも 日付変更線を越えていなかった。

●朝、すっきっりと目がさめる。
頭は痛くないし、顔も腫れていないし、気持ちも悪くない。
珍しく、朝御飯だって食べた。そこそこしっかりと
こんな 北の朝は 記憶にない。

●機内にビールを持ち込んで、呑んだ。
つまみも忘れなかった。

●家に帰り着くまでが宴会
という1号(モへちん)の言葉を胸に刻んだ帰路の途中。
「あなたの面相が素敵なので手相を見せて下さい」と云われた。
誰にものを云ってるんだ?という台詞を飲みつつ、
「あらそうですか」と 適当にしていたのだが、
みるみないもハッキリしないで、なんだか喋り出したので、
「人を待たせて急いでいるので」と 一応丁寧に断わりを入れてその場を離れた。
家に帰りつき、たけぞ氏に土産の甘味を渡し、メールを打って、
ビールのプルタブをプシュとひきあげて はいおしまい。


次は どこぞへ?



2004年03月06日(土) では

ゆうさんのお供?で ススキノへ。

明日の今頃がすんげぇ二日酔になってなきゃいいけど。



2004年03月05日(金) 望むがまま

その1
気張って仕事はしない。
頑張りもしない。

その2
目口姐さんと呑みたかったので、呑みに下町まで。
イイ気分 イイ気分。

その3
用意周到に 明日 北で呑む。
えぇえぇ ススキノで。
もう、「札幌に行く」とは云わない。
「ススキノへ呑みに行く」と云う。

嘘ではなく それ以外にはない。


全ては 望んだこと。



2004年03月04日(木) 素直だから とも

今週は 0時からマゲチャンネルで京極夏彦特集。
冬だけど、妖怪や物の怪てんこもり。
御贔屓の漫画「百鬼夜行抄」も読み返したり何ざして。
お陰で夢にも妖怪や物の怪が出てくるもんだから、騒がしい。
で、内心は怖いんだけど、妖怪にもえばったりえばったりえばったりしていて、
妖怪界のお局だったりしているアタクシ。
見たものや、願望になんて素直なんだろうと感心のため息。
普段は、霊力や霊視力などちっとも持ち合わせていないのだけど。
見鬼でもない。

昨日は、そんな妖怪世界とマゲ世界と現との狭間を
薔薇の力で あっちこっちと楽しんでいる時、

あたしきちー

と 酔いもぶっ飛ぶタイトルと、

それはどこぞのきちーさんか??

と たまげる映像を
送りつけヤがった 北の人。
とうとう気が触れたのかと思った。


幼少の頃は嫌いじゃなかったのだけど、
あの狂ったようなキチーブームのしつこさに嫌気がさして、
他人をからかうのには良いけれど、
とある銀行でそのグッズをえさにカードの入会を進められそうになった時は、
えんらく迷惑そうで憎々しい顔をしてみたりなんぞして。
ごめんね、おねえさんには罪はないのだけど、毎日声を掛けられるもんだから、
ついね。

あ〜だこ〜だで 明日行けばまた週末。
どうやら 気候も上向き加減だとか。
今日は、童謡の春よこいが頭の中で流れてた。



2004年03月03日(水) よどみ

今週は 気持ちがよどんでいる時が多く、
その割に仕事が進んでいる。
進んでいるから よどんでいるのか?
あそびが足りない。
感情が きっちきちに巻かれた弦のようだ。

イライラしているのも 上記の様なことも
自分の中の別の自分は「へ〜」とタニンゴトのように見ていて、
面白がっている風でもある。
勝手に その感情の原因は・・・なんて分析しているし。

まぁ、こんな状態の時は、さして大変なこともなく、
そのうちに 別の風が吹いて一掃され、
また違う感情が張り出して、それに被われるのだろうが。

自分のカラダに天気図を書いてみると、
結構その時の季節と似ているのでは???
春に近付くこの時期は、周期的に機嫌がよくなったり悪くなったり。
おお、今度マジックでカラダに等圧線でも書いてみようか!


微笑みの国の仕事場、アオニサイでヒヨッコがあたくしとの連絡役に。
が、K氏はまだまだそのヒヨッコにアタクシのお守?を一任出来ないらしく、
すべての連絡はCCで私にも下さいね。と云ってきた。
最近 K氏のやることに卒が無くなりつつあって、突っ込めなくなってきたから、
ここは一つお局大上段でヒヨッコを鍛えようかと思っていたのになぁ。


肩書きがありながら自分のコトだけでパニクって、
人をさんざん引っ掻き回して、イイトコ取りだけする上司。
何処にもいるんだよなぁ と思うと、
このところ、小康状態だった天敵度がアップしてきた 天敵専務のカップに
雑巾汁をいれるのは もうしばらく止しておこうと思ったりした。


今日は 稽古はしない。
何となく こんなんで弾いては、申し訳ない。

この週末、遠出をして呑む。
きっと うっさうっさしたものが、落ちてすっきりするに違いない。



2004年03月02日(火) 再び芸の話

酔った時に 何か芸を披露してみたりしたら、
それはそれで カッコウが付くのでは なんて思ったので、
白波五人衆の口上を覚えようかと目論見中。

芸のためなら女房を泣かすのがナニワの男の生きる道なら、
芸のために旦那にないてもらうのが江戸のオンナの粋の道。
なんて。
たけぞ氏も 何となく音トリと口三味線を覚えてしまったようで、
人の稽古の傍らで、ちんとん と鳴いている。

最近、さりげなく 仕事量(項目)が増えてきてしまっている様なのだが、
それを楽々とこなしているように見せるのも、事務屋の芸の一つで、
その芸ゆえに、現場の所長さんたちと対等に話せるようになった今日この頃。
電話だと、所謂「作り声」ってやつで、どうしても声をやや高くしてしまうので、
きっと 先方は、あたくしのことを若くて可愛らしい事務のオンナのコ
と思っているに違いない。
この声だけは、そう思い込まれる自信はある。
まさか、電話線のその先の声の主がこんなだとは、
おしゃかぁ〜さまでも きがつくめぇ〜


おあとがよろしいようで。


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